JP2006272674A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機密性を有する原稿を、裏紙として再利用したり、裏紙を利用して印刷した場合であっても、機密情報としてきちんと管理できるようにすること。
【解決手段】 画像形成装置1は、印刷する原稿データの機密レベルを特定すると、給紙トレイ判定テーブル108を参照し、裏紙を収めた各給紙トレイ105a〜105cの中から、原稿データと同じ機密レベルの裏紙を収めた給紙トレイを特定する。そして、画像形成装置1は、特定した給紙トレイから裏紙を給紙し、この裏紙の未使用面に原稿データに基づく画像を印刷して出力する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、既に片面が使用済みの裏紙を記録用紙として再利用する画像形成装置に関する。
近年、地球規模の環境悪化が問題となっており、個人、組織を問わず、環境問題への取り組みが重要視されている。このような環境問題への取り組みの一環として、印刷用紙のリサイクルに関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1,2には、複数の給紙トレイを備えた画像形成装置において、各々の給紙トレイに裏紙と未使用紙のどちらが収められているのか、装置側で簡単に検知できるようにした発明が記載されている。
特開平8−305219号公報 特開2003−101720号公報
ところで、従来は、「社外秘」や「部外秘」の書類等、一定の機密性を有する書類を裏紙としてリサイクルすることや、あるいは逆に、このような機密性を有する書類を裏紙を利用して印刷することは、機密情報の管理がおろそかになるという問題からほとんど行われてこなかった。しかしながら、環境問題への取り組みが重要視されている近年では、機密性を有する書類であっても、裏紙として利用したり、あるいは裏紙を利用して印刷する等、環境問題への配慮が求められている。
但し、このような場合に、例えば、機密性を有する書類を裏紙として利用し、この裏紙の未使用面に機密性の全くない原稿を印刷した場合、ユーザは、自分の原稿(機密性なし)が印刷された面の裏面に印刷されている原稿の機密性を見落としやすく、自分の原稿の機密レベルに従ってこの記録用紙を管理してしまうため、裏面に印刷されている原稿の機密性が維持できない。このように印刷用紙のうち一方の面には機密性を全く有さない原稿が、また他方の面には機密性を有する原稿が印刷されてしまうと、機密性を有する原稿の存在が見落とされ、機密情報の管理がおろそかになってしまう恐れがある。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、機密性を有する原稿を、裏紙として再利用したり、裏紙を利用して印刷した場合であっても、機密情報としてきちんと管理できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の給紙トレイを有する画像形成装置であって、片方の面だけに原稿が記載された用紙が、前記原稿の機密性の度合いを示す機密度に応じて異なる前記給紙トレイに裏紙として収められており、前記複数の給紙トレイの各々と、当該給紙トレイに収められている裏紙の機密度とを対応付けて記憶する記憶手段と、原稿データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定手段と、前記記憶手段の記憶内容を参照し、前記第1の特定手段により特定された機密度と対応付けられている給紙トレイを特定する第2の特定手段と、前記第2の特定手段により特定された給紙トレイから裏紙を給紙する給紙手段と、前記給紙手段により給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成手段とを具備する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、画像形成装置は、入力された原稿データの機密度を特定すると、記憶手段の記憶内容を参照し、裏紙を収めた複数の給紙トレイの中から、原稿データと同じ機密度の裏紙を収めた給紙トレイを特定する。そして、画像形成装置は、特定した給紙トレイから裏紙を給紙し、この裏紙の未使用面に原稿データに基づく画像を形成する。つまり、画像形成装置は、入力された原稿データと同じ機密度を有する裏紙の未使用面に、原稿データに基づく画像を形成して出力する。
また、本発明は、片方の面だけに原稿が記載済みの用紙が裏紙として収められた第1の給紙トレイと、原稿データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定手段と、前記第1の給紙トレイから裏紙を給紙する給紙手段と、前記給紙手段により給紙された裏紙から前記原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた画像を解析し、前記原稿の機密度を特定する第2の特定手段と、前記第1の特定手段により特定された機密度が前記第2の特定手段により特定された機密度以上であった場合に、前記給紙手段により給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成手段とを具備する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、画像形成装置は、入力された原稿データの機密度と、給紙トレイから給紙された裏紙の機密度とを特定し、入力された原稿データの機密度が裏紙の機密度以上であった場合に、裏紙の未使用面に原稿データに基づく画像を形成して出力する。
また、本発明は、片方の面だけに原稿が記載された用紙が、前記原稿の機密性の度合いを示す機密度に応じて異なる給紙トレイに裏紙として収められており、原稿データを入力する入力過程と、前記入力過程にて入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定過程と、メモリに記憶されている、裏紙が収められた複数の前記給紙トレイの各々と、当該給紙トレイに収められている裏紙の機密度との対応付けを示すデータを参照し、前記第1の特定過程にて特定された機密度と対応付けられている給紙トレイを特定する第2の特定過程と、前記第2の特定過程にて特定された給紙トレイから裏紙を給紙する給紙過程と、前記給紙過程にて給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成過程とを有する画像形成方法を提供する。
また、本発明は、片方の面だけに原稿が記載済みの用紙が裏紙として給紙トレイに収められており、原稿データを入力する入力過程と、前記入力過程にて入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定過程と、前記給紙トレイから裏紙を給紙する給紙過程と、前記給紙過程にて給紙された裏紙から前記原稿の画像を読み取る読取過程と、前記読取過程にて読み取られた画像を解析し、前記原稿の機密度を特定する第2の特定過程と、前記第1の特定過程にて特定された機密度が前記第2の特定過程にて特定された機密度以上であった場合に、前記給紙過程にて給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成過程とを有する画像形成方法を提供する。
本発明によれば、機密性を有する原稿を、裏紙として再利用したり、裏紙を利用して印刷した場合であっても、機密情報としてきちんと管理することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[A.実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、画像形成装置1は、例えば、複写機やネットワークプリンタ、ファクシミリ装置等である。同図において、制御部101は、CPU、ROM、RAM等を備え、ROMや記憶部107に記憶されているプログラムを実行することで画像形成装置1の各部を制御する。
入力部102は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、PCと記載する)等の他の機器との間で行われる通信を制御する通信インタフェースであって、PCから印刷ジョブを受信する。この印刷ジョブには、原稿データや、この原稿データの印刷条件を定めた印刷条件定義ファイル等が含まれている。勿論、入力部102は、原稿の画像を光学的に読み取るイメージスキャナであってもよいし、画像形成装置1に対して装着されたメモリカードやDVD等の記録媒体から、原稿データや印刷条件定義ファイル等を読み出す記録媒体ドライブであってもよい。なお、原稿データは、例えば、文書データ、画像データ、帳票データ等である。
表示部103は、液晶表示パネルとその駆動回路によって構成されている。操作部104は、液晶表示パネルの画面上に貼り付けられたタッチパネルや、操作パネル上に設けられた、テンキー、スタートボタン等の操作子によって構成されており、タッチパネルや操作子の操作に応じた操作信号を制御部101に出力する。
給紙部105には、複数の給紙トレイが設けられている。なお、本明細書においては、図1に示すように4つの給紙トレイ105a,105b,105c,105dが設けられており、給紙トレイ105a,105b,105cには裏紙が収められている一方、給紙トレイ105dには未使用紙が収められているものとする。この給紙部105は、制御部101からの指示に従って、給紙トレイ105a〜105dのいずれかから記録用紙を1枚ずつ取り出して印刷部106へ送り出す。印刷部106は、給紙部105から送られてきた記録用紙に原稿データに基づく画像を印刷する。
記憶部107には、後述する印刷処理A(図4参照)や裏紙収容処理(図5参照)を制御するためのプログラムが記憶されている。また、記憶部107には、給紙トレイ判定テーブル108(図2参照)と、機密レベル判定テーブル(図3参照)が記憶されている。まず、図2に示すように、給紙トレイ判定テーブル108には、給紙トレイ105a〜105d毎に、収められている用紙の種類(裏紙または未使用紙)と、裏紙が収められている場合には、その裏紙の機密レベルが登録されている。ここで、裏紙の機密レベルとは、裏紙として再利用する書類の機密レベルであって、裏紙のうち未使用面の裏面に印刷されている原稿の機密性の度合いを示すものである。また、本明細書においては、機密レベルが“レベル1”,“レベル2”,“レベル3”の3段階に区分され、“レベル1”は機密性が極めて高く、“レベル2”は機密性が「中」程度であり、“レベル3”は機密性が全くないことを示すものとする。
なお、給紙トレイ105a〜105cに収められる裏紙は、画像形成装置1の管理者等が、裏紙として再利用する書類について、その機密レベルを書類毎あるいは用紙毎に確認しながら“レベル1”〜“レベル3”に分別した上で、機密レベルに応じた給紙トレイ105a〜105cに収める。また、このように裏紙として再利用される書類のうち、“レベル1”または“レベル2”に分類される書類は機密性を有するため、これらの書類を裏紙として収める給紙トレイ105a,105bには鍵をかける等して、給紙トレイ105a,105bから容易に裏紙が持ち出せない構成としておくことが望ましい。
次に、図3に示すように、機密レベル判定テーブル109には、印刷する原稿データの機密レベルや、裏紙として再利用する書類の機密レベルを特定する際に参照される情報が登録されている。例えば、同図に示す機密レベル判定テーブル109において、“レベル1”に対しては、原稿データのファイル名に文字列“極秘”が含まれていること、ファイル名に付与される拡張子が“top”(極秘)であること、原稿データの先頭ページに文字列“極秘”,“機密扱い”のいずれかが含まれていること、原稿データ内に特定のマークや特定の画像が含まれていること、原稿データに対してセキュリティレベル“特”が設定されていること、が登録されている。
一方、同図において、“レベル2”に対しては、ファイル名に文字列“社外秘”,“部外秘”,“重要”のいずれかが含まれていること、拡張子が“secret”であること、原稿データの先頭ページに文字列“社外秘”,“部外秘”,“複写禁”,“取扱注意”,“重要”,“confidential”のいずれかが含まれていること、原稿データ内に特定のマークや特定の画像が含まれていること、原稿データに対してセキュリティレベル“高”が設定されていること、が登録されている。
なお、ユーザは、操作部104を操作して、機密レベル判定テーブル109に登録されている情報を任意に変更可能であり、これによって、機密レベルを特定する条件を任意に変更することができる。また、機密レベル判定テーブル109には、機密レベルを特定する条件として、原稿データが保存されていた場所を示すURLやIPアドレス等を登録することができる。これにより、例えば、特定のサーバや特定のPCに保存されていた原稿データであれば、機密レベルが“レベル3”の裏紙を利用して印刷を行う一方、フォルダ名が“極秘”や“機密情報”なるフォルダに保存されていた原稿データであれば、機密レベルが“レベル1”の裏紙を利用して印刷を行う等、原稿データの保存場所に応じて印刷に用いる裏紙を切り替えることができる。
次に、画像形成装置1の動作を説明する。
図4は、画像形成装置1において実行される印刷処理Aのフローチャートである。同図に示すように、まず、制御部101は、原稿データを入力する処理を行なう(ステップS101)。このステップS101の処理について具体的に説明すると、例えば、ネットワークを介してPCから印刷要求を受信した場合、制御部101は、入力部102(通信インタフェース)を介してPCとの間で通信を行い、PCから印刷ジョブを受信する。
なお、印刷ジョブには、原稿データや印刷条件定義ファイルに加え、この原稿データに対して設定されているセキュリティレベルを示す情報(例えば、“特”,“高”,“普通”)や、この原稿データの保存場所を示すURLやIPアドレスが含まれている。また、印刷条件定義ファイルには、例えば、両面印刷または片面印刷を指定する情報や、モノクロ印刷またはカラー印刷を指定する情報等が含まれている。
また、入力部102がイメージスキャナであった場合、上記ステップS101において制御部101は、例えば、プラテンガラス上に原稿がセットされ、スタートボタンが押下されると、入力部102(イメージスキャナ)を用いて原稿を光学的に読み取り、原稿の画像データ(原稿データ)を取得する。なお、このようにイメージスキャナを用いて原稿データが入力される場合には、この原稿データを印刷する際の印刷条件が、タッチパネル等を操作することによってユーザにより入力される。
このようにして原稿データが入力されると、次いで、制御部101は、原稿データの機密レベルを特定する処理を行なう(ステップS102)。すなわち、制御部101は、図3に示した機密レベル判定テーブル109を参照し、入力された原稿データの機密レベルを特定する。例えば、入力された原稿データがPCから受信した文書データであって、ファイル名が“人事情報(極秘).txt”であった場合や、その先頭ページに文字列“機密扱い”が含まれていた場合は、機密レベル判定テーブル109から明かとなるように、この文書データ(原稿データ)の機密レベルが“レベル1”に特定される。
また、PCから受信した原稿データであって、この原稿データのファイル名に付与されている拡張子が“secret”であった場合や、その先頭ページに“部外密”や“confidential”といった文字列が含まれていた場合は、この原稿データの機密レベルが“レベル2”に特定される。また、イメージスキャナによって読み取られた原稿データであって、この原稿データの先頭ページに図3に示した“機密事項”を示すマークが含まれていた場合や、この原稿データの先頭ページに文字認識処理を施した上で文字列検索を行った結果、文字列“極秘”が含まれていた場合は、この原稿データの機密レベルが“レベル1”に特定される。
なお、イメージスキャナを用いて入力された原稿データの場合、PCから受信した文書データや画像データとは異なり、ファイル名や拡張子、この原稿データに対して設定されたセキュリティレベル等は不明である。したがって、イメージスキャナによって読み取られた原稿データの場合は、図3に示した機密レベル判定テーブル109のうち、“ファイル名”,“拡張子”,“セキュリティレベル”の各項目についての処理がパスされる。また、制御部101は、機密レベル判定テーブル109を参照して原稿データの機密レベルを特定した結果、機密レベル判定テーブル109に登録されているいずれの情報にも合致しない場合は、入力された原稿データの機密レベルを“レベル3”に特定する。
このようにして印刷する原稿データの機密レベルを特定すると、次いで、制御部101は、特定した機密レベルや、この原稿データに対する片面印刷または両面印刷の指示に基づいて、記録用紙を選択する処理を行なう(ステップS103)。すなわち、制御部101は、計4種類の記録用紙(機密レベルが“レベル1”〜“レベル3”の裏紙と、未使用紙)の中から、原稿データの印刷に用いる記録用紙を選択する。
この際、まず、制御部101は、入力された原稿データに対して両面印刷が指示されているか否かを判別する。両面印刷が指示されている場合は、裏紙を用いて印刷を行うことができないから、機密レベルの特定結果に係らず、記録用紙として未使用紙を選択する。一方、片面印刷が指示されている場合は裏紙を用いて印刷を行うことができる。したがって、片面印刷が指示されている場合、制御部101は、上記ステップS102における機密レベルの特定結果に従って、原稿データと同じ機密レベルの裏紙を選択する。例えば、原稿データの機密レベルが“レベル1”であれば、機密レベルが“レベル1”の裏紙が選択される。また、原稿データの機密レベルが“レベル2”であれば、機密レベルが“レベル2”の裏紙が選択される。
次いで、制御部101は、図2に示した給紙トレイ判定テーブル108を参照し(ステップS104)、給紙トレイ105a〜105dのうち、上記ステップS103において選択された記録用紙と対応付けられている給紙トレイを特定する(ステップS105)。また、制御部101は、特定した給紙トレイから記録用紙を給紙するよう給紙部105に指示する(ステップS106)。これに応じて給紙部105は、指示された給紙トレイから記録用紙を1枚ずつ取り出して印刷部106へ送り出す。
例えば、原稿データの機密レベルが“レベル1”であり、片面印刷が指示されている場合、図2に示した給紙トレイ判定テーブル108から明かとなるように、給紙トレイ105aが選択され、給紙部105は、給紙トレイ105aから機密レベルが“レベル1”の裏紙を給紙する。また、原稿データの機密レベルが“レベル2”で片面印刷が指示されている場合は、給紙トレイ105bが選択され、給紙部105は、給紙トレイ105bから機密レベルが“レベル2”の裏紙を給紙する。一方、両面印刷が指示されている場合は、原稿データの機密レベルに係らず給紙トレイ105dが選択され、給紙部105は、給紙トレイ105dから両面とも未使用の未使用紙を給紙する。
次いで、制御部101は、入力された原稿データを印刷するよう印刷部106に指示する(ステップS107)。これに応じて印刷部106は、給紙部105から送られてきた記録用紙に、原稿データに基づく画像を印刷する。勿論、裏紙に対して印刷を行う場合には、未使用の面に画像が印刷される。また、印刷部106は、この原稿データとともに送られてきた印刷条件定義ファイルの内容や、この原稿データのスキャナ読み取り時に指示された印刷条件に従って、原稿データに基づく画像を記録用紙に印刷する。そして、このようにして印刷された記録用紙が排紙トレイに排紙される(ステップS108)。
例えば、原稿データの機密レベルが“レベル1”であって片面印刷が指示されている場合は、機密レベルが“レベル1”の裏紙の未使用面に、原稿データに基づく画像が印刷される。また、原稿データの機密レベルが“レベル2”であって片面印刷が指示されている場合は、機密レベルが“レベル2”の裏紙の未使用面に、原稿データに基づく画像が印刷される。一方、両面印刷が指示されている場合は、原稿データの機密レベルに係らず未使用紙に印刷が行われる。
次に、図5は、画像形成装置1において実行される裏紙収容処理のフローチャートである。前述したように、給紙トレイ105a〜105cに収められる裏紙は、画像形成装置1の管理者等が、裏紙として再利用する書類を機密レベル毎に分別した上で各給紙トレイ105a〜105cに収めなければならないが、これでは、管理者等に裏紙の分別作業を強いることになる。そこで、画像形成装置1において、裏紙として利用する書類(用紙)を、その機密レベルに応じて自動的に分別し、給紙トレイ105a〜105cに収容できるようにする。
なお、この場合、画像形成装置1は、裏紙として再利用する用紙について、その片方の面に印刷されている原稿の画像を光学的に読み取るイメージスキャナ(読取手段)に加え、文字認識処理部や、裏紙を給紙トレイ105a〜105cまで搬送して収容する紙送り機構等を備える必要がある。但し、上述したイメージスキャナ(読取手段)は、入力部102(イメージスキャナ)で兼用することができる。以下の動作説明では、裏紙として再利用する用紙の画像を入力部102(イメージスキャナ)で読み取ることとして説明を行う。
まず、画像形成装置1において、タッチパネルが操作される等して裏紙収容モードが選択されることに加え、シートフィーダ上に裏紙として再利用する書類がセットされ、スタートボタンが押下されると、図5に示すように、制御部101は、入力部102(イメージスキャナ)を用いて書類の片方の面に印刷されている原稿の画像を光学的に読み取り、裏紙の画像データを取得する(ステップS201)。次いで、制御部101は、図3に示した機密レベル判定テーブル109を参照し、裏紙の機密レベルを特定する(ステップS202)。なお、裏紙の画像データは、イメージスキャナによって読み取られたものであるので、ファイル名や拡張子に加え、この画像データに対して設定されたセキュリティレベル等は不明である。したがって、上記ステップS202において制御部101は、図3に示した機密レベル判定テーブル109のうち、“文字列”および“マーク・画像”の項目に関する処理のみを行う。
例えば、裏紙の画像データに“極秘”や“機密扱い”といった文字列が含まれていた場合は、機密レベル判定テーブル109から明かとなるように、この裏紙の機密レベルが“レベル1”に特定される。また、裏紙の画像データに、図3に示した“マル秘”や“部外秘”、“取り扱い注意”を示すマークや画像が含まれていた場合は、この裏紙の機密レベルが“レベル2”に特定される。また、制御部101は、機密レベル判定テーブル109を参照して裏紙の機密レベルを特定した結果、機密レベル判定テーブル109に登録されているいずれの情報にも合致しない場合は、この裏紙の機密レベルを“レベル3”として特定する。
このようにして裏紙の機密レベルを特定すると、次いで、制御部101は、図2に示した給紙トレイ判定テーブル108を参照し(ステップS203)、給紙トレイ105a〜105cのうち、上記ステップS202において特定された機密レベルに対応付けられている給紙トレイを特定する(ステップS204)。そして、制御部101は、紙送り機構を駆動し、上記ステップS204において特定された給紙トレイに用紙を搬送し、裏紙として収容する(ステップS205)。
例えば、裏紙の機密レベルが“レベル1”であった場合は、給紙トレイ判定テーブル108から明かとなるように、給紙トレイ105aが特定され、制御部101は、紙送り機構を駆動して、裏紙を給紙トレイ105aに搬送し、収容する。また、裏紙の機密レベルが“レベル2”であった場合は、給紙トレイ105bが特定され、裏紙は給紙トレイ105bに搬送され、収容される。
なお、以上説明した裏紙収容処理において、制御部101は、裏紙として再利用しようとしている用紙が両面印刷されているか否かを判別し、両面印刷されている場合は、裏紙として再利用できないことを示すメッセージを表示部103に表示するとともに、この書類を排紙トレイに排出する構成であってもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成装置1は、印刷する原稿データの機密レベルを特定すると、給紙トレイ判定テーブル108を参照し、裏紙を収めた各給紙トレイ105a〜105cの中から、原稿データと同じ機密レベルの裏紙を収めた給紙トレイを特定する。そして、画像形成装置1は、特定した給紙トレイから裏紙を給紙し、この裏紙の未使用面に原稿データに基づく画像を印刷して出力する。このように本実施形態によれば、裏紙の未使用面に印刷される原稿の機密レベルと、未使用面の裏面に印刷されている原稿の機密レベルとを一致させることができる。
よって、記録用紙の両面に同じ機密レベルの原稿が存在することとなるので、例えば、原稿データを印刷した未使用面の裏面に印刷されている原稿の機密レベルをユーザが見落としたとしても、機密情報の管理がおろそかになることがなく、機密情報としてきちんと管理することができる。また、機密性を有する書類を、裏紙として再利用したり、あるいは裏紙を利用して印刷することができるから、印刷用紙のリサイクルに貢献し、裏紙の利用率を高めることができる。
また、本実施形態によれば、画像形成装置1は、裏紙として再利用する用紙について、その片方の面に印刷されている原稿の機密レベルを特定し、特定した機密レベルに応じた給紙トレイ105a〜105cに用紙を搬送し、裏紙として収容する。よって、裏紙として再利用する書類の分別作業や給紙トレイ105a〜105cへの収容の手間を省くことができる。
なお、画像形成装置1(コンピュータ)は、記憶部107にインストールされているプログラムに従って印刷処理A(図4参照)や裏紙収容処理(図5参照)を実行するが、このプログラムを通信によって画像形成装置1へと送信し、記憶部107にインストールしてもよい。また、このプログラムをCD−ROMやDVD、メモリカード等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
[B.変形例]
(1)上述した実施形態では、裏紙の未使用面に印刷される原稿の機密レベルと、未使用面の裏面に印刷されている原稿の機密レベルとを一致させる場合について説明した。ところで、このように裏紙を利用して原稿を印刷した場合にユーザが注視しているのは、記録用紙のうち自分の原稿が印刷された面である。つまり、自分の原稿が印刷された面の裏面に印刷されている原稿の機密レベルが見落とされやすい。したがって、自分の原稿よりも機密レベルの高い原稿が裏面に印刷されていると、機密情報の管理がおろそかになりやすい。逆に、自分の原稿よりも機密レベルの低い原稿が裏面に印刷されている場合は、自分の原稿の機密レベルに従ってこの記録用紙を管理しているので、機密情報の管理上、特に問題は生じない。
そこで、上述した印刷処理A(図4参照)のステップS103において、原稿データの機密レベルに従って裏紙を選択する際には、原稿データと同じ機密レベルを有する裏紙を選択するだけでなく、原稿データよりも機密レベルの低い裏紙を選択する構成であってもよい。例えば、入力された原稿データの機密レベルが“レベル2”であった場合、機密レベルが“レベル2”の裏紙に加え、機密レベルが“レベル3”の裏紙を選択してもよい。
(2)上述した実施形態では、裏紙が機密レベルに応じて異なる給紙トレイ105a〜105cに収められている場合について説明したが、本発明は、機密レベルの異なる裏紙が1つの給紙トレイに収められている場合についても適用可能である。以下に、機密レベルの異なる裏紙が1つの給紙トレイに収められている場合について説明する。
図6は、画像形成装置1において実行される印刷処理Bのフローチャートである。なお、以下の動作説明において印刷処理A(図4参照)と同様の処理を行なう部分については説明を簡略化している。また、以下の動作説明においては、機密レベルの異なる裏紙が1つの給紙トレイ105aに収容されている一方、裏紙用として使用される空き給紙トレイとして給紙トレイ105bが確保されているものとする。
図6に示すように、まず、制御部101は、原稿データを入力する処理を行なう(ステップS301)。次いで、制御部101は、図3に示した機密レベル判定テーブル109を参照し、入力された原稿データの機密レベルを特定する(ステップS302)。例えば、入力された原稿データがPCから受信した文書データであって、ファイル名が“人事情報(極秘).txt”であった場合は、機密レベル判定テーブル109から明かとなるように、この文書データ(原稿データ)の機密レベルが“レベル1”に特定される。また、イメージスキャナによって読み取られた原稿データであって、この原稿データの先頭ページに図3に示した“社外秘”を示すマークが含まれていた場合は、この原稿データの機密レベルが“レベル2”に特定される。また、機密レベル判定テーブル109を参照して原稿データの機密レベルを特定した結果、機密レベル判定テーブル109に登録されているいずれの情報にも合致しない場合、制御部101は、入力された原稿データの機密レベルを“レベル3”に特定する。
ところで、制御部101は、上記ステップS301において原稿データが入力されると、例えば、この原稿データの印刷モードとして「裏紙印刷モード」や「片面印刷」が指定されていた場合に、裏紙を給紙するよう給紙部105に指示する(ステップS303)。これに応じて給紙部105は、給紙トレイ105aから裏紙を取り出して印刷部106へ送り出す。そして、制御部101は、裏紙が印刷部106に搬送されるまでの途中で、裏紙から既に原稿が印刷済みの面(以下、使用済面と記載する)の画像を読み取る(ステップS304)。なお、使用済面の画像はイメージスキャナを用いて読み取られる訳であるが、ここで使用されるイメージスキャナは、入力部102に備わるイメージスキャナであってもよいし、このイメージスキャナとは別に設けられた、裏紙専用のイメージスキャナであってもよい。但し、入力部102に備わるイメージスキャナを用いる場合は、このイメージスキャナを経由して裏紙が印刷部106に搬送されるよう搬送経路を設ける必要がある。
この後、制御部101は、上記ステップS304において読み取った画像データを解析し、裏紙の使用済面に印刷されている原稿の機密レベルを特定する処理を行なう(ステップS305)。すなわち、制御部101は、入力された原稿データの場合と同様に、図3に示した機密レベル判定テーブル109を参照して裏紙の機密レベルを特定する。なお、上述したステップS303〜S305の処理は、原稿データが入力された後、ステップS302の処理と並行して行われる。
次いで、制御部101は、上記ステップS302において特定された原稿データの機密レベルと、上記ステップS305において特定された裏紙の機密レベルを比較し、原稿データの機密レベルが裏紙の機密レベル以上であるか否かを判別する(ステップS306)。すなわち、上述した変形例(1)において説明したように、裏紙を利用して原稿を印刷した場合にユーザが注視しているのは、記録用紙のうち自分の原稿が印刷された面である。つまり、自分の原稿が印刷された面の裏面に印刷されている原稿の機密レベルが見落とされやすい。したがって、自分の原稿よりも機密レベルの高い原稿が裏紙の使用済面に印刷されていると、機密情報の管理がおろそかになりやすい。逆に、自分の原稿よりも機密レベルの低い原稿が裏紙の使用済面に印刷されている場合は、自分の原稿の機密レベルに従ってこの記録用紙を管理しているので、機密情報の管理上、特に問題は生じない。
そこで、上述したステップS306では、原稿データの機密レベルが裏紙の機密レベル以上であるか否かを判別し、原稿データの機密レベルが裏紙の機密レベル以上であった場合に(ステップS306:YES)、この裏紙の未使用面に、入力された原稿データに基づく画像を印刷して排紙トレイに排出する(ステップS307,S308)。例えば、入力された原稿データの機密レベルが“レベル2”であった場合、給紙された裏紙の機密レベルが“レベル2”または“レベル3”であれば、この裏紙の未使用面に原稿データが印刷される。また、入力された原稿データの機密レベルが“レベル1”であった場合、給紙された裏紙の機密レベルが“レベル1”〜“レベル3”、すなわちいずれの裏紙であっても、この裏紙の未使用面に原稿データが印刷される。
一方、上述したステップS306において、原稿データの機密レベルが裏紙の機密レベルよりも低かった場合は(ステップS306:NO)、この裏紙に原稿データを印刷すると機密情報の管理上、問題が生じる可能性がある。したがって、この場合、制御部101は、給紙部105によって給紙された裏紙をスキップする処理を行なう(ステップS309)。すなわち、制御部101は、給紙トレイ105aから送られてきた裏紙を給紙トレイ105bへ搬送して収容する。そして、ステップS303に戻り、給紙トレイ105aから次の裏紙を送り出し、この裏紙について機密度を特定するとともに、原稿データの機密レベルが裏紙の機密レベル以上であるか否かを判別する。
つまり、画像形成装置1では、入力された原稿データの機密レベルと裏紙の機密レベルを特定し、入力された原稿データの機密レベルが裏紙の機密レベル以上であった場合に、その裏紙を利用して印刷を行なう一方、入力された原稿データの機密レベルが裏紙の機密レベルよりも低かった場合は、裏紙の機密レベルが、入力された原稿データの機密レベル以下となるまで、給紙トレイ105aから次の裏紙を順次送り出す。
以上のような構成であっても、裏紙の未使用面に印刷される原稿の機密レベルを、裏紙の使用済面に印刷されている原稿の機密レベル以上とすることができるから、機密情報の管理がおろそかになることがない。勿論、機密性を有する書類を、裏紙として再利用したり、あるいは裏紙を利用して印刷することができるから、印刷用紙のリサイクルに貢献し、裏紙の利用率を高めることもできる。なお、ユーザは、操作部104を操作して機密レベル判定テーブル109に登録されている情報を任意に変更可能であり、これによって機密レベルの順位を、例えば、機密レベルが高い順に、“極秘”、“機密”、“社外秘”、“複写禁”、“取扱注意”、“重要”、“校正版”等、任意に設定することが可能である。
(3)上述した実施形態において、入力部102(イメージスキャナ)を用いて原稿データを入力する際には、ユーザがタッチパネルや操作子を操作して、この原稿データの機密レベルを入力できる構成としてもよい。勿論、この場合に入力される機密レベルは、“レベル1”〜“レベル3”の中からユーザによって任意に選択されたものである。
画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 給紙トレイ判定テーブル108のデータ構成を示す図である。 機密レベル判定テーブル109のデータ構成を示す図である。 画像形成装置1において実行される印刷処理Aについて示すフローチャートである。 画像形成装置1において実行される裏紙収容処理について示すフローチャートである。 画像形成装置1において実行される印刷処理Bについて示すフローチャートである。
符号の説明
1…画像形成装置、101…制御部、102…入力部、103…表示部、104…操作部、105…給紙部、105a〜105d…給紙トレイ、106…印刷部、107…記憶部、108…給紙トレイ判定テーブル、109…機密レベル判定テーブル。

Claims (11)

  1. 複数の給紙トレイを有する画像形成装置であって、
    片方の面だけに原稿が記載された用紙が、前記原稿の機密性の度合いを示す機密度に応じて異なる前記給紙トレイに裏紙として収められており、
    前記複数の給紙トレイの各々と、当該給紙トレイに収められている裏紙の機密度とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    原稿データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定手段と、
    前記記憶手段の記憶内容を参照し、前記第1の特定手段により特定された機密度と対応付けられている給紙トレイを特定する第2の特定手段と、
    前記第2の特定手段により特定された給紙トレイから裏紙を給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段により給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の特定手段は、前記記憶手段の記憶内容を参照し、前記第1の特定手段により特定された機密度、または前記機密度よりも機密性の度合いが低い機密度と対応付けられている給紙トレイを特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 裏紙として再利用する、片方の面だけに原稿が記載された用紙から前記原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像に基づいて、前記原稿の機密度を特定する第3の特定手段と、
    前記記憶手段の記憶内容を参照し、前記第3の特定手段により特定された機密度と対応付けられている給紙トレイを特定する第4の特定手段と、
    前記第4の特定手段により特定された給紙トレイに、前記用紙を搬送して収容する手段とをさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の特定手段は、前記入力手段により入力された原稿データの機密度を、当該原稿データのファイル名を構成する文字列または前記ファイル名に付与されている拡張子に従って特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の特定手段は、前記入力手段により入力された原稿データの機密度を、当該原稿データに含まれている、文字列、マーク、画像のいずれかに従って特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の特定手段は、前記入力手段により入力された原稿データの機密度を、当該原稿データが保存されていた保存場所を示すアドレスに従って特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記入力手段により入力された原稿データの機密度を指示する指示手段をさらに具備し、
    前記第1の特定手段は、前記指示手段により指示された機密度を、前記入力手段により入力された原稿データの機密度とする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 片方の面だけに原稿が記載済みの用紙が裏紙として収められた第1の給紙トレイと、
    原稿データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定手段と、
    前記第1の給紙トレイから裏紙を給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段により給紙された裏紙から前記原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像を解析し、前記原稿の機密度を特定する第2の特定手段と、
    前記第1の特定手段により特定された機密度が前記第2の特定手段により特定された機密度以上であった場合に、前記給紙手段により給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記給紙手段は、前記第1の特定手段により特定された機密度が前記第2の特定手段により特定された機密度よりも低かった場合は、前記給紙手段により給紙された裏紙を前記第1の給紙トレイとは異なる第2の給紙トレイに搬送して収容し、前記第1の給紙トレイから次の裏紙を給紙する
    ことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 片方の面だけに原稿が記載された用紙が、前記原稿の機密性の度合いを示す機密度に応じて異なる給紙トレイに裏紙として収められており、
    原稿データを入力する入力過程と、
    前記入力過程にて入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定過程と、
    メモリに記憶されている、裏紙が収められた複数の前記給紙トレイの各々と、当該給紙トレイに収められている裏紙の機密度との対応付けを示すデータを参照し、前記第1の特定過程にて特定された機密度と対応付けられている給紙トレイを特定する第2の特定過程と、
    前記第2の特定過程にて特定された給紙トレイから裏紙を給紙する給紙過程と、
    前記給紙過程にて給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成過程と
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  11. 片方の面だけに原稿が記載済みの用紙が裏紙として給紙トレイに収められており、
    原稿データを入力する入力過程と、
    前記入力過程にて入力された原稿データの機密度を特定する第1の特定過程と、
    前記給紙トレイから裏紙を給紙する給紙過程と、
    前記給紙過程にて給紙された裏紙から前記原稿の画像を読み取る読取過程と、
    前記読取過程にて読み取られた画像を解析し、前記原稿の機密度を特定する第2の特定過程と、
    前記第1の特定過程にて特定された機密度が前記第2の特定過程にて特定された機密度以上であった場合に、前記給紙過程にて給紙された裏紙の未使用面に、前記入力された原稿データに基づく画像を形成して出力する画像形成過程と
    を有することを特徴とする画像形成方法。
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