JP2008235974A - 定電流制御回路および該回路を備えた半導体集積回路 - Google Patents

定電流制御回路および該回路を備えた半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 小規模な回路構成により制御対象であるトランジスタを定電流源化する。
【解決手段】 基準電圧発生回路110は、低電位電源線2に各々のソースが接続され、各々のドレインに各々のゲートが接続され、チャネル幅が異なったNチャネルトランジスタ111および112と、高電位電源線1とNチャネルトランジスタの各ドレインとの間に各々介挿された抵抗113および114を有し、Nチャネルトランジスタ111および112の各ドレイン電圧を基準電圧Vref1およびVref2として出力する。電圧電流変換回路120は、制御対象であるトランジスタ33、34のドレイン電流を基準電圧Vref1およびVref2の差に比例した上限値以内に抑える。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体集積回路の出力バッファ回路の出力電流を一定の上限値以内に制限する回路等として好適な定電流制御回路およびこの回路を備えた半導体集積回路に関する。
半導体集積回路の中には、広い電源電圧範囲において正常動作することが求められるものがある。ここで、電源電圧を高くすると、半導体集積回路を構成する各トランジスタが出力可能な電流値が増大する。このため、電源電圧を高くして半導体集積回路を動作させた場合には、同半導体集積回路の多数の出力バッファ回路の出力信号が同時に立ち上がり、または立ち下がるときに過大なスイッチングノイズが発生し、このスイッチングノイズの影響により、当該半導体集積回路またはその周辺の半導体集積回路に誤動作が引き起こされる、という問題が発生し得る。このような誤動作を発生させないためには、電源電圧が高くなっても出力バッファを構成するトランジスタに過大な電流を流さぬように、出力バッファを構成するトランジスタを定電流源化するのが有効である。従来、このようなトランジスタの定電流源化のための回路として、基準電圧を発生するバンドギャップリファレンス回路と、制御対象であるトランジスタに流れる出力電流の上限値をこの基準電圧に比例した電流値とする電圧電流変換回路とからなるものが一般的であった。なお、この種のバンドギャップリファレンス回路と電圧電流変換回路とによりトランジスタを定電流源化する技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特開平11−154833号公報
ところで、半導体基板上にバンドギャップリファレンス回路を形成するとなると、どうしてもその占有面積が大きくなる。半導体集積回路が正確な定電圧や定電流を必要とするアナログ回路を含む場合には、たとえチップ面積が大きくなったとしても、そのような定電圧や定電流を発生するためにバンドギャップリファレンス回路を半導体基板上に形成する必要がある。しかし、上述したようなスイッチングノイズの抑制を目的として、出力バッファのトランジスタを定電流源化するような用途では、定電流源化の制御のために用いる基準電圧は、バンドギャップリファレンス回路を用いて発生するような高精度の基準電圧でなくてもよい。むしろ、発生する基準電圧の精度はそれほど高くなくても半導体基板上での占有面積の少ない小規模な回路が望まれる。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、小規模な回路構成により制御対象であるトランジスタを定電流源化することができる定電流制御回路を提供することを目的とする。
この発明は、高電位電源線または低電位電源線の一方に各々のソースが接続され、各々のドレインに各々のゲートが接続され、トランジスタサイズが異なった同じ導電型の第1および第2の電界効果トランジスタと、前記高電位電源線または低電位電源線の他方と前記第1および第2の電界効果トランジスタの各ドレインとの間に各々介挿された第1および第2の抵抗を有し、前記第1および第2の電界効果トランジスタの各ドレイン電圧を第1および第2の基準電圧として出力する基準電圧発生回路と、制御対象である電界効果トランジスタに流れるドレイン電流を前記第1および第2の基準電圧の差に比例した上限値以内に抑える制御を行う電圧電流変換回路とを具備することを特徴とする定電流制御回路を提供する。
かかる発明によれば、第1および第2の基準電圧の差は、プロセスパラメータ、高電位電源線および低電位電源線間の電源電圧、温度によってあまり変動しない安定した電圧となる。従って、制御対象である電界効果トランジスタのドレイン電流を電源電圧等に対して安定な上限値以内に抑えることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態である定電流制御回路100を備えた半導体集積回路の構成を示す回路図である。図1において、高電位電源線1は、ボンディングパッド1aを介して、図示しない電源の正極に接続されており、低電位電源線2は、ボンディングパッド2aを介して、同電源の負極に接続されるとともに接地されている。この半導体集積回路における各回路は、電界効果トランジスタ(以下、単にトランジスタという)や抵抗等により構成されており、これら各回路には高電位電源線1および低電位電源線2を介して電源電圧VDDが与えられる。
この半導体集積回路には、複数の出力バッファ3が設けられている。これらの出力バッファ3は、半導体集積回路の内部回路により発生された各種の信号を半導体集積回路の外部の負荷に供給する回路である。各出力バッファ3は、各々のドレイン同士が接続されるとともにゲート同士が接続されたPチャネルトランジスタ31およびNチャネルトランジスタ32と、ドレインがPチャネルトランジスタ31のソースに接続され、ソースが高電位電源線1に接続されたPチャネルトランジスタ33と、ドレインがNチャネルトランジスタ32のソースに接続され、ソースが低電位電源線2に接続されたNチャネルトランジスタ34とを有している。
ここで、Pチャネルトランジスタ31およびNチャネルトランジスタ32は、半導体集積回路の内部回路が発生する信号を入力信号として受け取り、その位相を反転して半導体集積回路の外部の負荷に供給するインバータを構成している。また、Pチャネルトランジスタ33およびNチャネルトランジスタ34は、Pチャネルトランジスタ31およびNチャネルトランジスタ32に流れる各ドレイン電流を各々一定値以下に制限する電流リミッタとして機能する。
定電流制御回路100は、各出力バッファ3のPチャネルトランジスタ33およびNチャネルトランジスタ34の各ドレイン電流を一定の上限値以内に制限する電流制御用ゲート電圧PbiasおよびNbiasを各々発生し、各出力バッファ3のPチャネルトランジスタ33のゲートおよびNチャネルトランジスタ34のゲートに各々供給する回路である。
定電流制御回路100は、基準電圧発生回路110と電圧電流変換回路120とを有する。基準電圧発生回路110は、低電位電源線2に各々のソースが接続され、各々のドレインに各々のゲートが接続されたNチャネルトランジスタ111および112と、高電位電源線1とNチャネルトランジスタ111および112の各ドレインとの間に各々介挿された抵抗113および114とを有している。そして、Nチャネルトランジスタ111および112の各ドレイン電圧は、第1および第2の基準電圧Vref1およびVref2として電圧電流変換回路120に出力される。
ここで、抵抗113および114は、Nチャネルトランジスタ111および112の各オン抵抗に比べて、比較的高い同じ抵抗値を有している。また、Nチャネルトランジスタ112とNチャネルトランジスタ111はトランジスタサイズが異なっており、Nチャネルトランジスタ112のチャネル幅(ソースとドレインの互いに対向している領域の長さ)はNチャネルトランジスタ111のチャネル幅の4倍である。従って、基準電圧Vref1は基準電圧Vref2よりも高くなる。なお、この基準電圧Vref1と基準電圧Vref2との関係の詳細については後述する。
電圧電流変換回路120は、制御対象であるPチャネルトランジスタ33およびNチャネルトランジスタ34に流れるドレイン電流を基準電圧Vref1およびVref2の差に比例した上限値以内に抑える制御を行う回路である。さらに詳述すると、この電圧電流変換回路120は、抵抗125と、高電位電源線1にソースが接続され、抵抗125の一端にドレインが接続され、制御対象であるPチャネルトランジスタ33とともにカレントミラーを構成するカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121と、低電位電源線2にソースが接続され、抵抗125の他端にドレインが接続され、制御対象であるNチャネルトランジスタ34とともにカレントミラーを構成するカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122と、オペアンプ123および124とを有している。
ここで、オペアンプ123は、基準電圧Vref1が逆相入力端子(−入力端子)に与えられ、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧が正相入力端子(+入力端子)に与えられる。そして、オペアンプ123の出力信号は、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のゲートに与えられる。
この構成では、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧が基準電圧Vref1より高くなると、オペアンプ123の出力信号のレベルが上昇してカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧を低下させ、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧が基準電圧Vref1より低くなると、オペアンプ123の出力信号のレベルが低下してカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧を上昇させる、という帰還制御が働く。この帰還制御が働くため、オペアンプ123は、正相入力端子と逆相入力端子とを常に仮想短絡させた状態となり、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧は常に基準電圧Vref1と同じ電圧になる。
すなわち、オペアンプ123は、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレインに接続された抵抗125の端部の電圧を基準電圧Vref1と同じ電圧に制御する第1の電圧制御手段として機能する。そして、本実施形態におけるオペアンプ123は、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のゲート電圧を制御することにより、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレインと接続された抵抗125の端部の電圧を基準電圧Vref1と同じ電圧にする。すなわち、本実施形態におけるオペアンプ123は、第1の電圧制御手段として機能すると同時に、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレインと接続された抵抗125の端部の電圧が基準電圧Vref1と同じ電圧になるようにカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のゲート電圧を制御する第1のゲート電圧制御手段として機能するものである。そして、本実施形態では、このカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のゲート電圧が、各出力バッファ3のPチャネルトランジスタ33に対する電流制御用ゲート電圧Pbiasとなる。
また、オペアンプ124は、基準電圧Vref2が逆相入力端子(−入力端子)に与えられ、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧が正相入力端子(+入力端子)に与えられる。そして、オペアンプ124の出力信号はカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のゲートに与えられる。
この構成では、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧が基準電圧Vref2より高くなると、オペアンプ124の出力信号のレベルが上昇してカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧を低下させ、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧が基準電圧Vref2より低くなると、オペアンプ124の出力信号のレベルが低下してカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧を上昇させる、という帰還制御が働く。この帰還制御が働くため、オペアンプ124は、正相入力端子と逆相入力端子とを常に仮想短絡させた状態となり、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧は常に基準電圧Vref2と同じ電圧になる。
すなわち、オペアンプ124は、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレインと接続された抵抗125の端部の電圧を基準電圧Vref2と同じ電圧に制御する第2の電圧制御手段として機能する。さらに本実施形態においてオペアンプ124は、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のゲート電圧を制御することにより、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレインと接続された抵抗125の端部の電圧を基準電圧Vref2と同じ電圧に制御する。すなわち、本実施形態において、オペアンプ124は、第2の電圧制御手段として機能すると同時に、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレインと接続された抵抗125の端部の電圧が基準電圧Vref2と同じ電圧になるようにカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のゲート電圧を制御する第2のゲート電圧制御手段として機能する。そして、本実施形態では、このカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のゲート電圧が、各出力バッファ3のNチャネルトランジスタ34に対する電流制御用ゲート電圧Nbiasとなる。
電流電圧変換回路210は、高電位電源線1にソースが接続され、定電流制御回路100から出力される電流制御用ゲート電圧Pbiasがゲートに与えられるPチャネルトランジスタ211と、このPチャネルトランジスタ211のドレインと低電位電源線2との間に介挿された抵抗212とにより構成されている。この電流電圧変換回路210では、電圧電流変換回路120のPチャネルトランジスタ121のドレイン電流に比例する電流がPチャネルトランジスタ211に流れ、抵抗212がこの電流を電圧Vpbsに変換して出力する。
電流電圧変換回路220は、低電位電源線2にソースが接続され、定電流制御回路100から出力される電流制御用ゲート電圧Nbiasがゲートに与えられるNチャネルトランジスタ221と、このNチャネルトランジスタ221のドレインと高電位電源線1との間に介挿された抵抗222とにより構成されている。この電流電圧変換回路220では、電圧電流変換回路120のカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電流に比例する電流がNチャネルトランジスタ221に流れ、抵抗222がこの電流を電圧Vnbsに変換して出力する。
電流電圧変換回路210および220により発生される電圧VpbsおよびVnbsは、内部回路において、各種の信号のレベル判定のための基準レベルとして用いられる。
次に本実施形態の動作を説明する。基準電圧発生回路110において、Nチャネルトランジスタ111のゲート閾値電圧をVTNとすると、Nチャネルトランジスタ111に流れるドレイン電流I1は、次式により与えられる。
I1=β(Vref1−VTN)/2 ……(1)
ここで、βは、Nチャネルトランジスタ111のチャネル幅Wとチャネル長(ソースとドレインの間隔)Lの比W/Lに比例した定数である。
一方、Nチャネルトランジスタ112のチャネル幅がNチャネルトランジスタ111のチャネル幅の4倍であり、かつ、Nチャネルトランジスタ112のゲート閾値電圧がNチャネルトランジスタ111と同様にVTNであるとすると、Nチャネルトランジスタ112に流れるドレイン電流I2は、次式により与えられる。
I2=4β(Vref2−VTN)/2 ……(2)
ここで、本実施形態では抵抗113および114の抵抗値をNチャネルトランジスタ112および111の各オン抵抗に比べて十分に高くしており、電流I1およびI2がこれらの高抵抗113および114により絞られるため、I1=I2=Iとなる。このため、次式が成立する。
β(Vref1−VTN)=4β(Vref2−VTN) ……(3)
そして、上記式(3)の左辺と右辺の各々の平方根は等しいはずであるので、次式が成立する。
Vref1−VTN=2(Vref2−VTN) ……(4)
そして、この式(4)を整理すると、次式が得られる。
Vref1−Vref2=Vref2−VTN ……(5)
上記式(5)において、右辺のVref2−VTNは、Nチャネルトランジスタ112のチャネル形成に寄与する実効ゲート電圧であり、この実効ゲート電圧は、半導体集積回路のプロセスパラメータ、電源電圧VDD、温度によってあまり変動しない。従って、基準電圧差Vref1−Vref2も、半導体集積回路のプロセスパラメータ、電源電圧VDD、温度によってあまり変動しない安定した電圧となる。
電圧電流変換回路120では、オペアンプ123によりカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧が基準電圧Vref1と同じ電圧とされ、オペアンプ124によりカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧が基準電圧Vref2と同じ電圧とされる。従って、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121とカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122の各ドレイン間に介挿された抵抗125の抵抗値をRとすると、この抵抗125には、次式に示すように、基準電圧Vref1およびVref2の差に比例した電流Irが流れる。
Ir=(Vref1−Vref2)/R ……(6)
カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121およびカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122にも、この電流Irと同じ電流値のドレイン電流が流れる。そして、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121と各出力バッファ3のPチャネルトランジスタ33がカレントミラーとして動作し、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122と各出力バッファ3のNチャネルトランジスタ34がカレントミラーとして動作するため、各出力バッファ3のPチャネルトランジスタ33のドレイン電流の上限値およびNチャネルトランジスタ34のドレイン電流の上限値は電流Irに比例した値となる。
上述した通り、基準電圧差Vref1−Vref2は半導体集積回路のプロセスパラメータ、電源電圧VDD、温度によってあまり変動しない安定した電圧であるため、電流Irも安定した電流となる。従って、各出力バッファ3の出力電流の上限値も、半導体集積回路のプロセスパラメータ、電源電圧VDD、温度によってあまり変動しない安定した値となる。
電流電圧変換回路210では、電圧電流変換回路120のカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電流(=Ir)に比例する電流がPチャネルトランジスタ211に流れ、抵抗212がこの電流を電圧Vpbsに変換して出力する。また、電流電圧変換回路220では、電圧電流変換回路120のカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電流(=Ir)に比例する電流がNチャネルトランジスタ221に流れ、抵抗222がこの電流を電圧Vnbsに変換して出力する。従って、電流電圧変換回路210および220において発生される電圧VpbsおよびVnbsも、半導体集積回路のプロセスパラメータ、電源電圧VDD、温度によってあまり変動しない安定した電圧となる。
本願発明者は、本実施形態の効果を確認するため、シミュレーションを実行し、温度、プロセスパラメータを各種変えた場合における電流Ir、電圧VpbsおよびVnbsの電源電圧VDDに対する依存性を求めた。図2はその結果を示すものである。この図2に示すように、電流Ir、電圧VpbsおよびVnbsは、電源電圧VDDが1.6V以上の領域では、電源電圧VDDが変化しても殆ど変化しない。また、この電源電圧VDDが1.6V以上の領域において、温度、プロセスパラメータの変化に起因した電流Ir、電圧VpbsおよびVnbsの変化も比較的少ない。電流や電圧の精度がそれ程要求されない装置では、この程度の精度で電流Ir、電圧VpbsおよびVnbsを出力することができれば十分である。
以上説明したように、本実施形態によれば、バンドギャップリファレンス発生回路を用いることなく、定電流制御回路100を構成しているので、定電流制御回路100を半導体基板上に形成する場合の占有面積を小さくすることができる。本願発明者は、この効果を確認すべく、トランジスタのチャネル長が0.35μmである条件の下で定電流制御回路100のレイアウト設計を試みた。この結果、半導体基板上における定電流制御回路100のセルのサイズは、100μm×200μmとなった。通常、半導体集積回路におけるボンディングパッドのサイズは100μm×100μm程度であるので、この程度のサイズのセルであれば、2個のボンディグパッド間に配置することができる。従って、定電流制御回路100を半導体集積回路に設けるに当たって、チップサイズへの影響はない。従って、本実施形態によれば、発生する定電流または定電圧の精度に関する要求がそれ程厳しくない用途であれば、本実施形態による定電流制御回路100を採用することにより、低コストな半導体集積回路を実現することができる。
以上、この発明の一実施形態を説明したが、上記実施形態には各種の変形例が考えられる。例えば次の通りである。
<第1変形例>
図3は上記実施形態の第1変形例である定電流制御回路100Aの構成を示す回路図である。この定電流制御回路100Aでは、上記実施形態におけるNチャネルトランジスタ111および112を用いた基準電圧発生回路110が、Pチャネルトランジスタ115および116を用いた基準電圧発生回路110Aに置き換えられている。ここで、Pチャネルトランジスタ115および116は、各々のソースが高電位電源線1に接続され、各々のゲートが各々のドレインに接続されている。このPチャネルトランジスタ115および116の各ドレインと低電位電源線2との間には、抵抗117および118が介挿されている。そして、Pチャネルトランジスタ116および115の各ドレイン電圧が基準電圧Vref1およびVref2として電圧電流変換回路120に出力される。
上記実施形態における抵抗113および114と同様、抵抗117および118は比較的高い同じ抵抗値を有している。また、Pチャネルトランジスタ115とPチャネルトランジスタ116はトランジスタサイズが異なっており、Pチャネルトランジスタ116のチャネル幅はPチャネルトランジスタ115のチャネル幅の4倍である。従って、基準電圧Vref1は基準電圧Vref2よりも高くなる。
この第1変形例においても、上記実施形態と同様、基準電圧差Vref1−Vref2は、半導体集積回路のプロセスパラメータ、電源電圧VDD、温度によってあまり変動しない安定した電圧となる。従って、この第1変形例においても上記実施形態と同様な効果が得られる。
<第2変形例>
図4は上記実施形態の第2変形例である定電流制御回路100Bの構成を示す回路図である。この定電流制御回路100Bでは、上記実施形態における電圧電流変換回路120が、電圧電流変換回路120Bに置き換えられている。
上記実施形態における電圧電流変換回路120において、オペアンプ123は、カレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレイン電圧が基準電圧Vref1と同じ電圧となるようにカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のゲート電圧を制御する第1のゲート電圧制御手段として機能し、オペアンプ124は、カレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレイン電圧が基準電圧Vref2と同じ電圧になるようにカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のゲート電圧を制御する第2のゲート電圧制御手段として機能した。
これに対し、第2変形例において、オペアンプ123は、出力端子が逆相入力端子に接続されてボルテージフォロワ回路を構成しており、抵抗125におけるカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122のドレインとの接続点とは反対側の端部の電圧を基準電圧Vref1と同じ電圧に制御する第1の電圧制御手段として機能する。そして、オペアンプ124のみが上記第1実施形態におけるオペアンプ124と同様に第2のゲート電圧制御手段として機能する。
この第2の変形例では、Pチャネルトランジスタを定電流源化する電流制御用ゲート電圧Pbiasは発生されず、Nチャネルトランジスタを定電流源化する電流制御用ゲート電圧Nbiasのみが第2のゲート電圧制御手段たるオペアンプ124により発生される。従って、この第2変形例は、制御対象であるトランジスタがNチャネルトランジスタのみであるような半導体集積回路(例えばNチャネルオープンドレイン型の出力バッファを備えた半導体集積回路等)に有効である。
<第3変形例>
図5は上記実施形態の第3変形例である定電流制御回路100Cの構成を示す回路図である。この定電流制御回路100Cでは、上記実施形態における電圧電流変換回路120が、電圧電流変換回路120Cに置き換えられている。
この第3変形例において、オペアンプ124は、出力端子が逆相入力端子に接続されてボルテージフォロワ回路を構成しており、抵抗125におけるカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121のドレインとの接続点とは反対側の端部の電圧を基準電圧Vref2と同じ電圧に制御する第2の電圧制御手段として機能する。そして、オペアンプ123のみが上記第1実施形態におけるオペアンプ123と同様に第1のゲート電圧制御手段として機能する。
この第3の変形例では、Nチャネルトランジスタを定電流源化する電流制御用ゲート電圧Nbiasは発生されず、Pチャネルトランジスタを定電流源化する電流制御用ゲート電圧Pbiasのみが第1のゲート電圧制御手段たるオペアンプ123により発生される。従って、この第3変形例は、制御対象であるトランジスタがPチャネルトランジスタのみであるような半導体集積回路(例えばPチャネルオープンドレイン型の出力バッファを備えた半導体集積回路等)に有効である。
<第4変形例>
図6は上記実施形態の第4変形例である定電流制御回路100Dの構成を示す回路図である。この定電流制御回路100Dでは、上記実施形態における電圧電流変換回路120が、電圧電流変換回路120Dに置き換えられている。
この第4変形例は、上記第2変形例と同様、Nチャネルトランジスタを対象とした電流制御用ゲート電圧Nbiasのみを発生するものであり、制御対象であるトランジスタがNチャネルトランジスタのみであるような半導体集積回路に有効な態様である。
上記第2変形例では、上記実施形態におけるカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121を削除し、オペアンプ123を第1の電圧制御手段たるボルテージフォロワ回路とした。これに対し、第4変形例では、上記実施形態におけるカレントミラー用Pチャネルトランジスタ121をNチャネルトランジスタ126に置き換えてソースフォロワ回路を構成し、オペアンプ123の正相入力端子に基準電圧Vref1を与え、抵抗125におけるNチャネルトランジスタ126のソースとの接続点の電圧をオペアンプ123の逆相入力端子に与える構成とした。
この構成においても、上記第2変形例と同様、オペアンプ123は、抵抗125におけるNチャネルトランジスタ126のソースとの接続点の電圧を基準電圧Vref1と同じ電圧に制御する第1のゲート電圧制御手段として機能する。従って、この第4変形例においても第2変形例と同様な効果が得られる。
なお、第2変形例から第4変形例への変形と同様な変形を上記第3変形例に施すことも可能である。すなわち、上記実施形態におけるカレントミラー用Nチャネルトランジスタ122をPチャネルトランジスタに置き換えてソースフォロワ回路を構成し、オペアンプ124の正相入力端子に基準電圧Vref2を与え、抵抗125におけるPチャネルトランジスタ(ソースフォロワ回路)のソースとの接続点の電圧をオペアンプ124の逆相入力端子に与える構成とするのである。この場合にも上記第3変形例と同様な効果が得られる。
<その他の変形例>
上記実施形態およびその変形例において、抵抗113、114、117、118、125、212および222は、多結晶シリコンをパターニングしたものでもよく、半導体基板上に形成された拡散層でもよい。また、抵抗113、114、117および118は、必ずしも電圧−電流特性が線形である純抵抗である必要はなく、例えば純抵抗とダイオードとを組み合わせたもの等、電圧−電流特性が非線形な抵抗でも良い。また、トランジスタは、ドレイン電圧を増加させた場合にドレイン電流がゲート電圧に応じた電流値において飽和する定電流特性を持った電界効果トランジスタであればよく、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor;金属−酸化物−半導体)型であるか接合型であるかを問わない。
この発明の一実施形態である定電流制御回路100を備えた半導体集積回路の構成を示す回路図である。 同実施形態の効果を確認するためのシミュレーション結果を示す図である。 同実施形態の第1変形例である定電流制御回路100Aの構成を示す回路図である。 同実施形態の第2変形例である定電流制御回路100Bの構成を示す回路図である。 同実施形態の第3変形例である定電流制御回路100Cの構成を示す回路図である。 同実施形態の第4変形例である定電流制御回路100Dの構成を示す回路図である。
符号の説明
100,100A,100B,100C,100D……定電流制御回路、110,110A……基準電圧発生回路、120,120B,120C,120D……電圧電流変換回路、210,220……電流電圧変換回路、3……出力バッファ、31,33,121,211,115,116……Pチャネルトランジスタ、32,34,111,112,122,221……Nチャネルトランジスタ、1……高電位電源線、2……低電位電源線、1a,2a……ボンディングパッド、123,124……オペアンプ。

Claims (6)

  1. 高電位電源線または低電位電源線の一方に各々のソースが接続され、各々のドレインに各々のゲートが接続され、トランジスタサイズが異なった同じ導電型の第1および第2の電界効果トランジスタと、前記高電位電源線または低電位電源線の他方と前記第1および第2の電界効果トランジスタの各ドレインとの間に各々介挿された第1および第2の抵抗を有し、前記第1および第2の電界効果トランジスタの各ドレイン電圧を第1および第2の基準電圧として出力する基準電圧発生回路と、
    制御対象である電界効果トランジスタに流れるドレイン電流を前記第1および第2の基準電圧の差に比例した上限値以内に抑える制御を行う電圧電流変換回路と
    を具備することを特徴とする定電流制御回路。
  2. 前記電圧電流変換回路は、第3の抵抗と、前記第3の抵抗の一端の電圧を前記第1または第2の基準電圧のうち高い方と同じ電圧になるように制御する第1の電圧制御手段と、前記第3の抵抗の他端の電圧を前記第1または第2の基準電圧のうち低い方と同じ電圧になるように制御する第2の電圧制御手段とを具備し、前記第1の電圧制御手段は、前記高電位電源線にソースが接続され、前記第3の抵抗の一端にドレインが接続され、制御対象であるPチャネル電界効果トランジスタとともにカレントミラーを構成するカレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタと、前記カレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタのドレイン電圧が前記第1または第2の基準電圧のうち高い方と同じ電圧となるように前記カレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を制御する第1のゲート電圧制御手段を含み、前記カレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を、制御対象であるPチャネル電界効果トランジスタのゲートに電流制御用ゲート電圧として供給することを特徴とする請求項1に記載の定電流制御回路。
  3. 前記電圧電流変換回路は、第3の抵抗と、前記第3の抵抗の一端の電圧を前記第1または第2の基準電圧のうち高い方と同じ電圧になるように制御する第1の電圧制御手段と、前記第3の抵抗の他端の電圧を前記第1または第2の基準電圧のうち低い方と同じ電圧になるように制御する第2の電圧制御手段とを具備し、前記第2の電圧制御手段は、前記低電位電源線にソースが接続され、前記第3の抵抗の他端にドレインが接続され、制御対象であるNチャネル電界効果トランジスタとともにカレントミラーを構成するカレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタと、前記カレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタのドレイン電圧が前記第1または第2の基準電圧のうち低い方と同じ電圧となるように前記カレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を制御する第2のゲート電圧制御手段を含み、前記カレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を、制御対象であるNチャネル電界効果トランジスタのゲートに電流制御用ゲート電圧として供給することを特徴とする請求項1に記載の定電流制御回路。
  4. 前記電圧電流変換回路は、第3の抵抗と、前記高電位電源線にソースが接続され、前記第3の抵抗の一端にドレインが接続され、制御対象であるPチャネル電界効果トランジスタとともにカレントミラーを構成するカレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタと、前記低電位電源線にソースが接続され、前記第3の抵抗の他端にドレインが接続され、制御対象であるNチャネル電界効果トランジスタとともにカレントミラーを構成するカレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタと、前記カレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタのドレイン電圧が前記第1または第2の基準電圧のうち高い方と同じ電圧となるように前記カレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を制御する第1のゲート電圧制御手段と、前記カレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタのドレイン電圧が前記第1または第2の基準電圧のうち低い方と同じ電圧になるように前記カレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を制御する第2のゲート電圧制御手段とを具備し、前記カレントミラー用Pチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を、制御対象であるPチャネル電界効果トランジスタのゲートに電流制御用ゲート電圧として供給するとともに、前記カレントミラー用Nチャネル電界効果トランジスタのゲート電圧を、制御対象であるNチャネル電界効果トランジスタのゲートに電流制御用ゲート電圧として供給することを特徴とする請求項1に記載の定電流制御回路。
  5. 請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の定電流制御回路と、
    内部回路が発生した信号に基づいて負荷を駆動する出力バッファであって、前記定電流制御回路の制御対象となる電界効果トランジスタを当該出力バッファの出力電流の経路の途中に含む出力バッファと
    を具備する特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の定電流制御回路と、
    前記定電流制御回路の制御対象となる電界効果トランジスタと、前記電界効果トランジスタのドレイン電流に比例した電圧を発生する抵抗とを有する電流電圧変換回路と
    を具備することを特徴とする半導体集積回路。
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