JP4124024B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリンタ、複写機、さらには多機能形MFP(Multi Function Peripherals)などに適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークの普及に伴って、例えばMFP等では、複数のユーザにそれぞれ割り当てられたパーソナルコンピュータとネットワーク接続することにより、MFP等を複数のユーザで共用することが多くなってきている。
【0003】
ところが、MFPを複数のユーザで共用する場合、ユーザがプリント指示を行い、画像形成された用紙が排紙トレイのような排出用紙保持手段に排出されているにもかかわらず、当該ユーザが排出用紙保持手段にある自分の用紙を取り忘れて放置されることも少なくない。また、用紙が排出されたことも忘れて、再度出力指示を行ってしまうこともある。
【0004】
そこで、従来、MFPの電源がOFFからONに切り換わった時、あるいはスリープモード(節電モード)が解除された時に、印字された用紙の取り忘れがあれば、プリント指示元のユーザに用紙が放置されている旨の警告を行うようになされたものが知られている(例えば 特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−86079号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、MFP等をネットワークプリンタとして使用する場合、複数のユーザから次々とプリント指示が入ってくることがある。このようなMFPの使用頻度が高い状況下においては、MFPがスリープモードに入る機会もほとんどない。
【0007】
従って、上記従来の技術のように、MFPの電源がOFFからONに切り換わった時、あるいはスリープモードが解除された時に用紙の放置の警告を行う構成では、上記のような使用頻度の高い状況下においては、ほぼ連続して用紙の排出が行われ、複数のユーザからのプリント指示に係る用紙が排出状態のまま放置されると、用紙群の中に複数のユーザの用紙が混載されることが多くなり、それにもかかわらず、用紙放置警告が出されない事態も発生する。
【0008】
この発明は、このような背景に鑑みてなされたものであって、使用頻度の高い状況下でも、排出された用紙の放置警告が的確に行える画像形成装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、複数の外部端末装置との間で通信可能な通信手段と、前記外部端末装置からのプリント指示を前記通信手段を介して受信し、受信したプリント指示に基づいて用紙に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段を経て排出された用紙を保持する排出用紙保持手段と、前記排出用紙保持手段から用紙が取り出されたことを検出する用紙取り出し検出手段と、前記排出用紙保持手段に排出された用紙が取り出された際に、前記取り出された用紙の中に少なくとも2つの外部端末装置からプリント指示された用紙が混載されているか否かを判断する用紙混載判断手段と、前記用紙混載判断手段により、少なくとも2つの外部端末装置からプリント指示された用紙が混載されていると判断された場合には、前記少なくとも2つの外部端末装置に対して用紙放置の警告を通知する通知手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置によって解決される。
【0010】
この画像形成装置では、外部端末装置からのプリント指示が通信手段を介して受信されると、前記プリント指示に従って画像形成手段により所定の画像形成処理が行われ、画像形成された用紙が排出用紙保持手段に排出される。そして、前記排出用紙保持手段から用紙が取り出されたことが前記用紙取り出し検出手段により検出された際に、用紙混載判断手段により、前記取り出された用紙の中に少なくとも2つの外部端末装置からプリント指示された用紙が混載されているか否かが判断され、用紙が混載されていると判断されると、通知手段により前記少なくとも2つの外部端末装置に対して用紙放置の警告が通知される。
【0011】
つまり、排出された用紙が取り出されることをきっかけにして用紙放置の警告を通知するようにしたから、画像形成装置が、複数の外部端末装置から次々とプリント指示を受けるような頻繁な使用状況下あっても、用紙を放置している他の外部端末装置に的確に警告通知がなされる。
【0012】
前記画像形成装置において、プリント指示を行った外部端末装置を記憶するメモリを備え、前記用紙混載判断手段は、前記排出用紙保持手段に排出された用紙が取り出された際において前記メモリに記憶されている前記外部端末装置の有無に基づいて、前記用紙の混載を判断する構成としても良い。
【0013】
これにより、用紙の混載の判断が容易となる。
【0014】
また、前記外部端末装置のうち、前記用紙放置の警告を通知しない外部端末装置を設定する非通知設定手段を備え、前記用紙混載判断手段により、少なくとも2つの外部端末装置からプリント指示された用紙が混載されていると判断された場合に、前記通知手段は、前記非通知設定された外部端末装置を除く外部端末装置に用紙放置警告の通知を行う構成としても良い。
【0015】
この場合には、非通知設定された外部端末装置に対する用紙放置警告の無駄な通知がなくなる。
【0016】
また、この場合、プリント指示を行った外部端末装置を記憶するメモリと、メモリの内容を表示する表示部を備え、前記表示部の表示内容の中から前記外部端末装置が選択されることにより、前記非通知設定手段は、用紙放置の警告を通知しない外部端末装置を設定する構成としても良い。
【0017】
これにより非通知の設定が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置が適用された画像形成システムを示す構成図である。
【0020】
図1において、この画像形成システムAは、画像形成装置の一例としてのMFP1と、MFP1にネットワーク(無線通信を含む)NWを介して接続された複数の外部端末装置の一例としてのパーソナルコンピュータ(PCという)2(2a,2b,2c)とから構成されている。
【0021】
前記MFP1は、PC2からのプリントデータを含むプリント指示を受け付けるとともに、プリント指示の内容に従ってプリントデータを用紙Mにプリントし、排出用紙保持部(排紙トレイ)10に出力するプリンタ機能を有している。
【0022】
前記PC2は、ユーザがプリントデータの作成を行うほか、MFP1に対して、作成したプリントデータ等を送信したりするためのものである。
【0023】
図2は、MFP1およびPC2の電気的構成を示すブロック図である。
【0024】
図2おいて、MFP1は、制御部としてのCPU11、画像読取部12、画像形成部13、インターフェース(I/Fという)部14、排紙センサ15、メモリ16、さらには、操作パネル17などから構成されている。
【0025】
前記CPU11は、MFP1の全体を統括的に制御するほか、この実施形態では、用紙混載判断部11Aおよび用紙放置警告通知部11Bの機能をも有している。
【0026】
即ち、前記用紙混載判断部11Aは、排出用紙保持部10に排出保持されている用紙(用紙群)Mのなかに、少なくとも2つのPC2からのプリントジョブに係る用紙Mが混載されているか否かを判断するものである。この点はさらに後述する。
【0027】
前記用紙放置警告通知部11Bは、前記用紙混載判断部11Aにより、排出用紙保持部10から取り出される用紙Mの中に、少なくとも2つのPC2からのプリント指示に係る用紙Mが混載されていると判断された際に、前記I/F部14を介して当該PC2に対して用紙放置警告を通知するものである。
【0028】
前記画像読取部12は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿画像を読み取るものである。
【0029】
前記画像形成部13は、前記画像読取部12で読み取られた画像データあるいはPC2から送られたプリントデータを、用紙Mにプリントしたのち、用紙Mを排出用紙保持部10に排出するものである。従って、MFP1は、画像読取部12で読み取られた画像データを画像形成部13でプリントするコピー機能をも有している。
【0030】
前記I/F部14は、PC2との間で通信を行うための通信手段であり、MFP1はこのI/F部14を介してPC2からデータやプリント指示を受信する。
【0031】
前記排紙センサ15は、プリントされた用紙Mが排出用紙保持部10上に排出されて保持されているか否かを、つまり用紙Mの有無を検出するものであり、前記排出用紙保持部10の排出部近傍に設けられている。この排紙センサ15は、例えば、図示しない一対の発光素子および受光素子からなる光学センサで構成されており、発光素子からの光が受光素子で受光されると、排出用紙保持部10上に用紙Mが存在しないものと判断され、発光素子からの光が受光素子で受光されないと、排出用紙保持部10上に用紙Mが存在していると判断される。
【0032】
前記メモリ16は、画像形成されて排出された用紙Mへのプリントを指示した外部端末装置についての情報を、例えば用紙排出時に記憶する。
【0033】
前記メモリ16における記憶内容を図3の概念図で示す。図3に示すように、メモリ16には「送信元(プリント指示元)」「原稿枚数」「部数」「排出用紙状態」の各情報項目を有するプリント履歴のリストが記憶されている。ここに、「送信元」の情報項目は、ジョブがコピージョブであるか否か、あるいはプリントジョブの場合にはプリント指示元のPC2の種別を示すものである。また、「排出用紙状態」の情報項目は、PC2からの各プリントジョブについて、排出した用紙が取り出されているか否かを示すものである。
【0034】
図3に示す実施形態では、2個のコピージョブとPC2a〜PC2cからプリント指示された3個のプリントジョブが完了したことが記憶されている。また、PC2aおよびPC2bのユーザが排出用紙保持部10上に排出された用紙(用紙束)Mをまだ取りに来ていない状態が示されている。また、PC2aおよびPC2bのプリント指示よりも受け付けが時間的に後であるPC2cからのデータもプリントされているが、このPC2cのユーザも前記排出用紙Mを取りに来ていない状態が示されている。ちなみに、図3では、番号(NO.)が若い程、用紙排出からの経過時間が長いものと定義されている。
【0035】
前記図2に示すように、各PC2は、CPU21、I/F部22、メモリ23、表示部であるディスプレイ24などから構成されている。
【0036】
前記CPU21は、PC2の全体動作の制御を司る。I/F部22は、MFP1との間で通信を行うための手段である。
【0037】
前記メモリ23は、作成されたプリントデータを記憶したり、MFP1から送信されてきた用紙放置警告の内容などを一時記憶する。
【0038】
前記ディスプレイ24は、作成したプリントデータ、あるいはMFP1から送信されてきた用紙放置警告の内容などを、図4に示すように画面24aに表示する。
【0039】
次に、上記MFP1の動作制御の内容を、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明ならびに図面では、ステップをSと略記する。
【0040】
図5において、まずS51でCPU11は、I/F部14を介して例えばPC2cからのプリント指示に係るデータを受信すると、S52では、そのプリント指示に基づいて画像形成部13にプリント処理を実行させる。そして、プリント処理が完了すると、S53では、プリントされた用紙Mを排出用紙保持部10に排出させる。画像形成動作から用紙排出までの制御は周知であり、具体的説明は省略する。
【0041】
次いで、S54では、用紙Mが排出用紙保持部10に排出された時に、プリント指示元のPC2の種別(この例ではPC2c)、原稿枚数、部数、排出用紙の状態を、それぞれメモリ16の「送信元」「原稿枚数」「部数」「排出用紙状態」の各情報項目に記憶し、これにより1つのプリント履歴が記憶される。
【0042】
なお、MFP1は、複数のPC2(2a〜2c)と通信可能であり、これらPC2a〜PC2cから次々とプリント指示が送信されてくる可能性があるので、プリント処理された用紙Mが排出された後は、全ての用紙Mが各ユーザによって取り出されない限り、メモリ16に記憶された前記プリント履歴が削除されることなく存在し、これに新たなプリント履歴が追加されていくものとなされている。
【0043】
次に、S55では、排出用紙保持部10上に用紙Mが残存したままのユーザに対して警告処理を行って、S51に戻る。
【0044】
前記S55の警告処理の内容を、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0045】
いずれかのユーザが用紙を取りに来た場合、このユーザは、排出用紙保持部10上の用紙Mの中から自己の用紙を入手するために、排出用紙保持部10上の全ての用紙Mを一旦取り出すが、この動作が行われたか否かをCPU11が判断する。即ち、図6において、S551でCPU11は、排出用紙保持部10上に排出用紙Mが存在している状態から存在しなくなった状態への変化(図6ではOFFエッジと記している)があったか否かを、排紙センサ15からの信号に基づいて判断する。
【0046】
排出用紙保持部10上の用紙Mがユーザにより取り出されたと判断されなければ(S551の判定がNO)、そのままリターンする。
【0047】
排出用紙保持部10上の用紙Mがユーザにより取り出されたと判断された場合(S551の判定がYES)、S552でCPU11は、用紙放置の警告が必要なPC2(プリント指示元ユーザ)の有無を判断する。
【0048】
この警告通知先であるPC2の有無の判断は、前記排出用紙保持部10に排出された用紙が取り出された際において、前記メモリ16の「送信元」の項目に記憶されているPC2の数が1つか2つ以上かを判定することにより行っている。1つであれば(S552の判定がNO)、警告通知先がなく、そのままリターンする。
【0049】
ここで、メモリ16に記憶されているPC2の数を判断している理由は、プリント指示元(送信元)が1つである場合、排出された用紙Mを取りにきたユーザとプリント指示元のユーザが同一である、即ちプリント指示により用紙Mが排出された後に、直ぐに当該用紙Mを取りにきた、と見做すことができるので、警告をする必要がないからである。
【0050】
前記S552の判断において、前記メモリ16の「送信元」に記憶されているPC2の数が2つ以上存在していれば(S552の判定がYES)、排出用紙保持部10上に排出された用紙Mを取りにきたユーザのほかに、プリント指示は行ったが用紙Mを取りにきていないユーザが少なくとも1人以上は存在していることになり、警告すべきPC2が存在していることになるので、S553でCPU11は、メモリ16の「送信元」の項目に記憶されているすべてのPC2に対して用紙Mが放置されている旨の警告を通知してリターンする。
【0051】
前述した図3の例では、PC2a〜PC2cに対して警告通知が送信される。なお、前記警告通知により、PC2a〜PC2c側のディスプレイ24の画面24aには、例えば図4に示すように「あなたの印字ジョブは放置されています。」の警告文字が表示される。
【0052】
このように、排出用紙保持部10上に排出されている用紙Mが取り出されたタイミングをきっかけにして、放置の警告が必要なPC2に対して用紙放置の警告が行われるので、使用頻度が多い状況下に置かれた場合でも、用紙を取りにきていないユーザに的確に用紙Mの放置の警告がなされる。従って、MFP1を共同で使用する全ユーザにとっての利便性が増大する。
【0053】
なお、前記メモリ16における各プリント履歴は、送信元(プリント指示元)のPC2の全てのユーザ(この実施形態では、PC2a〜PC2cのユーザ)によって用紙が取り出されることにより、換言すれば排出用紙保持部10に保持されている用紙がなくなることにより、消去される。全てのユーザによって用紙が取り出されたか否かの判断は、例えば、新たなプリント指示により用紙が排出される際に、排出用紙保持部10に用紙が存在していないことを検出したり、あるいは所定時間排出用紙保持部10に用紙が存在していないことを検出すること等により行えばよい。
【0054】
また、前記実施形態では、排出用紙保持部10上に排出されている用紙Mが取り出された際における、前記メモリ16の「送信元」の情報項目に記憶されているPC2の数に基づいて、警告を通知するPC2の有無の判断を行い、全ての用紙が取り出されるとメモリ16の対応プリント履歴を削除する構成としたが、他の例であっても良い。例えば、プリント履歴は残す一方で、全ての用紙が取り出されるとメモリ16の「排出用紙状態」の項目情報の内容を「取り出し済み」に切り替え、排出用紙保持部10上に排出されている用紙Mが取り出された際に、メモリ16の「排出用紙状態」の項目情報の内容が未取り出しのままとなっているPC2の数に基づいて、警告先の有無の判断を行う構成としても良い。
【0055】
次に、この発明の他の実施形態を図7に基づいて説明する。
【0056】
図7は、この発明の他の実施形態に係る画像形成装置が適用された画像形成システムにおけるMFP1およびPC2の電気的構成を示すブロック図であり、図2と同一もしくは相当部所には、同一符号を付してそれらの説明を省略する。
【0057】
図7において、前記操作パネル17は、図8に示すようにタッチパネル型表示部17aを有している。そして、用紙Mの放置警告先が2つ以上ある場合には、図8に示すように、前記タッチパネル型表示部17aにメモリ16の記憶内容と同じプリント履歴のリストが表示されるものとなされており、排出用紙保持部10上の用紙Mを取りに来たユーザは、自己のプリント履歴をタッチして選択できるようになっている。
【0058】
一方、前記CPU11は、用紙放置警告を通知しないPC2を設定する非通知用設定部11Cとしての機能をも有している。この非通知用設定部11Cは、前記タッチパネル型表示部17aに表示されたプリント履歴リストにおいて、いずれかのプリント履歴がタッチにより選択された際に、このタッチを検出して、その選択されたPC2への放置警告をしないように設定する。
【0059】
次に、この実施形態における前記図5に示した警告処理(S55)の内容を、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0060】
図9において、図6と同じように、S5501でCPU11は、排出用紙保持部10上に排出用紙Mが「存在している状態」から「存在しなくなった状態」への変化(OFFエッジ)があったか否か、すなわち、排出用紙保持部10上の用紙Mがユーザにより取り出されたか否かを、排紙センサ15からの信号に基づいて判断する。
【0061】
排出用紙保持部10上の用紙Mがユーザにより取り出されたと判断されなければ(S5501の判定がNO)、そのままリターンする。
【0062】
排出用紙保持部10上の用紙Mがユーザにより取り出されたと判断された場合(S5501の判定がYES)、S5502でCPU11は、用紙放置の警告が必要なPC2の有無を判断する。
【0063】
この警告を通知するPC2の有無の判断は、前述したように、前記排出用紙保持部10に排出された用紙が取り出された際において、前記メモリ16の「送信元」の項目に記憶されているPC2の数が1つか2つ以上かを判定することにより行っている。1つであれば(S5502の判定がNO)、警告通知先がなく、そのままリターンする。
【0064】
前記メモリ16に記憶されているPC2の数が2つ以上存在していれば(S5502の判定がYES)、S5503で、CPU11は図8に示すように、タッチパネル型表示部17aにプリント履歴のリストを表示させる。表示されたリストの内容は、メモリ16に記憶されている内容(図3)と同じである。
【0065】
ついで、S5504で、タッチパネル型表示部17aでタッチ入力があったか否かを判断する。
【0066】
ここで、排出された用紙Mを取りにきたユーザが上記タッチパネル型表示部17a上で、自己のプリント履歴に該当する部分をタッチすると、排紙された用紙Mを取りにきたユーザが存在すると判定される(S5504の判定がYES)。そして、S5505で、CPU11は上記用紙Mを取りにきたユーザ(PC2)に対して非通知設定を行い、これ以外のユーザ(PC2)に対して用紙放置の警告通知を行って、リターンする。
【0067】
図8は、排出された用紙Mを取りにきたユーザが、タッチパネル型表示部17a上のNO.2のプリント履歴を選択してタッチした後の状況を示してあり、「排出用紙状態」の情報項目が「取り出されていません」から「今、取り出しました」に変更されている。このため、PC2aに対しては用紙放置の警告通知はなされず、「排出用紙状態」が「取り出されていません」となっているPC2bおよびPC2cに対して用紙放置の警告が通知される。
【0068】
これにより、用紙Mを取りに来ていないユーザのみに用紙放置警告が通知され、無駄な通知を回避することができる。
【0069】
前記排出された用紙Mを取りにきたユーザが上記タッチパネル型表示部17aにタッチしない場合、つまりタッチ入力がなければ(S5504の判定がNO)、S5506で、CPU11は、メモリ16に記憶されている全てのPC2a〜2cに対して用紙放置の警告を通知してリターンする。
【0070】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、用紙放置の警告を行わない外部端末装置の選択設定を操作パネル17の表示部17aで行うものとしたが、ユーザが用紙を取りに行く前に自己のPC2から画像形成装置に用紙放置の警告通知が不要である旨を送信し、これに基づいて非通知設定を行っても良い。
【0071】
【発明の効果】
この発明によれば、ユーザが排出された用紙を取りにきたことをきっかけに、用紙を放置している外部端末装置に警告を通知するので、複数の外部端末装置から次々とプリント指令があるような使用頻度の高い状況であっても、ユーザに対して的確なタイミングで用紙放置の警告が通知され、用紙放置によるトラブルが回避でき、利便性の高い画像形成装置とすることができる。
【0072】
また、プリント指示を行った外部端末装置を記憶するメモリを備え、前記用紙混載判断手段は、前記排出用紙保持手段に排出された用紙が取り出された際において前記メモリに記憶されている前記外部端末装置の有無に基づいて、前記用紙の混載を判断する構成とした場合には、用紙取り出しに際しての用紙の混載を容易に判断することができる。
【0073】
また、前記外部端末装置のうち、前記用紙放置の警告を通知しない外部端末装置を設定する非通知設定手段を備え、前記用紙混載判断手段により、少なくとも2つの外部端末装置からのデータについて画像形成した用紙が混載されていると判断された場合に、前記通知手段は、前記非通知設定された外部端末装置を除く外部端末装置に用紙放置警告の通知を行う構成とした場合には、非通知設定された警告の不要な外部端末装置には用紙放置警告の通知がなされないから、用紙放置の警告の無駄な通知を解消することができる。
【0074】
また、プリント指示を行った外部端末装置を記憶するメモリと、メモリの内容を表示する表示部を備え、前記表示部の表示内容の中から前記外部端末装置が選択されることにより、前記非通知設定手段は、用紙放置の警告を通知しない外部端末装置を設定する場合には、表示部で選択するのみの簡単な操作で、非通知設定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像形成装置が適用された画像形成システムを示す構成図である。
【図2】同じく画像形成システムにおける画像形成装置および外部端末装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の画像形成装置におけるメモリの記憶状態の概念図である。
【図4】外部端末装置におけるディスプレイに表示された用紙放置の警告メッセージ例を示す図である。
【図5】図2の画像形成装置の動作制御の内容を示すフローチャートである。
【図6】図5の警告処理の内容を示すフローチャートである。
【図7】この発明の他の実施形態に係る画像形成装置、および外部端末装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】図7の画像形成装置におけるタッチパネル型表示部に表示されたプリント履歴のリストの一例を示す図である。
【図9】図7の画像形成装置における警告処理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・MFP(画像形成装置)
2(2a,2b,2c)・・・パーソナルコンピュータ(外部端末装置)
10・・・・・・・・・・・・排出用紙保持部
11・・・・・・・・・・・・CPU(用紙混載判断手段、用紙放置警告通知手段、非通知設定手段)
13・・・・・・・・・・・・画像形成部
14・・・・・・・・・・・・インターフェース部(通信手段)
15・・・・・・・・・・・・排紙センサ(用紙取り出し検出手段)
M・・・・・・・・・・・・・用紙

Claims (4)

  1. 複数の外部端末装置との間で通信可能な通信手段と、
    前記外部端末装置からのプリント指示を前記通信手段を介して受信し、受信したプリント指示に基づいて用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段を経て排出された用紙を保持する排出用紙保持手段と、
    前記排出用紙保持手段から用紙が取り出されたことを検出する用紙取り出し検出手段と、
    前記排出用紙保持手段に排出された用紙が取り出された際に、前記取り出された用紙の中に少なくとも2つの外部端末装置からプリント指示された用紙が混載されているか否かを判断する用紙混載判断手段と、
    前記用紙混載判断手段により、少なくとも2つの外部端末装置からプリント指示された用紙が混載されていると判断された場合には、前記少なくとも2つの外部端末装置に対して用紙放置の警告を通知する通知手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. プリント指示を行った外部端末装置を記憶するメモリを備え、
    前記用紙混載判断手段は、前記排出用紙保持手段に排出された用紙が取り出された際において前記メモリに記憶されている前記外部端末装置の有無に基づいて、前記用紙の混載を判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記外部端末装置のうち、前記用紙放置の警告を通知しない外部端末装置を設定する非通知設定手段を備え、
    前記用紙混載判断手段により、少なくとも2つの外部端末装置からプリント指示された用紙が混載されていると判断された場合に、前記通知手段は、前記非通知設定された外部端末装置を除く外部端末装置に用紙放置警告の通知を行う請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. プリント指示を行った外部端末装置を記憶するメモリと、メモリの内容を表示する表示部を備え、
    前記表示部の表示内容の中から前記外部端末装置が選択されることにより、前記非通知設定手段は、用紙放置の警告を通知しない外部端末装置を設定する請求項3に記載の画像形成装置。
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