JP2007162713A - 粘性流体封入ダンパー - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク装置の内部を省スペース化してその小型化に寄与できる粘性流体封入ダンパーの提供。
【解決手段】粘性流体封入ダンパー12は、密閉容器3の内部にメカニカルシャーシ6の荷重を弾発的に支持する圧縮コイルばね13を備える。よって吊下げばねを併用しなくても、メカニカルシャーシ6を支持することができ、ディスク装置19を小型化するのに寄与できる。また、密閉容器3をディスク装置19に固定すると、可撓部4が原形状に復元して蛇腹部20を形成する。よって攪拌筒部5は蛇腹部20によって浮動支持されて三次元方向へ無理なく動くことができ、圧縮コイルばね13は粘性流体10に対して抵抗体となったり粘性流体10を攪拌したりして粘性流体10の粘性抵抗を生じ、優れた振動減衰効果を発揮できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車載用、民生用を含めた音響機器、映像機器、情報機器、各種精密機器などに用いられるCD、CD−ROM、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、光磁気ディスクなどのディスク状記録媒体(以下、ディスクという。)を再生するディスク装置に備える振動減衰装置に関し、特にディスク装置の筐体に内蔵され、ディスクの再生機構を備えるメカニカルシャーシの振動を減衰する粘性流体封入ダンパーに関する。
ディスク装置は、振動がメカニカルシャーシに作用すると、ディスクからの記録データの読取りにエラーが生じることがある。このためメカニカルシャーシ(被支持体)とメカニカルシャーシを内蔵する筐体(支持体)との間には、振動減衰作用をもつ粘性流体封入のダンパーを介在させている。
このような一従来例による粘性流体封入ダンパー1は、例えば図20で示すように、ディスク装置2に対して、密閉容器3を構成するゴム状弾性体でなる蛇腹形状の可撓部4に攪拌筒部5が形成されており、ここにメカニカルシャーシ6の取付シャフト7が挿入されて固定される。また密閉容器3を構成する蓋部8は、蓋部8の孔8aに貫入する取付ねじNによって筐体9に対して固定される。こうして粘性流体封入ダンパー1はメカニカルシャーシ6と筐体9に取付けられる。そして、密閉容器3に封入した粘性流体10を攪拌筒部5が攪拌することで振動が減衰される。またメカニカルシャーシ6には、一端を筐体9に取付けた吊下げばね11の他端が取付けられており、この吊下げばね11によって筐体9の内部に浮動状態で支持されている(特許文献1、特許文献2)。
特開2000−220681号公報(図3) 特開2001−271867号公報(図9)
ところで、ディスク装置2は、取付けスペースを小さくするために、より一層の小型化、薄型化が求められている。その一つの方法としてメカニカルシャーシ6と筐体9との隙間をより小さく設定して省スペース化することが検討されている。その具体的な方法は、例えば図20で示す吊下げばね11の使用を廃止したり、支持力に乏しい小さな吊下げばね11を使うようにして、省スペース化を実現することが求められている。しかしながら、図21で示すように固定される従来の粘性流体封入ダンパー1は、吊下げばね11を除去したり小さくして支持力が低下すると、図22で示すようにメカニカルシャーシ6の重量を矢示方向Xに受けて可撓部4の蛇腹形状が潰れてしまい、粘性流体封入ダンパー1本来の最適な振動減衰性能が発揮できなくなる。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明で、その目的は、ディスク装置の内部を省スペース化してその小型化に寄与できる粘性流体封入ダンパーを提供することにある。
そして、上記目的を達成する本発明は、以下のように構成される。
すなわち本発明は、支持体と被支持体とに固定する密閉容器と、前記密閉容器に封入する粘性流体と、を備えており、前記密閉容器には粘性流体を攪拌する攪拌部と、前記攪拌部を浮動支持するゴム状弾性体でなる可撓部と、を有しており、そして被支持体の振動を攪拌部により攪拌される粘性流体の粘性抵抗によって減衰する粘性流体封入ダンパーについて、前記密閉容器の内部に被支持体の荷重を弾発的に支持する弾性部材を備えることを特徴とする粘性流体封入ダンパーを提供する。
本発明では、密閉容器の内部に被支持体の荷重を弾発的に支持する弾性部材を備えている。このため、従来例のような被支持体を浮動状態にする吊下げばねの使用を廃止したり、支持力に乏しい小さな吊下げばねを使用する場合でも、被支持体を支持することが可能である。よって省スペース化を実現することができる。また弾性部材は、粘性流体に対して抵抗体となったり粘性流体を攪拌したりして粘性流体の粘性抵抗を生じさせるため、優れた振動減衰効果を発揮できる。
また、前記目的を達成すべく本発明は、以下の粘性流体封入ダンパーを提供する。
第1の本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記可撓部は、前記密閉容器の非固定時には前記弾性部材の付勢を受けて伸長しており、前記密閉容器を前記支持体と被支持体に固定すると、原形状に復元して蛇腹部を形成するものである。ここでいう「原形状に復元」には、完全に原形状に復元する場合だけでなく、実質的に原形状に復元する場合も含まれる。
第2の本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記可撓部は、前記密閉容器の非固定時には内方にくびれる湾曲形状であり、前記密閉容器を前記支持体と被支持体に固定すると、被支持体の荷重を受けて攪拌部が密閉容器の内方へ入り込み内方にくびれる湾曲形状が潰れることで蛇腹部を屈曲形成するものである。
これら第1、第2の本発明は、密閉容器を支持体と被支持体に固定すると、可撓部が蛇腹部を形成するため、攪拌部が蛇腹部によって浮動支持され、三次元方向に無理なく動くことができる。よって攪拌部が粘性流体を攪拌し優れた振動減衰効果を発揮できる。また第2の発明では、密閉容器の非固定時に可撓部が伸長していない。このため非固定時の状態で放置されても可撓部の強度が劣化し難く、固定(実装)時において可撓部が破れ難い。よって可撓部の耐久性を維持できる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記攪拌部の外周の基端に、前記弾性部材の一端を受ける当接部を有している。弾性部材が可撓部と直接接触していると弾性部材と可撓部の擦れによって可撓部を破損してしまうが、弾性部材が当接部に接触しているため弾性部材による可撓部の破損を回避できる。よって、可撓部の耐久性を高めることができる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記当接部が硬質材でなるため、当接部に剛性があり、弾性部材との接触による当接部の破損を防止できる。よって密閉容器の耐久性を高めることができる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記攪拌部の外周面に硬質樹脂でなる被覆部を設けている。したがって剛性のある被覆部によって攪拌部の外面が保護されるため、弾性部材との接触による攪拌部の破損を防止できる。また攪拌部に収容凹部を設け、その収容凹部に支持体又は被支持体の取付シャフトを挿入した場合、収容凹部が取付シャフトによって被支持体の荷重を受けるが、被覆部が収容凹部を外面から保護しているため、収容凹部が変形せず収容凹部の破損を防止できる。また、仮に収容凹部に破損が生じても被覆部によって覆われているので収容凹部への粘性流体の液洩れを防止できる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記当接部が係止溝であるため、弾性部材の一端を確実に固定することができる。よって密閉容器が振幅を受けて大きく変形しても、弾性部材の一端が係止溝から外れず、弾性部材は確実に被支持体の荷重を支持できる。したがって蛇腹部の形状を維持でき、攪拌部が粘性流体を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、密閉容器における前記攪拌部の対向面に、前記弾性部材の他端を位置決めする係合部を有する。つまり、弾性部材の他端が係合部で固定されている。このため、三次元方向に被支持体の荷重がかかっても、弾性部材の他端が攪拌部の対向面上で滑ることがなく、弾性部材が被支持体の荷重を支持できる。よって蛇腹部の形状を維持でき、攪拌部が粘性流体を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記弾性部材がコイルばねであるため、三次元方向に対して弾発的な支持力を発揮できる。よって攪拌部が三次元方向に動いても蛇腹部の形状を維持することが可能となる。したがって攪拌部が粘性流体を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記密閉容器に前記コイルばねの他端が内接する周壁部を設けている。つまり、コイルばねの他端が周壁部により外周を抑えられている。このため、密閉容器が振幅を受けて大きく変形しても、コイルばねの他端が攪拌部の対向面上で滑ることがなく、コイルばねが被支持体の荷重を支持できる。よって蛇腹部の形状を維持でき、攪拌部が粘性流体を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
本発明は前記粘性流体封入ダンパーについて、前記弾性部材が、前記攪拌部の基端側と前記密閉容器における前記攪拌部の対向面との間で弾発的に突っ張る複数本の弾性アーム片である。このため、攪拌部が三次元方向に動いても、弾性アーム片が被支持体を弾発的に支持することができ蛇腹部の形状を維持することが可能となる。したがって攪拌部が粘性流体を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。また弾性アーム片に、これら弾性アーム片の一端を連結するリング部を備えれば、リング部を攪拌部に挿嵌するだけで、簡単に弾性アーム片を装着できる。さらに攪拌部の対向面を構成する壁部と一体にすれば、別部材として弾性アーム片を用意する必要がなく、粘性流体封入ダンパーの構成部品を削減できる。
本発明の粘性流体封入ダンパーによれば、密閉容器の内部に被支持体の荷重を弾発的に支持する弾性部材を備えているため、従来例のような被支持体を浮動状態にする吊下げばねの使用を廃止したり、支持力に乏しい小さな吊下げばねを使用する場合でも、被支持体を支持することが可能である。よって省スペース化を実現することができ、ディスク装置を小型化するのに寄与できる。また弾性部材は、粘性流体に対して抵抗体となったり粘性流体を攪拌したりして粘性流体の粘性抵抗を生じさせるため、優れた振動減衰効果を発揮できる。
以下、本発明の実施形態の例について図面を参照しつつ説明する。なお、各実施形態で共通する構成については、同一符号を付して重複説明は省略する。
第1実施形態〔図1〜図4〕
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12は、密閉容器3の内部に粘性流体10と圧縮コイルばね13を有する構成である。密閉容器3は、容器本体14と別体に成形した蓋体15とを固着して形成したものである。
容器本体14は、図2で示すように、中空で下端が開口しており、可撓部4、攪拌筒部5、周壁部16で構成されている。このうち周壁部16は、熱可塑性樹脂の硬質樹脂で筒状に形成され、上端を可撓部4が閉塞している。可撓部4は、熱可塑性エラストマーのゴム状弾性体でなり圧縮コイルばね13の弾発的な付勢を受けて上方に伸長している。そして可撓部4には密閉容器3の内部に突出する底付き円筒状で攪拌筒部5が一体形成されている。攪拌筒部5の内面はメカニカルシャーシ6から突出する取付シャフト7を収容する収容凹部17となっている。また攪拌筒部5の外周面の基端には圧縮コイルばね13の上端を受ける「当接部」としての環状のリブ18が突設されている。以上の可撓部4、攪拌筒部5、周壁部16は二色成形で形成されている。
蓋体15は、硬質樹脂でなり筐体9に固定する際に取付ねじNを貫入する孔15aが形成されている。蓋体15は周壁部16の下端と超音波融着により固着されており、周壁部16の下端を閉塞している。
圧縮コイルばね13は、上端の外周より下端の外周が大きい山形タイプであって、上端が前述のようにリブ18に当接しており、下端は攪拌筒部5の「対向面」となる蓋体15の内面に当接するとともにその外周が周壁部16と内接している。
次に、本実施形態の粘性流体封入ダンパー12を固定したディスク装置19及び固定した粘性流体封入ダンパー12を説明する。
ディスク装置19は、図1で示すように、メカニカルシャーシ6と、メカニカルシャーシ6を内蔵する筐体9と、メカニカルシャーシ6と筐体9の間に介在する粘性流体封入ダンパー12とで構成されている。従来例の図20で示すような吊下げばね11は備えていない。
粘性流体封入ダンパー12は、ディスク装置19に固定されると、メカニカルシャーシ6の荷重を受けて圧縮コイルばね13が圧縮し、伸びていた可撓部4が図4で示すような原形状に復元して蛇腹部20を形成する。
次に、粘性流体封入ダンパー12を構成する各部材の材質を説明する。なお、以下の説明は後述の各実施形態についても共通である。
可撓部4、攪拌筒部5を構成する「ゴム状弾性体」の材質は、減衰効果を有する合成ゴム、熱可塑性エラストマーが好ましい。例えば、合成ゴムは、ブチルゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム等が挙げられ、熱可塑性エラストマーは、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
蓋体15、周壁部16を構成する「硬質樹脂」の材質は、機械的強度、耐熱性、耐久性、寸法精度、信頼性等の要求性能、及び軽量化や加工性により、熱可塑性樹脂が好ましい。例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル・スチレン・アクリレート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリウレタン樹脂、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂、あるいはこれらの複合樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂に粉末形状や繊維形状の金属、ガラス、フィラー等の充填剤を添加し、寸法精度や耐熱性の更なる向上もできる。なお、硬質樹脂に熱可塑性樹脂を用いてゴム状弾性体に熱可塑性エラストマーを用いた場合、二色成形が可能となる。
粘性流体10の材質は、液体、あるいは液体に反応、溶解しない固体粒子を添加したものが好ましい。例えば、シリコーン系オイル、パラフィン系オイル、エステル系オイル、液状ゴム等の液体、あるいはこれら液体に反応、溶解しない固体粒子を添加したものが挙げられる。なかでも、液体として、温度依存性、耐熱性、信頼性等の要求性能により、シリコーン系オイルが好ましく、具体的には、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル等が挙げられ、これらシリコーン系オイルに反応、溶解しない固体粒子としては、シリコーンレジン粉末、ポリメチルシルセスキオキサン粉末、湿式シリカ、乾式シリカ、ガラスビーズ、ガラスバルーン等、又はこれらの表面処理品等が挙げられ、これらを単独もしくは複数組合せて用いる。
圧縮コイルばね13の材質は、弾性力が衰えにくく粘性流体に溶解しないものが使用される。例えば金属製、セラミック製、樹脂製のものを使用することができる。
次に、本実施形態の作用・効果を説明する。
粘性流体封入ダンパー12によれば、密閉容器3の内部にメカニカルシャーシ6の荷重を弾発的に支持する圧縮コイルばね13を備えている。このため、図20で示す従来例のような吊下げばね11を併用しなくても、メカニカルシャーシ6を支持することが可能である。よって吊下げばね11の取付スペースを削除でき、ディスク装置19を小型化するのに寄与できる。また圧縮コイルばね13は、粘性流体10に対して抵抗体となったり粘性流体10を攪拌したりして粘性流体10の粘性抵抗を生じさせるため、優れた振動減衰効果を発揮できる。
また本発明によれば、密閉容器3をメカニカルシャーシ6と筐体9に固定すると、可撓部4が原形状に復元して蛇腹部20を形成する。このため、攪拌筒部5が蛇腹部20によって浮動支持されて三次元方向へ無理なく動くことができる。こうして攪拌筒部5が粘性流体10を攪拌することで優れた振動減衰効果を発揮できる。
攪拌筒部5の外周の基端に、圧縮コイルばね13の上端を受ける環状のリブ18を突設している。圧縮コイルばね13が可撓部4と直接接触していると圧縮コイルばね13と可撓部4の擦れによって可撓部4を破損するおそれがあるが、圧縮コイルばね13が環状のリブ18に接触しているため圧縮コイルばね13による可撓部4の破損のおそれを回避できる。よって、可撓部4の耐久性を高めることができる。
圧縮コイルばね13は、三次元方向に対して弾性的な支持力を発揮できる。このため攪拌筒部5が三次元方向に動いても、メカニカルシャーシ6を弾性支持でき、蛇腹部20の形状を維持することが可能となる。よって攪拌筒部5が粘性流体10を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
また圧縮コイルばね13の下端が周壁部16に内接している。つまり、圧縮コイルばね13の下端の動きが周壁部16により規制されている。このため、密閉容器3が振幅を受けて大きく変形しても、圧縮コイルばね13の下端が蓋体15の内面上で滑ることがなく、圧縮コイルばね13がメカニカルシャーシ6の荷重を支持できる。よって蛇腹部20の形状を維持でき、攪拌筒部5が粘性流体を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
第2実施形態〔図5,図6〕
第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21が、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と異なるのは、リブ18と攪拌筒部22の構成である。残余の構成は第1実施形態と同じである。
攪拌筒部22は、ゴム状弾性体でなる攪拌筒部5の外面に硬質樹脂でなる被覆部23を設けている。この被覆部23のうち攪拌筒部5の基端側には、圧縮コイルばね13の上端を受ける「当接部」としての環状のリブ18が突設されている。
ディスク装置19に固定した粘性流体封入ダンパー21は、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と同様であり、メカニカルシャーシ6の荷重を受けて圧縮コイルばね13が圧縮し、伸びていた可撓部4が図4で示すような原形状に復元して蛇腹部20を形成する。
第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21は、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と同様に、圧縮コイルばね13でメカニカルシャーシ6を支持することで吊下げばね11を廃止しディスク装置19の小型化に寄与でき、攪拌筒部22を蛇腹部20によって浮動支持することで優れた振動減衰効果を発揮できるほか、さらに次の作用・効果を発揮する。
粘性流体封入ダンパー21によれば、リブ18が硬質樹脂でなるため、リブ18に剛性があり、圧縮コイルばね13との接触によるリブ18の破損を防止できる。よって密閉容器3の耐久性を高めることができる。
被覆部23は、剛性があり攪拌筒部5の外面が保護されるため、圧縮コイルばね13との接触による攪拌筒部5の破損を防止できる。また収容凹部17が取付シャフト7によってメカニカルシャーシ6の荷重を受けるが、被覆部23が収容凹部17を外面から保護しているため、収容凹部17が変形せず収容凹部17の破損を防止できる。また、仮に収容凹部17に破損が生じても被覆部23によって覆われているので収容凹部17への粘性流体10の液洩れを防止できる。
第3実施形態〔図7,図8〕
第3実施形態の粘性流体封入ダンパー24が、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と異なるのは、攪拌筒部22の「当接部」としての係止溝25の構成と圧縮コイルばね13の下端外周が周壁部16に接していない点である。残余の構成は第2実施形態と同じである。
攪拌筒部22は、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と同様に、攪拌筒部5の外周面に被覆部23を設けているが、被覆部23のうち攪拌筒部5の基端側には「当接部」としての環状の係止溝25が形成されている。
圧縮コイルばね13は上端が係止溝25に係止しており、下端は攪拌筒部22との「対向面」となる蓋体15の内面に当接している。
ディスク装置19に固定した粘性流体封入ダンパー24は、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と同様であり、メカニカルシャーシ6の荷重を受けて圧縮コイルばね13が圧縮し、伸長していた可撓部4が図4で示すような原形状に復元して蛇腹部20を形成する。
第3実施形態の粘性流体封入ダンパー24は、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と同様に、圧縮コイルばね13でメカニカルシャーシ6を支持することで吊下げばね11を廃止しディスク装置19の小型化に寄与でき、攪拌筒部22を蛇腹部20によって浮動支持することで優れた振動減衰効果を発揮でき、被覆部23で収容凹部17の破損を防止できるほか、さらに次の作用・効果を発揮する。
粘性流体封入ダンパー24によれば、「当接部」が係止溝25であるため、圧縮コイルばね13の上端を確実に固定することができる。よって密閉容器3が振幅を受けて大きく変形しても、圧縮コイルばね13の上端が係止溝25から外れず、圧縮コイルばね13は確実にメカニカルシャーシ6の荷重を支持できる。したがって蛇腹部20の形状を維持でき、攪拌筒部22が粘性流体10を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
第4実施形態〔図9,図10〕
第4実施形態の粘性流体封入ダンパー26が、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と異なるのは、圧縮コイルばね27の構成である。残余の構成は第2実施形態と同じである。
圧縮コイルばね27は、前述の圧縮コイルばね13と同様に山形タイプであるが、下端及び下端側の外周が周壁部16に内接している。
ディスク装置19に固定した粘性流体封入ダンパー26は、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と同様であり、メカニカルシャーシ6の荷重を受けて圧縮コイルばね27が圧縮し、伸長していた可撓部4が図4で示すような原形状に復元して蛇腹部20を形成する。
第4実施形態の粘性流体封入ダンパー26は、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と同様に、圧縮コイルばね27でメカニカルシャーシ6を支持することで吊下げばね11を廃止しディスク装置19の小型化に寄与でき、攪拌筒部22を蛇腹部20によって浮動支持することで優れた振動減衰効果を発揮でき、リブ18で密閉容器3の耐久性を高めることができ、被覆部23で収容凹部17の破損を防止できるほか、さらに次の作用・効果を発揮する。
粘性流体封入ダンパー26によれば、圧縮コイルばね27の下端及び下端側の外周が周壁部16に内接しているため、第1〜第3実施形態の圧縮コイルばね13に比べてより上端の近くまで動きが規制される。よって圧縮コイルばね27の軸心に対する横方向の弾性力が前述の圧縮コイルばね13よりも強くなり、圧縮コイルばね27の上端側が静止状態の初期位置からぶれにくく、またぶれたとしても早期に初期位置へと復帰させてメカニカルシャーシ6の荷重を支持することが可能である。したがって蛇腹部20の形状を維持し易く、攪拌筒部22が粘性流体10を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
第5実施形態〔図11,図12〕
第5実施形態の粘性流体封入ダンパー28が、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と異なるのは、蓋体15の構成と圧縮コイルばね13の下端外周が周壁部16に接していない点である。残余の構成は第2実施形態と同じである。
蓋体15は、密閉容器3の内面に「係合部」としての係合溝29を形成している。この係合溝29には圧縮コイルばね13の下端が係合している。
ディスク装置19に固定した粘性流体封入ダンパー28は、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と同様であり、メカニカルシャーシ6の荷重を受けて圧縮コイルばね13が圧縮し、伸長していた可撓部4が図4で示すような原形状に復元して蛇腹部20を形成する。
第5実施形態の粘性流体封入ダンパー28は、第2実施形態の粘性流体封入ダンパー21と同様に、圧縮コイルばね13でメカニカルシャーシ6を支持することで吊下げばね11を廃止しディスク装置19の小型化に寄与でき、攪拌筒部22を蛇腹部20によって浮動支持することで優れた振動減衰効果を発揮でき、リブ18で密閉容器3の耐久性を高めることができ、被覆部23で収容凹部17の破損を防止できるほか、さらに次の作用・効果を発揮する。
粘性流体封入ダンパー28によれば、圧縮コイルばね13の下端が係合溝29に係合しているため、三次元方向にメカニカルシャーシ6の荷重がかかっても、圧縮コイルばね13の下端が蓋体15の内面で滑ることがなく、圧縮コイルばね13がメカニカルシャーシ6の荷重を支持できる。よって蛇腹部20の形状を維持でき、攪拌筒部22が粘性流体10を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。
第6実施形態〔図13〜図15〕
第6実施形態の粘性流体封入ダンパー30が、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と異なるのは、蓋体31の構成と圧縮コイルばね13の使用を廃止している点である。残余の構成は第1実施形態と同じである。
蓋体31には、密閉容器3の内面から対向する攪拌筒部5の基端に突設したリブ18に向かって弾性アーム片32が形成されている。本実施形態では、図15で示すように、弾性アーム片32は4本あり、これらの先端はリング33で連結されている。このリング33には攪拌筒部5が挿嵌されており、リブ18に当接している。本実施形態ではこのような4本の弾性アーム片32及びリング33が「弾性部材」を構成している。そして弾性アーム片32が弾発的に突っ張ることで可撓部4を上方へ伸長させている。
ディスク装置19に固定した粘性流体封入ダンパー30は、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と同様であり、メカニカルシャーシ6の荷重を受けて弾性アーム片32が湾曲し、伸長していた可撓部4が図4で示すような原形状に復元して蛇腹部20を形成する。
第6実施形態の粘性流体封入ダンパー30は、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と同様に、攪拌筒部5を蛇腹部20によって浮動支持することで優れた振動減衰効果を発揮でき、リブ18で密閉容器3の耐久性を高めることができるほか、さらに次の作用・効果を発揮する。
粘性流体封入ダンパー30によれば、密閉容器3の内部にメカニカルシャーシ6の荷重を弾発的に支持する弾性アーム片32を備えている。このため、図20で示す従来例のような吊下げばね11を併用しなくても、メカニカルシャーシ6を支持することが可能である。よって吊下げばね11の取付スペースが削除でき、ディスク装置19を小型化するのに寄与できる。また弾性アーム片32は、粘性流体10に対して抵抗体となって粘性流体10の粘性抵抗を生じるため、優れた振動減衰効果を発揮できる。
4本の弾性アーム片32は、先端がリング33で連結されているため、相互に影響しながら一体物としてメカニカルシャーシ6を支持する。このため、攪拌筒部5が三次元方向に動いても、弾性アーム片32がメカニカルシャーシ6を弾性的に支持することができ、蛇腹部20の形状を維持することが可能となる。したがって攪拌筒部5が粘性流体10を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。また弾性アーム片32はリング33を攪拌筒部5に挿嵌するだけで簡単に装着することができる。
また、弾性アーム片32は、攪拌筒部5の対向面を構成する蓋体15と一体であるため、密閉容器3が振幅を受けて大きく変形しても、蓋体15の内面上で滑ることがなく、弾性アーム片32がメカニカルシャーシ6の荷重を支持できる。よって蛇腹部20の形状を維持でき、攪拌筒部5が粘性流体を攪拌して優れた振動減衰効果を発揮できる。さらに別部材として弾性アーム片32を用意する必要がなく、粘性流体封入ダンパー30の構成部品を削減できる。
第7実施形態〔図16〜図18〕
第7実施形態の粘性流体封入ダンパー34が、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と異なるのは、容器本体14の可撓部35の構成である。残余の構成は第1実施形態と同じである。
可撓部35は、図18で示すように、ゴム状弾性体でなり内方にくびれる湾曲形状に形成されている。したがって前述の各実施形態の可撓部4のように、ディスク装置19への非固定時に圧縮コイルばね13の付勢を受けて上方に伸長しているものとは異なっている。
ディスク装置19に固定した粘性流体封入ダンパー34は、メカニカルシャーシ6の荷重を受けて圧縮コイルばね13が圧縮し、攪拌筒部5が密閉容器3の内方に入り込み内方にくびれる湾曲形状が潰れることで蛇腹部20を屈曲形成する。
第7実施形態の粘性流体封入ダンパー34は、第1実施形態の粘性流体封入ダンパー12と同様に、圧縮コイルばね13でメカニカルシャーシ6を支持することで吊下げばね11を廃止しディスク装置19の小型化に寄与でき、攪拌筒部5を蛇腹部20によって浮動支持することで優れた振動減衰効果を発揮でき、リブ18で密閉容器3の耐久性を高めることができるほか、さらに次の作用・効果を発揮する。
粘性流体封入ダンパー34によれば、密閉容器3の非固定時に可撓部35が伸長していないため、非固定時の状態で放置されても可撓部35の強度が劣化し難く、固定(実装)時において可撓部35が破れ難い。よって可撓部35の耐久性を維持できる。なお、第2実施形態〜第6実施形形態の各粘性流体封入ダンパーにおいても、本実施形態と同様に可撓部4を可撓部35に変更する構成が可能である。このときは各実施形態について本実施形態と同様の作用・効果を発揮することができる。
各実施形態に共通の変形例
第1実施形態〜第5実施形態及び第7実施形態では、「弾性部材」として図19(A)で示すように、山形タイプの圧縮コイルばね13を例示したが、ストレートタイプ図19(B)、樽形タイプ(C)のものとしてもよい。
第1実施形態〜第7実施形態では吊下げばね11の使用を完全に廃止するディスク装置19を例示したが、支持力に乏しい小さな吊下げばね11を併用して、メカニカルシャーシ6を支持することも可能である。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパーを取付けたディスク装置の説明図。 第1実施形態の粘性流体封入ダンパーの断面図。 第1実施形態の粘性流体封入ダンパーの取付け拡大断面図。 第1実施形態の容器本体の説明図。 第2実施形態の粘性流体封入ダンパーの断面図。 第2実施形態の粘性流体封入ダンパーの取付け拡大断面図。 第3実施形態の粘性流体封入ダンパーの断面図。 第3実施形態の粘性流体封入ダンパーの取付け拡大断面図。 第4実施形態の粘性流体封入ダンパーの断面図。 第4実施形態の粘性流体封入ダンパーの取付け拡大断面図。 第5実施形態の粘性流体封入ダンパーの断面図。 第5実施形態の粘性流体封入ダンパーの取付け拡大断面図。 第6実施形態の粘性流体封入ダンパーの断面図。 第6実施形態の粘性流体封入ダンパーの取付け拡大断面図。 第6実施形態の弾性アーム片を一体に設けた蓋体の説明図。 第7実施形態の粘性流体封入ダンパーの断面図。 第7実施形態の粘性流体封入ダンパーの取付け拡大断面図。 第7実施形態の容器本体の説明図。 圧縮コイルばねであり、分図(A)は山形タイプ、分図(B)はストレートタイプ、分図(C)は樽形タイプの説明図。 一従来例のディスク装置の説明図。 吊下げばねを併設するディスク装置に取付けた従来例の粘性流体封入ダンパーの拡大断面図。 吊下げばねを取除いたディスク装置に取付けた従来例の粘性流体封入ダンパーの拡大断面図。
符号の説明
1 粘性流体封入ダンパー(一従来例)
2 ディスク装置
3 密閉容器
4 可撓部
5 攪拌筒部
6 メカニカルシャーシ
7 取付シャフト
8 蓋部
8a 孔
9 筐体
10 粘性流体
11 吊下げばね
12 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態)
13 圧縮コイルばね
14 容器本体
15 蓋体
15a 孔
16 周壁部
17 収容凹部
18 リブ
19 ディスク装置
20 蛇腹部
21 粘性流体封入ダンパー(第2実施形態)
22 攪拌筒部
23 被覆部
24 粘性流体封入ダンパー(第3実施形態)
25 係止溝
26 粘性流体封入ダンパー(第4実施形態)
27 圧縮コイルばね
28 粘性流体封入ダンパー(第5実施形態)
29 係合溝
30 粘性流体封入ダンパー(第6実施形態)
31 蓋体
31a 孔
32 弾性アーム片
33 リング
34 粘性流体封入ダンパー(第7実施形態)
35 可撓部
N 取付ねじ

Claims (11)

  1. 支持体と被支持体とに固定する密閉容器と、前記密閉容器に封入する粘性流体と、を備えており、
    前記密閉容器には粘性流体を攪拌する攪拌部と、前記攪拌部を浮動支持するゴム状弾性体でなる可撓部と、を有しており、
    そして被支持体の振動を攪拌部により攪拌される粘性流体の粘性抵抗によって減衰する粘性流体封入ダンパーにおいて、
    前記密閉容器の内部に被支持体の荷重を弾発的に支持する弾性部材を備えることを特徴とする粘性流体封入ダンパー。
  2. 前記可撓部は、前記密閉容器の非固定時には前記弾性部材の付勢を受けて伸長しており、前記密閉容器を前記支持体と被支持体に固定すると、原形状に復元して蛇腹部を形成する請求項1記載の粘性流体封入ダンパー。
  3. 前記可撓部は、前記密閉容器の非固定時には内方にくびれる湾曲形状であり、前記密閉容器を前記支持体と被支持体に固定すると、被支持体の荷重を受けて攪拌部が密閉容器の内方へ入り込み内方にくびれる湾曲形状が潰れることで蛇腹部を屈曲形成する請求項1記載の粘性流体封入ダンパー。
  4. 前記攪拌部の外周の基端に、前記弾性部材の一端を受ける当接部を有する請求項1〜請求項3何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
  5. 前記当接部が硬質材でなる請求項4記載の粘性流体封入ダンパー。
  6. 前記攪拌部の外周面に硬質樹脂でなる被覆部を設ける請求項5記載の粘性流体封入ダンパー。
  7. 前記当接部が係止溝である請求項4〜請求項6何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
  8. 密閉容器における前記攪拌部の対向面に、前記弾性部材の他端を位置決めする係合部を有する請求項1〜請求項7何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
  9. 前記弾性部材がコイルばねである請求項1〜請求項8何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
  10. 前記密閉容器に前記コイルばねの他端が内接する周壁部を設ける請求項9記載の粘性流体封入ダンパー。
  11. 前記弾性部材が、前記攪拌部の基端側と前記密閉容器における前記攪拌部の対向面との間で弾発的に突っ張る複数本の弾性アーム片である請求項1〜請求項8何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
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