JP2006109335A - 混変調および相互変調によるひずみに対応する自動利得制御システム - Google Patents

混変調および相互変調によるひずみに対応する自動利得制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】あらかじめ設定されているAGCのターンオーバー点でのRF−AGCの設定値からRF−AGCのサーチを行うことを要せずに、チューニングの時間を短縮を図ること。
【解決手段】
RF増幅器211におけるAGCによってひずみ補正機能を奏する受信機において、各チューニング周波数毎に最後にチューニングしたときのRF増幅器211によるひずみ補正の有無を記憶するひずみ情報記憶部232と、各チューニング周波数毎に最後にチューニングしたときのRF−AGCの設定値を記憶するRF−AGC情報記憶部233とを設け、前回ひずみ補正を行った周波数では、AGCターンオーバー点のRF−AGC設定値としてRF−AGC情報記憶部233に記憶されたRF−AGC設定値を用いること。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル情報伝送システムに係わり、特に、受信チューナおよびデジタル復調器の耐ひずみ性能を向上させる自動利得制御(AGC)システムを有するデジタル受信機に関する。
デジタル情報伝送システムにおける受信機のAGCの従来技術では、AGC回路は2段階、即ち、受信機の無線周波数(RF周波数)段階の無線周波数自動利得制御(RF−AGC)と、受信機の中間周波数(IF周波数)段階の中間周波数自動利得制御(IF−AGC)と、を含む受信機において、IF増幅器はRF増幅器に直列に接続され、これら2つの増幅器をコントロールするIF−AGCとRF−AGCの2つのAGC回路により良好な受信性能を実現している。
そして、このような構成の受信機における2つのAGC回路の制御において、「IF−AGCは、RF−AGCが入力RF信号に最大利得を与えるまでは一定の利得に維持される。あらかじめ設定された最大のRF−AGCに達するとIF−AGC回路が作動状態になりIF信号をさらに増幅させる」という従前の一般的な構成に対して、入力信号をRF増幅器の利得限界で増幅するとRF増幅器は相互変調ひずみや混変調ひずみの影響を受けることを勘案して、信号点配置(コンステレーション)の外周点のひずみを監視してひずみが検出されたときには、RF増幅器の利得を減少させる方向にRF−AGCをサーチして、RF増幅器の最大利得付近でのひずみが存在する際に、良好な受信状態を得るようにすることが、従来技術として既に提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
図8は、RF増幅によるひずみ回避機能を有する従来技術の受信機の一例を示す。図8を参照して従来技術のチューニング動作の説明をする。図において、200は受信信号を受信機に入力するRF入力部、211は受信信号をRF−AGC信号に応じた利得で増幅するRF増幅部、212はRF増幅された受信信号をIF信号へ周波数変換するための局部発振周波数を発生する局部発振器、213はRF増幅された受信信号と局部発振信号とを混合してIF周波数に変換するミキサ、214は周波数変換された受信信号を濾波するためのバンドパスフィルタ(BPF)、215は帯域濾波されたIF信号をIF−AGC信号に応じた利得で増幅するIF増幅部、216はIF増幅された受信信号を帯域濾波するためのバンドパスフィルタ(BPF)、217はIF増幅後の帯域濾波された受信信号を量子化するためのアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)、218は量子化された受信信号をデジタルの受信データに復調する復調部、221は量子化された受信信号のレベルを検出し必要とされる信号レベルの加減を算出するレベル検出部、222は復調部218からの復調パラメータを受け取り受信信号にひずみがあるかどうかのひずみ情報を検出するひずみ検出部、223は必要とされる信号レベルの加減情報とひずみ情報によりRF−AGCとIF−AGCのAGC制御情報を生成するAGC信号制御部、224はAGC制御情報からRF−AGC信号とIF−AGC信号とを生成するAGC信号生成部、をそれぞれ表す。また、210はRF増幅部211から復調部218までの受信信号処理部を示し、220はレベル検出部221/ひずみ検出部222からAGC信号生成部224までのAGCシステム部を表す。
図8に示す受信機のチューニング動作を説明すると、AGC信号制御部223はRF−AGC制御情報として初期値情報をAGC信号生成部224へ渡し、AGC信号生成部224ではそのRF−AGC制御情報に従ってRF−AGC信号を生成する。RF入力部200から受信機へ入力されたRF信号は、RF−AGC信号に応じた利得によりRF増幅部211で増幅され、局部発振器212から生成される信号とミキサ213で混合されIF周波数の受信信号に周波数変換される。
次いで、IF周波数に周波数変換された受信信号は、バンドパスフィルタ(BPF)214で濾波されてIF−AGC初期値情報により生成されたIF−AGC信号に応じた利得によりIF増幅部215で増幅され、再度バンドパスフィルタ(BPF)216で濾波され、アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)217により量子化されて復調部218とレベル検出部221へと渡される。
このとき、レベル検出部221へ入力された量子化された信号レベルが所定の範囲内にない場合、レベル検出器221は必要とされるトータル利得の加減情報をAGC信号制御部223に渡す。AGC信号制御部223は加減情報を元にRF−AGCとIF−AGCのAGC制御情報の再設定をし、AGC信号生成部224へAGC制御情報を渡す。
AGC信号生成部224ではそのAGC制御情報に従ってRF−AGC信号とIF−AGC信号を発生する。受信信号処理部210とAGCシステム部220はループ構造をとっており、このループ処理により復調部218へ入力される受信信号の量子化された信号レベルが最適になるよう制御される。
さらに、復調情報を受け取ったひずみ検出部222がひずみを検出すると、AGC信号制御部223はRF増幅部211の利得を減少させる方向でRF−AGC設定をし、その利得減少を補う方向でIF−AGCの設定を行い、AGCループ処理により復調部218への信号レベルが最適になるよう制御する。これら一連のループに従い復調部218からのデータを受けたひずみ検出部222でのひずみ検出がなくなるまでサーチを続ける。
図9は、RF−AGCによるRF増幅器の利得とIF−AGCによるIF増幅器の利得、およびトータルの利得の関係を示し、AGCのターンオーバー点の概念を示す図である。ここで、あらかじめ設定された最大のRF−AGCに達してIF−AGC回路が作動状態に入るポイント(換言すると、RF−AGC作動状態からIF−AGC作動状態への切り替わり点)をAGCのターンオーバー点と称することにする。なお、この定義は本発明においても適用される。
図9において、トータルの増幅器の利得(図9の横軸)がAGCのターンオーバー点に達するまでは、IF−AGCの利得は一定で、RF−AGCの増減でトータルの利得なるように設定を調整し、RF−AGCの設定がAGCのターンオーバー点を越すと、RF−AGCの利得は一定で、IF−AGCの増減でトータルの利得になるように設定を調整する。なお、IF増幅部、RF増幅部、トータルの利得のスケールは任意とする。
従来技術においては、チューニング直後のAGCのターンオーバー点は、常に、あらかじめ設定されている最大値を取っており、復調部からのコンステレーションデータ(信号点配置データ)によりひずみ検出を行うまでは、このターンオーバー点は固定されており、コンステレーションデータによりひずみを判断した後、RF増幅部の利得を下げる方向にRF−AGC信号をサーチし、ひずみ評価を繰り返してひずみをなくしていくのである。
特開平10−65750号公報
上述した従来技術によるひずみ評価によるAGCによると、定常的に混変調および相互変調によるRF増幅部の最大利得付近のひずみがある周波数にチューニングするとき、良好な受信パラメータを得るまでのひずみサーチに時間が掛かるという課題がある。さらに、チューニング周波数の存する帯域とその帯域に隣接する隣接帯域との間の信号レベルの関係により、RF増幅部でのひずみが発生する場合があり(例えば、隣接帯域の信号レベルが大きいとチューニングしたときに当該信号レベルがひずみとなって現れることがあり)、特に、無線ではなくて、ケーブルネットワークなど有線で伝送路が比較的安定している場合に発生すると、この種のひずみが定常的に存在することが多くなるという課題が生じる。
本発明の目的は、あらかじめ設定されているAGCのターンオーバー点におけるRF−AGC設定値からRF−AGCのサーチを行うことなく適切なRF−AGCを調整することのできるAGCシステムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
無線周波数(RF)増幅器と、中間周波数(IF)増幅器と、前記RF増幅器と前記IF増幅器のそれぞれの利得を制御するRF自動利得制御(RF−AGC)とIF自動利得制御(IF−AGC)の2段のAGC回路と、前記IF増幅部を経た出力信号を復調する復調部と、前記復調部からの復調データにおける相互変調ひずみと混変調ひずみを検出するひずみ検出部と、前記ひずみを減少させるために前記RF増幅器の利得を減少させるAGC信号制御部と、を備えたデジタル受信機のAGCシステムにおいて、
前記ひずみ検出器からの出力に基づいて前記RF−AGCによるひずみ補正を行ったか否かのひずみ補正有無をチューニング周波数毎に記憶するひずみ情報記憶部と、前記チューニング周波数毎にチューニングしたときのRF−AGCの設定値を記憶するRF−AGC情報記憶部と、を設け、
今回チューニングに際して、前回チューニングで該当する周波数でのひずみ補正の有無を前記ひずみ情報記憶部から検知し、
ひずみ補正が有りの場合に、RF−AGC作動状態からIF−AGC作動状態への切り替わり点(AGCターンオーバー点)のRF−AGC設定値として前記RF−AGC情報記憶部に記憶された前記RF−AGC設定値を用い、
ひずみ補正が無しの場合に、前記AGCターンオーバー点のRF−AGC設定値として初期設定値を用いる構成とする。
本発明によれば、定常的なひずみを有する帯域(または帯域内の周波数)、特に、ひずみの影響や信号レベルが大きく変動しない伝送路では、AGCのターンオーバー点でのRF−AGC設定初期値からのRF−AGCのサーチが不要となり、ひずみ補正後の次回からのチューニング時間が少なくなる。
また、特定のチューニング周波数に定常的に存在するRF増幅器によるひずみに対して精度よい対応が可能になり、定常的でないRF増幅器によるひずみに対しては過度にRF−AGCの調整をしてしまうことを防ぐことができる。また、本発明によれば、時間で変化するよりひずみへの追従が可能になる。
本発明の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機について、図1〜図7を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機の構成を示すブロック図である。
図1において、200はRF入力部、211はRF増幅部、212は局部発振器、213はミキサ、214バンドパスフィルタ(BPF)、215はIF増幅部、216はバンドパスフィルタ(BPF)、217はアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)、218は復調部、221はレベル検出部、222はひずみ検出部、223はAGC信号制御部、224はAGC信号生成部、232はひずみ情報記憶部、233はRF−AGC情報記憶部、231はAGC信号制御部、をそれぞれ表す。
図1において、232はチューニング周波数ごとに前回のチューニングでRF増幅部のひずみによるRF−AGCの調整を行ったか否か(調整の有無)を記録するひずみ情報記憶部、233は周波数ごとに前回のチューニングでのRF−AGC設定情報を記憶するRF−AGC情報記憶部、231は必要とされる信号レベルの加減情報、現在のひずみの有無をしめすひずみ情報、前回のひずみの有無をしめすひずみ情報、および、前回のチューニング時のRF−AGCの設定情報をしめすRF−AGC設定情報によって、RF−AGCとIF−AGCのAGC制御情報を生成し、また、チューニング周波数においてRF増幅部211によるひずみ補正があるときにはひずみの有無をひずみ情報記憶部232に記憶させ、RF−AGCの設定情報をRF−AGC情報記憶部233に記憶させるAGC信号制御部231である。そして、230は図1に示すように、レベル検出部221及びひずみ検出部222からAGC信号生成部224までのAGCシステム部を表す。
図1を参照しながら受信機のチューニング動作を以下説明する。AGC信号制御部231はRF−AGC制御情報として初期値情報をAGC信号生成部224へ渡し、AGC信号生成部224ではそのRF−AGC制御情報に従ってRF−AGC信号を生成する。RF入力部200から受信機へ入力されたRF信号は、RF−AGC信号に応じた利得によりRF増幅部211で増幅され、局部発振器212から生成される信号とミキサ213で混合されIF周波数の受信信号に周波数変換される。
IF周波数に周波数変換された受信信号は、バンドパスフィルタ(BPF)214で濾波されてIF−AGC初期値情報により生成されたIF−AGC信号に応じた利得によりIF増幅部215で増幅され、再度バンドパスフィルタ(BPF)216で濾波され、アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)217により量子化されて復調部218とレベル検出部221へと渡される。
このとき、レベル検出部221へ入力された量子化された信号レベルが所定の範囲内にない場合、レベル検出器221は必要とされるトータル利得の加減情報をAGC信号制御部231に渡す。AGC信号制御部231は加減情報を元にRF−AGCとIF−AGCのAGC制御情報の再設定をし、AGC信号生成部224へAGC制御情報を渡す。AGC信号生成部224ではそのAGC制御情報に従ってRF−AGC信号とIF−AGC信号を発生する。受信信号処理部210とAGCシステム部230はループ構造をとっており、このループ処理により復調部218へ入力される受信信号の量子化された信号レベルが最適になるよう制御される。
次に、復調情報を受け取ったひずみ検出部222がひずみを検出すると、AGC信号制御部231はRF増幅部221の利得を減少させる方向でRF−AGC設定をし、その利得減少を補う方向でIF−AGCの設定を行い、AGCループ処理により復調部218への信号レベルが最適になるよう制御する。これら一連のループに従い復調部218からのデータを受けたひずみ検出部222でのひずみ検出がなくなるまでサーチを続ける。
図9に示す増幅器の利得特性を用いて例示すると、始めにRF増幅器の特性傾斜部での適宜のトータル利得点で信号レベルを検出し、所定の範囲内に収まっていないときには、現在設定のトータルの増幅器の利得と信号レベルから必要とするトータルの増幅器の利得の設定を算出し、図9に示す増幅器の利得特性にしたがってRF増幅器とIF増幅器の利得を設定することを繰り返して信号レベルを所定の範囲内に収める。次に、この所定信号レベルを得るトータル利得点でひずみ検出を行い、仮にひずみが検出されるとRF増幅器の利得をひずみが検出されない程度まで下げるとともに、トータル利得の一定値を確保するために、RF増幅器の利得を下げた分だけIF増幅器の利得を上げるようにする。この際、RF増幅器の利得を下げた分に対応してAGCのターンオーバー点は低下することとなる。このようにして、ひずみが検出されなくなったときの、RF−AGC情報とひずみ情報をそれぞれRF−AGC情報記憶部233とひずみ情報記憶部232に保存する。
これらの一連のチューニングに入るとき、ひずみ情報記憶部232に、前回と同一の周波数のチューニングでひずみによるRF−AGCの調整を「行っていない」と記憶されているときには、RF−AGCの作動状態からIF−AGCの作動状態へ遷移する点、つまり、AGCのターンオーバー点のRF−AGCの設定値は所定の初期値を用いるため、IF−AGC作動状態でのRF−AGCのサーチはRF−AGCの設定初期値からのサーチとなり従来の手法と同じサーチを行う。したがってチューニングの時間は従来と変わらないこととなる。
次に、これらの一連のチューニングに入るとき、ひずみ情報記憶部232に、前回と同一周波数のチューニングでひずみによるRF−AGCの調整を「行っている」と記憶されているときには、AGCのターンオーバー点のRF−AGCの設定値をRF−AGC情報記憶部233に記憶されている前回のRF−AGCの設定値とすることによって、定常的なひずみを有する周波数、特に、ひずみの影響や信号レベルが大きく変動しない伝送系(有線)の周波数では(伝送特性の安定している有線伝送系で仮にひずみが発生するとこのひずみは定常的なひずみとなる)、AGCのターンオーバー点でのRF−AGCの設定初期値からのRF−AGCのサーチが不要となり、従来の手法に比べてチューニング時間が少なくなる。
図3は第1の実施形態におけるチューニング周波数ごとのひずみ情報とRF−AGC情報記憶データおよび次回チューニング時の動作例を示す。図3によると、チューニング周波数が545MHzのときに、ひずみ補正が有ってRF−AGC設定値をAGCのターンオーバー点のRF−AGC値から下げて+12dBとし(下げた結果ひずみが検出されなくなった)、次回チューニング時のAGCターンオーバー点のRF−AGCが+12dBとなる。チューニング周波数が551MHzのときに、ひずみ補正を必要とせず(補正無し)、RF−AGC設定値は+12dBで所定の信号レベルが得られたことを示し、次回のチューニング時にはAGCのターンオーバー点のRF−AGCは初期設定値(+15dB)となる。チューニング周波数が557MHzのときも、図示するように動作することとなる。ここで、AGCのターンオーバー点でのRF−AGCはあらゆるチューニング周波数に亘って、一般的に云って下げない方が、受信感度が低下する場合のことを勘案すると、望ましいことといえる。
上述したひずみ検出器222の判断方法としては、従来技術にあるような信号点配置(コンステレーション)による直接的な増幅器によるひずみ評価だけではなく、同期信号情報、BER(ビットエラーレート)などトータルのひずみ評価となる復調器218の受信パラメータを用いることができる。なお、コンステレーションの特に外周を判断することは信号レベルが大きいところの、つまりRF増幅部によると予想されるひずみが直接視察可能である一方、コンスタレーションの点の増加により最大外周点をとる確率や、最大外周点をとるデータのばらつき、およびノイズを考慮したアナログ的な信号レベルの判断などで、ひずみを検出するまでサンプルを多く取らなければ正しい判断が難しく、サンプル数が増加することは、すなわちひずみ検出までの時間がかかることとなる。一方、同期信号情報およびBERによる評価は周期的にデータの取得ができ、デジタルの評価となるのでコンステレーション評価に比べて少ないサンプル数で判断可能であるが、すべてのひずみによる受信不具合を捕まえてしまうのでRF増幅部によると予想されるひずみを捕まえる確率が低下してしまう。つまり、ひずみのある周波数へのチューニングのさらなる高速化は、いかに正確にかつすばやくひずみを検出できるかということが重要である。
また、RF増幅器の利得を減少させることにより、ひずみ特性が改善しないときには減少方向のサーチを終了し、AGCのターンオーバー点のRF−ACG情報を増加方向に戻すことによりRF−AGCサーチの誤動作を防ぐことができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機について、図2を参照しながら以下説明する。図2は本発明の第2の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機の構成を示すブロック図である。
図2において、241は周波数ごとに前回ひずみを検出したときにそのRF−AGCの設定情報を記憶するRF−AGC情報記憶部(前回ひずみを検出したときの周波数毎のRF−AGC設定値を記憶する記憶部)であり、242は必要とされる信号レベルの加減情報、現在のひずみの有無をしめすひずみ情報、前回のチューニング時のRF−AGCの設定情報をしめすRF−AGC設定情報によりRF−AGCとIF−AGCのAGC制御情報を生成し、加えて、チューニング周波数にRF増幅部211によるひずみ補正を行ったときそのRF−AGCの設定情報をRF−AGC情報記憶部233に記憶させるAGC信号制御部である。そして、240は図2におけるレベル検出部221とひずみ検出部222からAGC信号生成部224までのAGCシステム部の全構成をしめし、図2におけるこれ以外の構成要素は図1と同じであるので、図1の説明を援用する。
第2の実施形態では、ひずみ検出部222でひずみ検出して、かつ、ひずみによるRF−AGC制御を行ったときのみRF−AGC情報記憶部241に設定したRF−AGC制御情報(RF−AGC設定値)をチューニング周波数とともに記憶し、それ以外の制御の時にはRF−AGC情報記憶部241にAGCのターンオーバー点の初期値を入れることを特徴とする。
このように、第2の実施形態では、前回のひずみの有無を記憶することなく、チューニング時もRF−AGC設定情報からAGCのターンオーバー点のRF−AGC設定とすることにより、図1に示すようなひずみ情報記憶部232を持たずに第1の実施形態と同様の効果をもたらすAGCシステムの構成が可能になる。なお、第1の実施形態ではひずみの有無を記憶しているが、これは後述する、ひずみが定常的に発生しない場合のひずみ有無の時間的経過を検知してそのひずむ履歴を把握することが求められるので、ひずみ情報記憶部を設けることが必要となるのである。多数回のチューニングのその都度ひずみが発生していればRF−AGC制御したRF−AGC設定値を次回のチューニングの設定値としている(詳細は図7の説明で述べる)。
図4は第2の実施形態におけるチューニング周波数ごとのRF−AGC情報記憶データおよび次回チューニング時の動作例を示す。図4における第2列目は図3の第3列目に対応している。図4では或るチューニング周波数(例えば、551MHz)でひずみが検出されなければRF−AGC設定情報記憶データ(第3列目)はAGCのターンオーバー点でのRF−AGC設定値が記憶されることとなり、このデータが次回のチューニングに用いられるのである。ひずみが検出されたときのみひずみが無くなるように調整されたRF−AGC値がRF−AGC設定情報記憶データに記憶されるのである。
次に、本発明の第1と第2の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機における動作例を図5を参照して説明する。図5は本発明の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機におけるひずみサーチによるRF−AGC設定の動作例を示すフローである。チューニング後の通常の復調中にレベル検出部221へ入力された量子化された信号レベルが所定の範囲内に収まるようにトータルの利得の設定を変えないように、RF−AGCおよびIF−AGCを微小に変化させひずみが良好になる方向があれば、その方向にAGCのターンオーバー点のシフトを行うことによりひずみへの追従を行う。すなわち、全体のゲインは変更せずに大きなひずみが発生しない程度で、例えばRF−AGCをアップさせ且つIF−AGCをダウンさせようとするものである(ひずみ回復追従型)。
図5によると、ステップ1でRF−AGCを0.1dBアップさせIF−AGCを0.1dBダウンさせ、ひずみが悪化していないか否かを判断し(ステップ2)、YESであればAGCターンオーバー点のRF−AGC設定を更新する(ステップ3)。ステップ4でRF−AGCとIF−AGCを元に戻し、ひずみの改善をチェックしてNOであればステップ8で再度RF−AGCを0.1dBアップさせIF−AGCを0.1dBダウンさせる。また、ステップ2でひずみが改善されていなければ、RF−AGCを0.1dBダウンさせIF−AGCを0.1dBアップさせ、さらにステップ4で同様のアップダウン傾向でひずみ改善をチェックする。ここにおいて、図5のフローは基本的にはトータルゲインは変更せずに、ひずみが改善されるあるいは発生しないように、なるべくRF−AGCを大きくして、受信感度を上げることである。
次に、本発明の第1と第2の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機におけるさらに他の動作例を図6を参照して説明する。図6は本発明の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機における電源オフ時のひずみサーチによるRF−AGC設定の他の動作例を示すフローである。電源オフのとき、ひずみの有無を確認する周波数サーチのチューニングを行いユーザーには気づ付かせずに、ひずみを検知することによりひずみ回復の追従を実現する。当然のことながら、電源オフといっても、ひずみサーチのための電源は確保されている。
図6によると、ひずみを確認するチューニング周波数を設定し、この周波数においてひずみをサーチする。ひずみが有れば、例えば第1の実施形態では、ひずみ情報とRF−AGC設定情報を更新し、ひずみ確認すべき次の周波数を設定して同様にひずみサーチするフローである。このとき、ひずみのサーチは前回RF増幅部211によるひずみによる補正を行った周波数のみの実施でも、該当ひずみの解消を知ることができ有用である。
次に、本発明の第1の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機における別の動作例を図7を参照して説明する。図7は第1の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機で別の動作を実現するための要件を示す図である。図1に示す第1の実施形態を用いて図5または図6に示す動作例を実行する、いわゆる上述したひずみ回復追従型の構成をとるとき、ひずみ情報に前回のひずみ有無だけでなく、ひずみ検出の連続をしめす情報を加えることで定常的なひずみを抽出でき、定常的なひずみがあるときのみRF−AGC情報記憶部232に記憶された前回のチューニング時のRF−AGC情報を用いることができるようにするものである。
図7によると、ひずみ情報記憶部232(図1参照)には前回のひずみ補正の有無と今回のひずみ補正の有無の2回分を記憶し、RF−AGC情報記憶部233に今回のRF−AGC設定値を記憶しておく。ここで、次回のチューニングのおいては、図7の1行目の例のように、前回と今回の双方においてひずみ補正が有りのときのみRF−AGC情報記憶部233のRF−AGC設定値を採用し、図7の2〜5行目の例のように、前回と今回のいずれかに補正無しが有れば、定常的なひずみがないと判断してAGCターンオーバー点のRF−AGC(初期値)を設定値とするものである。ここでも、受信感度を上げるためになるべく初期設定値を設定するようにしている(例えば、2行目の例でRF−AGCを+12dBではなく初期設定値の+15dBとする)。このように、RF増幅器によるひずみが変化する環境において、RF−AGC情報記憶部232に記憶された前回のチューニング時のRF−AGC情報だけに依存することを防ごうとしている。
以上説明したように、本発明の主たる特徴は次のような構成と作用を備えたものである。すなわち、各チューニング周波数ごとに、混変調および相互変調によるRF増幅部の最大利得付近のひずみによるRF−AGCによる利得調整の有無を記憶するひずみ情報記憶部と、前回のチューニング時のRF−AGCの調整値を記憶するRF−AGC情報記憶部とを備え、チューニング周波数が前回ひずみによるRF増幅器の利得を調整した場合には、前回のチューニングでのRF−AGC設定値を用いて今回のチューニングのRF−AGCのターンオーバー点のRF−AGCの設定値とする。これにより、定常的にRF増幅器の混変調および相互変調のひずみがあるとき、あらかじめ設定されているAGCのターンオーバー点でのRF−AGCの設定値からのRF−AGCのサーチを行う必要がなく、チューニングの時間を短縮できる。
本発明の第1の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るAGCシステムにおけるチューニング周波数毎のひずみ情報、RF−AGC情報記憶データ、および次回チューニング時の動作例を示す図である。 第2の実施形態に係るAGCシステムにおけるチューニング周波数毎のRF−AGC設定値、RF−AGC設定情報記憶データ(AGCのターンオーバー点のRF−AGC設定値)および次回チューニング時の動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機におけるひずみサーチによるRF−AGC設定の動作例を示すフローである。 本発明の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機における電源オフ時のひずみサーチによるRF−AGC設定の他の動作例を示すフローである。 第1の実施形態に係るAGCシステムを有する受信機で別の動作を実現するための要件を示す図である。 従来技術に関するAGCシステムを有する受信機の構成を示すブロック図である。 RF−AGCによるRF増幅器の利得とIF−AGCによるIF増幅器の利得、およびトータルの利得の関係を示すとともに、AGCのターンオーバー点の概念を示す図である。
符号の説明
200 RF入力部
210 受信信号処理部
211 RF増幅部
212 局部発振器
213 ミキサ
214 バンドパスフィルタ(BPF)
215 IF増幅部
216 バンドパスフィルタ(BPF)
217 アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)
218 復調部
220,230,240 AGCシステム部
221 レベル検出部
222 ひずみ検出部
223,231,242 AGC信号制御部
224 AGC信号生成部
232 ひずみ情報記憶部
233,241 RF−AGC情報記憶部

Claims (6)

  1. 無線周波数(RF)増幅器と、中間周波数(IF)増幅器と、前記RF増幅器と前記IF増幅器のそれぞれの利得を制御するRF自動利得制御(RF−AGC)とIF自動利得制御(IF−AGC)の2段のAGC回路と、前記IF増幅部を経た出力信号を復調する復調部と、前記復調部からの復調データにおける相互変調ひずみと混変調ひずみを検出するひずみ検出部と、前記ひずみを減少させるために前記RF増幅器の利得を減少させるAGC信号制御部と、を備えたデジタル受信機のAGCシステムにおいて、
    前記ひずみ検出器からの出力に基づいて前記RF−AGCによるひずみ補正を行ったか否かのひずみ補正有無をチューニング周波数毎に記憶するひずみ情報記憶部と、前記チューニング周波数毎にチューニングしたときのRF−AGCの設定値を記憶するRF−AGC情報記憶部と、を設け、
    今回チューニングに際して、前回チューニングで該当する周波数でのひずみ補正の有無を前記ひずみ情報記憶部から検知し、
    ひずみ補正が有りの場合に、RF−AGC作動状態からIF−AGC作動状態への切り替わり点(AGCターンオーバー点)のRF−AGC設定値として前記RF−AGC情報記憶部に記憶された前記RF−AGC設定値を用い、
    ひずみ補正が無しの場合に、前記AGCターンオーバー点のRF−AGC設定値として初期設定値を用いる
    ことを特徴とするAGCシステム。
  2. 無線周波数(RF)増幅器と、中間周波数(IF)増幅器と、前記RF増幅器と前記IF増幅器のそれぞれの利得を制御するRF自動利得制御(RF−AGC)とIF自動利得制御(IF−AGC)の2段のAGC回路と、前記IF増幅部を経た出力信号を復調する復調部と、前記復調部からの復調データにおける相互変調ひずみと混変調ひずみを検出するひずみ検出部と、前記ひずみを減少させるために前記RF増幅器の利得を減少させるAGC信号制御部と、を備えたデジタル受信機のAGCシステムにおいて、
    チューニング周波数毎にチューニングする際に、前記ひずみ検出器からの出力に基づいて前記RF−AGCによるひずみ補正を行ったときのRF−AGCの設定値を該当するチューニング周波数とともに記憶し、さらに前記ひずみ補正を行っていないときのRF−AGCの初期設定値を該当するチューニング周波数とともに記憶するRF−AGC情報記憶部を設け、
    今回チューニングに際して、前回チューニングで記憶したRF−AGCの設定値をRF−AGC作動状態からIF−AGC作動状態への切り替わり点(AGCのターンオーバー点)のRF−AGC設定値として用いる
    ことを特徴とするAGCシステム。
  3. 請求項1または2に記載のAGCシステムにおいて、
    前記IF増幅器の出力信号のレベルを検出するレベル検出器を設け、前記レベル検出器に基づいて前記AGC回路を制御するように構成し、
    チューニング後の通常動作時に、前記RF増幅器と前記IF増幅器のトータルの利得を変化させない条件の下で、前記AGC回路によって前記RF増幅器の利得と前記IF増幅器の利得を増減させた場合における前記RF増幅器によるひずみを検出して評価し、
    前記ひずみが少なくなった場合の前記RF−AGC情報記憶部に記憶されたRF−AGC設定値を更新して時間変化するひずみに対応する
    ことを特徴とするAGCシステム。
  4. 請求項1または2に記載のAGCシステムにおいて、
    今回チューニングに際して、前回チューニングで該当する周波数でのひずみ補正を実施している場合と、ひずみ補正を実施していない場合における前記AGCターンオーバー点のRF−AGC設定値は、電源オフのときに実行して求める
    ことを特徴とするAGCシステム。
  5. 請求項1に記載のAGCシステムにおいて、
    前記ひずみ情報記憶部は、直前とその1つ前を含む複数のチューニング時におけるひずみ補正の有無を記憶し、
    少なくとも2度の連続するひずみ補正があったときに前記ひずみ補正が有りの場合に該当するとして対処する
    ことを特徴とするAGCシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つの請求項に記載されたAGCシステムを有するデジタル受信機。
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