JP2009231340A - 半導体装置、ledヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

半導体装置、ledヘッド及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 発光部2を有する半導体装置1を所定の基板上の貼付け領域に貼付けるときに、貼付ける前に形成された上記発光部2のPN接合領域と上記他の基板上に設けられている機能領域とを電気的に接続させるための正確な位置合わせを容易にすること。
【解決手段】 半導体装置1の両端に設けられた位置決め手段3aは、貫通穴であり、上記所定の基板の貼付け領域に設けられた所定のパターンと照合し、上記半導体装置1の貼付け位置を位置決めする。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の半導体薄膜から形成される半導体装置、該半導体装置を含むLEDヘッド、及び該LEDヘッドを用いた画像形成装置に関する。
所定の基板上に半導体薄膜を形成し、剥離し、他の基板に貼り付け、所定の処理を施して形成される半導体装置を含むLEDヘッドが普及している。この半導体装置を用いたLEDヘッドは、素子の小型化に適合し、更にワイヤボンディングの回数を低減することができる等の長所を有している。
また、エピタキシャル成長によりPN接合が形成されるメサ型に比べ、拡散法によりPN接合を形成する技術も存在する。この拡散型のLEDはメサ型LEDと比較して、かかる半導体装置の製法では工程数の低減や発光効率の向上等の点で優れている。
特開2004−179646号公報
拡散法によれば、PN接合の形成工程において半導体薄膜を高温にしなければならない。従って、該半導体薄膜を上記他の基板上に貼付けた後に高温にしたのでは、該他の基板が熱により損傷され易くなる。そこで、半導体薄膜を上記他の基板上に貼付ける前にPN接合が形成され、その後に上記他の基板上に貼付けられるという工程が採用されている。このような工程を採用すると、半導体薄膜を上記他の基板上に貼付けるときに、貼付ける前に形成されたPN接合領域と上記他の基板上に設けられている機能領域とを電気的に接続させるための正確な位置合わせが難しくなるという解決すべき課題が発生していた。
第1の発明は、複数の半導体薄膜の積層からなる半導体装置であって、所定の基板の貼付け領域に、上記半導体薄膜の貼付け位置を位置決めする位置決め手段を備えることを主要な特徴とする。
第2の発明は、複数の半導体薄膜の積層からなる半導体装置であって、所定の基板の貼付け領域に設けられた位置合わせパターンに、照合可能な外縁を備えることを主要な特徴とする。
本発明によれば、位置決め手段を備えるので、半導体装置を所定の基板上の貼付け領域に貼付けるときに、貼付ける前に形成されたPN接合領域と上記他の基板上に設けられている機能領域とを電気的に接続させるための正確な位置合わせが容易になるという効果を得る。
本発明では、上記のように半導体薄膜を他の基板上に貼付ける前にPN接合を形成し、その後上記他の基板上に貼付けるという工程が採用されている。ここでは、その構成及び製法の概要について説明する。
図17は、半導体薄膜製造プロセスの説明図(その1)である。
図18は、半導体薄膜製造プロセスの説明図(その2)である。
図19は、半導体薄膜製造プロセスの説明図(その3)である。
図20は、図19のS1−S1断面矢視図である。
図17に示す半導体薄膜103の形成は、有機金属化学蒸着法(MOCVD法)や分子線エピタキシー法(MBE法)により実行される。GaAs基板121上にGaAsバッファ層122、(AlGa)InPエッチングストップ層123、及びAlAs剥離層(犠牲層)124が順に成膜される。
次に、AlAs剥離層(犠牲層)124上にGaAsバッファ層111と、AlGaAs下クラッド層112と、AlGaAs活性層113と、AlGaAs上クラッド層114と、GaAsコンタクト層115aとが成膜される。ここでInPエッチングストップ層123の成膜は省かれても良い。
次に図18に示すように、半導体薄膜103の上に絶縁膜117aが成膜される。この絶縁膜117aには開口部が設けられ、拡散領域となる部分のGaAsコンタクト層115aがエッチングにより除去され、拡散領域となる部分の表面が露出される。その後、固相拡散法などにより亜鉛(Zn)からなるP型不純物が拡散され、Zn拡散領域116が形成される。
次に図19及び図20に示すように、例えば、10%HF(フッ化水素)液により、AlAs剥離層124が選択的に除去される。AlAs剥離層124に対するエッチング速度は、AlGaAs下クラッド層112〜AlGaAs上クラッド層114、GaAsバッファ層111、GaAsコンタクト層115、GaAs基板121、GaAsバッファ層122およびInPエッチングストップ層123に対するエッチング速度に比べ格段に大きいので、AlAs層のみが選択的にエッチングされ半導体薄膜103がGaAs基板121から分離される。このようにして形成された半導体薄膜103は以下の工程を経てLEDヘッドになる。
図21は、本発明によるLEDヘッドの製法説明図である。
(a)に於いて10は基板である。ここでは1例としてSi基板を用いている。1は半導体装置である。この半導体装置1は、上記図17〜図20を経て製造された半導体薄膜103が所定の外形寸法に切断され、更に、後に実施例で詳細に説明する位置決め手段3が設けられることにより形成される。
図に示すように、半導体装置1は、基板10の所定の位置に分子間力などにより接合される。このときに半導体装置1を、基板10の所定の位置に正確に位置決めするために位置決め手段3が用いられる。
(b)に於いて、所定の個別配線8が設けられた後、(d)に示すように所定の切断設定に基づいて切断され、LED/駆動ICチップ5が形成される。以下に実施例として、本発明による半導体装置に最適に適合される、位置決め手段3の構成、機能及び製法について、実施例1から3まで、その具体例をあげて詳細に説明する。
図1は、実施例1の半導体装置の平面図である。
図2は、実施例1の半導体基板の平面図である。
図に於いて、1は、半導体装置である。2は、半導体装置1に形成されている発光部である。3aは、半導体装置1上にエッチングプロセスにより作られた半導体装置側の位置決め手段である。この位置決め手段3aは、半導体装置1の両端に形成され、基板10上に設けられた所定のパターンと照合可能な貫通穴である。
4は、半導体装置1の貼付け領域である。3bは、基板10側に設けられた位置決め手段である。この位置決め手段3bは、上記位置決め手段3aと照合するために、基板10上に設けられた所定のパターンである。6は基板上に設けられている所定の回路パターンである。10は基板である。ここでは一例としてSi基板が用いられている。
図に示す基板10に設けられている貼付け領域4に半導体装置1が貼付けられ、図21に示す工程を経てLED/駆動ICチップ5(図21)が形成される。この貼付け領域4には、図示しない配線パターン等の形成時に同時に位置決め手段3bが設けられている。この貼付け工程では、貼付け領域4の上方に半導体装置1が保持される。作業者は、かかる状態で半導体装置1の上面から半導体装置1に設けられた位置決め手段3aを通して基板10に設けられた位置決め手段3bを覗きながら両者の位置合わせを実行することになる。
このときに、半導体装置1と基板10との間に、半導体装置1に設けられた位置決め手段3aと基板10に設けられた位置決め手段3bとを同時に観撮できるカメラを挿入することも可能である。このようにして基板10の貼付け領域4の上方に半導体装置1が正確に位置決めされ保持される。しかる後、両者は分子間力などにより接合される。
図3は、実施例1の位置決め手段の製法を説明する断面図である。
この図は、半導体装置1に位置決め手段3aを設ける工程の概略を説明する図である。
(1)に示すように、GaAs基板121の表面に形成された半導体薄膜103上に絶縁膜117aが成膜され、その後エッチングにより発光部2を形成するための開口部Aが設けられる。
GaAs基板121がn型基板の場合には、Znなどの不純物を開口部Aから半導体薄膜103へ熱拡散することによりp型領域が形成される。その結果半導体薄膜103内にpn接合領域が形成され、発光部2が形成される。このとき、GaAs基板121の表面には位置決め手段を形成するための開口部Bも設けられる。
次に(2)に示すように、所定のパターンに基づいてレジスト領域118が形成される。この工程は一般的なフォトリソグラフィ法で形成される。このようにしてレジスト領域118が形成されたGaAs基板121はウェットエッチング法などにより、(3)に示すように薄膜半導体素子1(図1)の外周と位置決め手段3a(開口部Bが該当)とがエッチングされる。
次に(3)に示すように、例えば、上記のように10%HF(フッ化水素)液により、AlAs剥離層124が選択的に除去される。AlAs剥離層124に対するエッチング速度は、AlGaAs下クラッド層112〜AlGaAs上クラッド層114、GaAsバッファ層111、GaAsコンタクト層115、GaAs基板121、GaAsバッファ層122およびInPエッチングストップ層123に対するエッチング速度に比べ格段に大きいので、AlAs層のみが選択的にエッチングされ半導体装置1がGaAs基板121から分離される。該半導体装置1には位置決め手段3aが形成されている。
以上説明したように、本実施例によれば、半導体装置1に位置決め手段3aを設け、更に基板10に位置決め手段3bを設けることにより、半導体装置1と基板10との正確な位置合わせが容易になるという効果を得る。
図4は、実施例2の半導体装置の平面図である。
図5は、実施例2の半導体基板の平面図である。
上記実施例1では、図1及び図2に示すように、半導体装置1に位置決め手段3aを、基板10に位置決め手段3bを、それぞれ設けることによって半導体装置1と基板10との位置決めを行っていた。これに対して、本実施例では、図に示すように、半導体装置11の4隅に切欠け部18が、基板20の貼付け領域24の4隅に隅パターン19が、それぞれ設けられている。
切欠け部18は、上記図3に示す工程に於いて、位置決め手段3aに替えて切欠け部18を4隅に設けることにより実施例1と類似する工程を経て容易に形成される。
又、隅パターン19は、基板20に設けられている貼付け領域24に半導体装置11が貼付けられる。この貼付け領域24には、図示しない配線パターン等の形成時に同時に、その4隅に設けられている。
半導体装置11と基板20との貼付け工程では、貼付け領域24の上方に半導体装置11が保持される。作業者は、かかる状態で半導体装置11の上面から半導体装置11の4隅に設けられた切欠け部18と、基板20の4隅に設けられた隅パターン19とを対比しながら両者の位置合わせを実行することになる。
このときに、上記実施例1で説明したように、半導体装置11と基板20との間に、半導体装置11の4隅に設けられた切欠け部18と基板20の4隅に設けられた隅パターン19とを同時に観撮できるカメラを挿入することも可能である。このようにして基板20の貼付け領域24の上方に半導体装置11が正確に位置決めされ保持される。しかる後、両者は分子間力などにより接合される。
以上説明したように本実施例によれば、半導体装置11の4隅に切欠け部18を設け、基板20の4隅に設けられた隅パターン19とを位置合わせすることにより、半導体装置11と基板20との正確な位置合わせが容易になるという効果を得る。又、切欠け部18を半導体装置11の4隅に設けたので、半導体装置11の面積を大きくする必要が無くなるため、一度に形成できる半導体装置11の数量を増加させることが可能になるという効果を得る。
図6は、実施例3の半導体装置の平面図である。
図7は、実施例3の半導体基板の平面図である。
上記実施例2では、図4及び図5に示すように、半導体装置11の4隅に切欠け部18を、基板20の貼付け領域24の4隅に隅パターン19を、それぞれ設けることによって半導体装置11と基板20との位置決めを行っていた。これに対して、本実施例では、図に示すように、基板30の貼付け領域34の周辺に位置合わせパターン38が設けられている。
位置合わせパターン38は、基板30に設けられている貼付け領域34の外縁として形成されている。この位置合わせパターン38に半導体装置31の外縁を一致させた状態で半導体装置31が貼付けられる。この位置合わせパターン38は、図示しない配線パターン等が貼付け領域34に形成されるときに同時に形成される。
半導体装置31と基板30との貼付け工程では、貼付け領域34の上方に半導体装置31が保持される。作業者は、かかる状態で半導体装置31の上面から、半導体装置31と基板30の上に設けられた位置合わせパターン38とを対比しながら両者の位置合わせを実行することになる。
このときに、上記実施例1で説明したように、半導体装置31と基板30との間に、半導体装置31の外縁と基板30に設けられた位置合わせパターン38とを同時に観撮できるカメラを挿入することも可能である。このようにして基板30の貼付け領域34の上方に半導体装置31が正確に位置決めされ保持される。しかる後、両者は分子間力などにより接合される。
以上説明したように、本実施例によれば、基板30上の貼付け領域34に半導体装置31の外縁と一致した位置合わせパターン38を設けることにより、半導体装置31と基板30との正確な位置合わせが容易になるという効果を得る。又、半導体装置31自体の形状を変形する必要が無くなるので全面積に発光素子を作ることが可能になるという効果をえる。
本実施例では、上記実施例1から実施例3で説明した半導体装置を含むLEDヘッド及び該LEDヘッドを用いた画像形成装置について説明する。
図8は、本発明のLEDヘッドを用いたプリンタヘッドの説明図である。
図9は、LEDヘッドの平面配置図である。
図に示すように、ベース部材401上には、LEDヘッド402が搭載されている。このLEDヘッド402には、上記実施例1から実施例3に記載した何れかの半導体装置が実装されている。又、図に示すように、実装基板402e上には、発光部と駆動部を複合した半導体複合装置(上記LED/駆動ICチップ5(図21)が該当する)が、発光部ユニット402aとして長手方向に沿って複数個配置されている。実装基板402e上には、その他に、電子部品が配置される配線が形成されている。又電子部品実装エリア402b、402c、及び外部から制御信号や電源などを供給するためのコネクタ402d等が設けられている。
発光部ユニット402aの発光部上方には、発光部から出射された光を集光する光学素子としてのロッドレンズアレイ403が配設されている。このロッドレンズアレイ403は、柱状の光学レンズを発光部ユニット402aの直線状に配列された発光部に沿って多数配列されたもので、光学素子ホルダに相当するレンズホルダ404によって所定位置に保持されている。
このレンズホルダ404は、図に示すように、ベース部材401及びLEDヘッド402を覆うように形成されている。ベース部材401、LEDヘッド402、及びレンズホルダ404は、ベース部材401及びレンズホルダ404に形成された開口部401a、404aを介して配設されるクランパ405によって一体的に挟持されている。従って、LEDヘッド402で発生した光は、ロッドレンズアレイ403を通して、所定の外部部材に照射される。このLEDプリントヘッド400は、例えば電子写真プリンタや電子写真コピー装置等の露光装置として用いられる。
図10は、本発明の画像形成装置の要部構成図である。
図に示すように、画像形成装置300内には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像を、各々に形成する4個のプロセスユニット301〜304が、記録媒体305の搬送経路320に沿って、その上流側から順に配置されている。プロセスユニット301〜304の内部構成は共通しているため、例えばシアンのプロセスユニットを例にとり、内部構成について説明する。
プロセスユニット303には、像担持体として感光体ドラム303aが矢印方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム303aの周囲には、その回転方向上流側から順に、感光体ドラム303aの表面に電気供給して帯電させる帯電装置303b、帯電された感光体ドラム303aの表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置303cが配設される。更に、静電潜像が形成された感光体ドラム303aの表面に、シアンのトナーを付着させて現像する現像装置303d、及び、感光体ドラム303aの表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置303eが配設される。尚、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源、及び、ギアによって回転させられる。
又、画像形成装置300は、その下部に、紙などの記録媒体305を堆積した状態で収納する用紙カセット306を装着し、その上方には記録媒体305を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ307が配設されている。更に、記録媒体305の搬送方向における、このホッピングローラ307の下流側には、ピンチローラ308、309と共に記録媒体305を挟持することによって、記録媒体305の斜行を修正し、プロセスユニット301〜304に搬送するレジストローラ310、311が配設されている。これらのホッピングローラ307、及びレジストローラ310、311は、図示しない駆動源、及びギアによって連動回転される。
プロセスユニット301〜304の各感光体ドラムに対向する位置には、それぞれ半導電性のゴム等によって形成された転写ローラ312が配設されている。各感光体ドラム301a〜304a上のトナーを記録媒体305に付着させるために、各感光体ドラム301a〜304aの表面とこれらの各転写ローラ312の表面との間に所定の電位差が生じるように構成されている。
定着装置313は、加熱ローラとバックアップローラとを有し、記録媒体305上に転写されたトナーを加圧、加熱することによって定着される。また、排出ローラ314、315は、定着装置313から排出された記録媒体305を、排出部のピンチローラ316、317と共に挟持し、記録媒体スタッカ部318に搬送する。尚、排出ローラ314、315は、図示されない駆動源、及び、ギアによって連動回転する。ここで使用される露光装置303cには、LEDユニットが搭載されている。
次に、画像形成装置の動作について説明する。まず、用紙カセット306に堆積した状態で収納されている記録媒体305がホッピングローラ307によって、上から1枚ずつ分離されて搬送される。その後、記録媒体305は、感光体ドラム301a及び転写ローラ212に挟持され、その記録画面にトナー画像が転写されると同時に感光体ドラム301aの回転によって搬送される。
同様にして、記録媒体305は、順次プロセスユニット302〜304を通過し、その通過過程で、各露光装置301c〜304cにより形成された静電潜像を、現像装置301d〜304dによって現像した各色のトナー像が、その記録画面に順次転写され重ね合わされる。そして、その記録面上に各色のトナー像が重ね合わされた後、定着装置313によってトナー像が定着された記録媒体305は、排出ローラ314、315及びピンチローラ316、317に挟持されて、画像形成装置300の外部の記録媒体スタッカ部318に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体305上に形成される。
以上説明したように、実施例1〜実施例3に記載の半導体装置を含むLEDヘッドを搭載することによって、高品質で信頼性の高い画像形成装置を得ることが出来るという効果を得る。
次に上記実施例1から実施例3までの変形例について説明する。
図11は、実施例1の変形例の説明図(その1)である。
本発明は、上記実施例のみに限定されるものではない。図に示すように位置決め手段3aを全ての半導体装置1に設ける必要は無い。即ち、半導体装置1を多数個含むウエハを一体として処理する場合には1個の半導体装置1に設けられていれば良い。
図12は、実施例1の変形例の説明図(その2)である。
図13は、実施例1の変形例の説明図(その3)である。
上記実施例1では位置決め手段3a及び位置決め手段3bは、半導体装置1及び基板10のそれぞれ両端に設けられていたが、更に中央部に設けても良い。こうすることにより、より一層位置合わせが正確に実行される。
図14は、実施例2の変形例の説明図(その1)である。
図15は、実施例2の変形例の説明図(その2)である。
上記実施例2では切欠け部18及び隅パターン19は半導体装置11及び基板20の4隅に設けられていたが、更に中央部に設けても良い。こうすることにより、より一層位置合わせが正確に実行される。
図16は、実施例3の変形例の説明図である。
上記実施例3では、基板30に設けられている貼付け領域34の外縁全周にわたって形成されているが、外縁の一部のみに形成されていても良い。
実施例の説明では、本発明をLED素子に適用した場合について説明したが、本発明はこの例に限定されるものではない。即ち、基板上に薄膜チップを接合するあらゆる種類の発光素子に適用可能である。
実施例1の半導体装置の平面図である。 実施例1の半導体基板の平面図である。 実施例1の位置決め手段の製法を説明する断面図である。 実施例2の半導体装置の平面図である。 実施例2の半導体基板の平面図である。 実施例3の半導体装置の平面図である。 実施例3の半導体基板の平面図である。 本発明のLEDヘッドを用いたプリンタヘッドの説明図である。 LEDヘッドの平面配置図である。 本発明の画像形成装置の要部構成図である。 実施例1の変形例の説明図(その1)である。 実施例1の変形例の説明図(その2)である。 実施例1の変形例の説明図(その3)である。 実施例2の変形例の説明図(その1)である。 実施例2の変形例の説明図(その2)である。 実施例3の変形例の説明図である。 半導体薄膜製造プロセスの説明図(その1)である。 半導体薄膜製造プロセスの説明図(その2)である。 半導体薄膜製造プロセスの説明図(その3)である。 図19のS1−S1断面矢視図である。 本発明によるLEDヘッドの製法説明図である。
符号の説明
1 半導体装置
2 発光部
3a 位置決め手段(半導体装置側)

Claims (8)

  1. 複数の半導体薄膜の積層からなる半導体装置であって、
    所定の基板の貼付け領域に、前記半導体薄膜の貼付け位置を位置決めする位置決め手段を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記位置決め手段は、
    前記所定の基板上に設けられた所定のパターンと照合可能な貫通穴であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記位置決め手段は、
    前記所定の基板上に設けられた所定のパターンと照合可能な切欠け部であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記所定のパターンは前記基板上の4隅に配設される隅パターンであり、
    前記切欠け部は前記半導体装置の4隅に設けられる前記隅パターンと照合可能な切欠け部であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 複数の半導体薄膜の積層からなる半導体装置であって、
    所定の基板の貼付け領域に設けられた位置合わせパターンに、照合可能な外縁を備えることを特徴とする半導体装置。
  6. 前記位置合わせパターンは内側形状が矩形であり、該矩形の寸法は前記半導体装置の外形寸法に等しく設定されていることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の半導体装置を含むことを特徴とするLEDヘッド。
  8. 請求項7に記載のLEDヘッドを備えることを特徴とする画像形成装置。
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