JP5191031B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
従来より、パチンコ遊技機において、例えば遊技領域のほぼ中央部に表示装置を備えたセンター役物が配置されている。このようなセンター役物では、その内部に特別遊技領域が形成されており、遊技領域からワープルートを介してその特別遊技領域に導入された遊技球を内部に設けられたステージ(スロープともいう)上で転動させるとともに、導入された遊技球を遊技領域へ戻す際に始動入賞のチャンスが与えられることによって、遊技者の興趣を高めている。
また、ステージに設けた仕切り板上を遊技球がゆっくりと転動し、勢いが弱まった遊技球をステージの前後に落下させたり、ステージに設けた一対のレール板の片方を揺動駆動してレール板間隔を変化させたりすることによって、遊技球の動きの多様化を図ることが開示されている(特許文献1,2参照)。
特開2002−159659号公報 特開2005−312902号公報
これらの文献によれば、仕切り板やレール板を用いることによってステージ上での遊技球の滞留時間が長くなり、遊技球の動きを多様化させて興趣を高める工夫がなされている。しかし、ステージ上での遊技球の勢いがなくなるために、スピード感に欠け、緊迫感が薄れてしまうおそれも大きい。
本発明の課題は、ステージ上の遊技球の動きを多様化させるとともに、遊技球のスピード感を保持することによってインパクトのある遊技球の動きを演出し、遊技者の緊迫感を維持しつつさらに興趣を高めることのできるパチンコ遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明のパチンコ遊技機は、
遊技領域に配置され、その遊技領域から導入された遊技球を内部に設けられたステージ上で転動させる特別遊技領域と、
前記遊技領域から前記特別遊技領域に遊技球を導入するために前記ステージの一端側に配置された導入口と、
その導入口から導入された遊技球を前記ステージの他端側に案内するメインルートと、
そのメインルートよりも低く位置し、かつそのメインルートの側方に併設されるサイドルートと、
前記メインルートの中途部に設けられ、そのメインルートの案内面を転動する遊技球の進路を妨げて他端側への通過を困難とする障害付与手段と、を備え、
前記メインルートには、前記導入口から導入された遊技球を案内方向へジャンプさせて放出するために、下向き凸となる前記案内面を有する放出台が前記導入口寄りに配置される一方、
前記障害付与手段は、その放出台からジャンプした遊技球を着地させるために、前記案内方向に沿って所定間隔で飛び石状に配置され、かつ前記案内方向と交差する上下方向に各別に往復運動可能な複数の着地台で構成され、
前記導入口から導入後、前記メインルートの案内面を流下し前記放出台からジャンプした遊技球は、前記複数の着地台の上端部に形成された前記案内面が前記案内方向に沿って面一状に並ぶときには、それら複数の着地台の案内面を通過して前記ステージの他端側に配置された入賞口に到達可能であり、前記複数の着地台の案内面が前記案内方向に沿って高さが不揃いに並ぶときには、前記入賞口側に通過困難となって前記サイドルート上に落下し、そのサイドルート上を転動して前記遊技領域へ戻されることを特徴とする。
このように、メインルートの中途部に障害付与手段が配置され、その障害付与手段で進路を妨げられることなく通過した遊技球は入賞口に到達し、障害付与手段で進路を妨げられた遊技球はサイドルートを介して遊技領域へ戻される。したがって、メインルートの中途部に障害付与手段が配置されることにより、遊技球のスピード感を損なうことなくインパクトのある遊技球の動きを演出することができる。しかも、メインルートの障害付与手段を通過すればその先に入賞口が位置しているので、遊技者の緊迫感を維持しつつステージ上の遊技球の動きを多様化させて、興趣の向上を図ることができる。
具体的には、メインルートは、遊技領域が形成される遊技盤の盤面に沿い遊技者から見て左右方向に配設されるとともに、サイドルートは、メインルートを挟んで案内方向の両側に配置されていることが望ましい。これによってメインルートを相対的に長く形成することができるので、遊技球の動きに迫力を加えて、興趣の向上を容易に図ることができる。
ところで、メインルートの中途部に配置される障害付与手段は、案内面に凹凸や壁部を形成するだけでもよい。そして、これらの障害付与手段は、案内面に対して固定されたもの、移動可能なもののいずれであってもよい。
例えば、メインルートには、導入口から導入された遊技球を案内方向へジャンプさせて放出するために、下向き凸となる案内面を有する放出台が導入口寄りに配置される一方、
障害付与手段は、その放出台からジャンプした遊技球を着地させるために、案内方向に沿って所定間隔で飛び石状に配置された複数の着地台で構成され、
導入口から導入後、メインルートの案内面を流下し放出台からジャンプした遊技球は、着地台で飛び跳ねながら入賞口又はサイドルートに振り分けられる。
この場合、遊技球は放出台(ジャンプ台)からジャンプして放出され、それを複数の着地台で受け止めるので、遊技球にダイナミックな動きが付与されてインパクトが強められ、一層の興趣の向上を図ることができる。
さらに、複数の着地台は、案内方向と交差する方向に各別に移動可能に構成され、それら複数の着地台の上端部に形成された案内面が案内方向に沿って面一状に並ぶときに遊技球が入賞口側に通過可能とすることができる。このように、複数の着地台を移動可能とすることで、放出台でジャンプする遊技球がどの着地台で受け止められるかの他に、着地台相互の位置関係によっても入賞するか否かに影響するので、さらなる興趣の向上を図ることができる。
なお、この場合に、複数の着地台を案内方向に沿って配置されるクランク軸(又はカム軸)によって駆動すれば、複数の着地台に回転の位相差を容易に設けることができる。
また、障害付与手段は、メインルートの案内面の一部が案内方向に沿う軸線を中心として揺動可能にすることで構成され、案内面の一部が案内方向に沿って水平状に位置するときに遊技球が入賞口側に通過可能とすることができる。このように、メインルートの案内面を揺動可能とすることで、案内面の位置関係によって入賞するか否かに影響するので、さらなる興趣の向上を図ることができる。
なお、この場合に、案内面の一部(案内板等)を案内方向に沿って配置されるクランク軸(又はカム軸)によって駆動すれば、案内面に揺動角を容易に設けることができる。ただし、揺動可能に構成される案内面は、導入口から入賞口に至るメインルートの任意の部分に設けることができる。例えば、上記した放出台(ジャンプ台)の先端部分の案内面を、案内方向に沿う軸線を中心として揺動可能としてもよい。
さらには、障害付与手段は、メインルートの案内面の一部を案内方向と交差する方向(例えば上下方向や遊技者から見て左右方向)に移動可能にすることで構成され、その一部の案内面が周囲の案内面に対して案内方向に沿って面一状に並ぶときに遊技球が入賞口側に通過可能とすることができる。ただし、移動可能に構成される案内面は、導入口から入賞口に至るメインルートの任意の部分に設けることができる。例えば、上記した放出台(ジャンプ台)の先端部分の案内面を、案内方向と交差する方向(例えば上下方向や遊技者から見て左右方向)に移動可能に構成してもよい。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明に係る特別遊技領域が形成されているセンター役物を搭載したパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図、図2はステージを含むセンター役物の一例を示す斜視図である。図1に示すパチンコ遊技機1は、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3には、円形状の遊技領域3aが形成されている。遊技領域3aの下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉(遊技球;遊技媒体)は、発射停止ボタン5aを備えた発射ハンドル5によって遊技領域3aに向けて発射される。遊技領域3aには釘3bが多数立設されているので、レール(図示省略)を通じて遊技盤の遊技領域3aに達した玉は、それらの釘3bに弾かれながら遊技領域3aを落下する。なお、102はスピーカ、103は装飾ランプ類を示す(図3参照)。
遊技領域3aの中央付近にはセンター役物10が配設されている。センター役物10は、所定条件の成立に基づいて実行される抽選処理の結果を特別図柄として表示して遊技者に報知するための液晶表示装置20と、液晶表示装置20の下方に配置されて遊技領域3aから導入された玉を内部に設けられたステージ30上で転動させる特別遊技領域10aとを備える。
センター役物10の下方には、開閉する一対の回動翼片12a,12aを有する電動チューリップ(以下、電チューともいう)12(第1始動入賞口;スタートチャッカー)が配置されている。その電チュー12の下方には、電チュー12への入賞に基づいて実行される大当たり抽選において大当たりしたときに開放する大入賞装置13(可変入賞装置;アタッカー)が設けられている。また、センター役物10の左方には、玉が通過したとき電チュー12を所定の時間及び回数(例えば0.5秒間で1回)だけ開放するための通過ゲート11(スルーチャッカー)が配置されている。なお、符号14は玉を回収するための玉排出口を示す。
図2に示すように、ステージ30は、一端側(例えば、センター役物10の左端側)に配置された導入口31と、他端側(例えば、センター役物10の右端側)に配置された第2始動入賞口(以下、単に入賞口ともいう)32(スタートチャッカー)と、導入口31から入賞口32へ向って玉Bを転動しつつ誘導案内する案内面33aを有するメインルート33と、メインルート33よりも低く位置する後方サイドルート34(サイドルート)及び前方サイドルート35(サイドルート)とを備える。
導入口31は、センター役物10の一端側(左端側)に開口するワープ入口19に連通するワープ出口と兼用され、玉Bをステージ30のメインルート33に導入する。入賞口32は、導入口31からステージ30内部に導入された玉Bを受け入れて入賞させる。
メインルート33には、導入口31から導入された玉Bを入賞口32側へジャンプして放出するために、下向き凸となる案内面33aを有するジャンプ台33b(放出台)が導入口31寄りに配置されている。また、ジャンプ台33bの案内方向上手側(入賞口32側;右側)には、ジャンプ台33bからジャンプした玉Bを着地させるために、案内方向に沿って所定間隔で飛び石状に複数(例えば3個)の着地台33cが配置されている。そして、これらの着地台33cが、導入口31から入賞口32へ向う玉Bの進路を妨げ通過を困難とするための障害付与手段を構成している。
また、後方サイドルート34及び前方サイドルート35は、メインルート33を挟んで案内方向の両側においてそれぞれ平行状に配置されるとともに、遊技領域3aへ玉Bを導出可能である(図1参照)。具体的には、後方サイドルート34はメインルート33の後方側において、メインルート33よりも低い位置に設けられ、メインルート33から落下した玉Bが転動可能である。一方、前方サイドルート35はメインルート33の前方側において、後方サイドルート34よりも低い位置に設けられ、メインルート33から落下した玉Bや後方サイドルート34から落下しメインルート33をくぐった玉Bが転動可能であり、前方側から遊技領域3aへ戻される。
このように、メインルート33は、遊技領域3aが形成される遊技盤3の盤面に沿い遊技者から見て左右方向に配設されるとともに、両サイドルート34,35は、メインルート33を挟んで遊技盤3の前後方向に振り分けて配置されている(図1参照)。
したがって、ステージ30に関する玉Bの挙動は以下の通りである。まず、遊技領域3aからステージ30への玉の導入は、センター役物10の一端側(左端側)に開口するワープ入口19を介してステージ30の導入口31(ワープ出口)から行われる(図1参照)。
導入口31からステージ30のメインルート33に導入された玉Bは、メインルート33の案内面33aを転動する間にジャンプ台33bでジャンプした後、飛び石状に配置された着地台33cでテンポよく弾みながら着地台33c間の隙間を飛び越えて通過した場合には、入賞口32への入賞が保証される(図2(a))。
一方、メインルート33のジャンプ台33bでジャンプした玉Bの案内方向が前後にずれたり、着地台33cにうまく着地できなかった場合には、玉Bは後方サイドルート34や前方サイドルート35に落下し、最終的に前方サイドルート35から遊技領域3aへ戻される(図2(b))。
このように、メインルート33の中途部にジャンプ台33bと着地台33cとが配置されることにより、玉のスピード感を損なうことなく、かつ玉にダイナミックな動きが付与されて、インパクトのある玉の動きを演出することができる。
図3はパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図である。パチンコ遊技機1は、主回路120が搭載された主制御基板100と、アンプ/スピーカ102,装飾ランプ類103及び表示制御基板104を制御する副制御回路(図示せず)が搭載された副制御基板101と、払出装置108を制御する払出制御回路(図示せず)が搭載された払出制御基板107と、発射装置110を制御する発射制御回路(図示せず)が搭載された発射制御基板109とを含む。また、パチンコ遊技機1は、通過ゲート11に併設されたゲート通過検出器111と、電チュー12に併設された第1始動入賞検出器112と、入賞口32に併設された第2始動入賞検出器132と、大入賞装置13に併設された大入賞検出器113と、電チュー12の回動翼片12a,12aを開閉する電チューソレノイド115と、大入賞装置13を開閉する大入賞ソレノイド116と、各基板に所定電圧を供給する電源回路部117とを含む。
主回路120は、CPU(Central Processing Unit)121,プログラム格納用のROM(Read Only Memory)122,ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられるRAM(Random Access Memory)123,入出力インタフェースであるI/O(Input/Output)124等を備える。なお、その他の各基板も、個別にCPU(制御回路)やメモリを備える構成が一般的であるが、図3では省略している。
副制御基板101に搭載された副制御回路は、主回路120より入力される音声制御信号に応じてアンプ/スピーカ102より音声を出力させる。また、副制御回路は、主回路120より入力されるランプ制御信号に応じて装飾ランプ類103の点灯/消灯を制御する。さらに、副制御回路は、主回路120より入力される図柄変動信号を表示制御基板104に出力する。
表示制御基板104に搭載された表示制御回路(制御部)は、副制御回路より入力される図柄変動信号に応じて液晶表示装置20を制御し、特別図柄の変動表示や演出表示を実行させる。
払出制御基板107に搭載された払出制御回路は、主回路120より入力される賞球払出信号に応じて払出装置108を制御する。これにより、遊技者に対して所定数の賞球が玉供給皿4に払い出される。
発射制御基板109に搭載された発射制御回路は、遊技者が発射ハンドル5(図1参照)を操作することに応じて、発射ハンドル5に対応して設けられた発射装置110を作動させ、玉供給皿4に準備された玉Bを遊技領域3aに向けて発射する。発射ハンドル5の操作量に応じて、玉の打出し強さ(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。なお、発射ハンドル5に備えられた発射停止ボタン5aを押下したときは、発射ハンドル5の操作量にかかわらず発射装置110は作動しない。
ここで、図1を用いて、パチンコ遊技機1における遊技の流れ(遊技領域3aでの遊技状態の変化)について概要を説明する。玉が通過ゲート11に入球(ゲート通過)してゲート通過検出器111で検知されると、普図用抽選テーブルを用いた抽選(内部抽選)が行われる。この抽選結果が当たりであると、電チューソレノイド115の励磁により回動翼片12a,12aが所定の時間及び回数(例えば0.5秒間で1回)にわたり開口して、電チュー12に入賞し易くなる。
玉が電チュー12に入賞して第1始動入賞検出器112で検知されたとき、又は玉が入賞口32に入賞して第2始動入賞検出器132で検知されたとき、特図用抽選テーブルを用いた大当たり抽選(内部抽選)が行われる。この抽選結果の当否判定が行われると、液晶表示装置20において、各桁毎に所定時間にわたり特別図柄が変動表示された後、判定結果が大当たりであれば3桁の大当たり図柄(例えば「777」等のゾロ目)が確定表示(停止表示)され、ハズレであれば3桁のハズレ図柄(例えば「246」等のバラケ目)が確定表示される。なお、大当たり抽選の判定結果に基づいて、液晶表示装置20では様々な表示演出が行われる。
液晶表示装置20に大当たり図柄が確定表示されると、「大当たり状態(特別遊技状態)」となり、大入賞ソレノイド116の励磁により大入賞装置13が開放され、玉Bがきわめて入り易い状況をもたらす。大入賞装置13の開放は、大入賞検出器113による所定数(例えば10個)の入賞検知又は所定時間(例えば25秒間)の経過を1ラウンドとして所定ラウンド回数(例えば最高15回)まで繰り返されるので、このような大当たり状態の間に遊技者は多数の賞球を得ることができる。
(変形例)
図4に図2のステージの変形例を示す。図4に示すステージ30’では、図2(実施例1)の複数(例えば3個)の着地台33c(障害付与手段)は、案内方向と交差する方向(ここでは案内方向と直交する上下方向)に各別に移動可能に構成されている。具体的には、各々の着地台33cは、駆動軸線O1が案内方向に沿って配置された着地台用モータ40(電動モータ;アクチュエータ)とクランク軸41とと連結アーム42とによって上下方向に往復運動する。
したがって、図4(a)のように、複数の着地台33cの上端部に形成された案内面33aが案内方向に沿って面一状に並ぶときには、玉は入賞口32側に通過可能となる。しかし、図4(b)のように、着地台33cの案内面33aが案内方向に沿って不揃いに並ぶときには、玉は入賞口32側に通過困難となる。
図4のステージ30’を用いる場合、図3のブロック図に仮想線で示すように、副制御回路より入力される着地台用モータ信号に応じて着地台用モータ40を制御し、着地台33cを駆動する。具体的には、大当たり後の確変中及び/又は時短中に着地台用モータ40を駆動して着地台33cの案内面33aが面一状に並びやすくなるように制御すると、大当たりが連続発生(連チャン)しやすくなる。なお、図4(変形例)において図2(実施例1)と機能を共通にする部分には同一符号を用いて説明を省略する。
(実施例2)
図5及び図6にステージの他の例を示す。図5及び図6に示すステージ130では、案内方向に沿う揺動軸線O2(軸線)を中心として揺動可能に構成されたメインルート33上の案内板133c(案内面33aの一部)が障害付与手段を構成する。具体的には、案内板133cは、揺動軸線O2が案内方向に沿って配置された案内板用モータ140(電動モータ;アクチュエータ)とクランク軸141と揺動アーム142とによって揺動軸線O2を中心として揺動する。
したがって、図6(a)のように、案内板133cの上端部に形成された案内面33aが案内方向に沿って水平状に位置するときには、玉は入賞口32側に通過可能となる。しかし、図6(b)のように、案内板133cの案内面33aが案内方向に沿って(遊技者から見て手前又は奥に)傾いているときには、玉は入賞口32側に通過困難となる。
図5,図6のステージ130を用いる場合、図3のブロック図に仮想線で示すように、副制御回路より入力される着地台用モータ信号に応じて案内板用モータ140を制御し、案内板133cを駆動する。具体的には、大当たり後の確変中及び/又は時短中に案内板用モータ140を駆動して案内板133cの案内面33aが水平状に並びやすくなるように制御すると、大当たりが連続発生(連チャン)しやすくなる。なお、図5,図6(実施例2)において図2(実施例1)と機能を共通にする部分には同一符号を用いて説明を省略する。
また、この場合に、案内板133cを導入口31から入賞口32に至るメインルート33上の任意の部分に設けることができる。例えば、放出台(ジャンプ台)33bの先端部分に案内板133cを形成し、案内方向に沿う軸線を中心に揺動するようにしてもよい。さらには、案内板133cを案内方向と交差する方向(例えば、上下方向や遊技者から見て左右方向)に移動可能に構成し、その案内板133cが周囲の案内面に対して案内方向に沿って面一状に並ぶときに玉は入賞口32側に通過可能とすることができる。この場合の案内板133cも、導入口31から入賞口32に至るメインルート33上の任意の部分に設けることができる。例えば、放出台(ジャンプ台)33bの先端部分に案内板133cを形成し、案内方向と交差する方向(例えば上下方向や遊技者から見て左右方向)に移動するようにしてもよい。
なお、変形例や実施例2において、クランク軸41,141の代わりにカム軸を用いてもよい。
本発明に係る特別遊技領域が形成されているセンター役物を搭載したパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図。 ステージを含むセンター役物の一例を示す斜視図。 図1のパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 図2のステージの変形例を示す正面図。 ステージの他の例を示すセンター役物の斜視図。 図5のステージを示す正面図。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 遊技盤
3a 遊技領域
10 センター役物
10a 特別遊技領域
12 電動チューリップ(第1始動入賞口;スタートチャッカー)
20 液晶表示装置
30,30’,130 ステージ
31 導入口(ワープ出口)
32 入賞口(第2始動入賞口;スタートチャッカー)
33 メインルート
33a 案内面
33b ジャンプ台(放出台)
33c 着地台(障害付与手段)
34 後方サイドルート(サイドルート)
35 前方サイドルート(サイドルート)
40 着地台用モータ(電動モータ;アクチュエータ)
41 クランク軸
104 表示制御基板(制御部)
133c 案内板(障害付与手段)
140 案内板用モータ(電動モータ;アクチュエータ)
O1 駆動軸線
O2 揺動軸線(軸線)

Claims (2)

  1. 遊技領域に配置され、その遊技領域から導入された遊技球を内部に設けられたステージ上で転動させる特別遊技領域と、
    前記遊技領域から前記特別遊技領域に遊技球を導入するために前記ステージの一端側に配置された導入口と、
    その導入口から導入された遊技球を前記ステージの他端側に案内するメインルートと、
    そのメインルートよりも低く位置し、かつそのメインルートの側方に併設されるサイドルートと、
    前記メインルートの中途部に設けられ、そのメインルートの案内面を転動する遊技球の進路を妨げて他端側への通過を困難とする障害付与手段と、を備え、
    前記メインルートには、前記導入口から導入された遊技球を案内方向へジャンプさせて放出するために、下向き凸となる前記案内面を有する放出台が前記導入口寄りに配置される一方、
    前記障害付与手段は、その放出台からジャンプした遊技球を着地させるために、前記案内方向に沿って所定間隔で飛び石状に配置され、かつ前記案内方向と交差する上下方向に各別に往復運動可能な複数の着地台で構成され、
    前記導入口から導入後、前記メインルートの案内面を流下し前記放出台からジャンプした遊技球は、前記複数の着地台の上端部に形成された前記案内面が前記案内方向に沿って面一状に並ぶときには、それら複数の着地台の案内面を通過して前記ステージの他端側に配置された入賞口に到達可能であり、前記複数の着地台の案内面が前記案内方向に沿って高さが不揃いに並ぶときには、前記入賞口側に通過困難となって前記サイドルート上に落下し、そのサイドルート上を転動して前記遊技領域へ戻されることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記複数の着地台は、前記案内方向に沿って配置されるクランク軸又はカム軸によって駆動され上下方向に往復運動する請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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