JP2008226502A - 電極板のプレス方法、及び、電極板のプレス装置 - Google Patents

電極板のプレス方法、及び、電極板のプレス装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一枚の長尺の電極箔に活物質を複数条塗工した電極板のプレス装置、及び、プレス方法の技術について、電極箔のシワ発生を防止する技術を提案するものである。
【解決手段】一枚の長尺の電極箔10の表面、及び、裏面に活物質11・11を複数条塗工した電極板1について、前記活物質11・11の複数条の塗工部12a・12b・12cを、プレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dの対の間にてプレスするためのプレス方法であって、前記電極板の幅方向Wに隣り合う前記各塗工部12a・12b、12b・12cを、前記電極板1の長手方向Yにずらして配置される各プレスローラの対にて、それぞれプレスする。
【選択図】図1

Description

本発明は、一枚の長尺の電極箔に活物質を複数条塗工した電極板のプレス方法、及び、プレス装置の技術に関する。
従来、一枚の長尺の電極箔に活物質を複数条塗工した電極板をプレスする技術は公知となっており、この技術について開示する文献も存在する(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されるような技術では、図6に示すごとく、生産性を向上するために、電極板70よりも幅広の一対のプレスローラ81・82にて、電極板70の表面及び裏面の活物質72・72を同時にプレスしつつ送り出し、プレス後に、活物質72・72の塗工部間に形成される未塗工部73・73で切断することにより、複数の電極74・74を一度に生産することとしている。この電極74・74を重ねて巻き取り、プレスし、前記未塗工部73・73に接続端子75・75を結合したものを缶内に封する。前記活物質72・72の塗工部では充放電がなされることになる。
このような生産方法の場合、電極箔71における活物質72・72の未塗工部73・73に、プレス時にシワが発生することが確認されており、未塗工部73・73で切断して複数本の電極74・74を利用する際には、前記シワによる捲回品質不良や、未塗工部73・73によって形成される端子部分の構成に不具合が生じるといった問題がある。
このシワの発生のメカニズムは、次のごとくである。図7に示すごとく、前記活物質72・72の塗工部76・76はプレスローラ81・82が接触して圧縮されるが、この際には、塗工部76・76が位置する電極箔71の箇所も同時にプレスされることから、この箇所の電極箔71はプレスローラ81・82の幅方向Wに伸びることになる。ところが、前記未塗工部73・73が位置する電極箔71の箇所はプレスされないため、この未塗工部73・73の電極箔71が幅方向Wの荷重を受けて変形し、前記伸びが吸収されるようにして、シワ77・77が発生するのである。
この点に関し、特許文献1では、シワ防止対策として、前記電極板の搬送方向と直行する方向に未塗工部を構成することとする技術が提案されている。この技術によれば、上記で説明したシワの発生が防止できることとされている。
しかし、特許文献1の技術によるシワ防止対策は、前記電極板の搬送方向の寸法の長い長尺の電極を構成したい場合には適用できないといった問題がある。
他方、図6に示すごとく、各塗工部76・76については、プレスローラ81・82によるプレス工程の前工程において、それぞれ塗工されるものであるが、各塗工部76・76についてのペースト吐出のばらつき等といった生産条件によって、塗工の膜厚にばらつきが生じることになる。
このため、複数条の塗工部76・76を一対のプレスローラ81・82によって同時にプレスすると、プレスローラ81・82のクリアランス83(図8参照)を電極板71の幅方向で同一値に設定したとしても、プレス後の各塗工部76・76の厚みは、プレスローラ81・82による圧縮量の差、換言すれば、圧縮戻りの差によって、同一寸法にならないといった問題が生じることになる。また、プレス後の各塗工部76・76の厚みが同一にならないと、生産される電極74・74の厚みにもバラツキが発生し、捲回後のプレス加工において、規定の厚みが実現されずに、缶内に封入することが不可能となる不具合にも繋がることになる。
特開2005−190787号公報 特開2005−183181号公報 特開2000−331674号公報 特開2000−251942号公報
本発明は、上記の問題に鑑み、一枚の長尺の電極箔に活物質を複数条塗工した電極板のプレス装置、及び、プレス方法の技術について、電極箔のシワ発生を防止するとともに、活物質の各塗工部の厚みの個別の制御を可能とする技術を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
一枚の長尺の電極箔の表面、及び、裏面に活物質を複数条塗工した電極板について、前記活物質が塗工されて形成される複数条の塗工部を、プレスローラの対の間にてプレスするためのプレス方法であって、前記電極板の幅方向に隣り合う前記各塗工部を、前記電極板の長手方向にずらして配置される各プレスローラの対にて、それぞれプレスすることとする。
また、請求項2に記載のごとく、
前記各プレスローラの対のクリアランスを、プレス前の前記電極板の厚み、及び/又は、プレス後の前記電極板の厚みに基づいて、調整することとするものである。
また、請求項3に記載のごとく、
前記電極板の長手方向にずらして配置される、隣り合う塗工部をそれぞれプレスするための前記プレスローラの対の間で、前記電極板の幅方向の外側に広がる方向の荷重を前記電極板に対して作用させる、こととするものである。
また、請求項4に記載のごとく、
一枚の長尺の電極箔の表面、及び、裏面に活物質を複数条塗工した電極板について、前記活物質が塗工されて形成される複数条の塗工部を、プレスローラの対の間にてプレスするための電極板のプレス装置であって、前記複数条の塗工部のそれぞれを各別にプレスする、複数のプレスローラの対を具備し、前記電極板の幅方向に隣り合う塗工部をそれぞれプレスするためのプレスローラの対同士は、前記電極板の長手方向にずらして配置される構成とするものである。
また、請求項5に記載のごとく、
前記各プレスローラの対における、いずれか一方、又は、両方のプレスローラの、前記電極板の厚み方向の位置を、それぞれ調整するための調整機構を具備することとするものである。
また、請求項6に記載のごとく、
プレス前、及び/又は、プレス後における前記電極板の厚みを計測するための計測手段を具備し、前記計測手段による前記厚みの計測結果に基づいて、前記調整機構による各プレスローラの位置の調整が行われることとするものである。
また、請求項7に記載のごとく、
前記電極板の表側、及び/又は、裏側に配置されるプレスローラについて、前記複数条の塗工部の内、ある塗工部の電極板の幅方向における両隣に配置される塗工部をプレスするためのプレスローラは、一本の駆動軸に支持される構成とするものである。
また、請求項8に記載のごとく、
前記電極板の長手方向にずらして配置される、隣り合う塗工部の前記プレスローラの対の間に、前記電極板の幅方向の外側に広がる方向の荷重を前記電極板に対して作用させるための荷重付与手段を備える構成とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、
前記塗工部の間に形成される活物質の未塗工部についてのシワの発生を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明においては、
プレス後の前記各塗工部における厚みの寸法の管理を、より正確に行うことが可能となる。
また、請求項3に記載の発明においては、
活物質の未塗工部におけるシワの発生をより確実に防止することが可能となる。
また、請求項4に記載の発明においては、
前記塗工部の間に形成される活物質の未塗工部についてのシワの発生を防止することができる。また、隣り合うプレスローラ同士は、前記電極板の長手方向にずらして配置されることから、前記幅方向におけるプレスローラ同士の距離を狭く構成することができ、これにより、より幅の狭い未塗工部が形成される電極板のプレスに対応することができる。
また、請求項5に記載の発明においては、
プレス後の前記各塗工部における厚みの寸法の管理を、より正確に行うことが可能となる。
また、請求項6に記載の発明においては、
プレス後の前記各塗工部における厚みの寸法の管理を、適宜、より正確に行うことが可能となる。
また、請求項7に記載の発明においては、
駆動軸の本数が少なくて済むことから、部品点数の削減や、簡易な駆動伝達構成による駆動が実現可能となる。
また、請求項8に記載の発明においては、
活物質の未塗工部におけるシワの発生をより確実に防止することが可能となる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すごとく、本実施例は、一枚の長尺の電極箔10に活物質11・11を複数条(本実施例では三条)塗工した電極板1を、各プレスローラ21U・22U・・・によりプレスして、電極板1を所望の厚さとするための装置である。図において、左斜め上から右斜め下に向かって、電極板1が搬送されるものとしている(図1;電極板1の長手方向Y)。
また、図1及び図2に示すごとく、電極箔10の幅方向Wに所定の間隔を空けるようにして、活物質11・11が塗工され、電極箔10の長手方向Yに三列の塗工部12a・12b・12cが形成される。この活物質11・11の塗工工程は、このプレス工程よりも前に行われるものである。また、電極箔10において、前記活物質11・11が塗工されない部位は、未塗工部13a・13b・・・となって、後に、電極として機能することになる。
また、図2(a)は、図1におけるA−A線断面、図2(b)は、同じくB−B線断面を示すものであり、このように、本実施例の装置構成においては、合計三対のプレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dを具備する構成とするものである。各プレスローラの対においては、図において電極板1の上下方向にそれぞれプレスローラを配置し、上下一対のプレスローラの間にて、各活物質11をそれぞれ加圧して、電極箔10と活物質11・11を合わせた厚みが、所望の厚みとなるようにプレス加工することとしている。尚、図に示すように、活物質11・11は、電極箔10の表面、裏面の両側に塗工されることとしている。
図1に示すごとく、本実施例では、まず、電極板1の幅方向Wにおいて中央に位置するプレスローラ21U・21Dにて、幅方向Wにおいて中央に位置する活物質11がプレス加工され、その後、幅方向Wにおいて両端側の活物質11・11がそれぞれプレスローラ22U・22D、23U・23Dにてプレス加工されることとしている。このように、複数条ある活物質11・11について、隣り合う活物質11・11のプレス加工を時間をずらして実施するために、隣り合うプレスローラの対、即ち、プレスローラ21U・21Dの対とそれに隣り合うプレスローラ22U・22D、23U・23Dの対は、電極板1の長手方向Y(図1)において、ずらして配置されることとしている。
ここで、隣り合う塗工部12a・12b・12cをプレスするためのプレスローラの対同士は、前記電極板1の長手方向Yにずらして配置されることから、前記幅方向Wにおけるプレスローラ同士の距離を狭く構成することができ、これにより、より幅の狭い未塗工部13b・13cが形成される電極板1のプレスに対応することができる。
また、図1及び図2(a)に示す構成において、電極板1の長手方向Yの上流に配置されるプレスローラ21U・21Dは、図示せぬ駆動装置によって駆動される構成としている。また、プレスローラ21U・21D間のクリアランスは、該プレスローラ21U・21Dの軸21a・21a間の距離を変更する図示せぬクリアランス調整機構にて調整可能としている。このプレスローラ21U・21Dの駆動構成や、クリアランス調整機構については、周知の技術により実現することができる。
また、図1及び図2(a)に示す構成において、電極板1の長手方向Yの下流に配置されるプレスローラ22U・22D、23U・23Dは、一本の駆動軸21b・21cに固定され、この駆動軸21b・21cを図示せぬ駆動装置によって駆動することによって、プレスローラ22U・22D、23U・23Dがそれぞれ駆動されることとなっている。また、各プレスローラ22U・22D、23U・23Dの対のクリアランスDを各別に調整することを可能とするには、例えば、図3に示す構成を適用することができる。
図3に示す例は、各プレスローラの対の下側に配置されるプレスローラ22D・23Dの支持構成について示すものであり、一本の駆動軸21cを電極箔10に幅方向に架設し、該駆動軸21cに、同軸上にプレスローラ22D・23Dを配置し、キー24a・24bを介して、駆動軸21cとプレスローラ22D・23Dが連結される。この同軸上の配置を実現すべく、各プレスローラ22D・23Dには、その軸心に貫通穴25a・25bが構成される。
また、図3に示すごとく、前記各プレスローラ22D・23Dの軸方向左右端には、軸部26a・26bがそれぞれ突設され、この軸部26a・26bが、軸受け27a・27bを介して、それぞれ可動ブラケット28・29にて支持される。この可動ブラケット28・29は、それぞれ、図において上下方向(電極板1の厚み方向)の位置を調整自在に構成されており、この各可動ブラケット28・29の位置調整に応じて、前記各プレスローラ22D・23Dの位置が調整されることになっている。
また、一本の駆動軸21cに固定される二つのプレスローラ22D・23Dの個別の位置調整を実現可能とすべく、前記駆動軸21cと前記貫通穴25a・25bの間には、十分なクリアランスCが形成されるものとしている。
以上のように、一本の駆動軸21cにより、二つのプレスローラ22D・23Dを駆動する構成とすることによれば、駆動軸の本数が少なくて済むことから、部品点数の削減や、簡易な駆動伝達構成による駆動が実現可能となる。
また、図3に示す前記可動ブラケット28・29は、例えば、シム等の調節治具を用いることによって、図における上下方向の位置を調整することや、図示せぬアクチュエータによって図において上下方向に移動させる構成など、周知の技術によって、位置調整を実現することができる。また、その調整代は、図2に示すごとく、上下のプレスローラ22U・22D、23U・23Dの間のクリアランスDの調整代や、塗工工程における前記活物質11・11の厚みの誤差に対応して設計されることとするものである。例えば、クリアランスDが80マイクロメートルと設計され、前記活物質11・11の厚みの誤差が10マイクロメートルと設計される場合では、前記可動ブラケット28・29の調整代は、20マイクロメートルの範囲で設計することで対応できることとなる。
また、図3に示す構成は、図2(b)において下側に配置されるプレスローラ22D・23Dについてのみ示すものであるが、この構成を、図2(b)において上側に配置されるプレスローラ22U・23Uについて適用してもよい。また、図2(b)において下側に配置されるプレスローラ22D・23Dのみについて個別に位置調整を可能な構成とし、上側に配置されるプレスローラ22U・23Uについては、位置調整の機能を備えないこととすることも可能である。また、このことから、図4(a)に示すごとく、上側のプレスローラについては、一本のローラ22Wにて構成してもよいし、逆に、図4(b)に示すごとく、下側のプレスローラについて、一本のローラ22Xにて構成してもよい。
さらに、前記各対のプレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dの間のクリアランスDについて、プレス前、及び/又は、プレス後における活物質11・11と電極箔10の厚みを合わせた電極板1の厚みを、光学式センサ等(図1;センサ31a・31b・31c)の計測手段によって計測するとともに、この計測結果に基づいて、前記クリアランスDを各対のプレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dについて格別に調整することによれば、製品となった電極の厚みが、所望の値であって、かつ、均一となるように制御することが可能となる。
即ち、前記クリアランスDを適宜最適な値に調整し、プレス後の各塗工部12a・12b・12cにおける厚みの寸法の管理を、より正確に行えることになる。本実施例の場合、前記光学式センサによる測定結果に基づいて、前記可動ブラケット28・29をアクチュエータにて動作させることによって、各プレスローラについてのクリアランスDの制御が可能となる。また、中央に位置するプレスローラ21U・21Dの対についても、前記可動ブラケットの構成を適用することによって対応できる。
以上のように構成することにより、図2(a)に示すごとく、まず、中央に位置するプレスローラ21U・21Dによって、中央に位置する塗工部12b(活物質11)がプレス加工され、その後に、図2(b)に示すごとく、既にプレス加工された塗工部12bの隣に位置する塗工部12a・12cが、プレスローラ22U・22D、23U・23Dによって、それぞれプレス加工される。
そして、図2(a)に示す状態では、プレスローラ21U・21Dにてプレス加工される塗工部12bの内側に存在する電極箔10のみが、電極板1の幅方向Wに伸ばされ、これによって、未塗工部13b・13cに材料の寄り(図2(a);矢印41)が発生することになる。この材料の寄り(矢印41)によって生じる荷重は、未塗工部13b・13cを介して幅方向Wに開放されるため、未塗工部13b・13cにシワが発生することがない。尚、仮に、プレスローラ22U・22D、23U・23Dによるプレス加工が、プレスローラ21U・21Dによるプレス加工と同時に行われると、このプレスローラ22U・22D、23U・23Dによるプレス加工によって生じる材料の寄りが、プレスローラ21U・21D側に向かって生じるため、未塗工部13b・13cにシワが生じることになる。
また、図2(b)に示す状態では、プレスローラ22U・22D、23U・23Dにてブレス加工される塗工部12a・12cの内側に存在する電極箔10が、電極板1の幅方向Wに伸ばされ、この間に存在する中央の塗工部12b・未塗工部13b・13cに向かって材料の寄り(図2(b);矢印42)が発生することになる。この材料の寄り(矢印42)によって生じる荷重は、電極箔10における中央の塗工部12bが撓むことによって吸収されることから、未塗工部13b・13cにシワが発生することがない。
以上が本実施例による電極板1のプレス加工の方法である。
即ち、本実施例では、図1、図2(a)(b)に示すごとく、
一枚の長尺の電極箔10の表面、及び、裏面に活物質11・11を複数条塗工した電極板1について、前記活物質11・11が塗工されて形成される複数条の塗工部12a・12b・12cを、プレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dの対の間にてプレスするためのプレス方法であって、
前記電極板の幅方向Wに隣り合う前記各塗工部12a・12b、12b・12cを、
前記電極板1の長手方向Yにずらして配置される各プレスローラの対にて、それぞれプレスすることとするものである。
これにより、前記塗工部12a・12b・12cの間に形成される活物質11・11の未塗工部13b・13cについてのシワの発生を防止することができる。
また、前記各プレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dの対のクリアランスDを、プレス前の前記電極板1の厚み、及び/又は、プレス後の前記電極板1の厚みに基づいて、調整することとするものである。
これにより、プレス後の前記各塗工部12a・12b・12cにおける厚みの寸法の管理を、より正確に行うことが可能となる。
また、以上のプレス方法を実施するプレス装置として、
一枚の長尺の電極箔10の表面、及び、裏面に活物質11・11を複数条塗工した電極板1について、前記活物質11・11が塗工されて形成される複数条の塗工部12a・12b・12cを、プレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dの対の間にてプレスするための電極板のプレス装置であって、
前記複数条の塗工部12a・12b・12cのそれぞれを各別にプレスする、複数のプレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dの対を具備し、
前記電極板1の幅方向Wに隣り合う塗工部12a・12b・12cをそれぞれプレスするためのプレスローラの対同士は、前記電極板1の長手方向Yにずらして配置される構成とするものである。
これにより、前記塗工部12a・12b・12cの間に形成される活物質11・11の未塗工部13b・13cについてのシワの発生を防止することができる。
また、図3に示すごとく、前記各プレスローラ21U・21D、22U・22D、23U・23Dの対における、いずれか一方、又は、両方のプレスローラの、前記電極板1の厚み方向の位置を、それぞれ調整するための調整機構(可動ブラケット28・29)を具備することとするものである。
これにより、プレス後の前記各塗工部12a・12b・12cにおける厚みの寸法の管理を、より正確に行うことが可能となる。
また、図1及び図3に示すごとく、
プレス前、及び/又は、プレス後における電極板1の厚みを計測するための計測手段を具備し、前記計測手段(図1;センサ31a・31b・31c)による前記厚みの計測結果に基づいて、前記調整機構(可動ブラケット28・29)による各プレスローラの位置の調整が行われることとするものである。
これにより、プレス後の前記各塗工部12a・12b・12cにおける厚みの寸法の管理を、適宜、より正確に行うことが可能となる。
また、図3に示すごとく、前記電極板1の表側、及び/又は、裏側に配置されるプレスローラについて、前記複数条の塗工部12a・12b・12cの内、ある塗工部12bの電極板1の幅方向における両隣に配置される塗工部12a・12cをプレスするためのプレスローラ22D・23Dは、一本の駆動軸21cに支持される構成とするものである。
これにより、駆動軸の本数が少なくて済むことから、部品点数の削減や、簡易な駆動伝達構成による駆動が実現可能となる。
本実施例2では、図5に示すごとく、前記電極板1の長手方向Yにずらして配置される、隣り合う塗工部12a・12b・12cをそれぞれプレスするための前記プレスローラの対の間に、前記電極板1を幅方向Wの外側に広がる方向の荷重を前記電極板1に対して作用させるための荷重付与手段を備える構成とするものである。図5の例では、前記荷重付与手段として、前記複数条の塗工部12a・12b・12cの間に形成される未塗工部13b・13cにそれぞれ接触するガイドローラ51U・52Uにて構成することとしている。
このように、ガイドローラ51U・52Uを追加的に設置することにより、下流に存在するプレスローラ22U・23Uによるプレスが開始される前に、電極板1を幅方向Wの外側に伸張させることが可能となり、前記未塗工部13b・13cのシワの発生をより確実に防ぐことが可能となる。
さらに説明を補足する。仮に、ガイドローラ51U・52Uがない場合を考えると、中央の塗工部12bの内側に存在する電極箔10が、まずプレスローラ21Uにて幅方向Wに伸ばされるが、ガイドローラ51U・52Uがある場合に発生する幅方向Wへの荷重R(図5)の作用がないため、電極箔10の伸びた分は、プレスローラ22U・23Uの幅M内に残ったままとなり、この状態でプレスローラ22U・23Uによるプレスがなされることになる。そして、プレスローラ22U・23Uにてプレスがされると、図において左右に存在する塗工部12a・12cの内側に存在する電極箔10が幅方向Wに伸ばされ、この伸びた分は、前記幅M内にも進行することになる。このように、前記幅M内に材料の寄りが蓄積されると、電極箔10の厚みや組成によっては、未塗工部13b・13cにシワが発生することになるのである。
この点、図5に示す本実施例2のように、ガイドローラ51U・52Uによって、下流側のプレスローラ22U・23Uによるプレス前において、幅方向Wの外側へ向かう荷重Rを電極箔10(電極板1)に作用させることによれば、前記幅M内での材料の寄りの蓄積を防ぐことができ、前記未塗工部13b・13cのシワの発生をより確実に防止することが可能となる。
また、本実施例2では、図5に示すごとく、前記ガイドローラ51U・52Uについて、電極板1の搬送方向において、それぞれ、上流から下流に向かって外側に角度θの開角を持たせた構成とするものとしている。また、電極板1の裏側にも同様にガイドローラを設けることにより、電極箔10を挟み込むように構成するものとするものである。尚、電極板1(電極箔10)の厚みや組成によって、適宜前記角度θの設定がされるものとし、また、ガイドローラ51U・52Uについては、電極板1の表面側、又は裏面側のいずれか一方に備えることとしてもよい。
さらに、図5の実施例では、荷重付与手段について、ガイドローラ51U・52Uによる構成としたが、幅方向Wの外側に向かう荷重Rを作用させるものであれば、特に本実施例の形態に限定されるものでなく、例えば、電極板1の左右縁を外側に引っ張る引っ張り機構や、中央の塗工部12bの部位を屈曲させた弓状の棒部材であって、電極板1に幅方向Wにテンションを生じさせる構成とするものであってもよい。
以上の本実施例2によって、未塗工部13b・13cにおけるシワの発生をより確実に防止することが可能となる。
実施例1のプレス装置の構成について示す図。 (a)は、図1のA−A線断面図。(b)、図1のB−B線断面図。 一本の駆動軸による二つのプレスローラの支持構成の例について示す図。 (a)は、上側のプレスローラを一本で構成する例について示す図。(b)は、下側のプレスローラを一本で構成する例について示す図。 実施例2のプレス装置の構成について示す図。 従来の電極の製造過程について説明する図。 従来の電極板の製造過程におけるシワ発生のメカニズムについて示す図。
符号の説明
1 電極板
10 電極箔
11 活物質
12a・12b・12c 塗工部
13b・13c 未塗工部
21c 駆動軸
21U・21D プレスローラ
22U・22D プレスローラ
23U・23U プレスローラ

Claims (8)

  1. 一枚の長尺の電極箔の表面、及び、裏面に活物質を複数条塗工した電極板について、前記活物質が塗工されて形成される複数条の塗工部を、プレスローラの対の間にてプレスするためのプレス方法であって、
    前記電極板の幅方向に隣り合う前記各塗工部を、
    前記電極板の長手方向にずらして配置される各プレスローラの対にて、それぞれプレスする、電極板のプレス方法。
  2. 前記各プレスローラの対のクリアランスを、プレス前の前記電極板の厚み、及び/又は、プレス後の前記電極板の厚みに基づいて、調整することとする、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電極板のプレス方法。
  3. 前記電極板の長手方向にずらして配置される、隣り合う塗工部をそれぞれプレスするための前記プレスローラの対の間で、
    前記電極板の幅方向の外側に広がる方向の荷重を前記電極板に対して作用させる、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の電極板のプレス方法。
  4. 一枚の長尺の電極箔の表面、及び、裏面に活物質を複数条塗工した電極板について、前記活物質が塗工されて形成される複数条の塗工部を、プレスローラの対の間にてプレスするための電極板のプレス装置であって、
    前記複数条の塗工部のそれぞれを各別にプレスする、複数のプレスローラの対を具備し、
    前記電極板の幅方向に隣り合う塗工部をそれぞれプレスするためのプレスローラの対同士は、前記電極板の長手方向にずらして配置される構成とする、電極板のプレス装置。
  5. 前記各プレスローラの対における、いずれか一方、又は、両方のプレスローラの、前記電極板の厚み方向の位置を、それぞれ調整するための調整機構を具備する、
    ことを特徴とする、請求項4に記載の電極板のプレス装置。
  6. プレス前、及び/又は、プレス後における前記電極板の厚みを計測するための計測手段を具備し、前記計測手段による前記厚みの計測結果に基づいて、前記調整機構による各プレスローラの位置の調整が行われる、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の電極板のプレス装置。
  7. 前記電極板の表側、及び/又は、裏側に配置されるプレスローラについて、前記複数条の塗工部の内、ある塗工部の電極板の幅方向における両隣に配置される塗工部をプレスするためのプレスローラは、一本の駆動軸に支持される構成とする、
    ことを特徴とする、請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の電極板のプレス装置。
  8. 前記電極板の長手方向にずらして配置される、隣り合う塗工部をそれぞれプレスするための前記プレスローラの対の間に、
    前記電極板の幅方向の外側に広がる方向の荷重を前記電極板に対して作用させるための荷重付与手段を備える構成とする、
    ことを特徴とする、請求項4乃至請求項7のいずれか一項に記載の電極板のプレス装置。

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