JP2009258520A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の給紙収容部を有する画像形成装置において、給紙収容部をグループ化してグループ毎の利用管理を行う際に、単数又は複数の給紙収容部を複数のグループに属するような設定を可能とすることができなかった点である。
【解決手段】 グループ化設定部は前記複数の給紙収容部のうち単数又は複数の給紙収容部が複数のグループに含まれて設定されることを許可し、グループ用紙利用記録部が前記グループ毎の用紙の利用を記録する。本方法によりグループの構成により広がりを持たせることが可能となり、例えば複数のグループに属する給紙収容部の利用を共通予算からとする運用方法が可能となった。
【選択図】図2

Description

複数の給紙収容部(給紙カセットや手差し給紙トレイ等)を有する画像形成装置において、給紙収容部をグループ化してひとつの給紙収容部として利用する際に、前記給紙収容部のいずれかが複数のグループに属する設定を可能とする技術に関するものである。
複数の給紙収容部(給紙カセットや手差し給紙トレイ等)を有する画像形成装置では、これら複数の給紙収容部を用紙サイズや用紙の種類等毎にグループ分けをして用いる方法があった。
例えば、複数の給紙トレイをグループとして扱って、個々の給紙トレイのステータスを前記したグループ化した給紙トレイのステータスとして表す方法がある(特許文献1参照)。
この方法ではグループ化した給紙トレイの全ての枚数を合算したものとして表示する際には効果がある。
このグループ化した給紙収容部毎に異なる部門に属するユーザを割り当てて、同じ部門に属するユーザは、同じグループの給紙収容部しか使用しないという利用方法を取って、そのグループ毎の利用を記録することにより部門管理する方法がある。しかし、単数又は複数の給紙収容部を複数のグループに属することを設定可能にして、前記複数のグループに属した給紙収容部からの用紙の利用は共通の部門管理予算から行うとするなどを可能にする方法はなかった。
特開2006−76868号公報
解決しようとする問題点は、複数の給紙収容部を有する画像形成装置において、給紙収容部をグループ化してグループ毎の利用管理を行う際に、前記給紙収容部のうちのいずれかを複数のグループに属するような設定を可能とすることができなかった点である。
請求項1の本発明の画像形成装置は、複数の給紙収容部を有する画像形成装置であって、前記各給紙収容部を該給紙収容部のいずれかを共通に含む複数のグループに分けて設定するグループ設定保持部と、前記グループ毎の用紙の利用を記録保持するグループ用紙利用記録部と、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項2の本発明の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置であって、利用者の部門認証情報の入力を受け付け、該部門認証情報の認証を行って装置の利用を許可する認証部と、前記利用者の部門認証情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する部門管理部と、を有することを特徴とする。
請求項3の本発明の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置であって、利用者の個人認証情報の入力を受け付け、該個人認証情報の認証を行って装置の利用を許可する認証部と、前記利用者の個人認証情報と前記利用者の属する部門情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する部門管理部と、を有することを特徴とする。
請求項1の本発明の画像形成装置は、複数の給紙収容部を有する画像形成装置であって、前記各給紙収容部を該給紙収容部のいずれかを共通に含む複数のグループに分けて設定するグループ設定保持部と、前記グループ毎の用紙の利用を記録保持するグループ用紙利用記録部と、を有することを最も主要な特徴とするため、グループ構成に広がりを持たせることが可能となった。
請求項2の本発明の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置であって、利用者の部門認証情報の入力を受け付け、該部門認証情報の認証を行って装置の利用を許可する認証部と、前記利用者の部門認証情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する部門管理部と、を有することを特徴とするため、利用者の属する部門と給紙収容部のグループと、を関連付けて運用し管理することが可能となった。
請求項3の本発明の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置であって、利用者の個人認証情報の入力を受け付け、該個人認証情報の認証を行って装置の利用を許可する認証部と、前記利用者の個人認証情報と前記利用者の属する部門情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する部門管理部と、を有することを特徴とするため、利用者の個人と、その属する部門と、給紙収容部のグループと、を関連付けて運用し管理することが可能となった。
複数の給紙収容部を有する画像形成装置の前記複数の給紙収容部をグループ化して利用者の部門毎に前記グループの利用を許可する方法で部門管理可能とする画像形成装置において、グループ化の機能を受け持つグループ設定保持部が前記給紙収容部のうちのいずれかを複数のグループに属することを許可することにして、前記複数のグループに属した給紙収容部を複数の部門間で共用し、共用の予算管理等を行うことを可能とした。
本発明の実施例1としての画像形成装置について以下に説明する。なお、本実施例中での給紙トレイと給紙収容部とは同意である。また、ユーザと利用者も同意である。
[装置構成]
図1は、本発明の実施例1に係わる画像形成装置の機械的構成を主に示す側面断面図である。
説明中での給紙収容部とは、後述する手差しトレイ220のような平型の給紙トレイと、給紙カセット201a,b,c,dのような箱型の給紙トレイの両方のことを示す。
画像形成装置1は、本体部200と、図1における本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
操作部400は、タッチパネル401(表示部)、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401(表示部)は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷枚数等を入力するために用いられる。
原稿給送部600は、原稿収納部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿収納部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット201a,b,c,d(給紙収容部)、手差し給紙トレイ220(給紙収容部)、複数の給紙ローラ202a,b,c,d,221(給紙駆動部)、転写ローラ203(印刷部)、感光体ドラム204(印刷部)、露光装置206(印刷部)、現像装置207(印刷部)、定着ローラ208(印刷部)、排出口209、及び排出トレイ210等を備える。
上記の給紙カセット201a,b,c,dと手差し給紙トレイ220により給紙収容部を構成している。
上記の転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置206、現像装置207)、定着ローラ208により印刷部240を形成している。
上記の複数の給紙ローラ202a,b,c,d,221と、給紙収容部から印刷部240への給紙パス及びその駆動系により給紙駆動部230を構成している。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム204に静電潜像を形成する。現像装置207は、黒色の現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙収容部の給紙カセット201a,b,c,dにおいては、給紙ローラ202a,b,c,dが印刷用紙が収納された給紙カセット201a,b,c,dの最上面の用紙に当接して回転することにより給紙駆動部230の給紙パスに印刷用紙を引き出す。また、手差し給紙トレイ220においては、給紙ローラ221が手差し給紙トレイ220の最上面の用紙に当接して回転することにより給紙駆動部230の給紙パスに印刷用紙を引き出して、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された印刷用紙に感光体ドラム204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して印刷用紙に定着させる。その後、印刷用紙は本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、印刷用紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
前記給紙カセット201a,b,c,dには、その用紙残量を検出する残量センサ205a,b,c,dが、各給紙カセット毎に取り付けられている。残量センサ205a,b,c,dは、図に示すようにJ字状をしており、用紙の残量の低下とともに上部の軸を中心に回転することにより用紙残量を検出すると共に、用紙がなくなると残量センサの紙に接する部分が給紙カセット(給紙トレイ)の底面に開けられた穴部(不図示)に落ち込むため用紙が無くなった事を検出可能である。
なお、手差し給紙トレイ220(給紙収容部)においては、給紙ローラ221が残量センサの役割を果たしている。
用紙後処理部300は、搬入口301、印刷用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。印刷用紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された印刷用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ印刷用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された印刷用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
[機能ブロック]
図2は、本発明実施例の画像形成装置の機能ブロック図である。
本機能ブロック図では、本発明の本質に関係する部分のみをブロック図化して説明してある。通常の画像形成装置に備わっており、図1の構成図において説明した印刷部240や後処理装置300などのブロック図化については省略した。
図2には、図1の側面断面図ですでに説明した給紙収容部(給紙カセット201a,b,c,d及び手差し給紙トレイ220)、給紙駆動部230、操作部400、操作部400中のタッチパネル401(表示部)などを示すと共に、画像形成装置1が図1では説明されていない機能ブロック部であるソフトウェア機能部700、通信インタフェース部751を有していることを示す。
このソフトウェア機能部700は、さらに、用紙残量検知部701、用紙サイズ種類検知部703、内部Webサーバ707、給紙切替制御部709、認証部713、グループ設定保持部715、グループ用紙利用記録部717、部門管理部719の各機能ブロックを有している。
また、画像形成装置1は、その通信インタフェース部751を通してネットワーク801に接続しており、同じくネットワークに接続されたPC1(Personal Computer)901、PC2(Personal Computer)903と接続している。
以下に各機能部について説明する。本機能ブロックの説明においては、本発明の本質に関わるグループ化に関する機能部についてのみ説明を行う。その他の本発明の本質に関係のない画像処理部などの説明は省略した。
通信インタフェース部751は、画像形成装置1をネットワークと接続するインタフェース部である。通信インタフェース部751を通してPC(Personal Computer)等の外部装置と接続する。
ソフトウェア機能部700は、画像形成装置1のコンピュータにソフトウェアにより各種機能を実現させる機能部である。以下にソフトウェア機能部700内の各機能ブロックについて説明する。
用紙残量検知部701は、給紙収容部201が有する各給紙カセット201a,b,c,dの用紙残量を検出する残量センサ205a,b,c,dからの信号を受信して、各給紙カセット201a,b,c,dの用紙の残量と、用紙がなくなってしまったことを検知する。
用紙サイズ種類検知部703は、給紙収容部201の各給紙カセット201a,b,c,dの用紙サイズを定める枠部によって測定された用紙サイズの信号や、給紙経路中に設置されたセンサからの信号により、各給紙カセットに供給された用紙サイズや用紙の種類などを検知する。
これらのセンサなどでは検知できないような用紙種類、例えば厚紙や色紙、又は片面使用済み用紙などについては、ユーザの設定により後述のグループ設定保持部715にて設定を行う。
内部Webサーバ707は、画像形成装置1の装置の状態を外部装置であるPC2;903のブラウザ913からアクセスできるように、設けられたものである。内部Webサーバ707のページにアクセスすることにより、画像形成装置1の設定状態を確認できると共に設定の変更を行うことも可能である。前記したように、給紙収容部のグループ化の設定も内部Webサーバ707にアクセスすることにより、設定の確認と変更が可能である。また、後述する代替給紙収容部の設定画面を内部Webサーバ707によっても提供する。
給紙切替制御部709は、印刷中にグループ化された給紙収容部(給紙カセットと手差し給紙トレイ)のひとつから用紙がなくなった場合には、その用紙切れを起こした給紙収容部とグループ化されている他の給紙収容部があれば、そこで印刷動作を停止せずに自動的にグループ化された他の給紙収容部から給紙を行うように給紙駆動部230を制御する機能部である。
用紙サイズや種類が異なる給紙収容部をグループ化してある場合等には、自動的に給紙切替が行われると、意図しない用紙に印刷されてしまう場合があるので、設定によりグループ化されている給紙収容部間での自動切替を行うかどうかを設定可能としている。
例えば給紙トレイ1にA4普通紙、給紙トレイ2にA4普通紙、給紙トレイ3にA3普通紙という用紙が収容して、それらがグループ化してある場合には、自動切替は給紙トレイ1と2の間でのみ動作し、給紙トレイ3と給紙トレイ1の間、並びに給紙トレイ3と給紙トレイ2との間では自動切替されないようにする等の設定が可能である。
グループ設定保持部715は、複数ある給紙収容部をグループ毎に分けて設定(グループ化機能)することが可能である。
グループ化された給紙トレイ同士の間では、前記した自動切替制御による連続印刷を可能としても良いし、ただ単にグループを部門管理に用いるだけであれば、前記したグループ内の給紙収容部間での自動切替の機能はなくても良い。
この給紙収容部のグループ化の設定については、グループ設定のユーザインタフェース画面の項で詳細を説明するが、その設定操作は、操作部400からの入力によって行っても良いし、通信インタフェース部751を通して外部装置であるPC1;901のプリンタ監視ユーティリティ911により行っても良いし、また外部装置であるPC2;903のブラウザ913を用いて画像形成装置1の内部Webサーバ707にアクセスして内部Webサーバ707の有する設定機能を用いて行っても良い。
グループ設定保持部715が記録保持する給紙収容部のグループ化情報は以下の表1に示すように記録される。
本発明の最も本質的な特徴として、グループ設定保持部715は複数ある各給紙収容部を該給紙収容部のいずれかを共通に含む複数のグループに分けて設定することが可能である。
上記表1について説明すると、給紙収容部(給紙トレイ、又はトレイと同意)のグループ設定については、二つのグループが設定されており、グループAは給紙トレイ1と給紙トレイ4の二つをグループ化しており、グループBは給紙トレイ2と給紙トレイ4の二つをグループ化している。よってトレイ4は二つのグループA,Bの両方に属している。
上記表1では、共通に設定されたトレイは、トレイ4ひとつであったが、共通に設定されるトレイは複数であってもよい。例えば、上記の例に加えてトレイ3もグループAとグループBで共有される設定方法であってもよい。
さらに共通のトレイを持たないグループを有してもよい。例えば上記表1の設定に加えて第3のグループをグループCとして設定し、その所属トレイがトレイ3と手差しトレイであってもよい。その場合にはグループAとグループCとの間、並びにグループBとグループCとの間では、共通の給紙トレイは持たない。
認証部713は、利用者の属する部門の認証情報を記録保持し、前記利用者の装置の利用時に前記部門の認証情報に基づく認証を行って、前記認証がなされた場合にのみ前記利用者に装置の利用を許可する。
具体的には、以下に示す表2のデータに基づいて、ユーザ(利用者)が操作部400から部門ID(部門認証情報)とパスワード(部門認証情報)を入力して、下記表2との照合を行って認証を行う。
上記表2の第1行を例にとって説明すると、部門(部門情報)が「開発課」の部門ID(部門認証情報)は「khk」で、そのパスワード(部門認証情報)のハッシュ値が「*uio)9%hjksEd」として記録されており、開発課部門は給紙収容部グループの「A」を使用することと定められており、これまでの開発課部門の積算利用枚数は「638」枚である。
認証部713は、ある部門に属するユーザによる操作部400からの部門IDとそのパスワードの入力を受け付けて、パスワードをハッシュ化して、表2の該当する部門IDのパスワードのハッシュ値と合致するかどうかを判断し、合致すればそのユーザの利用を許可する。
ユーザは属する部門と関連付けてある給紙収容部グループからの給紙の利用のみが可能である。例えば表2の開発課の場合は、給紙収容部のグループAの利用が可能であり、前記した表1からグループAは、給紙トレイ1と給紙トレイ4であることがわかる。
グループ用紙利用記録部717は、前記利用者の属する部門の情報と前記利用者の用紙の利用とを関連付けて記録する。前記した表2において、部門(例えば開発課)の積算利用枚数を(開発課では638枚)利用毎に積算してゆく。
部門管理部719は、利用者の部門認証情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する機能を有し、前記した表2の管理を行う。
[グループ設定のユーザインタフェース画面]
画像形成装置1での給紙トレイのグループ設定を画像形成装置1のタッチパネル401を用いて行う際の設定動作について図3のユーザインタフェース画面を用いて説明する。
タッチパネル401以外に内部Webサーバ707やプリンタ監視ユーティリティ911を用いてグループ化設定する方法も可能である。その場合でも基本的には図3と同様な画面が表示されて、タッチパネルの代わりにマウス等によって選択するという点が異なるだけである。
図3(A)から(D)に示すのは、タッチパネル401上に表示されるグループ設定画面の例である。図3(A)に装置の各部のアイコンが表示されており、番号を付したトレイ1は、給紙カセットa;201aに対応し、トレイ2は、給紙カセットb;201bに対応し、トレイ3は、給紙カセットc;201cに対応し、トレイ4は、給紙カセットd;201dに対応する。MPは、手差し給紙トレイ220に対応する。又グループ設定ボタン451が配置されている。
図3(B)に示すように、ユーザはタッチパネル上に表示された上記の給紙トレイのアイコンのうちグループ化したいものに接触してハイライト化させる。
次に、図3(C)に示すようにグループ設定ボタン451に接触してグループ化を決定する。
決定されたグループは、図3(D)に示す用にトレイ1とトレイ4を包含する枠によって示される。
上記の動作によりひとつのグループが設定される。この後、同様の動作を例えば給紙トレイ2と給紙トレイ4とで行うことによりその二つの給紙トレイによる新しいグループが形成され、給紙トレイ4については最初に設定されたグループと次に設定されたグループの両方に属することが可能となる。
[部門管理の運用例]
単数又は複数の給紙収容部を複数のグループに属することを可能とさせる方法においての部門管理の運用例について以下に説明する。
[運用例1]
例えば、表1、2で示したように給紙トレイ1と給紙トレイ4とをグループA、給紙トレイ2と給紙トレイ4をグループBと設定する。開発課はグループAの使用許可があり、総務課はグループBの使用許可がある。
この場合に、給紙トレイ1に入れる用紙は開発課の予算とし、給紙トレイ2にいれる用紙は総務課の予算とする。さらに給紙トレイ4は、グループAとBの両方に属しているため、そこに入れる用紙は、開発課と総務課の双方の共通の予算、例えば事業部の予算とすることが可能となる。
この場合に、例えば利用数の少ないOHP紙やA3用紙を給紙トレイ4に入れて使用するなどの利用方法がより具体的に考えられる。
[運用例2]
さらに異なる運用方法が、表2の情報に加えて給紙トレイ毎の利用情報をも記録することで可能となる。
例えば、前記の例で給紙トレイ4には予備の用紙を入れておくこととする。開発課は、通常は給紙トレイ1からの使用のみを行うが、例えばその月の使用予定の用紙(給紙トレイ1に収容して利用)を全部使ってしまった場合には、双方のグループに属する給紙トレイ4から借り受けて使用することとし、次月になったら、借受分の用紙を開発課が給紙トレイ4に補給して返すという運用方法を取ることが可能である。これにより、予算に気をつけながら用紙の利用を行い、予算を超えてしまった場合にも予備トレイとしての共通トレイからの利用を受けて使用可能であるという運用が可能である。
[実施例1の効果]
本発明実施例1の画像形成装置1により、以下のことが可能となった。
給紙トレイのグループ化を行う際に、単数又は複数の給紙収容部を複数の給紙収容部のグループに属することを可能とさせることにより、用紙の管理をよりフレキシブルに行うことが可能となった。これにより、複数のグループに属する給紙トレイを共通予算からの利用とする運用方法が可能となった。
複数のグループに属する給紙トレイを予備の給紙トレイとすることにより、利用の際には予算を意識しつつも、もし予算オーバーをして専用の給紙トレイの用紙を使いきった際には複数のグループに属する共用の給紙トレイから用紙を借り受けるといった運用方法が可能となった。
部門情報と部門認証情報と利用記録を保持する表2は、記録データ量が小さく、さらにデータサイズは部門数によって定まるので、一旦部門数が定まれば装置の利用が進むにつれて表2のサイズが増大してしまうことはない。よって、メモリ等のリソースを圧迫することが無く、リソースの制限のあるローコストの画像形成装置でも応用可能である。
本発明の実施例2としての画像形成装置について以下に説明する。
実施例2の画像形成装置は、実施例1の画像形成装置が部門単位での認証及び利用の管理しか行わなかったのに対し、個人毎の認証及び利用の記録を行うことが特徴である。
実施例2では、その画像形成装置の機構の構成は、実施例1において、図1を用いて説明したのと同じであるので、その説明を省略する。
実施例2の機能ブロックは、実施例1において図2を用いて説明したものと以下に説明する認証部713、グループ用紙利用記録部717、部門管理部719の機能が異なるだけであるので、それらの機能部についてその違いを説明する。
認証部713は、利用者の個人認証情報を記録し、前記利用者の装置の利用時に前記個人認証情報に基づく認証を行って、前記認証がなされた場合にのみ前記利用者に装置の利用を許可する。操作部400からのユーザID(個人認証情報)とそのパスワード(個人認証情報)の入力を受け付けて、パスワードをハッシュ化して、表3の該当するユーザIDのパスワードのハッシュ値と合致するかどうかを判断し、合致すればそのユーザの利用を許可する。
グループ用紙利用記録部717は、前記利用者の個人認証情報と前記利用者の用紙の利用とを関連付けて記録する。
部門管理部719は、利用者の個人認証情報と前記利用者の属する部門情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する機能を有する。
以下に部門管理部719が管理する情報を表3として示す。
表3の第1行を例にしてその記録について説明すると、部門管理部719が管理する管理データは、ユーザごとにレコードが作られており、氏名が「○山△夫」のユーザのユーザID(個人認証情報)は、「a1818」であり、そのパスワード(個人認証情報)のハッシュ値は、「Xedd899%6d3#」であり、利用が許可されている給紙収容部のグループは「A」であり、所属部門(部門情報)は「開発課」であり、これまでに利用した積算利用枚数は「120」枚である。
以上の様に実施例1に比較してさらに個人毎の認証及び利用が記録される。
[実施例2の効果]
実施例2の画像形成装置により、実施例1の効果に加えて、個人毎の利用について管理が可能となった。
又、実施例1では、部門IDと部門パスワードを複数のユーザが共用するという方法であったので、認証情報が漏洩しやすいという問題があったが、実施例2では、ユーザ毎にIDとパスワードを管理するので、その秘匿性や安全性が高まった。認証情報の漏洩があった場合にも、どういった経路で漏洩したかの解析が容易である。
[その他]
本発明実施例の画像形成装置1は、原稿給送部600や、原稿読取部500や、後処理装置300などの機能部を備えた比較的高機能な画像形成装置を例に説明を行ったが、本発明はこの実施例に限らず例えば上記の機能部が備わっていない画像形成装置であっても応用可能であり、画像形成装置の装置構成は本発明の要旨あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能である。また、それら変更を行った画像形成装置も本発明の技術的範囲の射程内である。
本実施例1及び2では、IDとパスワードを操作部400から入力する場合について説明を行ったが、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)や磁気カードやICカードなどを用いることによって認証を行う方法としてもよい。その他生体認証等などの他の方法で認証を行っても良い。
本実施例1及び2では、認証部713が認証を行う方法をとったが、認証部713を有さないで部門認証や個人認証を行わず、ユーザは単純に給紙収容部のグループを選択する方法をとってもよい。
また、本実施例1及び2では、部門管理部719が部門や個人の情報とグループの利用記録を関連付けて記録保持する方法をとったが、部門管理部719を有さずにグループ用紙利用記録部717がグループ毎の用紙の利用を記録する簡単な構成方法として、グループが各部門に呼応するという運用方法をとっても良い。
本発明実施例の画像形成装置の側面断面図である(実施例1,2)。 本発明実施例の画像形成装置の機能ブロック図である(実施例1,2)。 本発明実施例の画像形成装置のグループ設定の際のユーザインタフェース画面である(実施例1,2)。
符号の説明
1 画像形成装置
201a,b,c,d 給紙カセット(給紙収容部)
202a,b,c,d 給紙ローラ(給紙駆動部)
203 転写ローラ(印刷部)
204 印刷ドラム(印刷部)
206 露光装置(印刷部)
207 現像装置(印刷部)
208 転写ローラ(印刷部)
220 手差し給紙トレイ(給紙収容部)
221 給紙ローラ(給紙駆動部)
230 給紙駆動部
240 印刷部
401 タッチパネル(表示部)
713 認証部
715 グループ設定保持部
717 グループ用紙利用記録部
719 部門管理部
901 PC1(Personal Computer)(外部装置)
903 PC2(Personal Computer)(外部装置)

Claims (3)

  1. 複数の給紙収容部を有する画像形成装置であって、
    前記各給紙収容部を該給紙収容部のいずれかを共通に含む複数のグループに分けて設定するグループ設定保持部と、
    前記グループ毎の用紙の利用を記録保持するグループ用紙利用記録部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置であって、
    利用者の部門認証情報の入力を受け付け、該部門認証情報の認証を行って装置の利用を許可する認証部と、
    前記利用者の部門認証情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する部門管理部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1の画像形成装置であって、
    利用者の個人認証情報の入力を受け付け、該個人認証情報の認証を行って装置の利用を許可する認証部と、
    前記利用者の個人認証情報と前記利用者の属する部門情報と前記給紙収容部のグループとを関連付けて記録保持して前記グループ用紙利用記録部の記録に供する部門管理部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2008109642A 2008-04-18 2008-04-18 画像形成装置 Pending JP2009258520A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013111820A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Canon Inc 印刷システム、印刷システムの制御方法及びプログラム

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