JP2008226988A - 光電変換モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のステムを用いるCANパッケージを採用するものであって、光電変換素子と回路装置を実装する実装領域を当該パッケージ内に有し、実装領域のシグナルグラウンドとステムベース及びCANパッケージの電位(ケース電位)とが分離されている光電変換モジュールを提供する。
【解決手段】光電変換モジュール1は、光電変換素子(LD)4とLD4に接続される回路装置5とをパッケージに封止して構成される。パッケージを構成するステム部2は、光電変換モジュール1を外部電気回路と接続するリード22を取付けたステムベース23と、LD4及び回路装置5を実装するための絶縁材料で形成した実装部21と、を有する。実装部21は、LD4、回路装置5及びリード22と接続する電極21aを有し、電極21が、ステムベース23とは電気的に絶縁されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光信号の送受信に用いられる、光電変換機能を有する光電変換モジュールに関する。
光電変換モジュールのうち、光送信モジュールは、電気信号を光信号に変換して送信するレーザダイオード(LD:Laser Diode)等の半導体光素子等を実装して構成される。中でも、小型のものは、CANパッケージ内に半導体発光素子等を実装して構成されることが多い。このCANパッケージを用いた光送信モジュールとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の光送信モジュールは、金属製のCANパッケージを構成するステム上に、LD及び当該LDを駆動する駆動用トランジスタ等を実装している。この光送信モジュールは、LD及びその駆動用トランジスタ等を単一のパッケージに収納し近接させて実装することで、LDと駆動用トランジスタとの間などの寄生インピーダンスを小さくし、10Gbps程度の伝送速度の動作でも良好な波形特性が得られるようにしたものである。
なお、光送信モジュールのCANパッケージに用いられるステムは、特許文献1に記載のもののように構成されていることが多く、具体的には、金属製の円板状のステムベースと、外部電気回路に電気接続する金属製のリードとを有し、リードを挿通固定するための孔をステムベースに形成しておき、一部又は全てのリードを当該孔にガラス封止し、必要であれば一部のリード(ケースリード)をステムベースに溶接接続または銀ろう付け接続して構成される。
特許文献1の光送信モジュールにおいては、LDや駆動トランジスタ等の回路装置と、高周波信号が伝搬するシグナルグラウンドとの接続は、ケースリード及びステムベースを介して行われており、ステムベース(すなわちCANパッケージ)がシグナルグラウンドに電気的に接続されている。この光送信モジュールのCANパッケージに光コネクタをガイドする金属製のスリーブを調芯固定し、送信用光サブアセンブリ(TOSA:Transmitting Optical Sub-Assembly)として構成した場合、スリーブまでがシグナルグラウンドと同電位となる。したがって、そのTOSAを光リンク等に実装した場合、光リンクのレセプタクル内に搭載されたTOSAのスリーブより、高周波信号が放射されてしまうことがあった。
この問題を解決するために、図5に示すように、LD4等を実装した光送信モジュール100とスリーブ110の間にジョイントスリーブ120を設け、ジョイントスリーブ120を上金属蓋121及び下金属リング122と絶縁リング123から成る3体構造とし、2つの金属部品の間に絶縁材を介在させている(例えば、特許文献2)。これにより、ステムベース23がシグナルグラウンドに電気的に接続されていても、ステムベース23からの高周波信号が絶縁リング123で遮断されるので、スリーブ前方111からの電波の放射を抑制できるようにしている。
また、特許文献3には、光電変換素子であるLDを駆動するドライバLSI等の電子部品をCANパッケージ内に実装するために、LDや電子部品のための配線を形成したセラミックス基板をステムに貫通させて固着させた光送信モジュールが開示されている。この光送信モジュールでは、セラミックス基板に形成された配線と、ステムとは、電気的に絶縁されているので、ステム(すなわち光送信モジュールのCANパッケージ)とシグナルグラウンドとは絶縁されている。そのため高周波信号がステムに伝わることがないため、金属製のスリーブをCANパッケージに調芯固定した場合でも電波の放射源とはならない。
特開2005−33019号公報 特開2006−84683号公報 特開2003−229629号公報
しかし、光送信モジュールを、特許文献2に記載のTOSAのように構成した場合、ジョイントスリーブ120を構成する金属製の上金属蓋121及び下金属リング122の2点と、絶縁リング123の1点は、圧入により固定される。その際の圧入力を所定値とするためには、各部品の寸法精度を数μm単位で制御することが必要となってくるため、部品加工の管理レベルが上がってしまい、コスト増の要因となる。またこれら3つの部品は、それぞれ圧入する(1つ1つアセンブリする)必要があるため、大量に生産するには圧入を行うための治具類が多数必要となり、量産に対する設備投資が必要となりコスト増の要因となる。
また、特許文献3に記載の光送信モジュールでは、部品構造が複雑なため、安価に部品を製造することが困難な上、そのパッケージ(特に、ステム)の構造が従来のCANパッケージ(例えば、特許文献1のもの)との構造と大きく異なることから、既存の製造設備を用いることは困難となり、製造における新規の設備投資がより必要となる。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、既存のステムを用いるCANパッケージを採用するものであって、光電変換素子と回路装置を実装する実装領域を当該パッケージ内に有し、実装領域のシグナルグラウンドとステムベース及びCANパッケージの電位(ケース電位)とが分離されている光電変換モジュールを提供することを目的とする。
本発明の光電変換モジュールは、光電変換素子とその光電変換素子に接続される回路装置とをパッケージに封止して構成したものであって、パッケージは、ステム部とキャップ部からなり、ステム部は、光電変換モジュールを外部電気回路と接続するリードを取付けたステムベースと、光電変換素子及び回路装置を実装するための絶縁材料で形成した実装部と、を有し、実装部が、光電変換素子、回路装置及びリードと接続する電極を有し、その電極が、ステムベースとは電気的に絶縁されていることを特徴とする。
また、リードの端部が、ステムベースのリードの取付け部においてパッケージ内部に突出し、その一部は実装部とステムベースとの取付け時に位置決めガイド部として機能すると共に、位置決めガイド部が実装部の電極との接続部として機能することが好ましい。
なお、光電変換素子及び回路装置が、実装部にフリップチップ実装されることも好ましい。
本発明の光電変換モジュールによれば、光電変換素子等を実装する実装部をステムベース上に絶縁材料で形成し、光電変換素子等と接続する電極を、ステムベースと電気的に絶縁されるように実装部に形成することにより、ケース電位とシグナルグラウンドとを分離することができるので、EMC特性の向上を安価な構造で達成することができる。
図1は、本発明による光電変換モジュールの概略を説明する外観図である。本発明の光電変換モジュールは、光電変換機能を有するが、その光電変換機能を担い且つ当該光電変換モジュールに備えられる光電変換素子としては、レーザダイオード(LD)や、フォトダイオード(PD:Photo Diode)等が挙げられる。以下では、本発明の光電変換モジュールについて、LDを備える光送信モジュールとして構成した例で説明する。
光送信モジュール(光電変換モジュール)1は、例えば、半導体発光素子(LD)を実装したステム2とキャップ3とから成るCANパッケージを、パッケージとして用いるものであり、ステム2上のLDからキャップ3に搭載されたレンズ3aを介して光信号を集光して外部に設置される光コネクタの光ファイバに送信する。
なお、以下の説明では、レンズ3aを備える側を前方とし、その反対側を後方とする。また、前後方向に直交する方向のうち図1のY方向を左右方向とし、図1のZ方向を上下方向とする。
ステム2は、光電変換モジュールを外部電気回路と電気接続するための複数のリード22と、これらリード22を取付けLDを実装するステムベース23と、を備えている。キャップ3は、LDを気密封止するようにステムベース23に装着される。なお、リード22は金属で形成されているが、後述するように、金属製のステムベース23に形成された孔に挿入された状態でガラス封止されており、ステムベース23すなわちCANパッケージとは電気的に絶縁されている。
図2は、本発明による光送信モジュールを説明する図で、図2(A)は光送信モジュールの構成部品を示し、図2(B)はこれら構成部品が互いに実装された状態を示しており、図中、ステム2に取付けられるキャップ3(図1参照)は省略されている。
光送信モジュール1は、例えば、電気信号を光信号に変換するLD4と、このLD4に接続される回路装置5とをCANパッケージに封止して構成される。なお、回路装置5とは、例えば、LD4を高周波で駆動するためのトランジスタ51やチップ部品52である。また、光電変換素子として本例とは異なりPDを用い光電変換モジュールを受光モジュールとして構成した場合、PDからの電気信号を増幅する増幅器も回路装置に含まれる。
ステム2は、リード22が取付けられるステムベース23上に、LD4やトランジスタ51等を実装するための絶縁材料で形成された実装部21を有する。ステム2の実装部21には、ステムベース23とは電気的に絶縁された電極21aが形成される。また、LD4からの出力光の波形が高周波であっても良好となる電気回路が光送信モジュール1に形成されるように、ステム2の実装部21上のLD4と回路装置5がワイヤリングや半田付けなどにより電気的に接続される。また、実装部21上のLD4と電極21a、回路装置5同士、及び回路装置5と電極21a、並びに、電極21aとリード22及び回路装置5とリード22とが、同様にワイヤリングや半田付けなどにより電気的に接続される。
また、実装部21において、LD4や回路装置5が実装される位置は、ワイヤリングしたときに、その長さが短くなるような位置である。これにより、寄生インダクタンスが小さくなるため、LD4が高周波で動作したとしても伝送信号の品質が悪化しない。
なお、ステムベース23上には、他にLD4からの出力をモニタするPD6を実装するためのモニタPD実装部24が形成されており、そのモニタPD実装部24にサブマウント6aを介してPD6が実装される。PD6は、LD4の後面に光学的に結合されており、その後面からの光に応じてモニタ信号を生成する。
続いて、本発明の主要部に係るステムについて説明する。図3は、本発明による光送信モジュールのステムを説明する図である。図3(A),(B)はステムベースに実装部を取付けるときの様子を示し、図3(C),(D)はステムベースに実装部が取付けられたときの様子を示している。また、図3(A),(C)は前上方から見た様子を示し、図3(B),(D)は前下方から見た様子を示している。
ステムベース23の外径は、例えば、光通信分野で多く採用されているパッケージの外径と同一のΦ5.6mmである。ステムベース23には、図3(A),(B)に示すように、リード22を挿通し固定するための孔23aが形成されている。リード22は全て、その孔23aに挿通された状態で、封止ガラス23bを介して、ステムベース23とは電気的に絶縁された状態で実装される。本明細書における説明では、図3に示すように、例えば、ステム2は4本のリードを備える。
光送信モジュールは、4本のリード22、例えば、トランジスタ51のゲート電極との接続用のリード、トランジスタ51のソース電極との接続用のリード、PD6のカソード電極との接続用のリード、及び後述のシグナルグラウンドと同電位の電極との接続用のリードを備えておくことで、高周波で動作可能なものとすることができる(図2参照)。ただし、光送信モジュール内の回路構成に応じて、リードの数を5本以上とすることもできる。
実装部21は、図3に示すように、セラミックス材料を用いて長方形状の基板を形成し、その基板の上下面21c,21dにメタライズ等により電極21a,21bを設けて形成される。実装部21を窒化アルミ(AlN)といった熱伝導特性の良いセラミックス基板(基材)で形成することで、LD4や駆動用トランジスタ51(図2参照)から生じた熱を効率的に拡散することができ、高温環境下においても安定動作する光送信モジュールを得ることができる。
また、ステムベース23に取付けられる実装部21の上面21cに形成された電極21aのうち少なくとも1つは、図3(A),(B)に示すように、セラミックス基板の側面(図の例では前側)21fに側面メタライズ等により形成された導電部21eを介して、下面21dの電極21bに電気的に接続される。ただし、上面21cの電極21aと下面21dの電極21bとの電気的接続は、上下面を接続するためのビアをセラミックス基板内に形成しておき、当該ビアによって行ってもよい。
実装部21のステムベース23側の面(後面)21gには、側面メタライズが施されており、銀ろう付けまたは半田付けにより、実装部21はステムベース23に取付固定される。LD等はAuSn半田により実装されることが多いことから、この半田付けにより実装部21の実装位置精度が損なわれないように、ステムベース23への実装部21の取付けには、AuGe半田などといった高融点半田を用いることが望ましい。例えば、LDの実装に用いられるAu−20Sn半田の融点は280℃であるので、高融点半田としては、融点356℃のAu−12Ge半田、融点が370℃のAu−3Si半田、融点が420℃のZn半田等を用いることができる。なお、接続強度の面からは、銀ろう付けでステムベース23に実装部21を搭載することが望ましい。
また、ステム2は、実装部21の実装位置を規定するために、実装部21の実装方向をガイドする位置決めガイド部をステムベース23上に有してもよい。本例においては、モニタPD実装部24が上記位置決めガイド部として機能し、モニタPD実装部24の下面24aが実装部21をガイドするガイド面として機能する。このガイド面(下面24a)と下側のリード22cとの間に実装部21が実装される。
ただし、図3に示すように、ステムベース23のリードの取付け部(孔23a)において、リード22a〜22cの端部をパッケージ内部(すなわち実装部21a方向)に突出させておき、実装部21aをステムベース23に取付ける際の位置決めガイド部として機能させても良い。
このように、リード22a〜22cの端部をステムベース23の位置決めガイド部として機能させ、実装部21をリード22の間に挟んでステムベース23に実装したとき、図3(C),(D)に示すように、実装部21を挟むリード22a,22b,22cそれぞれと対向する位置に、実装部21が電極21a,21bを有していることが好ましい。このように構成することで、位置決めガイド部(すなわちリード22a,22b,22c)が実装部21の電極との接続部として機能する。これにより、実装部21の電極21a,21bとリード22a,22b,22cとを短いワイヤで電気的に接続するか、または、それらを半田等の導電性を有する接合材により電気的に接続することができるので、ワイヤリングによる寄生インダクタンスの影響を低減でき、光送信モジュールにおいて良好な波形特性を得ることができる。
また、このように実装部21と接続されるリード22において、LD等が実装される実装面(上面21c)の裏面(下面21d)の電極21bと接続されるリード22cは、外部電気回路のシグナルグラウンドに接続されるものである。したがって、実装部21の下面21dの電極21bは、グラウンドパターンとして機能する。このように、外部電気回路のシグナルグラウンドに接続されステムベース23とは電気的に接続されていないリード22cと、実装面の裏面の電極21bとを電気的に接続することで、ステムベース23の電位とは異なるシグナルグラウンドをCANパッケージ内に設けることができる。
すなわち、実装部21の裏面の電極(グラウンドパターン)21bとステムベース23とは電気的に接続されておらず、この裏面の電極21bはステムベース23からは電気的に浮いた状態にあるので、この実装部21の裏面の電極21bをシグナルグラウンドと同電位とし、ステムベース23をパッケージグラウンド(フレームグラウンドとも呼ぶ)と同電位とすることで、ステムベース23またはキャップ3(図1参照)に接続(溶接)されるスリーブに信号周波数成分が雑音として乗ることを抑制することができる。
実装部21の上面(実装面)21cの全面に、シグナルグラウンドと同電位の電極(以下、SG電極という)を1つ形成しておき、特許文献1に記載の光送信モジュールと同様に、回路装置等を実装面に実装することができるが、図3に示すように、実装部21の実装面にSG電極とは別の電極パターンを形成することが好適である。これにより、より良好な波形特性を得るために、抵抗・コンデンサ・インダクタやサーミスタといったチップ部品を実装する回路を光送信モジュール内に形成することができる。その場合、必要に応じてリード22の本数を増やすようにする。
また、LD4や駆動用トランジスタ51(図2参照)にフリップチップ実装対応のものを用い、それに対応した電極を実装部21上に形成することで、LD4及び駆動用トランジスタ51の電気接続に関わるワイヤリングを排除することができるので、ワイヤによる寄生インダクタンスの影響が低減し、良好な波形を得ることができる。
図4は、本発明による光送信モジュールのステムの他の例を説明する図である。このステム2’においては、実装部21の実装方向をガイドするガイド部25が、モニタPD実装部とは別に、ステムベース23上に設けられている。ガイド部25は、図4(A)に示すように、実装部21の挿入方向をガイドするガイド面を上面25aに有する。また、ガイド部25は、図4(B)に示すように、ステムベース23上において、実装部21が取付けられたときに、左右方向のリード22a,22bと実装部21の上面21cの電極21aとが略隙間なく対向するような位置に取付けられている。
図3又は図4に示したようなステムに対して、LDや駆動用トランジスタ等を実装し、レンズが搭載されたキャップ(レンズキャップ)を用いて抵抗溶接等によりキャップシールすることで、図1に示すような光送信モジュールとなる。キャップシールの際に、キャップシールを実施するチャンバ内の雰囲気を窒素雰囲気として、露点管理を施すことで、光送信モジュールのパッケージ内部の水分量を管理することができ、LD等のデバイス部品の性能劣化が少ない高信頼性のCANパッケージ(すなわち、光送信モジュール)を得ることができる。
本発明は、上述の光送信モジュールにスリーブ等が取付けられたTOSAとしての形態もとることができる。この場合、光送信モジュールのCANパッケージには、光コネクタのフェルールをガイドするスリーブを調芯して固定する。放射ノイズの低減という観点からは、スリーブ部品が、金属部品で構成されて、同じく金属部品で構成されるレセプタクルに電気的に接続されていることが望ましい。レセプタクルがフレームグラウンド電位に接続されることで、光送信モジュールはより高いシールド効果を得ることができる。
スリーブとCANパッケージは調芯後、例えば、ジョイントスリーブを用いてYAGレーザ溶接等により接続される。CANパッケージは、CANパッケージ内部に構成された回路のシグナルグラウンドとは電気的に接続されていないため、ジョイントスリーブが金属で構成されていたとしても、フレームグラウンドとシグナルグラウンドは分離された状態を保つことができ、耐ノイズ性に高く、かつ放射ノイズの少ないTOSAを構成することができる。
本発明による光電変換モジュールの概略を説明する外観図である。 本発明による光電変換モジュールを説明する図である。 本発明による光電変換モジュールのステムを説明する図である。 本発明による光電変換モジュールのステムの他の例を説明する図である。 従来の光電変換モジュールの一例の概略を説明する図である。
符号の説明
1…光送信モジュール(光電変換モジュール)、2…ステム、21…実装部、21a,21b…電極、21c…上面、21d…下面、22(22a,22b,22c)…リード、23…ステムベース、23a…孔、23b…封止ガラス、24…モニタPD実装部、24a…下面、25…ガイド部、25a…上面、3…キャップ、3a…レンズ、4…LD、5…回路装置、51…トランジスタ、52…チップ部品、6…PD、6a…サブマウント、100…光送信モジュール、110…スリーブ、111…スリーブ前方、120…ジョイントスリーブ、121…上金属蓋、122…下金属リング、123…絶縁リング。

Claims (3)

  1. 光電変換素子と該光電変換素子に接続される回路装置とをパッケージに封止して構成した光電変換モジュールであって、
    前記パッケージは、ステム部とキャップ部からなり、
    前記ステム部は、前記光電変換モジュールを外部電気回路と接続するリードを取付けたステムベースと、前記光電変換素子及び前記回路装置を実装するための絶縁材料で形成した実装部と、を有し、
    該実装部は、前記光電変換素子、前記回路装置及び前記リードと接続する電極を有し、
    該電極は、前記ステムベースとは電気的に絶縁されていることを特徴とする光電変換モジュール。
  2. 前記リードの端部が、前記ステムベースの前記リードの取付け部において前記パッケージ内部に突出し、その一部は前記実装部と前記ステムベースとの取付け時に位置決めガイド部として機能すると共に、該位置決めガイド部が前記実装部の前記電極との接続部として機能することを特徴とする請求項1に記載の光電変換モジュール。
  3. 前記光電変換素子及び前記回路装置は、前記実装部にフリップチップ実装されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換モジュール。
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