JP2010284821A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】互いに異なる印字品位設定がされている画像データについて、ネスティング印刷をすることができ、用紙の無駄を防ぐことができる印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の画像データを用紙の横方向に配置して印刷する印刷装置において、複数の印字品位設定モードから1つの印字品位設定モードを選択するモード選択手段と、受信した画像データの印字品位を判別する印字品位判別手段と、画像データを複数記憶する記憶手段と、上記記憶手段が記憶している複数の画像データを、用紙の横方向に配置する配置手段と、上記モード選択手段が選択した印字品位設定モードに従って印刷する印刷手段とを有することを特徴とする印刷装置である。
【選択図】図1
【解決手段】複数の画像データを用紙の横方向に配置して印刷する印刷装置において、複数の印字品位設定モードから1つの印字品位設定モードを選択するモード選択手段と、受信した画像データの印字品位を判別する印字品位判別手段と、画像データを複数記憶する記憶手段と、上記記憶手段が記憶している複数の画像データを、用紙の横方向に配置する配置手段と、上記モード選択手段が選択した印字品位設定モードに従って印刷する印刷手段とを有することを特徴とする印刷装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置に関し、特に複数の画像データを用紙の送り方向に対して垂直方向(横方向)に配置することによって用紙の無駄を防ぐネスティング印刷が可能な印刷装置に関する。
従来、ホストコンピュータから受信した画像データを、内蔵するハードディスク等の不揮発性メモリに一旦記憶し、その不揮発性メモリに記憶している画像データを適宜読み出し、プリントアウトするプリンタや複写機等の印刷装置が知られている。この種の印刷装置の中でも、ポスター等を印刷するために大きな用紙を用いて画像データを印刷する大判プリンタ等の印刷装置が最近では普及している。大判プリンタでは、用紙としてロール紙が用いられ、印刷される。そして、画像データは、通常、用紙の送り方向(縦方向)に並べられ印刷が行われる。
上記従来の印刷装置において、画像データ幅に対し、非常に大きな幅のロール紙がセットされていると、印刷された画像の右端から用紙の右端までは、何も印刷が行われず、用紙の無駄が発生する。そこで、画像データをハードディスク等の不揮発性メモリに複数保存し、用紙の横方向に配置することによって用紙の無駄を防ぐネスティング印刷という機能が知られている。
しかし、画像データの印字品位が互いに異なる場合、ネスティング印刷することができない。また、複数のユーザからの画像データに対してネスティング印刷が行われるので、同一用紙内に別ユーザ同士の画像データが印刷され、不便である。このような不都合を防ぐために、ユーザ別に用紙を変えて印刷する印刷装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記従来のネスティング印刷は、同じ印字品位設定がされた画像データについてのみ適用され、互いに異なる印字品位設定がされている画像データについては、ネスティング印刷できず、用紙の無駄を防ぐ機能としては十分ではないという問題がある。
本発明は、互いに異なる印字品位設定がされている画像データについて、ネスティング印刷をすることができ、用紙の無駄を防ぐことができる印刷装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の画像データを用紙の横方向に配置して印刷する印刷装置において、複数の印字品位設定モードから1つの印字品位設定モードを選択するモード選択手段と、受信した画像データの印字品位を判別する印字品位判別手段と、画像データを複数記憶する記憶手段と、上記記憶手段が記憶している複数の画像データを、用紙の横方向に配置する配置手段と、上記モード選択手段が選択した印字品位設定モードに従って印刷する印刷手段とを有することを特徴とする印刷装置である。
本発明によれば、互いに異なる印字品位設定がされている画像データについて、指定のモード選択に従って印字品位を統一するので、ネスティング印刷を実行することができ、用紙の無駄を防ぐことができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である印刷装置20の構成を示す図である。
印刷装置20は、ホストインタフェース11を介して、ホストコンピュータ10と接続されている。印刷装置20は、受信バッファ21と、印字品位判別手段22と、HDD23と、操作手段24と、印字開始判定手段25と、配置手段26と、印字品位変更手段27と、画像処理手段28と、エンジン手段29とを有する。印刷装置20が印刷する場合、ホストコンピュータ10は、画像データを生成し、この画像データを印刷装置20に送信する。
ホストインタフェース11は、ホストコンピュータ10が送信した画像データを受信し、この受信した画像データを印刷装置20へ送信する。受信バッファ21は、ホストインタフェース11から受信した画像データを、一時的に蓄える。印字品位判別手段22は、画像データの印字品位を判別する。
HDD23は、ハードディスクであり、画像データを記憶する。この記憶されている画像データは、印字品位判別手段22が判別した印字品位と対応付けて保存されている。操作手段24は、ユーザが、印刷装置20に対して、種々の設定を行う部分であり、ネスティング設定やネスティングモードを決定する。
印字開始判定手段25は、操作手段24の設定に従い、印刷の開始を決定する。配置手段26は、操作手段24で行われた設定に従い、画像データの横方向への配置が必要な場合に配置を行う。そして、画像データの印字品位を統一しなければならない場合、印字品位変更手段27が画像データの印字品位を統一する。
画像処理手段28は、配置手段26が配置した画像データを画像処理する。エンジン手段29は、画像処理手段28が画像処理した画像データを印字する。
図2は、印刷装置20における操作手段24の詳細を示す図である。
操作手段24は、電源キー101と、液晶パネル102と、メニューキー103と、上下左右キー104と、OKキー105と、キャンセルキー106とを有する。
電源キー101は、印刷装置20の電源をON/OFFするために用いる。液晶パネル102は、印刷中やエラーの内容等、印刷装置20の状態を表示する。メニューキー103は、印刷装置20の種々の操作メニューを液晶パネル102に表示するために用いる。
上下左右キー104は、ユーザが種々の操作メニューを選択する場合に用いる。OKキー105は、上下左右キー104によって選択された操作メニューを決定するために用いる。キャンセルキー106は、印刷時のキャンセルや設定のキャンセルを行うために用いる。
図3は、印刷装置20の液晶パネル102に表示されるネスティング設定のメニュー画面を示す図である。ユーザが、メニューキー103と上下左右キー104とを使用して、ネスティング設定の操作メニューへ移動する。ネスティング設定のメニュー画面は、図3に示すように、液晶パネル102に表示される。ここで、上下左右キー104を用いて、ONを選択し、OKキー105によってネスティング設定をONにすると、印刷装置20は、ネスティング印刷が可能な状態になる。
図4は、印刷装置20におけるネスティングモードのメニュー画面を示す図である。
ユーザが、メニューキー103と上下左右キー104とを使用し、ネスティングモードの操作メニューへ移動すると、図4(a)または図4(b)に示すように、液晶パネル102に表示される。
ここで、上下左右キー104を用いて、「標準」を選択し、OKキー105を押すと、印刷装置20のネスティングモードは、標準のモードになる。一方、上下左右キー104を用いて、「用紙節約」を選択し、OKキー105を押すと、印刷装置20のネスティングモードは、用紙節約のモードになる。
図5は、印刷装置20において、ネスティング設定がONであり、ネスティングモードが標準である場合に、画像データ受信から出力までの動作を示すフローチャートである。
S1で、印刷装置20は、画像データを受信し、受信バッファ21へ画像データを蓄える。印字品位判別手段22は、S2で、受信バッファ21内に格納されている画像データの印字品位が何であるかを判別する。
そして、S3で、画像データと、この画像データの印字品位とを対応付けてHDD23へ記憶する。印字開始判定手段25は、HDD23に記憶されているネスティング待ち状態の画像データの印字品位と、S2で判別した受信中の画像データの印字品位とが同じであるかどうかを、S4で判定する。両印字品位が互いに同じであれば、S1へ戻り、データ受信待ち状態になる。S4で印字品位が異なると判断されると、S6で、HDD23からネスティング対象の画像データの読み出し開始を、印字開始判定手段25が指示する。
S7で、配置手段26が画像データを横方向に配置する。S8で、配置手段26が、ネスティング対象の画像データの全てがHDD23から読み出されたかどうかを判断し、読み取りが終了していなければ、S6に戻り、HDD23から画像データを読み出す。
読出しが終了すると、S9で、画像処理手段28が画像を処理し、この処理された画像をエンジン手段29に送信することによって、出力される。
印字開始判定手段25は、印字品位が異なる場合に印字開始するだけでなく、別の要因でも、印刷を開始する。つまり、印字開始判定手段25が、ネスティング対象である画像データの横幅の合計が紙サイズの横幅を超えた場合、ネスティング待ち状態の制限時間を超えた場合、ユーザがOKキー105を押した場合(S5)に、S6で、HDD23からの読み出しを開始する。
図6は、印刷装置20において、ネスティング設定がONであり、ネスティングモードが標準である場合における画像データの出力レイアウトを示す図である。
印刷装置20は、データA(印字品位:標準)、データB(印字品位:きれい)、データC(印字品位:きれい)、データD(印字品位:はやい)の順で、データを受信すると、図6に示すように出力する。
印刷装置20がデータAを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータAを記憶し、印刷装置20がネスティング待ち状態になる。
次に、印刷装置20がデータBを受信すると、印字開始判定手段25が、HDD23に記憶されているネスティング待ち状態のデータAの印字品位(標準)とデータBの印字品位(きれい)とが異なると判定し、データAの印刷開始を指示する。データAが、出力され、データBは、ネスティング待ち状態である。
次に、印刷装置20が、データCを受信すると、印字開始判定手段25は、HDD23に記憶されているネスティング待ち状態のデータBの印字品位(きれい)とデータC(きれい)の印字品位とが同じであると判定し、ネスティング待ち状態を継続する。
次に、印刷装置20がデータDを受信すると、印字開始判定手段25は、HDD23に記憶されているネスティング待ち状態のデータBの印字品位とデータCの印字品位とデータDの印字品位とが異なると判定し、データBとデータCとの印刷開始を指示する。
配置手段26は、データBとデータCとを横方向に配置し、出力する。そして、データDは、ネスティング待ち状態になる。
図7は、ネスティング設定がONであり、ネスティングモードが用紙節約である場合において、画像データ受信から出力までの動作を示すフローチャートである。
S11で、印刷装置20は、画像データを受信し、受信バッファ21へ画像データを蓄える。S12で、印字品位判別手段22は、受信バッファ21内に格納されている画像データの印字品位が何であるかを判別する。そして、S13で、画像データとその画像データの印字品位とを対応付けて、HDD23へ記憶する。ここで、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。再び、データ受信があれば、S11、S12、S13の処理が実行される。
S14で、印字開始判定手段25は、ネスティング対象の画像データの横幅の合計が、紙サイズの横幅を超えた場合、ネスティング待ち状態の制限時間を超えた場合、ユーザがOKキー105を押した場合(S14)に、S15で、印字品位を決定する。
S15で、印字品位判別手段22は、ネスティング対象の画像データの中で、どの画像データの印字品位が最もよいかを判定し、印字品位を決定する。そして、S16で、印字開始判定手段25は、HDD23からの画像データの読み出し開始を指示する。S17で、配置手段26は、読み出した画像データの印字品位が、S15で決定された印字品位と同じかどうかを判定する。読み出した画像データの印字品位が、S15で決定された印字品位と異なれば、S18で、印字品位変更手段27は、画像データの印字品位をS15で決定された印字品位に変更する。
配置手段26は、読み出した画像データの印字品位が、S15で決定された印字品位と同じ場合、または、S18で印字品位を変更した(統一した)画像データについて、S19で、画像データを横方向に配置する。S20で、配置手段26は、ネスティング対象の画像データの全てがHDD23から読み出されたかどうかを判断し、読み出しが終了していなければ、S16に戻り、HDD23から画像データを読み出す。
ネスティング対象の画像データの全てが、HDD23から読み出されると、画像処理手段28が画像処理し、エンジン手段29へ送信することによって、S21で、出力される。
図8は、印刷装置20のネスティングモードが用紙節約である場合に、画像データを出力する出力レイアウトを示す図である。
図8(a)は、ネスティング設定がONであり、ネスティングモードが用紙節約モードである場合に、画質が最良の画像データの印字品位に揃えて、画質優先で画像データを出力する出力レイアウトを示す図である。
印刷装置20は、データA(印字品位:標準)、データB(印字品位:きれい)、データC(印字品位:きれい)、データD(印字品位:はやい)の順に、データを受信すると、図8(a)に示すように出力する。
印刷装置20は、データAを受信し、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータAを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。次に、印刷装置20がデータBを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータBを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。
次に、印刷装置20がデータCを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータCを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。次に、印刷装置20がデータDを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータDを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。このときに、印字開始判定手段25が印刷開始と判断すると、画像データの中でどの画像データの印字品位が最良であるかを判定する。
データA、データB、データC、データDの中で、最良の印字品位は「きれい」であるので、印字品位を「きれい」に決定し、データAを、HDD23から読み出す。データAは、印字品位が「標準」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を「きれい」に変更し、配置手段26は先頭に配置する。
次に、データBをHDD23から読み出す。データBは、印字品位が「きれい」であるので、印字品位を変更せずに、配置手段26は、データAの横に、データBをそのまま配置する。
次に、データCをHDD23から読み出す。データCは、印字品位が「きれい」であるので、印字品位を変更せず、配置手段26が、データBの横に、データCをそのまま配置する。次に、データDをHDD23から読み出す。データDは、印字品位が「はやい」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を、最良である「きれい」に変更し、配置手段26が横方向に配置する。
ネスティング対象の画像データの全てが、HDD23から読み出されたので、画像処理手段28が画像処理し、エンジン手段29へ送信することによって、出力する。
印刷装置20は、複数の画像データを用紙の横方向に配置して印刷する印刷装置の例である。操作手段24は、複数の印字品位設定モードから1つの印字品位設定モードを選択するモード選択手段の例である。印字品位判別手段22は、受信した画像データの印字品位を判別する印字品位判別手段の例である。HDD23は、画像データを複数記憶する記憶手段の例である。配置手段26は、上記記憶手段が記憶している複数の画像データを、用紙の横方向に配置する配置手段の例である。エンジン手段29は、上記モード選択手段が選択した印字品位設定モードに従って印刷する印刷手段の例である。
上記モード選択手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データの印字品位を、画質が最良の画像データの印字品位に揃える手段である。上記印刷手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データのうちで画質が最良の画像データの印字品位に揃えて、上記複数の画像データを印刷する手段である。
図8(b)は、本発明の実施例2を説明する図であり、画像データの出力レイアウトを示す図である。
実施例2は、ネスティング設定がONであり、ネスティングモードが用紙節約の場合であり、用紙節約のモードが最初に受信した画像データの印字品位に揃えて出力する実施例である。
印刷装置20は、データA(印字品位:標準)、データB(印字品位:きれい)、データC(印字品位:きれい)、データD(印字品位:はやい)の順に、データを受信すると、図8(b)に示すように出力する。
印刷装置20は、データAを受信し、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータAを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。次に、印刷装置20がデータBを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータBを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。
次に、印刷装置20がデータCを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータCを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。次に、印刷装置20がデータDを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータDを記憶し、印刷装置20は、ネスティング待ち状態になる。
このときに、印字開始判定手段25が印刷開始であると判断すると、画像データの中で最初に受信した画像データの印字品位が何であるかを判定する。最初に受信した画像データは、データAであり、その印字品位は「標準」であるので、印字品位を標準に決定し、データAをHDD23から読み出す。
データAは、印字品位が「標準」であるので、印字品位を変更せずに、配置手段26がデータAを先頭に配置する。次に、データBをHDD23から読み出す。データBは、印字品位が「きれい」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を「標準」に変更し、配置手段26が、データAの横にデータBを配置する。
次に、データCをHDD23から読み出す。データCは、印字品位が「きれい」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を「標準」に変更し、配置手段26が、データBの横にデータCを配置する。次に、データDをHDD23から読み出す。データDは、印字品位が「はやい」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を「標準」に変更し、配置手段26が、データCの横にデータDを配置する。
ネスティング対象の画像データが、HDD23から全て読み出されたので、画像処理手段28が画像処理し、エンジン手段29へ送信することによって、出力する。
また、上記モード選択手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データの印字品位を、最初に受信した画像データの印字品位に揃える手段である。そして、上記印刷手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データについて、最初に受信した画像データの印字品位に揃えて印刷する手段である。
図8(c)は、本発明の実施例3を説明する図であり、画像データの出力レイアウトを示す図である。
実施例3は、ネスティング設定がONであり、ネスティングモードが用紙節約の場合であり、印字速度が最速の画像データの印字品位に揃えて、出力する実施例である。
印刷装置20は、データA(印字品位:「標準」)、データB(印字品位:「きれい」)、データC(印字品位:「きれい」)、データD(印字品位:「はやい」)の順に、データを受信すると図8(c)に示すように出力する。
印刷装置20は、データAを受信し、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータAを記憶し、印刷装置20が、ネスティング待ち状態になる。次に、印刷装置20が、データBを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータBを記憶し、印刷装置20がネスティング待ち状態になる。
次に、印刷装置20がデータCを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータCを記憶し、印刷装置20が、ネスティング待ち状態になる。次に、印刷装置20がデータDを受信すると、印字品位判別手段22が印字品位を判別し、HDD23へデータDを記憶し、印刷装置20が、ネスティング待ち状態になる。
このときに、印字開始判定手段25が印刷開始であると判断すると、画像データの中で印字速度が最速の画像データの印字品位が何であるかを判定する。印字速度が最速の画像データは、データDであり、その印字品位は「はやい」であるので、印字品位を「はやい」に決定し、データAをHDD23から読み出す。
データAは、印字品位が「標準」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を「はやい」に変更し、配置手段26が、データAを先頭に配置する。次に、データBをHDD23から読み出す。データBは、印字品位が「きれい」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を「はやい」に変更し、配置手段26は、データAの横にデータBを配置する。
次に、データCをHDD23から読み出す。データCは、印字品位が「きれい」であるので、印字品位変更手段27が印字品位を「はやい」に変更し、配置手段26は、データBの横に、データCを配置する。次に、データDをHDD23から読み出す。データDは印字品位が「はやい」であるので、印字品位を変更せずに、配置手段26が、データCの横に、データDを配置する。
ネスティング対象の画像データの全てをHDD23から読み出したので、画像処理手段28が画像処理し、エンジン手段29へ送信することによって、出力する。
また、上記モード選択手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データの印字品位を、印字速度が最速の画像データの印字品位に揃える手段である。そして、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データについて、印字速度が最速の画像データの印字品位に揃えて印刷する。
図9は、本発明の実施例4であるネスティングモードが4種類存在する実施例におけるメニュー画面を示す図である。
印字品位が異なる場合、標準モード、画質優先用紙節約モード、受信優先用紙節約モード、速度優先用紙節約モードから、1つのモードを選択することができる。標準モードは、ネスティング印刷を行わないモードであり、画質優先用紙節約モードは、画質が最良である画像データの印字品位に合わせるモードである。受信優先用紙節約モードは、最初に受信した画像データの印字品位に合わせるモードであり、速度優先用紙節約モードは、印字速度が最速である画像データの印字品位に合わせるモードである。
10…ホストコンピュータ、
20…印刷装置、
22…印字品位判別手段、
27…印字品位変更手段、
29…エンジン手段。
20…印刷装置、
22…印字品位判別手段、
27…印字品位変更手段、
29…エンジン手段。
Claims (7)
- 複数の画像データを用紙の横方向に配置して印刷する印刷装置において、
複数の印字品位設定モードから1つの印字品位設定モードを選択するモード選択手段と;
受信した画像データの印字品位を判別する印字品位判別手段と;
画像データを複数記憶する記憶手段と;
上記記憶手段が記憶している複数の画像データを、用紙の横方向に配置する配置手段と;
上記モード選択手段が選択した印字品位設定モードに従って印刷する印刷手段と;
を有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1であって、
上記モード選択手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データの印字品位を、画質が最良の画像データの印字品位に揃える手段であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1であって、
上記印刷手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データのうちで画質が最良の画像データの印字品位に揃えて、上記複数の画像データを印刷する手段であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1であって、
上記モード選択手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データの印字品位を、最初に受信した画像データの印字品位に揃える手段であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1であって、
上記印刷手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データについて、最初に受信した画像データの印字品位に揃えて印刷する手段であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1であって、
上記モード選択手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データの印字品位を、印字速度が最速の画像データの印字品位に揃える手段であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項6であって、
上記印刷手段は、上記配置手段が配置する対象である複数の画像データについて、印字速度が最速の画像データの印字品位に揃えて印刷する手段であることを特徴とする印刷装置。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
EP4311216A1 (en) | 2022-07-21 | 2024-01-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, control method for controlling image forming apparatus, and storage medium |
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