JP2005079369A - 半導体複合装置の製造方法 - Google Patents

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光彦 荻原
Hiroyuki Fujiwara
博之 藤原
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一松 安孫子
Masaaki Sakuta
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Abstract

【課題】 半導体薄膜を基板に貼り付けて製造する半導体複合装置の製造方法において、素子分離された個別半導体素子を上記基板上に高い位置精度でかつ容易に形成できるようにする。
【解決手段】 半導体エピタキシャル層を含む半導体基板(半導体エピタキシャル基板)を用意し、上記半導体エピタキシャル層を、複数の半導体薄膜領域(剥離されて半導体薄膜120となる領域)に分離する工程と、上記半導体エピタキシャル基板から半導体薄膜120を剥離する工程と、上記剥離した半導体薄膜120を、駆動集積回路305があらかじめ形成されたSi基板301に貼り付ける工程と、上記Si基板301に貼り付けた半導体薄膜120を、Si基板301上で一括して、個別の発光素子に素子分離する工程と、上記発光素子と駆動集積回路305とを個別に接続する個別配線を形成する工程とを含む。
【選択図】 図7

Description

本発明は、半導体薄膜を基板に貼り付けて製造される半導体複合装置の製造方法に関するものである。
電子写真方式のLED(発光ダイオード)プリンタは、光源として用いられるLEDプリントヘッドと、感光ドラムと、クリーナと、帯電ユニットと、現像ユニットと、転送ユニットとを備えている。上記LEDプリントヘッドは、LEDユニットおよびロッドレンズアレイから構成されている。
図25は従来のLEDユニットの一部の斜視図である。図25に示すように、LEDユニットは、複数のLEDを配列したLEDチップ2001と、このLEDチップ2001のLEDを駆動制御する駆動集積回路が形成された駆動集積回路チップ2002と、LEDチップ2001と駆動集積回路チップ2002とを電気的に接続するためのLED/駆動集積回路間接続ワイヤ2003と、ユニット基板2005から構成されている。LEDチップ2001および駆動集積回路チップ2002は、それぞれ約300μmの厚さのチップで、それぞれのチップは、ダイボンドペーストを使ってユニット基板2005にダイボンドされている。
図26は従来のLEDチップ2001の一部の上面図である。図26に示すように、LEDチップ2001は、発光部2101と、個別電極2102と、ワイヤ接続のための個別電極パッド2103から構成されている。個別電極パッド2103は、例えば、Au線をワイヤボンドするための十分なスペースを確保する必要がある。従って、個別電極パッド2103のパッドサイズは、例えば100μm×100μm程度の大きさが必要である。
また、図27は図26のA−A’間の断面図である。図27に示すように、LEDチップ2001の断面は、GaAs基板2201と、GaAsPエピタキシャル層2202と、Zn拡散領域2203と、層間絶縁膜2204と、個別電極2205と、裏面電極2206から構成されている。
ダイボンドの際にチップハンドリングし易いように、またワイヤボンドの際にワイヤループを形成し易いように、GaAsPエピタキシャル層2202/GaAs基板2201の厚さは、駆動集積回路チップ2002(図25参照)の厚さと同等の厚さ(約300〜350μm)に調整されている。なお、GaAsPエピタキシャル層2202の厚さは、接合を形成する領域の欠陥密度を低減するために、約50μmと厚く形成されており、GaAs基板2201の厚さは、チップハンドリングし易い厚さを確保するため約250μm〜300μmである。
一方、接合が形成される領域は、図27に示した断面図では、Zn拡散領域2203に相当し、GaAsPエピタキシャル層2202表面からおおよそ3〜5μmの深さである。
このような従来のLEDユニット2300では、LEDチップ2001と駆動集積回路チップ2002をワイヤボンドによって接続するため、LEDチップ2001と駆動集積回路チップ2002にワイヤボンド用の大きなパッドを設けなければならない。
例えば、LEDチップ2001では、発光部2101のサイズと比較してむしろワイヤボンドのための個別電極パッド2103の面積のほうが大きくなるため、発光領域として機能している面積の割合が極めて低く、材料の有効利用率の観点からは、極めて不経済な形態であった。駆動集積回路チップ2002においても、LEDチップ2001と同様、LEDチップ2001とのワイヤ接続のための大きなパッドを設ける必要があるため、材料の有効利用率の観点から不経済な形態であった。
従って、チップ幅を削減してLEDチップ2001にかかる材料コストを削減しようとしても、ワイヤボンド用のパッドを設ける限りチップ幅のシュリンクには限界があり、大幅な材料コストの低減は相当困難であった。
一方、図27で説明したように、発光領域として機能している領域は、高々表面から5μm程度の領域であり、LEDチップ2001の厚さを約300μmとすれば、材料の厚さ方向の有効利用率の観点から見ても、約1/60程度の厚さしか活用していない。さらに言えば、LEDチップ2001の基材であるGaAs基板2201は、発光機能を担うGaAsPエピタクシャル層2202の支持駆体としての機能を担っているにすぎない。
従って、GaAs基板2201の厚さを削減して材料コストを低減しようとしても、支持駆体として機能するためにはどうしても数百μm程度は必要であり、基板厚さを削減することによる大幅なコスト低減は相当困難であった。
材料にかかる大幅なコスト削減を達成するためには、それを達成するための形態が基本的に使用材料を大幅に削減された形態であることが必要である。そのような形態として、半導体素子を含む半導体薄膜を利用して、材料の利用効率を向上させることが考えられる。
半導体素子を含む半導体薄膜を利用する技術に関しては、例えば薄膜化した発光ダイオードをカード基板に貼り付けるものがある(例えば、特許文献1参照)。この従来技術の装置は、支持基板に貼り付けられた薄膜化した個別の発光素子をカード基板に貼り付けた後、上記支持基板を取り除いて、製造される。
特開平10−63807号公報(段落0033〜0039、図11,図12)
上記従来技術のように、上記発光ダイオードを上記カード基板上に貼り付けるときには、上記発光ダイオードと上記カード基板との間で、実装装置による機械的な位置合わせ(アライメント)が必要となる。一方、例えば、LEDプリントヘッドの場合には、多数の微細寸法の発光ダイオードを実装基板上に極めて高精度に一列に配列することが要求される。従って、上記従来技術の場合(薄膜化した発光ダイオードをカード基板上に貼り付けるような場合)と比較すると、LEDプリントヘッドの場合には、薄膜化された発光ダイオードと基板のアライメント精度を格段に高くしなければならない。LEDプリントヘッドの場合には、例えば、LEDプリントヘッドの全幅に対して、±数μmの高精度なアライメント精度が必要となる。しかるに、薄膜化した複数の微細寸法の発光ダイオードと実装基板の間で高いアライメント精度を維持して、これらの発光ダイオードを一列に配列することは、上記従来技術で開示される方法では困難である。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、半導体薄膜を基板に貼り付けて製造する半導体複合装置の製造方法において、素子分離された個別半導体素子を上記基板上に高い位置精度でかつ容易に形成できる半導体複合装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体複合装置の製造方法は、
半導体薄膜を基板に貼り付ける工程と、
上記半導体薄膜を上記基板上で一括して個別の半導体素子に素子分離する工程と
を備えた
ことを特徴とするものである。
以上説明したように本発明によれば、半導体薄膜の貼り付けに高いアライメント精度を必要とせずに、基板上に半導体素子を高い位置精度で配列形成できるという効果がある。
実施の形態1
以下に説明する本発明の実施の形態1の半導体複合装置は、
(1a)半導体エピタキシャル層を含む半導体基板である半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャル層を含む半導体ウエハである半導体エピタキシャルウエハ)を用意し、上記半導体エピタキシャル層を、複数の半導体薄膜領域(剥離されて半導体薄膜となる領域)に分離する工程と、
(1b)上記半導体エピタキシャル基板から半導体薄膜を剥離する工程と、
(1c)上記剥離した半導体薄膜を、論理集積回路があらかじめ形成された他の半導体基板(上記半導体エピタキシャルウエハとは異なる他の半導体ウエハ)に貼り付ける工程と、
(1d)上記他の半導体ウエハに貼り付けた半導体薄膜を、そのウエハ単位で一括して、個別の半導体素子に素子分離する工程と、
(1e)上記半導体素子と上記論理集積回路とを個別に接続する個別配線を形成する工程と
を含んで製造される。
図1から図13までは、本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図である。これらの図を用いて実施の形態1の半導体複合装置の製造工程について、以下に説明する。なお、この実施の形態1では、上記素子分離により形成する半導体素子がpn接合を有する発光素子であり、上記論理集積回路が、上記発光素子を駆動制御する駆動集積回路である例について説明する。
[半導体エピタキシャル基板の用意および半導体薄膜領域の分離工程]
図1および図2は、用意する半導体エピタキシャル基板の構造、およびその半導体エピタキシャル基板の半導体エピタキシャル層を複数の半導体薄膜領域に分離する分離工程を説明する図である。図1は半導体エピタキシャル層を複数の半導体薄膜領域に分離した半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャルウエハ)の上面図およびその一部拡大図である。また、図2は図1の1A−1A間の断面図である。
図1において、100は半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャルウエハ)、101は剥離されて半導体薄膜となる半導体エピタキシャル層の領域(半導体薄膜領域)、102は上記半導体エピタキシャル層がメサエッチングによって除去された領域(分離領域)である。半導体薄膜領域101は、半導体エピタキシャル基板100の表面に、例えば、同一サイズ、同一構造で複数形成される。
図2において、111は、半導体エピタキシャル層が形成されている基板であり、例えばn型GaAs基板からなる。112は、バッファー層であり、例えばGaAs層からなる。113は、剥離層であり、例えばAlAs層からなる。114は、下側コンタクト層であり、例えばp型GaAs層からなる。115は、下側クラッド層であり、例えばp型AlGa1−xAs層からなる。116は、活性層であり、例えばp型AlGa1−yAs層からなる。117は、上側クラッド層であり、n型AlGa1−zAs層からなる。118は、上側コンタクト層であり、例えばn型GaAs層からなる。119は、レジストパターンである。
上記半導体エピタキシャル層は、分離領域102によって複数の半導体薄膜領域101に分離されており(図1参照)、半導体薄膜領域101内のp型コンタクト層114、p型クラッド層115、活性層116、n型クラッド層117、およびn型コンタクト層118は、剥離される前の半導体薄膜120を構成している。また、上記半導体エピタキシャル層は、エピタキシャル形成時に形成されたpn接合を有する。半導体薄膜120のそれぞれの層114〜118について、p型の不純物としては、例えばZn,C,Mgなどが、n型の不純物としては、例えばSi,Snなどが使用できる。
なお、上記半導体エピタキシャル層は、図2ではクラッド層を活性層の上側または下側に設けたダブルヘテロ構造であるが、活性層の上側または下側にのみクラッド層を設けたシングルヘテロ構造であってもよいし、クラッド層を設けない同一材料でpn接合を設けたホモ構造であってもよく、種々の変形が可能である。上記半導体エピタキシャル層は、少なくとも上記半導体エピタキシャル基板から剥離された後に素子分離工程を経ることによって個別の半導体素子あるいは個別の半導体素子の配列となるエピタキシャル構造をあらかじめ有していることが必要条件なのであって、図2の構造に限定されるものではない。
また、半導体薄膜120の膜厚(それぞれの層114〜118の合計の層厚)については、例えば、下側コンタクト層114、上側コンタクト層118をそれぞれ50nm、下側クラッド層115、上側クラッド層117をそれぞれ1μm、活性層116を0.5μmとすることができる。なお、ここで例示した層厚は一例に過ぎず、層厚は適宜変更することが可能である。
また、図2のレジストパターン119は、半導体薄膜領域101の予定領域を被覆して分離領域102の予定領域は露出するように半導体エピタキシャル基板100上に設けられ、分離領域102を形成するメサエッチングにおいてのエッチングマスクとして機能する。このメサエッチング溝の深さは、少なくとも剥離層113の側面が露出する深さとする。レジストパターン119の層厚は、例えば100μmとすることができる。なお、ここで例示したレジストパターン119の層厚は一例に過ぎず、適宜変更が可能である。また、上記メサエッチングには、例えば燐酸+過酸化水素水+純水の混合液(燐酸過水)をエッチャントとして使用することができる。
なお、レジストパターン119は、上記メサエッチング後も除去されずに残され、半導体薄膜120を基板111から剥離して、例えばSi基板上などの異種基板上に貼り付けるまで、この半導体薄膜の支持体としての機能を果たす。
また、図2の剥離層113は、半導体薄膜120を化学エッチング処理によって基板111から剥離するための層である。この実施の形態1では、半導体薄膜120を剥離して異種基板上に貼り付けた後に、その異種基板上で一括して素子分離をするため、剥離される半導体薄膜120には、素子分離された個別の発光素子や、個別に素子分離された複数の発光素子の配列であるLEDアレイは形成されない。
[半導体薄膜の剥離工程]
図3は、半導体薄膜120を基板111から剥離する工程を説明する断面図であり、図2の半導体薄膜120の3列分の断面図である。なお、図3において、図1または図2と同じものには同じ符号を付してある。
まず、半導体エピタキシャル層が分離領域102によって個別の半導体薄膜領域101に分離された半導体エピタキシャル基板100(図1参照)を、図3(a)に示すように、剥離層113を選択的にエッチングするエッチング液201に浸漬する。このエッチング液201には、例えば10%濃度の沸酸(HF)を使用することができる。
そして、図3(b)に示すように、剥離層113が完全にエッチング除去されると、基板111から剥離された半導体薄膜剥離片220(半導体薄膜120およびその支持体となるレジストパターン119)が得られる。これらの半導体薄膜剥離片220は、十分に水洗され、乾燥された後、次の貼り付け工程において、異種基板であるSi基板上の所定の領域に貼り付けられる。なお、203は剥離層113がエッチング除去された領域(エッチング領域)である。
[半導体薄膜の貼り付け工程]
図4および図5は半導体薄膜剥離片220をSi基板上の所定の領域に貼り付ける貼り付け工程を説明する図である。図4は半導体薄膜剥離片220を貼り付けたおよび貼り付けるSi基板の上面図およびその一部拡大図である。また、図5は図4の3A−3A間の断面図である。また、図6はSi基板に貼り付けた半導体薄膜剥離片220からレジストパターンを除去した後の一部拡大上面図である。なお、図5または図6において、図3と同じものには同じ符号を付してある。
図4において、301はSi基板(Siウエハ)であり、302はSi基板301上に設けられた導通層である。220は半導体薄膜剥離片(半導体薄膜120およびその支持体となるレジストパターン119、図3および図5参照)であり、303a,303b,303c,303dはSi基板301上に貼り付けられた個々の半導体薄膜剥離片220である。304は導通層302上の半導体薄膜303の貼り付け予定領域であり、304a,304bは半導体薄膜303の貼り付け前の個々の貼り付け予定領域304である。305は、この後の素子分離工程において半導体薄膜303を素子分離することによって形成される複数の発光素子(LEDアレイ)を駆動制御するための駆動集積回路があらかじめ形成されている駆動集積回路領域である。導通層302は駆動集積回路領域305の近傍に設けられており、半導体薄膜剥離片220は駆動集積回路領域305の近傍に貼り付けられる。
駆動集積回路領域305には、例えば、LEDアレイの発光を制御するためのロジックデータを転送および保持するための回路、LEDの発光のための電流をON/OFF制御するための回路、電源回路などを適宜設けることができる。
導通層302は、半導体薄膜303を低温で良好にSi基板301上に貼り付けられるため、および半導体薄膜303の貼り付け面(半導体薄膜303の裏面)とオーミックコンタクトを形成するために設けた層である。この導通層302は、例えば駆動集積回路のLED共通電極側の電位を制御する端子に接続されている。この導通層302には、例えば、
(1)金を含む単層または積層のメタル層であって、例えば、金で構成された層(Au層)、チタンと白金と金の積層(Ti/Pt/Au積層)、ゲルマニウムとニッケルと金の積層(Ni/Ge/Au積層)、金とスズの積層(Au/Sn積層)、
(2)パラジウムを含む単層または積層のメタル層であって、例えばパラジウムで構成された層(Pd層)、パラジウムと金の積層(Pd/Au積層)、パラジウムとクロムの積層(Pd/Cr積層)、パラジウムとチタンの積層(Pd/Ti積層)、
(3)アルミニウムを含む単層または積層のメタル層であって、例えばアルミニウムで構成された層(Al層)、アルミニウムとニッケルの積層(Ni/Al積層)、
(4)ポリシリコンで構成された層、
(5)ITOやZnO等の導電性酸化物薄膜、
などのメタル層を使用することができる。
図5において、401は、半導体薄膜剥離片202を搬送するための搬送ヘッドであり、真空吸着、磁気的作用による吸着、あるいは静電的作用による吸着により、半導体薄膜剥離片202の吸着/脱着を自由に制御できる機構を備えている。
図5に示すように、半導体薄膜剥離片220(半導体薄膜102およびその支持体であるレジストパターン119)は、搬送ヘッド401によって、Si基板301上に設けられた導通層302上の貼り付け予定領域304に順次貼り付けられる。このときの半導体薄膜剥離片220の貼り付けは、例えば、半導体薄膜剥離片220の貼り付け面(半導体薄膜120の裏面)と導通層302表面間の分子間力による吸着によってなされる。
なお、半導体薄膜剥離片220をSi基板301上に貼り付けるときには、貼り付け予定領域304に貼り付けるために、半導体薄膜剥離片220とSi基板301とのアライメント(位置合わせ)がなされる。この貼り付け時のアライメントでは、例えば、半導体薄膜剥離片220のエッジを検出することによって半導体薄膜剥離片220の位置および方向を割り出すとともに、Si基板301上の導通層302や駆動集積回路領域305などに設けられたマークを検出することにより貼り付け予定領域304の位置および方向を割り出し、これらエッジとマークの相対位置によって半導体薄膜剥離片220を貼り付け予定領域304にアライメントする。
しかしながら、この実施の形態1においての上記半導体薄膜貼り付け時のアライメントでは、従来技術においての発光素子薄膜貼り付け時のアライメントのような高精度なアライメントは必要でなく、例えば±10μmのアライメント精度で足りる。
そして、Si基板301上の全ての貼り付け予定領域304に分子間力吸着による半導体薄膜剥離片220の貼り付けを済ませた後に、例えば200℃で一括加熱することによって、強固な貼り付け力を備えることができる。
その後、図6に示すように、一括して支持体であるレジストパターン119を除去する。このレジストパターン119の除去では、例えばレジスト剥離液を使用することができる。
[素子分離工程]
図7および図8はSi基板301上に貼り付けた半導体薄膜120を個別の発光素子に素子分離する素子分離工程を説明する図である。図7は素子分離のレジストパターンの形成のためのフォトマスクがアライメントされたSi基板301の上面図およびその一部拡大図である。また、図8は素子分離のエッチングおよびレジストパターンの除去後のSi基板の一部拡大上面図である。なお、図7および図8において、図4と同じものには同じ符号を付してある。
この実施の形態1では、Siウエハ301上に貼り付けられた複数の半導体薄膜120を、フォトリソ・エッチングにより、Siウエハ301上で一括して個別の発光素子に素子分離(パターニング)する。上記パターニングは、Siウエハ301上にフォトレジストを塗布した後、フォトマスクを介して上記フォトレジストを露光して現像することにより、上記パターニングのためのレジストパターンをSiウエハ301上に形成するフォトリソ工程と、このレジストパターンをエッチングマスクとして半導体薄膜120をエッチングし、半導体薄膜120の素子分離領域を除去するエッチング工程と、その後上記フォトレジストを除去する工程とによってなされる。上記エッチング工程には、例えば燐酸+過酸化水素水+純水の混合液(燐酸過水)をエッチャントとして使用できる。
図7において、301は半導体薄膜120が駆動集積回路形成領域305の近傍の導通層302に貼り付けられたSi基板(Siウエハ)であり(図4参照)、350は半導体薄膜120をパターニングするレジストパターン(半導体薄膜120をエッチングによりパターニングするときのエッチングマスクとなるレジストパターン)を形成するためにSiウエハ301上にアライメントされたフォトマスクである。このフォトマスク350は、Siウエハ301のサイズ以上のサイズを有するものであり、Siウエハ301上に貼り付けられた全ての半導体薄膜120をパターニングするための露光を一度にできる。
上記フォトリソ工程においては、Siウエハ301上の所定の領域に発光素子を配列形成するために、フォトマスク350とSiウエハ301との位置合わせ(アライメント)がなされる。このアライメントでは、例えば、フォトマスク350に設けられた図示しないウエハ・アライメント・マークを検出することによりフォトマスク350の位置および方向を割り出すとともに、Siウエハ301上に設けられた図示しないフォトマスク・アライメント・マークを検出することによりSiウエハ301の位置および方向を割り出し、これらのウエハ・アライメント・マークとフォトマスク・アライメント・マークの相対位置によってフォトマスク350をSiウエハ301にアライメントする。
なお、上記フォトマスク・アライメント・マークとしては、駆動集積回路の形成時に用いられたSi基板301上のフォトマスク・アライメント・マークをそのまま使用することができる。また、図7では、Siウエハ301とフォトマスク350のコンタクトフォトリソによってレジストパターンを形成しているが、ステップ・アンド・リピート方式のフォトリソを採用してもよい。
このように、Siウエハ301上に設けられたフォトマスク・アライメント・マークを使用してSiウエハ301にフォトマスク350をアライメントして、レジストパターンを形成することにより、半導体薄膜120をパターニングするためのレジストパターンを、フォトリソ工程の精度で高精度に形成することができる。
図8において、501は、上記レジストパターンをエッチングマスクとした半導体薄膜120のエッチングによって素子分離された発光素子、502は上記エッチングによって除去された半導体薄膜120の領域(素子分離領域)である。
上記エッチングマスクはフォトリソ工程の精度で高精度に形成されたものなので、素子分離された複数の発光素子501の配列は、Siウエハ301をスクライブしてなるSiチップに対して高精度に位置決めがなされたものとなる。
なお、上記エッチング工程では、素子分離領域502においては少なくともpn接合領域が個別に分離されるように、少なくとも半導体薄膜120の最上面(表面)からpn接合を含む領域までの半導体エピタキシャル層をエッチング除去する。例えば、図8では素子分離領域502において、導通層302が露出するように、半導体薄膜120の最上面から最下面(裏面)に至るまでの半導体エピタキシャル層をエッチング除去した例を示している。その他、後述するが、図2に示した半導体エピタキシャル構造で、半導体薄膜120において、活性層116より下の半導体エピタキシャル層の一部または全部(下側コンタクト114と下側クラッド層115の全部または一部)を残してもよい。
このような素子分離工程により、図8に示すように、Si基板301上のそれぞれの半導体薄膜120は複数の発光素子501に素子分離され、半導体薄膜120のpn接合は発光素子ごとの個別のpn接合に分離され、Si基板301上の駆動集積回路領域305近傍の導通層302上に、LEDアレイを構成する複数の発光素子501が、例えば同一形状および同一サイズならびに同一の配列ピッチで、一列に配列形成される。
また、半導体薄膜120はその全領域にpn接合を有し、この半導体薄膜120のpn接合面の一部領域は、素子分離領域502に含まれるが、個別に素子分離された発光素子501のpn接合の幅は、例えば半導体薄膜120のpn接合の幅よりも狭くなる。ここで、半導体薄膜120の幅は、その半導体薄膜120の短手方向の辺の長さ(つまり、短い方の辺の長さ)とする。従って、上記半導体薄膜120のpn接合の幅は、そのpn接合面の上記短手方向の辺の長さであり、この実施の形態1ではその半導体薄膜120の幅と略同じである。また、個別に素子分離された発光素子501の幅は、その発光素子501の、上記短手方向と略同じ方向の辺の長さ(つまり、半導体薄膜120の短い方の辺と略同じ方向の辺の長さ)とする。従って、上記発光素子501のpn接合の幅は、その発光素子501のpn接合面の上記短手方向と略同じ方向の辺の長さであり、この実施の形態1ではその発光素子501の幅と略同じである。
図9は上記素子分離によってSi基板301上に形成される発光素子501の位置決め精度を説明するSi基板301の一部拡大上面図である。なお、図9において、図6または図8と同様のものには同じ符号を付してある。
図9(a)は、半導体薄膜120がその貼り付け予定領域304から位置ずれして貼り付けられたSi基板301の一部拡大上面図である。一般的には位置合わせにはある程度のずれが発生するため、貼り付け予定領域304と、半導体薄膜120の実際の貼り付け領域とが完全に一致することはない。
図9(b)および図9(c)において、701は半導体薄膜120の素子分離によって発光素子501が配列形成される発光素子形成領域である。この発光素子形成領域701の位置精度は、Si基板301に対するフォトマスクアライメント精度(発光素子領域形成のためのフォトマスクをSi基板上の駆動集積回路パターンに位置合わせする精度)に相当するため、半導体薄膜120の貼り付け位置がずれていても、半導体薄膜120の貼り付け領域が発光素子形成領域701の幅領域において完全に重複してさえいれば、発光素子501については容易に高い位置精度を確保できる。例えば、±0.1μm程度のマスクアライメント精度も可能である。
一方、半導体薄膜120の貼り付け精度は、貼り付け位置の機械的な位置決め精度に依存しているため、アライメント精度を高くすることは容易ではない。例えば、±1μmのアライメント精度は困難な位置合わせ精度のレベルである。
しかしながら、この実施の形態1では、図9(b)に示すように、半導体薄膜129の貼り付け精度は、発光素子形成領域701が完全に半導体薄膜120の領域と重複するような精度であれば足りるので、高い貼り付け精度は必要ない。
例えば、発光素子501の幅(発光素子形成領域701の幅)に対して、半導体薄膜120の幅ならびに導通層302の幅および長さを25μm広く設計しておけば、半導体薄膜120の貼り付けの位置決め精度を±10μmとすることができる。
図9(c)は、位置ずれを生じて貼り付けられた半導体薄膜120(図9(b)参照)の貼り付け領域の内、発光素子形成領域701に重複していない周辺領域および発光素子501間の分離領域のエッチング除去後のSi基板301の一部拡大上面図である。
図9に示すように、この実施の形態1では、半導体薄膜120をSi基板301に貼り付けてからSi基板301上で一括して半導体薄膜120を素子分離するので、半導体薄膜120のSi基板301に対する貼り付けの位置合わせ精度は、例えば±10μmと緩い制約条件にもかかわらず、最終的に形成された発光素子501は、一般的なフォトリソ・エッチングプロセスで達成可能な高い位置合わせ精度、例えば±1μmで、Si基板上の駆動集積回路などのパターンに対して位置合わせができる。
[配線形成工程]
図10から図13まではSi基板301上に形成された発光素子501と論理集積回路305とを個別に接続する個別配線を形成する配線形成工程を説明する図である。図10は層間絶縁膜を形成する工程を示すSi基板301の一部拡大上面図である。図11は層間絶縁膜に開口部を形成する工程を示すSi基板301の一部拡大上面である。図12は個別配線を形成する工程を示すSi基板301の一部拡大上面図である。図13は図12の5A−5A間の断面図である。
まず、図10に示すように、少なくとも個別の配線を形成する領域に層間絶縁膜512を形成する。層間絶縁膜512によって発光素子501周辺が良好に被覆されるように、例えばPCVDによりSiN膜を形成する。
次に、図11に示すように、層間絶縁膜512をパターニングして、発光素子501上に電極コンタクトを形成するための開口部521を形成するとともに、駆動集積回路領域305内に設けられた個別配線を接続するための端子領域に開口部522を設ける。これらの開口部521,522を形成するフォトリソ工程では、Si基板301上に設けられたフォトマスク・アライメント・マークを使用することできる。また、例えばドライエッチングによって層間絶縁膜512をエッチングして、開口部521,522の形成ができる。
次に、図12および図13に示すように、開口部521内の発光素子501と開口部522内の端子領域とを個別に接続する個別配線531を形成する。
なお、配線の形態は種々の変形が可能である。例えば、導通層を個別の発光素子に対応して分割し、半導体薄膜の下面(裏面)側を個別配線側にして、半導体薄膜の上面(表面)を共通配線側にすることもできる。この場合には、個別の発光素子に対応して分割してある導通層は、駆動集積回路の個別配線側端子に接続され、半導体薄膜上面に設ける共通電極を駆動集積回路の共通電位制御端子に接続する。
その後、発光素子501を配列形成したSiウエハ301は、個別の半導体複合チップにスクライブされ、実施の形態1の半導体複合装置が完成する。この実施の形態1の半導体複合装置は、例えば、LEDプリントヘッドのユニット基板2005(図25参照)にボンディングされて、LEDユニットを構成する。
以上のように実施の形態1によれば、半導体エピタキシャル基板100から半導体薄膜120を剥離し、この半導体薄膜120をSi基板301に貼り付けてから、Si基板301上で半導体薄膜120を一括して素子分離することにより、素子分離された個別の半導体素子を基板上に貼り付けるのみの従来の製造工程と比較して、半導体薄膜120の貼り付けに高いアライメント精度を必要とせずに、Si基板301上に発光素子510を高い位置精度で配列形成できる。
図14は本発明の実施の形態1の他の半導体複合装置の製造工程を説明する断面図である。図14において、図1〜図13と同様のものには同じ符号を付してあり、901は、素子分離領域であって、上記実施の形態1においての素子分離領域502に相当するものである。
上記実施の形態1では、上記素子分離工程において、上側コンタクト層118から下側コンタクト層114まで、半導体薄膜120の厚さ方向全部をエッチング除去したが、図14に示すように、素子分離領域901を、半導体エピタキシャル層の表面からpn接合面まで(図14に示した例では、n型コンタクト層118からn型クラッド層117まで)とし、p型活性層116の表面が露出するように、n型層(上側コンタクト層118および上側クラッド層117)をエッチング除去し、p型層(活性層116、下側クラッド層115、および下側コンタクト層114)をエッチングせずに残してもよい。あるいは、p型クラッド層115まで、あるいはp型活性層116までをエッチング除去してもよい。さらには、1つの半導体薄膜120が1つの半導体素子に分離される形態であってもよい。
また、上記実施の形態1では、Si基板上の導通層に貼り付けられる半導体薄膜の下側コンタクト層の材料をGaAsとしたが、他の化合物半導体材料、例えば、AlGaAs,InP,AlGaInP,InGaAsP,GaAsP,GaN,InN,AlGaN,AlInGaN,AlNなどであってもよい。また、無機半導体、例えば、Siであってもよい。また、半導体薄膜内に設ける素子は、発光素子に限定されない。さらに、半導体薄膜を貼り付けるSi基板上の領域は、駆動集積回路の近傍に限定されないこと、および半導体薄膜を貼り付ける基板は、Si基板に限定されないことは明白である。例えば、セラミック基板、ガラス基板、金属基板であってもよい。
実施の形態2
上記実施の形態1において用意された半導体エピタキシャル基板は、半導体エピタキシャル層のエピタキシャル形成時に、その半導体エピタキシャル層にpn接合を形成したものであったが、以下に説明する実施の形態2では、半導体エピタキシャル層のエピタキシャル形成後に、その半導体エピタキシャル層に不純物拡散によって選択的に複数のpn接合を形成した半導体エピタキシャル基板を用意する。なお、この実施の形態2の半導体複合装置は、上記実施の形態1においての工程(1a)〜(1e)と同様の工程を含んで製造される。
図15から図22までは、本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図である。これらの図を用いて実施の形態2の半導体複合装置の製造工程について、以下に説明する。なお、この実施の形態2でも、上記実施の形態1と同様に、素子分離により形成する半導体素子がpn接合を有する発光素子であり、論理集積回路が上記発光素子を駆動制御する駆動集積回路である例について説明する。
[半導体エピタキシャル基板の用意および半導体薄膜領域の分離工程]
図15から図18までは、用意する半導体エピタキシャル基板の構造、およびその半導体エピタキシャル基板の半導体エピタキシャル層を半導体薄膜領域の分離する分離工程を説明する図である。図15は半導体エピタキシャル層を複数の半導体薄膜領域に分離した半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャルウエハ)の上面図およびその一部拡大図である。また、図16は図15の領域1003の拡大図である。また、図17は図16の10A−10A間の断面図である。また、図18は半導体エピタキシャル層に不純物拡散領域を形成する工程を説明する断面図である。なお、図18において、図17と同じものには同じ符号を付してある。
図15において、1000は半導体エピタキシャル層を含む半導体基板(半導体エピタキシャル基板)、1001は剥離されて半導体薄膜となる半導体エピタキシャル層の領域(半導体薄膜領域)、1002は上記半導体エピタキシャル層がメサエッチングによって除去された領域(分離領域)である。半導体薄膜領域1001は、半導体エピタキシャル基板1000の表面に、例えば、同一サイズ、同一構造で複数形成される。
図16に示すように、半導体薄膜領域1001には、上記半導体エピタキシャル層に選択的に不純物を拡散して形成した複数の不純物拡散領域1011が配列されている。
図17において、1021は、半導体エピタキシャル層が形成されている基板であり、例えばn型GaAs基板からなる。1022は、バッファー層であり、例えばGaAs層からなる。1023は、半導体薄膜をGaAs基板1021から剥離するための剥離層であり、例えばAlAs層からなる。1024は、下側コンタクト層であり、例えばn型GaAs層からなる。1025は、下側クラッド層であり、例えばn型AlGa1−xAs層からなる。1026は、活性層であり、例えばn型AlGa1−yAs層からなる。1027は、上側クラッド層であり、例えばn型AlGa1−zAs層からなる。1028は、上側コンタクト層であり、例えばn型GaAs層からなる。1011は、半導体エピタキシャル層に選択的に不純物を拡散して形成した不純物拡散領域であり、例えばZn拡散領域(p型拡散領域)である。不純物拡散領域1011は、拡散フロントが少なくとも活性層1026内に到達している。
この実施の形態2では、半導体エピタキシャル基板1000の半導体エピタキシャル層に不純物拡散領域1011を形成した後に、メサエッチングによって分離領域1002を形成し、不純物拡散領域1011を形成した半導体エピタキシャル層を複数の半導体薄膜1001に分離する。
不純物拡散領域1011は、以下のようにして半導体エピタキシャル層に選択的に形成される。まず、図18(a)に示すように、半導体エピタキシャル基板上に、不純物拡散領域1011の予定領域に開口部を有する拡散防止膜1101を形成する。拡散防止膜1101としては、例えば、酸化アルミニウム、窒化珪素膜、窒化アルミニウム膜などの誘電体膜を使用することができる。
次に、図18(b)に示すように、拡散する不純物元素を含む拡散源膜1102を形成し、その上に拡散アニールキャップ膜1103を形成する。拡散源膜1102としては、例えばZnOSiO膜を使用することができ、拡散アニールキャップ膜1103としては、例えばSiN膜を使用することができる。
そして、図18(c)に示すように、アニール炉にて拡散アニール処理をして、不純物拡散領域1011を得る。
その後、図18(d)に示すように、拡散防止膜1101、拡散源膜1102、拡散アニールキャップ膜1103をエッチング除去する。
なお、図16に示す1つの不純物拡散領域1011の幅方向および長さ方向サイズは、少なくとも半導体複合装置においての1つの発光素子の上記サイズよりも大きいサイズとなるように形成する。
このような不純物拡散領域1011の形成後に、分離領域1002を形成して、半導体エピタキシャル層を複数の半導体薄膜1001に分離する。分離領域1002は、少なくとも剥離層1023の側面が露出する深さとする。
次に、以下に説明する半導体薄膜の支持体形成および分離領域形成工程を経て、上記実施の形態1で説明した半導体薄膜の剥離工程および貼り付け工程と同様に、半導体薄膜1001(厳密には半導体薄膜1001およびその支持体であるレジストパターンからなる半導体薄膜剥離片)を半導体エピタキシャル基板1000から剥離し、この剥離した半導体薄膜1001を図4のSi基板301と同様のSi基板(Siウエハ)上に設けられた導通層に貼り付ける。図18-Aおよび図18-Bは不純物拡散後に半導体薄膜予定領域を被覆して、分離領域を設けた状態を示す図であり、図18-Aは一部拡大上面図、図18-Bは図18-AのE−E間の断面図である。図18-Aおよび図18-Bに示すように、半導体エピタキシャル層に設けた不純物拡散領域1011のパターンに位置合わせされて分離領域の予定領域に開口部が形成されるように、半導体薄膜の支持体1301にパターンを、例えばレジストパターンで形成し、続いて該レジストパターンの開口部領域に分離領域1302を形成する。
図19は不純物拡散領域1011が配列形成された半導体薄膜1001の貼り付け後のSi基板の一部拡大上面図である。図19において、図16と同じものには同じ符号を付してあり、1201はSi基板上に設けられた導通層である。導通層1201は、例えば上記実施の形態1の導通層302と同様なメタル層である。
図19に示すように、半導体薄膜1001は、Si基板上の導通層1201に貼り付けられる。この貼り付け工程では、上記実施の形態1と同様の加熱工程を経て強固な貼り付け強度を得る。
次に、上記実施の形態1で説明した素子工程と同様に、フォトリソ・エッチングにより、Siウエハ上の導通層1201に貼り貼り付けられた複数の半導体薄膜1001を、ウエハ単位で一括して個別の発光素子に素子分離(パターニング)する。
図20は素子分離のエッチングおよびレジストパターンの除去後のSi基板の一部拡大上面図である。図20において、図19のものまたは領域と同じまたは相当するものには同じ符号を付してある。また、図21は図20の12A−12A間の断面図である。図21において、図17と同じものには同じ符号を付してある。
図20において、1212は半導体薄膜1001のエッチングによって素子分離された発光素子、1220は上記エッチングによって除去された半導体薄膜1001の領域(素子分離領域)である。図20に示すように、上記素子分離では、不純物拡散領域1011の周辺領域を素子分離領域1220に含めてエッチング除去し、発光領域1212を一列に配列形成する。
また、図21において、301はSi基板(Siウエハ)である。図21に示すように、素子分離領域1220は、少なくとも不純物拡散領域1011の拡散フロントよりも深い、または活性層1026と上側クラッド層1027の界面よりも深いことが望ましい。
このように実施の形態2では、Si基板301上の駆動集積回路形成領域の近傍の導通層1201に貼り付けられた、選択的に形成された不純物拡散領域1011を有する複数の半導体薄膜1001を、上記実施の形態1と同様に、フォリソ・エッチングによりSi基板301上で一括して素子分離する。
このような素子分離工程により、Si基板301上のそれぞれの半導体薄膜1001は複数の発光素子1212に素子分離され、半導体薄膜1001内の個別の不純物拡散領域1011によるそれぞれのpn接合はそれぞれの発光素子の個別のpn接合となり、Si基板301上の駆動集積回路領域近傍の導通層1201上に、LEDアレイを構成する複数の発光素子1212が、例えば同一形状および同一サイズならびに同一の配列ピッチで、一列に配列形成される。
また、半導体薄膜1001は選択的に配列形成された複数の不純物拡散領域1011による個別のpn接合を有するが、これら不純物拡散領域1011によるそれぞれのpn接合面の一部領域(周辺領域)は、素子分離領域1220に含まれるので、1つの発光素子1212のpn接合の幅および長さは、例えば1つの不純物拡散領域1011による幅および長さよりも狭くなる。
図22は上記素子分離によってSi基板301上に形成される発光素子1212の位置精度を説明するSi基板301の一部拡大上面図である。なお、図22において、図20と同様のものには同じ符号を付してある。
図22において、1403は半導体薄膜1001の素子分離によって発光素子1212が配列形成される発光素子形成領域である。図22に示すように、半導体薄膜1001が位置ずれを生じて導通層1201に貼り付けられたとしても、発光素子形成領1403の位置精度は、Si基板301に対するフォトマスクアライメント精度(発光素子領域形成のためのフォトマスクをSi基板上の駆動集積回路パターンに位置合わせする精度)に相当するため、半導体薄膜1001の貼り付け領域が発光素子形成領域1403の幅領域において完全に重複してさえいれば、発光素子1212については容易に高い位置精度を確保できる。
なお、上記素子分離工程後の配線形成工程は、例えば上記実施の形態1の配線形成工程と同様であるので、この実施の形態2ではその説明を省略する。
以上のように実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、半導体薄膜1001の貼り付けに高いアライメント精度を必要とせずに、Si基板1301上に発光素子1212を高い位置精度で配列形成できる。
さらに、実施の形態2によれば、発光素子1212のp型領域を不純物拡散領域1011から形成しており、エピタキシャル形成時に半導体エピタキシャル層に形成したp型領域によって得られる不純物キャリヤ濃度よりも、高いキャリヤ濃度を実現することができるので、面内で電流の広がりが大きく、より高い光取り出し効果が得られる。
なお、上記実施の形態2においても、使用する材料、半導体素子と基板の組合せ、素子分離領域の形成などに関して、上記実施の形態1と同様に種々の変形が可能である。また、上記実施の形態では、半導体エピタキシャル層内に選択的にpn接合領域(拡散領域)を形成する形態について説明したが、活性層1026内に拡散フロントがくるように、ウエハ全面に拡散領域を形成してもよい。この場合も、全面拡散工程以降、実施の形態2と同様に、半導体薄膜分離領域形成工程、半導体薄膜剥離工程、半導体薄膜貼り付け工程を実施することができる。さらには、1つの拡散領域を形成した1つの半導体薄膜120が1つの半導体素子に分離される形態であってもよい。
実施の形態3
以下に説明する本発明の実施の形態3の半導体複合装置は、
(3a)半導体エピタキシャル層を含む半導体基板である半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャル層を含む半導体ウエハである半導体エピタキシャルウエハ)を用意し、上記半導体エピタキシャル層を、複数の半導体薄膜領域(剥離されて半導体薄膜となる領域)に分離する工程と、
(3b)上記半導体エピタキシャル基板から半導体薄膜を剥離する工程と、
(3c)上記剥離した半導体薄膜と、論理集積回路があらかじめ形成された半導体チップまたは論理集積回路があらかじめ形成された他の半導体薄膜とを、他の基板に貼り付ける工程と、
(3d)上記他の基板に貼り付けた半導体薄膜を、その基板単位で一括して、個別の半導体素子に素子分離する工程と、
(3e)上記半導体素子と上記論理集積回路とを個別に接続する個別配線を形成する工程と
を含んで製造される。
なお、この実施の形態3では、上記素子分離により形成する半導体素子がpn接合を有する発光素子であり、上記論理集積回路が上記発光素子を駆動制御する駆動集積回路であり、上記他の基板がLEDプリントヘッドのユニット基板であり、上記駆動集積回路があらかじめ形成された半導体薄膜(駆動集積回路薄膜)を上記ユニット基板に貼り付ける例について説明する。また、上記(3a),(3b),(3e)の工程は、それぞれ上記実施の形態1においての上記(1a),(1b),(1e)と同様であるので、上記(3c),(3d)の工程について主に説明する。
図23は本発明の実施の形態3の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図23(a)は素子分離のレジストパターンの形成のためのフォトマスクがアライメントされたユニット基板の上面図、図23(b)は図23(a)のB1−B2間の断面図である。なお、この図23は大きな基板の一部分を図示したものである。
図23において、120は上記実施の形態1の半導体薄膜(図7参照)、360はセラミックやガラスなどから構成されるユニット基板、370は駆動集積回路があらかじめ形成された半導体薄膜である。なお、図23では、1ユニットあたり3つの半導体薄膜120が図示されており、1つの半導体薄膜120あたり7個の開口部が図示されているが、上記半導体薄膜および上記開口部の数はこれに限定されない。
上記実施の形態1では、半導体エピタキシャル基板100から剥離した半導体薄膜120を、駆動集積回路305があらかじめ形成されたSi基板301に貼り付けたが、この実施の形態3では、剥離した半導体薄膜120を、上記実施の形態1の貼り付け工程と同様の手順で、図23に示すようにユニット基板360に貼り付ける。
これとともに、この実施の形態3では、上記実施の形態1の半導体エピタキシャル基板100の用意から半導体薄膜120の剥離工程までと同様の手順で、駆動集積回路の半導体薄膜370を製造し、この半導体薄膜370を、上記実施の形態1の貼り付け工程と同様の手順で、図23に示すようにユニット基板360に貼り付ける。
なお、半導体薄膜120と半導体薄膜370は、ほぼ同じ長さでもよいし、異なる長さでもよい。また、LEDプリントヘッドの長さ方向とほぼ同じ長さの半導体薄膜120および半導体薄膜370を、それぞれ1枚ずつユニット基板360に貼り付けてもよい。さらに、駆動集積回路をユニット基板360にあらかじめ直接形成しておくことも可能である。
次に、ユニット基板360上に貼り付けられた複数の半導体薄膜120を、フォトリソ・エッチングにより、ユニット基板360上で一括して個別の発光素子に素子分離(パターニング)する。上記パターニングは、上記実施の形態1の素子分離工程と同様に、上記パターニングのためのレジストパターンをユニット基板360上に形成するフォトリソ工程と、このレジストパターンをエッチングマスクとして半導体薄膜120をエッチングし、半導体薄膜120の素子分離領域を除去するエッチング工程と、その後上記フォトレジストを除去する工程とによってなされる。
図23において、354は、半導体薄膜120をパターニングするレジストパターン(半導体薄膜120をエッチングによりパターニングするときのエッチングマスクとなるレジストパターン)を形成するためにユニット基板360上にアライメントされたフォトマスクである。また、361は、上記フォトリソ工程により上記レジストパターンとなるフォトレジスト層であり、半導体薄膜120および370が貼り付けられたユニット基板360上に形成されている。
フォトマスク354は、例えば図7のフォトマスク351と同様の構造であり、石英ガラスなどで構成されたマスク基板351に、マスク開口部353を有する金属製の薄膜352が設けられている。このフォトマスク354は、LEDプリントヘッド(ユニット基板360)の長さ以上の長さを有するものであり、ユニット基板360上に貼り付けられた全ての半導体薄膜120をパターニングするための露光を一度にできる。
上記フォトリソ工程においては、ユニット基板360上の所定の領域に発光素子を配列形成するために、フォトマスク354とユニット基板360との位置合わせ(アライメント)がなされる。このアライメントでは、例えば、フォトマスク354に設けられた図示しない基板ライメントマークを検出することによりフォトマスク354の位置および方向を割り出すとともに、このアライメントのためのユニット基板360上に特別に設けられた図示しないフォトマスク・アライメント・マークを検出することによりユニット基板360の位置および方向を割り出し、これらの基板アライメント・マークとフォトマスク・アライメント・マークの相対位置によってフォトマスク354をユニット基板360にアライメントする。
なお、ユニット基板360に駆動集積回路が直接形成されている場合には、上記フォトマスク・アライメント・マークとして、上記駆動集積回路の形成時に用いられたユニット基板360上のフォトマスク・アライメント・マークをそのまま使用することができる。また、図23では、ユニット基板360とフォトマスク354のコンタクトフォトリソによってレジストパターンを形成しているが、ステップ・アンド・リピート方式を採用してもよい。
このように、ユニット基板360上に設けられたフォトマスク・アライメント・マークを使用してユニット基板360にフォトマスク354をアライメントして、レジストパターンを形成することにより、半導体薄膜120をパターニングするためのレジストパターンを、フォトリソ工程の精度で高精度に形成することができる。
そして、このレジストパターンをエッチングマスクとしたエッチング工程により、ユニット基板360上の全ての発光素子をマスク開口部353の通りにパターニングすることができる。
このような素子分離工程では、ユニット基板360においての半導体薄膜120の貼り付け位置が若干ずれていても、半導体薄膜120の貼り付け領域がマスク開口部353と完全に重複してさえいれば、その後のパターニングによりマスク開口部353の配置通りに正確に配列された発光素子を形成することができる。
従って、この実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様に、複数の発光素子が正確な直線性および間隔をもって一列に配列されたLEDアレイを、ユニット基板360に形成することができる。
さらに、同じ半導体薄膜120から素子分離された発光素子の間隔のみならず、異なる半導体薄膜120間の発光素子の間隔も同じにすることができるので、高品質のLEDプリントヘッドを得ることができる。
以上のようの実施の形態3によれば、半導体エピタキシャル基板から半導体薄膜120を剥離し、この半導体薄膜120をユニット基板360に貼り付けてから、ユニット基板360上で半導体薄膜120を一括して素子分離することにより、素子分離された個別の半導体素子を基板上に貼り付けるのみの従来の製造工程と比較して、半導体薄膜120の貼り付けに高いアライメント精度を必要とせずに、ユニット基板360上に発光素子を高い位置精度で配列形成できる。
実施の形態4
以下に説明する本発明の実施の形態4の半導体複合装置は、
(4a)半導体エピタキシャル層を含む半導体基板である半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャル層を含む半導体ウエハである半導体エピタキシャルウエハ)を用意し、上記半導体エピタキシャル層を、複数の半導体薄膜領域(剥離されて半導体薄膜となる領域)に分離する工程と、
(4b)上記半導体エピタキシャル基板から半導体薄膜を剥離する工程と、
(4c)上記剥離した半導体薄膜を、論理集積回路があらかじめ形成された他の半導体基板(上記半導体エピタキシャルウエハとは異なる他の半導体ウエハ)に貼り付ける工程と、
(4d)上記半導体薄膜を貼り付けた上記他の半導体ウエハを、個々の半導体薄膜を貼り付けた論理集積回路チップにスクライブする工程と、
(4e)上記スクライブされた論理集積回路チップを、さらに他の基板に貼り付ける工程と、
(4f)上記他の基板に貼り付けた論理集積回路チップ上の上記半導体薄膜を、その基板単位で一括して、個別の半導体素子に素子分離する工程と、
(4g)上記半導体素子と上記論理集積回路とを個別に接続する個別配線を形成する工程と
を含んで製造される。
なお、この実施の形態4では、上記素子分離により形成する半導体素子がpn接合を有する発光素子であり、上記論理集積回路が上記発光素子を駆動制御する駆動集積回路であり、上記他の基板がLEDプリントヘッドのユニット基板である例について説明する。また、上記(4a)〜(4c),(4g)の工程は、それぞれ上記実施の形態1においての上記(1a)〜(1c),(1e)と同様であるので、上記(4d)〜(4f)の工程について主に説明する。
図24は本発明の実施の形態4の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図24(a)は素子分離のレジストパターンの形成のためのフォトマスクがアライメントされたユニット基板の上面図、図24(b)は図24(a)のB1−B2間の断面図である。なお、この図24は大きな基板の一部分を図示したものである。
図24において、図23と同様のものには同じ符号を付してあり、305は上記実施の形態1の駆動集積回路(図7参照)、306はあらかじめ形成された駆動集積回路305の近傍に半導体薄膜120が貼り付けられた上記実施の形態1のSiウエハ301(図7参照)をスクライブしてなる半導体チップである。なお、図24では、1ユニットあたり3つの半導体薄膜120が図示されており、1つの半導体薄膜120あたり7個の開口部が図示されているが、上記半導体薄膜および上記開口部の数はこれに限定されない。
上記実施の形態1では、Siウエハ301に貼り付けた半導体薄膜120をSiウエハ301上で一括して素子分離したが、この実施の形態4では、上記実施の形態1の貼り付け工程と同様の手順で半導体薄膜120を貼り付けたSiウエハを、素子分離をせずに個々の半導体チップ306にスクライブする。
そして、上記スクライブした半導体チップ306を、上記実施の形態1の貼り付け工程と同様の手順で、図24に示すようにユニット基板360に貼り付ける。
なお、半導体チップ360は、複数の半導体薄膜120を一列に貼り付けたものであってもよい。また、LEDプリントヘッドの長さ方向の寸法とほぼ同じ長さの半導体チップ360を1つユニット基板360に貼り付けてもよい。また、半導体チップ360は、上記実施の形態4の半導体薄膜370を貼り付けたものであってもよい。
次に、ユニット基板360上に半導体チップ306を介して貼り付けられた複数の半導体薄膜120を、フォトリソ・エッチングにより、ユニット基板360上で一括して個別の発光素子に素子分離(パターニング)する。上記パターニングは、上記実施の形態1の素子分離工程と同様に、上記パターニングのためのレジストパターンをユニット基板360上に形成するフォトリソ工程と、このレジストパターンをエッチングマスクとして半導体薄膜120をエッチングし、半導体薄膜120の素子分離領域を除去するエッチング工程と、その後上記フォトレジストを除去する工程とによってなされる。
上記フォトリソ工程においては、ユニット基板360上の所定の領域に発光素子を配列形成するために、フォトマスク354とユニット基板360との位置合わせ(アライメント)がなされる。このアライメントでは、例えば、フォトマスク354に設けられた図示しない基板ライメントマークを検出することによりフォトマスク354の位置および方向を割り出すとともに、このアライメントのためのユニット基板360上に特別に設けられた図示しないフォトマスク・アライメント・マークを検出することによりユニット基板360の位置および方向を割り出し、これらの基板アライメント・マークとフォトマスク・アライメント・マークの相対位置によってフォトマスク354をユニット基板360にアライメントする。
なお、図24では、ユニット基板360とフォトマスク354のコンタクトフォトリソによってレジストパターンを形成しているが、ステップ・アンド・リピート方式を採用してもよい。
このように、ユニット基板360上に設けられたフォトマスク・アライメント・マークを使用してユニット基板360にフォトマスク354をアライメントして、レジストパターンを形成することにより、半導体薄膜120をパターニングするためのレジストパターンを、フォトリソ工程の精度で高精度に形成することができる。
そして、このレジストパターンをエッチングマスクとしたエッチング工程により、ユニット基板360上の全ての発光素子をマスク開口部353の通りにパターニングすることができる。
このような素子分離工程では、半導体チップ306においての半導体薄膜の貼り付け位置やユニット基板360においての半導体チップ306の貼り付け位置が若干ずれていても、半導体薄膜120のユニット基板360においての貼り付け領域がマスク開口部353と完全に重複してさえいれば、その後のパターニングによりマスク開口部353の配置通りに正確に配列された発光素子を形成することができる。
従って、この実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様に、複数の発光素子が正確な直線性および間隔をもって一列に配列されたLEDアレイを、ユニット基板360上に貼り付けられた複数の半導体チップ306上に形成することができる。
さらに、同じ半導体チップ306上の発光素子の間隔のみならず、異なる半導体チップ306間の発光素子の間隔も同じにすることができるので、高品質のLEDプリントヘッドを得ることができる。
以上のようの実施の形態4によれば、半導体エピタキシャル基板から半導体薄膜120を剥離し、この半導体薄膜120をSiウエハに貼り付け、そのSiウエハをスクライブした個々の半導体チップをユニット基板360に貼り付けてから、ユニット基板360上で半導体薄膜120を一括して素子分離することにより、素子分離された個別の半導体素子を基板上に貼り付けるのみの従来の製造工程と比較して、半導体薄膜120の貼り付けに高いアライメント精度を必要とせずに、ユニット基板360上に発光素子を高い位置精度で配列形成できる。
なお、上記実施の形態では、論理集積回路等があらかじめ設けられた基板を例にとって説明したが、本発明は、半導体薄膜を貼り付ける基板上に、必ずしも論理回路等の別の半導体回路や半導体素子群が設けられている場合に限定されない。例えば、次のような場合においても大きな効果が得られる。
例えば、別の半導体回路や半導体素子群が何も設けられていない基板上に、上記実施の形態で説明した方法に従って、半導体薄膜を貼り付けた後に基板上で一括して個別の素子に素子分離してもよい。この場合、前記基板をスクライブやダイシングなど複数の単位基板(またはチップ)に分割するための基板分割予定ライン(スクライブ予定ラインあるいはダイシング予定ライン)の方向に、前記一括素子分離して形成する個別半導体素子を一列に配列する場合、複数の個別半導体素子の配列方向(各素子の中心を半導体素子の配列方向に結ぶライン)を、これらの個別半導体素子の配列方向の前記基板分割予定ラインに対して、平行になるように位置合わせを行うことができる。単位基板は、例えばガラス基板を約30[cm]の長さに分割されるユニット基板、あるいはSi基板を約10[mm]の長さに分割される個別チップである。
このような位置合わせを行って個別半導体素子の配列方向(各半導体素子の中心を配列方向に結んだライン)は、フォトリソグラフィーの精度、例えば±3[μm]以下のような高い位置精度で平行となるように、素子分離された個別半導体素子の配列を容易に形成することができる。また、前記基板分割予定ラインに沿って基板を分割すれば、分割された単位基板の辺(前記個別半導体素子の配列方向の、分割された単位基板の辺)は、極めて精度良く、例えばフォトリソグラフィーで得られる位置精度で、素子分離された個別半導体素子の配列と平行になる。
このように、単位基板の辺と素子分離された個別半導体素子の配列を精度良く平行とすることにより、前記単位基板(チップ)を別の基板に複数配列する場合、個別半導体素子の配列を、配列の全幅にわたって極めて精度良く一列に配列することができる。ここで、個別半導体素子の配列を単位基板の辺と平行になるように製造することは、ほんの一例に過ぎず、その位置関係については適宜設計することができ、配列の仕方は、千鳥配置、斜め配置など、前記単位基板の周期で一定の配列となるように、用途に応じて最適な配列を選択することができる。
本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、半導体エピタキシャル層を複数の半導体薄膜領域に分離した半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャルウエハ)の上面図およびその一部拡大図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図1の1A−1A間の断面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、半導体薄膜を基板から剥離する剥離工程を説明する断面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、半導体薄膜剥離片を貼り付けたおよび貼り付けるSi基板の上面図およびその一部拡大図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図4の3A−3A間の断面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、Si基板に貼り付けた半導体薄膜剥離片からレジストパターンを除去した後の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、素子分離のレジストパターンの形成のためのフォトマスクがアライメントされたSi基板の上面図およびその一部拡大図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、素子分離のエッチングおよびレジストパターンの除去後のSi基板の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、素子分離工程によってSi基板上に形成される発光素子の位置精度を説明するSi基板の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、層間絶縁膜を形成する工程を示すSi基板の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、層間絶縁膜に開口部を形成する工程を示すSi基板の一部拡大上面である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、個別配線を形成する工程を示すSi基板の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態1の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図12の5A−5A間の断面図である。 本発明の実施の形態1の他の半導体複合装置の製造工程を説明する断面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、半導体エピタキシャル層を複数の半導体薄膜領域に分離した半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャルウエハ)の上面図およびその一部拡大図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図15の領域1003の拡大上面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図16の10A−10A間の断面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、半導体エピタキシャル層に不純物拡散領域を形成する工程を説明する断面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、不純物拡散領域が配列形成された半導体薄膜を基板から剥離する剥離工程を説明する一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図18-AのE−E間の断面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、不純物拡散領域が配列形成された半導体薄膜の貼り付け後のSi基板の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、素子分離のエッチングおよびレジストパターンの除去後のSi基板の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、図20の12A−12A間の断面図である。 本発明の実施の形態2の半導体複合装置の製造工程を説明する図であって、素子分離工程によってSi基板1301上に形成される発光素子1212の位置精度を説明するSi基板1301の一部拡大上面図である。 本発明の実施の形態3の半導体複合装置の製造工程を説明する図である。 本発明の実施の形態4の半導体複合装置の製造工程を説明する図である。 従来のLEDユニットの一部の斜視図である。 従来のLEDチップの一部の上面図である。 図26のA−A’間の断面図である。
符号の説明
100 半導体エピタキシャル基板(半導体エピタキシャルウエハ)
101 半導体薄膜領域
102 分離領域
111 基板
112 バッファー層
113 剥離層
114 下側コンタクト層
115 下側クラッド層
116 活性層
117 上側クラッド層
118 上側コンタクト層
119 レジストパターン
120 半導体薄膜
201 エッチング液
203 エッチング領域
220,303a,303b,303c,303d 半導体薄膜剥離片
301 Si基板(Siウエハ)
302 導通層
304,304a,304b 貼り付け予定領域
305 駆動集積回路領域
306 半導体チップ
350 フォトマスク
351 マスク基板
352 金属薄膜
353 マスク開口部
354 フォトマスク
360 ユニット基板
370 半導体薄膜(駆動集積回路)
401 搬送ヘッド
501 発光素子
502 素子分離領域
512 層間絶縁膜
521 開口部
531 個別配線
701 発光素子形成領域
901 素子分離領域
1000 半導体エピタキシャル基板
1001 半導体薄膜領域
1002 分離領域
1011 不純物拡散領域
1021 基板
1022 バッファー層
1023 剥離層
1024 下側コンタクト層
1025 下側クラッド層
1026 活性層
1027 上側クラッド層
1028 上側コンタクト層
1101 拡散防止膜
1102 拡散源膜
1103 拡散アニールキャップ膜
1201 導通層
1212 発光素子
1301 支持体
1302 分離領域
1403 発光素子形成領域

Claims (28)

  1. 半導体薄膜を基板に貼り付ける工程と、
    上記半導体薄膜を上記基板上で一括して個別の半導体素子に素子分離する工程と
    を備えた
    ことを特徴とする半導体複合装置の製造方法。
  2. 半導体薄膜を第1の基板に貼り付ける工程と、
    上記第1の基板を第2の基板に貼り付ける工程と、
    上記半導体薄膜を上記第2の基板上で一括して個別の半導体素子に素子分離する工程と
    を備えた
    ことを特徴とする半導体複合装置の製造方法。
  3. 上記基板または上記第2の基板に貼り付けられた複数の上記半導体薄膜を、上記基板または上記第2の基板上で一括して素子分離することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  4. 上記基板上または上記第2の基板上に設けられたフォトマスク・アライメント・マークを使用して上記基板または上記第2の基板にフォトマスクをアライメントし、フォトリソ・エッチングにより素子分離することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  5. 上記半導体薄膜を上記基板または上記第1の基板に貼り付ける前に、半導体基板上にあらかじめ形成された上記半導体薄膜を、この半導体基板から剥離する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  6. 上記半導体薄膜を複数の半導体素子に素子分離することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  7. 上記半導体薄膜を1つの半導体素子に素子分離することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  8. 上記素子分離により、複数の半導体素子を一列に配列形成することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  9. 前記複数の半導体素子の配列の各素子の中心を半導体素子の配列方向に結ぶラインが、上記基板を複数の単位に分割するための、半導体素子の配列方向の分割予定ラインまたは上記基板を複数の単位に分割した単位基板の前記半導体素子の配列方向の辺に対して、前記単位基板の周期で、一定の配列となるように、位置合わせされていることを特徴とする請求項8記載の半導体複合装置の製造方法。
  10. 前記複数の半導体素子の配列の各素子の中心を半導体素子の配列方向に結ぶラインが、上記基板を複数の単位に分割するための、半導体素子の配列方向の分割予定ラインまたは上記基板を複数の単位に分割した単位基板の前記半導体素子の配列方向の辺に対して、並行となるように、位置合わせされていることを特徴とする請求項8記載の半導体複合装置の製造方法。
  11. 上記複数の半導体素子を、同一形状、同一サイズに形成することを特徴とする請求項8記載の半導体複合装置の製造方法。
  12. 上記複数の半導体素子を、同一の配列ピッチで形成することを特徴とする請求項11記載の半導体複合装置の製造方法。
  13. 上記半導体素子は、pn接合を有する発光素子であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  14. 上記半導体薄膜は、半導体エピタキシャル層であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  15. 上記半導体エピタキシャル層は、化合物半導体エピタキシャル層を含むことを特徴とする請求項14記載の半導体複合装置の製造方法。
  16. 上記化合物半導体エピタキシャル層は、ヘテロエピタキシャル層を含むことを特徴とする請求項15記載の半導体複合装置の製造方法。
  17. 上記半導体エピタキシャル層は、そのエピタキシャル層形成時に形成されたpn接合を有することを特徴とする請求項15記載の半導体複合装置の製造方法。
  18. 上記pn接合は、上記素子分離によって上記半導体素子ごとに個別のpn接合に分離されることを特徴とする請求項17記載の半導体複合装置の製造方法。
  19. 上記半導体膜の短手方向の辺の長さは、上記半導体薄膜を素子分離して形成した個別の半導体素子の、上記方向と略同じ方向の辺の長さよりも広いことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  20. 上記半導体エピタキシャル層は、不純物拡散によって形成されたpn接合を有することを特徴とする請求項15記載の半導体複合装置の製造方法。
  21. 上記不純物拡散が、選択的に複数のpn接合を形成する不純物拡散であることを特徴とする請求項20記載の半導体複合装置の製造方法。
  22. 上記pn接合の接合面の短手方向の辺の長さは、その半導体エピタキシャル層を素子分離して形成した個別の半導体素子の、上記方向と略同じ方向の辺の長さよりも広いことを特徴とする請求項20記載の半導体複合装置の製造方法。
  23. 上記基板または上記第1の基板は、シリコン基板であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  24. 上記基板または上記第2の基板は、ガラス、セラミック、金属、ポリマーのいずれかの材料を含む基板であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  25. 上記基板または上記第1の基板は、半導体ウエハであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  26. 上記基板または上記第2の基板は、プリントヘッドのユニット基板であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  27. 上記半導体薄膜を、その表面から裏面に至るまでエッチングして、素子分離することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
  28. 上記半導体薄膜を、その表面から膜厚方向の途中までエッチングして、素子分離することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体複合装置の製造方法。
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