JPH114047A - 半導体レーザ装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体レーザ装置およびその製造方法Info
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- JPH114047A JPH114047A JP9156491A JP15649197A JPH114047A JP H114047 A JPH114047 A JP H114047A JP 9156491 A JP9156491 A JP 9156491A JP 15649197 A JP15649197 A JP 15649197A JP H114047 A JPH114047 A JP H114047A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2個のレーザチップの発光点間の間隔を短縮
できる半導体レーザ装置を提供する。 【解決手段】 導電性を持つ基台部40を有するパッケ
ージ部材1と、絶縁性部材2,12と、レーザチップ
3,13を備える。各絶縁性部材2,12の表面2a,
12aの前部と前端面2f,12fに第1導電膜4,1
4が連なって形成されるとともに、各絶縁性部材2,1
2の表面2a,12aの後部と後端面2r,12rに第
2導電膜5,…が連なって形成されている。基台部40
上に、絶縁性部材2,12が図1に示す向きにマウント
されている。各絶縁性部材2,12の表面の第1導電膜
4a,14a上に、レーザチップ3,13が1個ずつマ
ウントされている。8,9,10,18,19はAuワ
イヤである。
できる半導体レーザ装置を提供する。 【解決手段】 導電性を持つ基台部40を有するパッケ
ージ部材1と、絶縁性部材2,12と、レーザチップ
3,13を備える。各絶縁性部材2,12の表面2a,
12aの前部と前端面2f,12fに第1導電膜4,1
4が連なって形成されるとともに、各絶縁性部材2,1
2の表面2a,12aの後部と後端面2r,12rに第
2導電膜5,…が連なって形成されている。基台部40
上に、絶縁性部材2,12が図1に示す向きにマウント
されている。各絶縁性部材2,12の表面の第1導電膜
4a,14a上に、レーザチップ3,13が1個ずつマ
ウントされている。8,9,10,18,19はAuワ
イヤである。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体レーザ装置
およびその製造方法に関する。より詳しくは、DVD
(デジタル・ビデオ・ディスク)とCD(コンパクト・
ディスク(CD−ROM等を含む))とを互換性をもっ
て再生する光ピックアップを構成するのに好適な半導体
レーザ装置およびその製造方法に関する。
およびその製造方法に関する。より詳しくは、DVD
(デジタル・ビデオ・ディスク)とCD(コンパクト・
ディスク(CD−ROM等を含む))とを互換性をもっ
て再生する光ピックアップを構成するのに好適な半導体
レーザ装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、DVDに記録された信号を再生
するには波長635nm又は650nmの赤色半導体レ
ーザを用い、CDに記録された信号を再生するには波長
780nmの近赤外半導体レーザを用いる。
するには波長635nm又は650nmの赤色半導体レ
ーザを用い、CDに記録された信号を再生するには波長
780nmの近赤外半導体レーザを用いる。
【0003】1台のプレーヤ(再生装置)でDVDとC
Dとの両者を互換再生するために、波長635nm又は
650nmの赤色半導体レーザを用いるDVD用光ピッ
クアップと波長780nmの近赤外半導体レーザを用い
るCD用光ピックアップとを別々に構成したのでは、機
構が複雑になってプレーヤが大型化してしまう。
Dとの両者を互換再生するために、波長635nm又は
650nmの赤色半導体レーザを用いるDVD用光ピッ
クアップと波長780nmの近赤外半導体レーザを用い
るCD用光ピックアップとを別々に構成したのでは、機
構が複雑になってプレーヤが大型化してしまう。
【0004】そこで、プレーヤを小型化するために、従
来、図6に示すように、1個のパッケージ部材101上
にDVD用レーザチップ(波長650nm又は635n
m)103とCD用レーザチップ(波長780nm)1
13との両方を搭載するとともに、図4に示すように、
いずれのディスクを再生するかに応じてレンズホルダ1
68を支軸169を中心にして回転させて、DVD用対
物レンズ166とCD用対物レンズ167とをそれぞれ
各レーザチップ103,113のレーザ光出射経路に位
置させるようにした方式が提案されている(中村他、
「DVD用ツインレンズ光ピックアップの開発」、TV
技報、Vol.19、No.39、pp53−60、Aug.1
995)。
来、図6に示すように、1個のパッケージ部材101上
にDVD用レーザチップ(波長650nm又は635n
m)103とCD用レーザチップ(波長780nm)1
13との両方を搭載するとともに、図4に示すように、
いずれのディスクを再生するかに応じてレンズホルダ1
68を支軸169を中心にして回転させて、DVD用対
物レンズ166とCD用対物レンズ167とをそれぞれ
各レーザチップ103,113のレーザ光出射経路に位
置させるようにした方式が提案されている(中村他、
「DVD用ツインレンズ光ピックアップの開発」、TV
技報、Vol.19、No.39、pp53−60、Aug.1
995)。
【0005】上記パッケージ部材101は、金属製の円
板部140と、この円板部140に導通し前方へ突起し
た垂直面144および陥没した傾斜面145と、円板部
140に対して電気的に絶縁された状態でこの円板部1
40を貫通するリードピン141,142,143を備
えている。パッケージ部材101の垂直面144には、
それぞれ表面102a,112aに金属膜105,11
5が形成された直方体状の絶縁性部材(サブマウント部
材)102,112が並んで取り付けられ、その金属膜
105,115上にそれぞれ直方体状のDVD用レーザ
チップ103,CD用レーザチップ113がダイボンデ
ィングされている。DVD用レーザチップ103,CD
用レーザチップ113の表面電極103a,113a
は、それぞれAuワイヤ107,117によってリード
ピン141,142に電気的に接続されている。なお、
Auワイヤ107,117はリードピン141,142
の軸に対して垂直な方向からワイヤボンディングされる
ことから、リードピン141,142には軸に沿った平
坦面141a,142aが形成されている。一方、DV
D用レーザチップ103,CD用レーザチップ113の
裏面電極(図示せず)に接触する金属膜105,115
は、それぞれAuワイヤ107,117によって垂直面
144に電気的に接続されている。パッケージ部材10
1の傾斜面145には、DVD用レーザチップ103,
CD用レーザチップ113の出力を後方でモニタするた
めのフォトダイオード150がダイボンディングされて
いる。このフォトダイオード150の表面電極150a
はAuワイヤ151によってリードピン143に電気的
に接続されている。なお、実際には、このパッケージ部
材101に、レーザ光出射用窓を有するキャップが取り
付けられる。
板部140と、この円板部140に導通し前方へ突起し
た垂直面144および陥没した傾斜面145と、円板部
140に対して電気的に絶縁された状態でこの円板部1
40を貫通するリードピン141,142,143を備
えている。パッケージ部材101の垂直面144には、
それぞれ表面102a,112aに金属膜105,11
5が形成された直方体状の絶縁性部材(サブマウント部
材)102,112が並んで取り付けられ、その金属膜
105,115上にそれぞれ直方体状のDVD用レーザ
チップ103,CD用レーザチップ113がダイボンデ
ィングされている。DVD用レーザチップ103,CD
用レーザチップ113の表面電極103a,113a
は、それぞれAuワイヤ107,117によってリード
ピン141,142に電気的に接続されている。なお、
Auワイヤ107,117はリードピン141,142
の軸に対して垂直な方向からワイヤボンディングされる
ことから、リードピン141,142には軸に沿った平
坦面141a,142aが形成されている。一方、DV
D用レーザチップ103,CD用レーザチップ113の
裏面電極(図示せず)に接触する金属膜105,115
は、それぞれAuワイヤ107,117によって垂直面
144に電気的に接続されている。パッケージ部材10
1の傾斜面145には、DVD用レーザチップ103,
CD用レーザチップ113の出力を後方でモニタするた
めのフォトダイオード150がダイボンディングされて
いる。このフォトダイオード150の表面電極150a
はAuワイヤ151によってリードピン143に電気的
に接続されている。なお、実際には、このパッケージ部
材101に、レーザ光出射用窓を有するキャップが取り
付けられる。
【0006】ここで図5に示すように、DVD用レーザ
チップ103,CD用レーザチップ113の横幅W0,
W1はいずれも230〜250μm程度であり、サブマ
ウント部材102,112の横幅X0,X1は、取り扱い
の便宜のために通常1000μm程度に設定される。こ
の結果、DVD用レーザチップ103の発光点P0とC
D用レーザチップ113の発光点P1との間の間隔D0が
通常1000μm以上になる。このため、図4の如く、
DVDとCDのいずれを再生するかに応じてレンズホル
ダ168を回転させて、DVD用対物レンズ166とC
D用対物レンズ167を最適の位置に移動させているの
である(レンズ切り替え方式)。
チップ103,CD用レーザチップ113の横幅W0,
W1はいずれも230〜250μm程度であり、サブマ
ウント部材102,112の横幅X0,X1は、取り扱い
の便宜のために通常1000μm程度に設定される。こ
の結果、DVD用レーザチップ103の発光点P0とC
D用レーザチップ113の発光点P1との間の間隔D0が
通常1000μm以上になる。このため、図4の如く、
DVDとCDのいずれを再生するかに応じてレンズホル
ダ168を回転させて、DVD用対物レンズ166とC
D用対物レンズ167を最適の位置に移動させているの
である(レンズ切り替え方式)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
レンズ切り替え方式を採用する場合、2個の対物レンズ
166,167と、それらを切り替えるための機構や空
間が必要になるため、光ピックアップの小型化を図るに
は限界がある。
レンズ切り替え方式を採用する場合、2個の対物レンズ
166,167と、それらを切り替えるための機構や空
間が必要になるため、光ピックアップの小型化を図るに
は限界がある。
【0008】そこで、この発明の目的は、DVDとCD
との両者を互換性をもって再生する光ピックアップを構
成する場合に、対物レンズを含む光学系を1系統で済ま
せられるように、2個のレーザチップの発光点間の間隔
を狭くすることができる半導体レーザ装置を提供するこ
とにある。
との両者を互換性をもって再生する光ピックアップを構
成する場合に、対物レンズを含む光学系を1系統で済ま
せられるように、2個のレーザチップの発光点間の間隔
を狭くすることができる半導体レーザ装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の半導体レーザ装置は、導電性を持
つ基台部と、この基台部に対して電気的に絶縁された少
なくとも2本のリードピンを有するパッケージ部材と、
平坦な表面およびこの表面に垂直に連なる前端面、後端
面を有する一対の絶縁性部材と、直方体状の外形を持
ち、表面電極と裏面電極との間に発光層を有する一対の
レーザチップを備え、上記各絶縁性部材の上記表面の前
部と上記前端面に第1導電膜が連なって形成されるとと
もに、上記各絶縁性部材の上記表面の後部と上記後端面
に第2導電膜が連なって形成されており、上記パッケー
ジ部材の基台部上に、上記一対の絶縁性部材が、上記表
面を互いに対向させ、かつ上記後端面の第2導電膜をそ
れぞれ上記基台部に接触させた状態でマウントされ、上
記各絶縁性部材の上記表面の第1導電膜上に、上記レー
ザチップがその裏面電極を上記第1導電膜に接触させた
状態で1個ずつマウントされ、上記各レーザチップの表
面電極は、そのレーザチップ側の絶縁性部材の上記表面
の第2導電膜にワイヤによって電気的に接続され、上記
各絶縁性部材の上記前端面の第1導電膜が、各1本の上
記リードピンにワイヤによって電気的に接続されている
ことを特徴とする。
め、請求項1に記載の半導体レーザ装置は、導電性を持
つ基台部と、この基台部に対して電気的に絶縁された少
なくとも2本のリードピンを有するパッケージ部材と、
平坦な表面およびこの表面に垂直に連なる前端面、後端
面を有する一対の絶縁性部材と、直方体状の外形を持
ち、表面電極と裏面電極との間に発光層を有する一対の
レーザチップを備え、上記各絶縁性部材の上記表面の前
部と上記前端面に第1導電膜が連なって形成されるとと
もに、上記各絶縁性部材の上記表面の後部と上記後端面
に第2導電膜が連なって形成されており、上記パッケー
ジ部材の基台部上に、上記一対の絶縁性部材が、上記表
面を互いに対向させ、かつ上記後端面の第2導電膜をそ
れぞれ上記基台部に接触させた状態でマウントされ、上
記各絶縁性部材の上記表面の第1導電膜上に、上記レー
ザチップがその裏面電極を上記第1導電膜に接触させた
状態で1個ずつマウントされ、上記各レーザチップの表
面電極は、そのレーザチップ側の絶縁性部材の上記表面
の第2導電膜にワイヤによって電気的に接続され、上記
各絶縁性部材の上記前端面の第1導電膜が、各1本の上
記リードピンにワイヤによって電気的に接続されている
ことを特徴とする。
【0010】なお、この明細書を通して、この半導体レ
ーザ装置が外部へ向けてレーザ光を出射する向きを
「前」、その反対の向きを「後」とする。
ーザ装置が外部へ向けてレーザ光を出射する向きを
「前」、その反対の向きを「後」とする。
【0011】この請求項1の半導体レーザ装置は、使用
時に、上記パッケージ部材のリードピン、絶縁性部材の
前端面と表面に連なる第1導電膜、レーザチップ、ワイ
ヤ、絶縁性部材の表面と後端面に連なる第2導電膜、基
台部を通る経路で通電される。通電されたレーザチップ
はレーザ発振を行い、チップ前端面の発光点から前方へ
レーザ光を出射する。ここで、対をなすレーザチップは
それぞれ絶縁性部材にマウントされて、表面電極が互い
に対向する位置関係にある。したがって、各表面電極に
接続されたワイヤの無用な接触を防止するための若干の
隙間を残して、2個のレーザチップを互いに接近させる
ことができ、2個のレーザチップの発光点間の間隔を狭
くすることができる。この結果、上記一対のレーザチッ
プをそれぞれDVD用レーザチップ(波長650nm又
は635nm)とCD用レーザチップ(波長780n
m)とし、DVDとCDとの両者を互換性をもって再生
する光ピックアップを構成する場合に、対物レンズを含
む光学系を1系統で済ませることができる。したがっ
て、プレーヤ(再生装置)を小型化することができる。
時に、上記パッケージ部材のリードピン、絶縁性部材の
前端面と表面に連なる第1導電膜、レーザチップ、ワイ
ヤ、絶縁性部材の表面と後端面に連なる第2導電膜、基
台部を通る経路で通電される。通電されたレーザチップ
はレーザ発振を行い、チップ前端面の発光点から前方へ
レーザ光を出射する。ここで、対をなすレーザチップは
それぞれ絶縁性部材にマウントされて、表面電極が互い
に対向する位置関係にある。したがって、各表面電極に
接続されたワイヤの無用な接触を防止するための若干の
隙間を残して、2個のレーザチップを互いに接近させる
ことができ、2個のレーザチップの発光点間の間隔を狭
くすることができる。この結果、上記一対のレーザチッ
プをそれぞれDVD用レーザチップ(波長650nm又
は635nm)とCD用レーザチップ(波長780n
m)とし、DVDとCDとの両者を互換性をもって再生
する光ピックアップを構成する場合に、対物レンズを含
む光学系を1系統で済ませることができる。したがっ
て、プレーヤ(再生装置)を小型化することができる。
【0012】また、この半導体レーザ装置を作製する場
合、パッケージ部材として、平坦な基台部と、この基台
部にリードピンが電気的に絶縁された状態で貫通するも
のを用意すれば足りる。すなわち、基台部にレーザチッ
プをマウントするための突起を設ける必要がない。ま
た、各絶縁性部材の前端面の第1導電膜とリードピンと
をワイヤによって接続する作業(ワイヤボンディング)
は前方から行われ、ワイヤはリードピンの前端面に接続
される。したがって、従来例のパッケージ部材と異な
り、リードピンに軸に沿った平坦面を形成する必要は無
く、リードピンは単に円柱状のものであれば良い。これ
らの結果、パッケージ部材として、簡単な構造のもの、
例えば市販の標準品を用いることができる。
合、パッケージ部材として、平坦な基台部と、この基台
部にリードピンが電気的に絶縁された状態で貫通するも
のを用意すれば足りる。すなわち、基台部にレーザチッ
プをマウントするための突起を設ける必要がない。ま
た、各絶縁性部材の前端面の第1導電膜とリードピンと
をワイヤによって接続する作業(ワイヤボンディング)
は前方から行われ、ワイヤはリードピンの前端面に接続
される。したがって、従来例のパッケージ部材と異な
り、リードピンに軸に沿った平坦面を形成する必要は無
く、リードピンは単に円柱状のものであれば良い。これ
らの結果、パッケージ部材として、簡単な構造のもの、
例えば市販の標準品を用いることができる。
【0013】請求項2に記載の半導体レーザ装置は、請
求項1記載の半導体レーザ装置において、上記各絶縁性
部材は半導体結晶基板からなり、上記各絶縁性部材の上
記表面の第1導電膜と第2導電膜との間の領域に、レー
ザ光を検出できる受光素子が作り込まれていることを特
徴とする。
求項1記載の半導体レーザ装置において、上記各絶縁性
部材は半導体結晶基板からなり、上記各絶縁性部材の上
記表面の第1導電膜と第2導電膜との間の領域に、レー
ザ光を検出できる受光素子が作り込まれていることを特
徴とする。
【0014】この請求項2の半導体レーザ装置では、上
記受光素子によってレーザチップの出力がモニタされ
る。したがって、上記レーザチップの出力をモニタする
ためにパッケージ部材に別途受光素子を取り付ける必要
が無く、この半導体レーザ装置の構造が簡素化される。
記受光素子によってレーザチップの出力がモニタされ
る。したがって、上記レーザチップの出力をモニタする
ためにパッケージ部材に別途受光素子を取り付ける必要
が無く、この半導体レーザ装置の構造が簡素化される。
【0015】請求項3に記載の半導体レーザ装置の製造
方法は、請求項1記載の半導体レーザ装置を作製する半
導体レーザ装置の製造方法であって、上記絶縁性部材の
上記表面の第1導電膜上に、上記レーザチップをその裏
面電極を上記第1導電膜に接触させた状態でマウント
し、上記レーザチップの表面電極を上記絶縁性部材の上
記表面の第2導電膜にワイヤによって電気的に接続した
後、上記絶縁性部材の第1導電膜と第2導電膜との間に
通電して上記レーザチップの特性検査を行い、上記特性
検査の結果が良であるレーザチップがマウントされた絶
縁性部材のみを、上記パッケージ部材にマウントするこ
とを特徴とする。
方法は、請求項1記載の半導体レーザ装置を作製する半
導体レーザ装置の製造方法であって、上記絶縁性部材の
上記表面の第1導電膜上に、上記レーザチップをその裏
面電極を上記第1導電膜に接触させた状態でマウント
し、上記レーザチップの表面電極を上記絶縁性部材の上
記表面の第2導電膜にワイヤによって電気的に接続した
後、上記絶縁性部材の第1導電膜と第2導電膜との間に
通電して上記レーザチップの特性検査を行い、上記特性
検査の結果が良であるレーザチップがマウントされた絶
縁性部材のみを、上記パッケージ部材にマウントするこ
とを特徴とする。
【0016】この請求項3の半導体レーザ装置の製造方
法では、特性検査の結果が良であるレーザチップがマウ
ントされた絶縁性部材のみを、上記パッケージ部材にマ
ウントしている。つまり、製造工程の途中でレーザチッ
プの特性検査を行って、不良のレーザチップがマウント
された絶縁性部材は生産ロットから取り除かれる。した
がって、この半導体レーザ装置の最終的な特性検査で歩
留が向上する。
法では、特性検査の結果が良であるレーザチップがマウ
ントされた絶縁性部材のみを、上記パッケージ部材にマ
ウントしている。つまり、製造工程の途中でレーザチッ
プの特性検査を行って、不良のレーザチップがマウント
された絶縁性部材は生産ロットから取り除かれる。した
がって、この半導体レーザ装置の最終的な特性検査で歩
留が向上する。
【0017】請求項4に記載の半導体レーザ装置は、請
求項1に記載の半導体レーザ装置において、上記パッケ
ージ部材の基台部上に、レーザチップが1個ずつマウン
トされた上記絶縁性部材の対が、上記絶縁性部材の上記
表面の方向に沿った一方向に複数並んでいることを特徴
とする。
求項1に記載の半導体レーザ装置において、上記パッケ
ージ部材の基台部上に、レーザチップが1個ずつマウン
トされた上記絶縁性部材の対が、上記絶縁性部材の上記
表面の方向に沿った一方向に複数並んでいることを特徴
とする。
【0018】この請求項4の半導体レーザ装置は、接近
して対向するレーザチップの対が一方向に複数並んでい
るので、半導体レーザアレイとして光通信やレーザプリ
ンタなどの分野に広く適用される。
して対向するレーザチップの対が一方向に複数並んでい
るので、半導体レーザアレイとして光通信やレーザプリ
ンタなどの分野に広く適用される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら詳細に説明する。
面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1は一実施形態の半導体レーザ装置の全
体の構成を示している。この半導体レーザ装置は、パッ
ケージ部材1と、絶縁性部材としての一対の絶縁性シリ
コン単結晶基板(以下「シリコン基板」という。)2,
12と、DVD用レーザチップ(波長650nm又は6
35nm)3と、CD用レーザチップ(波長780n
m)13を備えている。図2は図1におけるレーザチッ
プ3,13を通る縦断面を示している。
体の構成を示している。この半導体レーザ装置は、パッ
ケージ部材1と、絶縁性部材としての一対の絶縁性シリ
コン単結晶基板(以下「シリコン基板」という。)2,
12と、DVD用レーザチップ(波長650nm又は6
35nm)3と、CD用レーザチップ(波長780n
m)13を備えている。図2は図1におけるレーザチッ
プ3,13を通る縦断面を示している。
【0021】図1に示すように、パッケージ部材1は、
導電性を持つ基台部40と、この基台部40を電気的に
絶縁された状態で貫通する4本のリードピン41,4
2,43,44と、基台部40に導通するリードピン4
5を有している。このパッケージ部材1は単純な構造か
らなるので、市販の標準品を用いることができる。
導電性を持つ基台部40と、この基台部40を電気的に
絶縁された状態で貫通する4本のリードピン41,4
2,43,44と、基台部40に導通するリードピン4
5を有している。このパッケージ部材1は単純な構造か
らなるので、市販の標準品を用いることができる。
【0022】図1および図2に示すように、シリコン基
板2は、平坦な表面2aおよびこの表面2aに垂直に連
なる前端面2f、後端面2rを有している。シリコン基
板2の表面2aの前部と前端面2fに第1導電膜4a,
4f(両方を4で示す)が連なって形成されるととも
に、シリコン基板2の表面2aの後部と後端面2rに第
2導電膜5a,5r(両方を5で示す)が連なって形成
されている。また、シリコン基板2の表面2aと前端面
2fに、第1導電膜4に沿って第3導電膜6a,6f
(両方を6で示す)が形成されている。同様に、シリコ
ン基板12は、平坦な表面12aおよびこの表面12a
に垂直に連なる前端面12f、後端面12rを有し、シ
リコン基板2と同じ配置で第1導電膜14a,14f
(両方を14で示す)、第2導電膜15a,15f(両
方を15で示す)および第3導電膜16a,16f(両
方を16で示す)を有している。この例では、導電膜
4,5,6,14,15,16はいずれもAuSn合金
からなっている。
板2は、平坦な表面2aおよびこの表面2aに垂直に連
なる前端面2f、後端面2rを有している。シリコン基
板2の表面2aの前部と前端面2fに第1導電膜4a,
4f(両方を4で示す)が連なって形成されるととも
に、シリコン基板2の表面2aの後部と後端面2rに第
2導電膜5a,5r(両方を5で示す)が連なって形成
されている。また、シリコン基板2の表面2aと前端面
2fに、第1導電膜4に沿って第3導電膜6a,6f
(両方を6で示す)が形成されている。同様に、シリコ
ン基板12は、平坦な表面12aおよびこの表面12a
に垂直に連なる前端面12f、後端面12rを有し、シ
リコン基板2と同じ配置で第1導電膜14a,14f
(両方を14で示す)、第2導電膜15a,15f(両
方を15で示す)および第3導電膜16a,16f(両
方を16で示す)を有している。この例では、導電膜
4,5,6,14,15,16はいずれもAuSn合金
からなっている。
【0023】シリコン基板2の表面2aの第1導電膜4
aと第2導電膜5aとの間の領域に、レーザ光を検出で
きる受光素子50が作り込まれている。この受光素子5
0は、シリコン基板2にn型不純物を拡散して形成され
たn型領域52と、このn型領域52内にp型不純物を
拡散して形成されたp型領域51を備えている。p型領
域51の電極51aはAuワイヤ10によってシリコン
基板2の表面2aの第3導電膜6aに電気的に接続さ
れ、シリコン基板2の前端面2fの第3導電膜6fはA
uワイヤ9によってリードピン42の端面42aに接続
されている。一方、n型領域52上に第2導電膜5aが
延在して電気的に接触している。同様に、シリコン基板
12の表面12aの第1導電膜14aと第2導電膜15
aとの間の領域に、レーザ光を検出できる受光素子60
が作り込まれている。この受光素子60は、シリコン基
板12にn型不純物を拡散して形成されたn型領域62
と、このn型領域62内にp型不純物を拡散して形成さ
れたp型領域61を備えている。p型領域61の電極は
Auワイヤ(図示せず)によってシリコン基板12の表
面12aの第3導電膜16aに電気的に接続され、シリ
コン基板12の前端面12fの第3導電膜16fはAu
ワイヤ19によってリードピン44の端面44aに接続
されている。一方、n型領域62上に第2導電膜15a
が延在して接触している。このように各シリコン基板
2,12に受光素子50,60を作り込んでいるので、
レーザチップ3,13の出力をモニタするためにパッケ
ージ部材1に別途受光素子を取り付ける必要が無く、半
導体レーザ装置の組み立てが簡単になる。
aと第2導電膜5aとの間の領域に、レーザ光を検出で
きる受光素子50が作り込まれている。この受光素子5
0は、シリコン基板2にn型不純物を拡散して形成され
たn型領域52と、このn型領域52内にp型不純物を
拡散して形成されたp型領域51を備えている。p型領
域51の電極51aはAuワイヤ10によってシリコン
基板2の表面2aの第3導電膜6aに電気的に接続さ
れ、シリコン基板2の前端面2fの第3導電膜6fはA
uワイヤ9によってリードピン42の端面42aに接続
されている。一方、n型領域52上に第2導電膜5aが
延在して電気的に接触している。同様に、シリコン基板
12の表面12aの第1導電膜14aと第2導電膜15
aとの間の領域に、レーザ光を検出できる受光素子60
が作り込まれている。この受光素子60は、シリコン基
板12にn型不純物を拡散して形成されたn型領域62
と、このn型領域62内にp型不純物を拡散して形成さ
れたp型領域61を備えている。p型領域61の電極は
Auワイヤ(図示せず)によってシリコン基板12の表
面12aの第3導電膜16aに電気的に接続され、シリ
コン基板12の前端面12fの第3導電膜16fはAu
ワイヤ19によってリードピン44の端面44aに接続
されている。一方、n型領域62上に第2導電膜15a
が延在して接触している。このように各シリコン基板
2,12に受光素子50,60を作り込んでいるので、
レーザチップ3,13の出力をモニタするためにパッケ
ージ部材1に別途受光素子を取り付ける必要が無く、半
導体レーザ装置の組み立てが簡単になる。
【0024】これらのシリコン基板2,12は、パッケ
ージ部材1の基台部40上に、表面2a,12aを互い
に対向させ、かつ後端面2r,12rの第2導電膜5
r,15rをそれぞれ基台部40に接触させた状態でマ
ウントされている。
ージ部材1の基台部40上に、表面2a,12aを互い
に対向させ、かつ後端面2r,12rの第2導電膜5
r,15rをそれぞれ基台部40に接触させた状態でマ
ウントされている。
【0025】DVD用レーザチップ3は、直方体状の外
形を持ち、表面電極3aと裏面電極3bとの間(図2中
の点P0のレベル)に発光層を有している。レーザチッ
プ3はシリコン基板2の表面2aの第1導電膜4a上に
マウントされてており、その裏面電極3bは第1導電膜
4aに接触している。シリコン基板2の前端面2fの第
1導電膜4fは、リードピン41の端面41aにAuワ
イヤ8によって電気的に接続されている。一方、レーザ
チップ3の表面電極3aは、シリコン基板2の表面2a
の第2導電膜5aにAuワイヤ7によって電気的に接続
されている。同様に、CD用レーザチップ13は、直方
体状の外形を持ち、表面電極13aと裏面電極13bと
の間(図2中の点P1のレベル)に発光層を有してい
る。レーザチップ13はシリコン基板12の表面12a
の第1導電膜14a上にマウントされてており、その裏
面電極13bは第1導電膜14aに接触している。シリ
コン基板12の前端面12fの第1導電膜14fは、リ
ードピン43の端面43aにAuワイヤ18によって電
気的に接続されている。一方、レーザチップ13の表面
電極13aは、シリコン基板12の表面12aの第2導
電膜15aにAuワイヤ(図示せず)によって電気的に
接続されている。
形を持ち、表面電極3aと裏面電極3bとの間(図2中
の点P0のレベル)に発光層を有している。レーザチッ
プ3はシリコン基板2の表面2aの第1導電膜4a上に
マウントされてており、その裏面電極3bは第1導電膜
4aに接触している。シリコン基板2の前端面2fの第
1導電膜4fは、リードピン41の端面41aにAuワ
イヤ8によって電気的に接続されている。一方、レーザ
チップ3の表面電極3aは、シリコン基板2の表面2a
の第2導電膜5aにAuワイヤ7によって電気的に接続
されている。同様に、CD用レーザチップ13は、直方
体状の外形を持ち、表面電極13aと裏面電極13bと
の間(図2中の点P1のレベル)に発光層を有してい
る。レーザチップ13はシリコン基板12の表面12a
の第1導電膜14a上にマウントされてており、その裏
面電極13bは第1導電膜14aに接触している。シリ
コン基板12の前端面12fの第1導電膜14fは、リ
ードピン43の端面43aにAuワイヤ18によって電
気的に接続されている。一方、レーザチップ13の表面
電極13aは、シリコン基板12の表面12aの第2導
電膜15aにAuワイヤ(図示せず)によって電気的に
接続されている。
【0026】この半導体レーザ装置は次のような方法で
作製される。
作製される。
【0027】 ウエハ状態のシリコン基板2,12の
表面にそれぞれ受光素子50,60を形成するととも
に、蒸着を行って、第1導電膜の表面部分4a,14
a、第2導電膜の表面部分5a,15aおよび第3導電
膜の表面部分6a,16aを形成する。
表面にそれぞれ受光素子50,60を形成するととも
に、蒸着を行って、第1導電膜の表面部分4a,14
a、第2導電膜の表面部分5a,15aおよび第3導電
膜の表面部分6a,16aを形成する。
【0028】 このウエハ状態のシリコン基板2,1
2を一方向にダイシングして、シリコン基板2,12の
前端面2a,12aと後端面2r,12rを形成する。
続いて、蒸着を行って、第1導電膜の前端面部分4f,
14f、第2導電膜の後端面部分5f,15fおよび第
3導電膜の前端面部分6f,16fを形成する。この
後、短冊状のシリコン基板2,12を上記一方向に対し
て垂直方向にダイシングして、直方体状のシリコン基板
2,12を得る。
2を一方向にダイシングして、シリコン基板2,12の
前端面2a,12aと後端面2r,12rを形成する。
続いて、蒸着を行って、第1導電膜の前端面部分4f,
14f、第2導電膜の後端面部分5f,15fおよび第
3導電膜の前端面部分6f,16fを形成する。この
後、短冊状のシリコン基板2,12を上記一方向に対し
て垂直方向にダイシングして、直方体状のシリコン基板
2,12を得る。
【0029】なお、工程,はシリコン基板2,12
について同一であるから、同一ウエハから直方体状のシ
リコン基板2,12を得ることができる。
について同一であるから、同一ウエハから直方体状のシ
リコン基板2,12を得ることができる。
【0030】 シリコン基板2の表面2aの第1導電
膜4a上にDVD用レーザチップ3をマウントするとと
もに、シリコン基板12の表面12aの第1導電膜14
a上にCD用レーザチップ13をマウント(ダイボンデ
ィング)する。
膜4a上にDVD用レーザチップ3をマウントするとと
もに、シリコン基板12の表面12aの第1導電膜14
a上にCD用レーザチップ13をマウント(ダイボンデ
ィング)する。
【0031】 レーザチップ3の表面電極3aをシリ
コン基板2の表面2aの第2導電膜5aにAuワイヤ7
によって接続(ワイヤボンディング)するとともに、レ
ーザチップ13の表面電極13aをシリコン基板12の
表面12aの第2導電膜15aにAuワイヤによって接
続する。また、受光素子50,60の電極51a等を第
3導電膜6a等にAuワイヤ10等によって接続する。
コン基板2の表面2aの第2導電膜5aにAuワイヤ7
によって接続(ワイヤボンディング)するとともに、レ
ーザチップ13の表面電極13aをシリコン基板12の
表面12aの第2導電膜15aにAuワイヤによって接
続する。また、受光素子50,60の電極51a等を第
3導電膜6a等にAuワイヤ10等によって接続する。
【0032】 シリコン基板2の第1導電膜4と第2
導電膜5との間、シリコン基板12の第1導電膜14と
第2導電膜15との間にそれぞれ通電して、レーザチッ
プ3,13の特性検査を行う。不良のレーザチップがマ
ウントされたシリコン基板2,12を生産ロットから取
り除き、良品レーザチップがマウントされたシリコン基
板2,12のみを次工程へ送る。
導電膜5との間、シリコン基板12の第1導電膜14と
第2導電膜15との間にそれぞれ通電して、レーザチッ
プ3,13の特性検査を行う。不良のレーザチップがマ
ウントされたシリコン基板2,12を生産ロットから取
り除き、良品レーザチップがマウントされたシリコン基
板2,12のみを次工程へ送る。
【0033】 パッケージ部材1を鉛直方向に立てた
状態で、良品レーザチップがマウントされたシリコン基
板2,12を、表面2a,12aを互いに対向させた状
態でパッケージ部材1の基台面40上にマウントする。
状態で、良品レーザチップがマウントされたシリコン基
板2,12を、表面2a,12aを互いに対向させた状
態でパッケージ部材1の基台面40上にマウントする。
【0034】 パッケージ部材1を鉛直方向に立てた
状態で、上方から、すなわちこの半導体レーザ装置の前
方からワイヤボンディングを行って、Auワイヤ8,
9,18,19をそれぞれ必要箇所に接続する。
状態で、上方から、すなわちこの半導体レーザ装置の前
方からワイヤボンディングを行って、Auワイヤ8,
9,18,19をそれぞれ必要箇所に接続する。
【0035】 パッケージ部材1に、レーザ光出射用
窓を有するキャップ(図示せず)を取り付ける。
窓を有するキャップ(図示せず)を取り付ける。
【0036】 最後にこの半導体レーザ装置の電気的
・光学的特性検査を行う。上記工程で良品レーザチッ
プがマウントされたシリコン基板2,12のみを次工程
へ送っているので、この最終的な特性検査の歩留を高め
ることができる。
・光学的特性検査を行う。上記工程で良品レーザチッ
プがマウントされたシリコン基板2,12のみを次工程
へ送っているので、この最終的な特性検査の歩留を高め
ることができる。
【0037】この半導体レーザ装置では、DVD用レー
ザチップ3を通電する場合は、パッケージ部材1のリー
ドピン41、第1導電膜4f,4a、レーザチップ3、
Auワイヤ7、第2導電膜5a,5r、基台部40、こ
の基台部40に導通するリードピン45を通る経路で電
流が流される。レーザチップ3はチップ前端面3fの発
光点P0から前方へレーザ光を出射するとともに、チッ
プ後端面3rから後方へレーザ光を出射する。この後方
へ出射されたレーザ光は受光素子50によってモニタさ
れる。受光素子50の出力は、リードピン42、第3導
電膜6f,6a、Auワイヤ10を通りp型領域51に
つながる経路と、リードピン45、基台部40、第2導
電膜5r,5aを通りn型領域52につながる経路とを
通して、外部に取り出される。
ザチップ3を通電する場合は、パッケージ部材1のリー
ドピン41、第1導電膜4f,4a、レーザチップ3、
Auワイヤ7、第2導電膜5a,5r、基台部40、こ
の基台部40に導通するリードピン45を通る経路で電
流が流される。レーザチップ3はチップ前端面3fの発
光点P0から前方へレーザ光を出射するとともに、チッ
プ後端面3rから後方へレーザ光を出射する。この後方
へ出射されたレーザ光は受光素子50によってモニタさ
れる。受光素子50の出力は、リードピン42、第3導
電膜6f,6a、Auワイヤ10を通りp型領域51に
つながる経路と、リードピン45、基台部40、第2導
電膜5r,5aを通りn型領域52につながる経路とを
通して、外部に取り出される。
【0038】同様に、CD用レーザチップ13を通電す
る場合は、パッケージ部材1のリードピン43、第1導
電膜14f,14a、レーザチップ13、このレーザチ
ップ13の表面電極13aと第2導電膜15aとをつな
ぐ図示しないAuワイヤ、第2導電膜15a,15f、
基台部40、この基台部40に導通するリードピン45
を通る経路で電流が流される。レーザチップ13はチッ
プ前端面13fの発光点P1から前方へレーザ光を出射
するとともに、チップ後端面13rから後方へレーザ光
を出射する。この後方へ出射されたレーザ光は受光素子
60によってモニタされる。受光素子60の出力は、リ
ードピン44、第3導電膜16f,16a、図示しない
Auワイヤを通りp型領域61につながる経路と、リー
ドピン45、基台部40、第2導電膜15r,15aを
通りn型領域62につながる経路とを通して、外部に取
り出される。
る場合は、パッケージ部材1のリードピン43、第1導
電膜14f,14a、レーザチップ13、このレーザチ
ップ13の表面電極13aと第2導電膜15aとをつな
ぐ図示しないAuワイヤ、第2導電膜15a,15f、
基台部40、この基台部40に導通するリードピン45
を通る経路で電流が流される。レーザチップ13はチッ
プ前端面13fの発光点P1から前方へレーザ光を出射
するとともに、チップ後端面13rから後方へレーザ光
を出射する。この後方へ出射されたレーザ光は受光素子
60によってモニタされる。受光素子60の出力は、リ
ードピン44、第3導電膜16f,16a、図示しない
Auワイヤを通りp型領域61につながる経路と、リー
ドピン45、基台部40、第2導電膜15r,15aを
通りn型領域62につながる経路とを通して、外部に取
り出される。
【0039】ここで、図2に示すように、対をなすレー
ザチップ3,13はそれぞれシリコン基板2,12にマ
ウントされて、表面電極3a,13aが互いに対向する
位置関係にある。したがって、各表面電極3a,13a
に接続されたAuワイヤ7等の無用な接触を防止するた
めの若干の隙間を残して、レーザチップ3,13を互い
に接近させることができ、レーザチップ3,13の発光
点P0,P1間の間隔Dを狭くすることができる。
ザチップ3,13はそれぞれシリコン基板2,12にマ
ウントされて、表面電極3a,13aが互いに対向する
位置関係にある。したがって、各表面電極3a,13a
に接続されたAuワイヤ7等の無用な接触を防止するた
めの若干の隙間を残して、レーザチップ3,13を互い
に接近させることができ、レーザチップ3,13の発光
点P0,P1間の間隔Dを狭くすることができる。
【0040】具体的には、シリコン基板2,12はいず
れも、表面2a,12aの寸法が0.7〜0.8mm
□、厚さが0.3mm程度に設定される。また、レーザ
チップ3,13は、表面3a,13aの寸法が230〜
250μm□(前後方向にはより長く設定され得る)、
厚さが80〜100μm程度に設定される。レーザチッ
プ3の表面電極3aから発光点P0までの距離、レーザ
チップ13aの表面電極13aから発光点P1までの距
離は通常10〜20μm程度である。Auワイヤ7等の
無用な接触を防止するための隙間を数十μm設けるもの
とすると、レーザチップ3,13の発光点P0,P1間の
間隔Dを100μm程度またはそれ以下に狭くすること
ができる。
れも、表面2a,12aの寸法が0.7〜0.8mm
□、厚さが0.3mm程度に設定される。また、レーザ
チップ3,13は、表面3a,13aの寸法が230〜
250μm□(前後方向にはより長く設定され得る)、
厚さが80〜100μm程度に設定される。レーザチッ
プ3の表面電極3aから発光点P0までの距離、レーザ
チップ13aの表面電極13aから発光点P1までの距
離は通常10〜20μm程度である。Auワイヤ7等の
無用な接触を防止するための隙間を数十μm設けるもの
とすると、レーザチップ3,13の発光点P0,P1間の
間隔Dを100μm程度またはそれ以下に狭くすること
ができる。
【0041】したがって、DVDとCDとの両者を互換
性をもって再生する光ピックアップを構成する場合に、
対物レンズを含む光学系を1系統で済ませることができ
る。したがって、DVDとCDとの両者を互換性をもっ
て再生するプレーヤ(再生装置)を小型化することがで
きる。
性をもって再生する光ピックアップを構成する場合に、
対物レンズを含む光学系を1系統で済ませることができ
る。したがって、DVDとCDとの両者を互換性をもっ
て再生するプレーヤ(再生装置)を小型化することがで
きる。
【0042】図3は、この発明の別の実施形態の半導体
レーザ装置を示している。
レーザ装置を示している。
【0043】この半導体レーザ装置は、パッケージ部材
の基台部40A上に、レーザチップ3がマウントされた
シリコン基板2とレーザチップ13がマウントされたシ
リコン基板12との対を、基板表面2a,12aの方向
に沿った一方向に複数並べて構成されている。なお、図
1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。この半導体レーザ装置は、接近して対向するレーザ
チップ3,13の対が一方向に複数並んでいるので、半
導体レーザアレイとして光通信やレーザプリンタなどの
分野に広く適用される。なお、レーザチップ3,13の
発振波長は異なっていてもよいし、同一であっても良
い。
の基台部40A上に、レーザチップ3がマウントされた
シリコン基板2とレーザチップ13がマウントされたシ
リコン基板12との対を、基板表面2a,12aの方向
に沿った一方向に複数並べて構成されている。なお、図
1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。この半導体レーザ装置は、接近して対向するレーザ
チップ3,13の対が一方向に複数並んでいるので、半
導体レーザアレイとして光通信やレーザプリンタなどの
分野に広く適用される。なお、レーザチップ3,13の
発振波長は異なっていてもよいし、同一であっても良
い。
【0044】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の半
導体レーザ装置では、対をなすレーザチップはそれぞれ
絶縁性部材にマウントされて、表面電極が互いに対向す
る位置関係にある。したがって、各表面電極に接続され
たワイヤの無用な接触を防止するための若干の隙間を残
して、2個のレーザチップを互いに接近させることがで
き、2個のレーザチップの発光点間の間隔を狭くするこ
とができる。この結果、この半導体レーザ装置の2個の
レーザチップをDVD用レーザチップ(波長650nm
又は635nm)とCD用レーザチップ(波長780n
m)とし、DVDとCDとの両者を互換性をもって再生
する光ピックアップを構成する場合に、対物レンズを含
む光学系を1系統で済ませることができる。したがっ
て、プレーヤ(再生装置)を小型化することができる。
導体レーザ装置では、対をなすレーザチップはそれぞれ
絶縁性部材にマウントされて、表面電極が互いに対向す
る位置関係にある。したがって、各表面電極に接続され
たワイヤの無用な接触を防止するための若干の隙間を残
して、2個のレーザチップを互いに接近させることがで
き、2個のレーザチップの発光点間の間隔を狭くするこ
とができる。この結果、この半導体レーザ装置の2個の
レーザチップをDVD用レーザチップ(波長650nm
又は635nm)とCD用レーザチップ(波長780n
m)とし、DVDとCDとの両者を互換性をもって再生
する光ピックアップを構成する場合に、対物レンズを含
む光学系を1系統で済ませることができる。したがっ
て、プレーヤ(再生装置)を小型化することができる。
【0045】また、この半導体レーザ装置を作製する場
合、パッケージ部材として、平坦な基台部と、この基台
部にリードピンが電気的に絶縁された状態で貫通するも
のを用意すれば足りる。すなわち、基台部にレーザチッ
プをマウントするための突起を設ける必要がない。ま
た、各絶縁性部材の前端面の第1導電膜とリードピンと
をワイヤによって接続する作業(ワイヤボンディング)
は前方から行われ、ワイヤはリードピンの前端面に接続
される。したがって、従来例のパッケージ部材と異な
り、リードピンに軸に沿った平坦面を形成する必要は無
く、リードピンは単に円柱状のものであれば良い。これ
らの結果、パッケージ部材として、簡単な構造のもの、
例えば市販の標準品を用いることができる。
合、パッケージ部材として、平坦な基台部と、この基台
部にリードピンが電気的に絶縁された状態で貫通するも
のを用意すれば足りる。すなわち、基台部にレーザチッ
プをマウントするための突起を設ける必要がない。ま
た、各絶縁性部材の前端面の第1導電膜とリードピンと
をワイヤによって接続する作業(ワイヤボンディング)
は前方から行われ、ワイヤはリードピンの前端面に接続
される。したがって、従来例のパッケージ部材と異な
り、リードピンに軸に沿った平坦面を形成する必要は無
く、リードピンは単に円柱状のものであれば良い。これ
らの結果、パッケージ部材として、簡単な構造のもの、
例えば市販の標準品を用いることができる。
【0046】請求項2に記載の半導体レーザ装置では、
上記各絶縁性部材は半導体結晶基板からなり、上記各絶
縁性部材の上記表面の第1導電膜と第2導電膜との間の
領域に、レーザ光を検出できる受光素子が作り込まれて
いるので、上記受光素子によってレーザチップの出力が
モニタされる。したがって、上記レーザチップの出力を
モニタするためにパッケージ部材に別途受光素子を取り
付ける必要が無く、この半導体レーザ装置の構造が簡素
化される。
上記各絶縁性部材は半導体結晶基板からなり、上記各絶
縁性部材の上記表面の第1導電膜と第2導電膜との間の
領域に、レーザ光を検出できる受光素子が作り込まれて
いるので、上記受光素子によってレーザチップの出力が
モニタされる。したがって、上記レーザチップの出力を
モニタするためにパッケージ部材に別途受光素子を取り
付ける必要が無く、この半導体レーザ装置の構造が簡素
化される。
【0047】請求項3に記載の半導体レーザ装置の製造
方法では、製造途中の工程でレーザチップの特性検査を
行い、特性検査の結果が良であるレーザチップがマウン
トされた絶縁性部材のみを、上記パッケージ部材にマウ
ントしている。つまり、製造工程の途中でレーザチップ
の特性検査を行って、不良のレーザチップがマウントさ
れた絶縁性部材を取り除いている。したがって、この半
導体レーザ装置の最終的な特性検査で歩留を高めること
ができる。
方法では、製造途中の工程でレーザチップの特性検査を
行い、特性検査の結果が良であるレーザチップがマウン
トされた絶縁性部材のみを、上記パッケージ部材にマウ
ントしている。つまり、製造工程の途中でレーザチップ
の特性検査を行って、不良のレーザチップがマウントさ
れた絶縁性部材を取り除いている。したがって、この半
導体レーザ装置の最終的な特性検査で歩留を高めること
ができる。
【0048】請求項4に記載の半導体レーザ装置では、
上記パッケージ部材の基台部上に、レーザチップが1個
ずつマウントされた上記絶縁性部材の対が、上記絶縁性
部材の上記表面の方向に沿った一方向に複数並んでいる
ので、接近して対向するレーザチップの対が一方向に複
数並ぶ構成になっている。したがって、半導体レーザア
レイとして光通信やレーザプリンタなどの分野に広く適
用される。
上記パッケージ部材の基台部上に、レーザチップが1個
ずつマウントされた上記絶縁性部材の対が、上記絶縁性
部材の上記表面の方向に沿った一方向に複数並んでいる
ので、接近して対向するレーザチップの対が一方向に複
数並ぶ構成になっている。したがって、半導体レーザア
レイとして光通信やレーザプリンタなどの分野に広く適
用される。
【図1】 この発明の一実施形態の半導体レーザ装置の
全体構成を示す斜視図である。
全体構成を示す斜視図である。
【図2】 図1の半導体レーザ装置のレーザチップの箇
所を通る縦断面図である。
所を通る縦断面図である。
【図3】 この発明の別の実施形態の半導体レーザ装置
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】 レンズ切り替え方式を説明する図である。
【図5】 従来の半導体レーザ装置の問題点を説明する
図である。
図である。
【図6】 従来の半導体レーザ装置の構成を例示する斜
視図である。
視図である。
1 パッケージ部材 2,12 絶縁性シリコン基板 3,13 レーザチップ 4,14 第1導電膜 5,15 第2導電膜 6,16 第3導電膜 40,40A 基台部 41,42,43,44,45 リードピン
Claims (4)
- 【請求項1】 導電性を持つ基台部と、この基台部に対
して電気的に絶縁された少なくとも2本のリードピンを
有するパッケージ部材と、 平坦な表面およびこの表面に垂直に連なる前端面、後端
面を有する一対の絶縁性部材と、 直方体状の外形を持ち、表面電極と裏面電極との間に発
光層を有する一対のレーザチップを備え、 上記各絶縁性部材の上記表面の前部と上記前端面に第1
導電膜が連なって形成されるとともに、上記各絶縁性部
材の上記表面の後部と上記後端面に第2導電膜が連なっ
て形成されており、 上記パッケージ部材の基台部上に、上記一対の絶縁性部
材が、上記表面を互いに対向させ、かつ上記後端面の第
2導電膜をそれぞれ上記基台部に接触させた状態でマウ
ントされ、 上記各絶縁性部材の上記表面の第1導電膜上に、上記レ
ーザチップがその裏面電極を上記第1導電膜に接触させ
た状態で1個ずつマウントされ、 上記各レーザチップの表面電極は、そのレーザチップ側
の絶縁性部材の上記表面の第2導電膜にワイヤによって
電気的に接続され、 上記各絶縁性部材の上記前端面の第1導電膜が、各1本
の上記リードピンにワイヤによって電気的に接続されて
いることを特徴とする半導体レーザ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体レーザ装置におい
て、 上記各絶縁性部材は半導体結晶基板からなり、 上記各絶縁性部材の上記表面の第1導電膜と第2導電膜
との間の領域に、レーザ光を検出できる受光素子が作り
込まれていることを特徴とする半導体レーザ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体レーザ装置を作製
する半導体レーザ装置の製造方法であって、 上記絶縁性部材の上記表面の第1導電膜上に、上記レー
ザチップをその裏面電極を上記第1導電膜に接触させた
状態でマウントし、 上記レーザチップの表面電極を上記絶縁性部材の上記表
面の第2導電膜にワイヤによって電気的に接続した後、 上記絶縁性部材の第1導電膜と第2導電膜との間に通電
して上記レーザチップの特性検査を行い、 上記特性検査の結果が良であるレーザチップがマウント
された絶縁性部材のみを、上記パッケージ部材にマウン
トすることを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の半導体レーザ装置にお
いて、 上記パッケージ部材の基台部上に、レーザチップが1個
ずつマウントされた上記絶縁性部材の対が、上記絶縁性
部材の上記表面の方向に沿った一方向に複数並んでいる
ことを特徴とする半導体レーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15649197A JP3304825B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 半導体レーザ装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15649197A JP3304825B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 半導体レーザ装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH114047A true JPH114047A (ja) | 1999-01-06 |
JP3304825B2 JP3304825B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=15628925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15649197A Expired - Fee Related JP3304825B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 半導体レーザ装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304825B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-06-13 JP JP15649197A patent/JP3304825B2/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |