JP2011155692A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の被写体を撮影対象にする場合の使い勝手を向上することができる撮像装置及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 シャッタボタンが半押しされると、CCD5により撮像されている複数の被写体に対して被写体追従を開始させ(S3)、該被写体追従されている各被写体毎に色や線の種類、太さを異ならせて移動軌跡22、輪郭21を表示させる処理を開始させる(S4、5)。そして、ユーザによって追従されている被写体が選択されると、該選択された被写体を優先追従被写体として設定し(S8)、該設定した優先追従被写体を非優先追従被写体と識別表示させる(S9)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、被写体追従機能を有した撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、電子カメラ等の撮像装置において、被写体を追従して撮影等を行なう技術が登場してきている(特許文献1)。
特許公報 特許第3750499号
しかしながら、従来の技術は、1つの被写体を撮影対象とする場合には有効な技術であるが、複数の被写体を撮影対象としたい場合には使い勝手が悪いという問題があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の被写体を撮影対象にする場合の使い勝手を向上することができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、撮像素子を制御して被写体の動画を撮像する動画撮像制御手段と、
前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像に基づいて、該動画撮像制御手段により撮像されるフレーム画像に含まれている複数の被写体を同時に追従する被写体追従制御手段と、
前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像を表示手段に表示させていくとともに、前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を差別表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記表示制御手段は、
前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体の移動軌跡を表示させることにより、該追従されている各被写体を差別表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記表示制御手段は、
前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体の輪郭を表示させることにより、該追従されている各被写体を差別表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記表示制御手段は、
前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像を表示手段に表示させていくとともに、前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を、各被写体同士で差別化できる状態で差別表示させる手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記表示制御手段は、
前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体の差別表示を、各被写体毎に色や線の太さなどを異ならせることにより、各被写体同士を差別化するようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記動画撮像制御手段により撮像されているフレーム画像に含まれている複数の被写体の中から、ユーザが任意の被写体を選択するための選択手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記選択手段は、
前記被写体追従制御手段により追従されている被写体の中から任意の被写体を選択するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記表示制御手段は、
前記選択手段により選択された被写体を、差別表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、ユーザが撮影準備を指示するための撮影準備指示手段を備え、
前記被写体追従制御手段は、
前記撮影準備指示手段により撮影準備の指示があった場合は、前記動画撮像制御手段により撮像されるフレーム画像に含まれている複数の被写体の追従を同時に開始するようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記被写体追従制御手段は、
前記選択手段により選択された場合は、該選択された被写体の追従を開始するようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を切替表示対象とし、前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像に基づいて、該切替表示対象となる被写体をズームアップした動画データを生成し、該生成した動画を切替表示対象となる被写体毎に順次切替えて表示させていく切替表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、被写体の静止画撮影を行なう静止画撮影制御手段と、
前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体をズームアップ画像の対象とし、ズームアップ画像の対象となる各被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像を、前記静止画撮影制御手段により得られた静止画像データから生成するズームアップ画像生成手段と、
を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項13に記載されているように、ユーザが撮影を指示するための撮影指示手段を備え、
前記静止画撮影制御手段は、
前記撮影指示手段により撮影が指示されると、静止画撮影を実行するようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、被写体の静止画撮影を一定周期毎に行なう自動静止画撮影制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項15に記載されているように、前記静止画撮影制御手段、前記自動静止画撮影制御手段は、
前記被写体追従制御手段により追従されている全ての被写体を撮影対象とし、該撮影対象となる全ての被写体が丁度画角内に納まるようにズームして静止画撮影を行なうようにしてもよい。
また、例えば、請求項16に記載されているように、前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を差別対象とし、前記自動撮影制御手段により一定周期毎に撮影された複数の静止画像データに、該差別対象となる各被写体を差別対象でない被写体と差別することができ、且つ差別対象の被写体同士でも差別可能な差別画像を合成させるとともに、前記自動撮影制御手段により撮像された各静止画像データに基づいて、撮影時刻順に静止画像データの画像をマルチ表示させた組画像データを生成する組画像生成手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項17に記載されているように、前記自動撮影制御手段により一定周期毎に撮影された複数の静止画像データに基づいて、差別対象となる各被写体の最大移動軌跡を判別し、該最大移動軌跡となる2枚の静止画像データと該最大移動軌跡とを合成させる合成手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項18に記載されているように、前記選択手段により選択された被写体を優先追従被写体として設定する優先設定手段と、
前記優先設定手段により該優先追従被写体として設定した被写体以外の被写体を、前記ズームアップ画像生成手段による生成されるズームアップ画像の対象、前記静止画撮影制御手段による撮影対象、前記自動撮影制御手段により撮影対象、前記組画像生成手段による差別対象、前記切替表示制御手段による切替表示対象のうち、少なくとも1つ以上の対象から除外する対象除外手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項19に記載されているように、前記選択手段により選択された被写体を優先追従被写体として設定する優先設定手段を備え、
前記切替表示制御手段は、
前記優先設定手段により設定された優先追従被写体をズームアップした動画から順に切り替え表示させていくようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項20記載の発明によるプログラムは、撮像素子を制御して被写体の動画を撮像する動画撮像処理と、
前記動画撮像処理により順次撮像されるフレーム画像に基づいて、該動画撮像処理により撮像されるフレーム画像に含まれている複数の被写体を同時に追従する被写体追従処理と、
前記動画撮像処理により順次撮像されるフレーム画像を表示部に表示させていくとともに、前記被写体追従処理により追従されている各被写体を差別表示させる表示処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本願発明によれば、複数の被写体を撮影対象にする場合の使い勝手を向上することができる。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 あるタイミング時に画像表示部15に表示される画像の様子を示す図である。 あるタイミング時に画像表示部15に表示される追従被写体の選択を説明するための図である。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズ等を含む。そして、撮影レンズ2にはレンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に沿って駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスモータ、ズームモータを駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている(図示略)。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞り4とは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
CCD5は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5から出力された撮像信号はユニット回路8を経てデジタル信号として画像生成部9に送られる。
画像生成部9は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはDRAM13(バッファメモリ)に記憶される。つまり、画像生成部9は、CCD5から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU10は、CCD5への撮像制御、フラッシュメモリ14への記録処理、画像データの表示処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CPU10はクロック回路を含み、タイマーとしての機能も有する。
特に、CPU10は、複数の被写体に対して被写体追従を行なう機能、該被写体追従されている被写体を差別表示させる機能を有する。
キー入力部11は、半押し全押し可能なシャッタボタン、モード切替キー、表示切替キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。なお、このメモリ12は書き換え可能な不揮発性メモリである。
DRAM13は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
画像表示部15は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ14から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部11の操作により撮影モードに設定されると、ステップS1に進み、CPU10は、CCD5による撮像を開始させ、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号のフレーム画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM13)に記憶させていき、該記憶されたフレーム画像データに基づく画像を画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する。
次いで、ステップS2で、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの半押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS2で、シャッタボタンの半押し操作に対応する操作信号が送られてこない場合は、該操作信号が送られてくるまでステップS2に留まる。
一方、ステップS2で、シャッタボタンの半押し操作に対応する操作信号が送られてくると、ステップS3に進み、CPU10は、CCD5により撮像されている各被写体に対して被写体追従を開始させる。つまり、シャッタボタン半押し時に撮像された各被写体が、順次撮像されるフレーム画像データの画像内のどこに位置するかを検出していくことになる。
この被写体追従の技術は既に周知技術なので具体的に説明しないが、たとえば、各被写体を画像認識により認識し、順次撮像されるフレーム画像データ内のどこに該各被写体が位置するかを検出することにより被写体追従を行なうようにしてもよいし、ブロックマッチング法などを用いて各被写体の位置を検出していくことにより被写体追従を行なうようにしてもよい。
これにより、ユーザが撮影の準備をしたいと思う場合に、被写体追従を開始させることができる。
ステップS3で被写体追従を開始すると、ステップS4に進み、CPU10は、該被写体追従を行なっている被写体(追従被写体)の移動軌跡をスルー画像表示に重ねて表示させる処理を開始させ、ステップS5で、CPU10は、画像認識により該追従被写体の輪郭を認識し、該輪郭もスルー画像表示に重ねて表示させる処理を開始させる。
図3は、あるタイミング時に画像表示部15に表示される画像の様子を示すものであり、これらの画像の撮像タイミングは、(a)→(b)→(c)というように時間が経過しているものとする。
図3(a)はシャッタボタン半押し後、最初に撮像され表示された画像の様子を示すものであり、このときは、各被写体は未だ移動していないので、各被写体の輪郭21のみが画像とともに表示されているのが分かる。
そして、時間の経過とともに、図3の(b)、(c)に示すように各追従被写体の輪郭21とともに、各追従被写体の移動軌跡22が表示されているのが分かる。
このように、追従被写体を差別表示(輪郭21、移動軌跡22の表示)させるので、複数の被写体に対して被写体追従を行なっている場合であっても、ユーザは、追従被写体と非追従被写体とを容易に区別することができ、複数の被写体を撮影対象にする場合の使い勝手を向上することができる。
このとき、図示しないが追従被写体毎に輪郭21の線の太さや、線の種類、線の色等を異ならせるようにする。また、図3では、追従被写体毎に移動軌跡22の線の種類を異ならせているが、輪郭の表示と同様に、移動軌跡においても、追従被写体毎に移動軌跡の線の太さ、線の種類、線の色等を異ならせるようにする。要は、ユーザが各追従被写体を容易に区別することができるように、各追従被写体別に表示させる輪郭21、移動軌跡22を異ならせる方法であればよい。
これにより、ユーザは、追従被写体同士も容易に区別することができ、複数の被写体を撮影対象にする場合の使い勝手を向上することができる。
なお、輪郭21及び移動軌跡22の色を異ならせる場合は、同一の追従被写体に対しては、同じ色で輪郭21と移動軌跡22を表示させることが好ましい。
また、時間の経過するにつれて表示される移動軌跡22は長くなり、かえって各追従被写体の移動軌跡22が分かり辛いということになりかねないので、移動軌跡22は、現在のフレームから所定枚数前のフレームまでの被写体の移動軌跡22を表示させるようにしてもよい。
次いで、ステップS6に進み、CPU10は、ユーザによって追従被写体が選択されたか否かを判断する。
このとき、ユーザは十字キーの操作をすることにより画像表示部15に表示されているカーソルを選択したい追従被写体の輪郭21内まで移動させ、該カーソルが追従被写体の輪郭21内にあるときにSETキーの操作を行なうことにより、該追従被写体を選択することができ、CPU10は、該一連の操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたと判断すると、追従被写体が選択されたと判断する。
ステップS6で、追従被写体が選択されたと判断すると、ステップS7で、CPU10は、該選択された追従被写体が後述する優先追従被写体として設定されているか否かを判断する。つまり、バッファメモリの優先追従被写体記憶領域に該選択された追従被写体が優先追従被写体である旨の情報が記憶されているか否かを判断する。
ステップS7で、該選択された追従被写体が優先追従被写体として設定されていないと判断すると、ステップS8に進み、CPU10は、該選択された追従被写体を優先追従被写体として設定する。つまり、バッファメモリの優先追従被写体領域に該選択された追従被写体が優先追従被写体である旨を示す情報を記憶させる。そして、ステップS9で、CPU10は、該優先追従被写体として設定した追従被写体を他の非優先追従被写体(優先追従被写体として設定されてない追従被写体)と識別表示(差別表示)させて、ステップS12に進む。この識別表示の方法としては、たとえば、追従被写体の輪郭21や移動軌跡22を点滅表示させることにより、非優先追従被写体と識別表示させることができる。
図4は、あるタイミング時に画像表示部15に表示される追従被写体の選択を説明するための図である。
図4(a)に示すように、十字キーの操作により任意の追従被写体にカーソルを移動させてSETキーの操作を行なうことにより非優先追従被写体を選択すると、該選択された追従被写体は優先追従被写体として設定され、以後、図4(b)に示すように該選択された追従被写体の輪郭21及び移動軌跡22が点滅表示等により非優先追従被写体とは識別表示されているのが分かる。
このように、ユーザが任意に非優先追従被写体を選択することができ、また、ユーザによって選択された非優先追従被写体を優先追従被写体に設定し、該設定した優先追従被写体(選択された非優先追従被写体)を更に識別表示(差別表示)させるので、ユーザは、選択した追従被写体を容易に区別、認識することができる。
一方、ステップS7で、該選択された追従被写体が優先追従被写体として設定されていると判断すると、ステップS10に進み、該選択された追従被写体の優先追従被写体としての設定を解除する。つまり、優先追従被写体領域に記憶されている、該選択された追従被写体が優先追従被写体である旨の情報を消去させる。これにより、以後、該選択された追従被写体は非優先追従被写体ということになる。そして、ステップS11で、CPU10は、該選択された(設定解除された)追従被写体の識別表示を解除して、ステップS12に進む。これにより、非優先追従被写体として該選択された追従被写体の輪郭21や移動軌跡22は点滅表示ではなく普通に表示されることになる。
例えば、逆に図4(b)に示すように点滅表示等により差別表示されている追従被写体(優先追従被写体)が選択されると、該選択された追従被写体は、優先追従被写体の設定が解除され、以後、図4(a)に示すように、該選択された追従被写体の輪郭21及び移動軌跡22は点滅表示されなくなる。
一方、ステップS6で、追従被写体が選択されていないと判断すると、そのままステップS12に進む。
ステップS12に進むと、CPU10は、ユーザによって表示切替キーの操作が行なわれたか否かを判断する。この判断は、表示切替キーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS12で、表示切替キーの操作が行われたと判断すると、ステップS13に進み、CPU10は、優先順に追従被写体を中心にズームアップした動画を表示させて、ステップS14に進む。
この優先順にとは、優先追従被写体として設定されている追従被写体(点滅表示されている追従被写体)の動画を先に表示させ、その後、非優先追従被写体の追従被写体(点滅表示されていない追従被写体)の動画を表示させる。また、追従被写体を中心にズームアップした動画の表示は、CCD5により撮像されたフレーム画像データからズームアップさせる追従被写体をトリミングし、該トリミングした画像データを順次表示(電子ズーム表示)させることをいう。この追従被写体のトリミングは、被写体追従によって検出された被写体位置に基づいて行なう。
このステップS13の優先順に追従被写体を中心にズームアップした動画の表示は、自動的に追従被写体のズームアップの動画を優先順に所定時間毎に1つ1つ切替え表示させていく方法でもよいし、ユーザによって表示切替キーが操作される度に、優先順に追従被写体のズームアップ動画を表示させていくようにしてもよい。この自動、手動を問わず、全ての追従被写体のズームアップ動画を表示させると、CCD5により撮像されたフレーム画像データをトリミングせずにそのまま表示させるようにする。つまり、図3及び図4に示すように表示切替キーの操作が行なわれる前の表示に戻る。
また、ズームアップ動画の表示は、画像表示部15の1部の表示領域に表示させるようにしてもよいし、画像表示部15の全領域に表示させるようにしてもよい。この1部の表示領域にズームアップ動画を表示させる場合は、該1部の表示領域以外には図3及び図4に示すような全画面のスルー画像がそのまま表示されることになり、全領域にズームアップ動画を表示させる場合は、切替表示中は全画面のスルー画像は表示されないことになる。
これにより、追従被写体をズームアップした動画を表示させることができ、ユーザは該動画を見ることにより的確な判断、例えば、確実に優先追従被写体にすべきか否かの判断をすることができ、誤判断を防止することができる。また、ユーザが一番確認したい被写体のズームアップ動画から表示させることができる。
一方、ステップS12で、表示切替キーの操作が行われていないと判断するとそのままステップS14に進む。
ステップS14に進むと、CPU10は、シャッタボタンが全押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS14で、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきていない場合はステップS6に戻り、上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS14で、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきた場合は、ステップS15に進み、CPU10は、静止画撮影処理を行う。
次いで、ステップS16で、CPU10は、該静止画撮影処理により得られた静止画像データから、現在設定されている優先追従被写体を全て含むような画像データを生成する。
この現在設定されている優先追従被写体を全て含むとは、「該現在設定されている優先追従被写体の全てが丁度画角内に収まるように」の意味であり、現在設定している優先追従被写体の全てが含めばどのような画角であっても構わないということではない。そして、現在設定されている優先追従被写体を全て含むような画像データの生成とは、シャッタボタンの全押し直前の優先追従被写体の位置に基づいて、該現在設定されている優先追従被写体の全てが丁度収まるような画角の画像データをトリミングすることをいう。つまり、ステップS15及びステップS16の処理は、該現在設定されている優先追従被写体の全てが丁度画角内に収まるように電子ズームを行なって静止画撮影を行なっていることになる。
なお、トリミングを行なわずに、該現在設定されている優先追従被写体の全てが丁度画角内に収まるように光学ズームを行なって静止画撮影処理を行うようにしてもよい。
これにより、無駄な被写体が映っている部分の画像を無くすことができる。
次いで、ステップS17で、CPU10は、ステップS15の静止画撮影処理により得られた静止画像データから、現在設定されている優先追従被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像を生成する。つまり、該静止画像データから、シャッタボタンの全押し直前の優先追従被写体の位置に基づいて、各優先追従被写体をトリミングした画像データを生成することになる。これにより、特にメインとなる各追従被写体(優先追従被写体)をズームアップした画像を生成することができ、ユーザが個別にトリミング等による手動操作により優先追従被写体をズームした画像を生成する手間が省ける。また、無駄な被写体をズームアップした画像を生成することがない。
次いで、ステップS18で、CPU10は、該ステップS16及びステップS17で生成された画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録させる。
C.以上のように、実施の形態においては、複数の被写体に対して被写体追従を行い、各追従被写体を差別表示させるとともに、該追従被写体がお互いに区別(識別)できるように各追従被写体の差別表示を、線の種類を、線の太さ、色等を異ならせるようにしたので、ユーザが容易に各追従被写体を認識することができるとともに、各追従被写体同士を区別することができ、複数の被写体に対しての被写体追従の使い勝手を向上することができる。
[変形例]
D.上記実施の形態は以下のような態様であってもよい。
(01)上記実施の形態においては、シャッタボタンが半押しされると、複数の被写体に対して被写体追従を開始するようにしたが、スルー画像表示が開始されると、撮像される複数の被写体に対して被写体追従を開始するようにしてもよい。
(02)また、上記実施の形態においては、シャッタボタンが半押しされると、撮像されている複数の被写体に対して被写体追従を開始し、ユーザによって選択された追従被写体を更に識別表示(例えば、点滅表示)させるようにしたが、ユーザによって被写体が選択されると、そこで初めて該選択された被写体に対して被写体追従を開始し、該被写体を差別表示(輪郭21や移動軌跡22表示等)するようにしてもよい。このときも、複数の被写体が選択されると、複数の被写体に対して被写体追従を行なうので、各追従被写体同士が区別できるように表示させる。この場合は、選択された被写体を優先追従被写体とするようにしてもよいし、再び同じ被写体が選択された場合に限り優先追従被写体とするようにしてもよい。
これにより、追従させたい被写体のみに対して被写体追従をさせることができる。
(03)また、上記実施の形態においては、追従被写体が選択されると、該選択された追従被写体を優先追従被写体として設定し、該設定した優先追従被写体を他の非優先追従被写体とは識別させて表示させるようにしたが、選択されていない追従被写体に対しては差別表示(輪郭21や移動軌跡22表示)を解除することにより識別(差別)させるようにしてもよい。
この場合は、非選択の追従被写体に対しては、以後被写体追従を中止させるようにしてもよい。つまり、非選択の追従被写体は以後追従被写体ではなくなり、選択された被写体が追従被写体であり、且つ、優先追従被写体ということになる。
このときの追従被写体の選択方法としては、最初に追従被写体が選択されたタイミングから所定時間(例えば、5秒)経過するまでに選択された追従被写体を優先追従被写体として設定するとともに、所定時間経過するまでに選択されなかった追従被写体に対しては差別表示を解除する。
(04)また、上記実施の形態においては、カーソルによって追従被写体を選択するようにしたが、タッチパネル等の他の選択方法によって選択させる態様も可能である。
(05)また、上記実施の形態においては、表示切替キーの操作が行なわれると、ステップS13で優先順に、優先追従被写体として選択された追従被写体を先に表示させ、その後、非優先追従被写体を表示させるようにしたが、優先順でなくてもよい。つまり、優先、非優先にかかわらず、追従被写体を順番に表示させるような態様であってもよい。
また、表示切替キーの操作が行なわれると、ステップS13では優先追従被写体のみを中心にズームアップした動画を表示させるようにしてもよい。これにより、特にメインとなる追従被写体をズームアップした動画のみを切り替え表示することができ、無駄なズームアップ動画を表示させることがない。
(06)また、上記実施の形態においては、ステップS16で、優先追従被写体を全て含むような画像データを生成するようにしたが、優先、非優先にかかわらず追従被写体を全て含むような画像データを生成するようにしてもよい。
また、ステップS16では、優先追従被写体が1つも設定されていない場合は、追従被写体を全て含むような画像データを生成し、優先追従被写体が設定されている場合は、優先追従被写体のみを全て含むような画像データを生成するようにしてもよい。
(07)また、上記実施の形態においては、ステップS17で、優先追従被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像を生成するようにしたが、優先、非優先にかかわらず追従被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像を生成するようにしてもよい。
また、ステップS17では、優先追従被写体が1つも設定されていない場合は、追従被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像を生成するようにし、優先追従被写体が設定されている場合は、優先追従被写体のみをそれぞれ中心としたズームアップ画像を生成するようにしてもよい。
(08)また、上記実施の形態においては、ステップS15で静止画撮影処理を行うと、ステップS16及びステップS17の両方の動作を行なうようにしたが、何れか一方の動作のみを実行するようにしてもよい。つまり、設定した優先追従被写体を全て含むような画像の生成か、設定した優先追従被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像の生成かのいずれか一方の生成のみを行なうようにする。
(09)また、上記実施の形態においては、シャッタボタンが全押しされた場合に静止画撮影処理を行うようにしたが、シャッタボタンが全押しされるか否かにかかわらず、一定周期毎に優先追従被写体、又は、追従被写体を全て含むような静止画撮影処理(自動静止画撮影処理)を行うようにしてもよい。これにより、複数枚の自動で撮影された静止画像から追従被写体の一連の動作を認識することができ、また、撮影時にはたまたまシャッタチャンスでないと思った画像であっても、シャッタチャンスか否かを誤判断した場合であっても、後から一定周期毎に撮影された画像群から本当にシャッタチャンスの画像が見つかる可能性もあり、かかる場合であっても対応することができる。
また、該自動静止画撮影処理により得られた静止画像データから、優先追従被写体、又は、追従被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像を生成して記録するようにしてもよい。
(10)また、上記変形例(09)において、一定周期毎に撮影された静止画像データのそれぞれに、追従被写体又は優先追従被写体の輪郭を合成させて、各静止画像データを、撮影時刻順にマルチ表示させた組画像データを生成し、該生成した組画像データを記録するようにしてもよい。これにより、1枚の組画像から追従被写体又は優先追従被写体の一連の動作を容易に認識することができる。
(11)また、上記変形例(09)において、一定周期毎に撮像された静止画像データに基づいて、追従被写体又は優先追従被写体の最大移動軌跡を判別し、該追従被写体の最大移動軌跡が最大となる2枚の静止画像データと該最大移動軌跡を合成させて、記録するようにしてもよい。これにより、1枚の画像データから追従被写体又は優先追従被写体の最大移動軌跡を容易に認識することができる。
(12)また、上記実施の形態においては、シャッタボタンが半押しされると被写体追従を開始するようにしたが(ステップS3以降の動作を行なうようにしたが)、シャッタボタンとは別個に設けられた被写体追従開始ボタンが操作されると被写体追従を開始するようにしてもよい。
(13)また、上記変形例(01)〜(12)を矛盾が生じない範囲内で任意に組み合わせるような態様であってもよい。
(14)また、本発明の上記実施形態は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
最後に、上記各実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、画像を処理することができる機器であれば適用可能である。
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス

Claims (20)

  1. 撮像素子を制御して被写体の動画を撮像する動画撮像制御手段と、
    前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像に基づいて、該動画撮像制御手段により撮像されるフレーム画像に含まれている複数の被写体を同時に追従する被写体追従制御手段と、
    前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像を表示手段に表示させていくとともに、前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を差別表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体の移動軌跡を表示させることにより、該追従されている各被写体を差別表示させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体の輪郭を表示させることにより、該追従されている各被写体を差別表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像を表示手段に表示させていくとともに、前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を、各被写体同士で差別化できる状態で差別表示させる手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体の差別表示を、各被写体毎に色や線の太さなどを異ならせることにより、各被写体同士を差別化することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記動画撮像制御手段により撮像されているフレーム画像に含まれている複数の被写体の中から、ユーザが任意の被写体を選択するための選択手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。
  7. 前記選択手段は、
    前記被写体追従制御手段により追従されている被写体の中から任意の被写体を選択することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記表示制御手段は、
    前記選択手段により選択された被写体を、差別表示させることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  9. ユーザが撮影準備を指示するための撮影準備指示手段を備え、
    前記被写体追従制御手段は、
    前記撮影準備指示手段により撮影準備の指示があった場合は、前記動画撮像制御手段により撮像されるフレーム画像に含まれている複数の被写体の追従を同時に開始することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の撮像装置。
  10. 前記被写体追従制御手段は、
    前記選択手段により選択された場合は、該選択された被写体の追従を開始することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  11. 前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を切替表示対象とし、前記動画撮像制御手段により順次撮像されるフレーム画像に基づいて、該切替表示対象となる被写体をズームアップした動画データを生成し、該生成した動画を切替表示対象となる被写体毎に順次切替えて表示させていく切替表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 被写体の静止画撮影を行なう静止画撮影制御手段と、
    前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体をズームアップ画像の対象とし、ズームアップ画像の対象となる各被写体をそれぞれ中心としたズームアップ画像を、前記静止画撮影制御手段により得られた静止画像データから生成するズームアップ画像生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の撮像装置。
  13. ユーザが撮影を指示するための撮影指示手段を備え、
    前記静止画撮影制御手段は、
    前記撮影指示手段により撮影が指示されると、静止画撮影を実行することを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  14. 被写体の静止画撮影を一定周期毎に行なう自動静止画撮影制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の撮像装置。
  15. 前記静止画撮影制御手段、前記自動静止画撮影制御手段は、
    前記被写体追従制御手段により追従されている全ての被写体を撮影対象とし、該撮影対象となる全ての被写体が丁度画角内に納まるようにズームして静止画撮影を行なうことを特徴とする請求項12乃至14の何れかに記載の撮像装置。
  16. 前記被写体追従制御手段により追従されている各被写体を差別対象とし、前記自動撮影制御手段により一定周期毎に撮影された複数の静止画像データに、該差別対象となる各被写体を差別対象でない被写体と差別することができ、且つ差別対象の被写体同士でも差別可能な差別画像を合成させるとともに、前記自動撮影制御手段により撮像された各静止画像データに基づいて、撮影時刻順に静止画像データの画像をマルチ表示させた組画像データを生成する組画像生成手段を備えたことを特徴とする請求項14記載の撮像装置。
  17. 前記自動撮影制御手段により一定周期毎に撮影された複数の静止画像データに基づいて、差別対象となる各被写体の最大移動軌跡を判別し、該最大移動軌跡となる2枚の静止画像データと該最大移動軌跡とを合成させる合成手段を備えたことを特徴とする請求項14記載の撮像装置。
  18. 前記選択手段により選択された被写体を優先追従被写体として設定する優先設定手段と、
    前記優先設定手段により該優先追従被写体として設定した被写体以外の被写体を、前記ズームアップ画像生成手段による生成されるズームアップ画像の対象、前記静止画撮影制御手段による撮影対象、前記自動撮影制御手段により撮影対象、前記組画像生成手段による差別対象、前記切替表示制御手段による切替表示対象のうち、少なくとも1つ以上の対象から除外する対象除外手段を備えたことを特徴とする請求項11、12、15、16記載の撮像装置。
  19. 前記選択手段により選択された被写体を優先追従被写体として設定する優先設定手段を備え、
    前記切替表示制御手段は、
    前記優先設定手段により設定された優先追従被写体をズームアップした動画から順に切り替え表示させていくことを特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  20. 撮像素子を制御して被写体の動画を撮像する動画撮像処理と、
    前記動画撮像処理により順次撮像されるフレーム画像に基づいて、該動画撮像処理により撮像されるフレーム画像に含まれている複数の被写体を同時に追従する被写体追従処理と、
    前記動画撮像処理により順次撮像されるフレーム画像を表示部に表示させていくとともに、前記被写体追従処理により追従されている各被写体を差別表示させる表示処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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