JP2015005836A - 画像編集装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレビュー画像を用いたスムースな編集を可能としつつ、細かな位置調整を要する編集にも対応できる画像編集装置、画像形成装置を提供する。【解決手段】元画像を保存する際に、当該元画像を縮小したプレビュー画像を作成し、保存しておく。元画像を含む出力画像(たとえば、4in1される4つの元画像を配置した記録紙全体に対応する画像)を編集する際に、当該編集を行う編集画面に、プレビュー画像を読み出し、該プレビュー画像を元画像の代わりに表示して編集の操作を受け付ける第1編集モードと、元画像の一部を読み出し、該元画像の一部を編集画面に表示して編集の操作を受け付ける第2編集モードとを有し、これらの編集モードで受け付けた編集の操作に基づいて出力画像の編集を行う。第2編集モードは、トンボの位置調整などを行う際等に使用される。【選択図】図9

Description

本発明は、編集画面に画像を表示して編集操作を受け付ける画像編集装置、画像形成装置に関する。
画像形成装置にて画像の確認、加工、編集等を行う際に元画像を使用すると、データ量が多いため、処理負担が重い。そのため、たとえば、印刷出力しながら別の画像の編集を行うような場合に、編集を優先すると印刷側の処理に支障を与えてしまう。一方、印刷を優先すると編集作業を円滑に行うことができなくなる。
そこで、元画像を縮小したプレビュー画像を予め作成しておき、編集時には、編集画面にプレビュー画像を表示し、プレビュー画像に対して各種の編集操作を受け付け、その編集内容を、元画像に反映させる、といったことが一般的に行われる。プレビュー画像は、元画像を縮小した画像なので、データサイズが小さく、読み出しにかかる時間が短い。
プレビュー画像を使用する例として、たとえば特許文献1、2には、両面印刷やNin1印刷を行う場合に、印刷プレビュー機能によって、印刷される画像の全体像のイメージをプレビュー画像から作成して表示させ、ユーザがこの表示されたイメージ(プレビュー画像)を確認しながら、当該イメージ内で画像配置や余白等の編集を行う方法が記載されている(特許文献1、2参照)。
特開2010−171906号公報 特開2012−124613号公報
プレビュー画像を利用した編集に際してプレビュー画像を拡大して表示する場合がある。たとえば、トンボの位置調整等、位置精度を必要とする編集を行う場合は、画像を拡大して表示し、トンボの配置位置の微調整を行う。しかし、プレビュー画像は元画像を縮小した画像なので、解像度が低く、拡大すると画像劣化が発生してしまう。そのため、プレビュー画像を拡大表示する編集画面では、細かな位置調整を行うことができず、位置精度を必要とする編集を行った場合に、ユーザが意図した位置と実際に編集で設定された位置とに誤差が生じることがある。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、プレビュー画像を用いたスムースな編集を可能としつつ、細かな位置調整を要する編集にも対応できる画像編集装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]元画像を記憶する記憶部と、
前記元画像を縮小したプレビュー画像を作成するプレビュー画像作成部と、
前記プレビュー画像作成部によって作成された前記プレビュー画像を記憶する第2記憶部と、
前記元画像を含む出力画像を編集するための編集画面が表示される表示部と、
前記編集の操作を受け付ける操作部と、
前記第2記憶部から前記プレビュー画像を読み出し、該プレビュー画像を前記元画像の代わりに前記編集画面に表示して前記編集の操作を前記操作部で受け付ける第1編集モードと、前記元画像の一部を前記記憶部から読み出し、該元画像の一部を前記編集画面に表示して前記編集の操作を前記操作部で受け付ける第2編集モードとを有し、これらの編集モードで受け付けた編集の操作に基づいて前記出力画像の編集を行う編集制御部と、
を有する
ことを特徴とする画像編集装置。
上記発明では、元画像を縮小したプレビュー画像を作成し、当該元画像とプレビュー画像を対応付けて保存する。また、出力画像の編集モードとして、元画像を含む出力画像を編集する編集画面に元画像の代わりにプレビュー画像を表示して編集操作を受け付ける第1編集モードと、編集画面に元画像の一部を表示して編集操作を受け付ける第2編集モードとを有し、これらの編集モードで受け付けた編集の操作に基づいて、出力画像の編集を行う。第1編集モードと第2編集モードのいずれかを自動もしくはユーザからの指定を受けて選択することで、編集画面に表示される画像の画質もしくは表示速度のいずれかを優先させながら出力画像の編集を行うことができる。なお、第1編集モードのみ、もしくは第2編集モードのみではなく、編集中に両者を切り替えてもよい。
[2]第2編集モードでは、前記元画像のうち前記編集画面に一度に表示する部分のみを前記記憶部から読み出す
ことを特徴とする[1]に記載の画像編集装置。
上記発明では、元画像は、プレビュー画像に比べて解像度が高いので、表示部にプレビュー画像よりも見た目に拡大されて表示され、表示可能な範囲は小さくなる。そこで、元画像のうち、編集画面に一度に表示する部分のみを読み出す。これにより、編集画面に一度に表示する部分以外を読み出す場合に比べて、読み出しにかかる時間が短くなる。
[3]前記編集制御部は、所定の編集項目の編集を受ける場合は、前記第2編集モードを選択する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像編集装置。
上記発明では、所定の編集項目の編集を受ける場合は、自動で第2編集モードを選択する。よって、所定の編集項目の編集を受ける場合は自動的に編集画面に高画質な画像が表示される。
[4]前記所定の編集項目は、プレビュー画像の解像度より高い解像度で位置の調整を要する編集項目である
ことを特徴とする[3]に記載の画像編集装置。
上記発明では、プレビュー画像の解像度より高い解像度で位置の調整を要する編集項目の編集を受ける場合は、自動で第2編集モードに切り替わる。
[5]前記所定の編集項目は、トンボの位置調整を含む
ことを特徴とする[3]または[4]に記載の画像編集装置。
[6][1]〜[5]に記載の画像編集装置と、
前記画像編集装置が編集した前記出力画像に基づいて印刷を行う印刷部と、
を備える
ことを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る画像編集装置、および画像形成装置によれば、プレビュー画像を用いたスムースな編集を可能としつつ、細かな位置調整を要する編集にも対応できる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 元画像とプレビュー画像の一例を示す図である。 元画像からプレビュー画像を作成し保存する処理を示す流れ図である。 画像形成装置が出力画像を作成し、印刷を行う場合の処理を示す流れ図である。 Nin1印刷で使用する画像データを選択する画面の一例を示す図である。 4in1印刷を行う場合に表示される編集画面の一例を示す図である。 図6で表示された編集画面にトンボを重ねて表示した様子を示す図である。 トンボの位置調整を行う様子を示す図である。 編集画面にて出力画像に対する編集を受け付ける処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示す。画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取って得た画像をファイルにして保存するスキャンジョブ、自装置に保存されている画像や、外部装置から送出された印刷データに基づいて画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、POD(Print On Demand)に使用される大型の印刷装置である。
画像形成装置10は、元画像を保存する場合に、当該元画像を縮小したプレビュー画像を作成し、元画像と対応付けて共に保存する。たとえば、スキャンジョブで原稿を読み取って得た元画像を保存する際には、当該元画像からプレビュー画像を作成し、両者を(ファイル名や、付加情報等によって)対応付けて共に保存する。
図2は、元画像50とそのプレビュー画像51の一例を示す。プレビュー画像51は、元画像50を縮小した(間引いた)画像なので、元画像50よりもデータサイズが小さく、読み出しや編集処理等にかかる時間が短い。画像形成装置10は、たとえば、元画像50の全体を一度に表示部16に表示する場合、元画像に代えてプレビュー画像51を表示する。
また、画像形成装置10は、後述する表示部16に、元画像を含む出力画像を編集するための編集画面を表示し、当該出力画像の編集操作を受け付ける。出力画像は、元画像に基づいて生成される印刷用の画像(記録紙全体に対応する出力形態での画像)である。たとえば、4in1印刷を行う場合は、4つの元画像を配置した記録紙全体に対応する出力画像が生成され、当該出力画像が印刷される。
画像形成装置10は、編集画面に、元画像の代わりにプレビュー画像を表示して、編集操作を受け付ける第1編集モードと、編集画面に、元画像の一部を表示して、編集操作を受け付ける第2編集モードを有し、これらの編集モードで受け付けた編集操作に基づいて、出力画像の編集を行う。
第1編集モードでは、編集画面の表示用データをプレビュー画像から生成し、当該データに従ってプレビュー画像を含む編集画面を表示する。たとえば、多数のプレビュー画像がリスト表示され、そこから複数のプレビュー画像を選択して、Nin1処理を選択すると、選択された複数のプレビュー画像が配列された記録紙全体の縮小画像が、編集画面に表示される。第1編集モードでは、編集画面の表示用データを、データ量の少ないプレビュー画像から生成するので、表示に必要な画像データをHDD15から読み出す際の負荷が少なく、編集画面が表示されるまでにかかる時間は短い。
第2編集モードでは、編集画面の表示用データを、元画像の一部から生成し、当該データに従って元画像の一部を含む編集画面を表示する。第2編集モードでは、元画像を、当該元画像の解像度を維持して編集画面に表示する。このため、プレビュー画像を表示する場合に比べて高解像度でかつ見た目に拡大されて表示される。第2編集モードでは高解像度で表示するので元画像の全体を編集画面に表示することはできない。そこで、第2編集モードでは、元画像のうち編集画面に表示される一部分のみを保存先から読み出す。このように、第2編集モードでは、元画像の一部(表示に必要な部分のみ)を読み出して編集画面の表示用データを作成するので、元画像の全体を読み出す場合に比べて読み出しの負荷が少なく、編集画面が表示されるまでにかかる時間が短くなる。
画像形成装置10は、第1編集モードと第2編集モードのいずれか、もしくは両者を交互に選択しつつ、出力画像の編集を行う。本発明の実施の形態の画像形成装置10は、編集画面を表示して出力画像の編集操作を受ける際に、デフォルトでは第1編集モードで動作し、所定の編集項目の編集を受け付ける場合に自動的に第2編集モードに切り替わるようになっている。所定の編集項目については後述する。なお、ユーザの別途の指示に従って第1編集モードと第2編集モードを切り替えるようにされてもよい。
図1に戻って説明を続ける。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発メモリ14と、HDD(Hard Disk Drive)15と、表示部16と、操作部17と、ネットワークI/F部19と、システムメモリ20と、メモリコントローラ30が接続されている。メモリコントローラ30には、ローカルメモリ18と、入力画像処理部31と、出力画像処理部33が接続されている。そして、入力画像処理部31にはスキャナ部32が、出力画像処理部33にはプリンタ部34が接続されている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、画像形成装置10の一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。HDD15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム(ソフトウェア)、印刷データや画像などが保存される。
本発明の実施の形態では、CPU11は元画像に基づいて出力画像を作成する処理や、元画像の一部、もしくはプレビュー画像に基づいて編集画面の表示用データを生成(作成)する処理の制御、外部装置から受けた印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理なども行う。
表示部16は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面、編集画面などを表示する機能を果たす。また、表示部16は表示メモリを備えており、当該表示メモリに格納された画像を表示する。
操作部17は、ユーザからジョブの投入や、出力画像の編集など各種の操作を受け付ける機能を果たす。操作部17は、表示部16の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルのほかテンキーや文字入力キー、印刷開始のスタートボタンなどを備えて構成される。
ネットワークI/F部19は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて接続されている他の外部装置などと通信を行う。
システムメモリ20は、CPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納する目的で使用される。本実施の形態では、HDD15に書き込むデータや、HDD15から読み出したデータを一時的に格納したりする。
スキャナ部32は、原稿を光学的に読み取って画像を取得する機能を果たす。スキャナ部32は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路などを備えて構成される。スキャナ部32は、原稿を光学的に読み取って得た画像信号を入力画像処理部31に送信する。
入力画像処理部31は、スキャン機能(画像読取)に係る各種の変換処理や画像処理を行う。詳細には、画像読み取りの際に、スキャナ部32から入力されるRGB形式の画像データをYMCKのデータに変換したり、シェーディング補正などを行う。
プリンタ部34は、出力画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置等とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタ(プリンタエンジン)として構成されている。画像形成は、インクジェット方式や、他の方式でもかまわない。
出力画像処理部33は、プリント機能(印刷出力)に係る各種の変換処理や画像処理を行う。詳細には、印刷実行時に色の補正や画像の微小変倍を行ったり、プリンタ部34の動作タイミングに合わせて画像データをプリンタ部34へ送り出したりする。
メモリコントローラ30は、入力画像処理部31によって変換された画像データをシステムメモリ20に転送する等、データを転送する役割を果たす。また、メモリコントローラ30は、画像データの転送中に、間引き処理を行って画像を縮小する機能を備える。また、縮小した画像の転送先を制御することで、たとえば、4in1の印刷における4つの画像のレイアウトを設定することもできる。
ローカルメモリ18は、画像処理の為に専用に割り当てられたメモリであり、メモリコントローラ30がローカルメモリ18に対するデータのリード・ライトを制御する。
次に、画像形成装置10が、元画像を保存するとともに、プレビュー画像を作成する処理を、図3に基づいて説明する。
まず、入力画像処理部31が変換して得た画像(スキャンジョブによって得た画像)、またはCPU11によってソフトウェアRIP(Raster Image Processor)された画像(外部装置から受信した印刷データに含まれる画像)を、元画像としてメモリコントローラ30がDMA(Direct Memory Access)転送を用いてローカルメモリ18に格納する(ステップS101)。
次に、メモリコントローラ30がDMA転送を用いてローカルメモリ18に格納された元画像をシステムメモリ20に転送する(ステップS102)。
元画像をシステムメモリ20に転送する際には、メモリコントローラ30が元画像を縮小したプレビュー画像を作成し、元画像とプレビュー画像の両者をシステムメモリ20に格納する(ステップS103)。
その後、システムメモリ20に格納された元画像とプレビュー画像を、HDD15に転送して、保存し(ステップS104)、本処理を終了する。なお、HDD15に保存する際には、元画像とプレビュー画像を関連付けして保存する。
図4は、画像形成装置10が印刷を行う場合のデータフローを示す。画像形成装置10は、プリントジョブが入力されたら、まずHDD15から、印刷対象の元画像を読み出し、システムメモリ20に格納する(S1)。
次に、システムメモリ20に格納された元画像をメモリコントローラ30のDMA転送を用いてローカルメモリ18に転送する(S2)。メモリコントローラ30は、このDMA転送を行う際にローカルメモリ18に、元画像を含む出力画像を作成する。たとえば、設定された綴じ代に応じて元画像をレイアウトすると共に、設定された位置にトンボを書き加えた、記録紙全体に対応する出力画像を作成する。
その後、ローカルメモリ18から出力画像を読み出して出力画像処理部33に転送する。出力画像処理部33は、出力画像を、プリンタ部34の印刷速度に合わせてプリンタ部34に転送する(S3)。その後、プリンタ部34が記録紙に出力画像を画像形成して出力する。
次に、編集画面が表示されるまでの処理について説明する。本発明の実施の形態では、出力画像に含める元画像をユーザが選択した場合に、画像形成装置10が編集画面の表示用データを作成し、該表示用データに従って編集画面を表示して、出力画像への編集操作をユーザから受け付ける。本発明の実施の形態では、初めに第1編集モードで編集画面がデフォルト表示される。以下、第1編集モードで編集画面が表示されるまでの処理について説明する。
<1つの元画像の画像内容を確認する場合>
ユーザからジョブ編集等のために確認したい1つの元画像の選択を受けると、画像形成装置10は、その選択された元画像に関連付けられているプレビュー画像をHDD15から読み出し、システムメモリ20に格納する。その後、システムメモリ20にて、当該プレビュー画像を含む編集画面の表示用データを作成し、その表示用データを表示メモリに転送する。これにより、編集画面が表示部16に表示される。
<4in1や、両面印刷、綴じ代印刷等が設定されている場合>
画像形成装置10は、出力画像として使用する1または複数の元画像の選択をユーザから受け付けると、その選択された元画像に関連付けられているプレビュー画像をHDD15から読み出し、システムメモリ20に格納する。
その後、システムメモリ20に格納されたプレビュー画像を、メモリコントローラ30のDMA転送を用いてローカルメモリ18に転送する。当該転送を行いつつ、ローカルメモリ18にプレビュー画像から編集画面の表示用データを作成する。
たとえば、4in1印刷が設定されている場合は、4つのプレビュー画像を縮小しながら、4in1印刷時のレイアウトに対応する配置でローカルメモリ18に書き込むことで編集画面の表示用データが作成される。すなわち、印刷時の出力画像に対応する表示用画像を含む表示用データがプレビュー画像を用いて作成される。なお、トンボの配置等を行う場合も、ローカルメモリ18上でトンボを付与する。その後、作成された編集画面の表示用データを表示部16の表示メモリに転送することで、編集画面が表示部16に表示される。
次に、第2編集モードで編集画面が表示される場合の処理について説明する。
ユーザから所定の編集項目の選択を受けると、その編集において表示すべき元画像のうち、編集画面に表示すべき一部の範囲に対応する部分をHDD15から読み出し、システムメモリ20に格納する。その後、システムメモリ20にて、当該元画像の一部を含む編集画面の表示用データを作成し、その表示用データを表示メモリに転送して編集画面を表示部16に表示する。所定の編集項目は、トンボの位置調整などである。
表示部16に編集画面が表示されている際に受け付けた編集操作に従って表示内容を変更する必要が生じた場合には、システムメモリ20上で編集画面の表示用データを加工して、加工後の表示用データを再び表示メモリに転送して表示部16に表示させる。
画像形成装置10は、編集画面で行われた編集内容を記憶しておく。そして当該編集が完了したら、当該編集内容を反映させて出力画像を作成する。
具体的には、まず、出力画像の生成に使用する元画像をHDD15からシステムメモリ20に読み出す。その後、システムメモリ20に読み出された元画像をメモリコントローラ30のDMA転送を用いてローカルメモリ18に転送しながら、当該元画像を含む出力画像を作成する。この出力画像を作成する際に、編集画面で行われた編集内容(および印刷設定)を反映させる。その後、ローカルメモリ18に格納された出力画像は、図4のS1〜S3と同様の処理によって印刷される。
次に、Nin1印刷を行う場合について4in1印刷を具体例に挙げて説明する。図5は、4in1印刷で使用する元画像の選択を受け付ける画面の一例であるNin1印刷画像選択画面60を示す。Nin1印刷画像選択画面60では、選択可能な元画像がサムネイル形式で表示されている。なお、表示されているサムネイルはプレビュー画像から作成されている。
ユーザは4in1印刷で使用する4つの元画像を示すサムネイルを4つ選択し、決定釦61を押下する。元画像の選択を中止する場合は、キャンセル釦62を押下する。
4つのサムネイルが選択された状態で決定釦61が押下されたら、選択されているサムネイル(プレビュー画像)に対応づけられている元画像を、4in1印刷で使用する4つの元画像として確定する。4in1印刷で使用する4つの元画像が確定したら、その4つの元画像に関連付けられているプレビュー画像から編集画面の表示用データを作成し、当該表示用データに従って編集画面を表示する。
図6は、図5で決定した4つの元画像に関連付けられているプレビュー画像から作成された編集画面の表示用データに従って表示される編集画面の一例である編集画面70を示す。編集画面70には、記録紙75が表示され、この記録紙75の中に4つのプレビュー画像51(51A〜51D)が配置されている。編集画面70内の記録紙75の部分の表示内容は、印刷時の出力画像に対応する。
図7は、図5のNin1印刷画像選択画面60にて4つのサムネイルが選択され、決定釦61が押下された際に、トンボを配置するよう設定されていた場合の編集画面71を示している。各プレビュー画像51(51A〜51D)の角部分に重なるようにトンボが配置されている。なお、各トンボは予め設定されたデフォルトの位置に表示される。
ユーザは、編集画面70、71内の各プレビュー画像51(51A〜51D)のレイアウトの変更等、様々な編集を行うことができる。
画像形成装置10は、所定の編集項目の編集を受け付けると第1編集モードから第2編集モードに切り替わる。所定の編集項目は、プレビュー画像の解像度よりも高い解像度で位置の調整を要する(位置精度を必要とする)編集項目である。本発明の実施の形態では、トンボの位置調整を所定の編集項目とする。
画像形成装置10は、編集項目としてトンボの位置調整が指定されたら第2編集モードに自動的に移行する。具体的には、ユーザが、編集画面71にて、位置調整したいトンボの部分を指でタッチする等によって指定すると、画像形成装置10は、トンボの位置調整を行うと判断し、第1編集モードから第2編集モードに移行し、指定されたトンボとその周辺部分のみを大きく表示する。
図8は、第2編集モードにて表示部16に表示された編集画面72を示す。図8は、図7の編集画面において元画像71の左上のトンボが指定された場合に表示される編集画面である。第2編集モードに切り替わった場合、指定されたトンボの周辺部分に対応する部分の元画像のみを読み出す。具体的には、元画像のうち編集画面の表示用データの作成に使用される部分のみを読み出す。なお、図中では、元画像のうち編集画面72に表示された部分73(読み出される部分)には斜線を付してある。トンボの位置調整は、たとえば、矢印キーなどで受け付ける。
ここでは、編集画面72に元画像の一部を元画像の解像度のまま、すなわち、元画像の1画素を画面上の1画素として表示している。
仮に、低画質なプレビュー画像上でトンボの位置調整を行うと、精度の高い位置調整を行うことができず、ユーザが意図した位置と実際に編集で設定された位置とに誤差が生じることがある。
たとえば、プレビュー画像の1画素を画面上の1画素として表示した場合にプレビュー画像が元画像を32分の1に縮小した画像である場合には、トンボの位置を1画素分動かしたら、元画像において32画素分も移動してしまう。
また、プレビュー画像を32倍に拡大表示して図8のように部分的に表示するとトンボの位置を細かく調整できるが、拡大されたプレビュー画像の解像度が低いので、画像の内容に応じてトンボの位置を調整したい場合(たとえば、画像内の特定の模様の位置にトンボを位置合わせしたい場合など)に、画像が低画質なので、結局、高い位置精度でトンボの位置を設定することはできない。
これに対して、第2編集モードによる編集画面72は元画像の一部を元画像の解像度で表示するので、プレビュー画像を使用する場合よりも高い解像度でトンボの位置調整を行うことができる。なお、HDD15から読み出される元画像の量は、編集画面の表示用データの作成に必要な量のみなので、元画像全体を読み出す場合に比べて、読み出しにかかる時間が抑えられる。
次に、画像形成装置10が、出力画像を編集し、印刷する処理を図9に基づいて説明する。
画像形成装置10は、出力画像に使用する元画像の選択を受け付けたら(ステップS301)、当該選択された元画像に対応付けられているプレビュー画像から編集画面の表示用データを作成する(ステップS302)。
その後、前述の表示用データに従って編集画面を表示するとともに、編集作業の受け付け、および受け付けた編集内容の記録を開始する(ステップS303)。
編集を行う編集項目として、プレビュー画像の解像度よりも高い解像度で位置の調整を要する(高解像度での位置調整を行う)所定の編集項目が指定された場合は(ステップS304;Yes)、第1編集モードに移行して編集作業を受け付ける。すなわち、元画像の一部を読み出して編集画面の表示用データを作成し、当該表示用データに従って新たな編集画面を表示し(ステップS305)、ステップS307に進む。なお、すでに第2編集モードで編集画面を表示している場合は、そのままステップS307に進む。
編集項目として、プレビュー画像の解像度よりも高い解像度で位置の調整を要する所定の編集項目以外の編集項目が指定されたら(ステップS304;No)、第1編集モードに移行する。すなわち、プレビュー画像を読み出して編集画面の表示用データを作成し、当該表示用データに従って新たな編集画面を表示する(ステップS306)。なお、すでに第1編集モードで編集画面を表示している場合は、そのままステップS307に進む。
編集を完了する指示(操作)を受け付けるまでは(ステップS307;No)、ステップS304に戻って処理を継続し、各種の編集作業を受け付ける。
編集を完了する指示(操作)を受け付けたら(ステップS307;Yes)、ステップS301にて選択された元画像から、それまで記録していた編集内容を反映させて出力画像を作成し(ステップS308)、処理を終了する。
なお、出力画像の印刷は直ぐに実行してもよいし、後で実行するようにされてもよい。また、ステップS308にて出力画像を作成した、編集内容を保存しておき、その編集内容の反映された出力画像の作成を後で行うようにしてもよい。ステップS308にて編集内容が反映された出力画像を作成した場合、本処理にて記録しておいた編集内容を消去してもよい。
このように、画像形成装置10は、元画像を保存する際には、当該元画像を縮小したプレビュー画像を作成し、元画像とプレビュー画像の両者を関連付けて保存する。また、画像形成装置10は、元画像を含む出力画像の編集を行う際に、プレビュー画像を使用して編集画面の表示用データを作成して編集画面を表示し、編集操作を受け付ける第1編集モードと、元画像の一部を使用して編集画面の表示用データを作成して編集画面を表示し、編集操作を受け付ける第2編集モードを備えている。第1編集モードでは、プレビュー画像を使用するので、元画像の全体に相当する範囲を編集画面に表示しても、その表示にかかる時間を抑えることができ、第2編集モードでは、元画像を使用するので編集画面の画像劣化を抑え、高解像度での位置の調整を要する編集を行うことができる。また、元画像のうち表示に必要な一部分のみを読み出すので、処理負担を少なく抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では画像形成装置10を例に説明したが、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD15と、表示部16と、操作部17を抜き出して構成された画像編集装置であってもよい。
本発明の実施の形態では、元画像の一部から編集画面の表示用データを作成する際には、元画像の一部を、拡大、縮小することなくそのままのサイズで使用していたが、元画像の一部を拡大、もしくは縮小してから編集画面の表示用データの作成に使用してもよい。
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…HDD
16…表示部
17…操作部
18…ローカルメモリ
19…ネットワークI/F部
20…システムメモリ
30…メモリコントローラ
31…入力画像処理部
32…スキャナ部
33…出力画像処理部
34…プリンタ部
50…元画像
51(51A〜51D)…プレビュー画像
60…Nin1印刷画像選択画面
61…決定釦
62…キャンセル釦
70〜72…編集画面
73…部分
75…記録紙

Claims (6)

  1. 元画像を記憶する記憶部と、
    前記元画像を縮小したプレビュー画像を作成するプレビュー画像作成部と、
    前記プレビュー画像作成部によって作成された前記プレビュー画像を記憶する第2記憶部と、
    前記元画像を含む出力画像を編集するための編集画面が表示される表示部と、
    前記編集の操作を受け付ける操作部と、
    前記第2記憶部から前記プレビュー画像を読み出し、該プレビュー画像を前記元画像の代わりに前記編集画面に表示して前記編集の操作を前記操作部で受け付ける第1編集モードと、前記元画像の一部を前記記憶部から読み出し、該元画像の一部を前記編集画面に表示して前記編集の操作を前記操作部で受け付ける第2編集モードとを有し、これらの編集モードで受け付けた編集の操作に基づいて前記出力画像の編集を行う編集制御部と、
    を有する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  2. 第2編集モードでは、前記元画像のうち前記編集画面に一度に表示する部分のみを前記記憶部から読み出す
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記編集制御部は、所定の編集項目の編集を受ける場合は、前記第2編集モードを選択する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像編集装置。
  4. 前記所定の編集項目は、プレビュー画像の解像度より高い解像度で位置の調整を要する編集項目である
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像編集装置。
  5. 前記所定の編集項目は、トンボの位置調整を含む
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像編集装置。
  6. 請求項1〜5に記載の画像編集装置と、
    前記画像編集装置が編集した前記出力画像に基づいて印刷を行う印刷部と、
    を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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