JP2008218099A - Ledバックライト装置及び液晶表示装置 - Google Patents

Ledバックライト装置及び液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】第1の面にLED積層薄膜が固着された透光性を備える基板の第2の面に蛍光体を形成することによって、極めて薄く、かつ、発光光量が大きくすることができるようにする。
【解決手段】透光性の基板と、エピタキシャル成長法によって無機材料がpn接合デバイスとして積層形成され、前記基板の第1の面に固着されたLED積層薄膜と、該LED積層薄膜に形成されたアノード電極及びカソード電極と、前記LED積層薄膜を駆動して発光させるアノードドライバIC及びカソードドライバICと、前記基板の第1の面に形成され、前記アノードドライバICとLED積層薄膜のアノード電極とを接続するアノード配線、及び、前記カソードドライバICとLED積層薄膜のカソード電極とを接続するカソード配線と、前記基板の第1の面と対向する第2の面に形成された蛍光体とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDバックライト装置、及び該LEDバックライト装置を用いた液晶表示装置に関するものである。
従来、一般に、液晶表示装置は、光源から受けた光を液晶パネルに照射し、液晶パネルに配置された液晶の配位を位置選択的に変えて、液晶パネルを透過した光を用いて表示する構造になっている。
このような液晶表示装置の光源は、表示面に対して液晶パネルの裏側に位置することによってバックライトと呼ばれ、光源自体には冷陰極管や半導体発光素子を用いたものが知られている。また、近年は、寿命が長く、消費電力も抑えられることから、半導体発光素子を用いたものが増えてきている。
ここで、前述された半導体発光素子としてLED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)を用いて面光源装置としたものは、導光板又は拡散板と呼ばれる板状部材の端面からLEDで発生した光を導くとともに、入射光を板状部材の面に対して垂直方向に反射、拡散させることによって面状の光源としている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−232920号公報
しかしながら、前記従来のバックライトにおいては、導光板の内部で拡散される光が、入射位置から遠くなるに従って反射し、拡散することによって減衰してしまうので、面全体に均一な光量を得るためには、導光板の構造が複雑になってしまう。
本発明は、前記従来のバックライトの問題点を解決して、第1の面にLED積層薄膜が固着された透光性を備える基板の第2の面に蛍光体を形成することによって、極めて薄く、かつ、発光光量が大きいLEDバックライト装置及び該LEDバックライト装置を用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のLEDバックライト装置においては、透光性の基板と、エピタキシャル成長法によって無機材料がpn接合デバイスとして積層形成され、前記基板の第1の面に固着されたLED積層薄膜と、該LED積層薄膜に形成されたアノード電極及びカソード電極と、前記LED積層薄膜を駆動して発光させるアノードドライバIC及びカソードドライバICと、前記基板の第1の面に形成され、前記アノードドライバICとLED積層薄膜のアノード電極とを接続するアノード配線、及び、前記カソードドライバICとLED積層薄膜のカソード電極とを接続するカソード配線と、前記基板の第1の面と対向する第2の面に形成された蛍光体とを有する。
本発明によれば、LEDバックライト装置は、第1の面にLED積層薄膜が固着された透光性を備える基板の第2の面に蛍光体を形成する。これにより、極めて薄くすることができ、かつ、発光光量を大きくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるLEDバックライト装置の側断面図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第1の面側から観た斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第2の面側から観た斜視図である。
図において、100は本実施の形態におけるLEDバックライト装置であり、図示されない液晶表示装置に用いられ、該液晶表示装置の表示面に対して液晶パネルの裏側に配設されて光源として機能する。
そして、前記LEDバックライト装置100は、平板状の基板10と、該基板10の第1の面(図1における上側の面)、すなわち、表面上に固着されたLED積層薄膜としてのLED11と、前記基板10の第2の面(図1における下側の面)、すなわち、裏面上に固着された蛍光体30とを有する。また、前記基板10の表面上には、LED11を駆動するためのアノードドライバIC31及びカソードドライバIC32が配設されている。そして、アノードドライバIC31には、LED11のアノード電極14に接続されるアノード配線12の一端が接続され、カソードドライバIC32には、LED11のカソード電極15に接続されるカソード配線13の一端が接続されている。
ここで、前記基板10は透光性を有する石英基板又はガラス基板から成る。また、30は、近紫外線又は紫外線の光が照射されることによって白に発光する蛍光体であり、前記基板10の表面に塗布されたものである。
なお、蛍光体30は、赤に発光する蛍光体、例えば、Y2 3 :Eu又は(Y、Gd)BO3 :Euと、緑に発光する蛍光体、例えば、LaPO4 :Ce、Tb又はZn2 SiO:Mnと、青に発光する蛍光体、例えば、(Sr、Ca、Ba、Mg)5 (PO4 3 Cl:Eu又はBaMgAl1017:Euとを混合して得ることができる。
ここで、前記赤に発光する蛍光体は、波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を照射することによって波長620〜710ナノメートルの帯域の光を発光するものであれば、いかなる種類のものであってもよく、前記材質に限定されるものではない。また、前記緑に発光する蛍光体は、波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を照射することによって波長500〜580ナノメートルの帯域の光を発光するものであれば、いかなる種類のものであってもよく、前記材質に限定されるものではない。さらに、前記青に発光する蛍光体は、波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を照射することによって波長450〜500ナノメートルの帯域の光を発光するものであれば、いかなる種類のものであってもよく、前記材質に限定されるものではない。
また、基板10の第1の面は、ポリイミド膜等の有機絶縁膜又は無機絶縁膜が形成され、表面精度が数十ナノメートル以下となるように平坦(たん)化されている。そして、LED11は、後述する工程によって別の基板から剥(はく)離され、前記基板10上に水素結合等の分子間力によって固着され、一体化されている。
前記LED11は、近紫外又は紫外発光する薄膜LEDであって、窒化ガリウム若しくは窒化インジュウムガリウム、又は、窒化アルミガリウム若しくは窒化アルミ等の無機材料をエピタキシャル成長させて形成した、ヘテロ構造又はダブルヘテロ構造を備える積層薄膜である。なお、前記LED11の材質は、近紫外又は紫外光の帯域、好ましくは、波長300〜450ナノメートルに発光域を有するものであれば、いかなる種類のものであってもよく、前記材質に限定されるものではない。
そして、LED11と蛍光体30とは、基板10の第1の面上と第2の面上とにおいて、互いに対向するように配設される。これにより、LED11が、矢印Aで示されるように、波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を発光すると、前記LED11に対向する蛍光体30は、矢印Bで示されるように、白の光を発光する。
また、アノード電極14及びカソード電極15は、金若しくはアルミニウム、又は、金若しくはアルミニウムとニッケル、チタン等の金属材料とを薄膜積層して形成された金属電極であり、各LED11のアノード及びカソードにそれぞれ接続されている。
そして、アノード配線12及びカソード配線13は、金若しくはアルミニウム、又は、金若しくはアルミニウムとニッケル、チタン等の金属材料とを薄膜積層して形成された金属配線であり、LED11のアノード電極14及びカソード電極15にそれぞれ接続されている。なお、アノード配線12は一端がアノードドライバIC31に接続され、カソード配線13は一端がカソードドライバIC32に接続されているので、これにより、LED11のアノード電極14及びカソード電極15は、アノード配線12及びカソード配線13を介してアノードドライバIC31及びカソードドライバIC32に接続される。
前記アノードドライバIC31は、点灯信号に応じてLED11に電流を供給する機能を有し、例えば、シフトレジスタ回路、ラッチ回路、定電流回路、増幅回路等の回路が集積されている。そして、LED11のアノード電極14に接続されたアノード配線12は、アノードドライバIC31の駆動素子に接続されている。図に示される例においては、アノードドライバIC31が基板10上に実装されているが、アノードドライバIC31は、必ずしも基板10上に実装される必要はなく、図示されない他の配線基板等の上に配設されていてもよい。
また、前記カソードドライバIC32は、LED11からの電流を吸い込む機能を有し、トランジスタ等のスイッチ回路が集積されている。そして、LED11のカソード電極15に接続されたカソード配線13がカソードドライバIC32に接続されている。図に示される例においては、カソードドライバIC32が基板10上に実装されているが、カソードドライバIC32は、必ずしも基板10上に実装される必要はなく、図示されない他の配線基板等の上に配設されていてもよい。
次に、LED11を形成する工程について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるLEDの積層薄膜を剥離する工程を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における基板にLEDの積層薄膜を一体化する工程を示す図である。
本実施の形態において、LED11は、積層薄膜であり、矩(く)形の平板状の形状を備え、基板10上に一体的に付着される。そして、前記LED11は、近紫外又は紫外発光する薄膜であり、窒化ガリウム若しくは窒化インジュウムガリウム、又は、窒化アルミガリウム若しくは窒化アルミ等の複数層から成り、ヘテロ構造又はダブルヘテロ構造を備える積層薄膜である。
また、17は犠牲層であり、前記LED11を母材16から剥離させるため、後述する剥離エッチング液にエッチングされやすい膜、例えば、アルミ砒(ひ)素層の膜であり、母材16とLED11との間に形成される。
さらに、母材16は、例えば、ガリウム砒素若しくは窒化ガリウム、又は、サファイヤ等の材質から成り、前記母材16上に、MOCVD法等の気相成長法によって、LED11を構成する材質をエピタキシャル成長させる。
次に、エピタキシャル成長させた積層薄膜であるLED11を母材16から剥離する工程について説明する。
例えば、LED11の形状が一辺の長さが20ミリメータの正方形であるとすると、まず、それよりも大きな幅及び長さの積層簿膜を形成する。この場合、半導体プロセスで広く用いられているホトリソエッチング技術を用い、エッチング液としては燐(りん)酸過水等を用いて、母材16上の積層簿膜であるLED11を正方形に形成する。
その後、弗(ふっ)化水素液、塩酸液等の剥離エッチング液に、前記LED11が形成された母材16を浸漬させる。これにより、犠牲層17がエッチングされ、LED11が母材16から剥離する。
そして、剥離されたLED11を表面が平坦化された基板10の第1の面上に押し付け、水素結合等の分子間力によって、基板10とLED11とを固着して一体化する。
ここで、前記基板10の第1の面の最表面は、ポリイミド膜等の有機絶縁膜又は酸化シリコン膜等の無機絶縁膜が形成され、好ましくは、表面精度が数十ナノメートル以下の凹凸のない平坦化された表面となっている。このように、基板10の第1の面の最表面を凹凸のない平坦化された面とすることによって、前記LED11との水素結合等の分子間力による結合が容易となる。これにより、図5に示されるように、正方形のLED11が基板10上に固着されて一体化される。
続いて、基板10上に一体化されたLED11に、例えば、エッチング液として燐酸過水を用いたホトリソエッチング法によって、アノード電極14及びカソード電極15の接合部を形成する。さらに、LED11のアノード電極14及びカソード電極15、並びに、アノード電極14及びカソード電極15に接続されるアノード配線12及びカソード配線13を、蒸着、ホトリソエッチング法又はリフトオフ法によって形成する。さらに、基板10上にアノードドライバIC31及びカソードドライバIC32を実装し、アノード配線12及びカソード配線13をアノードドライバIC31及びカソードドライバIC32に接続する。
次に、前記構成のLEDバックライト装置100の動作について説明する。
まず、図示されないパーソナルコンピュータ等の上位装置から送信された点灯信号がアノードドライバIC31に入力されると、該アノードドライバIC31の増幅回路から定電流がアノード配線12を介してLED11のアノード電極14に供給される。そして、前記点灯信号がカソードドライバIC32に入力されると、該カソードドライバIC32がカソード配線13を介してLED11のカソード電極15から電流を吸い込み、LED11が発光する。
このように、点灯信号に応じてLED11が、図1における矢印Aで示されるように、波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を発光すると、前記LED11に対向して配設されている蛍光体30は、前記近紫外又は紫外光によって励起され、図1における矢印Bで示されるように、白の光を放射する。そして、該光は、LEDバックライト装置100に対向して配設されている図示されない液晶パネルを裏側から照射する。
なお、蛍光体30の酸化や劣化を防止するために、LEDバックライト装置100と液晶パネルとの間の空間を不活性ガス雰囲気としたり、ほぼ真空にしたりしてもよい。
このように、本実施の形態においては、半導体プロセスによってLED11、アノード配線12及びカソード配線13を透光性の基板10の上に形成することができ、また、LED11とアノード配線12及びカソード配線13とを接続することができるので、LEDバックライト装置100を超薄型にすることができる。
また、LED素子自体は高輝度で低消費電力な発光デバイスとしてよく知られており、実績もあることより、このようなLED素子を光源として用いることができるので、従来の有機ELのような発光デバイスでは達成することができない明るさを期待することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態におけるLEDバックライト装置の側断面図、図7は本発明の第2の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第1の面側から観た斜視図である。
本実施の形態において、LEDバックライト装置100は、複数のLED11を有する。この場合、複数のLED11は、図7に示されるように、基板10の第1の面に配列されてアレイとなっている。
なお、前記LED11の数は、任意に設定することができるが、ここでは、図示の都合上、9であるものとして説明する。また、LED11の配列の仕方も任意に設定することができるが、ここでは、格子状に配列されたアレイとなっているものとして説明する。すなわち、図7に示される例において、基板10上のLEDアレイは、3列3行の正方格子状に等間隔に配列されたLED11から構成されている。
そして、アノードドライバIC31に一端が接続されたアノード配線12は、途中から複数(図に示される例において3本)の支線に分岐し、各支線はLED11の各列に沿って延在し、各列のLED11のアノード電極14に接続されている。なお、各LED11のアノード電極14とアノード配線12の支線とは、定電流素子23を介して接続される。該定電流素子23は、抵抗等から成り、基板10上の各LED11に近接した位置に実装される。そして、前記アノードドライバIC31は、点灯信号に応じてすべての定電流素子23にON電圧を供給することができるとともに、すべてのLED11に電流を供給することができる大容量のスイッチ回路を備える。
また、カソードドライバIC32に一端が接続されたカソード配線13は、途中から複数(図に示される例において3本)の支線に分岐し、各支線はLED11の各行に沿って延在し、各行のLED11のカソード電極15に接続されている。そして、前記カソードドライバIC32は、すべてのLED11からの電流を吸い込むことができる大容量のスイッチ回路を備える。
なお、図に示される例においては、アノードドライバIC31及びカソードドライバIC32が基板10上に実装されているが、アノードドライバIC31及びカソードドライバIC32は、必ずしも基板10上に実装される必要はなく、図示されない他の配線基板等の上に配設されていてもよい。
また、LEDバックライト装置100のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、LED11を形成する工程について説明する。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるLEDの積層薄膜を剥離する工程を示す図、図9は本発明の第2の実施の形態における保護膜にLEDの積層薄膜を一体化する工程を示す図、図10は本発明の第2の実施の形態におけるLEDを複数に分割する工程を示す図である。
図において、18はLED積層薄膜であり、細長い帯状又は短冊状の形状を備え、後述されるように、基板10上に一体的に付着された後、複数に分割されてLED11となる。そして、前記LED積層薄膜18は、近紫外又は紫外発光する薄膜であり、窒化ガリウム若しくは窒化インジュウムガリウム、又は、窒化アルミガリウム若しくは窒化アルミ等の複数層から成り、ヘテロ構造又はダブルヘテロ構造を備える積層薄膜である。
また、17は、前記第1の実施の形態において説明したように、犠牲層であり、前記LED積層薄膜18を母材16から剥離させるため、剥離エッチング液にエッチングされやすい膜、例えば、アルミ砒素層の膜であり、母材16とLED積層簿膜18との間に形成される。
さらに、母材16は、前記第1の実施の形態において説明したように、例えば、ガリウム砒素若しくは窒化ガリウム、又は、サファイヤ等の材質から成り、前記母材16上に、MOCVD法等の気相成長法によって、LED積層薄膜18を構成する材質をエピタキシャル成長させる。
次に、エピタキシャル成長させたLED積層薄膜18を母材16から剥離する工程について説明する。
例えば、各LED11の形状が一辺の長さが2ミリメータの正方形であるとすると、2ミリメータ以上の幅を備え、かつ、LEDアレイの1列分の長さ、すなわち、3つのLED11から成る1列の長さ以上の長さを備える短冊状のLED積層簿膜18を形成する。この場合、半導体プロセスで広く用いられているホトリソエッチング技術を用い、エッチング液としては燐酸過水等を用いて、母材16上のLED積層簿膜18を短冊形に形成する。
その後、弗化水素液、塩酸液等の剥離エッチング液に、前記LED積層薄膜18が形成された母材16を浸漬させる。これにより、犠牲層17がエッチングされ、LED積層薄膜18が母材16から剥離する。
そして、剥離されたLED積層薄膜18を表面が平坦化された基板10の第1の面上に押し付け、水素結合等の分子間力によって、基板10とLED積層薄膜18とを固着して一体化する。
ここで、前記基板10の第1の面の最表面は、前記第1の実施の形態において説明したように、ポリイミド膜等の有機絶縁膜又は酸化シリコン膜等の無機絶縁膜が形成され、好ましくは、表面精度が数十ナノメートル以下の凹凸のない平坦化された表面となっている。このように、基板10の第1の面の最表面を凹凸のない平坦化された面とすることによって、前記LED11との水素結合等の分子間力による結合が容易となる。
このような工程を繰返し行うことによって、図9に示されるように、複数列、例えば、3列のLED積層薄膜18が基板10の第1の面に固着されて一体化される。
続いて、基板10の第1の面上に一体化された各LED積層薄膜18を、例えば、エッチング液として燐酸過水を用いたホトリソエッチング法によって複数に分割し、LED素子11を形成する。本実施の形態においては、各LED積層薄膜18を3つずつのLED素子11に分割するものとする。これにより、図10に示されるように、基板10の第1の面上に、LED11が3列3行の正方格子状に等間隔に配列されたLEDアレイを得ることができる。
続いて、各LED11のアノード及びカソードに接続されるアノード電極14及びカソード電極15、並びに、各アノード電極14及びカソード電極15に接続されるアノード配線12及びカソード配線13を、蒸着、ホトリソエッチング法又はリフトオフ法によって形成する。なお、アノード電極14及びカソード電極15は、前記第1の実施の形態において説明したように、金若しくはアルミニウム、又は、金若しくはアルミニウムとニッケル、チタン等の金属材料とを薄膜積層して形成された金属電極である。また、アノード配線12及びカソード配線13は、金若しくはアルミニウム、又は、金若しくはアルミニウムとニッケル、チタン等の金属材料とを薄膜積層して形成された金属配線である。これにより、各LED11のアノード電極14は、定電流素子23及びアノード配線12を介してアノードドライバIC31に接続され、また、各LED11のカソード電極15は、カソード配線13を介してカソードドライバIC32に接続される。
また、ここでは、短冊状の形状のLED積層薄膜18を分割して正方形のLED11を形成する場合について説明したが、各LED11の形状は、長方形、菱(ひし)形等、いかなる形状であってもよい。
次に、本実施の形態におけるLEDバックライト装置100の動作について説明する。
まず、図示されないパーソナルコンピュータ等の上位装置から送信された点灯信号がアノードドライバIC31に入力されると、該アノードドライバIC31のスイッチ回路は、アノード配線12を介してすべての定電流素子23にON電圧を供給するとともに、すべてのLED11に電流を供給する。そして、前記点灯信号がカソードドライバIC32に入力されると、該カソードドライバIC32のスイッチ回路が、カソード配線13を介してすべてのLED11から電流を吸い込むように動作する。これにより、すべてのLED11に電流が流れ、すべてのLED11が発光する。
このように、点灯信号に応じて各LED11が、図6における矢印Aで示されるように、波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を発光すると、前記LED11に対向して配設されている蛍光体30は、前記近紫外又は紫外光によって励起され、図6における矢印Bで示されるように、白の光を放射する。
このように、本実施の形態においては、半導体プロセスによって複数のLED11を透光性の基板10の上に形成することができるので、超薄型で大面積のLEDバックライト装置100を提供することができる。また、複数のLED11を所望の大きさ及び形状に形成して、所望の位置に配設することができるので、LED11の大きさ、形状及び位置を調整することによって、明るさのばらつきを抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図11は本発明の第3の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第1の面側から観た斜視図である。
本実施の形態においては、前記第2の実施の形態と比較して、アノードドライバIC31及びカソードドライバIC32と各LED11のアノード電極14及びカソード電極15とを接続する配線が変更され、定電流素子23が省略されている。
そして、アノードドライバIC31には、各列の中で最もアノードドライバIC31に近接したLED11のアノード電極14に接続されるアノード配線12の一端が接続される。また、カソードドライバIC32には、各列の中で最もアノードドライバIC31から離間したLED11のカソード電極15に接続されるカソード配線13の一端が接続されている。さらに、各列において隣接するLED11のアノード電極14とカソード電極15とは連結配線21に接続されている。すなわち、LED11は連結配線21を介して各列毎に直列接続され、各列の両端に位置するLED11のアノード電極14及びカソード電極15はアノード配線12及びカソード配線13を介してアノードドライバIC31及びカソードドライバIC32に接続されている。
そして、アノードドライバIC31は、点灯信号に応じてLED11に電流を供給する機能を有し、例えば、シフトレジスタ回路、ラッチ回路、定電流回路、増幅回路等の回路が集積されている。また、前記カソードドライバIC32は、すべてのLED11からの電流を吸い込むことができる大容量のスイッチ回路を備える。
なお、図に示される例においては、アノードドライバIC31及びカソードドライバIC32が基板10上に実装されているが、アノードドライバIC31及びカソードドライバIC32は、必ずしも基板10上に実装される必要はなく、図示されない他の配線基板等の上に配設されていてもよい。
また、LEDバックライト装置100のその他の点の構成については、前記第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態におけるLEDバックライト装置100の動作について説明する。
まず、図示されないパーソナルコンピュータ等の上位装置から送信された点灯信号がアノードドライバIC31に入力されると、該アノードドライバIC31の増幅回路から定電流がアノード配線12を介してLEDアレイの各列の中で最もアノードドライバIC31に近接したLED11のアノード電極14に供給される。そして、前記点灯信号がカソードドライバIC32に入力されると、該カソードドライバIC32が、大容量のスイッチ回路によって接続されたカソード配線13を介してLEDアレイの各列の中で最もアノードドライバIC31から離間したLED11のカソード電極15から電流を吸い込むように動作する。これにより、各列において、連結配線21によって直列接続されているLED11に電流が流れ、各LED11が発光する。
このように、点灯信号に応じて各LED11が波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を発光すると、前記LEDアレイに対向して配設されている蛍光体30は、前記近紫外又は紫外光によって励起され、白の光を放射する。
このように、本実施の形態においては、半導体プロセスによって複数のLED11を透光性の基板10の上に形成することができるので、超薄型で大面積のLEDバックライト装置100を提供することができる。また、各列におけるLED11が直列接続されているので、定電流素子を設けなくとも、各LED11に同じ電流値の電流を供給することができるので、LEDバックライト装置100の構成を簡素化し、コストを低くすることができる。
なお、本実施の形態においては、各列におけるLED11を直列接続した場合について説明したが、各行におけるLED11を直列接続してもよいし、斜め方向に並んだLED11を直列接続してもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図12は本発明の第4の実施の形態におけるLEDバックライト装置の側断面図である。
本実施の形態において、LEDバックライト装置100は、反射膜24を備え、LED11から放射された近紫外又は紫外光を反射する。具体的には、基板10の第1の面に固着されたLED11の全体を覆うように保護膜25が配設され、さらに、該保護膜25の上を覆う反射膜24が配設されている。該反射膜24は、LED11から基板10と反対側に向けて放射された近紫外若しくは紫外光を反射するとともに、図12における矢印Cで示されるように、蛍光体30及び該蛍光体30の形成界面で反射した近紫外又は紫外光を反射するために配設される。
本実施の形態においては、前記第1の実施の形態と同様にして、母材16から剥離されたLED11を、基板10の第1の面に押し付け、水素結合等の分子間力によって、基板10の第1の面とLED11とを固着して一体化する。
続いて、基板10の第1の面上に一体化されたLED11に、例えば、エッチング液として燐酸過水を用いたホトリソエッチング法によって、アノード電極14及びカソード電極15の接合部を形成する。また、LED11のアノード電極14及びカソード電極15、並びに、アノード電極14及びカソード電極15に接続されるアノード配線12及びカソード配線13を、蒸着、ホトリソエッチング法又はリフトオフ法によって形成する。さらに、アノード配線12及びカソード配線13をアノードドライバIC31及びカソードドライバIC32に接続する。
続いて、LED11の全体を覆うように保護膜25を形成する。該保護膜25は、ポリイミド膜等の有機絶縁膜又は又は酸化シリコン膜等の無機絶縁膜である。さらに、前記保護膜25の全体を覆うように反射膜24を形成する。該反射膜24は、金若しくはアルミニウム、又は、金若しくはアルミニウムとニッケル、チタン等の金属材料が薄膜積層された金属膜を基板10及び保護膜25の表面に成膜してパターニングすることによって形成される。
なお、LEDバックライト装置100のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態におけるLEDバックライト装置100の動作について説明する。
まず、図示されないパーソナルコンピュータ等の上位装置から送信された点灯信号がアノードドライバIC31に入力されると、該アノードドライバIC31の増幅回路から定電流がアノード配線12を介してLED11のアノード電極14に供給される。そして、前記点灯信号がカソードドライバIC32に入力されると、該カソードドライバIC32がカソード配線13を介してLED11のカソード電極15から電流を吸い込み、LED11が発光する。
このように、点灯信号に応じてLED11が、図12における矢印Aで示されるように、波長300〜450ナノメートルの近紫外又は紫外光を発光すると、前記LED11に対向して配設されている蛍光体30は、前記近紫外又は紫外光によって励起され、図12における矢印Bで示されるように、白の光を放射する。
また、LED11から基板10と反対側に向けて放射された近紫外若しくは紫外光、又は、図12における矢印Cで示されるように、蛍光体30及び該蛍光体30の形成界面で反射した近紫外若しくは紫外光は、反射膜24によって反射され、蛍光体30に入射する。そのため、蛍光体30は、前記反射膜24によって反射された近紫外又は紫外光によっても励起され、白の光を放射する。
このように、本実施の形態においては、基板10第1の面に形成されたLED11の上に反射膜24が配設されているので、高輝度で超薄型のLEDバックライト装置100を提供することができる。
なお、本実施の形態においては、LED11が、第1の実施の形態で説明したように、単数である場合について説明したが、前記第2及び第3の実施の形態で説明したように、複数のLED11が配設されたものに適用することもできる。この場合、高輝度で超薄型で大面積のLEDバックライト装置100を提供することができる。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるLEDバックライト装置の側断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第1の面側から観た斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第2の面側から観た斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDの積層薄膜を剥離する工程を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における基板にLEDの積層薄膜を一体化する工程を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるLEDバックライト装置の側断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第1の面側から観た斜視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるLEDの積層薄膜を剥離する工程を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における保護膜にLEDの積層薄膜を一体化する工程を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるLEDを複数に分割する工程を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるLEDバックライト装置の第1の面側から観た斜視図である。 本発明の第4の実施の形態におけるLEDバックライト装置の側断面図である。
符号の説明
10 基板
11 LED
12 アノード配線
13 カソード配線
14 アノード電極
15 カソード電極
16 母材
17 犠牲層
18 LED積層薄膜
21 連結配線
24 反射膜
25 保護膜
30 蛍光体
31 アノードドライバIC
32 カソードドライバIC
100 LEDバックライト装置

Claims (13)

  1. (a)透光性の基板と、
    (b)エピタキシャル成長法によって無機材料がpn接合デバイスとして積層形成され、前記基板の第1の面に固着されたLED積層薄膜と、
    (c)該LED積層薄膜に形成されたアノード電極及びカソード電極と、
    (d)前記LED積層薄膜を駆動して発光させるアノードドライバIC及びカソードドライバICと、
    (e)前記基板の第1の面に形成され、前記アノードドライバICとLED積層薄膜のアノード電極とを接続するアノード配線、及び、前記カソードドライバICとLED積層薄膜のカソード電極とを接続するカソード配線と、
    (f)前記基板の第1の面と対向する第2の面に形成された蛍光体とを有することを特徴とするLEDバックライト装置。
  2. 前記LED積層薄膜は、分子間力によって前記基板の第1の面に固着され、波長300〜450ナノメートルである近紫外光又は紫外光を発光する請求項1に記載のLEDバックライト装置。
  3. 前記蛍光体は、波長300〜450ナノメートルである近紫外光又は紫外光を吸収すると、波長620〜710ナノメートルの赤色光を発光する蛍光体、波長500〜580ナノメートルの緑色光を発光する蛍光体、及び、波長450〜500ナノメートルの青色光を発光する蛍光体を混合して塗布することによって形成される請求項1に記載のLEDバックライト装置。
  4. 前記LED積層薄膜は、前記基板とは異なる母材に積層された犠牲層上に、エピタキシャル成長法によって無機材料がpn接合デバイスとして積層形成され、該犠牲層をエッチング除去することによって前記母材から剥離され、前記基板の第1の面に分子間力によって固着される請求項1に記載のLEDバックライト装置。
  5. 前記基板の第1の面は、有機絶縁膜又は無機絶縁膜が形成され、平坦化されている請求項1に記載のLEDバックライト装置。
  6. (a)透光性の基板と、
    (b)エピタキシャル成長法によって無機材料がpn接合デバイスとして積層形成され、前記基板の第1の面に行列方向に間隔を空けて固着されたLED積層薄膜と、
    (c)各LED積層薄膜に形成されたアノード電極及びカソード電極と、
    (d)前記LED積層薄膜を駆動して発光させるアノードドライバIC及びカソードドライバICと、
    (e)前記基板の第1の面に形成され、前記アノードドライバICと各LED積層薄膜のアノード電極とを接続するアノード配線、及び、前記カソードドライバICと各LED積層薄膜のカソード電極とを接続するカソード配線と、
    (f)前記基板の第1の面と対向する第2の面に形成された蛍光体とを有することを特徴とするLEDバックライト装置。
  7. 前記LED積層薄膜は、分子間力によって前記基板の第1の面に固着され、波長300〜450ナノメートルである近紫外光又は紫外光を発光する請求項6に記載のLEDバックライト装置。
  8. 前記蛍光体は、波長300〜450ナノメートルである近紫外光又は紫外光を吸収すると、波長620〜710ナノメートルの赤色光を発光する蛍光体、波長500〜580ナノメートルの緑色光を発光する蛍光体、及び、波長450〜500ナノメートルの青色光を発光する蛍光体を混合して塗布することによって形成される請求項6に記載のLEDバックライト装置。
  9. 前記LED積層薄膜は、前記基板とは異なる母材に積層された犠牲層上に、エピタキシャル成長法によって無機材料がpn接合デバイスとして積層形成され、該犠牲層をエッチング除去することによって前記母材から剥離され、前記基板の第1の面に分子間力によって固着された後、エッチングによって複数に分割されることによって形成される請求項6に記載のLEDバックライト装置。
  10. 前記基板の第1の面は、有機絶縁膜又は無機絶縁膜が形成され、平坦化されている請求項6に記載のLEDバックライト装置。
  11. (a)透光性の基板と、
    (b)エピタキシャル成長法によって無機材料がpn接合デバイスとして積層形成され、前記基板の第1の面に行列方向に間隔を空けて固着されたLED積層薄膜と、
    (c)各LED積層薄膜に形成されたアノード電極及びカソード電極と、
    (d)前記LED積層薄膜を駆動して発光させるアノードドライバIC及びカソードドライバICと、
    (e)前記基板の第1の面に形成され、前記アノードドライバICと各列における一端に位置するLED積層薄膜のアノード電極とを接続するアノード配線、前記カソードドライバICと各列における一端に位置するLED積層薄膜のカソード電極とを接続するカソード配線、及び、各列におけるLED積層薄膜を直列接続する連結配線と、
    (f)前記基板の第1の面と対向する第2の面に形成された蛍光体とを有することを特徴とするLEDバックライト装置。
  12. 前記基板の第1の面に固着されたLED積層薄膜の上を覆うように形成された保護膜と、
    該保護膜の上を覆うように形成され、前記蛍光体と対向する反射膜とを更に有する請求項1〜11のいずれか1項に記載のLEDバックライト装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のLEDバックライト装置と、液晶パネルとを有することを特徴とする液晶表示装置。
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