JPH0733318A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH0733318A
JPH0733318A JP5182977A JP18297793A JPH0733318A JP H0733318 A JPH0733318 A JP H0733318A JP 5182977 A JP5182977 A JP 5182977A JP 18297793 A JP18297793 A JP 18297793A JP H0733318 A JPH0733318 A JP H0733318A
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JP
Japan
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stacker
hopper
hoppers
paper size
stackers
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Pending
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JP5182977A
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English (en)
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Masayasu Takahashi
正泰 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のホッパとスタッカを持つ印刷装置で、
ホッパの用紙切れ及びスタッカの満杯に対するオペレー
タ介入メッセージの発行回数を減らす。 【構成】 管理テーブル11に、各ホッパ8及びスタッ
カ9にセットされた用紙サイズと用紙の空満状態が、6
と7を通じて格納される。ホッパとスタッカは同一用紙
サイズ毎にグループ化され、グループ化情報も1,2,
10を通じてテーブル11に格納される。印刷時、上位
から指定された用紙サイズのグループのホッパ及びスタ
ッカが用紙切れ及び満杯毎に自動的に切り替り、用意さ
れたホッパ及びスタッカが残り1個となったとき始めて
その旨のメッセージをオペレータに対し発行する。過去
の運用状況を記憶しておき、指定した用紙サイズのホッ
パまたはスタッカがないときは、運用状況から見て今後
使用される可能性の少ない用紙サイズをセットしたホッ
パ、スタッカを指定サイズに取り替えることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機システム等
に適用される印刷装置に係り、特に、ホッパ及びスタッ
カを選択する機構を有する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子計算機システムの周辺装置
等に用いられる印刷装置として、1台の印刷装置に給紙
カセットの取り付けられるホッパと、排紙カセットの取
り付けられるスタッカとをそれぞれ複数個多段に設けた
ものが知られている。各ホッパ及び各スタッカにおける
用紙サイズは、色々なサイズの給紙カセット及び排紙カ
セットを用意しておいて適宜取り替えることによって任
意のサイズにセットできるようになっている。印刷時に
は、所要サイズの用紙がセットされているホッパ及びス
タッカを選択して給紙及び排紙を行なわせる。
【0003】従来、この種の印刷装置におけるホッパ及
びスタッカの選択方法としては、次に示す2つの方法が
知られている。
【0004】(1)上位システムから、使用されるホッ
パまたはスタッカを直接指定し、ホッパまたはスタッカ
を制御する方法。指定の仕方としては、ホッパ番号及び
スタッカ番号及び用紙サイズを指定する。
【0005】(2)印刷装置における複数のホッパまた
はスタッカを同種の(同一サイズの)ホッパまたはスタ
ッカ毎にグループ化し、上位装置からは、所要の用紙サ
イズを有するグループを指定して、ホッパまたはスタッ
カを制御する方法。この方法による場合、スタッカ側
で、指定されたグループのあるスタッカが一杯(満杯)
になると、出力優先順位に従い、グループ内の空いてい
るスタッカに自動的に切り替わり、連続的に出力が行な
われる。しかし、この場合、どの順序で各スタッカが一
杯になったか不明のため、印刷終了時にスタッカから用
紙を取り出すときの順序が印刷順とは狂ってしまうおそ
れがある。一方、ホッパ側では、グループ内の優先順位
の高いホッパから給紙を行ない、用紙切れになると自動
的にホッパが切り替わり、連続的に給紙を行なう。
【0006】以上の(1)及び(2)の方法は、いずれ
も、1つのホッパ内、スタッカ内、もしくはグループ内
でサイズの異なる用紙を一緒にスタックすることはでき
ないという制約がある。もしも同じホッパ内に色々なサ
イズの用紙が入っていると、所要サイズ以外の用紙が誤
用されるおそれがあり、また、もしも同じスタッカ内に
色々なサイズの用紙が混入すると、スタックに乱れや崩
れが出たり、印刷物をスタッカから取り出し後に所定の
順序に管理するのが困難になるからである。
【0007】ところで、上記従来のホッパまたはスタッ
カの制御方法において、上位システムからホッパまたは
スタッカを選択する場合に、オペレータによる介入処理
としては次のような場合がある。
【0008】(a) スタッカ選択 (a−1) 上位装置が指定したスタッカ(例えば1番
のスタッカ)にすでにスタックされている用紙サイズ
(例えばA3)と、今回印刷しようとする用紙サイズ
(例えばB5)とが異なる場合、今回印刷しようとする
用紙サイズ(B5)の用紙をスタックしているスタッカ
(例えば2番のスタッカ)があるにも拘らず、指定され
たスタッカ(1番のスタッカ)から以前の用紙(A3)
を取り出して(取り除いて)ここに(1番のスタッカ
に)今回の用紙(B5)をスタックできるよう、オペレ
ータに対するコンソールメッセージを出力する。
【0009】(a−2) 複数個のスタッカを同一用紙
サイズ毎にまとめて(グループ化して)、上位装置から
のグループ指定により出力する場合、グループ内の各ス
タッカが一杯(満杯)になる毎に、スタッカ満杯に対す
る用紙取り出しのコンソールメッセージが出力される。
この場合、満杯となった複数個のスタッカの用紙取り出
し順は、オペレータに通知されないので、それらのスタ
ッカの用紙を取り出して重ねるときに、重ねる順序を間
違い易い。
【0010】(b) ホッパ選択 (b−1) 指定した用紙サイズがか印刷装置上のいず
れのホッパにもセットされていない場合、任意のホッパ
に対し(例えば1番のホッパに対し)、指定した用紙サ
イズの用紙をセットするように、オペレータに対しコン
ソールメッセージを出力する。
【0011】(b−2) 上記グループ指定の場合(同
一用紙サイズの複数個のホッパを順に使用して給紙を行
なう場合)、各ホッパの用紙がなくなる度に当該ホッパ
への給紙メッセージが出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によるホ
ッパ及びスタッカの選択方法では、以下のような問題が
ある。
【0013】 上記(2)の複数の同一サイズのホッ
パまたはスタッカをグループ化して使用し出力する場合
(グルーピング指定の場合)、上記のようにグループ内
のホッパの用紙切れが生じる毎にまたはグループ内のス
タッカが満杯になる毎にコンソールメッセージ(オペレ
ータ介入メッセージ)が出力され、オペレータ介入が頻
発する結果となる。特に、複数台の印刷装置を接続した
計算機システムでは、この傾向が顕著に現われる。
【0014】また、グループ内の各スタッカがどの順序
で満杯になったか不明のため、印刷後に用紙を各スタッ
カからどの順序で取り出して合わせればよいか分からな
くなることがある。
【0015】 上記(1)の方法で、印刷しようとし
た(指定した)用紙サイズとホッパまたはスタッカにセ
ットされている用紙サイズとが一致しない場合、現時点
で使われていない任意のホッパまたはスタッカに対し用
紙サイズを指定のものに取り替えるよう、コンソールメ
ッセージを出力する。このため、当面出力されない(現
時点で使われていない)用紙サイズがセットされている
ホッパまたはスタッカが狙い打ちされてこのホッパまた
はスタッカを指定の用紙サイズに取り替えるようオペレ
ータ介入メッセージが発せられる。オペレータはこのメ
ッセージに従って当該ホッパまたはスタッカの用紙サイ
ズを取り替えることで、取りあえず用紙サイズ不一致は
解消される。しかし、この取り替えにより、当該ホッパ
またはスタッカに以前にセットされていた用紙サイズが
なくなりあるいは不足する結果、その後にこの用紙サイ
ズ(以前にセットされていた用紙サイズ)を必要とする
印刷命令があったとき、再び用紙サイズ不一致が発生す
る確率が高くなり、再びオペレータ介入を要することに
なってしまう。このため、オペレータ介入が頻発する。
【0016】従って、本発明の第1の目的は、上記従来
技術の問題点を解決し、グループ化されたホッパまたは
スタッカの運用状況をもとに、ホッパの用紙切れや、ス
タッカの満杯に対するオペレータ介入要求メッセージを
必要最小限に抑止すると共に、スタッカの用紙の取り出
し順を誤らないようにした印刷装置を提供することにあ
る。
【0017】本発明の第2の目的は、上位装置が指定し
た用紙サイズがホッパまたはスタッカにセットされてい
る用紙サイズと不一致の場合に、過去の使用実績に基づ
いて当面使われる可能性の少ない用紙サイズがセットさ
れているホッパまたはスタッカを予測し、このホッパま
たはスタッカの用紙サイズを取り替えることにより、オ
ペレータ介入を削減し、システム全体におけるオペレー
タ負荷を軽減できるようにした印刷装置を提供すること
にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、複数のホッパ及び複数のスタッカを
有する印刷装置において、ホッパ及びスタッカをそれぞ
れ同一の用紙サイズのものでグループ化し、各グループ
内のホッパ及びスタッカの使用状況(空満状態)を管理
する管理手段と、印刷時に、あるグループ内でホッパが
紙切れとなりまたはスタッカが満杯となる毎に順に次の
ホッパまたはスタッカに給紙または排紙動作を切り替え
る手段と、当該グループ内で紙切れのないホッパまたは
満杯でないスタッカの残りが多いうちはオペレータ介入
要求メッセージを抑止し、この残りが少なくなったとき
のみオペレータ介入要求メッセージを出力する手段とを
備えたものである。
【0019】また、前記スタッカの排紙動作切り替え順
を表示する手段を備えたものである。
【0020】また、各ホッパ及び各スタッカにセットさ
れた用紙サイズ、並びに各ホッパ及び各スタッカの使用
状態(空満状態)を管理する管理手段と、各ホッパ及び
各スタッカの過去の出力用紙サイズ、出力日時等の運用
実績を格納する運用実績格納手段と、印刷時に、指定の
用紙サイズがセットされているホッパまたはスタッカが
ないとき、前記運用実績格納手段に基いて当面出力され
ない可能性の高い用紙サイズがセットされているホッパ
またはスタッカを予測し選択する手段と、予測し選択さ
れたホッパまたはスタッカに対する用紙サイズの取り替
えを指示するオペレータ介入メッセージを発行する手段
とを備えたものである。
【0021】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0022】本発明によれば、複数のホッパ及びスタッ
カをそれぞれ同一の用紙サイズのものでグループ化し、
各グループ内のホッパ及びスタッカの使用状況を例えば
管理テーブルのような管理手段により常時管理する。そ
して、印刷時に、所定の用紙サイズを有するグループが
指定されると、このグループ内で、まず所定の用紙がセ
ット(実装)されているホッパと空であるか満杯ではな
いスタッカとが選択されて稼動し、ついでホッパが紙切
れとなる毎にまたはスタッカが満杯となる毎に、切り換
え手段によりグループ内の次々の用紙のセットされたホ
ッパまたは空の(満杯でない)スタッカに給紙または排
紙動作が自動的に移って行く。そして、このグループ内
で紙切れのないホッパまたは満杯でない(空である)ス
タッカが残り少なくなったとき(例えば、残り1個にな
ったとき)、始めてオペレータに対する介入要求メッセ
ージが発行される(すなわち、グループ内で紙切れのな
いホッパまたは満杯でないスタッカが2個以上残ってい
るときは、オペレータ介入要求メッセージは発行しな
い)。これにより、オペレータ介入回数(オペレータ負
荷)が削減される。
【0023】また、この場合、スタッカの排紙動作切り
替え順(すなわちスタッカの満杯順)を格納しておき、
1つの印刷業務が終了したとき、オペレータに対し、こ
のスタッカの排紙動作切り替え順に対応して用紙取り出
し順序を表示することにより、各スタッカから用紙を取
り出して合体するときの順序を間違うおそれはない。
【0024】また、本発明によれば、管理手段により、
各々のホッパ及びスタッカにセットされた用紙サイズ、
並びに、各々のホッパ及びスタッカの使用状況(空満状
態)が常時管理され、運用実績格納手段により、例えば
日々または月々の出力(使用)用紙サイズ及び出力日時
(使用時間帯)の運用実績等、過去の運用実績が格納さ
れる。そして、印刷の際に、指定の(所定の)用紙サイ
ズがセットされているホッパまたはスタッカが存在しな
いときには、この運用実績格納手段に格納されている過
去の運用実績を参照して、この運用実績を基に、当面出
力(使用)されない可能性の高い用紙サイズがセットさ
れているホッパまたはスタッカを予測して選択する。こ
の予測選択されたホッパまたはスタッカに対する用紙サ
イズを指定のものに取り替えるため、オペレータに対し
この取り替えを指示するオペレータ介入メッセージが発
行される。このように、当面出力されない可能性の高い
用紙サイズのセットされているホッパまたはスタッカを
選択したので、一旦指定の用紙サイズに取り替えた後、
将来このホッパまたはスタッカの用紙サイズの再取り替
えが必要になる可能性は極く少なくなり、この結果、オ
ペレータ介入の回数を減らすことができ、オペレータ負
荷が軽減される。
【0025】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0026】図1は、本発明の第一の実施例の印刷装置
の構成図である。個々のホッパ8及びスタッカ9にそれ
ぞれセットされている用紙サイズ及びステータス情報は
ホッパ・スタッカ管理情報収集部6で採取され、ホッパ
・スタッカ管理情報格納部7によりホッパ・スタッカ管
理テーブル11に格納される。また、上位システム1か
らの印刷データは印刷データ受信部2で受信され、この
受信データから、グルーピング情報収集部10により、
上位装置で定義されているグルーピング情報(グループ
名)やグループ毎のホッパ・スタッカID、ホッパ・ス
タッカ数が抜き出されて、ホッパ・スタッカ管理テーブ
ル11に格納される。従って、ホッパ・スタッカ管理テ
ーブルには、グループ化されたホッパ・スタッカとグル
ープ化されないホッパ・スタッカとが混在することもあ
る。また、上位システム1で指定されたホッパ8及びス
タッカ9に実装されまた設定されている用紙サイズは、
必ずしも上位装置が指定した用紙サイズとは一致してお
らず、一致させないと印刷ができない。そこで、指定さ
れたホッパ・スタッカにより印刷が可能かどうかを判定
するために、上位システム1からの印刷データを印刷デ
ータ受信部2で受信し、印刷データ内の上位装置指定の
用紙サイズ情報4を抜き出し、この用紙サイズ情報4を
ホッパ・スタッカ管理テーブル11の当該ホッパ及びス
タッカの用紙サイズと用紙サイズ比較部5で比較する。
比較して一致した場合は処理を続行する。一方、一致し
なかった場合、用紙サイズ比較部5はオペレータに対す
る介入要求生成部13を起動し、表示部/操作部14に
オペレータに対するメッセージを出力する。オペレータ
は表示部/操作部14によりメッセージ出力に対する応
答をホッパ・スタッカ制御部3に向けて行ない、介入要
求を解除する。
【0027】図2は、ホッパ管理テーブルの内容を示す
図である。ホッパ管理テーブル11は、ホッパの識別I
D(2a)、ホッパにセット(実装)されている用紙サ
イズ(2b)、ホッパの使用状況を示すステータス情報
(2c)、グルーピング情報(2d)からなる。図3
は、スタッカ管理テーブルの内容を示す図である。スタ
ッカ管理テーブル11は、スタッカ識別ID(3a)、
スタッカにスタックされている用紙サイズ(3b)、ス
タッカの使用状況を示すステータス情報(3c)、グル
ーピング情報(3d)、複数スタッカでのグルーピング
指定による出力の排紙動作切り替え順すなわち用紙取り
出し順情報(3e)からなる。本例では、各グループは
用紙サイズ別に分けられている。なお、スタッカが空
(empty)の場合は用紙サイズを自由に選べるのに
対し、空でない(not empty)の場合は用紙サ
イズをそれまで使っていたものと合わせる必要があるの
で、ステータス情報3cとしてemptyとnot e
mptyを区別できるようにする。
【0028】本実施例の特徴として、複数スタッカ(グ
ルーピング指定)による連続出力を行う場合、ホッパの
用紙切れ及びスタッカ満杯ごとのオペレータ介入要求に
対するオペレータ処理の軽減を図るため、ホッパ・スタ
ッカ運用状況解析部12を設ける。このホッパ・スタッ
カ運用状況解析部12は、ホッパ・スタッカ管理テーブ
ル11(図2、図3)により、常にホッパ及びスタッカ
の運用状況を監視し、その運用状況に応じて必要最小限
の場合だけオペレータ介入要求のメッセージを出すよう
に(オペレータ介入メッセージをできるだけ抑止するよ
うに)、介入要求生成部13に指示する。
【0029】図4は、ホッパ・スタッカ運用状況解析部
12の動作を示すフローチャートである。図4では、4
2以下のステップにおいて、複数のホッパまたはスタッ
カを同一用紙サイズ毎にまとめてグループ化した場合
に、空でないホッパ(給紙能力のあるホッパ)または満
杯でないスタッカ(スタック能力のあるスタッカ)が残
り一本になる迄は、オペレータ介入メッセージを抑止
し、残り一本になったとき始めてその旨のメッセージを
出すようにしている。
【0030】同図において、ステップ41は、グループ
指定(用紙サイズ指定)か単独の(グループ指定でな
い、直接の)ホッパまたはスタッカ指定かを判定して、
単独の指定であると判定された場合で、当該ホッパが空
であるか、当該スタッカが満杯であるときは、メッセー
ジが出力され(ステップ48)、それ以外ではメッセー
ジは出力されない。ステップ42では、各グループA,
B、……について、グループ内のホッパID、グループ
内の空でないホッパ数(m)、グループ内のスタッカI
D、及びグループ内の満杯でないスタッカ数(n)を初
期化する。ステップ43〜45では、グループ指定(用
紙サイズ指定)で指定されたグループ例えばグループA
について、グループ内の空でないホッパと満杯でないス
タッカがあるかを各ホッパ及びスタック毎に調べて、グ
ループ内の空でないホッパ数(m)と満杯でないスタッ
カ数(n)をカウントし、カウント値を出力する。本例
では、オペレータ介入要求を抑止するか否かの判断を、
グループ内の空でないホッパの残り数または満杯でない
スタッカの残り数が1になったか否かで定めるようにし
たので、ステップ46では、このカウント値(空でない
ホッパ数または満杯でないスタッカ数)が1以下になっ
たか判定し、判定結果は介入要求生成部13に報告され
る。これにより、このカウント値が1以下になったとき
には介入要求生成部13を通じてオペレータ介入メッセ
ージが出力されるが(ステップ48)、それ以外のとき
(カウント値が1より大きいとき)にはカウンタ介入要
求生成部13を通じてオペレータ介入メッセージは抑止
される(ステップ47)。
【0031】さらに、ホッパ・スタッカ運用状況解析部
12は、ホッパ・スタッカ管理テーブル11の取り出し
順情報(満杯順情報)をもとに、複数スタッカが満杯に
なった時、介入要求生成部13を通じて、スタッカから
の用紙取り出し順について表示部/操作部14に出力す
る。
【0032】図5は、本発明の第2の実施例の印刷装置
の構成図である。本実施例で、第1の実施例(図1)と
同一の要素については同一の符号を付して、説明を省略
する。本実施例が第1の実施例と相違する点は、プリン
タ運用実積情報採集部15、プリンタ運用実績情報格納
部16、出力業務スケジュール予測部17、運用実績テ
ーブル18及び時計部19を備えた点である。印刷しよ
うとする用紙サイズとホッパにセットされている用紙サ
イズが一致しない場合、介入要求生成部13は、前述の
ようにオペレータメッセージを出力する。この際、日々
または月々のプリンタ運用実績情報採取部15により運
用実績情報が収集される。この運用実績情報は、プリン
タ運用実績情報格納部16により、プリンタ運用実績テ
ーブル18に格納される。
【0033】図6は、プリンタ運用実績テーブル18の
内容を示す図である。プリンタ運用実績テーブル18
は、ホッパID(6a)、使用時間帯(6b1,6b
2,6b3)、各使用時間帯での開始時刻(6b11,
6b21,6b31)及び終了時刻(6b12,6b2
2,6b32)、並びに用紙サイズ(6b13,6b2
3,6b33)からなる。本例は、一例として前日のプ
リンタ運用実績を示したもので、定型的業務の場合、過
去の1日のまたは数日間の各時間帯における用紙の使用
状況を見れば、当日にこれから使用されるであろう(ま
たは使用されないであろう)用紙の使用状況を(当日も
同様な使用状況になるものとして)ある程度予測するこ
とができる。そこで、上位装置が指定した印刷しようと
する用紙サイズが現時点で装置内のどのホッパまたはス
タッカにもセットされていない場合には、当面(近い将
来)使われそうにないホッパまたはスタッカを上記の予
測法で予測し、これを当該指定サイズのものに取り替え
ることとする。このようにすれば、一旦取り替えを行な
った後に、当該ホッパまたはスタッカの用紙サイズの再
取り替えをしななければならなくなる可能性が少なくな
り、オペレータ介入の回数を減らすことができる。
【0034】図7及び図8は、上記の用紙サイズ不一致
の場合(装置内のどこにも指定の用紙サイズのセットさ
れたホッパがない場合)、当面使用(出力)されないで
あろう用紙サイズがセットされたホッパを予測し、当該
ホッパに対しオペレータ介入メッセージを出力する出力
業務スケジュール予測部の動作を示すフローチャートで
ある。図7及び図8では、装置内のすべてのホッパ(I
D(n)=0〜n)を1つ1つ調べて行き、いずれも用
紙不一致の場合、時計部19により採取した現時刻(タ
イムスタンプ)と運用実績テーブル18に基づいて当面
使用される可能性の最も少ないホッパを決定する出力業
務スケジュール予測部17のアルゴリズムを示してい
る。なお、スタッカに対しても、出力業務スケジュール
予測部17は、図7及び図8と同様なアルゴリズムで動
作する。
【0035】まず、ステップ71で、時計部19により
現時刻のタイムスタンプTD を採集する。次にステップ
72で、ID(n)のホッパが現在使用中かどうか調
べ、使用中の場合はステップ80へ進み、使用していな
い場合はステップ73へ進む。ステップ73では、ID
(n)のホッパに現在セットされている用紙サイズが、
現時刻以降の時間帯でこのホッパにより使用される可能
性があるかを、図6の運用実績テーブルにより調べて、
使用される可能性がある(ID(n)ホッパに現在セッ
トされている用紙サイズと図6の当該ホッパの現時刻以
降に載っている用紙サイズとが一致する)ときには、ス
テップ74へ進み、使用される可能性がないとき(用紙
サイズが一致しないとき)には、ステップ79へ進む。
ステップ74〜77では、ID(K)=1,2,……の
ホッパ(使用される可能性のあるホッパの全部)につい
て、現在セットされているホッパが使われるであろう時
刻までの時間S1(=Tp−t1)を調べ、時間S1が
最も大きいホッパID(m1)を選出し、このホッパI
D(m1)を当面最も使用される可能性の少ないホッパ
と決定し、ステップ78へ進む。
【0036】ステップ79では、使用される可能性のな
いホッパの中から適宜IDの番号の若いホッパID(m
2)を選出し、ステップ78に進む。
【0037】ステップ72で使用中の場合、ステップ8
0,81,82,77で使用中の全ホッパについて、現
在セットされ使用されている用紙サイズが今後何時まで
使用されるであろうかを図6のテーブルにより調べ、そ
の予測使用時間S2(=使用終了時刻Te−現時刻T
p)の最も短いホッパを選出し、このホッパを当面最も
使用される可能性の少ないホッパと決定し、ステップ7
8へ進む。
【0038】ステップ78では、ホッパID(m1)、
ホッパID(m2)または予測使用時間S2の最も短い
ホッパに対し、オペレータの用紙替え介入要求メッセー
ジを出力し、終了する。
【0039】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、複数のホッパ及びスタッカをそれぞれ同一の用紙
サイズのものでグループ化し、各グループ内のホッパ及
びスタッカの使用状況を管理する手段と、印刷時に、あ
るグループ内でホッパが紙切れになりまたはスタッカが
満杯となる毎に順に次のホッパまたはスタッカに切り替
える手段と、当該グループ内で紙切れのないホッパまた
は満杯でないスタッカが残り少なくなったときにのみ、
オペレータ介入メッセージを出力する手段を備えたの
で、グループ内でホッパの紙切れまたはスタッカの満杯
毎に次々のホッパまたはスタッカに給紙または排紙動作
が自動的に移って行き、その際に、紙切れのないホッパ
数または満杯でない(空の)スタッカ数が多いうちはオ
ペレータ介入要求メッセージは発行されず、このホッパ
数またはスタッカ数が例えば1個のように残り少なくな
ったときに、始めてオペレータ介入要求メッセージが発
行される結果、オペレータ介入要求メッセージの発行回
数を大幅に削減できるという効果が得られる。
【0040】また、この場合、オペレータに対し、スタ
ッカの排紙動作切り替え順すなわち用紙取り出し順序を
表示するようにしたので、各スタッカから用紙を取り出
して集めるときの順序を正しく把握することができると
いう効果も得られる。
【0041】更に、各々のホッパ及びスタッカの過去の
運用実績を格納する運用実績格納手段を設け、印刷の際
に指定の用紙サイズのホッパまたはスタッカがないとき
には、この運用実績を基に当面出力されない可能性の高
い用紙サイズがセットされているホッパまたはスタッカ
を選択して、オペレータにこの選択したホッパまたはス
タッカに対する用紙サイズの取り替えを指示するように
したので、用紙サイズの取り替え回数が少なくなり、オ
ペレータ介入回数を減らすことができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の印刷装置の構成図であ
る。
【図2】ホッパ管理テーブルの内容の一例を示す図であ
る。
【図3】スタッカ管理テーブルの内容の一例を示す図で
ある。
【図4】ホッパ・スタッカ運用状況解析部の動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例の印刷装置の構成図であ
る。
【図6】運用実績テーブルの内容の一例を示す図であ
る。
【図7】出力業務スケジュール予測部の動作の一部を示
すフローチャートである。
【図8】出力業務スケジュール予測部の動作の他部を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 上位システム 2 印刷データ受信部 3 ホッパ・スタッカ制御部 4 用紙サイズ情報 5 用紙サイズ比較部 6 ホッパ・スタッカ情報収集部 7 ホッパ・スタッカ管理情報格納部 8 ホッパ 9 スタッカ 10 グルーピング情報収集部 11 ホッパ・スタッカ管理テーブル 12 ホッパ・スタッカ運用状況解析部 13 介入要求生成部 14 表示部/操作部 15 プリンタ運用実績情報収集部 16 プリンタ運用実績情報格納部 17 出力業務スケジュール予測部 18 運用実績管理テーブル 19 時計部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホッパ及び複数のスタッカを有す
    る印刷装置において、ホッパ及びスタッカをそれぞれ同
    一の用紙サイズのものでグループ化し、各グループ内の
    ホッパ及びスタッカの使用状態を管理する管理手段と、
    印刷時に、あるグループ内でホッパが紙切れとなりまた
    はスタッカが満杯となる毎に順に次のホッパまたはスタ
    ッカに給紙または排紙動作を切り替える手段と、当該グ
    ループ内で紙切れのないホッパまたは満杯でないスタッ
    カの残りが多いうちはオペレータ介入要求メッセージを
    抑止し、この残りが少なくなったときにのみオペレータ
    介入要求メッセージを出力する手段とを備えたことを特
    徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記スタッカの排紙動作切り替え順を表
    示する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の印
    刷装置。
  3. 【請求項3】 複数のホッパ及び複数のスタッカを有す
    る印刷装置において各ホッパ及び各スタッカにセットさ
    れた用紙サイズ、並びに各ホッパ及び各スタッカの使用
    状況を管理する管理手段と、各ホッパ及び各スタッカの
    過去の出力用紙サイズ、出力日時等の運用実績を格納す
    る運用実績格納手段と、印刷時に、指定の用紙サイズが
    セットされているホッパまたはスタッカがないとき、前
    記運用実績格納手段に基いて当面出力されない可能性の
    高い用紙サイズがセットされているホッパまたはスタッ
    カを予測し選択する手段と、予測し選択されたホッパま
    たはスタッカに対する用紙サイズの取り替えを指示する
    オペレータ介入メッセージを発行する手段とを備えたこ
    とを特徴とする印刷装置。
JP5182977A 1993-07-23 1993-07-23 印刷装置 Pending JPH0733318A (ja)

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JP5182977A JPH0733318A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 印刷装置

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JPH0733318A true JPH0733318A (ja) 1995-02-03

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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