JP2008223833A - ダンパーおよびダンパーの固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャフトの挿入がし易く、挿入したシャフトが抜け難いダンパーと、そうしたダンパーの固定構造を得ること。
【解決手段】支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパー11を支持体又は被支持体から突出するシャフト12に固定するダンパーの固定構造について、シャフト12がくびれ部分である係合凹部12bと係合凹部12bの先に突き出した抜止め突起12cを有し、ダンパー11が該シャフト12を差し込ませて保持する差込凹部15を有し、該差込凹部15にその内周面から内向きに突出し係合凹部12bに係合する係合凸部15bと抜止め突起12cを収容する突起収容部15cとを備えるものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパーと、支持体又は被支持体から突出するシャフトとダンパーとを固定するダンパーの固定構造に関する。
CD−ROMやDVD−ROM等を再生する光ディスク再生装置や、ハードディスク等の磁気ディスク再生装置は、ディスクを高速回転させながら、光学ピックアップや磁気ヘッドなどの非接触読取り手段でディスクから記録データを再生する。このとき、ディスクや非接触読取り手段の作動によって内乱振動が発生することがある。また、車載用や携行用のディスク装置であれば走行や携行に伴う外乱振動や衝撃が発生する。こうした内乱振動や外乱振動、衝撃がメカニカルシャーシに作用するとソフトウエア手段では訂正できない再生エラーが発生する。そこで、こうした再生エラーの発生を防止するため、ダンパーを組み込んで振動を減衰させている。
ダンパーは、振動減衰性ゴムだけからなるものや、粘性流体が密閉容器内に封入された粘性流体封入ダンパーがあるが、なかでも粘性流体封入ダンパーは、高い振動減衰性能があるため、ディスク再生装置のような信頼性が求められる装置のダンパーとして用いられることが多い。例えば図14で示す粘性流体封入ダンパー1は、筒状に形成される硬質樹脂製の周壁部2と、縦断面形状が波状に形成され振動で変形する可撓膜部3と、内側がゴム状弾性体で外側が硬質樹脂でなりダンパー内部に突き出す攪拌筒部4とで容器本体を形成し、容器本体の内部にシリコーンオイル等の粘性流体5を充填し、硬質樹脂でなる蓋体6で封入したものである。ディスク装置への粘性流体封入ダンパー1の装着は、ディスク装置の筐体などの支持体か、メカニカルシャーシなどの被支持体の何れか一方に蓋体6を固着する一方、支持体か被支持体の何れか他方に設けたシャフト7を攪拌筒部4に挿入することで行っている。攪拌筒部4に挿入されるシャフト7は、振動によって攪拌筒部4から外れないように、棒状であるシャフト軸7aに対して先端部7bが大径となっていて、攪拌筒部4の内側もこのシャフト7の形状にあわせて形成されることで、シャフト7の先端7bが攪拌筒部4の内側と係合してシャフト7が抜けにくくなっている。
こうした粘性流体封入ダンパーは、特開2003−148541号公報(特許文献1)や特開2004−340378号公報(特許文献2)などにも記載されている。
特開2003−148541号公報 特開2004−340378号公報
上述したディスク装置への粘性流体封入ダンパーの装着作業は手作業で行われることが多い。そのため、シャフト7の攪拌筒部4への挿入も手作業で行われるが、図15の左側図で示すように、撹拌筒部4のシャフト挿入口4aに対してずれた位置でシャフト7を挿入しようとすると、図15の右側図で示すように、シャフト7が挿入できず、再度挿入作業をしなければならない場合があり手間がかかる。こうした手間を怠って、軸中心がずれたまま無理にシャフト7を挿入しようとすると、可撓膜部3が破損し、粘性流体5が漏れ出すおそれがある。
そこで本発明は、攪拌筒部に対してシャフトの挿入がし易く、また、挿入したシャフトが外れ難いダンパーと、そうしたダンパーの固定構造を得ることを目的とするものである。
即ち本発明は、支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパーについて、支持体または被支持体から突出してダンパーに接続するシャフトを差し込ませて保持する差込凹部を備え、該差込凹部にその内周面から内向きに突き出す係合凸部を有することを特徴とするダンパーを提供する。
支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパーについて、支持体または被支持体から突出してダンパーに接続するシャフトを差し込ませて保持する差込凹部を備え、該差込凹部にその内周面から内向きに突き出す係合凸部を有することとしたため、シャフトをダンパーに挿入し易く、またダンパーからシャフトが外れ難い。
そして、係合凸部がシャフトのくびれ部分である係合凹部に係合するものとすることができる。係合凸部がシャフトくびれ部分である係合凹部に係合するものとしたため、シャフトとダンパーを結合することができ、ダンパーにシャフトを挿入し易い。また、振動を受けた際にシャフトがダンパーから抜け難い。
シャフトの係合凹部の先に突き出した抜止め突起を収容する突起収容部を差込凹部に有し、係合凸部より奥側に位置する突起収容部の内径が、係合凸部より手前側に位置する差込凹部の内径と同じか小さいダンパーとすることができる。シャフトの係合凹部の先に突き出した抜止め突起を収容する突起収容部を差込凹部に有し、係合凸部より奥側に位置する突起収容部の内径が、係合凸部より手前側に位置する差込凹部の内径と同じか小さくしたため、シャフトの抜止め突起が差込凹部の内周面に引っかかり難く、差込凹部へのシャフトの挿入がより容易となる。特にシャフトの軸径よりも抜止め突起の膨出幅が小さければ、シャフト挿入時に抜止め突起がダンパーの差込凹部の内面に引っかかりにくく、シャフト挿入がより容易となる。
突起収容部の底を平坦とすることができる。突起収容部の底を平坦としたため、突起収容部のシャフトの長さ方向の厚さを薄くすることができる。そのため、差込凹部の長さを短くすることができ、ダンパーの厚さを薄く、小型化することができる。また、シャフトと差込凹部との結合力を高めることができる。
そして、こうしたダンパーは、振動減衰に作用する粘性流体と、粘性流体を封入する密閉容器とを備え、差込凹部が密閉容器に設けられてその内部に突き出して粘性流体を攪拌する攪拌筒部とするいわゆる粘性流体封入ダンパーとすることができる。粘性流体封入ダンパーとしたため、シャフトに取り付けやすくシャフトが抜け難い振動減衰性能に優れたダンパーである。
係合凸部がゴム状弾性体でなり、該係合凸部を外側から覆う硬質樹脂部を差込凹部に有するダンパーとすることができる。係合凸部がゴム状弾性体でなり、該係合凸部を外側から覆う硬質樹脂部を差込凹部に有するダンパーとしたため、ゴム状弾性体でなる係合凸部の変形が硬質樹脂で拘束され抑えられる。よって、攪拌筒部からシャフトを抜け難くすることができる。
また、係合凸部は硬質樹脂でなるものとすることもできる。係合凸部を硬質樹脂製とすれば、係合凸部は変形し難くなり、シャフトが抜け難いダンパーとすることができる。
また本発明は、支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパーを支持体又は被支持体から突出してダンパーに差し込ませるシャフトに固定するダンパーの固定構造について、シャフトがくびれ部分である係合凹部を有し、ダンパーが該シャフトを差し込ませて保持する差込凹部を有し、該差込凹部にその内周面から内向きに突出する係合凸部を備え、係合凸部が係合凹部に係合することを特徴とするダンパーの固定構造を提供する。
支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパーを支持体又は被支持体から突出してダンパーに差し込ませるシャフトに固定するダンパーの固定構造について、シャフトがくびれ部分である係合凹部を有し、ダンパーが該シャフトを差し込ませて保持する差込凹部を有し、該差込凹部にその内周面から内向きに突出する係合凸部を備え、係合凸部が係合凹部に係合することとしたため、シャフトをダンパーに挿入し易く、またシャフトからダンパーが外れ難い。
そして、シャフトが係合凹部の先に突き出した抜止め突起を有し、該抜止め突起の幅がシャフトの軸径と同じかそれより小さいものとすることができる。こうした抜止め突起を設けることでシャフトが差込凹部によりいっそう挿入し易くなる。
また、シャフトの先端が平坦であるものとすることができる。シャフトの先端が平坦であるため、シャフトの係合凹部をシャフトの先方に設けることができ、かつ突起収容部のシャフトの長さ方向の厚さを薄くすることができる。そのため、シャフトおよび差込凹部の長さを短くすることができ、ダンパーの固定構造を薄くすることができる。そして、ダンパーの固定構造の小型化が可能である。また、シャフトと差込凹部との結合力を高めることができる。
本発明のダンパーおよびダンパーの固定構造によれば、ダンパーへのシャフトの挿入が容易であり、シャフトとダンパーの結合力が大きく、シャフトが抜け難いダンパーである。
また、本発明のダンパーおよぼダンパーの固定構造によれば、電子機器へのダンパーの取付作業が容易となる。
以下、図面を用いて本発明をさらに詳細に説明するが、各部を構成する材料や製造方法などが同じ場合には重複説明を省略する。
第1実施形態〔図1〕: 第1実施形態では、メカニカルシャーシが内蔵されたディスク装置において、メカニカルシャーシ(被支持体)またはメカニカルシャーシを保持する筐体(支持体)の間で伝達する振動を減衰する粘性流体封入ダンパー11と、その粘性流体封入ダンパー11をメカニカルシャーシ又は筐体の少なくとも何れかから突出したシャフト12に固定するダンパーの固定構造を示す。図1は粘性流体封入ダンパー11にシャフト12を挿入する前の状態を示す断面図である。
シャフト12には、その先端よりにシャフト軸12aより小径のくびれ部分である係合凹部12bを有し、シャフト12の先端には該係合凹部12bから膨出する抜止め突起12cが形成されている。すなわち、本実施形態におけるシャフト12では、円柱状のシャフト軸12aの先にその軸径と同心であるが小径の円柱状部分が延伸しさらにその先に円板状(円形の薄板状)の抜止め突起12cが設けられることで、シャフト軸12aの軸方向に対して略垂直に凹んだ係合凹部12bが形成されている。シャフト軸12a、係合凹部12b、抜止め突起12cのそれぞれの大きさは、抜止め突起12cのシャフト軸12aに対する交差方向の膨出幅Aがシャフト軸12aの軸径Bと同径以下であることが好ましく、同径よりも小さく形成されていることがより好ましい。また、係合凹部12bを形成する部分の軸径Cは抜止め突起12cの膨出幅Aよりも小さく形成されている。
粘性流体封入ダンパー11は、硬質樹脂でなる円筒形状の周壁部13と、その一端に固着するゴム状弾性体でなる可撓膜部14と、シャフト12を差し込ませて保持する「差込凹部」である攪拌筒部15とで容器本体を形成し、この容器本体が硬質樹脂でなる蓋体16と固着して密閉容器を形成している。また、この密閉容器の内部には振動減衰に作用する粘性流体17が封入されている。
攪拌筒部15は、シャフト12が差し込まれることで該シャフト12を収容し保持するが、該攪拌筒部15にはその内面がシャフト12の外面に対する相対形状になるように、シャフト12の係合凹部12bと係合する係合凸部15bと、シャフト12の抜止め突起12cを収容する突起収容部15cと、シャフト軸12aと対向する軸対応部15aとが形成されている。すなわち、攪拌筒部15の内面底側には、シャフト軸12aに交差する方向に内周から突出しシャフト軸12aの軸方向に沿って、係合凹部12bに対応する厚みT1を設けた係合凸部15bを有している。また、円板状の抜止め突起21cに対応して突起収容部15cの底が平坦に形成されている。そして、シャフトの抜止め突起12cの膨出幅Aがシャフト軸12aの軸径Bと同径以下であるため、係合凸部15bより奥側に位置する突起収容部15cの内径が、係合凸部15bより手前側に位置する差込凹部15の内径、即ち軸対応部15aの内径と同じか小さくなっている。また、攪拌筒部15の入り口にはシャフト挿入口15dが、シャフト12の先端部分である抜止め突起12cの膨出幅A以上の開口径となるように形成されている。また、軸対応部15aの内径はシャフト軸12aの軸径と略同程度となっている。
次に、粘性流体封入ダンパー11やシャフト12を構成する素材について説明する。可撓膜部14や攪拌筒部15となるゴム状弾性体は、合成ゴムや熱可塑性エラストマー(TPE)から形成される。例えば、シリコーンゴムやウレタンゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム等の合成ゴムや、スチレン系TPE、オレフィン系TPE、ウレタン系TPE、ポリエステル系TPE等の熱可塑性エラストマーを用いることができる。
周壁部13や蓋体16には、硬質樹脂や金属を素材として使用できるが、成形の容易性や軽量化の観点から硬質樹脂を用いることが好ましく、特に前記ゴム状弾性体と一体成形が可能な熱可塑性樹脂が好ましい。目的とする部材の寸法精度、耐熱性、機械的強度、耐久性、信頼性などの要求性能、及び軽量化や加工性を考慮すると、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル・スチレン・アクリレート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、シリコーン樹脂、ポリケトン樹脂、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂が挙げられ、これらの樹脂は単独で、また複合材として用いることができる。また、これらの熱可塑性樹脂に粉末状や繊維状の金属、ガラス、フィラー等の充填剤を添加し、寸法精度や耐熱性を向上させることができる。
密閉容器内に封入する粘性流体17は、密閉容器内で粘性流動して振動エネルギーを吸収するため、適度な粘度と、密閉容器内での経時安定性、耐熱性などを備えることが要求される。粘性流体17には、液体単独の場合の他、液体中で反応、溶解しない固体粒子を添加したものを用いることもできる。例えば、シリコーンオイル単独の場合の他、シリコーンオイルに反応、溶解しない固体粒子を分散させたシリコーングリス等が挙げられる。シリコーンオイルには、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル等が含まれる。シリコーンオイルに反応、溶解しない固体粒子としては、シリコーンレジン粉末、ポリメチルシルセスキオキサン粉末、湿式シリカ粒、乾式シリカ粒、ガラスビーズ、ガラスバルーン等、あるいはそれらの粒子に表面処理が施されたもの等が挙げられる。これらの液体、固体粒子は、それぞれ単独でも組み合わせても用いることができる。また、シロキサンの発生などが不具合となる機器に使用する場合には、シリコーンオイル、シリコーングリスの代替品として、ポリαオレフィン系、パラフィン系、ポリエチレングリコール系等のオイルに反応、溶解しない固体粒子を分散させたノンシリコーングリスとすることもできる。
これらの材料からなる粘性流体封入ダンパー11は、硬質樹脂材と軟質エラストマーの二色成形などの成形方法によって形成することができる。例えば、前記所定のゴム状弾性体でなる攪拌筒部15、可撓膜部14と、硬質樹脂でなる周壁部13を二色成形、インサート成形などにより一体にして容器本体を形成した後、粘性流体17を充填し、容器本体と蓋体16とを固着して粘性流体17を封入する。容器本体と蓋体16の固着は、周壁部13と蓋体16が共に硬質樹脂でなるため、超音波融着を行うことが好ましい。
支持体又は被支持体から突出するシャフト12は、金属または硬質樹脂で形成される。金属としてはステンレス鋼、鉄、アルミニウムを用いることができる。シャフトは剛直であることによって、攪拌筒部15に挿入しやすくなる。
粘性流体封入ダンパー11とシャフト12とを組み付けるには、粘性流体封入ダンパー11のシャフト挿入口15dにシャフト12の先端をあてて挿入する。シャフト挿入口15dがシャフト12の先端部の横幅A以上に開口しているためシャフト12と粘性流体封入ダンパー11の位置合わせが容易である。また、この抜止め突起12cの膨出幅(横幅)Aは、シャフト軸12aの軸径Bに対して同径以下であるため、シャフト12を攪拌筒部15に押し込む際に、抜止め突起12cが軸対応部15aに引っかかりにくく、この部分を容易に通過して係合凸部15bに当たるようになる。係合凸部15bは、シャフト収容部分の奥のほうにあるため、シャフト軸12aが十分に挿入された後、最後に係合凹部12bと係合凸部15bとが係合することになる。したがってシャフト12の挿入が容易で、可撓膜部14を過剰に引き延ばすことによる破損が生じ難い。なお、周壁部13や蓋体16との支持体又は被支持体との固着はネジなどの固着具を用いても良いし、蓋体16の端を支持体又は被支持体に嵌め込むようにして固着しても良い。
シャフト12の抜止め突起12cは、シャフト軸1方向の先端形状が平坦であるため、先端部分が尖って形成される場合に比べて、先端から係合凹部12bまでのシャフト12の長さ方向の厚さ、即ちシャフト軸方向の抜止め突起12cの厚さT2を薄くすることができるし、突起収容部15cを攪拌筒部15の底方に近づけることができ、その深さUも浅くすることができる。抜止め突起12cの厚さT2を薄くすれば、突起収容部15cの深さUも薄くなり、係合凸部15bの位置をシャフト12の先端方向により近づけることができるのでシャフト12の結合力を高めることができる。攪拌筒部15が振動によって動く場合に、シャフト12の先端側ほど攪拌筒部15の内面から離れ難いからである。
図2は、シャフト12が攪拌筒部15に挿入された状態でのシャフトと攪拌筒部15との境界部分の拡大断面図である。図2(a)で示すように、攪拌筒部15の係合凸部15bの内径とシャフト12の係合凹部12bの外径は略同一とすることで係合凹部12bに係合凸部15bを当接させているが、図2(b)で示すように、係合凸部15bの突出長さL1を短くして、その先端が係合凹部12bにまで届かずに、シャフト12の軸径方向に隙間D1を有するものとすることができる。すなわち、係合凸部15bの突出長さL1を調整することで、シャフト12の取付けのし易さと、抜け難さを調整することができる。そのため、攪拌筒部15を製造する金型の修正、変更が容易で、迅速で安価に最適な固定構造を導く粘性流体封入ダンパー11を製造することができる。また、シャフト12と攪拌筒部15との結合が、係合凹部12bと係合凸部15bとの係合に依るところが大であるため、攪拌筒部15の軸対応部15aの内径を厳密に制御する必要がなく内径寸法に幅を持たせることができるため、歩留まりが良い粘性流体封入ダンパー11とすることできる。シャフト12の抜止め突起12cの膨出幅Aをシャフト軸12aの軸径Bよりも小さくした方が好ましいのは、同径の場合に比べてシャフト12を挿入し易くなるからである。このようにしても、係合凹部12bの凹み程度と係合凸部15bの突出程度によって結合強さを調整できるため、結合強さを維持しながら挿入し易さを向上させることができる。
第1実施形態の変更例〔図3,図4〕: 粘性流体封入ダンパー11の攪拌筒部15の材質はゴム状弾性体でなるものとしていたが、図3や図4で示すように、ゴム状弾性体と硬質樹脂との組合体とすることができる。図3で示す粘性流体封入ダンパー21は、攪拌筒部25のシャフト12に接する内側部25fがゴム状弾性体でなり、内側部25fを覆う攪拌筒部25の外側部25gが硬質樹脂でなるものとしている。また、図4で示す粘性流体封入ダンパー31は、攪拌筒部35の内側部35fを硬質樹脂、外側部35gをゴム状弾性体でなるものとしている。但し、粘性流体封入ダンパー31の内側部35fは攪拌筒部35の先端ではゴム状弾性体で覆われずに容器本体の内部に表出している。こうした攪拌筒部25,35の硬質樹脂材は、蓋体16や周壁部13の材料となる硬質樹脂を利用することができる。
粘性流体封入ダンパー21では、外側部25gが硬質樹脂でなるため、内側部25fの係合凸部25bや突起収容部25c、軸対応部25aを形成するゴム状弾性体の変形が外側部25gの硬質樹脂で抑えられるので攪拌筒部がゴム状弾性体のみからなる場合に比べてシャフト12が抜け難い。また、激しい振動によって攪拌筒部25が周壁部13や蓋体16に接触する場合があっても攪拌筒部25が破れ難い。また、粘性流体封入ダンパー31では、攪拌筒部35の内側部35fを形成する係合凸部35bや突起収容部35c、軸対応部35aが硬質樹脂製であるため、攪拌筒部がゴム状弾性体のみからなる粘性流体封入ダンパー11や内側部25fがゴム状弾性体でなる粘性流体封入ダンパー21に比べてシャフト12が抜け難い。
第2実施形態〔図5〕: 第2実施形態のダンパー及びその固定構造を図5で示す。この粘性流体封入ダンパー41の固定構造は、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー11の固定構造と比較するとシャフト42の形状と攪拌筒部45の内側形状が異なっている。また、攪拌筒部45がゴム状弾性体と硬質樹脂との組合体でなる点も異なっている。
シャフト42は、シャフト軸42a、係合凹部42b、抜止め突起42cを有するものであるが、第1実施形態の係合凹部12bが、シャフト軸12aの軸方向に対する垂直方向に凹んでいたのに対し、本実施形態の係合凹部42bではテーパー状に凹んで形成されている。シャフト軸42aに対する抜止め突起42cの交差方向の膨出幅がシャフト軸42aの軸径と同径以下に形成されている点は粘性流体封入ダンパー11と同じである。
こうしたシャフト42に対し、このシャフト42が挿入される攪拌筒部45の内面は、シャフト42のシャフト軸42a、係合凹部42b、抜止め突起42cに相対する形状を有し、シャフト軸42aに対向する軸対応部45a、係合凹部42bと係合する係合凸部45b、抜止め突起42cを収容する突起収容部45cがそれぞれ形成されている。すなわち、攪拌筒部45の内面底側には、シャフト軸42aに交差する方向に内周から突出しシャフト軸42aの軸方向に沿って、係合凹部42bに対応する厚みを設けた係合凸部45bを有している。そして、シャフトの抜止め突起42cの膨出幅がシャフト軸42aの軸径に対し同径以下であるため、係合凸部45bより奥側に位置する突起収容部45cの内径が、係合凸部45bより手前側に位置する差込凹部45の内径、即ち軸対応部45aの内径と同じか小さくなっている。また、円板状の抜止め突起42cに対応して突起収容部45cの底が平坦に形成されている。
シャフト42と接触する攪拌筒部45の内側部45fはゴム状弾性体で形成され、攪拌筒部45の外側部45gは硬質樹脂で形成されている。攪拌筒部45を形成する硬質樹脂は、蓋体16や周壁部13で用いる硬質樹脂を利用することができる。その他の粘性流体封入ダンパー41の構造は第1実施形態の粘性流体封入ダンパー11と同じである。
攪拌筒部45の係合凸部45bが、テーパー状に凹んだ係合凹部42bに相応した形状に形成されているため、製造過程において脱型し易く歩留まりの良い粘性流体封入ダンパー41が得られる。
係合凸部45bの内径と係合凹部42bの外形は図6(a)で示すように略同一とすることで係合凸部45bと係合凹部42bとが係合するものであるが、図6(b)で示すように、係合凸部45bの先端が係合凹部42bにまで届かずに、係合凸部45bと係合凹部42bとの間に隙間D2を有するものとすることができる。係合凸部45b突出長さL2を変えて隙間D2を調整することで、シャフト42の取付け易さと、抜け難さとを調整することができる。このように係合凸部45bの突出長さL2を調整することで、シャフト42の取付け易さと抜け難さを調整することとしたため、攪拌筒部45を製造する金型の修正、変更が容易で、迅速で安価に最適な固定構造を導く粘性流体封入ダンパー41を製造することができる。また、攪拌筒部45の軸対応部45aの内径を厳密に制御する必要がなく内径寸法に幅を持たせることができるため、歩留まりが良い粘性流体封入ダンパー41とすることできる。
第3実施形態〔図7〕: 第3実施形態の粘性流体封入ダンパー51とその固定構造を図7で示す。第3実施形態では第1実施形態と比較して、シャフト52の形状と、そのシャフト52を挿入する攪拌筒部55の内側形状が異なっている。また、攪拌筒部55がゴム状弾性体と硬質樹脂との組合体でなる点も異なっている。
シャフト52は、シャフト軸52a、係合凹部52b、抜止め突起52cを有するものであるが、抜止め突起52cの形状は、係合凹部52bから円板状に膨出する部分とともにシャフト軸方向に向かって円錐状に突出した部分を有している。シャフト軸52aに対する抜止め突起52cの交差方向の膨出幅はシャフト軸52aの軸径と同径以下に形成されている点は第1実施形態と同じである。
こうしたシャフト52に対し、このシャフト52が挿入される攪拌筒部55の内面は、図8(a)で示すように、シャフト軸52a、係合凹部52b、抜止め突起52cに相対する形状に形成されて、シャフト軸52aに対向する軸対応部55a、係合凹部52bと係合する係合凸部55b、抜止め突起52cを収容する突起収容部55cがそれぞれ形成されている。そして、シャフト52と接触する攪拌筒部55の内側部55fはゴム状弾性体で形成され、攪拌筒部55の外側部55gは硬質樹脂で形成されている。本実施形態では、シャフト52の先端が突出しているため、攪拌筒部55への挿入が容易である。
係合凸部55bの内径と係合凹部52bの外形を図8(a)で示すように略同一とすることで係合凹部52bに係合凸部55bを係合させるものであるが、図8(b)で示すように、係合凸部55bの突出長さL3を短くして、その先端が係合凹部52bにまで届かずに、シャフト52の軸径方向で隙間D3を有するものとすることができる。係合凸部55bの突出長さL3を変えて隙間D3を調整することで、シャフト52の取付け易さと、抜け難さを調整することができる。このように係合凸部55bの突出長さL3を調整することで、シャフト52の取付け易さと抜け難さを調整することとしたため、攪拌筒部55を製造する金型の修正、変更が容易で、迅速で安価に最適な固定構造を導く粘性流体封入ダンパー51を製造することができる。また、攪拌筒部55の軸対応部55aの内径寸法に幅を持たせることができ、歩留まりが良い粘性流体封入ダンパー51とすることできる。
その他の変形例〔図9,図10,図11〕: 粘性流体封入ダンパー11,21,31,41,51の攪拌筒部15,25,35,45,55以外の部分については、例えば、図9で示す粘性流体封入ダンパー61のように周壁部63に凹み部63aを設け、支持体又は被支持体に嵌め込むようにすることができる。さらに、粘性流体封入ダンパー11,21,31,41,51,61のような粘性流体17を含むダンパーではなく、図10で示すように、係合凹部75で支持体又は被支持体の何れか一方から突出するシャフト12と係合し、支持体又は被支持体の何れか他方に対して凹み部72aで係合するような粘性流体17を含まないダンパー71であっても良い。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー11とその固定構造において、シャフト軸12aと攪拌筒部15の軸対応部15aとは当接することが好ましいが、図11で示すように、シャフト軸12aと軸対応部15aとが当接せず隙間Eを有するものとすることができる。シャフト12と攪拌筒部15との結合力の大部分を係合凹部12bと係合凸部15bとの結合力に委ねることが可能だからである。
図12で示すように、シャフト12,42,52に変えて、係合凹部を複数設けて第1係合凹部82b1、第2係合凹部82b2が存在するシャフト82であっても良く、それに対応するように、攪拌筒部15,25,35,45,55に変えて係合凸部を複数設けて、第1係合凸部85b1、第2係合凸部85b2が存在する攪拌筒部85とすることができる。係合凹部82b1,82b2や係合凸部85b1,85b2を複数備えることにより、シャフトと攪拌筒部との結合をより強固なものとすることができる。
シャフト軸12a,42a,52a,82aは、その先端から手前側に向かって軸径が同一ではなく、先端側の軸径を短くしたテーパ状に形成することもできる。
図13には攪拌筒部15の変形例を示す。係合凸部は攪拌筒部15の内面からシャフト15方向に均等に突出している必要はなく、図13で示す攪拌筒部95の係合凸部95bのように、攪拌筒部95の内面の一部から部分的に突出しているものであっても、シャフト12の係合凹部12bと係合し、シャフト12の抜けを防止できる程度に突出しているものであれば良い。他の実施形態の係合凸部に対しても同様に変更可能である。また、攪拌筒部15,25,35,45,55の係合凸部15b,25b,35b,45b,55bのシャフト軸12a,42a,52a,82aの軸方向の長さを、対応するシャフト12,42,52,82の係合凹部12b,42b,52b,82b1,82b2の軸方向深さよりも長めにすることができる。こうすることにより、シャフトの攪拌筒部への結合力を高めることができる。
なお、粘性流体封入ダンパー11,21,31,41,51,61,71の係合凸部15b,25b,35b,45b,55b,65b,75bや、シャフト12の係合凹部12b,22b,32b,42b,52b,62b,72bの形状など図面上では角が尖ったものとして表現した部分は、安全性や製造上の観点からコーナー部分を縁取りするなどして丸みを帯びた形状とすることが可能である。
第1実施形態による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の断面図。 図1の粘性流体封入ダンパーの攪拌筒部とシャフトとの接触部分の部分拡大断面図。 第1実施形態の変形例による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の断面図。 第1実施形態の別の変形例による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の断面図。 第2実施形態による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の断面図。 図5の粘性流体封入ダンパーの攪拌筒部とシャフトとの接触部分の部分拡大断面図。 第3実施形態による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の断面図。 図7の粘性流体封入ダンパーの攪拌筒部とシャフトとの接触部分の部分拡大断面図。 実施形態の変更例による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の断面図。 実施形態の別の変更例による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の断面図。 第1実施形態のまた別の変形例による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の攪拌筒部とシャフトとの接触部分の拡大断面図。 実施形態のさらに別の変形例による粘性流体封入ダンパー及びその取付構造の攪拌筒部ととシャフトとの接触部分の拡大断面図。 実施形態のまたさらに別の変形例であり図13(a)はその粘性流体封入ダンパーの攪拌筒部の平面図、図13(b)は図13(a)のSA−SA線断面図。 従来の粘性流体封入ダンパーとその取付構造の断面図。 図15で示した従来の粘性流体封入ダンパーにシャフトを誤って挿入する場合の模式断面図。
符号の説明
1 粘性流体封入ダンパー(従来例)
2 周壁部
3 可撓膜部
4 攪拌筒部
4a シャフト挿入口
5 粘性流体
6 筐体
7 シャフト
7a シャフト軸
7b 先端部
11,21,31,41,51,61,71,81 粘性流体封入ダンパー
12,42,52,82 シャフト
12a,42a,52a,82a シャフト軸
12b,42b,52b 係合凹部
82b1 第1係合凹部
82b2 第2係合凹部
12c,42c,52c 抜止め突起
82c1 第1抜止め突起
82c2 第2抜止め突起
13,63 周壁部
63a 凹み部
14 可撓膜部
15,25,35,45,55,85,95 攪拌筒部
15a,25a,35a,45a,55a,85a 軸対応部
15b,25b,35b,45b,55b 係合凸部
85b1 第1係合凸部
85b2 第2係合凸部
15c,25c,35c,45c,55c 突起収容部
85c1 第1突起収容部
85c2 第2突起収容部
15d,25d,35d,45d,55d シャフト挿入口
25f,35f,45f,55f 内側部
25g,35g,45g,55g 外側部
16 蓋体
17 粘性流体
72a 凹み部
75 係合凹部
A (抜止め突起の)膨出幅
B (シャフト軸の)軸径
C (抜止め突起の)厚さ
D1,D2,D3 (係合凹部と係合凸部の)隙間
L1,L2,L3 (係合凸部の)突出長さ
E (シャフト軸と軸対応部との間の)隙間
T1 (係合凸部の)厚さ
T2 (抜止め突起の)厚さ
U (突起収容部の)厚さ

Claims (11)

  1. 支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパーにおいて、
    支持体または被支持体から突出してダンパーに接続するシャフトを差し込ませて保持する差込凹部を備え、該差込凹部にその内周面から内向きに突き出す係合凸部を有することを特徴とするダンパー。
  2. 係合凸部が、前記シャフトのくびれ部分である係合凹部に係合するものである請求項1記載のダンパー。
  3. シャフトの係合凹部の先に突き出した抜止め突起を収容する突起収容部を前記差込凹部に有し、係合凸部より奥側に位置する突起収容部の内径が、係合凸部より手前側に位置する差込凹部の内径と同じか小さい請求項2記載のダンパー。
  4. 突起収容部の底が平坦である請求項3記載のダンパー。
  5. 振動減衰に作用する粘性流体と、粘性流体を封入する密閉容器とを備え、前記差込凹部が密閉容器に設けられてその内部に突き出して粘性流体を攪拌する攪拌筒部である請求項1〜請求項4何れか1項記載のダンパー。
  6. 係合凸部がゴム状弾性体でなり、該係合凸部を外側から覆う硬質樹脂部を差込凹部に有する請求項1〜請求項5何れか1項記載のダンパー。
  7. 係合凸部が硬質樹脂でなる請求項1〜請求項5何れか1項記載のダンパー。
  8. 支持体と被支持体との間で伝達する振動を減衰するダンパーを支持体又は被支持体から突出してダンパーに差し込ませるシャフトに固定するダンパーの固定構造において、
    シャフトがくびれ部分である係合凹部を有し、
    ダンパーが該シャフトを差し込ませて保持する差込凹部を有し、該差込凹部にその内周面から内向きに突出する係合凸部を備え、
    係合凸部が係合凹部に係合することを特徴とするダンパーの固定構造。
  9. シャフトが係合凹部の先に突き出した抜止め突起を有し、該抜止め突起の幅がシャフトの軸径と同じかそれより小さい請求項8記載のダンパーの固定構造。
  10. シャフトの先端が平坦である請求項8または請求項9記載のダンパーの固定構造。
  11. ダンパーが請求項1〜請求項7何れか1項記載のダンパーである請求項8〜請求項10何れか1項記載のダンパーの固定構造。
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