JP2009256080A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の給紙トレイを有する画像形成装置において、複数の給紙トレイをグループ化して、ひとつの給紙トレイが空になった場合にグループ化されている別のカセットに給紙を切り替えて動作の停止を防ぐ方法があったが、グループ化されている全ての給紙トレイの用紙を使いきってしまえばその時点で動作が停止してしまう。
【解決手段】 本発明の画像形成装置では、グループ化された給紙トレイのうち用紙が残っているのが最後のひとつになった時点で、用紙補給の警告を発生するため、前記最後のひとつのカセットから給紙されて印刷が行われている間に、他の給紙トレイに用紙の補給を行うために連続して印刷を継続することが可能となった。
【選択図】図4

Description

複数の給紙収容部(給紙カセットや手差し給紙トレイ等)を有する画像形成装置において、給紙収容部をグループ化してひとつの給紙収容部として利用する際に、グループ化されたうちの給紙収容部の用紙の全てを使いきる前にユーザにすでに空になった給紙収容部を通知して用紙補充を促し、グループ化された給紙収容部の収容枚数限度を超えて連続印刷を可能とする技術に関するものである。
複数の給紙収容部(給紙カセットや手差し給紙トレイ等)を有する画像形成装置では、これら複数の給紙収容部を用紙サイズや用紙の種類等毎にグループ分けをして用いる方法があった。
例えば、複数の給紙トレイ(給紙収容部)をグループとして扱って、個々の給紙トレイのステータスを前記したグループ化した給紙トレイのステータスとして表す方法がある(特許文献1参照)。
この方法ではグループ化した給紙トレイの全ての枚数を合算したものとして表示する際には効果がある。しかし、グループ化された給紙収容部の用紙の全てが消費された場合には、用紙切れのエラーメッセージを発して印刷動作が停止する。その場合には前記給紙収容部に用紙を補給しなければ再度の印刷を開始することができなかった。
特開2006−76868号公報
解決しようとする問題点は、複数の給紙収容部を有する画像形成装置において、用紙切れによる印刷動作の停止を抑制すること及び複数の給紙収容部の収容枚数を超えて連続印刷可能とすることである。
本発明の画像形成装置は、複数の給紙収容部から給紙駆動部により連続的に印刷部へ給紙可能な画像形成装置であって、前記給紙収容部をグループ分けして設定するグループ設定保持部と、前記グループ内の給紙収容部の用紙切れを検知する用紙残量検知部と、前記用紙残量検知部が前記給紙収容部のいずれかの用紙切れを検知すると、同じグループ内の他の給紙収容部からの給紙に切り替えるよう前記給紙駆動部を制御する給紙切替制御部と、前記用紙残量検知部の用紙切れ検知に基づき、ユーザにその旨を通知する用紙切れ通知部と、を有することを最も主要な特徴とする。
また本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置であって、前記用紙切れ通知部は、前記グループ内の最後の給紙収容部にのみ用紙が残っている状態になったことをユーザに通知することを主要な特徴とする。
また本発明の画像形成装置は前記画像形成装置であって、前記給紙収容部は、前記用紙切れの給紙収容部に対して、印刷動作を停止することなく前記用紙の補充が可能であることを主要な特徴とする。
また本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置であって、前記用紙切れ通知部は、前記給紙収容部からの用紙切れの際、又は、ユーザの操作開始の際の少なくとも一方をトリガーとして通知することを主要な特徴とする。
また本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置であって、前記用紙切れ通知部は、画像形成装置本体の表示部、内部ウェブサーバ、外部装置のプリンタ監視ユーティリティの少なくともひとつに通知することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、複数の給紙収容部から給紙駆動部により連続的に印刷部へ給紙可能な画像形成装置であって、前記給紙収容部をグループ分けして設定するグループ設定保持部と、前記グループ内の給紙収容部の用紙切れを検知する用紙残量検知部と、前記用紙残量検知部が前記給紙収容部のいずれかの用紙切れを検知すると、同じグループ内の他の給紙収容部からの給紙に切り替えるよう前記給紙駆動部を制御する給紙切替制御部と、前記用紙残量検知部の用紙切れ検知に基づき、ユーザにその旨を通知する用紙切れ通知部と、を有することを最も主要な特徴とするため、グループ化されている給紙収容部のうちのひとつが用紙切れを起こしたことをユーザに認識させることが可能であるので、その認識したユーザが用紙を補充すること、又は用紙の補充を準備することにより装置の停止状態を最小限にすることが可能となった。
また本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置であって、前記用紙切れ通知部は、前記グループ内の最後の給紙収容部にのみ用紙が残っている状態になったことをユーザに通知することを主要な特徴とするため、グループ化された給紙収容部のうちのひとつにしか用紙が残っていないことをユーザに認識させることが可能であるので、その認識をしたユーザが用紙を補充すること、又は用紙の補充を準備することにより装置の停止状態を最小限にすることが可能となった。
また本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置であって、前記給紙収容部は、前記用紙切れの給紙収容部に対して、印刷動作を停止することなく前記用紙の補充が可能であることを主要な特徴とするため、用紙切れを認識したユーザが印刷動作中であっても用紙切れの給紙収容部に用紙を補充すれば給紙収容部が最大に保持できる用紙枚数を超えて連続的に印刷を行うことが可能となった。
また本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置であって、前記用紙切れ通知部は、前記給紙収容部からの用紙切れの際、又は、ユーザの操作開始の際の少なくとも一方をトリガーとして通知することを主要な特徴とするため、印刷中に用紙がなくなったときに限らず、ユーザが画像形成装置の使用を開始しようとしたときに、ひとつの給紙収容部にしか用紙が残っていないことをユーザに通知することが可能など、様々な使用状況に対応して用紙切れによる印刷動作の停止の可能性を抑制することが可能となった。
また本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置であって、前記用紙切れ通知部は、画像形成装置本体の表示部、内部ウェブサーバ、外部装置のプリンタ監視ユーティリティの少なくともひとつに通知することを特徴とするため、ユーザが画像形成装置のそばにいるときに限らず、ホストコンピュータからの印刷を行っている際や、プリンタ監視ユーティリティにより画像形成装置の管理を行っている際にも用紙切れを把握することが可能となった。
複数の給紙収容部を有する画像形成装置において、グループ化された給紙収容部の用紙切れによる印刷動作の停止を抑制することが出来ないという問題点をグループ化された給紙収容部のひとつが空になった際には、用紙切れのメッセージを通知し、用紙の残っている給紙収容部が最後のひとつになった際には用紙補充の警告を行う方法により解決した。
[装置構成]
図1は、本発明の実施例に係わる画像形成装置の機械的構成を主に示す側面断面図である。
説明中での給紙収容部とは、後述する手差しトレイ220のような平型の給紙トレイと、給紙カセット201a,b,c,dのような箱型の給紙トレイの両方のことを示す。
画像形成装置1は、本体部200と、図1における本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
操作部400は、タッチパネル401(表示部)、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401(表示部)は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷枚数等を入力するために用いられる。
原稿給送部600は、原稿収納部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿収納部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット201a,b,c,d(給紙収容部)、手差し給紙トレイ220(給紙収容部)、複数の給紙ローラ202a,b,c,d,221(給紙駆動部)、転写ローラ203(印刷部)、感光体ドラム204(印刷部)、露光装置206(印刷部)、現像装置207(印刷部)、定着ローラ208(印刷部)、排出口209、及び排出トレイ210等を備える。
上記の給紙カセット201a,b,c,dと手差し給紙トレイ220により給紙収容部を構成している。
上記の転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置206、現像装置207)、定着ローラ208により印刷部240を形成している。
上記の複数の給紙ローラ202a,b,c,d,221と、給紙収容部から印刷部240への給紙パス及びその駆動系により給紙駆動部230を構成している。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム204に静電潜像を形成する。現像装置207は、黒色の現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙収容部の給紙カセット201a,b,c,dにおいては、給紙ローラ202a,b,c,dが印刷用紙が収納された給紙カセット201a,b,c,dの最上面の用紙に当接して回転することにより給紙駆動部230の給紙パスに印刷用紙を引き出す。また、手差し給紙トレイ220においては、給紙ローラ221が手差し給紙トレイ220の最上面の用紙に当接して回転することにより給紙駆動部230の給紙パスに印刷用紙を引き出して、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された印刷用紙に感光体ドラム204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して印刷用紙に定着させる。その後、印刷用紙は本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、印刷用紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
前記給紙カセット201a,b,c,dには、その用紙残量を検出する残量センサ205a,b,c,dが、各給紙カセットに取り付けられている。残量センサ205a,b,c,dは、図に示すようにJ字状をしており、用紙の残量の低下とともに上部の軸を中心に回転することにより用紙残量を検出すると共に、用紙がなくなると残量センサの紙に接する部分が給紙カセット(給紙収容部)の底面に開けられた穴部(不図示)に落ち込むため用紙が無くなった事を検出可能である。
なお、手差し給紙トレイ220(給紙収容部)においては、給紙ローラ221が残量センサの役割を果たしている。
本画像形成装置1の給紙カセット201a,b,c,dは、用紙補充のために画像形成装置本体200から取り出すときには、図1の右側方向(図1の矢印P)にスライドして取り出されるために給紙ローラ202a,b,c,dから、転写ローラ203及び感光体ドラム204へつながる給紙駆動部230の給紙パスを遮ることがない。そのため、印刷動作中であっても印刷部240への給紙に係っていない給紙カセットの交換は可能であり、その際には印刷動作を停止させることが無い。
また、手差し給紙トレイ220においても同様に印刷動作を遮ることなく用紙の補充が可能である。
用紙後処理部300は、搬入口301、印刷用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。印刷用紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された印刷用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ印刷用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された印刷用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
[機能ブロック]
図2は、本発明実施例の画像形成装置の機能ブロック図である。
本機能ブロック図では、本発明の本質に関係する部分のみをブロック図化して説明してある。通常の画像形成装置に備わっており、図1の構成図において説明した印刷部240や後処理装置300などのブロック図化については省略した。
図2には、図1の側面断面図ですでに説明した給紙収容部(給紙カセット201a,b,c,d及び手差し給紙トレイ220)、給紙駆動部230、操作部400、操作部400中のタッチパネル401(表示部)などと共に、図1では説明されていない機能ブロック部であるソフトウェア機能部700、通信インタフェース部751を有している。
このソフトウェア機能部700は、用紙残量検知部701、用紙サイズ種類検知部703、グループ設定保持部705、内部Webサーバ707、給紙切替制御部709、用紙切れ通知部711を有している。
また、画像形成装置1は、その通信インタフェース部751を通してネットワーク801に接続しており、同じくネットワークに接続されたPC1(Personal Computer)901(外部装置)、PC2(Personal Computer)903(外部装置)と接続している。
以下に各機能部について説明する。本機能ブロックの説明においては、本発明の本質に関わるグループ化、給紙切替、及び給紙切れ通知に関する機能部についてのみ説明を行う。その他の本発明の本質に関係のない画像処理部などの説明は省略した。
通信インタフェース部751は、画像形成装置1をネットワークと接続するインタフェース部である。通信インタフェース部751を通してPC(Personal Computer)等の外部装置と接続する。
ソフトウェア機能部700は、画像形成装置1のコンピュータにソフトウェアにより各種機能を実現させる機能部である。
用紙残量検知部701は、給紙カセット部201が有する各給紙カセット201a,b,c,dの用紙残量を検出する残量センサ205a,b,c,dからの信号を受信して、各給紙カセット201a,b,c,dの用紙の残量と、用紙がなくなってしまったことを検知する。
用紙サイズ種類検知部703は、給紙カセット部201の各給紙カセット201a,b,c,dの用紙サイズを定める枠部によって測定された用紙サイズの信号や、給紙経路中に設置されたセンサからの信号により、各給紙カセットに供給された用紙サイズや用紙の種類などを検知する。
これらのセンサなどでは検知できないような用紙種類、例えば厚紙や色紙、又は片面使用済み用紙などについては、ユーザの設定により次項のグループ設定保持部705に設定を行う。
グループ設定保持部705は、複数ある給紙カセットをグループ毎に分けて設定(グループ化機能)することが可能である。一般的には、用紙のサイズ及び種類が同じもの毎にグループ化することが行われる。(ただし、異なるものをグループ化して設定することも可能である。)
本画像形成装置1では、複数の給紙収容部(複数の給紙カセット201a,b,c,d及び手差し給紙トレイ220)をグループ分けして、それらグループ化されたものをひとつの大容量給紙収容部として扱う(以降、グループ化機能と呼ぶ)ことが可能である。このグループ化機能により、一つの給紙カセットの最大用紙容量を超える大量の印刷を行うことが可能となる。すなわち、グループ化された給紙カセットの一つの用紙が使い果たされて空になっても、自動的にグループ化されている異なる給紙カセットからの給紙に切り替えることにより、「紙無しエラー、印刷エンジンの休止」状態を発生させずに、グループ化されたすべての給紙収容部の用紙がなくなるまでの連続印刷を行えることが可能となり、そのことがこのグループ化機能の最大の利点である。
本グループ設定保持部705は、この給紙収容部のグループ化の設定(例えば、給紙カセットa,cをひとつのグループでA4普通用紙を入れたもの、給紙カセットb,d、手差し給紙トレイをひとつのグループでA4片面使用済み用紙と設定など)を行い、その設定状態を記録して保持する(設定方法は図5を用いて後述)。
この設定は、操作部400からの入力によって行っても良いし、通信インタフェース部751を通して外部装置であるPC1;901のプリンタ監視ユーティリティ911により行っても良いし、また外部装置であるPC2;903のブラウザ913を用いて画像形成装置1の内部Webサーバ707にアクセスして内部Webサーバ707の有する設定機能を用いて行っても良い。
内部Webサーバ707は、画像形成装置1の装置の状態を外部装置であるPC2;903のブラウザ913からアクセスできるように、設けられたものである。内部Webサーバ707のページにアクセスすることにより、画像形成装置1の設定状態を確認できると共に設定の変更を行うことも可能である。前記したように、給紙収容部のグループ化の設定も内部Webサーバ707にアクセスすることにより、設定の確認と変更が可能である。
給紙切替制御部709は、印刷中にグループ化された給紙収容部(給紙カセットと手差し給紙トレイ)のひとつから用紙がなくなった場合には、そこで印刷動作を停止せずに自動的にグループ化された他の給紙収容部から給紙を行うように給紙駆動部230を制御する機能部である。
用紙切れ通知部711は、印刷が行われて用紙が消費されてグループ化された給紙収容部のカセットのいずれかがなくなった場合に用紙切れの通知を行うこと、及び最後の給紙収容部にだけ用紙が残っている状態になると、ユーザに対して用紙交換の警告を発する機能部である。
[フローチャート]
図3のフローチャートを用いて、画像形成装置においてグループ化設定の動作について説明する。
S11:画像形成装置1の給紙収容部(複数の給紙カセット201a,b,c,d及び手差し給紙トレイ220)のグループ化設定を行う。前記したように、この場合にユーザは画像形成装置1本体の操作部400を用いて、グループ化設定を行っても良いし、また、画像形成装置1とネットワーク接続されている、PCからグループ化設定を行っても良い。実際の設定動作は、図5を用いて後述する。
次に図4のフローチャートを用いて、画像形成装置1において用紙切れが発生した場合の動作について説明する。
画像形成装置1の印刷動作中に用紙切れが発生したことを用紙残量検知部701が残量センサ205a,b,c,d,221からの信号によって検知して、図4のフローチャートが開始する。
S21:用紙切れ通知部711は、グループ設定保持部705が保持している給紙収容部のグループ情報と、用紙残量検知部701が検知した用紙が無くなった給紙収容部の情報とに基づいて、該給紙収容部がグループ化されているかどうかを判断する。グループ化されている場合は動作をS23に移行する。グループ化されていない場合は動作をS25に移行する。
S23:用紙切れ通知部711は、グループ設定保持部705が保持している給紙収容部のグループ情報に基づいて、用紙が無くなった給紙収容部と同じグループに属する他の給紙収容部内に用紙があるかどうかについて用紙残量検知部701が得た情報により判断する。同じグループの他の給紙収容部に用紙が残っている場合は、動作をS27に移行する。残っていない場合は、動作をS25に移行する。
S25:用紙が無くなった給紙収容部にはグループ化された他の給紙収容部がないか、又はグループ化された他の給紙収容部に用紙が残っていないので、用紙切れ通知部711は用紙が切れて印刷を継続することができない旨の警告を発し、印刷部230は印刷を継続できないので印刷動作を停止して、フローチャートは終了する。この後、用紙の補充を行ってから印刷が再開される。
S25での警告は、操作部400のタッチパネル401(表示部)に表示する方法であってもよいし、外部装置であるPC1;901が搭載しているプリンタ監視ユーティリティ911に通知する方法であってもよいし、内部Webサーバ707を経由してPC2;903のブラウザ913に通知する方法であってもよい。又はそれらのうちから複数の手段を行う方法であってもよい。
S27:用紙切れ通知部711は、用紙切れを起こした給紙収容部について用紙切れが発生していることを通知する。通知の方法は、S25と同様にそこで挙げた複数の方法の少なくとも一つを行う。
S29:グループ化された他の給紙収容部中に用紙が残っているのは、ふたつ以上であるかどうかを用紙切れ通知部711が判断する。用紙が残っているのがふたつ以上である場合には、動作をS33に移行する。用紙が残っているのがひとつである場合には動作をS31に移行する。
S31:用紙切れ通知部711は用紙が残っているのがひとつの給紙収容部となったこと、及びすでに空になっている他の給紙収容部に用紙を補給するようにユーザに警告する。警告の方法は、S25と同様にそこで挙げた複数の方法の少なくとも一つを行う。
S33:給紙切替制御部709は、給紙駆動部230に用紙が無くなった給紙収容部から用紙が残っている給紙収容部へと給紙を切り替えるように指示して、印刷動作が途切れないようにする。この後、切り替えられた新しい給紙収容部から給紙を受けて印刷を継続する。
以上の一連の動作により、グループ化されたうちの一つの給紙収容部に用紙がなくなっても、同じグループの他の給紙収容部に用紙が残っている場合には、その給紙収容部に切り替えて用紙切れを通知する。また、その場合に残った給紙収容部がグループのうちの最後のひとつであるときには、グループ中の用紙がなくなった他の給紙収容部に用紙を補充するようにユーザに警告する。
上記図4のフローチャートでは、S27で給紙収容部について用紙切れの発生が起こっていることを通知するとしたが、この場合にはすべての通知手段に対して通知を行わずとも例えばタッチパネル(表示部)においてのみ表示するというような方法であってもよい。又は、単にタッチパネルにおける給紙収容部の用紙残量がないことを表示するだけのものであってもよいし、さらには設定によっては全く通知を行わないとする方法であってもよい。
本フローチャート(図4)では、用紙切れが発生したことをトリガーとしての動作の通知について説明したが、他の起動トリガーとして画像形成装置の電源投入やユーザの操作開始をもってするという方法をとってもよい。
[グループ設定のユーザインタフェース画面]
画像形成装置1での給紙収容部のグループ設定を画像形成装置1のタッチパネル401を用いて行う際の設定動作について図5のユーザインタフェース画面を用いて説明する。
タッチパネル401以外に内部Webサーバ707やプリンタ監視ユーティリティ911を用いてグループ化設定する方法も可能である。その場合でも基本的には図5と同様な画面が表示されて、タッチパネルの代わりにマウス等によって選択するという点が異なるだけである。
図5(A)から(D)に示すのは、タッチパネル401上に表示されるグループ設定画面の例である。図5(A)に装置の各部のアイコンが表示されており、番号を付したトレイ1は、給紙カセットa;201aに対応し、トレイ2は、給紙カセットb;201bに対応し、トレイ3は、給紙カセットc;201cに対応し、トレイ4は、給紙カセットd;201dに対応する。MPは、手差し給紙トレイ220に対応する。又画面上にグループ設定ボタン451が配置されている。
図5(B)に示すように、ユーザはタッチパネル上に表示された上記の給紙トレイ(給紙収容部)のアイコンのうちグループ化したいものに接触してハイライト化させる。
次に、図5(C)に示すようにグループ設定ボタン451に接触してグループ化を決定する。
決定されたグループは、図5(D)に示す用にトレイ1とトレイ4を包含する枠によって示される。
[実施例の効果]
本発明実施例の画像形成装置1により、以下のことが可能となった。
本実施例の画像形成装置1は、グループ化された給紙収容部を用いることにより、ひとつの給紙収容部の用紙供給枚数を超えて連続して印刷を継続することが可能となった。
印刷中であっても印刷に係っていない給紙収容部については、印刷を中止することなく用紙の補充が可能であるため、グループ化された給紙収容部の印刷に係っていない給紙収容部に用紙の補充が可能である。
ユーザは、給紙カセットに用紙がなくなったことを通知されるために、その通知により用紙補充動作を行うことができる。また、ユーザの装置の操作開始の際にも、給紙収容部の状態をチェックして同通知を行うため、ユーザの起動したジョブの印刷動作により給紙収容部のひとつの用紙を使いきった場合以外でも、用紙の補充が必要なことを認識可能である。
さらに、グループ化された給紙収容部の用紙が消費されて、用紙が残っているのが最後のひとつの給紙収容部のみになった際には、ユーザにその旨を警告するため、ユーザは空になった給紙収容部に用紙の補充を行う。この補充により、本実施例のような用紙補充の際に印刷動作を停止する必要の無い画像形成装置では、グループ化された用紙の収容可能枚数の総和の制限をうけることなく連続的に印刷を行うことが可能となった。
[その他]
本発明実施例の画像形成装置1は、原稿給送部600や、原稿読取部500や、後処理装置300などの機能部を備えた比較的高機能な画像形成装置を例に説明を行ったが、本発明はこの実施例に限らず例えば上記の機能部が備わっていない画像形成装置であっても応用可能であり、画像形成装置の装置構成は本発明の要旨あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能である。また、それら変更を行った画像形成装置も本発明の技術的範囲の射程内である。
本実施例の画像形成装置1は、印刷動作中に印刷動作に係っていない印刷収容部に用紙を補充する際には、印刷動作を停止しないで行うことが可能であるが、そのような構造の画像形成装置に限らず、用紙の補充の際には印刷動作を停止してしまう構造(例えば、給紙カセットの引き出し方向に給紙パスがある)の画像形成装置であっても用紙切れの通知を認識したユーザが交換のための用紙の準備を装置停止前に行うことができるため、装置の停止状態を最小限に抑える効果がある。もちろん、本実施例のように印刷動作に係っていない印刷収容部に用紙を補充する際には、印刷動作を停止しないで行うことが可能である画像形成装置において本発明の効果が最も高い。
本発明実施例の画像形成装置の側面断面図である。 本発明実施例の画像形成装置の機能ブロック図である。 本発明実施例の画像形成装置のグループ化設定の際のフローチャートである。 本発明実施例の画像形成装置の用紙切れが発生した際の動作のフローチャートである。 本発明実施例の画像形成装置のグループ設定の際のユーザインタフェース画面である。
符号の説明
1 画像形成装置
201a,b,c,d 給紙カセット(給紙収容部)
202a,b,c,d 給紙ローラ(給紙駆動部)
203 転写ローラ(印刷部)
204 印刷ドラム(印刷部)
205a,b,c,d 残量センサ
206 露光装置(印刷部)
207 現像装置(印刷部)
208 転写ローラ(印刷部)
220 手差し給紙トレイ(給紙収容部)
221 給紙ローラ(給紙駆動部)
230 給紙駆動部
240 印刷部
401 タッチパネル(表示部)
701 用紙残量検知部
703 用紙サイズ検知部
705 グループ設定保持部
707 内部Webサーバ(内部ウェブサーバ)
709 給紙切替制御部
711 用紙切れ通知部
901 PC1(Personal Computer)(外部装置)
903 PC2(Personal Computer)(外部装置)
911 プリンタ監視ユーティリティ
P 給紙カセット引出方向

Claims (5)

  1. 複数の給紙収容部から給紙駆動部により連続的に印刷部へ給紙可能な画像形成装置であって、
    前記給紙収容部をグループ分けして設定するグループ設定保持部と、
    前記グループ内の給紙収容部の用紙切れを検知する用紙残量検知部と、
    前記用紙残量検知部が前記給紙収容部のいずれかの用紙切れを検知すると、同じグループ内の他の給紙収容部からの給紙に切り替えるよう前記給紙駆動部を制御する給紙切替制御部と、
    前記用紙残量検知部の用紙切れ検知に基づき、ユーザにその旨を通知する用紙切れ通知部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置であって、
    前記用紙切れ通知部は、前記グループ内の最後の給紙収容部にのみ用紙が残っている状態になったことをユーザに通知する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2の画像形成装置であって、
    前記給紙収容部は、前記用紙切れの給紙収容部に対して、印刷動作を停止することなく前記用紙の補充が可能である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれかの画像形成装置であって、
    前記用紙切れ通知部は、前記給紙収容部からの用紙切れの際、又は、ユーザの操作開始の際の少なくとも一方をトリガーとして通知する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれかの画像形成装置であって、
    前記用紙切れ通知部は、画像形成装置本体の表示部、内部ウェブサーバ、外部装置のプリンタ監視ユーティリティの少なくともひとつに通知する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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