JP2008219696A - カメラ装置、カメラ装置制御プログラム及びカメラ装置制御方法 - Google Patents

カメラ装置、カメラ装置制御プログラム及びカメラ装置制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影対象とする所望の被写体が前後方向に移動した場合であっても、当該被写体が収まったトリミング画像を記録することができるようにする。
【解決手段】トレース枠付きのスルー画像を表示させ(ステップS101)、シャッターキーが半押しされた時点でトレース枠が重畳表示されている被写体を注目画像として決定し(ステップS104)、トリミング枠を追加表示する(ステップS105)。スルー画像内において注目画像が移動したか否かを判断し(ステップS111)、注目画像が移動した場合には、トレース枠とトリミング枠とを注目画像に追従させて変位表示する(ステップS114)。トリミング枠の中心ベクトル≒周囲4ベクトルであるか否かを判断し(ステップS118)、この判断がYESである場合には、注目画像はトリミング枠よりも大きくなっているものと見なして、トリミング枠を所定量大きくする(ステップS120)。
【選択図】図2

Description

本発明は、所謂オートフレーミング機能を備えたカメラ装置、カメラ装置制御プログラム及びカメラ装置制御方法に関する。
従来、所謂オートフレーミング機能を備えたカメラが実用化されている。このカメラは、スルー画像を表示するとともに、スルー画像上に撮影範囲を示すトリミング枠を表示する。また、スルー画像内における注目画像(注目被写体)の動きを検出し、この検出した動きに応じてトリミング枠の表示位置を変更する。そして、撮影指示がなされると、トリミング枠内の画像を切り出して記録する。これにより、注目画像が移動した場合であっても、該注目画像が収まったトリミング画像を撮像記録することができるとするものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第3750499号公報
しかしながら、前述のオートフレーミング機能においては、スルー画像内における注目画像の動き、つまり2次元座標上における注目画像の動きベクトルに応じて、トリミング枠の表示位置を制御する。したがって、注目画像とされた被写体が前後方向に移動した場合には、これに応じてトリミング枠を制御することはできない。よって、前記被写体が近づくことにより、スルー画像内の注目画像がトリミング枠よりも大きくなってしまう場合が生じ、所望の被写体が収まったトリミング画像を撮像記録することができない場合がある。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、撮影対象とする所望の被写体が前後方向に移動した場合であっても、当該被写体が適正に収まった画像を記録することのできるカメラ装置、撮像制御プログラム及び撮像制御方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係るカメラ装置にあっては、被写体像を順次撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された被写体像における注目画像を囲繞し撮影範囲を示すトリミング枠を設定するトリミング設定手段と、このトリミング設定手段により設定されたトリミング枠を前記注目画像の動きに追従させて変位させる第1のトリミング制御手段とを備えるカメラ装置において、前記注目画像の大きさを検出する検出手段と、この検出手段により検出された注目画像の大きさに応じて、前記トリミング枠の大きさを可変制御する第2のトリミング制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係るカメラ装置にあっては、表示手段と、前記表示手段にトリミング枠内の画像を表示させる表示制御手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記表示制御手段は、前記撮像手段により撮像された被写体像を前記表示手段に表示させるとともに、この被写体像上に前記トリミング枠を表示させることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記トリミング設定手段は、前記注目画像の輪郭を抽出し、この抽出した注目画像の輪郭に応じた大きさで、前記トリミング枠を設定することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記検出手段は、前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとを算出する算出手段と、この算出手段により算出された前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとに基づき、前記注目画像の大きさを判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記第1のトリミング制御手段は、前記トリミング設定手段により設定されたトリミング枠を、前記算出手段により算出された前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルに基づいて変位させることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記検出手段は、前記注目画像の輪郭を抽出する抽出手段と、この抽出された前記注目画像の輪郭に基づき、その大きさを判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記検出手段は、前記注目画像の動きが一定以上であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により、前記注目画像の動きが一定未満であると判断された場合に動作する第1の検出手段、及び前記動きが一定以上であると判断された場合に動作する第2の検出手段を備え、前記第1の検出手段は、前記注目画像の輪郭を抽出する抽出手段と、この抽出された前記注目画像の輪郭に基づき、その大きさを判断する判断手段とを備え、前記第2の検出手段は、前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとを算出する算出手段と、この算出手段により算出された前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとに基づき、前記注目画像の大きさを判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記算出手段は、前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、その周囲における複数箇所の画像の移動ベクトルとを算出することを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記算出手段は、前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、前記トリミング枠の四隅部における画像の移動ベクトルとを算出することを特徴とする。
また、請求項11記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記撮像手段は、被写体像を順次撮像してフレーム毎に出力し、前記第2のトリミング制御手段は、前記トリミング枠の大きさを前記フレーム内に収まる範囲に制限しつつ可変制御することを特徴とする。
また、請求項12記載の発明に係るカメラ装置にあっては、前記トリミング枠内の画像を記録する記録手段を備えることを特徴とする。
また、請求項13記載の発明に係るカメラ装置制御プログラムにあっては、被写体像を順次撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された被写体像における注目画像を囲繞し撮影範囲を示すトリミング枠を設定するトリミング設定手段と、このトリミング設定手段により設定されたトリミング枠を前記注目画像の動きに追従させて変位させる第1のトリミング制御手段とを備えるカメラ装置が有するコンピュータを、前記注目画像の大きさを検出する検出手段と、この検出手段により検出された注目画像の大きさに応じて、前記トリミング枠の大きさを可変制御する第2のトリミング制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項14記載の発明に係るカメラ装置制御方法にあっては、被写体像を順次撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された被写体像における注目画像を囲繞し撮影範囲を示すトリミング枠を設定するトリミング設定手段と、このトリミング設定手段により設定されたトリミング枠を前記注目画像の動きに追従させて変位させるトリミング制御手段とを備えるカメラ装置の制御方法において、前記注目画像の大きさを検出する検出ステップと、この検出ステップにより検出された注目画像の大きさに応じて、前記トリミング枠の大きさを可変制御するトリミング制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、撮影対象とする所望の被写体が上下左右等の二次元的に移動した場合は無論のこと、前後方向に三次元的に移動した場合であっても、当該所望の被写体が適正に収まった画像を撮影することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の各実施の形態に共通するデジタルカメラ10の回路構成を示すブロック図であり、このデジタルカメラ10は、AF機能とともにAE、AWB等の一般的な機能をも有するものである。したがって、レンズブロック11には、ズームレンズ、フォーカスレンズ等の光学系、及び光学系を駆動するための駆動機構が含まれており、前記光学系は、駆動機構に設けられているモーター12によって光軸方向に駆動される。なお、本実施の形態において、前記AFは、フォーカスレンズを光軸方向に移動させながら、各位置で撮像した画像のAF評価値(コントラスト値)を検出し、AF評価値のピーク位置を合焦位置とするコントラスト検出方式である。
デジタルカメラ10全体を制御するCPU13には、バス14及びタイミング発生器(TG:Timing Generator)15を介してモータードライバ16が接続されており、モータードライバ16は、CPU13の命令に従いタイミング発生器15が発生するタイミング信号に基づき、モーター12を駆動する。なお、ストロボ17もタイミング発生器15が発生するタイミング信号により駆動される。
また、このデジタルカメラ10は撮像素子としてCCD18を有している。CCD18は、レンズブロック11の光軸上に配置されており、被写体は、レンズブロック11によってCCD18の受光面に結像される。CCD18は、CPU13の命令に従いタイミング発生器15が生成するタイミング信号に基づき垂直及び水平ドライバ19によって駆動され、被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号をユニット回路20に出力する。ユニット回路20は、CCD18の出力信号に含まれるノイズを相関二重サンプリングによって除去するCDS回路や、ノイズが除去された撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器等から構成され、デジタルに変換した撮像信号を画像処理部21へ出力する。
画像処理部21は、入力した撮像信号に対しペデスタルクランプ等の処理を施し、それを輝度(Y)信号及び色差(UV)信号に変換するとともに、オートホワイトバランス、輪郭強調、画素補間などの画品質向上のためのデジタル信号処理を行う。画像処理部21で変換されたYUVデータは順次SDRAM22に格納されるとともに、RECスルー・モードでは1フレーム分のデータ(画像データ)が蓄積される毎にビデオ信号に変換され、後述するバックライトユニット24を備える液晶モニタ(LCD)23へ送られてスルー画像として画面表示される。
そして、シャッターキー操作をトリガとして、CPU13は、CCD18、垂直及び水平ドライバ19、ユニット回路20、及び画像処理部21に対してスルー画撮影モード(RECスルー・モード)から静止画撮影モードへの切り替えを指示し、この静止画撮影モードによる撮影処理により得られ、SDRAM22に一時記憶された画像データは、CPU13により圧縮され、最終的には所定のフォーマットの静止画ファイルとして外部メモリ25に記録される。この外部メモリ25に記録された静止画ファイルは、PLAY・モードにおいてユーザの選択操作に応じてCPU13に読み出されるとともに伸張され、YUVデータとしてSDRAM22に展開された後、液晶モニタ23に表示される。
フラッシュメモリ26には、CPU13に前記各部を制御させるための各種のプログラム、例えばAE、AF、AWB制御用のプログラムや、CPU13を本発明の第1及び第2の表示制御手段、検出手段等として機能させるためのプログラム等の各種のプログラムが格納されている。
また、デジタルカメラ10は、電源スイッチ、モード選択キー、シャッターキー、ズームキー等の複数の操作キー及びスイッチを含むキー入力部27、ニッケル水素電池等の充電可能なバッテリー28、このバッテリー28の電力を各部に供給するための電源制御回路29、及びこれらを制御するマイコン30を有している。マイコン30は、キー入力部27における前記操作キーの操作の有無を定常的にスキャンしており、ユーザによっていずれかの操作キーが操作されると、その操作内容に応じた操作信号をCPU13へ送る。なお、シャッターキーは、半押しと全押しとが可能な所謂ハーフシャッター機能を有するものである。
以上の構成に係る本実施の形態において、ユーザがモード選択キーを操作して、オートフレーミングモードを設定すると、CPU13は前記フラッシュメモリ26に格納されているプログラムに基づき、図2のフローチャートに示す処理を実行する。先ず、液晶モニタ23に、トレース枠付きのスルー画像の表示を開始させ(ステップS101)、このときトレース枠を中央部に表示させる。このステップS101での処理により、図3(A)に示すように、液晶モニタ23には、スルー画像41が表示されるとともに、中央部にトレース枠42が表示される。
次に、シャッターキーが半押し操作されるまで待機する(ステップS102)。この間ユーザは、トレース枠42が撮影しようとするスルー画像41内の所望の被写体に合致するように、デジタルカメラ10の角度を調整する。そして、トレース枠42が所望の被写体と合致したならば、シャッターキーを半押しする。これにより、ステップS102の判断がYESとなってステップS103に進み、AF処理を実行しトレース枠42に対応する画像領域が合焦するようにレンズブロック11を制御する(ステップS103)。
また、シャッターキーが半押しされた時点でトレース枠42が重畳表示されている被写体を注目画像として決定する(ステップS104)。したがって、図3(A)に示す状態でシャッターキーが半押しされたとすると、トレース枠42が重畳表示されている魚である被写体が注目画像43として決定されることとなる。さらに、トリミング枠の追加表示を開始する(ステップS105)。このステップS105での処理により、図3(B)に示すように、トレース枠42を中心に位置させてこれを囲繞する矩形の枠からなるトリミング枠44を追加表示する。
次に、シャッターキーが全押しされたか否かを判断し(ステップS106)、全押しされなかった場合には、ズームキーが操作されたか否かを判断する(ステップS107)。ズームキーが操作された場合には、その操作方向に応じてトリミング枠44を拡大又は縮小して、枠サイズを変更表示する(ステップS108)。したがって、ズームキーが縮小方向に操作された場合には、ステップS108での処理により、図3(C)に示すように、トリミング枠44が縮小して表示される。無論、ズームキーが操作されなかった場合には、図3(B)に示したデフォルトサイズのトリミング枠44が継続して表示される。なお、以下の図3(D)(E)(F)は、ズームキーが操作されずに(B)に示したデフォルトサイズのトリミング枠44がそのまま用いられた場合を図示している。
引き続き、シャッターキーの半押しが解除されたか否かを判断し(ステップS109)、解除された場合には、ステップS101に戻る。
解除されずに半押し状態が継続している場合には、中心ベクトルと周囲4ベクトルとを算出する(ステップS110)。このステップS110の処理に際しては、図5(A)に示すように、トリミング枠44の中心部に中心検出領域51を設定するとともに、トリミング枠44の四隅部を含む内側に各々周囲検出領域52〜55を設定する。また、各領域51〜55において、例えば複数の画素で構成されるブロックに注目し、この注目したブロックの移動ベクトルを算出する。これにより、中心検出領域51で算出された中心ベクトルと、周囲検出領域52〜55で各々算出された周囲4ベクトルとが得られることとなる。
そして、算出した前記中心ベクトルに基づき、スルー画像内において注目画像43が移動したか否かを判断する(ステップS111)。ここで、スルー画像内において注目画像43が移動するとは、注目画像43とされた被写体自体が移動した場合、及びユーザがこのデジタルカメラ10の角度を変化させたことにより、スルー画像内において注目画像43が相対的に移動した場合である。
このステップS111の判断がYESであって、注目画像43が移動した場合には、トリミング枠44が注目画像43に追従して移動可能であるか否かを判断する(ステップS112)。すなわち、図3(D)に示すように、既にトリミング枠44が液晶モニタ23の画面端部まで移動している場合には、トリミング枠44の左方向への移動は不可能であると判断する。そして、この場合にはトリミング枠44は注目画像43に追従させることなく、トレース枠42のみを注目画像43に追従させて変位表示する(ステップS113)。したがって、トリミング枠44が画面上において移動不可能となった場合であっても、トレース枠42は注目画像43に追従して変位する。
また、ステップS112の判断がYESであって、トリミング枠44が移動可能である場合には、トレース枠42とトリミング枠44とを注目画像に追従させて変位表示する(ステップS114)。つまり、ステップS110で算出した中心ベクトルが示す移動方向であって、中心ベクトルが示す移動量をもって、トレース枠42とトリミング枠44を移動させて表示する。したがって、図3(E)に示すように、注目画像43が左斜め下方向に移動したとすると、トレース枠42は注目画像43と重畳した状態で、また、トリミング枠44はトレース枠42を中央部に位置させた状態で、同方向に同移動量をもって移動して表示される。
次に、注目画像43がフレームアウトしたか否かを判断する(ステップS115)。そして、図3(F)に示すように、注目画像43が液晶モニタ23の画面外に移動し、フレームアウトした場合には、「被写体ロスト」なるメッセージ45を表示させるとともに、トリミング枠44を赤色表示する等により、トリミング枠44の表示形態を変化させる(ステップS116)。
また、注目画像43がフレームアウトしていない場合には、注目画像43の移動量は、一定以上であるか否かを判断する(ステップS117)。一定以上である場合には、中心ベクトル≒周囲4ベクトルであるか否かを判断する(ステップS118)。つまり、前述したステップS110において、中心検出領域51において算出された移動ベクトルである中心ベクトルと、周囲検出領域52〜55で各々算出された移動ベクトルである周囲4ベクトルとが得られていることから、これらを用いて、中心ベクトル≒周囲4ベクトルであるか否かを判断する。
そして、中心ベクトルと周囲4ベクトルとが一致又は近似した場合、つまり周囲4ベクトルが全て一致又は近似し、この全て一致又は近似した周囲4ベクトルと中心ベクトルとが一致又は近似した場合には、中心ベクトルも周囲4ベクトルも全て同一の被写体である注目画像の移動ベクトルであるとすることができる。また、中心ベクトルも周囲4ベクトルも全て同一の被写体である注目画像の移動ベクトルであれば、注目画像43は少なくともトリミング枠44の四隅部に至る大きさであり、トリミング枠44よりも大きくなっている可能性が高いとすることができる。
したがって、この場合にはステップS118の判断がYESとなって、トリミング枠44を大きくすべきこととなる。そこで、先ずトリミング枠44のサイズを所定量大きくした場合に、当該トリミング枠44がフレーム(液晶モニタ23の画面)からはみ出してしまうか否かを判断する(ステップS119)。トリミング枠44を所定量大きくしてもフレームからはみ出さない場合には(ステップS119:NO)、トリミング枠44の表示サイズを所定量大きくして(ステップS120)、ステップS106からの処理を繰り返す。よって、ステップS106からの処理が繰り返された際、ステップS117の判断がYESである都度、ステップS118の処理が実行され、図4(G)に示すように、注目画像43が大きくなった場合には、注目画像43が収まるようにトリミング枠44も大きく表示変更することができる。
また、トリミング枠44を大きくするとフレームからはみ出してしまう場合には(ステップS119:YES)、トリミング枠44のサイズの拡大をフレームからはみ出ないまでの大きさに制限して表示変更する(ステップS121)。したがって、トリミング枠44の大きさは、最大でフレームサイズに制限されることとなる。よって、後述するステップS125でトリミング枠44により囲繞されていた画像領域を切り出す際に、切り出し処理が不可能となる事態の発生を未然に防止することができる。
しかし、周囲4ベクトルが全て一致又は近似しない場合、及び周囲4ベクトルが全て一致又は近似しても、これらと中心ベクトルが一致しない場合は、中心ベクトルは注目画像の移動ベクトルであることは明らかであるから、注目画像43はトリミング枠44の四隅部に至る大きさになってはいないとすることができる。したがって、この場合にはステップS118の判断がNOとなって、トリミング枠の表示サイズを所定量小さくして(ステップS122)、ステップS106からの処理を繰り返す。よって、ステップS106からの処理が繰り返された際、ステップS117の判断がNOである都度、ステップS118の処理が実行され、図4(H)に示すように、注目画像43が小さくなった場合には、注目画像43が収まる範囲内でトリミング枠44も小さく表示変更されることとなる。
したがって、ステップS120とステップS122での処理により、トリミング枠44を注目画像43との関係において常時適切な大きさに制御することができる。
このとき、トリミング枠44は表示され続けていることから、ユーザは目視によりトリミング枠44が適切な大きさであるか否かを確認して、撮影操作(シャッターキー全押し)をすることができる。ここで、ユーザが目視によりトリミング枠44が適切な大きさと若干異なっていると判断した場合には、ズームキーを操作してトリミング枠44のサイズの微調整を行うことができる(ステップS107、S108)。
なお、本実施の形態のステップS118においては、周囲4ベクトルが全て一致又は近似し、この全て一致又は近似した周囲4ベクトルと中心ベクトルとが一致又は近似した場合にはYESと判断し、これ以外はNOと判断するようにした。しかし、周囲4ベクトルのいずれか少なくとも1つと中心ベクトルとが一致又は近似した場合にはYESと判断し、周囲4ベクトルのいずれとも中心ベクトルが一致又は近似しない場合にはNOと判断するようにしてもよい。
このような判断を行えば、余裕をもってトリミング枠44を大きくすることができ、より確実に注目画像43をトリミング枠44内に収めることができる。
そして、ユーザがシャッターキーを全押しすると、ステップS106での判断がYESとなる。したがって、AF処理を実行しトレース枠42に対応する画像領域が合焦するようにレンズブロック11を制御するとともに(ステップS123)、撮影処理を実行する(ステップS124)。すなわち、CPU13は、シャッターキーの全押しをトリガとして、CCD18、垂直及び水平ドライバ19、ユニット回路20、及び画像処理部21に対してスルー画撮影モードから静止画撮影モードへの切り替えを指示し、この静止画撮影モードによる撮影処理により得られた画像データをSDRAM22に一時記憶する。
引き続き、トリミング処理を行って、SDRAM22に一時記憶された画像データから、シャッターキー全押し時点においてトリミング枠44により囲繞されていた画像領域を切り出す(ステップS125)。さらに、この切り出した画像データを圧縮して、最終的には所定のフォーマットの静止画ファイルとして外部メモリ25に記録する(ステップS126)。
これにより、撮影対象とする所望の被写体が上下左右等の二次元的に移動した場合は無論のこと、前後方向に三次元的に移動した場合であっても、当該所望の被写体である注目画像43が適正に収まった画像を静止画ファイルとして外部メモリ25に記録することができる。
したがって、本実施の形態においては、後述する第2の実施の形態において用いる注目画像43の輪郭抽出は行わずに、この輪郭抽出よりも簡易な処理である中心ベクトルと周囲4ベクトルの算出により、注目画像43の大きさを検出するようにしたことから、簡易的な処理を用いて、当該所望の被写体である注目画像43が適正に収まった画像を記録することができる。
しかも、注目画像における中心ベクトルの算出は、注目画像の動きにトリミング枠44を追従させる従来技術において採用されている既成の技術であるから、この既成の技術を実現する処理プログラムをそのまま本発明に流用することができる。よって、この既成の技術を実現する処理プログラムの流用により処理を簡易なものとすることができ、簡易的な処理を用いて、当該所望の被写体である注目画像43が適正に収まった画像を記録することができる。
なお、本実施の形態においては、ステップS103とステップS123とにおいてAF処理を実行するようにしたが、シャッターキーが半押しされた時点からコンティニュアスAFを行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、図5(A)に示したトリミング枠44の中心部に中心検出領域51を設定するとともに、トリミング枠44の四隅部を含む内側に各々周囲検出領域52〜55を設定して、ステップS110の処理を実行するようにしたが、中心検出領域51と周囲検出領域52〜55とを、図5(B)や(C)に示すように設定してもよい。
図5(B)の場合は、周囲検出領域52〜55がトリミング枠44の内部であって、より中心検出領域51Bに近接して設けられている。したがって、この例の場合には、注目画像43の大きさとの関係において余裕をもってトリミング枠44の大きさを制御することができる。これにより、注目画像43の周囲に余裕のある画像をトリミング画像として記録することができる。
また、図5(C)の場合は、周囲検出領域52〜55がトリミング枠44の外部であって対角線上に設けられている。したがって、この例の場合には、注目画像43の大きさとの関係においてトリミング枠44が過剰に大きさなる不都合を抑制しつつ、トリミング枠44の大きさを制御することができる。これにより、注目画像43のみとなるような画像をトリミング画像として記録することができる。
なお、図5においては、4つの周囲検出領域を設けた場合を示したが、周囲検出領域の数は、これに限定されるものでなく、1つの中心検出領域と少なくとも1つの周囲検出領域を設ければ、注目画像が動いた際に、中心ベクトルと周囲ベクトルとに基づき注目画像がトリミング枠44との関係において大きいか小さいかを判断することができる。
(第2の実施の形態)
図6及び図7は、本発明の第2の実施の形態における処理手順を示す一連のフローチャートである。ユーザがモード選択キーを操作して、オートフレーミングモードを設定すると、CPU13は前記フラッシュメモリ26に格納されているプログラムに基づき、図6のフローチャートに示す処理を実行する。先ず、液晶モニタ23に対して、トレース枠付きのスルー画像の表示を開始させ(ステップS201)、このときトレース枠を中央部に表示させる。
次に、シャッターキーが半押し操作されるまで待機する(ステップS202)。この間ユーザは、トレース枠42が撮影しようとするスルー画像41内の所望の被写体に合致するように、デジタルカメラ10の角度を調整する。そして、トレース枠42が所望の被写体と合致したならば、シャッターキーを半押しする。これにより、ステップS202の判断がYESとなってステップS203に進み、AF処理を実行しトレース枠42に対応する画像領域が合焦するようにレンズブロック11を制御する(ステップS203)。
また、シャッターキーが半押しされた時点でトレース枠42が重畳表示されている被写体の輪郭を抽出するとともに、この輪郭を抽出した被写体を注目画像として決定する(ステップS204)。
次に、前記ステップS204で抽出した輪郭内の面積を算出する(ステップS205)。そして、この算出した輪郭内の面積に基づき、フラッシュメモリ26からトリミング枠のサイズを読み出す(ステップS206)。すなわち、本実施の形態においては、フラッシュメモリ26に、異なる面積に対応してトリミング枠の異なるサイズが記憶されたテーブルが格納されている。したがって、ステップS206では、ステップS205で算出した面積に対応するトリミング枠のサイズをテーブルから読み出す。そして、この読み出したサイズに基づきサイズが調整されたトリミング枠の追加表示を開始する(ステップS207)。
これにより、ステップS204で抽出した輪郭に応じた精度よく適切な大きさのトリミング枠44を表示させることができる。
なお、本実施の形態においては、注目画像の輪郭内面積に対応するトリミング枠のサイズを読み出し、この読み出したサイズに応じたトリミング枠を表示するようにしたが、トリミング枠のサイズを記憶せずに、注目画像の輪郭内面積に基づきトリミング枠のサイズを演算して、この演算したサイズのトリミング枠を表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、注目画像の輪郭内面積に応じたサイズのトリミング枠を表示させるようにしたが、単に抽出した注目画像の輪郭全体が収まるサイズのトリミング枠を表示させるようにしてもよい。これによっても、ステップS204で抽出した輪郭に応じた精度よく適切な大きさのトリミング枠44を表示させることができる。
次に、シャッターキーが全押しされたか否かを判断し(図7;ステップS208)、全押しされなかった場合には、ズームキーが操作されたか否かを判断する(ステップS209)。ズームキーが操作された場合には、その操作方向に応じてトリミング枠44を拡大又は縮小して、枠サイズを変更表示する(ステップS210)。引き続き、シャッターキーの半押しが解除されたか否かを判断し(ステップS211)、解除された場合には、ステップS201に戻る。
解除されずに半押し状態が継続している場合には、注目画像の移動ベクトルを算出する(ステップS212)。すなわち、前記第1の実施の形態におけるステップS110の中心ベクトルを算出する場合と同様に、中心検出領域51において、例えば複数の画素で構成されるブロックに注目し、この注目したブロックの移動ベクトルを算出する。そして、算出した移動ベクトルに基づき、スルー画像内において注目画像43が移動したか否かを判断する(ステップS213)。注目画像43が移動しなかった場合には、後述するステップS219に進む。
また、注目画像43が移動した場合には、トリミング枠44が注目画像43に追従して移動可能であるか否かを判断する(ステップS214)。すなわち、図3(D)に示すように、既にトリミング枠44が液晶モニタ23の画面端部まで移動している場合には、トリミング枠44の左方向への移動は不可能であると判断する。そして、この場合にはトリミング枠44は注目画像43に追従させることなく、トレース枠42のみを注目画像43に追従させて変位表示する(ステップS215)。
また、ステップS214の判断がYESであって、トリミング枠44が移動可能である場合には、トレース枠42とトリミング枠44とを注目画像に追従させて変位表示する(ステップS216)。したがって、図3(E)に示すように、注目画像43が左斜め下方向に移動したとすると、トレース枠42は注目画像43と重畳した状態で、また、トリミング枠44はトレース枠42を中央部に位置させた状態で、同方向に同移動量をもって移動して表示される。
次に、注目画像43がフレームアウトしたか否かを判断する(ステップS217)。そして、図3(F)に示すように、注目画像43が液晶モニタ23の画面外に移動し、フレームアウトした場合には、「被写体ロスト」なるメッセージ45を表示させるとともに、トリミング枠44を赤色表示する等により、トリミング枠44の表示形態を変化させる(ステップS218)。
なお、本実施の形態において、注目画像43がフレームアウトした場合とは、注目画像43の一部でもフレームアウトした場合である。
したがって、注目画像43がフレームアウトしていない場合には、該注目画像43の全体が画面上に存在し、この場合には注目画像43の輪郭を抽出する(ステップS219)。そして、このステップS219の処理が1回目である場合には、前記ステップS204で抽出した輪郭内の面積と今回抽出した輪郭内の面積とを比較し、また2回目以降である場合には、前回のステップS219で抽出した輪郭内の面積と今回のステップS219で抽出した輪郭内の面積とを比較することにより、注目画像43の大きさに所定量以上の変化があったか否かを判断する(ステップ220)。変化がなかった場合には、ステップS208に戻る。
大きさに変化があった場合には、輪郭内の面積が所定割合又は所定面積以上大きくなったか否かを判断する(ステップS221)。輪郭内の面積が大きくなった場合には、これに応じてトリミング枠44を大きくすべきこととなる。そこで、先ずトリミング枠44のサイズを所定量大きくした場合に、当該トリミング枠44がフレームからはみ出してしまうか否かを判断する(ステップS222)。トリミング枠44を所定量大きくしてもフレームからはみ出さない場合には(ステップS222:NO)、トリミング枠44の表示サイズを所定量大きくして(ステップS223)、ステップS208からの処理を繰り返す。よって、ステップS208からの処理が繰り返された際、ステップS222の判断がNOである都度、ステップS223の処理が実行され、図4(G)に示すように、注目画像43が大きくなった場合には、注目画像43が収まるようにトリミング枠44も大きく表示変更することができる。
また、トリミング枠44を大きくするとフレームからはみ出してしまう場合には(ステップS222:YES)、トリミング枠44のサイズをフレームからはみ出ないまでの大きさに制限して表示変更する(ステップS224)。したがって、トリミング枠44の大きさは、最大でフレームサイズに制限されることとなり、後述するステップS228でトリミング枠44により囲繞されていた画像領域を切り出す際に、切り出し処理が不可能となる事態の発生を未然に防止することができる。
また、ステップS221の判断がNOであって、輪郭内の面積(注目画像43)が所定割合又は所定面積以上小さくなった場合には、トリミング枠のサイズを所定量小さくして(ステップS225)、ステップS208からの処理を繰り返す。よって、ステップS208からの処理が繰り返された際、ステップS221の判断がNOである都度、ステップS225の処理が実行され、図4(H)に示すように、注目画像43が小さくなった場合には、注目画像43が収まる範囲内でトリミング枠44も小さく表示変更されることとなる。
したがって、ステップS223とステップS225での処理により、トリミング枠44を注目画像43との関係において常時適切な大きさに制御することができる。
このとき、トリミング枠44は表示され続けていることから、ユーザは目視によりトリミング枠44が適切な大きさであるか否かを確認して、撮影操作(シャッターキー全押し)をすることができる。
そして、ユーザがシャッターキーを全押しすると、ステップS208での判断がYESとなる。したがって、AF処理を実行しトレース枠42に対応する画像領域が合焦するようにレンズブロック11を制御するとともに(ステップS226)、撮影処理を実行する(ステップS227)。この撮影処理により、SDRAM22に一時記憶された画像データから、シャッターキー全押し時点においてトリミング枠44により囲繞されていた画像領域を切り出す(ステップS228)。さらに、この切り出した画像データを圧縮して、最終的には所定のフォーマットの静止画ファイルとして外部メモリ25に記録する(ステップS229)。
したがって、本実施の形態においては、注目画像43の輪郭を抽出し、この抽出した輪郭の変化に応じてトリミング枠44の大きさを制御することから、注目画像43の大きさとの関係において、精度よくトリミング枠44を適切な大きさに制御することができる。これにより、前記ステップS228において切り出された画像内に適切な大きさで注目画像43が収まった画像を記録することができる。
なお、本実施の形態においては、注目画像の輪郭を抽出して、この抽出した輪郭内の面積に基づき、ステップS220、S221の大きさ判断を行い、ステップS223、S225でトリミング枠の大きさを所定量変更するようにしたが、抽出した輪郭の縦寸法や横寸法等の、輪郭内の長さに基づきステップS220、S221の大きさ判断を行うようにし、ステップS223、S225でトリミング枠の大きさを輪郭内の画像が全て収まるようなサイズに変更するようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
図8及び図9は、本発明の第3の実施の形態における処理手順を示す一連のフローチャートである。このフローチャートにおいて、ステップS301〜S307は、第2の実施の形態におけるステップS201〜S207と同一であり、ステップS308〜S328は第1の実施の形態におけるステップS106〜S126と同一である。
すなわち、液晶モニタ23に、トレース枠付きのスルー画像を表示させ(ステップS301)、このときトレース枠を中央部に表示させる。次に、シャッターキーが半押し操作されるまで待機する(ステップS302)。ユーザがシャッターキーを半押しすると、ステップS302の判断がYESとなってステップS303に進み、AF処理を実行しトレース枠42に対応する画像領域が合焦するようにレンズブロック11を制御する(ステップS303)。
また、シャッターキーが半押しされた時点でトレース枠42が重畳表示されている被写体の輪郭を抽出するとともに、この輪郭を抽出した被写体を注目画像として決定する(ステップS304)。次に、前記ステップS304で抽出した輪郭内の面積を算出する(ステップS305)。そして、この算出した輪郭内の面積に基づき、フラッシュメモリ26からトリミング枠のサイズを読み出し(ステップS306)、この読み出したサイズに基づきトリミング枠を追加表示する(ステップS307)。なお、本実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に、単に抽出した注目画像の輪郭全体が適切に収まるサイズのトリミング枠を表示させるようにしてもよい。
またシャッターキーが全押しされたか否かを判断し(図9;ステップS308)、全押しされなかった場合には、ズームキーが操作されたか否かを判断する(ステップS309)。ズームキーが操作された場合には、その操作方向に応じてトリミング枠44を拡大又は縮小して、枠サイズを変更表示する(ステップS310)。引き続き、シャッターキーの半押しが解除されたか否かを判断し(ステップS311)、解除された場合には、ステップS301に戻る。
解除されずに半押し状態が継続している場合には、中心ベクトルと周囲4ベクトルとを算出する(ステップS312)。そして、算出した前記中心ベクトルに基づき、スルー画像内において注目画像43が移動したか否かを判断する(ステップS313)。注目画像43が移動した場合には、トリミング枠44が注目画像43に追従して移動可能であるか否かを判断する(ステップS314)。移動不可能である場合には、トリミング枠44は注目画像43に追従させることなく、トレース枠42のみを注目画像43に追従させて変位表示する(ステップS315)。
また、トリミング枠44が移動可能である場合には、トレース枠42とトリミング枠44とを注目画像に追従させて変位表示する(ステップS316)。引き続き、注目画像43がフレームアウトしたか否かを判断する(ステップS317)。フレームアウトした場合には、「被写体ロスト」なるメッセージ45を表示させるとともに、トリミング枠44を赤色表示する等により、トリミング枠44の表示形態を変化させる(ステップS318)。
また、注目画像43がフレームアウトしていない場合には、注目画像43の移動量は、一定以上であるか否かを判断する(ステップS319)。一定以上である場合には、中心ベクトル≒周囲4ベクトルであるか否かを判断する(ステップS320)。このステップS320の判断がYESである場合には、トリミング枠44のサイズを所定量大きくした場合に、当該トリミング枠44がフレームからはみ出してしまうか否かを判断する(ステップS321)。トリミング枠44を所定量大きくしてもフレームからはみ出さない場合には(ステップS321:NO)、トリミング枠44の表示サイズを所定量大きくして(ステップS322)、ステップS308からの処理を繰り返す。
また、トリミング枠44を大きくするとフレームからはみ出してしまう場合には(ステップS321:YES)、トリミング枠44のサイズをフレームからはみ出ないまでの大きさに制限して表示変更する(ステップS323)。また、ステップS320の判断がNOである場合には、トリミング枠のサイズを所定量小さくして(ステップS324)、ステップS308からの処理を繰り返す。
そして、ユーザがシャッターキーを全押しすると、ステップS308での判断がYESとなる。したがって、ステップS325〜S328の処理が実行され、シャッターキー全押し時点においてトリミング枠44により囲繞されていた画像領域の画像が所定のフォーマットの静止画ファイルとして外部メモリ25に記録されることとなる。
以上に説明したように、第3の実施の形態では、撮影対象とする被写体の動きが比較的少ないであろうシャッターキーを半押しした直後においては、処理時間は要するが正確に注目画像の外形を検出することができる輪郭抽出処理(ステップS304)を行って、この抽出した輪郭に基づきトリミング枠の追加表示を行う(ステップS307)。したがって、シャッターキーを半押しした直後において、注目画像の大きさに対して精度よく適切な大きさのトリミング枠を表示することができる。
また、シャッターキーを半押しから時間が経過するに伴って、撮影対象とする被写体の動きが大きくなることが予想される。したがって、第2の実施の形態のように、以降も輪郭抽出処理(ステップS219)を行って、この抽出した輪郭に基づきトリミング枠の大きさを制御する(ステップS223、S225)と、処理速度が注目画像の動きよりも遅延して、適切な大きさのトリミング枠が表示できなくなるおそれが生ずる。
しかし、本実施の形態においては、注目画像の前後方向の動きの検出及びトリミング枠の大きさ制御は、第1の実施の形態と同様に、図5に示したトリミング枠44の中心部に設定された中心検出領域51と、四隅部の内側に各々設定された周囲検出領域52〜55内で検出した移動ベクトルに基づき簡易的に行う(ステップS312、S319〜〜S324)。したがって、複雑な処理を伴う輪郭を検出して注目画像の前後方向の動きの検出及びトリミング枠の大きさを制御する第2の実施の形態よりも、速い処理速度でトリミング枠の大きさを制御することができる。その結果、処理速度が注目画像の動きよりも遅延する不都合を未然に防止して、適切な大きさのトリミング枠表示制御が可能となる。
つまり、本実施の形態によれば、シャッターキーが半押しされた直後においては、輪郭抽出により、精度よく適切な大きさのトリミング枠を表示することができるとともに、それ以降においては、簡易的な大きさ検出処理により、遅延なく適時的にトリミング枠の表示サイズを変更制御することが可能となる。
(第4の実施の形態)
図10〜図12は、本発明の第4の実施の形態における処理手順を示す一連のフローチャートである。このフローチャートにおいて、ステップS401〜S428は、第3の実施の形態における全てのステップS301〜S328と同一である。したがって、前述した第3の実施の形態と同様に、本実施の形態によれば、シャッターキーが半押しされた直後においては、輪郭抽出により、精度よく適切な大きさのトリミング枠を表示することができるとともに、それ以降においては、簡易的な大きさ検出処理により、遅延なく適時的にトリミング枠の表示変更制御が可能となる。
また、本実施の形態においては、第3の実施形態とは異なり、図11のステップS419の判断がNOであって、注目画像の移動量が一定未満である場合には、このステップS419から図12のステップS429に進む。そして、ステップS429〜ステップS435において、前述した第2の実施の形態のステップS219〜S225と同一の処理を実行する。
つまり、本実施の形態においては、注目画像43の移動量が一定以上であった場合には、第1の実施の形態と同様に、図5に示したトリミング枠44の中心部に設定された中心検出領域51と、四隅部の内側に各々設定された周囲検出領域52〜55内で検出した移動ベクトルに基づき簡易的に、注目画像の前後方向の動きの検出及びトリミング枠の大きさ制御を行う(移動ベクトル方式)。しかし、注目画像43の移動量が一定未満であった場合には、第1の実施の形態と同様に、輪郭抽出処理を実行して、抽出した輪郭に基づき、注目画像の前後方向の動き検出及びトリミング枠の大きさ制御を行う(輪郭抽出方式)。
このとき、図5に示した中心検出領域51と、周囲検出領域52〜55内で検出した移動ベクトルに基づき、注目画像の前後方向の動き検出及びトリミング枠の大きさ制御を行う(輪郭抽出方式)場合、当然に移動ベクトルの検出が不可欠であることから、注目画像43とされた被写体が動く(移動する)ことが必要条件となる。つまり、注目画像43とされた被写体の移動が明瞭である場合には、ステップS420〜S424の処理により適切かつ適時的な、トリミング枠の表示サイズの変更制御が可能となる。しかも、前述のように処理は輪郭抽出よりも簡易であることから、注目画像43の移動量が一定以上であっても、処理速度上の問題は生ずることはない。
一方、輪郭を抽出してこの抽出した輪郭に基づき、注目画像の前後方向の動き検出及びトリミング枠の大きさ制御を行う(移動ベクトル方式)場合には、注目画像43とされた被写体が動く(移動する)ことが必要条件とはならない。したがって、注目画像43の移動量が一定未満であった場合であっても、ステップS429〜S435の処理により、支障なく輪郭抽出処理を実行して、抽出した輪郭に基づき、注目画像の前後方向の動き検出及びトリミング枠の大きさ制御を行うことができる。このとき、前述のように、輪郭抽出方式は移動ベクトル方式よりも処理時間は要するが、注目画像43の移動量が一定未満であれば、処理速度が問題となることもない。
よって、本実施の形態によれば、注目画像の移動量に応じた適切な方式で注目画像の前後方向の動き検出及びトリミング枠の大きさ制御を行うことが可能となる。
なお、各実施の形態においては、トリミング枠44を表示させるようにしたが、トリミング枠44を表示させることなく、トリミング枠44内の画像を液晶モニタ23に全画面表示させるようにしてもよい。また、各実施の形態においては、トリミング枠の大きさ制御のみを行うようにしたが、トリミング枠の大きさ制御とともに、トリミング枠を大きくする場合つまり被写体が近づく場合と、トリミング枠を小さくする場合つまり被写体が遠のく場合とで、異なる色で注目画像を着色表示するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係るデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態の表示遷移図である。 図3に続く同実施の形態の表示遷移図である。 ステップS110の処理内容を示す説明図である。 第2の実施の形態の処理手順の一部を示すフローチャートである。 図6に続くフローチャートである。 第3の実施の形態の処理手順の一部を示すフローチャートである。 図8に続くフローチャートである。 第4の実施の形態の処理手順の一部を示すフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。 図11に続くフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 レンズブロック
13 CPU
14 バス
15 タイミング発生器
16 モータードライバ
18 CCD
19 水平ドライバ
20 ユニット回路
21 画像処理部
22 SDRAM
23 液晶モニタ
25 外部メモリ
26 フラッシュメモリ
27 キー入力部

Claims (14)

  1. 被写体像を順次撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された被写体像における注目画像を囲繞し撮影範囲を示すトリミング枠を設定するトリミング設定手段と、
    このトリミング設定手段により設定されたトリミング枠を前記注目画像の動きに追従させて変位させる第1のトリミング制御手段とを備えるカメラ装置において、
    前記注目画像の大きさを検出する検出手段と、
    この検出手段により検出された注目画像の大きさに応じて、前記トリミング枠の大きさを可変制御する第2のトリミング制御手段と
    を備えることを特徴とするカメラ装置。
  2. 表示手段と、
    前記表示手段にトリミング枠内の画像を表示させる表示制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記撮像手段により撮像された被写体像を前記表示手段に表示させるとともに、この被写体像上に前記トリミング枠を表示させることを特徴とする請求項2記載のカメラ装置。
  4. 前記トリミング設定手段は、
    前記注目画像の輪郭を抽出し、この抽出した注目画像の輪郭に応じた大きさで、前記トリミング枠を設定することを特徴とする請求項1、2又は3記載のカメラ装置。
  5. 前記検出手段は、前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとを算出する算出手段と、
    この算出手段により算出された前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとに基づき、前記注目画像の大きさを判断する判断手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から4にいずれか記載のカメラ装置。
  6. 前記第1のトリミング制御手段は、前記トリミング設定手段により設定されたトリミング枠を、前記算出手段により算出された前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルに基づいて変位させることを特徴とする請求項5記載のカメラ装置。
  7. 前記検出手段は、前記注目画像の輪郭を抽出する抽出手段と、
    この抽出された前記注目画像の輪郭に基づき、その大きさを判断する判断手段とを備えることを特徴とする請求項1から4にいずれか記載のカメラ装置。
  8. 前記検出手段は、前記注目画像の動きが一定以上であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により、前記注目画像の動きが一定未満であると判断された場合に動作する第1の検出手段、及び前記動きが一定以上であると判断された場合に動作する第2の検出手段を備え、
    前記第1の検出手段は、
    前記注目画像の輪郭を抽出する抽出手段と、
    この抽出された前記注目画像の輪郭に基づき、その大きさを判断する判断手段とを備え、
    前記第2の検出手段は、
    前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとを算出する算出手段と、
    この算出手段により算出された前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、これ以外の部位における画像の移動ベクトルとに基づき、前記注目画像の大きさを判断する判断手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から4いずれか記載のカメラ装置。
  9. 前記算出手段は、前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、その周囲における複数箇所の画像の移動ベクトルとを算出することを特徴とする請求項5又は8記載のカメラ装置。
  10. 前記算出手段は、前記トリミング枠の中心部における画像の移動ベクトルと、前記トリミング枠の四隅部における画像の移動ベクトルとを算出することを特徴とする請求項9記載のカメラ装置。
  11. 前記撮像手段は、被写体像を順次撮像してフレーム毎に出力し、
    前記第2のトリミング制御手段は、前記トリミング枠の大きさを前記フレーム内に収まる範囲に制限しつつ可変制御することを特徴とする請求項1から10にいずれか記載のカメラ装置。
  12. 前記トリミング枠内の画像を記録する記録手段を備えることを特徴とする請求項1から11にいずれか記載のカメラ装置。
  13. 被写体像を順次撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された被写体像における注目画像を囲繞し撮影範囲を示すトリミング枠を設定するトリミング設定手段と、
    このトリミング設定手段により設定されたトリミング枠を前記注目画像の動きに追従させて変位させる第1のトリミング制御手段とを備えるカメラ装置が有するコンピュータを、
    前記注目画像の大きさを検出する検出手段と、
    この検出手段により検出された注目画像の大きさに応じて、前記トリミング枠の大きさを可変制御する第2のトリミング制御手段と
    して機能させることを特徴とするカメラ装置制御プログラム。
  14. 被写体像を順次撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された被写体像における注目画像を囲繞し撮影範囲を示すトリミング枠を設定するトリミング設定手段と、
    このトリミング設定手段により設定されたトリミング枠を前記注目画像の動きに追従させて変位させるトリミング制御手段とを備えるカメラ装置の制御方法において、
    前記注目画像の大きさを検出する検出ステップと、
    この検出ステップにより検出された注目画像の大きさに応じて、前記トリミング枠の大きさを可変制御するトリミング制御ステップと
    を含むことを特徴とするカメラ装置制御方法。
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