JP2008217153A - リフォーム費用計算システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 リフォーム前のCADデータ48を使用してリフォーム工事用のCADデータ50が生成されるときに、新設される工事のシンボルイメージデータ28を指定する表示コード29と描画情報を、リフォーム工事用のCADデータ50に追加する描画制御手段20と、リフォーム前のCADデータ48と前記リフォーム工事用のCADデータ50との差分を抽出する差分抽出手段22と、当該工事に含まれる部材の部材数量45を抽出する部材数量抽出手段23と、工事費見積書46を出力するリフォーム工事費見積手段24とを備え、新設工事と撤去工事のシンボルイメージデータ28を色分け表示した間取り図画面を、編集可能状態で前記ディスプレイ14に再表示する。
【選択図】図1
Description
1.リフォーム工事は顧客の建物の状態と顧客の要求により千差万別で、豊富な経験や知識がなければ設計や見積もり作業が容易でない。
2.手拾いで見積もり計算をするには長時間の作業を必要とし、データの入力間違いも生じる。コンピュータも使用できるが、計算データの入力にも豊富な経験が必要である。
3.いずれにしても、見積もり計算の結果をチェックするために、再度計算作業が必要になるから、リフォーム費用の見積もりには時間と手間がかかってしまう。
1.リフォーム工事を標準化し、CAD図面の作成作業を支援して、見積もり計算結果の修正やチェックを容易にする。
2.リフォーム工事の前後を容易に比較できる図面を生成し、その結果を表示し、画面で自動計算結果を編集し、その結果が見積もり数量に反映されると共に、自動見積もり計算の根拠も図面で正確に確認する。
〈構成1〉
建物のリフォーム前のCADデータと、リフォーム工事用のCADデータと、間取り図画面を表示するために使用されるシンボルイメージとその属性データを含むシンボルイメージデータベースと、リフォーム工事に使用される部材の特性を示す部材データベースとを記憶する記憶装置と、上記リフォーム前のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム前の間取り図画面を表示し、上記リフォーム工事用のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム工事用の間取り図画面と見積書を表示するディスプレイと、上記リフォーム前のCADデータを使用してリフォーム工事用のCADデータが生成されるときに、新設される工事のシンボルイメージデータを指定する表示コードと描画情報を、上記リフォーム工事用のCADデータに追加する描画制御手段と、上記リフォーム前のCADデータと上記リフォーム工事用のCADデータとの差分を抽出する差分抽出手段と、上記差分から、上記新設される工事のシンボルイメージデータを検出し、このシンボルイメージデータの描画情報から、当該工事に含まれる部材の部材数量を抽出する部材数量抽出手段と、上記記憶装置に記憶され、上記部材数量から上記工事毎の新設工事費もしくは撤去工事費を算出し、算出結果を編集して出力するリフォーム工事費見積手段とを備え、上記描画制御手段は、上記差分のうち、新設工事のシンボルイメージデータと撤去工事のシンボルイメージデータを選択し、他の部分と区別するように表示色情報を付加して、上記リフォーム工事用の間取り図画面を、編集可能状態で上記ディスプレイに再表示することを特徴とするリフォーム費用計算システム。
構成1に記載のリフォーム費用計算システムにおいて、上記リフォーム工事費見積手段は、上記リフォーム工事用の間取り図画面を、屋根構造図、壁構造図、基礎構造図の3種に分けて、それぞれ別々に表示することを特徴とするリフォーム費用計算システム。
構成1に記載のリフォーム費用計算システムにおいて、部材選択支援手段が、記憶装置に記憶された部材組み合わせデータを参照して、ある部材の新設もしくは撤去工事に対して、必要最大限の関連部材を新設もしくは撤去した状態を描画するように、自動的にCADデータにシンボルイメージデータを追加することを特徴とするリフォーム費用計算システム。
コンピュータを、建物のリフォーム前のCADデータと、リフォーム工事用のCADデータと、間取り図画面を表示するために使用されるシンボルイメージとその属性データを含むシンボルイメージデータベースと、リフォーム工事に使用される部材の特性を示す部材データベースとを記憶する記憶装置と、上記リフォーム前のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム前の間取り図画面を表示し、上記リフォーム工事用のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム工事用の間取り図画面と見積書を表示するディスプレイと、上記リフォーム前のCADデータを使用してリフォーム工事用のCADデータが生成されるときに、新設される工事のシンボルイメージデータを指定する表示コードと描画情報を、上記リフォーム工事用のCADデータに追加する描画制御手段と、上記リフォーム前のCADデータと上記リフォーム工事用のCADデータとの差分を抽出する差分抽出手段と、上記差分から、上記新設される工事のシンボルイメージデータを検出し、このシンボルイメージデータの描画情報から、当該工事に含まれる部材の部材数量を抽出する部材数量抽出手段と、上記記憶装置に記憶され、上記部材数量から上記工事毎の新設工事費もしくは撤去工事費を算出し、算出結果を編集して出力するリフォーム工事費見積手段とを備え、上記描画制御手段は、上記差分のうち、新設工事のシンボルイメージデータと撤去工事のシンボルイメージデータを選択し、他の部分と区別するように表示色情報を付加して、上記リフォーム工事用の間取り図画面を、編集可能状態で上記ディスプレイに再表示する手段、として機能させるリフォーム費用計算プログラム。
コンピュータを、建物のリフォーム前のCADデータと、リフォーム工事用のCADデータと、間取り図画面を表示するために使用されるシンボルイメージとその属性データを含むシンボルイメージデータベースと、リフォーム工事に使用される部材の特性を示す部材データベースとを記憶する記憶装置と、上記リフォーム前のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム前の間取り図画面を表示し、上記リフォーム工事用のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム工事用の間取り図画面と見積書を表示するディスプレイと、上記リフォーム前のCADデータを使用してリフォーム工事用のCADデータが生成されるときに、新設される工事のシンボルイメージデータを指定する表示コードと描画情報を、上記リフォーム工事用のCADデータに追加する描画制御手段と、上記リフォーム前のCADデータと上記リフォーム工事用のCADデータとの差分を抽出する差分抽出手段と、上記差分から、上記新設される工事のシンボルイメージデータを検出し、このシンボルイメージデータの描画情報から、当該工事に含まれる部材の部材数量を抽出する部材数量抽出手段と、上記記憶装置に記憶され、上記部材数量から上記工事毎の新設工事費もしくは撤去工事費を算出し、算出結果を編集して出力するリフォーム工事費見積手段とを備え、上記描画制御手段は、上記差分のうち、新設工事のシンボルイメージデータと撤去工事のシンボルイメージデータを選択し、他の部分と区別するように表示色情報を付加して、上記リフォーム工事用の間取り図画面を、編集可能状態で上記ディスプレイに再表示する手段、として機能させるリフォーム費用計算プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
図のリフォーム費用計算システム10はコンピュータ12により実現する。このコンピュータ12は、本体制御部3とキーボード4とマウス5とディスプレイ14と演算処理装置16と記憶装置18とプリンタ60を備える。記憶装置18には、システムの動作時に使用される各種データ記憶されている。また、演算処理装置16には、システムの動作時に機能する各種の手段が含まれている。これらの手段はいずれも、コンピュータ12に所定の処理を実行させるコンピュータプログラムからなる。
コンピュータ12の内部バス110には、CPU(中央処理装置)111と、ROM(リードオンリメモリ)112と、RAM(ランダムアクセスメモリ)113と、HDD(ハードディスク)114と、入出力インタフェース115とが接続されている。入出力インタフェース115には、ディスプレイ14とキーボード4とマウス5とプリンタ60が接続されている。以上のハードウェアは一般的によく知られたパーソナルコンピュータに備えられているものと同様である。なお、この発明の説明に不要なキャッシュメモリ等の詳細なハードウエアの説明は省略する。
シンボルイメージデータベース27は、間取り図画面を表示するために使用されるシンボルイメージを特定するデータとその属性データを含む。具体的には、シンボルイメージデータベース27は、シンボルイメージデータ28とその表示コード29と表示サイズ30と表示位置32と表示色情報34等を含む。表示コード29は、シンボルイメージデータ28を指定するコードデータである。表示サイズ30と表示位置32と表示色情報34はシンボルイメージデータ28をディスプレイに表示するための描画情報である。シンボルイメージデータ28は、例えば、新設される壁とか、床といった工事箇所を表示する図形データである。例えば、壁ならば、柱や筋交いや石膏ボード等の各種の部材を使用するがその情報は含まなくてよい。部材数量抽出手段23は、シンボルイメージデータ28の表示コードと描画情報(図では、表示サイズと表現している)から、これらの使用部材の部材数量を抽出する機能を持つ。描画情報には、図面中の壁の縦横寸法や厚さや面積等を実寸に換算したものが含まれる。
上記の構成のシステムでは、始めに、CADアプリケーション52が、建物のリフォーム前のCADデータ48を取得する。これは、その建物の設計時や直前の増改築時に作成されたものである。このリフォーム前のCADデータ48をベースに、リフォーム工事用のCADデータ50を生成する作業が行なわれる。即ち、リフォーム前のCADデータ48を記憶装置18の作業領域に転記して、リフォームで新設する工事部分のシンボルイメージを、該当箇所に追加する。あるいは、シンボルイメージを削除したり、変更したりする。
図のように、例えば、「仮設工事」、「解体工事」・・というように、工事単位でその費用見積もり金額がリストされている。「明細あり」というのは、部材毎の詳細なリストを表示出力できることを示す。工事費に加算されないものには「無効」という表示がされている。この見積書と色分け表示をしたリフォーム工事用の間取り図画面とを比較しながら見積もり設計をする。なお、色分け表示をしたリフォーム工事用の間取り図画面については、下記の実施例2で具体例を示して説明する。
既に説明したように、リフォーム工事用の間取り図画面と見積書とを比較すると、見積もり計算の根拠を容易に確認できる。しかし、一つの間取り図でリフォーム工事の対象になる部材全てを確認するのは容易でないこともある。そこで、この実施例では、図6に示すように、リフォーム前のCADデータ48を、屋根構造図データ48A、壁構造図データ48B、基礎構造図データ48Cというように、区別して記憶装置18に記憶させる。リフォーム工事用のCADデータ50も、同様にして、屋根構造図データ50A、壁構造図データ50B、基礎構造図データ50Cというように、区別して記憶装置18に記憶させる。従って、屋根の部分の新設、削除、変更、壁関連部材の新設、削除、変更、基礎部分の新設、削除、変更の状態を別々に見ることができる。これが見積書の記載事項と対応していれば、ますます、新設、削除、変更箇所と見積もり計算との関係が分かり易くなる。
図8のリフォーム工事用の間取り図画面には、新設部分72を他の部分と区別するように色別表示がされている。図に示すように、出力画面は、例えば、リフォーム前と不変の部分は黒線で、新設部分72の部材のシンボルは赤線で表示されている。また、撤去部分70の部材のシンボルが緑線で表示される。撤去部分70の部材のシンボルは、リフォーム前のCADデータ48に存在したがリフォーム工事用のCADデータ50には存在しないので、差分抽出処理の結果を利用してリフォーム工事用の間取り図画面に付加される。この例では、図屋根構造図、壁構造図、基礎構造図の3種に分けて、それぞれ別々に表示できる。こうして、新設部分や撤去部分を認識し易くする効果がある。
例えば、壁の新設工事を入力すると、その壁の直下の基礎も新設工事をする場合と不要な場合とがある。見積もり担当者がこうした必要事項の確認を怠ると、見積もり計算に誤りが生じる。特に、リフォーム工事には複雑なバリエーションがあるから、熟練者でも見落としが生じる。そこで、この実施例では、部材選択支援手段25を新たに追加する。記憶装置18には、部材組み合わせデータ59を記憶させておく。例えば、壁の新設工事と入力すると、自動的にその壁の直下の基礎も新設工事をするという表示がなされる。リフォーム後の図面の該当箇所に、壁と基礎がいずれも着色して表示される。確認をして不要ならば、削除すればよい。
以下、上記の実施例を実現するためのコンピュータプログラムの動作例を、フローチャートを用いて説明する。図10の処理では、リフォーム工事用のCADデータ50が生成される。始めに、ステップS11でCADアプリケーション52の起動をする。ステップS12では、リフォーム前のCADデータ48の読み出しをする。ステップS13では、リフォーム工事用のCADデータ50について、記憶装置上で書き換え生成処理を開始する。ステップS14では、新設用のシンボルイメージデータ28の選択をする。部材メニューリスト等から利用者の選択結果を受け付けるとよい。
まず、ステップS31で、リフォーム前のCADデータ48をAとする。また、ステップS32で、リフォーム工事用のCADデータ50をBとする。A、Bは、差分抽出処理のための変数群である。ステップS33では、B−Aの演算処理をする。数値演算ではなく比較演算でよい。これにより、例えば、新設分の全てのシンボルイメージデータに対応する表示コードや描画情報が抽出される。ステップS34では、A−Bの演算処理をする。これにより、例えば、撤去分の全てのシンボルイメージデータに対応する表示コードや描画情報が抽出される。ステップS35で、その差分抽出結果を記憶装置に出力する。次に、ステップS36で、部材数量抽出手段23が、全ての差分について、部材数量の抽出を行う。
リフォーム用の間取り図設計支援のための動作を説明する。ステップS71では、壁構造図データの表示をする。壁増設を例にとって説明する。ステップS72では、追加シンボルイメージデータ28の選択をする。例えば、ここで、壁のシンボルイメージデータが選択されたとする。ステップS73では、部材組み合わせデータ59を参照する。該当する壁の表示コードをキーとして、ステップS74では、組み合わせ部材コード36を取得する。なお、ここで、組み合わせ部材コード36というのは、関連する部材を組み合わせて構成される壁や基礎等のシンボルイメージデータに対応する表示コードのことをいうものとする。例えば、ここで、壁の直下に設ける基礎の表示コードが取得される。ステップS75では、その表示コードに対応するシンボルイメージデータ28の取得をする。
12 コンピュータ
14 ディスプレイ
16 演算処理装置
18 記憶装置
20 描画制御手段
22 差分抽出手段
23 部材数量抽出手段
24 リフォーム工事費見積手段
25 部材選択支援手段
26 部材データベース
27 シンボルイメージデータベース
46 見積書
48 リフォーム前のCADデータ
50 リフォーム工事用のCADデータ
52 CADアプリケーション
54 リフォーム前の間取り図画面描画データ
56 リフォーム工事用の間取り図画面描画データ
59 部材組み合わせデータ
60 プリンタ
Claims (5)
- 建物のリフォーム前のCADデータと、リフォーム工事用のCADデータと、間取り図画面を表示するために使用されるシンボルイメージとその属性データを含むシンボルイメージデータベースと、リフォーム工事に使用される部材の特性を示す部材データベースとを記憶する記憶装置と、
前記リフォーム前のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム前の間取り図画面を表示し、前記リフォーム工事用のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム工事用の間取り図画面と見積書を表示するディスプレイと、
前記リフォーム前のCADデータを使用してリフォーム工事用のCADデータが生成されるときに、新設される工事のシンボルイメージデータを指定する表示コードと描画情報を、前記リフォーム工事用のCADデータに追加する描画制御手段と、
前記リフォーム前のCADデータと前記リフォーム工事用のCADデータとの差分を抽出する差分抽出手段と、
前記差分から、前記新設される工事のシンボルイメージデータを検出し、このシンボルイメージデータの描画情報から、当該工事に含まれる部材の部材数量を抽出する部材数量抽出手段と、
前記記憶装置に記憶され、前記部材数量から前記工事毎の新設工事費もしくは撤去工事費を算出し、算出結果を編集して出力するリフォーム工事費見積手段とを備え、
前記描画制御手段は、前記差分のうち、新設工事のシンボルイメージデータと撤去工事のシンボルイメージデータを選択し、他の部分と区別するように表示色情報を付加して、前記リフォーム工事用の間取り図画面を、編集可能状態で前記ディスプレイに再表示することを特徴とするリフォーム費用計算システム。 - 請求項1に記載のリフォーム費用計算システムにおいて、
前記リフォーム工事費見積手段は、前記リフォーム工事用の間取り図画面を、屋根構造図、壁構造図、基礎構造図の3種に分けて、それぞれ別々に表示することを特徴とするリフォーム費用計算システム。 - 請求項1に記載のリフォーム費用計算システムにおいて、
部材選択支援手段が、記憶装置に記憶された部材組み合わせデータを参照して、ある部材の新設もしくは撤去工事に対して、必要最大限の関連部材を新設もしくは撤去した状態を描画するように、自動的にCADデータにシンボルイメージデータを追加することを特徴とするリフォーム費用計算システム。 - コンピュータを、
建物のリフォーム前のCADデータと、リフォーム工事用のCADデータと、間取り図画面を表示するために使用されるシンボルイメージとその属性データを含むシンボルイメージデータベースと、リフォーム工事に使用される部材の特性を示す部材データベースとを記憶する記憶装置と、
前記リフォーム前のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム前の間取り図画面を表示し、前記リフォーム工事用のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム工事用の間取り図画面と見積書を表示するディスプレイと、
前記リフォーム前のCADデータを使用してリフォーム工事用のCADデータが生成されるときに、新設される工事のシンボルイメージデータを指定する表示コードと描画情報を、前記リフォーム工事用のCADデータに追加する描画制御手段と、
前記リフォーム前のCADデータと前記リフォーム工事用のCADデータとの差分を抽出する差分抽出手段と、
前記差分から、前記新設される工事のシンボルイメージデータを検出し、このシンボルイメージデータの描画情報から、当該工事に含まれる部材の部材数量を抽出する部材数量抽出手段と、
前記記憶装置に記憶され、前記部材数量から前記工事毎の新設工事費もしくは撤去工事費を算出し、算出結果を編集して出力するリフォーム工事費見積手段とを備え、
前記描画制御手段は、前記差分のうち、新設工事のシンボルイメージデータと撤去工事のシンボルイメージデータを選択し、他の部分と区別するように表示色情報を付加して、前記リフォーム工事用の間取り図画面を、編集可能状態で前記ディスプレイに再表示する手段、
として機能させるリフォーム費用計算プログラム。 - コンピュータを、
建物のリフォーム前のCADデータと、リフォーム工事用のCADデータと、間取り図画面を表示するために使用されるシンボルイメージとその属性データを含むシンボルイメージデータベースと、リフォーム工事に使用される部材の特性を示す部材データベースとを記憶する記憶装置と、
前記リフォーム前のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム前の間取り図画面を表示し、前記リフォーム工事用のCADデータから抽出された描画データにより、リフォーム工事用の間取り図画面と見積書を表示するディスプレイと、
前記リフォーム前のCADデータを使用してリフォーム工事用のCADデータが生成されるときに、新設される工事のシンボルイメージデータを指定する表示コードと描画情報を、前記リフォーム工事用のCADデータに追加する描画制御手段と、
前記リフォーム前のCADデータと前記リフォーム工事用のCADデータとの差分を抽出する差分抽出手段と、
前記差分から、前記新設される工事のシンボルイメージデータを検出し、このシンボルイメージデータの描画情報から、当該工事に含まれる部材の部材数量を抽出する部材数量抽出手段と、
前記記憶装置に記憶され、前記部材数量から前記工事毎の新設工事費もしくは撤去工事費を算出し、算出結果を編集して出力するリフォーム工事費見積手段とを備え、
前記描画制御手段は、前記差分のうち、新設工事のシンボルイメージデータと撤去工事のシンボルイメージデータを選択し、他の部分と区別するように表示色情報を付加して、前記リフォーム工事用の間取り図画面を、編集可能状態で前記ディスプレイに再表示する手段、
として機能させるリフォーム費用計算プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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