JP2008228988A - 遊技装置体ユニット及び遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技状態に応じた新たな挙動を演出媒体に付与し、しかもその挙動を大迫力で表現することにより遊技状態を確実に遊技者に認識させることができ、遊技者の興味を強く惹き付け続けて興趣を多大に向上させることのできる遊技装置体ユニット及び遊技機を提供すること。
【解決手段】この遊技盤ユニット5は、球20の流下による遊技を実現する遊技盤6と、遊技盤面6a側から視認可能に配置され、転動可能なボール11を通過させる通過路13と、遊技状態に応じてボール11の通過路13内における通過距離を調整する通過距離調整手段16,17とを有することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】この遊技盤ユニット5は、球20の流下による遊技を実現する遊技盤6と、遊技盤面6a側から視認可能に配置され、転動可能なボール11を通過させる通過路13と、遊技状態に応じてボール11の通過路13内における通過距離を調整する通過距離調整手段16,17とを有することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、遊技装置体ユニット及び遊技機に係り、特に転動可能な演出媒体を用いて新規な演出動作を行うことにより、遊技演出の迫力増大及び遊技者の興趣向上を図ることのできる遊技装置体ユニット等に関する。
パチンコ機等の遊技機では、弾球された球が遊技盤面上を流下して、その流下の過程で球が遊技盤面上のゲージ(釘ともいう。)や羽根車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技盤面上に配置された各種入賞口に球が入賞すれば所定の景品球払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に球が流入すれば景品球払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は球の流下における偶然性を利用しつつ球の入賞及び景品球払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
このようなパチンコ機において、最近では遊技盤面上に図柄表示装置や変動入賞装置等の役物が配置されたものがある。
変動入賞装置は、例えば遊技演出用のキャラクター人形等の役物と複数種類の入賞口とを有し、変動入賞装置内に流入した球が、キャラクター人形等の動作に影響されていずれの種類の入賞口に入賞するかを楽しめるように構成されているものである。球が入賞した入賞口の種類に応じて、払い出される景品球数が異なったり、異なる種類の別遊技が開始されたりする。
また、図柄表示装置は、その表示画面に表示された図柄等が変動し特定の表示態様となったときに、遊技者に多量の景品球を獲得させるいわゆる「当たり」を構成するためのものである。遊技機にこの図柄変動装置が配されることにより、遊技盤面の入賞口に球が入賞して所定個数の景品球払出しがされる場合のみならず、図柄変動の結果によっても多量の景品球が払い出されるので、遊技者は図柄の表示の態様に大きく注目することとなる。
さらに近年、遊技盤面上を流下させるだけでなく、球に様々な新しい挙動を付与してその動きを楽しむパチンコ機も提案されている。例えば、非特許文献1には、図柄表示装置の周囲で流下中の球をループスライダーに通過させたりフリッパーで弾いたりすることのできる構成が開示されている。
株式会社三共、フィーバー ジュリー・ザ・ピンボール、平成19年3月8日、インターネット<URL:http://www.sankyo−fever.co.jp/pachinko/2006/julie/index2.html>
しかしながら、非特許文献1に開示のものは、単に流下中の球をループスライダー部分やフリッパー部分に導いて球の挙動を楽しむだけであるので、目新しいうちは興趣が向上するものの次第に飽きられてしまうという問題がある。
この球の挙動は、遊技状態や遊技者が得られる利益に特段結びつくものでなく、遊技者が最も強く興味を持つ景品球獲得という利益に直接関連していないので、遊技者の興味は継続しない。
また、図柄表示装置の周囲の一部の領域内でこのような演出が行われても迫力が増大せず、また、視力の悪い遊技者やお年寄りにとっても見難いという問題がある。そして、このような球の挙動が遊技状態や遊技の状況に応じて、例えば大当たりの予告やリーチ演出に関連付けられて実現されれば、遊技者の興味が減退せず、パチンコ機からの情報呈示を遊技者が確実に認識することができるので望ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、遊技の状況等に応じた新たな挙動を演出媒体に付与し、しかもその挙動を大迫力で表現することにより遊技の状況等を確実に遊技者に認識させることができ、遊技者の興味を強く惹き付け続けて興趣を多大に向上させることのできる遊技装置体ユニット及び遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての遊技装置体ユニットは、遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技装置体と、遊技装置体の表面側から視認可能に配置され、転動可能な演出媒体を通過させる通過路と、演出媒体の通過路内における通過距離を調整する通過距離調整手段とを有することを特徴とする。
演出媒体が遊技装置体上の通過路内を転動通過するので、その新しい動作によって遊技者の興味を強く惹き付けて興趣を向上させることができる。しかも、遊技の状況に応じてその通過距離を調整すれば、遊技者に遊技の状況を確実に認識させることができる。演出媒体による動作を遊技の状況に対応させることにより、遊技者の演出媒体に対する興味が減退せず、遊技者は飽きることなくその演出媒体の動作を楽しむことができる。
ここで例えば、遊技媒体はパチンコ機等の遊技機に用いられる球であり、遊技装置体はその球が流下するための遊技盤であり、遊技装置体の表面は遊技盤面である。演出媒体は、例えば球状でもコイン状でもよく、あらゆる転動可能な形状を含む。遊技の状況は、例えば「信頼度の低い予告演出」が実行される状況(低信頼度予告演出実行状況)、「信頼度の高い予告演出」が実行される状況(高信頼度予告演出実行状況)、「待機状態」、「リーチ演出」が実行される状況(リーチ演出状況)、「大当たり状態」等の種々の状況を含む。
この「信頼度の低い予告演出」とは、例えば回転表示中の図柄が停止する際に所定の態様(例えば、「7・7・7」。)となって大当たりとなる可能性があまり高くない場合に実行される演出である。また、「信頼度の高い予告演出」とは、例えば回転表示中の図柄が停止する際に所定態様となって大当たりとなる可能性が高い場合に実行される演出である。これらの、信頼性を指標する演出が実行される状況については詳細を後述する。
「待機状態」とは、例えば球が始動入賞口に入賞しておらず、表示図柄が回転していない状態(停止表示状態)である。「リーチ演出状況」とは、例えば3桁の表示図柄のうち2桁が既に所定態様を指標する「7」で停止しておりかつ残りの1桁が回転表示中の状態(いわゆる、リーチ状態。)において実行される演出であり、遊技者に大当たりの発生を強く期待させる演出である。「大当たり状態」とは、例えば3桁の図柄が所定態様で停止し、遊技者に対し大量の景品球払出しという利益を確定した状況である。
通過路が、表面側から視認可能に遊技装置体内に埋設されていてもよい。通過路が、遊技装置体内に埋設されていれば、通過路が遊技媒体の流下を阻害することがない。したがって、通過路の配置に高い自由度が生じる。また、遊技装置体内に埋設することにより、例えば遊技装置体全体を大きく利用して通過路を設けることが可能となり、演出媒体による動作を大きく迫力のあるものとすることができる。
通過距離調整手段が、演出媒体に転動力を付与する転動力付与手段と、通過路内で演出媒体を停止させる停止手段とを有して構成されていてもよい。
遊技の状況に応じて転動力付与手段が付与する転動力を調整したり、通過路内を通過中の演出媒体を停止手段によって停止したりすることによって演出媒体の通過距離を調整することが可能となる。例えば、待機状態における演出媒体の通過距離を短く、大当たり状態における演出媒体の通過距離を長くすることができ、その通過距離調整を転動力付与手段によって付与力を調整したり、転動中の演出媒体を停止手段によって停止させることにより実現することができる。
流下中の遊技媒体を通過路内に導入する導入口を更に有し、導入された遊技媒体を演出媒体として用いてもよい。
別途演出媒体を用いる必要なく、流下中の遊技媒体を通過路内に導入して、通過路内を転動通過させることができる。したがって、遊技媒体の挙動に遊技者の興味を惹き付けることができる上に、部品点数削減に寄与することもできる。
演出媒体が通過路内に封入されていてもよい。この場合は、通過路内に封入される演出媒体は遊技媒体と異なることとなる。したがって、例えば、装飾性に富む演出媒体を使用したり、形状に特徴のある演出媒体を使用することができ、その挙動(すなわち、通過路内の転動。)が一層特徴的となって遊技者の興味を強く惹き付けることができる。
本発明の他の例示的側面としての遊技装置体ユニットは、遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技装置体と、遊技装置体の表面側から視認可能に配置され、発光によって伸縮表示を行うバー表示手段と、バー表示手段の表示長を調整するバー表示長調整手段とを有することを特徴とする。
例えば、遊技の状況に応じてバー表示の表示長を変化させれば、遊技者に遊技の状況を高い演出性をもって確実に認識させることができる。バー表示の表示長を遊技の状況に対応させれば、遊技者の演出媒体に対する興味が減退せず、遊技者は飽きることなくそのバー表示による演出を楽しむことができる。
本発明の更に他の例示的側面としての遊技装置体ユニットは、遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技装置体と、遊技装置体の表面側から視認可能に配置され、転動可能な演出媒体を通過させる複数の通過路と、演出媒体を複数の通過路のうちいずれの通過路に通過させるかについて決定する通過路決定手段とを有することを特徴とする。
通過路決定手段が、複数の通過路のうちいずれの通過路に演出媒体を通過させるかを決定するので、遊技演出のバリエーションが増大して興趣性が向上する。例えば、複数の一連の通過路を連通させて配置し、その通過路内の途中に通過路決定手段を配置することにより、遊技の状況に応じて途中の通過路までで演出媒体を停止させ、その後の通過路を通過させないように構成することもできる。また、複数の通過路が分岐するように配置し、その分岐点に通過路決定手段を配置することにより、遊技の状況に応じて演出媒体が異なる分岐路を通過するように構成することもできる。
本発明の更に他の例示的側面としての遊技機は、遊技機の周囲を囲む筐体枠と、上記の遊技装置体ユニットと、遊技装置体を保持して筐体枠に対して前面開閉可能に揺動支持された機枠と、遊技装置体に対して一定距離以上離間して配置された前面透明板と、遊技装置体の周囲を囲んで装飾する装飾部材を保持し、機枠に対して前面開閉可能に揺動支持された装飾枠と、遊技媒体を遊技装置体の上部に向けて発射する発射ユニットとを有することを特徴とする。
この遊技機は、上記の遊技装置体ユニットを有しているので、遊技者に対して確実で飽きの来ない遊技演出を行うことができる。したがって、この遊技機で遊技を行う遊技者は、遊技の状況を容易に理解しつつ飽きることなく強い興味を持ち続けて楽しく遊技を行うことができる。
演出媒体を表現し、かつ演出媒体の動作と連動する映像を表示可能な映像表示装置を更に有してもよい。映像表示装置に表示される映像と演出媒体の動作とが連動しているので、映像と演出媒体の動作とが協働して遊技の状況を呈示することができる。したがって、一層飽きられにくく興趣性の高い遊技演出を行うことができる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、演出媒体が通過路内を通過するという新規な演出動作を行ったり、バー表示を行ったりすることにより、演出性の高い遊技演出を実現したり遊技の状況を確実に遊技者に認識させることができ、遊技者の興味を強く惹き付け続けて興趣を多大に向上させることができる。
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の外観を示す外観斜視図である。このパチンコ機2は、筐体枠4、遊技盤ユニット(遊技装置体ユニット)5、機枠9、前面ガラス(前面透明板)10、装飾枠12、上皿(球皿)14、球発射ユニット(図示せず。)を有している。
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の外観を示す外観斜視図である。このパチンコ機2は、筐体枠4、遊技盤ユニット(遊技装置体ユニット)5、機枠9、前面ガラス(前面透明板)10、装飾枠12、上皿(球皿)14、球発射ユニット(図示せず。)を有している。
パチンコ機2は、組合せ式パチンコ機、封入循環式パチンコ機、雀球機等を含む。また、遊技機としてはパチンコ機の他に、各種ゲーム機やアーケードマシン等を概念することができ、要するに遊技媒体の流下による遊技を行うあらゆる遊技機に本発明を適用可能である。
筐体枠4は、このパチンコ機2の周囲を囲むための枠体であり、平面視略長方形に構成されている。材料としては、木材・樹脂・金属等が適用可能であり、本実施の形態1においてはアルミニウムが用いられている。筐体枠4は、パチンコ機2の上下面及び左右側面を囲み、前方から見て左側面側には機枠9及び装飾枠12を揺動支持するためのヒンジ部(揺動支持部)22が設けられている。
遊技盤ユニット5は、遊技装置体としての遊技盤6、図柄表示装置(映像表示装置)7、演出ユニット8を有して構成されている。図2に、この遊技盤ユニット5を正面から見た正面図を示す。
演出ユニット8は、遊技媒体としての球20とは異なるボール(演出媒体)11、ボール11を通過させるために遊技盤面(表面)6a全体に埋設された通過路13、起点13aにあるボール11を発射する弾発ユニット(転動力付与手段。通過距離調整手段の一部。)16、通過路の途中でボールを停止させるストッパー(停止手段。通過距離調整手段の一部。)17、通過路の終点13bから起点13aまでボール11を揚送する揚送ユニット18を有して大略構成されるが、詳細については後述する。
遊技盤6は、このパチンコ機2において球20の流下による遊技を実現するための遊技装置体である。遊技盤面6aには、略円形状に周囲を囲むようにレール飾り26が取り付けられ、このレール飾り26の内側面26aが遊技盤面6aに対して立設して遊技領域6bを画定している。
その遊技領域6b内の略中央部には図柄表示装置7が設けられている。そしてその図柄表示装置7の周囲に多数のゲージ27、普通入賞口28、始動入賞口29、大入賞口29a、アウト口30、その他の各種役物(例えば羽根車等。)が配置されている。
図示しない球発射装置により球20が遊技領域6b内の上部に向けて発射されると、球20がゲージ27に衝突してその流下方向を変えつつ遊技領域6b内を流下するようになっている。その流下の途中で、あるものは普通入賞口28に入賞して一定数の景品球払出しの契機となり、あるものは特別入賞口28aに入賞して普通入賞口28への入賞時よりも多数の景品球払出しの契機となり、あるものはいずれの入賞口にも入賞せずにアウト口30からパチンコ機2の外部へと排出される。
図柄表示装置7は、例えば液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等により構成されて遊技盤面6a側から視認可能に設けられ、その表示画面(映像表示面)7a上に映像表示を行うものである。この表示画面7a上には、例えば、3桁の数字又は文字等より構成される表示図柄7bが回転又は停止するように映像として表示される。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像7cも表示画面7a上に表示されるようになっている。
球20が始動入賞口29に入賞すると、表示画面7a上の表示図柄7bが回転表示を開始し、徐々に速度を落として停止表示するようになっている。その停止表示の際の表示図柄7bが所定の態様(例えば、「7・7・7」。)であれば「大当たり」となり、大入賞口29aが開放して多量の球20を入賞可能とする。大入賞口29aに多量の球20が入賞すれば、それに伴い多量の球20が景品球として払い出され、遊技者は大きな利益を得ることになる。一方、停止表示の際の表示図柄7bが所定の態様以外である場合には、「外れ」となり、大入賞口29aは開放せず、遊技者は景品球を獲得することができない。
このように、図柄表示装置7の表示画面7a上に表示される表示図柄7bの停止態様は、遊技者にとって大きな利益が得られるかどうかを決定するものであるので、遊技者は遊技中に遊技盤面6aの中央部分、すなわちこの図柄表示装置7の近傍に強い興味を惹かれている。
なお、この図柄表示装置7においては、後述するように演出ユニット8の動作に連動して演出映像7cが表示されるようになっている。すなわち、後述する弾発ユニット16によるボール11の弾球発射のタイミングに合わせて表示画面7aの図2中左上隅に向かってボールが飛んでいくような演出映像7cが表示されるようになっている。
演出ユニット8は、このパチンコ機2における遊技中の遊技の状況を遊技者に対して呈示する機能を有する。ここで、遊技の状況とは、遊技者に対して付与される利益(例えば、景品球等。)、利益獲得の期待値、表示画面7a上での映像表示等の演出等に基づき変化する遊技中の状況である。本実施の形態1においては、例えば、図柄表示装置7の表示図柄7bが停止表示している状況(すなわち、球20が始動入賞口29に入賞していない状況。)を「待機状態」、回転表示中の表示図柄7bが所定態様で停止するとの期待値が低い予告演出が実行される状況を「低信頼度予告演出実行状況」、回転表示中の表示図柄7bが所定態様で停止するとの期待値が高い予告演出が実行される状況を「高信頼度予告演出実行状況」、表示図柄7bの3桁のうち2桁が所定態様で停止したリーチ状態において演出が実行される状況を「リーチ演出状況」、表示図柄7bが所定態様で停止表示した状態を「大当たり状態」ということとする。
なお、パチンコ機2は、予め内部に複数種類の予告演出を有しており、遊技の状況に応じて、いずれかの予告演出を選択して実行することが可能となっている。例えば、表示図柄7bの回転表示中に、その表示図柄7bが停止する際の停止態様が所定態様となるか否かについての抽選がパチンコ機2内部で行われる。その抽選の結果、停止態様が所定態様であることが決定した場合に、パチンコ機2は回転表示中に予告演出を行うか否かを決定する。予告演出を行うと決定した場合に、複数の予告演出の中から1の予告演出を選択して実行するが、そのときに高い頻度で選択される予告演出を「信頼度の高い予告演出」という。反対に、所定態様が決定した場合であってその予告演出が実行される場合に、低い頻度で選択される予告演出(換言すれば、所定態様でないことが決定した場合であってその予告演出が実行される場合に、高い頻度で選択される予告演出。)を「信頼度の低い予告演出」という。
図3は、この遊技盤ユニット5の側方部分断面図である。図3においては、通過路13内のボール11の流れを理解容易とするため、断面位置を適宜変更している。また、ゲージ27及び後述するストッパー17の記載を省略している。図2及び図3に示すように、演出ユニット8の通過路13は遊技盤面6a全体を巡るように遊技盤6内に埋設されている。すなわち、通過路13は遊技盤面6aを座ぐり形成された上で透明樹脂等の透光性の蓋部材で封止され、遊技盤面6aと面一となるように設けられている。
この通過路13は、内部に封入されたボール11を転動通過させるためのもので、表示画面7aの図2中左上部近傍を起点13aとして始動入賞口29の上部近傍に設定される終点13bまでボール11が通過可能とされている。その終点13bから起点13aまでは、遊技盤6の裏面側に設けられた揚送ユニット18によってボール11が揚送されるようになっており、このボール11は、通過路13〜揚送ユニット18間を循環するようになっている。
揚送ユニット18は、揚送モータ18aとそのモータ軸に結合する揚送スクリュー18bとを有している。揚送スクリュー18bは循環路18c内に配置され、終点13bに至ったボール11を揚送モータ18aの回転によって起点13aにまで揚送する。
通過路13の起点13a近傍には、ボール11を発射するための弾発ユニット16が配置されている。この弾発ユニット16は、ボールを弾球する発射槌、その発射槌を退避方向に回転させるロータリーソレノイド、発射槌を弾球方向へと付勢するバネ等を有して構成され、ボール11が通過路13内を転動通過するように発射するものであるが、詳細は省略する。
通過路13の途中には、ストッパー17(17a,17b)が配置されている。このストッパー17は、発射されて通過路13内を通過してきたボール11をその位置で停止させるためのものである。ストッパー17は、例えば遊技盤6の裏面側から通過路13内に進退する停止板及びその停止板を進退駆動するソレノイドを有して構成されるが、詳細は省略する。
このストッパー17及び上述の弾発ユニット16がボール11の通過距離調整手段として機能している。本実施の形態1においては、「低信頼度予告演出実行状況」の場合にストッパー17aが通過路13への進入状態となり、ボール11の通過距離を短距離に調整する。「高信頼度予告演出実行状況」の場合にストッパー17aが退避状態となると共にストッパー17bが進入状態となり、ボール11の通過距離を長距離に調整する。そして、「待機状態」又は「大当たり状態」の場合はストッパー17a,17b共に退避状態となり、ボール11が終点13bまで至るようになっている。
ストッパー17は、本実施の形態のように、1の通過路13の途中に配置されている場合には、停止手段として機能するが、もちろん複数の通過路が連続していてその通過路と通過路との間にストッパー17が配置されている場合、又は複数の通過路が分岐していてその分岐路にストッパー17が配置されている場合、このストッパーは、ボール11をいずれの通過路に通過させるかを決定する通過路決定手段として機能する。すなわち、その進退動作によって、後続する通過路を通過させないように決定したり、分岐する通過路の内の一方の通過路を通過するように決定する機能をこのストッパー17は有することとなる。
なお、これらの弾発ユニット16によるボール11の発射、ストッパー17(17a,17b)の進退動作、揚送モータ18aの回転駆動及びそれらの動作と演出映像7cとの連動は、このパチンコ機2全体の動作制御を行う遊技制御回路基板(図示せず。)や図柄表示装置7の映像表示制御を行う図柄表示制御回路基板(図示せず。)からの制御指令に基づいて実現される。
また、図中では理解容易のために弾発ユニット16を遊技盤6の前方から視認可能な位置に配置した構成について記載している。もちろん、そのような構成でもよいが、遊技盤6の前方から視認不可能となるように、遊技盤6の裏面側に弾発ユニット16を配置したり、弾発ユニット16の前方側を例えば装飾機能を有するカバー部材で覆うように構成してもよい。
機枠9は、遊技盤6を保持するための枠体であり、その中央近傍に遊技盤6を取り付けるための取付け開口が形成されている。取付け開口の周囲に遊技盤6を着脱可能に取り付けるための取付け部を有し、機枠9は遊技盤6の周囲を囲むように構成されている。その機枠9は、筐体枠4の前方に配置されてヒンジ部22において筐体枠4に揺動支持され、筐体枠4に対して前面開閉可能に揺動支持されている。
前面ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。前面ガラス10は透明平板ガラスで形成され、遊技盤6との間に球20が流下する流下空間を形成する機能、遊技者が前面ガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないように不正アクセスを防止する機能、を発揮する。
前面透明板としてはガラス素材の前面ガラス10の他に、もちろん透明アクリル等の樹脂材料が使用されてもよい。また、本実施の形態1においては、前面ガラス10が装飾枠12に保持されるが、前面ガラス10が遊技盤6の前面に取り付けられて、遊技盤6と共に機枠9に保持されるように構成されていてもよい。
装飾枠12は、前面ガラス10又はその周囲を囲む装飾部材32を保持するための枠体である。本実施の形態1においては、装飾枠12は、前面ガラス10及び装飾部材32の両方を保持している。その装飾枠12は、機枠9の前面側に配置されてヒンジ部22において機枠9と共に筐体枠4に揺動支持され、機枠9に対して前面開閉可能に揺動支持されている。
装飾枠12は樹脂又は金属によって形成され、その中央部に遊技者が遊技盤6を視認するための透視孔が形成されており、その透視孔を覆うように前面ガラス10が取り付けられている。その前面ガラス10の周囲には、パチンコ機2を装飾するための造形・色彩・ランプが付された装飾部材32が取り付けられ、パチンコ機2の遊技演出に寄与している。
上皿14は、球20を発射ユニットに導くべく貯留するためのもので、下皿14aと共に遊技者の持ち球を貯留する機能を有する。上皿14は、パチンコ機2の前面であって遊技盤6の下方、すなわち装飾枠12の下方部分に配置され、下皿14aは、その上皿14の更に下方に配置されている。本実施の形態1においては、上皿14と下皿14aとを別々に構成しているが、もちろん上皿14と下皿14aとが一体となって1つの球皿が構成されていてもよい。
上皿14は、景品球としてパチンコ機2から払い出された球20を受け取る機能や、その球20を球供給装置(図示せず。)を介して発射ユニットに導くべく貯留する機能を有している。遊技終了時には、遊技者が球排出ボタン14bを操作することにより、球20を上皿14から下皿14aへと排出することができるようになっている。
発射ユニットは、球供給装置によって上皿14から発射位置に送り出された球20を遊技領域6bの上部に向けて発射(弾球)するためのものである。球発射装置は、例えば発射位置の球20を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球のための力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、機枠9に取り付けられている。その発射ユニットによる球発射のため、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射ハンドル15がパチンコ機2の前面下方に設けられているが、詳細は省略する。
次に、このパチンコ機2における演出ユニット8の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、この実施の形態1においては、揚送ユニット18の揚送モータ18aは常時回転駆動されているものとする。
遊技開始前の状態においては、ボール11は起点13aに停止保持されている。遊技者が、このパチンコ機2で発射ハンドル15を操作することにより遊技を開始すると(S.1)、球20が遊技領域6bの上部に発射されて流下する。ここで球20が普通入賞口28や特別入賞口28aに入賞したり入賞口に入賞せずにアウト口30に流入したりするものの始動入賞口29に入賞しない場合(S.2)、パチンコ機2は「待機状態」であり、弾発ユニット16は動作せず、ボール11は移動しない(S.3)。
球20が始動入賞口29に入賞すると(S.2(Y))、表示図柄7bが回転表示を開始する。ここで、パチンコ機2内部において予告演出が行われか否かが決定される(S.3)。予告演出が行われることが決定された場合(S.3(Y))、その「信頼度の低い予告演出」が選択された(「低信頼度予告演出実行状況」)か否かが判断される(S.4)。
「信頼度の低い予告演出」が選択された場合(S.4(Y))、表示画面7aにボールが飛んでいく演出映像7cが表示され、それに連動してストッパー17aが進入状態となり、そして弾発ユニット16が1回だけ駆動されてボール11を発射する(S.5)。
ボール11は、通過路13内を転動通過して進み、ストッパー17aの位置で停止する(S.6)。その後、表示図柄7bが所定態様以外の態様で停止(いわゆる「外れ」。)した場合は(S.7(N))、ストッパー17a,17b共に退避状態となり、ボール11は終点13bにまで至る。そして、揚送ユニット18により起点13aまで揚送され、起点で停止保持される(S.8)。
表示図柄7bが所定態様で停止した場合は(S.7(Y))、パチンコ機2は「大当たり状態」となる(S.9)。そうすると、ストッパー17a,17bが退避状態となり、弾発ユニット16が繰り返し駆動される(S.10)。それにより、ボール11が通過路13内を繰り返し循環し、遊技者に対して「大当たり」であることを高い演出性をもって報知する。それに伴い、遊技盤面6a上の報知ランプ33も点滅を繰り返し、一層高い興趣性で大当たり報知を行う(S.11)。
一方、「信頼度の高い予告演出」が選択された場合(S.3(N))、表示画面7aにボールが飛んでいく演出映像7cが表示され、それに連動してストッパー17aが退避状態となると共にストッパー17bが進入状態となり、そして弾発ユニット16が1回だけ駆動されてボール11を発射する(S.12)。
ボール11は、通過路13内を転動通過して進み、ストッパー17bの位置で停止する(S.13)。その後、表示図柄7bが所定態様以外の態様で停止(いわゆる「外れ」。)した場合は(S.7(N))、ストッパー17a,17b共に退避状態となり、ボール11は終点13bにまで至る。そして、揚送ユニット18により起点13aまで揚送され、起点で停止保持される(S.8)。
表示図柄7bが所定態様で停止した場合は(S.7(Y))、パチンコ機2は「大当たり状態」となる(S.9)。そうすると、ストッパー17a,17bが退避状態となり、弾発ユニット16が繰り返し駆動される(S.10)。それにより、ボール11が通過路13内を繰り返し循環し、遊技者に対して「大当たり」であることを高い演出性をもって報知する。それに伴い、遊技盤面6a上の報知ランプ33も点滅を繰り返し、一層高い興趣性で大当たり報知を行う(S.11)。
[実施の形態2]
上記実施の形態1においては、球20と異なるボール11が通過路13内に封入されている場合について説明したが、本実施の形態2においては、遊技領域6bを流下中の球20が通過路13内へと導入されて演出媒体として利用される場合について説明する。
上記実施の形態1においては、球20と異なるボール11が通過路13内に封入されている場合について説明したが、本実施の形態2においては、遊技領域6bを流下中の球20が通過路13内へと導入されて演出媒体として利用される場合について説明する。
図5は、本実施の形態2に係る遊技盤ユニット5の正面図である。なお、本実施の形態2において上記実施の形態1と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
この実施の形態2においては、遊技盤面6aに球20を通過路13内に導入するための導入口34が形成されている。そして、通過路13の起点13aから終点13bに至る経路の途中には、導出口35a,35bが形成され、それぞれシャッター部材36a,36bによってこの導出口35a,35bが開閉可能とされている。通過路13の終点13b近傍には導出口35cが形成されている。
導出口35aから遊技盤面6a上に導出された球20は、普通入賞口28へと導かれるようになっており、導出口35bから遊技盤面上に導出された球20は、普通入賞口28よりも多数の景品球払出しを可能とする特別入賞口28aへと導かれるようになっている。また、導出口35cから遊技盤面上に導出された球20は、始動入賞口29へと導かれるようになっている。
この実施の形態2に係るパチンコ機2においては、発射ユニットによって発射されて遊技領域6bを流下中の球20が導入口34から通過路13内に導入される。そして起点13aに停止保持された球20が弾発ユニット16によって発射されて通過路13内を転動通過する。
パチンコ機2が「信頼度の低い予告演出」を選択した場合にはシャッター部材36aが開放し、「信頼度の高い予告演出」を選択した場合にはシャッター部材36aが閉鎖すると共にシャッター部材36bが開放するようになっている。したがって、「低信頼度予告演出実行状況」の場合には、弾発ユニット16によって発射された球20が導出口35aから導出されて普通入賞口28へと入賞する。そして、「高信頼度予告演出実行状況」の場合には、弾発ユニット16によって発射された球20が導出口35bから導出されて特別入賞口28aへと入賞する。
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の形態3に係る遊技盤ユニット5の正面図である。この実施の形態3においては、通過路13の代わりに、遊技盤面6aにその全体を巡るようにバー表示を行うバー表示手段40が埋設されている。このバー表示手段40は、例えばLED41等の発光手段により構成されている。多数のLED41が並んで配列されており、起点40aから終点40bにかけてバー表示が伸縮するように発光表示可能となっている。
図6は、本発明の実施の形態3に係る遊技盤ユニット5の正面図である。この実施の形態3においては、通過路13の代わりに、遊技盤面6aにその全体を巡るようにバー表示を行うバー表示手段40が埋設されている。このバー表示手段40は、例えばLED41等の発光手段により構成されている。多数のLED41が並んで配列されており、起点40aから終点40bにかけてバー表示が伸縮するように発光表示可能となっている。
そのバー表示の表示長は、例えば、図示しない遊技制御回路基板内に統合的に実装配置されたバー表示制御回路(バー表示長調整手段)によって調整される。すなわち、表示画面7aにボールが飛んでいくような演出映像7cが表示されると、それに連動して起点40aからバーが延びるようにバー表示が行われる。そのバー表示は、パチンコ機2が「信頼度の低い予告演出」を選択した場合は、位置Pまで延びるように表示長が調整される。そしてパチンコ機2が「信頼度の高い予告演出」を選択した場合は、位置Qまで延びるように表示長が調整される。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。例えば、上記の実施の形態1,2においては、遊技制御回路基板又は図柄表示制御回路基板からの指令に基づき、弾発ユニット16が自動的に駆動制御される場合について説明したが、パチンコ機2が備える演出ボタン31aを遊技者が操作することにより、弾発ユニット16が駆動されてボール11が発射されるようになっていてももちろんよい。また、このような通過路13を遊技盤6に埋設するのでなく、例えばセンター役物等の遊技演出体にその一部として設けてももちろんよい。
なお、上記実施の形態1,2では、遊技盤6の内部に通過路13を埋設してその通過路13に演出媒体(ボール11又は球20)を通過させているので、盤面6aを大きく使った大迫力の遊技演出を実現することができる。そのように盤面6aを大きく利用して遊技演出を行っても球20の遊技領域6bの流下に殆ど影響を与えることがなく、流下による遊技自体の遊技性を損なうことはない。もちろん、上記実施の形態3に係るバー表示手段40においても同様の効果を得ることができる。
特に、実施の形態2にて説明したように、球20を始めとする各種遊技媒体を演出媒体として通過路13内に導入し、その遊技媒体が通過路13内を通過して導出口から導出されるように構成すれば、遊技媒体が単に流下するのみならず遊技者の想定を超える意外な演出を実現することとなる。したがって、迫力・面白み・意外性の各種の面において大変高い効果を発揮して遊技者の興味を惹き付けるものとなる。
P,Q:位置
2:パチンコ機(遊技機)
4:筐体枠
5:遊技盤ユニット(遊技装置体ユニット)
6:遊技盤(遊技装置体)
6a:遊技盤面(表面)
6b:遊技領域
7:図柄表示装置(映像表示装置)
7a:表示画面(映像表示面)
7b:表示図柄
7c:演出映像
8:演出ユニット
9:機枠
10:前面ガラス(前面透明板)
11:ボール(演出媒体)
12:装飾枠
13:通過路
13a,40a:起点
13b,40b:終点
14:上皿(球皿)
14a:下皿
14b:球排出ボタン
15:発射ハンドル
16:弾発ユニット(転動力付与手段。通過距離調整手段の一部。)
17,17a,17b:ストッパー(停止手段。通過路決定手段。通過距離調整手段の一部。)
18:揚送ユニット
18a:揚送モータ
18b:揚送スクリュー
18c:循環路
20:球(遊技媒体)
22:ヒンジ部(揺動支持部)
26:レール飾り
26a:内側面
27:ゲージ
28:普通入賞口
28a:特別入賞口
29:始動入賞口
29a:大入賞口
30:アウト口
31a:演出ボタン
32:装飾部材
33:報知ランプ
34:導入口
35a,35b,35c:導出口
36a,36b:シャッター部材
40:バー表示手段
41:LED
2:パチンコ機(遊技機)
4:筐体枠
5:遊技盤ユニット(遊技装置体ユニット)
6:遊技盤(遊技装置体)
6a:遊技盤面(表面)
6b:遊技領域
7:図柄表示装置(映像表示装置)
7a:表示画面(映像表示面)
7b:表示図柄
7c:演出映像
8:演出ユニット
9:機枠
10:前面ガラス(前面透明板)
11:ボール(演出媒体)
12:装飾枠
13:通過路
13a,40a:起点
13b,40b:終点
14:上皿(球皿)
14a:下皿
14b:球排出ボタン
15:発射ハンドル
16:弾発ユニット(転動力付与手段。通過距離調整手段の一部。)
17,17a,17b:ストッパー(停止手段。通過路決定手段。通過距離調整手段の一部。)
18:揚送ユニット
18a:揚送モータ
18b:揚送スクリュー
18c:循環路
20:球(遊技媒体)
22:ヒンジ部(揺動支持部)
26:レール飾り
26a:内側面
27:ゲージ
28:普通入賞口
28a:特別入賞口
29:始動入賞口
29a:大入賞口
30:アウト口
31a:演出ボタン
32:装飾部材
33:報知ランプ
34:導入口
35a,35b,35c:導出口
36a,36b:シャッター部材
40:バー表示手段
41:LED
Claims (9)
- 遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技装置体と、
該遊技装置体の表面側から視認可能に配置され、転動可能な演出媒体を通過させる通過路と、
該演出媒体の該通過路内における通過距離を調整する通過距離調整手段と、を有する遊技装置体ユニット。 - 前記通過路が、前記表面側から視認可能に前記遊技装置体内に埋設されている請求項1に記載の遊技装置体ユニット。
- 前記通過距離調整手段が、
前記演出媒体に転動力を付与する転動力付与手段と、
前記通過路内で該演出媒体を停止させる停止手段と、を有して構成される請求項1又は請求項2に記載の遊技装置体ユニット。 - 前記流下中の遊技媒体を前記通過路内に導入する導入口を更に有し、該導入された遊技媒体を前記演出媒体として用いる請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の遊技装置体ユニット。
- 前記演出媒体が前記通過路内に封入されている請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の遊技装置体ユニット。
- 遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技装置体と、
該遊技装置体の表面側から視認可能に配置され、発光によって伸縮表示を行うバー表示手段と、
該バー表示手段の表示長を調整するバー表示長調整手段と、を有する遊技装置体ユニット。 - 遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技装置体と、
該遊技装置体の表面側から視認可能に配置され、転動可能な演出媒体を通過させる複数の通過路と、
該演出媒体を前記複数の通過路のうちいずれの通過路に通過させるかについて決定する通過路決定手段と、を有する遊技装置体ユニット。 - 遊技機の周囲を囲む筐体枠と、
請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の遊技装置体ユニットと、
前記遊技装置体を保持し、前記筐体枠に対して前面開閉可能に揺動支持された機枠と、
前記遊技装置体に対して一定距離以上離間して配置された前面透明板と、
該遊技装置体の周囲を囲んで装飾する装飾部材を保持し、前記機枠に対して前面開閉可能に揺動支持された装飾枠と、
前記遊技媒体を前記遊技装置体の上部に向けて発射する発射ユニットと、を有する遊技機。 - 前記演出媒体を表現し、かつ該演出媒体の動作と連動する映像を表示可能な映像表示装置を更に有する請求項8に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072781A JP2008228988A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 遊技装置体ユニット及び遊技機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072781A JP2008228988A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 遊技装置体ユニット及び遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008228988A true JP2008228988A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39902523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007072781A Pending JP2008228988A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 遊技装置体ユニット及び遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008228988A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2007-03-20 JP JP2007072781A patent/JP2008228988A/ja active Pending
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