JP2008228342A - 印刷システム及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタで印刷された用紙を積載する少なくとも2つのトレイの何れか一方のトレイを用いて該プリンタによる一連の印刷動作を行わせるよう構成されたもので従来にない提案を行う。
【解決手段】プリンタによる一連の印刷動作に先立ち、オペレータから操作手段を介して、該一連の印刷動作で該2つのトレイの両方を利用する指示または何れか一方のトレイのみを利用する指示の何れかを受け付けられるようにする。そして、該2つの指示のうち、後者の指示がなされたら、該一連の印刷動作の途中で該2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になるのを条件に警告手段で警告情報を出力できるようにする。一方、該2つの指示のうち、前者の指示がなされたら、該一連の印刷動作の途中で前記2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になっても該警告手段で警告情報を出力しないで該他方のトレイを用いて該プリンタで該一連の印刷動作を継続できるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタで印刷された用紙を積載する少なくとも2つのトレイの何れか一方のトレイを用いて該プリンタによる一連の印刷動作を行わせるよう構成された印刷システム、印刷装置に関する。
従来から、印刷された用紙を積載するのに複数のスタッカを利用する数多くの提案がなされている。
しかし、プリンタで印刷された用紙を積載する少なくとも2つのトレイの何れか一方のトレイを用いて該プリンタによる一連の印刷動作を行わせるよう構成されたもので、以下についての提案は何ら提案されていない。
即ち、前記プリンタによる一連の印刷動作に先立ち、オペレータから操作手段を介して、前記一連の印刷動作で該2つのトレイの両方を利用する指示または何れか一方のトレイのみを利用する指示の何れかを受け付けられるようにする。そして、該2つの指示のうち、後者の指示がなされたら、該一連の印刷動作の途中で該2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になるのを条件に警告手段で警告情報を出力できるようにする。一方、該2つの指示のうち、前者の指示がなされたら、該一連の印刷動作の途中で前記2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になっても該警告手段で警告情報を出力しないで該他方のトレイを用いて該プリンタで該一連の印刷動作を継続できるようにする。このような提案は何らなされていない。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、上述の仕組みを満足する印刷システム及び印刷装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明では、プリンタで印刷された用紙を積載する少なくとも2つのトレイの何れか一方のトレイを用いて前記プリンタによる一連の印刷動作を行わせるよう構成された印刷システムであって、前記プリンタによる一連の印刷動作に先立ち、オペレータから操作手段を介して、前記一連の印刷動作で前記2つのトレイの両方を利用する指示または何れか一方のトレイのみを利用する指示の何れかを受け付けるための受付手段と、前記2つの指示のうち、後者の指示がなされたら、前記一連の印刷動作の途中で前記2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になるのを条件に警告手段で警告情報を出力させ、前記2つの指示のうち、前者の指示がなされたら、前記一連の印刷動作の途中で前記2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になっても前記警告手段で警告情報を出力しないで前記他方のトレイを用いて前記プリンタで前記一連の印刷動作を継続させるための制御手段と、
を有することを特徴とする印刷システム、印刷装置を提供する。
以上説明したように、本発明によれば、プリンタで印刷された用紙を積載する少なくとも2つのトレイの何れか一方のトレイを用いて該プリンタによる一連の印刷動作を行わせるよう構成されたもので、該プリンタによる一連の印刷動作に先立ち、オペレータから操作手段を介して、該一連の印刷動作で該2つのトレイの両方を利用する指示または何れか一方のトレイのみを利用する指示の何れかを受け付けられるようにする。そして、該2つの指示のうち、後者の指示がなされたら、該一連の印刷動作の途中で該2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になるのを条件に警告手段で警告情報を出力できるようにする。一方、該2つの指示のうち、前者の指示がなされたら、該一連の印刷動作の途中で前記2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になっても該警告手段で警告情報を出力しないで該他方のトレイを用いて該プリンタで該一連の印刷動作を継続できるようにする。この仕組みを満足する印刷システム及び印刷装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態をファクシミリ装置(複合機)の実施例により詳しく説明する。本発明は、ファクシミリ装置等の画像形成装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて画像形成装置の処理方法の形で実施することができる。また、実施例は2つの排紙口を有する例であるが、本発明はこれに限らず、3つ以上の排紙口を有する形で同様に実施することができる。
図1は実施例1である“ファクシミリ装置”の構成を示すブロック図である。
同図において、CPU S101は、システム制御部であり、装置全体を制御する。ROM S111は、CPU S101の制御プログラムを格納するものである。RAM S112は、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を格納するためのものである。また、オペレータが登録した送信宛先や各種設定値、装置の管理データ類、各種ワークバッファもRAMに格納されるものである。外部表示部S103は、LCD,LED等でユーザに表示通知するためのものである。MODEM S104は、ファクシミリの送受信信号の変復調を行なうものであり、NCU S105は、選択信号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を回線制御部S106を介して通信回線S107に送出する機能を有し、呼び出し音の検出による自動着信動作も行なう。操作部S102は、キーボード,タッチパネル等で構成され、オペレータが各種入力操作を行なうためのものである。
外部制御部S108は、いわゆる拡張インターフェースであり、いろいろな機能拡張を行う場合に、外部のコントローラS109を接続して、新しい機能を追加するものである。なお、図1のシステム構成図に用いている外部コントローラS109は、ホストコンピュータS110に接続され、ホストコンピュータS110からの印刷要求、および印刷データを受け取り、記録部S113にデータを受け渡しできるようにするためのものである。記録部S113は、プリンタのエンジン部分であり、画像信号を受け取り、記録紙に印字する機能や、排紙部S114を制御して、印字後の記録紙を排出する機能を持っている。
画像読取り部S115は、コンタクトセンサやCCDを使って、CPU S101からの制御に従い、原稿から画情報を読み込む。
以上の前提をもって、実施例を説明する。
まず、予め動作の設定を登録する。
図1の操作部S102から、オペレータによる動作の設定を行う。
この設定は、図3に示すように、階層構造になっており、S201の「排紙口指定」において、S202「しない」を選択すると、それより下の設定項目は現れない。また、この場合、上段・下段の排紙口をまとめて一つの排紙口として使用することを意味する。S203「する」と選択した場合は、それぞれの機能についての設定項目が現れ、上段・下段の排紙を行いたい排紙口を設定する。
また、S207「PRINTER」の項目は、ハードウェアで外部のプリンタコントローラを検出することにより、外部プリンタコントローラ109が接続されている場合に限り表示されるようになっている。排紙部は図2のとおりに構成されている。
次に排紙口指定を「しない」設定にした場合の動きを説明する。
ファックスの受信画像やファックス本体でコピー、また通信などのレポートを出力する場合は、RAMの画像記憶領域S112aに受信画像やコピー画像、レポート画像が作成され、画像記憶領域S112aにある画情報を、随時記録部S113により記録し、排紙部S114により排紙を行う。
排紙口指定を「しない」設定にした場合は、順次、下段の排紙口から印字された記録紙が排紙されていく(図13:F101→F110)。実際の装置の動きを模式したのが、図6である。
ある時、下段の排紙口が一杯になる(図7:下段排紙口満載時)と、排紙部S114にある満載センサが働き、下段排紙口が「満載である」ことを画像記録処理部S111dに伝え、排紙口を上段へ切り替える(図13:F110→F115、図8:下段排紙口から上段排紙口への切り替え)。
このときの上段排紙口の切り替えは、図5にあるように、画像記録処理部S111dが記録部S113に対して、上段への切り替えコマンドを発行することにより警告をだすことなく、行われる。
また、下段排紙口の記録紙が取り除かれ、下段排紙口の満載センサが「満載でない」ことを画像記憶処理部S111dに伝えると、上段への排紙から下段への排紙に切り替える処理を行う(図13:F110→F114)。
この一連の動作により、上段の排紙口と下段の排紙口を一つの大きな排紙口として利用する場合、排紙口に蓄積される紙の量に応じて、下段から上段へと切り替わる(図9,図10:セパレータなしでの大容量排紙口使用時)。また、排紙口から記録紙を取り除くことにより、再び下段からの排紙を行うようになる。
また、上段排紙口と下段排紙口をまとめて一つの排紙口と使用している状態であっても、上段排紙口と下段排紙口をセパレータにより分離している場合、下段・上段排紙口の両方が満載になった状態から、下段排紙口の記録紙のみを取り除くことにより、印字を再開することができる(図11:上段排紙口満載時の下段排紙口からの排紙)。
記録紙が取り除かれないまま、上段の排紙口までが一杯になり、上段の排紙口に設置されている満載センサが満載を検知すると、これから記録を行おうとした記録紙は排紙口満載状態として印字を中止し、現在記録中(プリンタの機内に滞留している記録紙)の紙を排出してから、印字を停止する(図13:F101→F110→F111→F116)。
次に、上段排紙口と下段排紙口をそれぞれ分けて使用する場合について述べる。
前述の図3の登録設定において、「排紙口指定」を「する」とした場合、それぞれの機能についての排紙先を指定することができるようになる。
例えば、ファックス機能の出力先は上段排紙口、レポート機能の出力先は下段排紙口、といった形である。この結果、ファックス機能により出力された記録紙が上段で満載状態になった場合は、LCDに排紙口が満載である警告表示を行う一方、下段排紙口が満載でなければ、引き続き下段排紙口に対する出力は可能である。図4はこのようにして排紙先を指定し設定した例を示す。なお排紙口の指定の設定は設定登録領域S112bに登録される。
具体的な処理の流れを、以下に説明する。
ファックス装置内部の画像記憶領域S112aに図12に示されるような、画像そのものの領域と、それぞれの画情報の素性(レポート,ファックス,コピー,プリンタなど)を示すテーブルにより構成されている。
この管理テーブルの画情報ビットを参照することにより、印字を行う画像がどのようにして生成されたものか判断することができるので、これを利用して排紙口の指定を行う。
具体的な例として、レポートの出力の排紙までの流れを説明する。
まず、オペレータによる図1の操作部S102からのオペレーション、または定期的に生成されるレポートにより画像記憶領域S112aにレポートが生成される。この画像記憶領域S112aでは、図12にあるように、画情報のそれぞれを指し示すポインタのテーブルに、その画情報の素性を示す情報ビットがセットされている。
画像の生成が終わり、図1の画像記録処理部S111dが記録部S113に画情報の記録を依頼すると、記録部S113は前述の画情報のテーブルを参照し、レポートの排紙口設定を設定登録領域S112bに読み出しに行く(図13:F101→F102→F103)。
レポートの排紙口設定が、図4にあるように、上段排紙口への排紙設定になっていると、上段排紙口の状態を調べ、排紙可能であれば上段排紙口への排紙をセットし、記録を開始する(図13:F103→F107→F113→F115)。
以上説明にしたように、本実施例によれば、複数の機能を有するファクシミリ装置において、それぞれの機能に対する排紙口を設定することにより、記録紙が混ざってしまうことを避けられる。また、排紙口の間に設けられたはセパレータを取り外し、大容量の排紙口として使用する際には、下段の排紙口から上段の排紙口へと排紙口を切り替えることにより、大容量の排紙口においてもスムーズな排紙を実現できる。
図14は実施例2である“ファクシミリ装置”の構成を示すブロック図である。本実施例のハードウェアの構成は、図示のように図1(実施例1)と同様なので、図1の説明を援用し、ここでの説明は省略する。
記録制御の説明のために、プリンタエンジン(記録部S113)の制御方法について、簡単に述べる。
記録部S113の制御方法は、ビデオ信号と呼ばれる、画像信号や同期信号など、いくつかの信号と、記録部制御のための、コマンド,ステータスと呼ばれる多ビットのシリアル信号により制御を行う。コマンドにより記録部S113の設定を行い、ステータスにより記録部S113の情報を得ることができる。コマンドとステータスは対になっており、コマンドに対するステータスを記録部S113は送信する。コマンドとステータスのやりとりは、図22のように交互に行われる。
また、本実施例においては、ビデオ信号のような高速な応答を要求される信号に関して(画像信号など)、外部コントローラS109と記録部S113の接続はダイレクトに行われ、ハードウェアスイッチによりファクシミリの画像記録処理部S111dと切り替えを行っている。この接続方法により、外部コントローラS109からの印字時に、厳密な制御を要求されるビデオ信号の制御に関して、ファクシミリの画像記録処理部S111dは一切関知する必要がない。
そして、コマンド,ステータスについては、外部コントローラS109と記録部S113の間で、ファクシミリの外部制御部S108が仲介役となり、外部コントローラS109から見ると、外部制御部S108が記録部S113のような応答をすることにより、外部コントローラS109からの要求に応える形をとっている。
例えば、コマンドにより不図示のカセット1からの給紙、下段排紙口からの排紙をセットし、ビデオ信号の1つ/PRINT信号をONにすることで、記録紙がカセット1から下段排紙口へと運ばれる。その途中で、記録紙への記録が行われる。
また、ステータスにより、排紙口の状態や、カセットの紙サイズなどを知ることができる。
本実施例にあるような構成では、すなわち、外部コントローラS109が、画像記録処理部S111dと同様に、記録制御を司るような場合、記録部S113の使用に対する競合制御が必要になる。
そのために、予め外部コントローラS109は、記録部S113を使用しようとする前と、使用し終った後、そして記録紙毎に外部制御部S108に対して仮想制御コマンドを送るようにしておく。
仮想制御コマンドは、記録部S113へ伝わることはなく、外部制御部S108が競合制御などのために利用するものである。
この仮想制御コマンドは、前述のプリンタエンジンに対するコマンド,ステータスと同じフォーマットでやりとりされる。
例えば、画像記録処理部S111dは外部制御部S108からの記録要求に対して記録部S113が使用可能な場合に、その旨を伝えるステータスを外部コントローラS108に対して返答し、使用不可能である場合には使用不可能である旨を外部コントローラS109に伝える。
また、本実施例の説明において、トレイという言葉を使用する場合があるが、これは排紙口と同じ意味である。
以上の前提を持って、本実施例を説明する。
まず、予め動作の設定を登録する。
図14の操作部S102から、オペレータによる動作の設定を行う。
この設定は、図15に示すように、階層構造になっており、S201の「排紙口指定」において、S202「しない」を選択すると、それより下の設定項目は現れない。また、この場合、上段・下段の排紙口をまとめて一つの排紙口として使用することを意味する。
S203「する」と選択した場合は、それぞれの機能についての設定項目が現れ、上段・下段の排紙を行いたい排紙口を設定する。S207「PRINTER」の項目は、ハードウェアで外部コントローラS109を検出することにより、外部コントローラS109が接続されている場合に限り表示されるようになっている。なお、排紙口指定の設定は設定登録領域S112bに登録される。図16にその設定例を示す。
まず、排紙口の制御に関連するコマンドがいくつかあるので、それらについて説明する。
1)ページ間情報コマンド(仮想制御コマンド)
2)排紙口指定コマンド(上段排紙口指定、下段排紙口指定)
1)のコマンドは、各ページごと外部コントローラにS109から外部制御部S108に対して送られてくる仮想制御コマンドである。外部コントローラS109は、ページ間情報コマンドを、印字を1ページ行う毎に外部制御部S108に対して送る。
このページ間情報コマンドをきっかけとして、外部コントローラS109の排紙口設定を行う。コマンドとステータスのやりとりの流れは、図23のように行われる。
以下に、具体的な処理を図17を用いて説明する。
まず、ページ間情報コマンドが来た場合、現在使用中の排紙口(=トレイ)を調べる(F202)。排紙口が上段もしくは下段ではない場合は、改めて排紙口の設定は行わずに終了する(F210)。これは、排紙口として指定されるものが、上段・下段以外に存在する場合のための処理である。
現在使用している排紙口が、上段もしくは下段である場合、設定登録領域S112bに予め設定されている外部コントローラS109の排紙口の設定を参照する(F204)。そして、F204の結果、外部コントローラS109の排紙口の設定は上段であると判断された場合(F205)、かつ、現在指定されている排紙口が下段の場合は、排紙口を上段にセットする(F207)。また、F204の結果、外部コントローラS109の排紙口の設定が下段であると判断され(F208)、現在指定されている排紙口が上段である場合、排紙口を下段にセットする(F209)。これらの条件に当てはまらない場合は、改めて排紙口の設定は行わない。
ここまでの説明では、排紙口の指定を「する」場合と「しない」場合の違いが現れていない。その理由は、F204での処理の中にある。そこで、F204の処理について、図18を用いて説明する。
外部コントローラS109の排紙口の設定を参照する動作は、実際の登録の内容と、排紙口の状態によって参照の結果を変えている。
まず、排紙口指定を「する」にしてあるのか、「しない」にしてあるのかを判断する(F302)。この結果、指定「しない」場合はF305へ処理が移り、下段排紙口が満載であれば上段排紙口と結果を返し(F304)、満載でなければ下段排紙口と結果を返す(F306)。
F302において、排紙口指定「する」と判断された場合(F303)、外部コントローラS109の排紙口設定の登録に従って、上段排紙口と設定されていれば上段排紙口を返し(F304)、下段排紙口と設定されていれば、下段排紙口と結果を返す(F306)。
この結果、排紙口指定「する」場合は、設定された排紙口に指定が行われ、排紙口指定「しない」場合は、現在使用している排紙口の状態によって、上段排紙口、下段排紙口と切り替えることができる。
また、ページ間情報コマンドに同期して、排紙口の指定処理を行うことにより、外部コントローラS109が、一切排紙口の指定コマンドを打ってこないような場合でも、装置の設定に従って、外部コントローラS109の出力の排紙先を指定することができる。
次に、2)の排紙口指定コマンドの場合を説明する。
排紙口指定コマンドは、外部コントローラS109が意図的に排紙口の指定を行うために送信してくるコマンドである。しかし、本実施例では、外部コントローラS109は装置側の排紙口の数を知らない。そのために、外部コントローラS109が送信する排紙口設定コマンドが、実際の装置の排紙口と一対一で対応しているとは限らない。そのような場合でも、この排紙口コマンドを装置側が受けるタイミングで、1)のページ間コマンドのように、排紙口の設定を行えばよい。コマンドとステータスの処理の流れは、図24のようになる。
具体的な流れを、図14と図19を用いて説明する。
まず、排紙口指定コマンドを、外部制御部S108が外部コントローラS109から受信すると、コマンドで指定している排紙口は、下段排紙口かどうか判断する(F402)、下段排紙口を指定している場合は、設定登録領域S112bに登録されている外部コントローラS109の排紙口設定を参照する。ここでも、図18にある、装置の登録内容と排紙口の状態によって、参照結果を変えるようにしている。動作については、前述のページ間コマンドの場合と同様なので、省略する。
参照の結果、外部コントローラS109の排紙口設定が上段排紙口と判断されると、排紙口設定コマンドを上段排紙口指定コマンドに変換して、記録部S113に送信する(F406)。
F402で、受信した排紙口コマンドが下段排紙口指定コマンドではない場合や、F404で外部コントローラS109の排紙口の設定の参照結果が上段排紙口ではない場合は、外部コントローラS109から送られてきた排紙口指定コマンドS113をそのまま記録部に送信する(F406)。
なぜなら、外部コントローラS109が実際の装置の排紙口の構成を知らない場合は、排紙口の指定コマンドを送ってきたとしても、標準で装備されている下段排紙口の指定コマンドしか送ってこないはずである。
すなわち、外部コントローラS109が下段排紙口指定以外のコマンドを送ってきた場合は、意図的に外部コントローラS109が排紙口を指定していると判断して、そのまま記録部S113にコマンドを送信する。
ここまでは、排紙口の設定に関係するコマンドについて説明してきた。
最初に説明したように、コマンドにはそれに対応するステータスというものが存在する。
簡単に言えば、ステータスとは、コマンドに対する記録部S113の返事である。
ステータスで返される情報は、コマンドに対する記録部S113からの結果である。例えば、排紙口指定コマンドに対するステータスは、記録部S113に設定された排紙口の情報が返される。
前述してきたコマンドと同様に、ステータスに関しても情報の変換を行う必要がある。
変換を行う必要があるステータスは以下のようになる。
1) 排紙口指定コマンドに対するステータス
2) 現在指定されている排紙口情報要求コマンドに対するステータス
3) 警告情報要求コマンドに対するステータス
まず、1)の排紙口指定コマンドに対するステータスは、排紙口指定コマンドによって指定された排紙口の設定をステータスとして返す。つまり、上段排紙口指定コマンドを受けた記録部S113が、記録部S113側の設定を上段排紙口に切り替えた場合、そのコマンドのステータスとして、上段排紙口が設定されたという情報を返す。同様に、下段排紙口指定コマンドを記録部S113が受けた場合は、ステータスとして下段排紙口が設定されたという情報を返す。
また、コマンドを受けた記録部S113が、何らかの理由で排紙口の設定ができなかった場合は、排紙口設定ができなかったという情報をステータスに加えて返す。
また、このステータスだけを要求するコマンド、2)の排紙口設定状態要求コマンドというものも、同様のステータスを得ることができるコマンドである。つまり、現在記録部S113において設定されている排紙口の情報をステータスとして返す。
これらのステータスを、外部コントローラS109に対してそのまま伝えるのには問題がある。なぜならば、外部コントローラS109は排紙部の構成は知らないわけであり、上段排紙口の設定ステータスを受けても誤動作をしてしまう可能性もある。
そのために、外部コントローラS109からのコマンドを監視し、必要に応じて、そのコマンドに対するステータスを変換する処理が必要になる。
以下に、図14と図20を用いて、具体的な処理の流れを説明する。
まず、外部制御部S108において、外部コントローラS109からのコマンドを保持しておき、また、前述のコマンドによる処理による記録部S113からのステータスも保持する(F501)。
ここで、F501で保持したコマンドが、排紙口指定コマンドか、もしくは排紙口状態を要求するコマンドかを判断する(F502)。ここで、外部コントローラS109からのコマンドが、これらのコマンドに該当する場合は、記録部S113からのステータスを書き換え、下段排紙口が設定されている情報にして(F503)、外部コントローラS109にステータスとして返送する。
また、F502において、該当するコマンドではないと判断された場合は、記録部S113から送られてきたステータスをそのまま外部コントローラへ返送する。
最後に、3)について説明する。
警告ステータス要求コマンドとは、記録部S113に関する警告、例えば(現在使用している)排紙口が満載であるとか、インク(またはトナーなど)が少なくなってきている、などの情報を要求するコマンドである。
本実施例のように、外部コントローラS109からの排紙口指定を変換している場合、現在使用している排紙口が満載でない場合でも、外部コントローラS109から警告ステータス要求コマンドに対しては、外部コントローラS109の排紙口に設定されている排紙口の状態を調べ、その排紙口が満載であれば、警告ステータス要求コマンドの返答ステータスにその情報を盛り込んで、外部コントローラS109に送信する必要がある。
以下に具体的な説明を、図14と図18と図21を用いて説明する。
排紙口指定コマンドのステータスの場合と同様に、外部制御部S108において、外部コントローラS109からのコマンドを保持しておき、記録部S113からのステータスも保持する(F601)。
そして、F601で保持したコマンドが、警告ステータス要求コマンドであった場合は、図18にある外部コントローラS109で使用している排紙口の参照を行い(F603)、外部コントローラS109で使用する排紙口が満載の場合は、返送するステータスに排紙口が満載である警告情報を加えて(F605)、外部コントローラS109へステータスを送信する(F606)。満載でなければ、そのままステータスを外部コントローラS109へ送信する。
また、F602で警告ステータス要求コマンドではないと判断された場合も同様に、ステータスには何も加えずに外部コントローラS109へステータスを送信する。
以上説明したように、本実施例によれば、排紙口を2つ有するファクシミリ装置において、プリンタ機能等を持つ外部コントローラを装着した場合に、外部コントローラ側は複数ある排紙口の存在を知らなくても、ファクシミリ装置側の設定で、外部コントローラの出力先を自由に設定することができる。また、外部コントローラ側から見れば、排紙口の存在を意識しなくてもよいため、汎用性のあるコントローラを作ることができる。
実施例1のシステム構成を示すブロック図 排紙部の構成を示す図 登録テーブルへの設定の仕方を示す図 登録テーブルの設定例を示す 画像記録処理部と記録部のコマンド,ステータスのやりとりを示す図 下段排紙口への排紙を示す図 下段排紙口満載時を示す図 下段排紙口から上段排紙口への切り替えを示す図 セパレートなしでの下段排紙口から上段排紙口への切り替えを示す図 セパレートなしでの大容量排紙口使用時を示す図 上段排紙口が満載時での下段排紙口への排紙を示す図 ファクシミリ装置内での画情報の管理の説明図 排紙口決定のフローチャート 実施例2のシステム構成を示すブロック図 登録テーブルへの設定の仕方を示す図 登録テーブルの設定例を示す図 ページ間情報コマンドに対する処理を示すフローチャート 外部コントローラで使用する排紙口を決定する処理を示すフローチャート 排紙口指定コマンドが外部コントローラから送信された際の処理を示すフローチャート 排紙口指定コマンドに対するステータスを外部コントローラに送信する際の処理を示すフローチャート 警告ステータス要求コマンドに対するステータスを外部コントローラに送信する際の処理を示すフローチャート 装置内のコマンドとステータスのやりとりを示す図 仮想コマンドを契機に行われる排紙口設定のコマンドとステータスの処理やりとりを示す図 外部コントローラからのコマンドに対するステータスの処理を示す図
符号の説明
S101 CPU
S102 操作部
S106 回線制御部
S112b 設定登録領域
S113 記録部
S114 排紙部
S115 画像読み取り部

Claims (4)

  1. プリンタで印刷された用紙を積載する少なくとも2つのトレイの何れか一方のトレイを用いて前記プリンタによる一連の印刷動作を行わせるよう構成された印刷システムであって、
    前記プリンタによる一連の印刷動作に先立ち、オペレータから操作手段を介して、前記一連の印刷動作で前記2つのトレイの両方を利用する指示または何れか一方のトレイのみを利用する指示の何れかを受け付けるための受付手段と、
    前記2つの指示のうち、後者の指示がなされたら、前記一連の印刷動作の途中で前記2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になるのを条件に警告手段で警告情報を出力させ、
    前記2つの指示のうち、前者の指示がなされたら、前記一連の印刷動作の途中で前記2つのトレイの何れか一方のトレイが満載になっても前記警告手段で警告情報を出力しないで前記他方のトレイを用いて前記プリンタで前記一連の印刷動作を継続させるための制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1記載の印刷システムであって、
    前記警告手段として、
    警告情報を表示するための表示手段、あるいは、
    前記プリンタを有する印刷装置から他の装置に対して前記警告情報を送信するための送信手段が適用されることを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項2記載の印刷システムであって、
    前記他の装置として、
    前記印刷装置に対する印刷要求が行えるように構成され且つ前記印刷装置のステータスを取得できるように構成された、外部コントローラとして機能する装置が適用されることを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の印刷システムに適用される印刷装置であって、前記プリンタと前記受付手段と前記制御手段を有することを特徴とする印刷装置。
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