JP2008219448A - 受信装置、受信装置の制御方法及び受信装置の制御方法のプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、受信装置、受信装置の制御方法及び受信装置の制御方法のプログラムに関し、例えば地上波デジタル放送を受信可能な携帯型の受信機に適用して、消費電力の増大を防止して、電界強度の大きな妨害波が存在する場合でも、安定に希望波を受信することができるようにする。
【解決手段】本発明は、受信状況の劣化により、入力信号レベルの増大により自動利得制御の処理を開始する制御開始値を可変する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信装置、受信装置の制御方法及び受信装置の制御方法のプログラムに関し、例えば地上波ディジタル放送を受信可能な携帯型の受信機に適用することができる。本発明は、受信状況の劣化により、入力信号レベルの増大により自動利得制御の処理を開始する制御開始値を可変することにより、消費電力の増大を防止して、電界強度の大きな妨害波が存在する場合でも、安定に希望波を受信することができるようにする。
従来、テレビジョン放送等のチューナは、選局部で選局した放送波の信号レベルが所定値になるように、自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)回路を用いたフィードバック制御により入力段の利得を制御している。またAGC回路による利得制御では利得が不足する場合に、入力段にRFアンプを設け、このRFアンプでアンテナから入力される放送波を増幅している。
この種の自動利得制御に関して、例えば特開2001−244836号公報には、選局時、自動利得制御の制御目標値を低下させ、安定に選局動作を実行させる方法が提案されている。
ところでチューナでは、図10(A)に示すように、選局対象の放送波である希望波と共に、他の放送波等による妨害波がアンテナで受信され、入力段において、この妨害波の信号レベルが希望波に比して強い場合がある。この場合、選局した希望波の信号レベルが一定値となるように利得制御したのでは、図10(B)に示すように、妨害波の振幅が入力段等における非線形領域に突入することになり、妨害波に歪みが発生する。この妨害波の歪みは、スプリアスを発生させ、このスプリアスが希望波の周波数帯域に混入することにより、希望波のC/N比を劣化させる。その結果、従来のチューナでは、希望波を正常に受信できなくなる問題がある。なおここで図10において、INは、チューナに入力する各種放送波を示し、OUTは、入力段で増幅された後の各種放送波を示す。
この問題を解決する1つの方法として、チューナの線形領域を十分に大きくし、妨害波が歪まないようにする方法が考えられる。しかしながらこの方法の場合、チューナの消費電力が増大する問題がある。
特開2001−244836公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、消費電力の増大を防止して、電界強度の大きな妨害波が存在する場合でも、安定に希望波を受信することができる受信装置、受信装置の制御方法及び受信装置の制御方法のプログラムを提案しようとするものである。
上記の課題を解決するため請求項1の発明は、ディジタル放送のテレビジョン放送を受信する受信装置に適用して、アンテナから入力される高周波信号を所定の利得で増幅して出力する増幅部と、前記増幅部から出力される高周波信号から放送波を選局して出力信号を出力する選局部と、前記出力信号を処理して前記放送波によるコンテンツのデータを復調する復調部と、前記出力信号の信号レベルが所定値となるように、前記増幅部の利得を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが制御開始値より小さい場合には、前記増幅部の利得が一定値となるように、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より大きい場合には、前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より増大するに従って前記増幅部の利得が減少するように、前記増幅部の利得を制御し、前記復調部の処理結果に応じて前記制御開始値を切り換える。
また請求項5の発明は、ディジタル放送のテレビジョン放送を受信する受信装置の制御方法に適用して、前記受信装置は、アンテナから入力される高周波信号を所定の利得で増幅して出力する増幅部と、前記増幅部から出力される高周波信号から放送波を選局して出力信号を出力する選局部と、前記出力信号を処理して前記放送波によるコンテンツのデータを復調する復調部とを備え、前記制御方法は、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが制御開始値より小さい場合には、前記増幅部の利得が一定値となるように、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より大きい場合には、前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より増大するに従って前記増幅部の利得が減少するように、前記増幅部の利得を制御する利得制御のステップと、前記復調部の処理結果に応じて前記制御開始値を切り換える制御開始値の切り換えステップとを有するようにする。
また請求項6の発明は、ディジタル放送のテレビジョン放送を受信する受信装置の制御方法のプログラムに適用して、前記受信装置は、アンテナから入力される高周波信号を所定の利得で増幅して出力する増幅部と、前記増幅部から出力される高周波信号から放送波を選局して出力信号を出力する選局部と、前記出力信号を処理して前記放送波によるコンテンツのデータを復調する復調部とを備え、前記制御方法のプログラムは、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが制御開始値より小さい場合には、前記増幅部の利得が一定値となるように、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より大きい場合には、前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より増大するに従って前記増幅部の利得が減少するように、前記増幅部の利得を制御する利得制御において、前記復調部の処理結果に応じて前記制御開始値を切り換える制御開始値の切り換えステップを有するようにする。
請求項1、請求項5又は請求項6の構成によれば、例えばC/N比の劣化により正常にデータを復調できない場合に、自動利得制御の制御開始値を切り換えて、正常にデータを復調可能な状態とすることができ、これにより消費電力の増大を防止して、電界強度の大きな妨害波が存在する場合でも、安定に希望波を受信することができる。
本発明によれば、消費電力の増大を防止して、電界強度の大きな妨害波が存在する場合でも、安定に希望波を受信することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例1の構成
図2は、本発明の実施例1に係る地上波ディジタル放送システムを示すブロック図である。この地上波ディジタル放送システム1は、放送設備2から送出された放送波を受信機3で受信し、各種の映像コンテンツをユーザーに提供する。
ここで放送設備2は、映像コンテンツを構成するデータであるビデオデータ、オーディオデータ等を例えばMPEG−2(Moving Picture Experts Group-2)方式により符号化処理した後、時分割多重化し、MPEG−2システム(MPEG-2 Systems)のトランスポートストリーム(TS)を生成する。
ここでトランスポートストリーム(TS)は、図3に示すように、トランスポートストリームパケット(TSパケット)の連続により形成され、これらのパケットは、ビデオデータを割り当てた映像パケット、オーディオデータを割り当てた音声パケット、付加データを割り当てた付加パケット等により形成される。なおここで付加データは、例えば文字放送用のデータ等である。
各パケットは、188バイトの固定長で形成され、図3(B)に示すように、先頭にヘッダが設けられ、続いてペイロードが設けられる。なおパケットには、ヘッダに続いてアダプテーションフィールドを設けることができ、このアダプテーションフィールドに続くペイロードのデータ種別等の情報を設けることができる。
各ヘッダは、図3(C)に示すように、各パケットの先頭を検出するための同期バイト、パケットの中のビットエラーの有無を示す誤り表示、新たなPES(Packetized Elementary Stream)パケットの開始を示すユニット開始表示、パケットの重要度を示す優先度、パケットの属性を示すPID(Packet IDentification)等が順次設けられる。ここでPIDは、13ビットにより形成され、後述する受信機3における各パケットの選択基準に使用される。
放送設備2(図2)は、このトランスポートストリームTSをスクランブル処理した後、マルチパスによる妨害に強いOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex )変調方式により変調して変調信号を生成し、この変調信号を所定周波数の放送波S1により送出する。
受信機3は、例えば携帯型の受信機であり、放送設備2から送出された放送波を受信して各種映像コンテンツをユーザーに提供する。
すなわち受信機3において、チューナ6は、アンテナ4で受信される各種の高周波信号RFを入力し、中央処理ユニット(CPU)5の制御により放送波S1を選局する。チューナ6は、この選局した放送波からトランスポートストリームTSを復調して出力する。
デスクランブラ7は、チューナ6から出力されるトランスポートストリームTSをデスクランブル処理して出力する。デマルチプレクサ(DEMUX)8は、デスクランブラ7からトランスポートストリームTSを入力し、各パケットに設定されたPIDに基づいて各パケットを選別し、各パケットに割り当てられたビデオデータ、オーディオデータ、付加データを、それぞれ画像デコーダ9、音声デコーダ10、データデコーダ11に選択出力する。
画像デコーダ9、音声デコーダ10、データデコーダ11は、それぞれデマルチプレクサ8からビデオデータ、オーディオデータ、付加データを入力し、元のビデオデータ、オーディオデータ、付加データを復号して出力する。表示部12は、画像デコーダ9から出力されるビデオデータを表示し、また中央処理ユニット5の制御によりデータデコーダ11から出力される付加データによる文字情報等をOSD(On Screen Display)表示する。音声出力部13は、音声デコーダ10から出力されるオーディオデータによりスピーカを駆動し、このオーディオデータによる音声をユーザーに提供する。
操作部14は、ユーザーの操作を入力する各種操作子、リモートコマンダ等により構成され、ユーザーによる各種の操作を中央処理ユニット5に通知する。
中央処理ユニット5は、この受信機3の動作を制御するメインの制御手段であり、ランダムアクセスメモリ(RAM)15にワークエリアを確保してリードオンリメモリ(ROM)16に格納されたプログラムを実行することにより、ユーザーの操作に応動して各部の動作を制御する。
この制御により、中央処理ユニット5は、放送波S1により放送される番組の受信をユーザーが指示すると、チューナ6に放送波S1の選局を指示すると共に、その結果得られるトランスポートストリームの処理を画像デコーダ9、音声デコーダ10、データデコーダ11等に指示し、これにより放送波S1による映像コンテンツをユーザーに提供する。
図4は、チューナ6の詳細構成を示すブロック図である。チューナ6において、AGC付きアンプ20は、広帯域の増幅回路であり、アンテナ4から入力される高周波信号RFを所定利得で増幅して出力する。AGC付きアンプ20は、選局部21及び制御部22からそれぞれ放送波S1の信号レベル検出結果S2、自動利得制御の制御開始値を入力し、信号レベル検出結果S2がこの制御開始値に対応する制御目標値となるように、内蔵の制御部20Aにより高周波信号RFを増幅する利得を可変する。
この利得の制御により、AGC付きアンプ20は、高周波信号RFに含まれる希望波の信号レベルが制御開始値より小さい場合には、最大の利得で高周波信号RFを増幅して出力する。またこの希望波の信号レベルが制御開始値より大きい場合には、この希望波の信号レベルが制御開始値より増大するに従って一定の割合で利得を減少させる。なおこれによりAGC付きアンプ20は、信号レベル検出結果S2、最大の利得Gmax、制御開始値APに基づいて自動利得制御の処理を実行する。
選局部21は、制御部22からの指示に従ってローカルオシレータで局部発振信号を生成し、この局部発振信号を用いてAGC付きアンプ20から出力される高周波信号RFを中間周波信号に変換する。選局部21は、この中間周波信号を帯域制限した後、検波することにより、制御部22で指示された放送波S1を選局し、OFDM変調された変調信号を復調する。選局部21は、さらに中間周波信号の信号レベルを検出することにより、選局した放送波の信号レベルを検出し、信号レベル検出結果S2をRF付きアンプ20に通知する。
復調部23は、選局部21で復調される変調信号を基準にして内蔵のPLL(Phase Locked Loop )回路23Aでクロックを生成する。また復調部23は、このクロックを用いて変調信号を処理することにより、トランスポートストリームTSを復調して出力する。この一連の処理において、復調部23は、PLL回路23Aにおける同期外れを検出して制御部22に通知する。
誤り訂正処理部24は、復調部23で復調されたトランスポートストリームTSを誤り訂正処理した後、デスクランブラ7に出力する。
制御部22は、ランダムアクセスメモリ(RAM)25にワークエリアを確保して図示しないメモリに記録されたプログラムを実行することにより、各部の動作を制御する。なおこの実施例において、この制御部22のプログラムは、この受信機3に事前にインストールされて提供されるものの、光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等の記録媒体を介してインストールしてもよく、さらにはインターネット等のネットワークを介したダウンロードによりインストールしてもよい。なおランダムアクセスメモリ25は、各種レジスタの設定値の保存場所としても機能する。
制御部22は、この各部の制御により、中央処理ユニット5の指示に従って選局部21に放送波S1の選局を指示する。また復調部23から通知される同期外れの有無により、受信状態の劣化を監視し、この監視結果に基づいて、AGC付きアンプ20に通知する自動利得制御の制御開始値を切り換える。なお以下において、この自動利得制御の制御開始値をアタックポイントと呼ぶ。
ここで単に、復調部23で検出される放送波の信号レベルが制御目標値となるようにAGC付きアンプ20で利得を制御したのでは、図10について上述したように、電界強度の強い妨害波の振幅がAGC付きアンプ20、選局部21における非線形領域に突入することになり、妨害波に歪みが発生し、希望波のC/N比を劣化させることになる。
この場合に、図10との対比により図5に示すように、アタックポイントの値を小さくすれば、妨害波の信号レベルを低減し、妨害波の振幅をAGC付きアンプ20、選局部21における線形領域に保持することができる。従ってこの場合、妨害波における歪みの発生を防止してスプリアスの発生を防止することができ、アタックポイントの値を大きくした場合に比して、却って希望波のC/N比を向上することができる。
しかしながらこのようにアタックポイントの値を小さくしたままでは、図10及び図5との対比により図6に示すように、妨害波が存在しない場合に、不必要に希望波の利得を制限することになる。すなわちこの場合、希望波の信号レベルをさらに増大させて、希望波のC/N比を一段と向上できるのにも係わらず、希望波の信号レベルを小さいままに維持することになり、十分に性能を発揮できないことになる。
そこでこの実施例では、復調部23から通知される同期外れの有無により受信状態を監視し、この監視結果に基づいて受信状態が劣化すると、通常設定時の第1のアタックポイントAP1と、妨害波が存在する場合の第2のアタックポイントAP2とを切り換えてAGC付きアンプ20の利得を制御する。なおこれにより第2のアタックポイントAP2は、第1のアタックポイントAP1に比して、小さな値に設定される。
すなわち図1は、この第1及び第2のアタックポイントAP1及びAP2の切り換え制御に係る制御部22の処理手順を示すフローチャートである。制御部22は、電源が立ち上げられると、この処理手順を開始してステップSP1からステップSP2に移る。ここで制御部22は、初期設定処理を実行し、各部の設定を初期状態に設定する。この初期設定処理において、制御部22は、第1のアタックポイントAP1を選択してAGC付きアンプ20に通知し、さらにはディフォルトに設定された放送波の受信を選局部21に指示する。なおこのディフォルトで受信する放送波は、例えばいわゆるラストメモリに記録された直前の電源立ち下げ時に受信していた放送波である。
続いて制御部22は、ステップSP3に移り、中央処理ユニット5から選局要求が入力されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP3からステップSP4に移る。このステップSP4において、制御部22は、復調部23のPLL回路23Aで同期が外れているか否か判断する。
ここで復調部23のPLL回路23Aが選局部21から出力される変調信号にロックしてクロックを生成している場合、制御部22は、このステップSP4で否定結果が得られ、ステップSP3に戻る。
これに対して電界強度の強い妨害波が存在する場合、第1のアタックポイントAP1に設定した状態では、スプリアスの影響で十分なC/N比を確保することが困難になり、その結果、復調部23において同期を確立、維持することが困難になる。従ってこの場合、制御部22は、ステップSP4において、肯定結果が得られることになる。
そこで制御部22は、ステップSP4で肯定結果が得られると、ステップSP4からステップSP5に移り、ここで改めて第1のアタックポイントAP1をAGC付きアンプ20に通知する。また続くステップSP6において、同期を確立できたか否か判断する。またこのステップSP6において否定結果が得られると、制御部22は、ステップSP6からステップSP7に移り、第2のアタックポイントAP2をAGC付きアンプ20に通知し、それまでの第1のアタックポイントAP1の設定を第2のアタックポイントAP2の設定に切り換える。また続くステップSP8において、同期を確立できたか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、制御部22は、ステップSP3に戻る。またステップSP6で肯定結果が得られた場合も、同様にステップSP3に戻る。これに対してステップSP8で否定結果が得られると、制御部22は、ステップSP5に戻り、第2のアタックポイントAP2の設定を第1のアタックポイントAP1の設定に戻す。
これにより制御部22は、電源が立ち上げられた後、中央処理ユニット5から選局の指示が得られるまでの間、第1及び第2のアタックポイントAP1及びAP2から、同期を確立、維持できる側のアタックポイントAP1又はAP2を選択し、この選択したアタックポイントAP1又はAP2によりAGC付きアンプ20の利得を制御してディフォルトの放送波を受信する。
またこのようにして第1又は第2のアタックポイントAP1又はAP2によりディフォルトの放送波を受信した状態で、中央処理ユニット5から選局が指示されると、制御部22は、ステップSP3で肯定結果が得られ、ステップSP3からステップSP9に移る。ここで制御部22は、中央処理ユニット5からの指示に対応するように、選局部21に放送波の選局を指示し、ステップSP5に移る。
これにより制御部22は、中央処理ユニット5により指示された放送波を受信している場合でも、同期を確立、維持できる側のアタックポイントAP1又はAP2を選択し、この選択したアタックポイントAP1又はAP2によりAGC付きアンプ20の利得を制御して放送波を受信する。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この地上波ディジタル放送システム1では(図2)、放送設備2において、映像コンテンツを構成するビデオデータ、オーディオデータ等がMPEG−2方式により符号化処理された後、時分割多重化処理されてトランスポートストリーム(図3)が生成され、このトランスポートストリームがOFDM変調方式により変調されて所定周波数の放送波S1により送出される。
これに対して受信機3では、アンテナ4で受信される各種高周波信号RFがチューナ6に入力されて放送波S1が選局され、この放送波S1によるトランスポートストリームTSが復調される。受信機3において、このトランスポートストリームTSは、デスクランブラ7でデスクランブル処理された後、デマルチプレクサ8でビデオデータ、オーディオデータ、付加データが分離され、これらビデオデータ、オーディオデータ、付加データがそれぞれ画像デコーダ9、音声デコーダ10、データデコーダ11で復号される。受信機3では、この復号されたビデオデータ、オーディオデータ、付加データにより表示部12、音声出力部13を介して放送波S1による映像コンテンツがユーザーに提供される。
また受信機3のチューナ6においては(図4)、アンテナ4で受信される各種高周波信号RFがAGC付きアンプ20に入力されて所定利得で増幅された後、選局部21に入力され、ここで放送波S1が選局された後、変調信号が復調される。この変調信号は、復調部23でトランスポートストリームが復調された後、続く誤り訂正処理部24でこのトランスポートストリームが誤り訂正処理されてデスクランブラ7に入力される。
このチューナ6における処理において、放送波S1は、選局部21で選局した放送波S1の信号レベルが検出され、この信号レベルが制御部22から通知される制御開始値に対応する制御目標値となるように、AGC付きアンプ20の利得が制御される。
しかしながら単に受信した放送波の信号レベルが所定値になるようにAGC付きアンプ20の利得を制御したのでは、電界強度の強い妨害波が存在する場合に、この妨害波の歪みによるスプリアスが混入し、希望波のC/N比が劣化する(図10)。この場合には、制御開始値を低下させてAGC付きアンプ20の利得を低下させた方が、希望波のC/N比を向上させることができる(図5)。しかしながら制御開始値を低下させてAGC付きアンプ20の利得を低下させると、今度は、妨害波が存在しない場合に、希望波のC/N比を増大させることが可能であるにも係わらず、C/N比を十分に増大させることが困難になり(図6)、その結果、性能を十分に生かしきれなくなる。
そこでチューナ6では(図1)、復調部23に設けられたPLL回路23Aの動作の監視により、受信状態の劣化が検出される。また受信状態が劣化した場合にあって、それまで第1の制御開始値である第1のアタックポイントAP1でAGC付きアンプ20の利得を制御している場合には、第1のアタックポイントAP1から、より受信した希望波の信号レベルを小さくする第2のアタックポイントAP2に制御開始値が切り換えられて、AGC付きアンプ20の利得が制御される。またこれとは逆に、受信状態が劣化した場合にあって、それまで第2の制御開始値である第2のアタックポイントAP2でAGC付きアンプ20の利得を制御している場合には、この第2のアタックポイントAP2から、より受信した希望波の信号レベルを大きくする第1のアタックポイントAP1に制御開始値が切り換えられて、AGC付きアンプ20の利得が制御される。
これにより電界強度の大きな妨害波が存在する場合には、第2のアタックポイントAP2でAGC付きアンプ20の利得を制御し、放送波S1におけるC/N比の劣化を防止することができる。また電界強度の大きな妨害波が存在しない場合には、第1のアタックポイントAP1でAGC付きアンプ20の利得を制御し、放送波S1におけるC/N比を十分に向上することができ、遠隔地からの放送波を十分に受信することができる。
特にこの実施例では、受信機3が携帯型の受信機であることから、移動等により受信状態が、時々刻々変化することになる。しかしながらこの実施例のように、受信状態に応じて自動利得制御の制御開始値を動的に切り換える場合には、受信状態の種々の変化に迅速に対応して、所望する映像コンテンツを確実に受信することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、受信状態の劣化により自動利得制御の制御開始値を切り換えることにより、消費電力の増大を防止して、電界強度の大きな妨害波が存在する場合でも、希望波を安定に受信することができる。
またこの受信状態の劣化を、クロックの同期外れにより検出することにより、簡易かつ確実に受信状態の劣化を検出して、適切に自動利得制御の制御開始値を切り換えることができる。
図7は、本発明の実施例2の地上波ディジタル放送システムに係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。この実施例2の地上波ディジタル放送システムは、チューナ6の制御部22が、図1の処理手順に代えてこの図7に示す処理手順を実行して自動利得制御の制御開始値を切り換える点を除いて、実施例1と同一に構成される。従って以下においては、図2、図4の構成を流用して説明する。またこの図7において、図1と同一の処理は、図1と同一の符号を付して示す。
この実施例において、制御部22は、3種類以上のアタックポイントが用意され、受信状態の劣化によりこれら3種類以上のアタックポイントAP1〜APnを切り換えて自動利得制御の処理を実行する。
すなわち制御部22は、電源が立ち上げられると、この処理手順を開始してステップSP1からステップSP2に移り、初期設定処理を実行して第1のアタックポイントAP1をAGC付きアンプ20に通知し、さらにはディフォルトに設定された放送波の受信を選局部21に指示する。
また続くステップSP3において、中央処理ユニット5から選局要求が入力されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP3からステップSP4に移る。またこのステップSP4において、復調部23のPLL回路23Aで同期が外れているか否か判断し、同期している場合には、ステップSP3に戻るのに対し、同期していない場合には、ステップSP4からステップSP5に移る。
またこのステップSP5において、改めて第1のアタックポイントAP1をAGC付きアンプ20に通知し、続くステップSP6において、同期を確立できたか否か判断する。ここで肯定結果が得られると、制御部22は、ステップSP6からステップSP3に戻る。
これに対してステップSP6で否定結果が得られると、制御部22は、ステップSP6からステップSP7−1に移り、それまでの第1のアタックポイントAP1の設定を第2のアタックポイントAP2の設定に切り換え、続くステップSP8−1において、同期を確立できたか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、制御部22は、ステップSP8−1からステップSP3に戻るのに対し、ステップSP8−1で否定結果が得られると、第3のアタックポイントAP3の設定に切り換え、同様の処理を繰り返す。またこのようにして順次アタックポイントを切り換えて、最後のアタックポイントAPnでも同期を確立できない場合、ステップSP8−nからステップSP5に戻り、最初のアタックポイントAP1に設定を戻して同様の処理を繰り返す。
この実施例によれば、受信状態の劣化により3種類以上で制御開始値を切り換えて自動利得制御の処理を実行することにより、実施例1の構成に比して一段と細かく受信状況の劣化に対応して実施例1と同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明の実施例3の地上波ディジタル放送システムに係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。この実施例3の地上波ディジタル放送システムは、チューナ6の制御部22が、図1の処理手順に代えてこの図8に示す処理手順を実行して自動利得制御の制御開始値を切り換える点を除いて、実施例1と同一に構成される。従って以下においては、図2、図4の構成を流用して説明する。またこの図8において、図1と同一の処理は、図1と同一の符号を付して示す。
この実施例において、制御部22は、電源が立ち上げられると、この処理手順を開始してステップSP1からステップSP2に移り、初期設定処理を実行して第1のアタックポイントAP1をAGC付きアンプ20に通知し、さらにはディフォルトに設定された放送波の受信を選局部21に指示する。
また続くステップSP3において、中央処理ユニット5から選局要求が入力されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP3からステップSP4−1に移る。制御部22は、このステップSP4−1において、誤り訂正処理部24における誤り訂正処理が困難な程度に、エラーレートが劣化しているか否か判断する。なおこのエラーレートの判断は、BER(Bit Error Ratio)、PER(Packet Error Ratio)、誤り訂正エラー等、種々のエラーレートを適用することができる。
ここで受信状態の劣化によりクロックの同期が外れる場合、同期が外れる前に、エラーレートが著しく劣化する。そこでこの実施例では、このステップSP4−1において、クロックの同期外れに代えて、エラーレートの劣化により受信状態の劣化を検出し、受信状態の劣化を迅速に検出する。
これにより制御部22は、このステップSP4−1で否定結果が得られると、ステップSP3に戻るのに対し、ステップSP4−1で肯定結果が得られると、ステップSP5に移る。
なおこのステップSP5以降の処理、ステップSP3で肯定結果が得られた場合の処理は、実施例1の制御部22と同一である。
この実施例では、エラーレートの劣化により制御開始値を切り換えることにより、エラーレートにより受信状態の劣化を監視して、実施例1と同様の効果を得ることができる。またエラーレートにより制御開始値を切り換えることにより、実施例1の構成に比して、一段と迅速に受信状態の劣化に対応することができる。
図9は、本発明の実施例4の地上波ディジタル放送システムに係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。この実施例4の地上波ディジタル放送システムは、チューナ6の制御部22が、図1の処理手順に代えてこの図9に示す処理手順を実行して自動利得制御の制御開始値を切り換える点を除いて、実施例1と同一に構成される。従って以下においては、図2、図4の構成を流用して説明する。またこの図9において、図1と同一の処理は、図1と同一の符号を付して示す。
ここで上述の実施例においては、希望波の電界強度が弱く、第1のアタックポイントAP1を選択した場合の方が有利な場合にもかかわらず、第2のアタックポイントAP2を選択する場合が発生する。
そこでこの実施例4では、ステップSP7の処理により、制御開始値の小さい側である第2のアタックポイントAP2に設定を切り換えると、続くステップSP71の処理により、アンテナで受信される希望波の信号レベルが一定値以上か否か判定し、一定値より小さい場合には、制御開始値の大きい側である第1のアタックポイントAP1に設定を戻す。これに対してアンテナで受信される希望波の信号レベルが一定値以上の場合には、第2のアタックポイントAP2の設定により同期を確立できたか否か判断する。
この実施例では、このアンテナで受信される希望波の信号レベルの判定を、MER(Modulation Error Ratio)の判定により実行し、MERが3〔dB〕以上の場合には、制御開始値の大きい側である第1のアタックポイントAP1に設定を戻す。
この実施例によれば、アンテナで受信される放送波の信号レベルが一定値以下の場合に限って、制御開始値を小さい側に切り換えることにより、弱電界における性能を向上して、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお上述の実施例3においては、初期化の直後、中央処理ユニットから選局要求が入力されるまでの間のみ、エラーレートの劣化により受信状態の劣化を検出する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、所望の放送波の選局した後も、エラーレートの劣化により受信状態の劣化を検出してもよい。
また上述の実施例においては、同期の確立、エラーレートの劣化の何れかにより受信状態の劣化を判定して制御開始値を切り換える場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら同期の確立、エラーレートの劣化を組み合わせて受信状態の劣化を判定してもよく、さらには他の手法と組み合わせて、さらには他の手法により受信状態の劣化を判定してもよい。
また上述の実施例においては、本発明を携帯型の受信機に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、カーナビゲーション装置の機能を有する車載の受信機、携帯電話に組み込まれた受信機等に広く適用することができる。
本発明は、例えば地上波ディジタル放送を受信可能な携帯型の受信機に適用することができる。
本発明の実施例1の受信機における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1の地上波ディジタル放送システムを示すブロック図である。 図1の地上波ディジタル放送システムによるトランスポートストリームの説明に供する図表である。 図1の地上波ディジタル放送システムにおける受信機のチューナの構成を示すブロック図である。 図4のチューナにおける動作の説明に供する信号波形図である。 図5の続きの動作の説明に供する信号波形図である。 本発明の実施例2の受信機における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例3の受信機における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例4の受信機における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 妨害波が存在する場合のC/N比の劣化の説明に供する信号波形図である。
符号の説明
1……地上波ディジタル放送システム、2……放送設備、3……受信機、4……アンテナ、5……中央処理ユニット、6……チューナ、20……AGC付きアンプ、20A、22……制御部、21……選局部、23……復調部、23A……PLL回路、24……誤り訂正処理部

Claims (6)

  1. ディジタル放送のテレビジョン放送を受信する受信装置において、
    アンテナから入力される高周波信号を所定の利得で増幅して出力する増幅部と、
    前記増幅部から出力される高周波信号から放送波を選局して出力信号を出力する選局部と、
    前記出力信号を処理して前記放送波によるコンテンツのデータを復調する復調部と、
    前記出力信号の信号レベルが所定値となるように、前記増幅部の利得を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが制御開始値より小さい場合には、前記増幅部の利得が一定値となるように、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より大きい場合には、前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より増大するに従って前記増幅部の利得が減少するように、前記増幅部の利得を制御し、
    前記復調部の処理結果に応じて前記制御開始値を切り換える
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 前記復調部は、
    前記出力信号からクロックを生成し、前記クロックを用いて前記出力信号を処理することにより、前記コンテンツのデータを復調し、
    前記制御部は、
    前記出力信号に対する前記クロックの同期外れにより前記制御開始値を切り換えることにより、前記復調部の処理結果に応じて制御開始値を切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記制御部は、
    前記出力信号におけるエラーレートの劣化により前記制御開始値を切り換えることにより、前記復調部の処理結果に応じて制御開始値を切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記制御部は、
    前記アンテナで受信される前記放送波の信号レベルが一定値以下の場合に限って、前記出力信号の信号レベルを低下させる側に前記制御開始値を切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. ディジタル放送のテレビジョン放送を受信する受信装置の制御方法において、
    前記受信装置は、
    アンテナから入力される高周波信号を所定の利得で増幅して出力する増幅部と、
    前記増幅部から出力される高周波信号から放送波を選局して出力信号を出力する選局部と、
    前記出力信号を処理して前記放送波によるコンテンツのデータを復調する復調部とを備え、
    前記制御方法は、
    前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが制御開始値より小さい場合には、前記増幅部の利得が一定値となるように、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より大きい場合には、前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より増大するに従って前記増幅部の利得が減少するように、前記増幅部の利得を制御する利得制御のステップと、
    前記復調部の処理結果に応じて前記制御開始値を切り換える制御開始値の切り換えステップとを有する
    ことを特徴とする受信装置の制御方法。
  6. ディジタル放送のテレビジョン放送を受信する受信装置の制御方法のプログラムにおいて、
    前記受信装置は、
    アンテナから入力される高周波信号を所定の利得で増幅して出力する増幅部と、
    前記増幅部から出力される高周波信号から放送波を選局して出力信号を出力する選局部と、
    前記出力信号を処理して前記放送波によるコンテンツのデータを復調する復調部とを備え、
    前記制御方法のプログラムは、
    前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが制御開始値より小さい場合には、前記増幅部の利得が一定値となるように、前記高周波信号に含まれる前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より大きい場合には、前記放送波の信号レベルが前記制御開始値より増大するに従って前記増幅部の利得が減少するように、前記増幅部の利得を制御する利得制御において、前記復調部の処理結果に応じて前記制御開始値を切り換える制御開始値の切り換えステップを有する
    ことを特徴とする受信装置の制御方法のプログラム。
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