JPH1123290A - 多重化光干渉角速度計 - Google Patents

多重化光干渉角速度計

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JPH1123290A
JPH1123290A JP9171921A JP17192197A JPH1123290A JP H1123290 A JPH1123290 A JP H1123290A JP 9171921 A JP9171921 A JP 9171921A JP 17192197 A JP17192197 A JP 17192197A JP H1123290 A JPH1123290 A JP H1123290A
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JP9171921A
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Kenichi Okada
健一 岡田
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェーズランプの周波数と、時分割処理の周
波数とのビート周波数によるスケールファクタの不安定
性を除去する。 【解決手段】 3軸ファイバコイルに対し、時分割でバ
イアシング位相変調し、その3つの干渉計の干渉光が合
成されて、電気信号Va に変換され、その出力は時分割
分離され、それぞれ同期検波され(21X,21Y,2
1Z)、その出力もそれぞれ積分され、更にディジタル
フェーズランプが生成され(26X,26Y,26
Z)、これらランプ波形がファイバコイルに帰還され
る。各ランプ波形は各時分割のサイクル処理ごとにリセ
ットされる。一方、積分器23X,23Y,23Zはジ
ャイロ出力回路46X,46Y,46Zでそれぞれディ
ジタルランプ波形とされ、これは2nπごとにそれぞれ
リセットされて、ジャイロ出力パルスが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時分割処理する
多重化された光干渉角速度計、特に時分割の周波数と各
チャネルのフィードバック信号として使われる鋸歯状波
の繰り返し周波数がビートを起こし、ジャイロ出力とし
てのスケールファクタがビート周波数に対応して変動す
ることが無くなり、スケールファクタの安定性のよい、
またスケールファクタリニアリティ誤差が生じない多重
化光干渉角速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、一軸の光ファイバコイルを用い
たクローズドループ方式光干渉角速度計(以下「FO
G」と称す)の従来例を示す。光源11からの光Ii
光カプラ12を通じて光学素子13に入射され、光学素
子13中のY分岐結合点14において2分されて、光フ
ァイバコイル15の両端に右回り光(CW光)、左回り
光(CCW光)として入射され、光ファイバコイル15
を透過したCW光、CCW光はそれぞれ、Y分岐結合点
14で合成干渉され、干渉光として、光カプラ12に戻
って来る。なお、光ファイバコイル15の一端に入射さ
れる光は、光学素子13内の光位相変調器16で位相変
調回路17からの位相変調電圧Vp により、同期的に位
相変調される。
【0003】光カプラ12に戻った干渉光はここで分岐
されて干渉光Io として受光器18に入射されて電気信
号Vd に変換され、この電気信号Vd は増幅器20を通
じてA/D変換器19へ供給されてディジタル信号に変
換された後、光位相変調の基準波により同期検波回路2
1で同期検波され、その検波出力はフィードバック回路
22中の積分器23で積分され、位相変調電圧V1 の半
周期ごとにその積分値がステップ電圧としてフィードバ
ック信号発生回路26で加算され鋸歯状波のフィードバ
ック電圧が発生し、これがD/A変換器27でアナログ
電圧Vf に変換され、光学素子13中の光位相変調器2
8で光ファイバコイル15の他端へ光に対し、光位相変
調が行われる。クロック発生回路29より、基準周波数
信号に同期した各種の信号が生成され、A/D変換器1
9の変換制御、同期検波回路21の基準信号、積分器2
3、フィードバック信号発生回路26の各リセット信
号、位相変調回路17の変調信号生成用クロックがそれ
ぞれ供給される。
【0004】このクローズドループのFOGは、フィー
ドバック信号Vf として階段状の位相偏移を付与するデ
ィジタルフェーズランプ方式と呼ばれているもので階段
状の一段の幅はこれによる位相偏移か光学路としての光
ファイバコイル15を通過する光の伝搬時間τと一致す
るように設定されている。また位相変調器16による光
位相変調もその変調半周期をτとすると、±(nπ+π
/2)(rad)の位相偏移を与える矩形波(両光間の
位相差として)とされている。通常は、n=0の±π/
2(rad)が両光間の位相差として与えられる。
【0005】矩形波位相変調は、パルス幅をτとする矩
形波を光ファイバコイル15の片端に配置した位相変調
器(バイアシング変調手段)16に印加し、光ファイバ
コイル15を伝搬する両光間に±π/2(rad)の位
相差を交互に付与する。その結果、受光器18に到達し
た干渉光I0 は、図8に示すようになる。位相変調のI
の領域は、両光間の位相差が“0”の状態を示し、IIの
領域は光ファイバコイル15に、その軸心を中心とする
角速度が印加されサニャック位相差Δφ s が生じた状態
を示す。位相変調のIの領域の各半周期区間φ1 〜φ4
に相当する干渉光I0 の出力I1 〜I4 は、図に示すよ
うに同レベルとなり干渉光の強度に差異は生じない。し
かしIIの領域は、半周期区間φ5 ,φ7 に対応する干渉
光I5 ,I7 と、半周期区間φ6 ,φ8 に対応する干渉
光I6 ,I8 の干渉光強度に差異ΔIが生じる。その差
異ΔIは、次式で表わされる。
【0006】 ΔI=P0 ・sinΔφ ・・・(1) 上記(1)式に示すように区間φ5 ,φ7 に対応する干
渉光I5 ,I7 と区間φ6 ,φ8 に対応する干渉光
6 ,I8 の干渉光強度の差異ΔIを検出すれば、サニ
ャック位相差Δφs を知ることができる。ここでサニャ
ック位相差Δφs は、 Δφs =4πRLΩ/(cλ)=Ks ・Ω ・・・(2) R:光ファイバコイル15の半径、L:光ファイバコイ
ル15の光ファイバ長、c:光速、λ:光源11の出射
光の波長、Ks :サニャック係数で表わされ、サニャッ
ク係数Ks を比例定数として入力角速度Ωに比例する。
このような干渉光出力I1 〜In は、受光器18で光電
変換された後、周期τでA/D変換され、その後同期検
波回路21により(1)式に対応するディジタル量が演
算される。
【0007】即ち入力角速度の正弦関数に比例したディ
ジタル量を求めることができる。 <クローズドループの方法について説明>(1)式にお
ける位相差Δφは、光ファイバコイル15の両光間の位
相差で次式で表わされる。 Δφ=Δφs −Δφf ・・・(3) ここでΔφs は、光ファイバコイル15に角速度を印加
したときに生じるサニャック位相差を示し、Δφf は、
フィードバック信号Vf により生じる位相差を示す。同
期検波回路21により生成された(1)式に対応したデ
ィジタル量をフィードバック回路22に負帰還となるよ
う与えると、その積分器23の入力、即ち同期検波回路
21の出力は、零となり Δφs =−Δφf ・・・(4) の関係が成り立つ。フィードバック位相差Δφf を発生
させる方法は、光の伝搬時間τを一段の幅とする階段状
鋸歯状波(ディジタルフェーズランプ)Vf を、位相変
調器28に印加して達成することができる。ここで光学
素子13は、例えばニオブ酸リチューム(LiNb
3 )の光学結晶に導波路を形成し、Y分岐結合部1
4、位相変調器16,28を集積化した光集積回路(光
IC)が通常用いられる。
【0008】今光ファイバコイル15の片端に配置した
位相変調器(位相差発生手段)28にディジタルフェー
ズランプVf を印加すると、矩形波位相変調波Vp が図
9Aに示す状態でCW光は、図9Bの破線で示す位相シ
フトを受け、一方CCW光は、実線で示すようにCW光
に対し光の伝搬時間τだけ進んだ位相シフトを受ける。
その結果、両光間の位相差は図9Cに示すようにディジ
タルフェーズランプV f の周期T中のτの期間と残りの
期間とは互いに逆位相でそれぞれ一定値となる。通常デ
ィジタルフェーズランプVf は、干渉光の周期性から丁
度フィードバック位相差が2π(rad)の時にリセッ
トされる。その結果、フィードバック位相差Δφf が継
続的に補償され、精度の高いクローズドループFOGが
達成可能となる。ここでディジタルフェーズランプVf
の位相が丁度2π(rad)でリセットされると、この
ディジタルフェーズランプVf の繰り返し周波数fと入
力角速度Ωとの間には、次の関係が成立する。
【0009】 f=4AΩ/(nLλ) ・・・(5) A:光ファイバコイル15において光ファイバが囲む総
面積、n:光ファイバの屈折率 すなわちディジタルフェーズランプVf の繰り返し周波
数fを計測すれば与えられた入力角速度を知ることがで
きる。 <ディジタルフェーズランプの最大位相偏位ΦR の2π
制御>ディジタルフェーズランプVf の最大位相偏位Φ
R の2πからのずれは、FOGのスケールファクタリニ
アリティの劣化につながる。図10は、フィードバック
位相差ΔΦf と干渉光I0 の強度との関係を示した図で
ある。で示した期間は、最大位相偏位ΦR が丁度2π
の時にリセットされた場合で、リセットされる前後で干
渉光強度のレベル差は見られずフィードバック位相差Δ
Φf が継続的に保証される。ところがフェーズランプV
f の最大位相偏位が2πより小さく与えられた場合、
の期間に示すようにリセットされる前後の干渉光強度に
差異が現われる。このように干渉光強度に差異が現われ
ると誤差信号として復調され、(5)式が成り立たなく
なり、FOGのリニアリティが劣化する。このことは、
ランプ波形の最大位相偏位ΦR が2πより大きく与えら
れたの期間でも同様である。
【0010】そこで及びに示したリセットの前後で
の干渉光強度の差異を検知して、フェーズランプVf
最大位相偏位ΦR が常時2πとなるように制御してやれ
ば、(5)式が保証され、スケールファクタリニアリテ
ィ誤差を最小に保つことができる。フェーズランプ波形
の最大位相偏位ΦR が2πのみならず2nπ(n=1,
2,3,…)のいずれの場合も上記と同様の理論が成り
立つ。
【0011】図1は、多重化された3チャネルFOGの
例を示す。光学素子13X,13Y,13Zと光ファイ
バコイル15X,15Y,15Zにより構成される3チ
ャネルのリング干渉計からの干渉光出力は、光カプラ3
1により結合され、その一部が受光器18に到達し、そ
こで電気信号Vd に変換される。光ファイバコイル15
X,15Y,15Zの各軸心は例えば互いに直角とされ
ている。多重化された電気信号Vd は、一旦A/D変換
器19によりディジタル量に変換される。ディジタル量
に変換された多重化データは、ループ制御回路32にお
いて時分割処理され、各チャネル毎のデータに変換され
それ以降各チャネル毎に時分割シーケンスにもとづいて
上記に説明したような同期検波、積分、フィードバック
信号(ディジタルフェーズランプ)発生の動作が実行さ
れる。その後生成されたディジタルフェーズランプのデ
ィジタル量は、各D/A変換器27X,27Y,27Z
によってそれぞれアナログ電圧に変換され、各チャネル
の光学素子13X,13Y,13Zの位相変調器28
X,28Y,28Zにフィードバック信号Vfx,Vfy
fzとして印加される。光ファイバコイル15Xと光学
素子13Z、光ファイバコイル15Yと光学素子13
Y、光ファイバコイル15Zと光学素子13Zはそれぞ
れ光リング干渉計を構成している。
【0012】図11はチャネル1のFOGについての動
作について説明するための図で同図Aに示すように動作
区間33Xとブランキング区間34とは1:2であって
ジャイロルーブ制御(コントロール)サイクルは、3:
1の割合で動作区間33Xが回って来る。同図Bに示す
ように位相変調駆動回路17Xからは動作区間33Xの
み位相変調信号Vpxが光位相変調器16Xに印加され、
この光位相変調にもとづく、両光間の位相差は図9Cに
示すようになり、同図Dはチャネル1に対するジャイロ
データ処理区間35Xを示し、同図Eはチャネル1のデ
ィジタルフェーズランプ波形を示し、動作区間33Xに
おける実線で示す部分が光位相変調器28に印加される
が、点線で示すようにブランキング区間34においても
フェーズランプ波形の累積加算は行われ、同図Fに示す
ようにフェーズランプ波形のリセット(フライバック)
ごとにパルスが出力される。
【0013】この実施例の場合、ジャイロループ制御サ
イクルの1サイクル当り位相変調は3周期(6τ分)実
施され、そのうちの2周期分(4τ分)がジャイロデー
タの処理区間35Xとして使用され、残りの1周期分
(2τ)はブランキングされる。この図11Eでは、フ
ェーズランプ波形のフライバック(リセット)の位置
は、ブランキング部分にあり、ここでの誤差、つまり最
大位相偏位の2πからのずれにもとづく、干渉光強度の
リセット前後の変動にもとづく誤差はジャイロデータと
して処理する領域に含まれてこない。
【0014】しかしジャイロループ制御サイクルの繰り
返し周波数(この例では1/(3×6τ)と、ディジタ
ルフェーズランプの繰り返し周波数fとの差分周波数
(ビート周波数)でフェーズランプ波形のフライバック
点とジャイロ処理サイクルが一致し、フェーズランプ波
形のフライバックによる誤差が上記ビート周波数で波う
つようにジャイロデータに加算され、スケールファクタ
誤差が生じることが判明した。
【0015】ジャイロループ制御サイクルの繰り返し周
波数とフェーズランプ波形の繰り返し周波数fが大きく
離れている時は、前記ビート周波数も高いため無視でき
る場合もあるが接近している場合は、ビート周波数も低
いため深刻である。フェーズランプ波形のフライバック
は、電圧としても高く、高速であるため電気的漏洩が生
じ上記ビート発生の原因になる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の時分割多重光干渉角速度計においては、フィードバッ
ク信号である鋸歯状波信号のフライバックが、時分割処
理のサイクルにビート周波数に対応して現われるのでフ
ライバック時の光学的、電気的誤差がビート周波数に対
応して、ジャイロスケールファクタ変動として現われる
欠点があった。
【0017】この発明の目的は、ジャイロスケールファ
クタに関し安定度の良い多重光干渉角速度計を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、フィードバ
ック信号としての鋸歯状波を発生させる回路において各
チャネルの時分割サイクル毎に累積加算し、そのサイク
ルの終了後、累積加算値をクリアするようにしたことに
よりランプ波形のフライバックが各チャネルの時分割動
作中に生じることがないので、安定度のよいジャイロス
ケールファクタを得ることができる。又前記累積加算値
のクリアは、従来方式のランプ波形のフライバックと等
価と見ることができるが、このクリアはかならずサイク
ルの終了後に実行され、各チャネルの初めの部分に設け
たブランキングによって同一チャネル又は他チャネルへ
の影響は、全く無くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2にこの発明の一実施例の要
部、主に図1中のループ制御回路32の内容について示
し、図1と対応する部分に同一符号を付けてある。まず
受光器18からの電気信号Vd はA/D変換器19によ
ってディジタル量に変換され、その後データ時分割回路
41によって各チャネル毎のデータに分けられる。各チ
ャネル毎に分けられたデータは、同期検波回路21X,
21Y,21Zに送られ、そこでそれぞれ同期検波され
る。これら同期検波されたデータは、信号切替回路42
X,42Y,42Zを通ってFOGのクローズドループ
制御回路において積分器として機能する累積加算器23
X,23Y,23Zに送られる。累積加算器23X,2
3Y,23Zの各出力はそれぞれディジタルフェーズラ
ンプ発生器26X,26Y,26Zに入力され、そこで
入力されたディジタル値を階段の1段の高さとしたディ
ジタルフェーズランプがそれぞれ作られる。これらのデ
ィジタルフェーズランプのディジタル量は、それぞれ加
算器43X,43Y,43Zを経てD/A変換器27
X,27Y,27Zに入力され、アナログ量に変換さ
れ、それぞれ図1中の各光学素子13X,13Y,13
Z内の位相変調器28X,28Y,28Zにそれぞれ供
給される。
【0020】一方位相変調は、位相変調用パルス発生回
路44X,44Y,44Zからの時分割クロックの入力
を受けて、光ファイバコイル15X,15Y,15Zの
左右両光間の位相差が±π/2(rad)となるよう、
図1中の位相変調駆動回路17X,17Y,17Zから
の矩形波電圧が光学素子13X,13Y,13Zに配置
された位相変調器16X,16Y,16Zにそれぞれ入
力される。
【0021】図4に図1、図2に示したジャイロループ
制御(コントロール)サイクルを示す。この実施例で
は、各チャネル共3回に1回の割合で動作期間が繰り返
えされている。1回のサイクルでは、各チャネル共位相
変調の3周期分(6τ)が動作状態にあり、その内前半
の1周期分(2τ)は、他チャネルとの干渉をさけるた
めデータ処理上ブランキングされており(図4A中に
「B」で示す)後の2周期分(4τ)でデータを処理し
更新される。図4Bに各チャネルの位相変調信号V px
py,Vpzを、図4Cに各チャネルの位相変調による両
光間の位相差を、同図Dに各チャネルのフィードバック
位相偏移信号Vfx,Vfy,Vfzを、図4Eに、フィード
バック位相偏移を含む両光の位相差をそれぞれ示す。
【0022】図4Dに示す各フィードバック位相偏移信
号Vfx,Vfy,Vfzは各1チャネルの1動作範囲期間の
6τにおいて2τ目から累積加算を開始し、6τが完了
した時点でそれぞれリセットしている。各チャネルの動
作中において1τ目は、各チャネルの図4Eに見られる
ようにフィードバックのフライバックの大きさによって
自在に変わるフィードバック位相差が現われており、誤
差の要因となり、各チャネルの図4Cに見られるよう
に、1τ目は本来±π/2の位相差が必要な所、π/4
の位相差しかないため同様に誤差の要因となる。そこで
この実施例では、これら誤差要因を避けるため1τ目は
ブランキングし、データ処理範囲から外した。2τ目は
特に誤差の要因は無いが1τ目と2τ目以降の両光間の
位相差の変化量が大きいため、その余韻(電気回路にお
ける過渡応答など)を避けるためこの実施例では、2τ
目もブランキングとしてデータ処理サイクルから外して
ある。高速の電気部品を使うことができたり、又FOG
の精度として問題ない場合は2τ目は、ブランキングし
ないでデータ処理範囲として利用できる。この実施例の
場合、1チャネルの動作範囲33X,33Y,33Zを
それぞれ位相変調の3周期分(6τ)としたが、特にこ
の値に限られるものでない。フィードバックの位相偏移
も1τ目から累積加算を開始してもよい。
【0023】次に図2において2nπコントロール回路
について述べる。2nπコントロールは、ジャイロ出力
(パルス列)発生回路46X,46Y,46Zからそれ
ぞれ出力されるパルスに関し、1パルス当りの角度精度
を高めるため、ジャイロ出力発生回路46X,46Y,
46Zの各しきい値を精度よく揃えるための制御回路で
ある。この制御は図6B又は図6Dに示すようにチャネ
ル1,2,3に対する時分割シーケンス(図6A又は
C)に対して、図6に示すジャイロに制御サイクルの途
中に間欠的に挿入されている。FOGにおける2nπか
らのずれは、ほとんど周囲温度によるものであるため頻
繁にデータを更新する必要はなく、ジャイロ制御サイク
ルの1/100以下でも十分である。図2において2n
π用レジスタ47X,47Y,47Zよりの各チャネル
の2nπ基準値がそれぞれディジタルフェーズランプ発
生器26X,26Y,26Zからの各ディジタル量に2
nπコントロールサイクルにもとづいて加算器43X,
43Y,43Zでそれぞれ加算され、D/A変換器27
X,27Y,27Zに入力される。
【0024】D/A変換器27X,27Y,27Zは、
加算器43X,43Y,43Zからの各ディジタル量を
アナログ量に変換して図1中の光学素子13X,13
Y,13Z内に構成されている位相変調器28X,28
Y,28Zへ印加される。図5に2nπ制御の各チャネ
ルの様子を示す。図5Aはチャネル1,2,3の各6τ
の動作区間48X,48Y,48Zとそのブランキング
区間Bと、処理区間をそれぞれ示す。各チャネルについ
て、図5Bに光位相変調による両光間の位相差を、図5
Cにフィードバック位相偏移を示し、図5Dに2nπ制
御用位相偏移を、図5Eに図5Cのフィードバック位相
偏移と、図5Dの2nπ制御用位相偏移との合成位相偏
移、つまりフィードバック制御信号Vfx,Vfy,V
fzを、図5Fにその合成位相偏移による両光間の位相差
をそれぞれ示す。この両光間の位相差は、正しく調整が
とれると、τごとに+2πと−2πをとる信号に、フェ
ーズランプ波形の一段の位相Δφf1が重畳されたものと
なる。
【0025】ここで2nπ制御用位相偏移がnπ(ra
d)(n=1,2,3,…)、この実施例では、±π
(rad)(位相差としては±2π)、これからずれる
と干渉光において図10に示したものと同じように強度
の差が現われる。図2の実施例では、この強度変化を同
期検波回路21X,21Y,21Zによって位相弁別し
て取り出し、その後、信号切替回路42X,42Y,4
2Zにより累積加算器49X,49Y,49Zに入力す
る。信号切替回路42X,42Y,42Zはそれぞれ図
6に示した2nπ制御区間51と他のジャイロループ制
御区間52とで同期検波回路21X,21Y,21Zの
出力を、累積加算器49X,49Y,49Zと、累積加
算器23X,23Y,23Zとに切替え供給する。
【0026】この累積加算器49X,49Y,49Z
は、2nπコントロールループにおいて積分器として機
能し、累積加算器49X,49Y,49Zの各出力のデ
ィジタル量はそれぞれD/A変換器53X,53Y,5
3Zによってアナログ量に変換され、それぞれD/A変
換器27X,27Y,27Zの利得制御端子に入力され
る。これによって、この2nπ制御区間51において、
累積加算器49X,49Y,49Zの入力、即ち信号切
替回路42X,42Y,42Zの出力が実質的に零とな
るようにD/A変換器27X,27Y,27Zの各利得
が自動的に調整される。ここでは、D/A変換器27
X,27Y,27Zの利得を調整したがD/A変換器2
7X,27Y,27Zは、利得を固定にし、その各後段
に利得可変型の増幅器をそれぞれ配置し、この利得を制
御しても同様の効果が得られる。つまりD/A変換器2
7X,27Y,27Zを含むそれより以降のアナログ回
路の利得を制御してランプ波形信号の振幅を調整して累
積加算器49X,49Y,49Zの入力が実質的に零に
なるようにすればよい。
【0027】以上の一連の2nπコントロールにより2
nπ用レジスタ47X,47Y,47Zのディジタルデ
ータが光ファイバコイル15X,15Y,15Zにおけ
る両光間の位相差2nπと正確に対応したことになる。
そこで各チャネルの2nπ用レジスタ47X,47Y,
47Zの値DRX,DRY,DRZをジャイロ出力発生回路4
6X,46Y,46Zのしきい値として使用する。この
しきい値としては2Pπ(P=1,2,3,…)とする
値に相当する値の任意の倍率,つまり2Pπのb倍又は
1/b倍(bは整数でなくてもよい)した値である。ジ
ャイロ出力発生回路46X,46Y,46Zは、累積加
算器23X,23Y,23Zからの各出力をそれぞれ累
積加算し、その値が正又は負のしきい値に達し又は超え
た所で、前記しきい値の分だけ絶対値として減算するよ
うにしたジャイロ出力用のディジタルフェーズランプ
(デジタル量)発生回路で、ジャイロ出力としては、こ
の正及び負のディジタルフェーズランプのフライバック
のたびに正及び負のパルス列を送出する。これにより
(5)式で述べたジャイロ出力fが得られるようにな
る。
【0028】なお時分割シーケンサS4により各回路に
おいては時分割処理に必要な各種信号が出力される。以
上の説明では、しきい値の値として、2nπ用レジスタ
47X,47Y,47Zの値DRX,DRY,DRZをそのま
ま利用したがこれらのレジスタ値をn分の1(DR
n)又はn倍(DR ・n)し、そのnをいろいろ変え、
ジャイロ出力として出力されるパルスの分解能を調整す
ることもできる。ちなみにDR /2にすると分解能は、
R をそのまま用いる場合の2倍高くなる。要するにレ
ジスタ47X,47Y,47Zの各基準nπ値の任意の
倍率,つまりnπのb倍又は1/q倍(qは整数でなく
てもよい)としてもよい。
【0029】図3は、この発明の別の実施例の要部を示
し、図2で示したものと違っている部分についてのみ述
べる。図2では、2nπコントロールループにおいて2
nπからのずれを修正するためD/A変換器27X,2
7Y,27Zの利得を制御したが、図3では、2nπ用
レジスタ47X,47Y,47Zの基準データに補正用
のデータを加算器55X,55Y,55Zによって加算
することによって2nπからのずれを2nπコントロー
ルループによって自動的に修正している。
【0030】前記補正用のデータは、図2の実施例と同
様に2nπ制御区間51において、干渉光の強度差を同
期検波回路21X,21Y,21Zで位相弁別し、この
出力が零となるよう制御された結果として累積加算器4
9X,49Y,49Zにそれぞれ現われた出力である。
したがって加算器55X,55Y,55Zの各出力は、
図2における2nπ用レジスタ47X,47Y,47Z
の各データと同様に、光ファイバコイル15X,15
Y,15Zの各両光間の位相差2nπと正確に対応す
る。図3におけるジャイロ出力発生回路46X,46
Y,46Zの動作は、図2のそれと全く等しい。この場
合も加算器55X,55Y,55Zの各出力に任意の倍
率を掛けて出力発生回路46X,46Y,46Zに対す
るしきい値としてもよい。
【0031】以上の実施例では、フィードバック信号と
して一段の階段の幅をτとするディジタルフェーズラン
プを利用したが、図9Dに示すように、一段の階段の幅
がτより小さいディジタルセロダイン波形や、図9Eに
示すようにリニアフェーズランプにおきかえても同様の
効果が得られる。更に、上述では、受光器18の出力を
時分割処理して各チャネルに分割した後、チャネルごと
に同期検波をしたが、受光器18の出力を同期検波した
後にその同期検波出力を各チャネルごとに分割してもよ
い。この場合は、ジャイロ処理区間52と2nπ制御区
間51との切替えを行った後に各チャネルごとに分割し
てもよい。またジャイロ出力発生回路46X,46Y,
46Z及びそのしきい値生成のための回路を省略し、ジ
ャイロ出力としては積分器23X,23Y,23Zの各
値を用いてもよい。2nπ用レジスタ47X,47Y,
47Zをチャネルごとに設けることなく,各チャネルに
共通に1個のレジスタ47を用いてもよい。上述では位
相変調を矩形波で行ったが正弦波としてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、フ
ィードバック位相制御に対するフェーズランプ波形は、
各時分割サイクルの各チャネルごとにリセットするた
め、時分割処理の繰り返し周波数とフェーズランプ波形
の繰り返し周波数との差分(ビート)周波数でランプ波
形のフライバックによる誤差が、ビート周波数で波うつ
おそれはない。
【0033】ジャイロループ処理の途中でフェーズラン
プのフライバックが生じないためそのフライバックが同
一チャネル、他チャネルに影響を与えるおそれはない。
特に時分割サイクルの各チャネルにおけるジャイロ処理
の始めの部分はその処理を行わずブランキング区間とす
ることにより、フライバックによる同一チャネル、他チ
ャネルへの影響を完全になくすことができる。
【0034】またジャイロ出力部では、出力パルスがラ
ンプ波形の2nπでリセットされ、これよりずれると、
2nπ制御区間でそのずれが補正されるため、この点か
らもスケールファクタの安定性が優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される多重化光干渉角速度計の
一例を示すブロック図。
【図2】この発明の実施例の要部である図1中のループ
制御回路32を中心とする具体的構成を示すブロック
図。
【図3】この発明の他の実施例の図2と対応した部分を
示す図。
【図4】時分割ジャイロ処理における各部の波形を示す
タイムチャート。
【図5】2nπ制御における各部の波形を示すタイムチ
ャート。
【図6】ジャイロ処理区間と2nπ制御区間との関係例
を示す図。
【図7】従来の一軸フェーズループ方式光干渉角速度計
の機能構成を示すブロック図。
【図8】干渉光強度と、両光の位相差と、受光器との関
係を示す図。
【図9】バイアシング変調波(A)と、フィードバック
信号(B)と、両光間のフィードバック位相差(C)と
の関係例と、ディジタルセロダイン波形(D)、リニア
フェーズランプ波形(E)の例を示す図である。
【図10】干渉光強度と、両光間の位相差と、フィード
バック位相差の関係例を示す図。
【図11】多重化光干渉角速度計のチャネル1について
の動作の各部の波形例を示すタイムチャート。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを巻回した光ファイバコイル
    を有する光リング干渉計が複数チャネルのそれぞれに設
    けられ、 これら各チャネルの光リング干渉計からの干渉光が、合
    成されて受光器で電気信号に変換され、 上記各リング干渉計の互いに逆回りの光に対し、位相変
    調手段により位相差バイアシングを与えることが各チャ
    ネルに対し、時分割処理手段により時分割的に行われ、 上記受光器よりの電気信号が上記バイアシング制御と同
    期して同期検波されると共に、その同期検波出力がチャ
    ネルごとに時分割的に取出され、 上記チャネルごとの同期検波出力が積分され、ランプ波
    形信号がフェーズランプ生成手段により生成され、 これらランプ波形信号により対応するチャネルのリング
    干渉計の互いに逆回りの光の位相差に対し帰還制御が位
    相差発生手段によりなされる多重化光干渉角速度計にお
    いて、 上記ランプ波形信号に対し、上記時分割処理の各サイク
    ルごとにその積分をクリアする手段が設けられているこ
    とを特徴とする多重化光干渉角速度計。
  2. 【請求項2】 上記各チャネルごとに上記積分出力が積
    分されてそれぞれ出力用ランプ波形を形成する手段と、 その出力用ランプ波形が、上記互いに逆回りの両光の位
    相差を2Pπ(P=1,2,3,…)にする値に相当す
    る値の倍率のしきい値になるごとにその出力用ランプ波
    形をリセットし、そのリセットのタイミングをチャネル
    ごとに出力するジャイロ出力手段とを具備することを特
    徴とする請求項1記載の多重化光干渉角速度計。
  3. 【請求項3】 互いに逆回りの両光に対し、nπ(ra
    d)(n=1,2,3,…)の位相偏移を与える値に相
    当する基準nπ値が各チャネルごと又は共通の値として
    格納されたレジスタと、 上記時分割処理の繰り返し周期より長い周期で、上記時
    分割処理を2nπ制御に切替える手段と、 上記2nπ制御の間は、上記各チャネルのランプ波形信
    号に上記レジスタからの基準nπ値を各チャネルについ
    てそれぞれ時分割的に加算する加算手段と、 上記2nπ制御の間は、上記チャネルごとの各同期検波
    出力を累積加算する累積加算手段と、 上記2nπ制御の間は、上記各チャネル毎の上記累積加
    算出力に対応するチャネルの上記同期検波出力が実質的
    に零となるように上記ランプ波形信号の増幅を調整制御
    する手段とを設けたことを特徴とする請求項2記載の多
    重化光干渉角速度計。
  4. 【請求項4】 上記出力手段の各チャネルごとのしきい
    値を、上記レジスタの対応チャネルの基準nπ値の任意
    の倍率とされていることを特徴とする請求項3記載の多
    重化光干渉角速度計。
  5. 【請求項5】 互いに逆回りの両光に対し、nπ(ra
    d)(n=1,2,3,…)の位相差を与える値に相当
    する基準nπ値が各チャネルごと又は共通の値として格
    納されたレジスタと、 上記時分割処理の繰り返し周期より長い周期で、上記時
    分割処理を2nπ制御に切替える手段と、 上記2nπ制御の間は、 上記各チャネルのランプ波形信号に、上記レジスタから
    の基準nπ値を対応各チャネルについてそれぞれ時分割
    的に加算する第1加算手段と、 上記チャネルごとの上記各同期検波出力をそれぞれ累積
    加算する累積加算手段と、 上記累積加算手段より各累積加算値を、上記ランプ波形
    信号と加算する基準nπ値の対応チャネルのものにそれ
    ぞれ加算して、対応チャネルの上記同期検波出力が実質
    的に零となるように制御する第2加算手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の多重化光干渉
    角速度計。
  6. 【請求項6】 上記出力手段の各チャネルごとのしきい
    値を、上記第2加算手段の対応チャネルの加算値の任意
    の倍率とされていることを特徴とする請求項5記載の多
    重化光干渉角速度計。
  7. 【請求項7】 上記各チャネルの時分割処理において、
    その各処理区間の初めの部分での処理は行わないブラン
    キング部分が設けられていることを特徴とする請求項1
    乃至6の何れかに記載の多重化光干渉角速度計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7884374B2 (en) 2007-03-01 2011-02-08 Oki Data Corporation LED backlight device and LCD device

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