JP5045042B2 - 業務フロー編集プログラム、業務フロー編集装置および業務フロー編集方法 - Google Patents

業務フロー編集プログラム、業務フロー編集装置および業務フロー編集方法 Download PDF

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Description

この発明は、業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する業務フロー編集プログラム、業務フロー編集装置および業務フロー編集方法に関し、特に、業務システムの内容が正しく反映された業務フロー図を容易に編集することを可能にする業務フロー編集プログラム、業務フロー編集装置および業務フロー編集方法に関する。
情報処理装置おいて稼動する業務システムの保守運用をおこなうにあたって、各種プログラムやデータフォーマット等の詳細を記述した仕様書は、非常に重要な資料であり、報処理システムの構築時に十分に時間をかけて整備される。ところが、仕様書は、業務システムの修正や仕様変更に合わせて改定されないことが多く、時間が経つにつれ、実際に稼動している業務システムと一致しない内容が多くなっていく。
そこで、業務システムを解析し、仕様書を自動生成する技術が利用されている。これらの技術をもちいれば、実際に稼動している業務システムと完全に一致した内容をもつ仕様書を容易に得ることができる。
例えば、特許文献1にて開示されている技術をもちいれば、バッチジョブ記述言語の解析により、バッチジョブを構成するプログラムと、それらのプログラムの入出力に関する仕様書を得ることができる。また、画面定義体の解析により、画面系のプログラムに関する仕様書を得ることができる。
特開2005−122407号公報
しかしながら、上記の特許文献1等をもちいて得られる仕様書は、プログラムやデータの一覧表であり、業務システムの設計開発作業を熟知したシステムエンジニア以外には理解し難いという問題がある。
例えば、業務システムを含めた大規模な業務改善を実施しようとする場合、現状の業務システムの構成や処理の流れについての資料を利用部門に示して話し合いを進める必要があるが、利用部門の担当者は、システムエンジニアではないため、上記の特許文献1等をもちいて得られた仕様書を理解することができない。
利用部門の担当者のように情報処理技術に詳しくない者に、業務システムの構成や処理の流れを容易に理解させるには、業務システムを含めた業務の流れを業務フロー図として分かりやすく可視化することが効果的である。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、業務システムの内容が正しく反映された業務フロー図を容易に編集することを可能にする業務フロー編集プログラム、業務フロー編集装置および業務フロー編集方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一つの態様では、業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する業務フロー編集プログラムであって業務システムで実行される電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込手順と、業務フロー図を表現するデータ構造を編集し、該データ構造において個別の業務プロセスを表す業務オブジェクトに、前記業務システム分析結果読込手順により読み込まれた情報のうち、該業務オブジェクトに対応する業務プロセスにおいて実行される電算処理に係る情報を含めさせる業務フロー編集手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する業務フロー編集装置であって業務システムで実行される電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込手段と、業務フロー図を表現するデータ構造を編集し、該データ構造において個別の業務プロセスを表す業務オブジェクトに、前記業務システム分析結果読込手段により読み込まれた情報のうち、該業務オブジェクトに対応する業務プロセスにおいて実行される電算処理に係る情報を含めさせる業務フロー編集手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を電子的に編集する業務フロー編集方法であって業務システムで実行される電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込工程と、業務フロー図を表現するデータ構造を編集し、該データ構造において個別の業務プロセスを表す業務オブジェクトに、前記業務システム分析結果読込工程により読み込まれた情報のうち、該業務オブジェクトに対応する業務プロセスにおいて実行される電算処理に係る情報を含めさせる業務フロー編集工程とを含んだことを特徴とする。
これらの発明の態様によれば、既存の業務システムの分析結果を読み、その情報を、業務フロー図を構成する業務オブジェクトに反映することができるように構成したので、利用者が、既存の業務システムの内容が正しく反映された業務フロー図を容易に編集することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記業務システム分析結果読込手順によって読み込まれた情報のうち、いずれの業務オブジェクトにも埋め込まれていない情報を出力する未使用資産出力手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明の態様によれば、読み込まれた業務システムに関する情報のうち、業務フロー図に反映されていない情報の一覧を出力するように構成したので、利用者が、既存の業務システムの内容を業務フロー図に反映するにあたって、反映漏れが生じるのを回避することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、変更対象として指定された業務プロセスに対応する業務オブジェクトに含まれる情報のうち、電算処理に係る情報を出力する変更対象資産出力手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明の態様によれば、作成された業務フロー図のデータ構造に基づいて、業務プロセスの変更にともなって変更が必要となるプログラムや業務プロセスを抽出するように構成したので、利用者が、業務改善を検討する際に、業務プロセスの変更が、業務システムや他の業務プロセスに影響を与える箇所を容易に知ることができる。
また、業務プロセスの変更と業務システムの変更の対応が明確化されることにより、利用者が、業務システムの内容が業務フロー図に正しく反映された状態を維持するように業務フロー図を保守することが容易になる。
本発明の一つの態様によれば、既存の業務システムの分析結果を読み、その情報を、業務フロー図を構成する業務オブジェクトに反映することができるように構成したので、利用者が、既存の業務システムの内容が正しく反映された業務フロー図を容易に編集することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の態様によれば、読み込まれた業務システムに関する情報のうち、業務フロー図に反映されていない情報の一覧を出力するように構成したので、利用者が、既存の業務システムの内容を業務フロー図に反映するにあたって、反映漏れが生じるのを回避することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の態様によれば、作成された業務フロー図のデータ構造に基づいて、業務プロセスの変更にともなって変更が必要となるプログラムや業務プロセスを抽出するように構成したので、利用者が、業務改善を検討する際に、業務プロセスの変更が、業務システムや他の業務プロセスに影響を与える箇所を容易に知ることができるという効果を奏する。
また、業務プロセスの変更と業務システムの変更の対応が明確化されることにより、利用者が、業務システムの内容が業務フロー図に正しく反映された状態を維持するように業務フロー図を保守することが容易になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る業務フロー編集プログラム、業務フロー編集装置および業務フロー編集方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る業務フロー編集装置の構成について説明する。図1は、本実施例に係る業務フロー編集装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、業務フロー編集装置100は、制御部110と、記憶部120と、表示部130と、入力部140とを有する。表示部130は、液晶表示装置等からなる表示装置であり、入力部140は、キーボードやマウス等からなる入力装置である。
制御部110は、業務フロー編集装置100を全体制御する制御部であり、業務システム分析結果読込部111と、業務オブジェクト生成部112と、業務フロー編集部113と、未使用資産出力部114と、変更対象資産出力部115と、変更波及業務出力部116とを有する。
業務システム分析結果読込部111は、既存の業務システムのバッチジョブ記述言語等を分析して仕様データを生成するプログラム(例えば、特許文献1に記載されている仕様書生成プログラム)の出力結果を読み込んで、記憶部120に分析結果データ121として記憶させる処理部である。
業務オブジェクト生成部112は、分析結果データ121を読み込んで業務オブジェクトを生成し、記憶部120に業務モデルデータ122として記憶させる処理部である。業務オブジェクトとは、業務フロー図における各業務プロセスを表すデータである。
業務フロー編集部113は、表示部130に業務フロー編集画面を表示させ、入力部140からの入力にしたがって、業務オブジェクトの生成、消去、関連付け等をおこない、形成されたデータ構造に対応する業務フロー図を、業務フロー編集画面や、業務フロー編集装置100に接続された印刷装置(図示せず)に出力する処理部である。また、業務フロー編集部113は、形成されたデータ構造を業務モデルデータ122として記憶させる処理や、業務モデルデータ122からデータ構造を読み出す処理もおこなう。
また、業務フロー編集部113は、業務オブジェクト生成部112によって生成された業務オブジェクトを業務フロー図に組み込むための各種支援画面を表示部130に表示させる。そして、これらの画面によって組み込まれた業務オブジェクトやそれと関連付けられた業務オブジェクトの属性に、それらの業務オブジェクトが表す業務プロセスにて実行されるジョブやプログラムの情報を設定する。
このように、業務フロー編集装置100は、既存の業務システムの分析結果を読み込んで業務オブジェクトを生成し、生成された業務オブジェクトを簡単な操作で業務フロー図に組み込むことができるように構成されているので、利用者は、既存の業務システムの内容が正しく反映された業務フロー図を容易に編集することができる。
未使用資産出力部114は、業務システム分析結果読込部111によって読み込まれ、分析結果データ121として記憶された情報を、業務フロー編集部113において形成され、業務モデルデータ122として記憶された業務フロー図のデータ構造と比較し、業務フロー図に反映されていない情報を抽出して一覧出力する処理部である。
このように、業務フロー編集装置100は、業務システム分析結果読込部111によって読み込まれた情報のうち、業務フロー図に反映されていない情報の一覧を出力するように構成されているので、利用者は、既存の業務システムの内容を業務フロー図に反映するにあたって、反映漏れが生じるのを回避することができる。
変更対象資産出力部115と変更波及業務出力部116は、業務改善等を目的としてある業務プロセスを変更する場合に、現状の業務システムのどこに影響が及ぶかを確認する作業を支援する処理部である。
具体的には、変更対象資産出力部115は、指定された業務プロセスに対応する業務オブジェクトの属性に設定されているジョブやプログラムを抽出して、記憶部120に変更対象資産情報123として記憶させる。これにより、利用者は、ある業務プロセスを変更する場合に手を加える必要があるかもしれないジョブやプログラムを知ることができる。
また、変更波及業務出力部116は、変更対象資産情報123に含まれるジョブやプログラムのうち、変更対象として選択されたものが実行される業務プロセスを抽出して出力する。これにより、利用者は、変更が必要となったジョブやプログラムが他の業務においても使用されている場合に、その業務を知ることができる。
このように、業務フロー編集装置100は、作成された業務フロー図のデータ構造に基づいて、業務プロセスの変更にともなって変更が必要となるプログラム等を抽出するように構成されているので、利用者は、業務改善を検討する際に、業務プロセスの変更が、業務システムや他の業務プロセスに影響を与える箇所を容易に知ることができる。
また、このように、業務プロセスの変更と業務システムの変更の対応が明確化されることにより、利用者は、業務システムの内容が業務フロー図に正しく反映された状態を維持するように業務フロー図を保守することが容易になる。
記憶部120は、各種情報を記憶する記憶部であり、分析結果データ121と、業務モデルデータ122と、変更対象資産情報123とを記憶する。分析結果データ121は、既存の業務システムの分析結果を表す情報であり、ジョブ分析結果121aと、バッチプログラム分析結果121bと、ジョブプログラム関連分析結果121cと、画面プログラム分析結果121dとを含む。
ジョブ分析結果121aは、ジョブの一覧を示す情報である。バッチプログラム分析結果121bは、バッチプログラムとそのバッチプログラムの入出力データの対応を表す情報である。ジョブプログラム関連分析結果121cは、ジョブとそのジョブに含まれるバッチプログラムの対応を表す情報である。画面プログラム分析結果121dは、画面と画面プログラムの対応を表す情報である。
業務モデルデータ122は、業務フロー図を構成する業務オブジェクト等の個別のデータと、その関連付けを表すデータ構造とを含むデータである。変更対象資産情報123は、業務フロー図における特定の業務プロセスを変更する場合に、変更が必要となる可能性があるプログラム等の一覧情報である。
次に、図1に示した制御部110の各部の動作について、画面を参照しながら詳細に説明する。業務システム分析結果読込部111は、既存の業務システムを分析して仕様データを生成するプログラムの出力結果を読み込んで、ジョブ分析結果121a、バッチプログラム分析結果121b、ジョブプログラム関連分析結果121cおよび画面プログラム分析結果121dとして記憶部120に記憶させる。
図2は、ジョブ分析結果121aの一例を示す図である。同図に示すように、ジョブ分析結果121aは、ジョブID、名前、使用済フラグといった項目を有し、ジョブごとにレコードが登録される。ジョブIDは、ジョブを識別するための識別コードが格納される項目であり、名前は、ジョブの名称が格納される項目である。
使用済フラグは、そのジョブが業務フロー図に反映されているか否かを示すフラグ値が格納される項目であり、業務システム分析結果読込部111によって「0」に初期設定される。
図3は、バッチプログラム分析結果121bの一例を示す図である。同図に示すように、バッチプログラム分析結果121bは、プログラムID、処理概要、入力データID、出力データID、使用済フラグといった項目を有し、バッチプログラムごとにレコードが登録される。プログラムIDは、バッチプログラムを識別するための識別コードが格納される項目であり、処理概要は、バッチプログラムの処理概要を表す文字列が格納される項目である。
入力データIDは、そのバッチプログラムに入力されるデータの識別コードのリストが格納される項目であり、出力データIDは、そのバッチプログラムから出力されるデータの識別コードのリストが格納される項目である。そのバッチプログラムに入力されるデータがない場合は、入力データの項目が未設定となり、出力されるデータがない場合は、出力データの項目が未設定となる。使用済フラグは、そのバッチプログラムが業務フロー図に反映されているか否かを示すフラグ値が格納される項目であり、業務システム分析結果読込部111によって「0」に初期設定される。
図4は、ジョブプログラム関連分析結果121cの一例を示す図である。同図に示すように、ジョブプログラム関連分析結果121cは、ジョブID、プログラムIDといった項目を有し、ジョブごとにレコードが登録される。ジョブIDは、ジョブを識別するための識別コードが格納される項目であり、プログラムIDは、そのジョブに含まれるバッチプログラムを識別するための識別コードのリストが格納される項目である。
図5は、画面プログラム分析結果121dの一例を示す図である。同図に示すように、画面プログラム分析結果121dは、業務名、プログラムID、処理概要、画面名、使用済フラグといった項目を有し、画面プログラムごとにレコードが登録される。業務名は、その画面プログラムが実行される画面を含む複数の画面の業務カテゴリの名称が格納される項目であり、プログラムIDは、画面プログラムを識別するための識別コードが格納される項目である。
画面名は、その画面プログラムが実行される画面の名称が格納される項目である。使用済フラグは、その画面プログラムが業務フロー図に反映されているか否かを示すフラグ値が格納される項目であり、業務システム分析結果読込部111によって「0」に初期設定される。
続いて、業務オブジェクト生成部112の動作について説明する。業務オブジェクト生成部112は、業務システム分析結果読込部111によって記憶部120に記憶されたバッチプログラム分析結果121b等に基づいて業務オブジェクトを生成する。具体的には、バッチプログラム分析結果121bの各レコードを読み込み、入力データIDおよび出力データIDの項目に格納されているデータIDに対応する業務オブジェクトを生成する。
例えば、業務オブジェクト生成部112は、図3に示したバッチプログラム分析結果121bの例の1行目のレコードを読み込むと、入力データIDに設定されている識別コード「D001」を取得する。そして、「D001」という名前をもった業務オブジェクトを生成する。
こうして取得されたレコードに基づいて生成された業務オブジェクトの一例を図6に示す。同図に示した業務データオブジェクト11は、業務オブジェクトの一種である。業務オブジェクトは、クラス名と名前の組み合わせによって識別され、業務データオブジェクト11は、「業務データ」というクラス名と、「D001」という名前をもっている。
さらに、業務オブジェクトは、クラス名に対応した属性データをもつ。業務データオブジェクト11は、「ID」という属性名と、「D001」という属性値の組み合わせからなる属性データと、「種別」という属性名と、「業務データ」という属性値の組み合わせからなる属性データをもっている。「種別」に対応する属性値は、業務フロー編集部113の編集機能により、「ファイル」や「帳票」や「データベース」などに変更できる。
業務オブジェクト生成部112は、バッチプログラム分析結果121bの全レコードを読み込んで、バッチプログラムに関連する全ての入出力データに対応する業務データオブジェクトを生成する。
また、業務オブジェクト生成部112は、画面プログラム分析結果121dの全レコードを読み込み、読み込んだレコードの内容に基づいて業務オブジェクトの一種である画面オブジェクトを生成する。図4に示した画面プログラム分析結果121dの例の2行目のレコードを読み込んだ場合に生成される画面オブジェクトの一例を図7に示す。
同図に示した画面オブジェクト12は、「画面」というクラス名と、「ABCシステム属性内容変更」という名前をもっている。また、画面オブジェクト12は、「ID」という属性名と、「AD1235」という属性値の組み合わせからなる属性データをもっている。
続いて、業務フロー編集部113の動作について説明する。業務フロー編集部113は、表示部130に業務フロー編集画面を表示させて、利用者に業務フロー図の編集をおこなわせ、編集結果に対応するデータ構造の保存や読み込みをおこなう他に、業務オブジェクト生成部112によって生成された業務オブジェクトを業務フロー図に組み込むための支援画面を表示部130に表示させる。業務フロー編集部113が表示させる支援画面について、具体例を示しながら説明する。
図8は、業務プロセスを作成後の業務フロー編集画面の一例を示す図である。同図は、利用者が業務フロー編集画面において所定の操作をおこなって、「システム支援0」という名前をもつ業務プロセス23を作成した場面を示している。このように、業務フロー編集画面上で業務プロセス23が作成されると、業務フロー編集部113は、その業務プロセスに対応する業務オブジェクトを生成する。
そして、利用者が、業務フロー編集画面において、業務プロセス23を選択した状態で所定の操作をおこなうと、業務フロー編集部113は、支援画面の一種である画面検索画面を表示させる。図9は、画面検索画面の一例を示す図である。同図に示すように、画面検索画面には、一覧表示させる画面プログラムを絞り込むための条件を入力する項目として、プログラムIDを入力する項目と画面名を入力する項目が設けられている。
業務フロー編集部113は、画面検索画面において条件が入力され、OKボタンが押下されると、全ての画面オブジェクトから条件に一致するものを抽出し、その情報を支援画面の一種である画面一覧画面に表示させる。
図10は、画面一覧画面の一例を示す図である。同図は、利用者が、画面検索画面においてプログラムIDの入力項目に「AD」という値を入力してOKボタンを押下した場合に表示される画面一覧画面の例を示している。画面検索画面においてプログラムIDの入力項目に「AD」という値が入力されていた場合、業務フロー編集部113は、「ID」という属性名に対応する属性値に「AD」という文字列が含まれる画面オブジェクトを抽出し、その情報を画面一覧画面に一覧表示させる。
そして、利用者が、画面一覧画面において、特定の画面オブジェクトに対応する情報を選択した状態でOKボタンを押下すると、業務フロー編集部113は、支援画面の一種である業務プロセス名入力画面を表示させる。ここでは、プログラムIDが「AD1235」であり、画面名が「ABCシステム属性内容変更」である情報を利用者が選択したものとする。
図11は、業務プロセス名入力画面の一例を示す図である。同図に示すように、業務プロセス名入力画面には、画面一覧画面での選択内容を確認するための情報を表示する領域が上部に設けられ、システム支援プロセス名とシステムプロセス名を入力するための入力項目が下部に設けられている。
システム支援プロセス名は、画面一覧画面で選択された画面オブジェクトに対応する画面プログラムによって支援される業務プロセスの名前であり、業務フロー編集部113は、その入力項目に、画面一覧画面で選択された画面名を初期値として設定する。システムプロセス名は、画面一覧画面で選択された画面オブジェクトに対応する画面プログラムによって処理される業務プロセスの名前であり、業務フロー編集部113は、その入力項目に、画面一覧画面で選択された画面名に「処理」の文字列を付加したものを初期値として設定する。
そして、利用者が、業務プロセス名入力画面において、必要に応じて、システム支援プロセス名とシステムプロセス名の入力項目の値を変更した後にOKボタンを押下すると、業務フロー編集部113は、画面一覧画面で選択された画面オブジェクトに対応する図形要素を業務フロー編集画面上に表示させ、画面検索画面を表示させる際に選択されていた業務プロセスと関連付ける。さらに、業務プロセス名入力画面においてシステムプロセス名の入力項目に入力されていた名前をもつ業務プロセスを業務フロー編集画面上に表示させ、画面検索画面を表示させる際に選択されていた業務プロセス、および、画面一覧画面で選択された画面オブジェクトに対応する図形要素と関連付ける。
図11に示した業務プロセス名入力画面において、利用者が、システム支援プロセス名を「属性内容変更」と変更し、システムプロセス名を「属性内容変更処理」と変更してOKボタンを押下した場合の業務フロー編集画面の一例を図12に示す。同図に示すように、業務フロー編集画面には「属性内容変更」という名前をもつ業務プロセス23に加えて、「属性内容変更処理」という名前をもつ業務プロセス24が配置されている。
また、業務フロー編集画面には画面一覧画面で選択された画面オブジェクトに対応する図形要素22も配置されている。図形要素22は、画面オブジェクトに対応したものであることを示すためモニタ装置の形状をもち、「ABCシステム属性内容変更」という名前をもっている。そして、業務プロセス23と業務プロセス24は、遷移を表す矢印31で関連付けられ、業務プロセス23と図形要素22は、入出力を表す矢印32で関連付けられ、業務プロセス24と図形要素22は、入出力を表す矢印33で関連付けられている。
このように、業務フロー編集部113は、業務オブジェクト生成部112によって生成された画面オブジェクトに対応する図形要素(図12の例では図形要素22)を業務フロー図に組み込み、その画面オブジェクトに対応する画面プログラムによって処理される業務プロセス(図12の例では業務プロセス24)、および、その画面プログラムによって支援される業務プロセス(図12の例では業務プロセス23)と関連付ける作業を支援する。
図13は、図12に示した業務フロー図を表示するためのデータ構造を示すブロック図である。業務フロー編集部113は、業務プロセス名入力画面においてOKボタンが押下された後、「システム支援0」という名前をもつ業務プロセスオブジェクトをシステム支援プロセスオブジェクト13に変換し、名前を「属性内容変更」に変更する。そして、「属性内容変更処理」という名前をもつシステムプロセスオブジェクト14を新規に生成する。
システム支援プロセスオブジェクト13は、図12に示した業務フロー図における業務プロセス23に対応する業務オブジェクトであり、システムプロセスオブジェクト14は、図12に示した業務フロー図における業務プロセス24に対応する業務オブジェクトである。
そして、業務フロー編集部113は、遷移を表すフローオブジェクト41を生成し、システム支援プロセスオブジェクト13とシステムプロセスオブジェクト14を関連付ける。フローオブジェクト41は、図12に示した業務フロー図における矢印31に対応するオブジェクトである。
さらに、業務フロー編集部113は、入出力を表すフローオブジェクト42を生成し、システム支援プロセスオブジェクト13と、業務オブジェクト生成部112によって生成済みの画面オブジェクト12とを関連付け、入出力を表すフローオブジェクト43を生成し、システムプロセスオブジェクト14と、画面オブジェクト12とを関連付ける。フローオブジェクト42は、図12に示した業務フロー図における矢印32に対応するオブジェクトであり、フローオブジェクト43は、矢印33に対応するオブジェクトである。
図14は、図13に示したシステム支援プロセスオブジェクト13の詳細を示す図である。同図に示すように、システム支援プロセスオブジェクト13は、「システム支援プロセス」というクラス名と、「属性内容変更」という名前をもっている。さらに、システム支援プロセスオブジェクト13は、支援される画面プログラムを示すため、「プログラムID」という属性名と、「AD1235」という属性値の組み合わせからなる属性データと、「画面名」という属性名と、「ABCシステム属性内容変更」という属性値の組み合わせからなる属性データをもっている。
図15は、図13に示したシステムプロセスオブジェクト14の詳細を示す図である。同図に示すように、システムプロセスオブジェクト14は、「システムプロセス」というクラス名と、「属性内容変更処理」という名前をもっている。
また、業務フロー編集部113は、画面オブジェクトを業務フロー図に組み込む作業を支援するだけでなく、業務データオブジェクトを業務フロー図に組み込む作業を支援する。業務データオブジェクトの組み込みを容易におこなわせるために業務フロー編集部113が表示させる支援画面について、具体例を示しながら説明する。
図16は、業務プロセスを作成後の業務フロー編集画面の一例を示す図である。同図は、利用者が業務フロー編集画面において所定の操作をおこなって、「システム0」という名前をもつ業務プロセス25を作成した場面を示している。このように、業務フロー編集画面上で業務プロセス25が作成されると、業務フロー編集部113は、その業務プロセスに対応する業務オブジェクトを生成する。
そして、利用者が、業務フロー編集画面において、業務プロセス25を選択した状態で所定の操作をおこなうと、業務フロー編集部113は、支援画面の一種であるジョブ検索画面を表示させる。図17は、ジョブ検索画面の一例を示す図である。同図に示すように、ジョブ検索画面には、一覧表示させるジョブを絞り込むための条件を入力する項目として、ジョブIDを入力する項目とジョブの名前を入力する項目が設けられている。
業務フロー編集部113は、ジョブ検索画面において条件が入力され、OKボタンが押下されると、ジョブ分析結果121aから条件に一致するものを抽出し、その情報を支援画面の一種であるジョブ一覧画面に表示させる。
図18は、ジョブ一覧画面の一例を示す図である。同図は、利用者が、ジョブ検索画面においてジョブIDの入力項目に「VDD」という値を入力してOKボタンを押下した場合に表示されるジョブ一覧画面の例を示している。ジョブ検索画面においてジョブIDの入力項目に「VDD」という値が入力されていた場合、業務フロー編集部113は、ジョブIDの項目に「VDD」という文字列が含まれるレコードをジョブ分析結果121aから抽出し、その情報をジョブ一覧画面に一覧表示させる。
そして、利用者が、ジョブ一覧画面において、特定のジョブに関する情報を選択した状態でOKボタンを押下すると、業務フロー編集部113は、支援画面の一種である入出力データ選択画面を表示させる。ここでは、ジョブIDが「VDD201」であり、名前が「ゾクセイナイヨウコウシンショリ」である情報を利用者が選択したものとする。
図19は、入出力データ選択画面の一例を示す図である。同図に示すように、入出力データ選択画面には、ジョブ一覧画面での選択内容を確認するための情報を表示する領域が上部に設けられ、ジョブ名を変更し、入力データと出力データを選択するための領域が下部に設けられている。
業務フロー編集部113は、ジョブ一覧画面で選択されたジョブに含まれるバッチプログラムのプログラムIDのリストをジョブプログラム関連分析結果121cから取得し、バッチプログラム分析結果121bを参照して、そのリストに含まれるバッチプログラムの入力データに対応する業務データオブジェクトの一覧と、出力データに対応する業務データオブジェクトの一覧とを入出力データ選択画面に表示する。
利用者が、ジョブ一覧画面において、ジョブIDが「VDD201」のジョブを選択したとすると、業務フロー編集部113は、ジョブプログラム関連分析結果121cから「VG1000」、「VG1010」および「VG1200」という3つのプログラムIDからなるリストを取得する。
そして、業務フロー編集部113は、バッチプログラム分析結果121bを参照して、これらのプログラムIDをもつバッチプログラムの入力データのデータIDとして「D001」および「D002」を取得し、それらのデータIDに対応する業務データオブジェクトの情報を入出力データ選択画面に入力データの選択候補として表示する。
同様に、業務フロー編集部113は、バッチプログラム分析結果121bを参照して、これらのプログラムIDをもつバッチプログラムの出力データのデータIDとして「D001」、「D002」および「F020」を取得し、それらのデータIDに対応する業務データオブジェクトの情報を入出力データ選択画面に出力データの選択候補として表示する。
そして、利用者が、入出力データ選択画面において、必要に応じて、入力データと出力データの選択候補を選択してOKボタンを押下すると、業務フロー編集部113は、選択された業務データオブジェクトに対応する図形要素を業務フロー編集画面上に表示させ、ジョブ検索画面を表示させる際に選択されていた業務プロセスと関連付ける。
図19に示した入出力データ選択画面において、利用者が、ジョブ名を「属性内容更新処理」と変更し、出力データの選択候補から「D001」というデータIDをもつ業務データオブジェクトを選択してOKボタンを押下した場合の業務フロー編集画面の一例を図20に示す。同図に示すように、業務フロー編集画面には「属性内容更新処理」という名前をもつ業務プロセス25に加えて、入出力データ選択画面で選択された業務データオブジェクトに対応する図形要素21も配置されている。
図形要素21は、業務データオブジェクトに対応したものであることを示すための形状をもち、「D001」という名前をもっている。そして、業務プロセス25と図形要素21は、入出力を表す矢印34で関連付けられている。なお、この例では、業務データオブジェクトに対応する図形要素が1つ追加されただけであるが、入出力データ選択画面で複数の業務データオブジェクトが選択された場合には、その数だけの図形要素が追加される。
このように、業務フロー編集部113は、業務オブジェクト生成部112によって生成された業務データオブジェクトに対応する図形要素(図20の例では図形要素21)を業務フロー図に組み込み、その業務データオブジェクトに対応するデータを入出力とするジョブによって処理される業務プロセス(図20の例では業務プロセス25)と関連付ける作業を支援する。
図21は、図20に示した業務フロー図を表示するためのデータ構造を示すブロック図である。業務フロー編集部113は、入出力データ選択画面においてOKボタンが押下された後、「システム0」という名前をもつ業務プロセスオブジェクトを「属性内容更新処理」という名前をもつジョブシステムプロセスオブジェクト15に変更し、入出力を表すフローオブジェクト44を生成して、ジョブシステムプロセスオブジェクト15と、業務オブジェクト生成部112によって生成済みの業務データオブジェクト11とを関連付ける。フローオブジェクト44は、図20に示した業務フロー図における矢印34に対応するオブジェクトである。
図22は、図21に示したジョブシステムプロセスオブジェクト15の詳細を示す図である。同図に示すように、ジョブシステムプロセスオブジェクト15は、「ジョブシステムプロセス」というクラス名と、「属性内容更新処理」という名前をもっている。
さらに、ジョブシステムプロセスオブジェクト15は、その業務プロセスを処理するジョブとそのジョブに含まれるバッチプログラムを示すため、「ジョブID」という属性名と、「VDD201」という属性値の組み合わせからなる属性データと、「ジョブ名」という属性名と、「ゾクセイナイヨウコウシンショリ」という属性値の組み合わせからなる属性データと、「プログラムID」という属性名と、「VG1000、VG1010、VG1200」という属性値の組み合わせからなる属性データをもっている。
図23は、完成した業務フロー図の一例を示す図である。同図は、上述した業務フロー編集部113の支援機能を利用して作成された業務フロー図の例を示しており、図12に示した業務プロセス23等と、図20に示した業務プロセス25等を含んでいる。
続いて、未使用資産出力部114の動作について説明する。未使用資産出力部114は、分析結果データ121として記憶された情報を、業務フロー編集部113において形成された業務フロー図のデータ構造と比較し、業務フロー図に反映されていない情報を抽出して一覧出力する。
図24は、未使用資産出力部114の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、未使用資産出力部114は、未使用ジョブ出力処理を実行して、業務フロー図に反映されていないジョブの情報を出力し(ステップS101)、未使用バッチプログラム出力処理を実行して、業務フロー図に反映されていないバッチプログラムの情報を出力し(ステップS102)、未使用画面プログラム出力処理を実行して、業務フロー図に反映されていない画面プログラムの情報を出力する(ステップS103)。
図25は、未使用ジョブ出力処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、未使用資産出力部114は、ジョブ分析結果121aからレコードを1件リードする(ステップS201)。ここで、全てのレコードをリード済みであれば(ステップS202肯定)、処理を終了する。
ジョブ分析結果121aからレコードを1件リードすることができた場合は(ステップS202否定)、リードしたレコードの使用済フラグの値を確認し、この値が「0」でなければ(ステップS203否定)、ステップS201へ戻って次のレコードのリードを試みる。
使用済フラグの値が「0」であれば(ステップS203肯定)、未使用資産出力部114は、ジョブシステムプロセスオブジェクトを1件取得する(ステップS204)。ここで、全てのジョブシステムプロセスオブジェクトを取得済みであれば(ステップS205肯定)、ステップS201でリードしたレコードの内容が業務フロー図に反映されていないことが確認されたことになるので、ステップS201でリードした情報を編集して未使用資産一覧へ出力した後(ステップS208)、ステップS201へ戻って次のレコードのリードを試みる。
ジョブシステムプロセスオブジェクトを1件取得することができた場合は(ステップS205否定)、ステップS201でリードしたレコードに含まれるジョブIDと、ステップS204で取得したジョブシステムプロセスオブジェクトに含まれるジョブIDとを比較し(ステップS206)、一致すれば(ステップS207肯定)、ステップS201でリードしたレコードの内容が業務フロー図に反映されていることが確認されたことになるので、ステップS201へ戻って次のレコードのリードを試みる。一方、ジョブIDが一致しなければ(ステップS207否定)、ステップS204へ戻って次のジョブシステムプロセスオブジェクトの取得を試みる。
図26は、未使用バッチプログラム出力処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、未使用資産出力部114は、バッチプログラム分析結果121bからレコードを1件リードする(ステップS301)。ここで、全てのレコードをリード済みであれば(ステップS302肯定)、処理を終了する。
バッチプログラム分析結果121bからレコードを1件リードすることができた場合は(ステップS302否定)、リードしたレコードの使用済フラグの値を確認し、この値が「0」でなければ(ステップS303否定)、ステップS301へ戻って次のレコードのリードを試みる。
使用済フラグの値が「0」であれば(ステップS303肯定)、未使用資産出力部114は、ジョブシステムプロセスオブジェクトを1件取得する(ステップS304)。ここで、全てのジョブシステムプロセスオブジェクトを取得済みであれば(ステップS305肯定)、ステップS301でリードしたレコードの内容が業務フロー図に反映されていないことが確認されたことになるので、ステップS301でリードした情報を編集して未使用資産一覧へ出力した後(ステップS308)、ステップS301へ戻って次のレコードのリードを試みる。
ジョブシステムプロセスオブジェクトを1件取得することができた場合は(ステップS305否定)、ステップS301でリードしたレコードに含まれるプログラムIDと、ステップS304で取得したジョブシステムプロセスオブジェクトに含まれるプログラムIDのリストとを比較し(ステップS306)、ステップS301でリードしたレコードに含まれるプログラムIDがリストに含まれていれば(ステップS307肯定)、ステップS301でリードしたレコードの内容が業務フロー図に反映されていることが確認されたことになるので、ステップS301へ戻って次のレコードのリードを試みる。一方、プログラムIDがリストに含まれていなければ(ステップS307否定)、ステップS304へ戻って次のジョブシステムプロセスオブジェクトの取得を試みる。
図27は、未使用画面プログラム出力処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、未使用資産出力部114は、画面プログラム分析結果121dからレコードを1件リードする(ステップS401)。ここで、全てのレコードをリード済みであれば(ステップS402肯定)、処理を終了する。
画面プログラム分析結果121dからレコードを1件リードすることができた場合は(ステップS402否定)、リードしたレコードの使用済フラグの値を確認し、この値が「0」でなければ(ステップS403否定)、ステップS401へ戻って次のレコードのリードを試みる。
使用済フラグの値が「0」であれば(ステップS403肯定)、未使用資産出力部114は、システム支援プロセスオブジェクトを1件取得する(ステップS404)。ここで、全てのシステム支援プロセスオブジェクトを取得済みであれば(ステップS405肯定)、ステップS401でリードしたレコードの内容が業務フロー図に反映されていないことが確認されたことになるので、ステップS401でリードした情報を編集して未使用資産一覧へ出力した後(ステップS408)、ステップS401へ戻って次のレコードのリードを試みる。
システム支援プロセスオブジェクトを1件取得することができた場合は(ステップS405否定)、ステップS401でリードしたレコードに含まれる画面プログラムIDと、ステップS404で取得したシステム支援プロセスオブジェクトに含まれる画面プログラムIDとを比較し(ステップS406)、一致すれば(ステップS407肯定)、ステップS401でリードしたレコードの内容が業務フロー図に反映されていることが確認されたことになるので、ステップS401へ戻って次のレコードのリードを試みる。一方、画面プログラムIDが一致しなければ(ステップS407否定)、ステップS404へ戻って次のシステム支援プロセスオブジェクトの取得を試みる。
図28は、未使用資産一覧の一例を示す図である。同図に示すように、未使用資産一覧は、種別、ID、名称といった項目を有し、業務フロー図に反映されていないジョブ等の情報が格納される。未使用ジョブ出力処理の出力の場合は、種別の項目に「ジョブ」という文字列が格納され、IDの項目にジョブIDが格納され、名称の項目にジョブの名前が格納される。
また、未使用バッチプログラム出力処理の出力の場合は、種別の項目に「バッチプログラム」という文字列が格納され、IDの項目にプログラムIDが格納される。また、未使用画面プログラム出力処理の出力の場合は、種別の項目に「画面プログラム」という文字列が格納され、IDの項目にプログラムIDが格納され、名称の項目に画面プログラムの名前が格納される。
この未使用資産一覧を参照することにより、業務フロー編集装置100の利用者は、業務フロー図に反映させ忘れている業務システムの要素を確認することができ、業務システムの内容を漏れなく業務フロー図に反映させることができる。このような機能は、大量の業務フロー図を作成する場合に特に有効である。
ところで、上記の処理手順では、使用済フラグの項目の値が「0」でないレコードを出力対象外としている。これは、瑣末である等の理由で意図的に業務フロー図に反映させていない要素が未使用資産一覧に含まれることを防止するためである。なお、使用済フラグの項目の値が「0」でないレコードを出力対象外とする代わりに、別の一覧に出力したり、使用済である旨を表示して未使用資産一覧に含めて出力したりすることとしてもよい。
また、出力対象外としたいレコードの使用済フラグの項目の値を「0」以外に変更する処理は人手でおこなってもよいし、何らかのルールに基づいて業務フロー編集装置100に自動実行させてもよい。
続いて、変更対象資産出力部115の動作について説明する。図29は、変更対象資産出力部115の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、変更対象資産出力部115は、変更するものとして指定された業務オブジェクトの1つを取得する(ステップS501)。ここで、指定された全ての業務オブジェクトを取得済みであれば(ステップS502肯定)、処理を終了する。
指定された業務オブジェクトを取得することができた場合は(ステップS502否定)、取得したレコードの業務オブジェクトのクラス名を確認し、クラス名が「ジョブシステムプロセス」でなければ(ステップS503否定)、ステップS501へ戻って次の業務オブジェクトの取得を試みる。
クラス名が「ジョブシステムプロセス」であれば(ステップS503肯定)、変更対象資産出力部115は、その業務オブジェクトに設定されているジョブID等のジョブ関連の情報を変更対象資産情報123へ出力する(ステップS504)。
そして、変更対象資産出力部115は、業務オブジェクトに設定されているバッチプログラムのプログラムIDを1つ取得する(ステップS505)。ここで、全てのプログラムIDを取得済みであれば(ステップS506肯定)、ステップS501へ戻って次の業務オブジェクトの取得を試みる。一方、プログラムIDを取得できた場合は(ステップS506否定)、バッチプログラム関連の情報を変更対象資産情報123へ出力した後(ステップS507)、ステップS505へ戻って次のプログラムIDの取得を試みる。
図30は、変更対象資産情報123の一例を示す図である。同図に示すように、変更対象資産情報123は、種別、ジョブID、プログラムID、ジョブ名、業務フロー図名、業務プロセス名、変更対象、変更内容といった項目を有する。
ジョブ関連の情報が出力される場合、種別の項目に「ジョブ」という文字列が格納され、ジョブIDの項目にジョブIDが格納され、プログラムIDの項目は未設定となり、ジョブ名の項目にはジョブ名が格納され、業務フロー図名の項目にはジョブID等が設定されていた業務オブジェクトが含まれる業務フロー図の名前が格納され、業務プロセス名の項目にはその業務オブジェクトの名前が格納される。
また、バッチプログラム関連の情報が出力される場合、種別の項目に「バッチプログラム」という文字列が格納され、ジョブIDの項目にそのバッチプログラムが含まれるジョブのジョブIDが格納され、プログラムIDの項目にプログラムIDが格納され、ジョブ名の項目には前述のジョブのジョブ名が格納され、業務フロー図名の項目にはジョブID等が設定されていた業務オブジェクトが含まれる業務フロー図の名前が格納され、業務プロセス名の項目にはその業務オブジェクトの名前が格納される。
そして、いずれの場合も、変更対象と変更内容の項目は、未設定の状態で出力される。変更対象の項目は、そのジョブもしくはバッチプログラムを変更するか否かを指定する項目であり、変更内容の項目は、そのジョブもしくはバッチプログラムを変更する場合にその内容を設定する項目であるが、これらの項目は、変更波及業務出力部116において使用される。
続いて、変更波及業務出力部116の動作について説明する。図31は、変更波及業務出力部116の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、変更波及業務出力部116は、変更対象資産情報123の全レコードを読み込み(ステップS601)、その内容を変更対象選択画面に表示させて利用者に変更対象となるジョブとバッチプログラムを選択させ、その結果を変更対象資産情報123に記録する(ステップS602)。
そして、変更波及業務出力部116は、業務オブジェクトの1つを取得する(ステップS603)。ここで、全ての業務オブジェクトを取得済みであれば(ステップS604肯定)、処理を終了する。
業務オブジェクトを取得することができた場合は(ステップS604否定)、取得したレコードの業務オブジェクトのクラス名を確認し、クラス名が「ジョブシステムプロセス」でなければ(ステップS605否定)、ステップS603へ戻って次の業務オブジェクトの取得を試みる。
クラス名が「ジョブシステムプロセス」であれば(ステップS605肯定)、変更波及業務出力部116は、変更対象資産情報123を参照して、その業務オブジェクトに設定されているジョブIDに対応するジョブが変更対象となっていれば(ステップS606肯定)、そのジョブIDに対応するジョブの情報を出力する(ステップS607)。ジョブが変更対象となっていなければ(ステップS606否定)、ジョブの情報の出力はおこなわない。
そして、変更波及業務出力部116は、業務オブジェクトに設定されているバッチプログラムのプログラムIDを1つ取得する(ステップS608)。ここで、全てのプログラムIDを取得済みであれば(ステップS609肯定)、ステップS603へ戻って次の業務オブジェクトの取得を試みる。
一方、プログラムIDを取得できた場合は(ステップS609否定)、変更対象資産情報123を参照して、そのプログラムIDに対応するバッチプログラムが変更対象となっていれば(ステップS610肯定)、そのプログラムIDに対応するバッチプログラムの情報を出力した後(ステップS611)、ステップS608へ戻って次のプログラムIDの取得を試みる。バッチプログラムが変更対象となっていなければ(ステップS610否定)、バッチプログラムの情報を出力することなく、ステップS608へ戻って次のプログラムIDの取得を試みる。
図32は、上記のステップS602で表示される変更対象選択画面の一例を示す図である。同図に示すように、変更対象選択画面は、変更対象資産情報123の内容を一覧表示し、変更対象と変更内容の項目を利用者に編集させる画面である。変更波及業務出力部116は、この画面の入力内容に不整合がないように検査をおこない、不整合を検出するとその旨を警告する。
例えば、図32に示した例における入力項目51は、対応する変更対象の入力項目に変更を要する旨の指定がされているにも関わらず、変更内容が何も入力されていないため、警告対象となる。また、入力項目52は、変更内容が入力されているにも関わらず、変更を要する旨の指定がされていないため、警告対象となる。また、入力項目53は、同じプログラムIDをもつ他のレコードに変更を要する旨の指定がされているにも関わらず、変更を要する旨の指定がされていないため、警告対象となる。
図33および34は、変更波及業務出力部116の出力の一例を示す図である。図33は、変更の影響が及ぶジョブに関する情報の出力例であり、ジョブごとに、ジョブID、ジョブ名、変更対象選択画面で入力された変更内容の値、そのジョブに関する情報が設定されていた業務オブジェクトに対応する業務プロセスがどの業務フロー図のどこに現れるかが出力されている。
また、図34は、変更の影響が及ぶバッチプログラムに関する情報の出力例であり、バッチプログラムごとに、プログラムID、そのバッチプログラムが含まれるジョブのジョブIDとジョブ名、変更対象選択画面で入力された変更内容の値、そのバッチプログラムに関する情報が設定されていた業務オブジェクトに対応する業務プロセスがどの業務フロー図のどこに現れるかが出力されている。
利用者は、これらの出力を参照することにより、変更対象として指定したジョブやバッチプログラムが実行される全ての業務プロセスを確認することができる。例えば、図34に示した出力を参照することにより、利用者は、「VG1120」というプログラムIDをもつバッチプログラムは、「属性内容変更業務フロー」という業務フロー図中の業務プロセス以外に、「定期メンテナンス業務フロー」という業務フロー図中の業務プロセスでも実行されることを確認することができる。
なお、図1に示した本実施例に係る業務フロー編集装置100の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、既存の業務システムの分析をおこなう処理部を同装置に含めることができる。また、業務フロー編集装置100の制御部110の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、業務フロー編集装置100と同等の機能を実現することもできる。以下に、制御部110の機能をソフトウェアとして実装した業務フロー編集プログラム1071を実行するコンピュータの一例を示す。
図35は、業務フロー編集プログラム1071を実行するコンピュータ1000を示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、各種情報を表示するモニタ1030と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置1070には、図1に示した制御部110と同様の機能を有する業務フロー編集プログラム1071と、図1に示した記憶部120に記憶される各種データに対応する業務フロー編集用データ1072とが記憶される。なお、業務フロー編集用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU1010が業務フロー編集プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、業務フロー編集プログラム1071は、業務フロー編集プロセス1061として機能するようになる。そして、業務フロー編集プロセス1061は、業務フロー編集用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の業務フロー編集プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、業務フロー編集装置100が、既存の業務システムの分析結果を読み込んで業務オブジェクトを生成し、生成された業務オブジェクトを簡単な操作で業務フロー図に組み込むことができるように構成されているので、利用者は、既存の業務システムの内容が正しく反映された業務フロー図を容易に編集することができる。
また、業務フロー編集装置100が、業務システム分析結果読込部111によって読み込まれた情報のうち、業務フロー図に反映されていない情報の一覧を出力するように構成されているので、利用者は、既存の業務システムの内容を業務フロー図に反映するにあたって、反映漏れが生じるのを回避することができる。
(付記1)業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する業務フロー編集プログラムであって
業務システムで実行される電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込手順と、
業務フロー図を表現するデータ構造を編集し、該データ構造において個別の業務プロセスを表す業務オブジェクトに、前記業務システム分析結果読込手順により読み込まれた情報のうち、該業務オブジェクトに対応する業務プロセスにおいて実行される電算処理に係る情報を含めさせる業務フロー編集手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする業務フロー編集プログラム。
(付記2)前記業務システム分析結果読込手順によって読み込まれた情報のうち、いずれの業務オブジェクトにも埋め込まれていない情報を出力する未使用資産出力手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の業務フロー編集プログラム。
(付記3)前記未使用資産出力手順は、前記業務システム分析結果読込手順によって読み込まれた情報のうち、予め指定された情報を出力対象から除外することを特徴とする付記2に記載の業務フロー編集プログラム。
(付記4)変更対象として指定された業務プロセスに対応する業務オブジェクトに含まれる情報のうち、電算処理に係る情報を出力する変更対象資産出力手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の業務フロー編集プログラム。
(付記5)業務オブジェクトに埋め込まれている情報を参照して、変更対象として指定された電算処理が実行される業務プロセスに係る情報を出力する変更波及業務出力手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の業務フロー編集プログラム。
(付記6)業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する業務フロー編集装置であって
業務システムで実行される電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込手段と、
業務フロー図を表現するデータ構造を編集し、該データ構造において個別の業務プロセスを表す業務オブジェクトに、前記業務システム分析結果読込手段により読み込まれた情報のうち、該業務オブジェクトに対応する業務プロセスにおいて実行される電算処理に係る情報を含めさせる業務フロー編集手段と
を備えたことを特徴とする業務フロー編集装置。
(付記7)前記業務システム分析結果読込手段によって読み込まれた情報のうち、いずれの業務オブジェクトにも埋め込まれていない情報を出力する未使用資産出力手段をさらに備えたことを特徴とする付記6に記載の業務フロー編集装置。
(付記8)前記未使用資産出力手段は、前記業務システム分析結果読込手段によって読み込まれた情報のうち、予め指定された情報を出力対象から除外することを特徴とする付記7に記載の業務フロー編集装置。
(付記9)変更対象として指定された業務プロセスに対応する業務オブジェクトに含まれる情報のうち、電算処理に係る情報を出力する変更対象資産出力手段をさらに備えたことを特徴とする付記6〜8のいずれか1つに記載の業務フロー編集装置。
(付記10)業務オブジェクトに埋め込まれている情報を参照して、変更対象として指定された電算処理が実行される業務プロセスに係る情報を出力する変更波及業務出力手段をさらに備えたことを特徴とする付記6〜9のいずれか1つに記載の業務フロー編集装置。
(付記11)業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を電子的に編集する業務フロー編集方法であって
業務システムで実行される電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込工程と、
業務フロー図を表現するデータ構造を編集し、該データ構造において個別の業務プロセスを表す業務オブジェクトに、前記業務システム分析結果読込工程により読み込まれた情報のうち、該業務オブジェクトに対応する業務プロセスにおいて実行される電算処理に係る情報を含めさせる業務フロー編集工程と
を含んだことを特徴とする業務フロー編集方法。
(付記12)前記業務システム分析結果読込工程によって読み込まれた情報のうち、いずれの業務オブジェクトにも埋め込まれていない情報を出力する未使用資産出力工程をさらに含んだことを特徴とする付記11に記載の業務フロー編集方法。
(付記13)前記未使用資産出力工程は、前記業務システム分析結果読込工程によって読み込まれた情報のうち、予め指定された情報を出力対象から除外することを特徴とする付記12に記載の業務フロー編集方法。
(付記14)変更対象として指定された業務プロセスに対応する業務オブジェクトに含まれる情報のうち、電算処理に係る情報を出力する変更対象資産出力工程をさらに含んだことを特徴とする付記11〜13のいずれか1つに記載の業務フロー編集方法。
(付記15)業務オブジェクトに埋め込まれている情報を参照して、変更対象として指定された電算処理が実行される業務プロセスに係る情報を出力する変更波及業務出力工程をさらに含んだことを特徴とする付記11〜14のいずれか1つに記載の業務フロー編集方法。
以上のように、本発明に係る業務フロー編集プログラム、業務フロー編集装置および業務フロー編集方法は、業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する場合に有用であり、特に、業務システムの内容が正しく反映された業務フロー図を容易に編集することが必要な場合に適している。
本実施例に係る業務フロー編集装置の構成を示す機能ブロック図である。 ジョブ分析結果の一例を示す図である。 バッチプログラム分析結果の一例を示す図である。 ジョブプログラム関連分析結果の一例を示す図である。 画面プログラム分析結果の一例を示す図である。 業務データオブジェクトの一例を示す図である。 画面オブジェクトの一例を示す図である。 業務プロセスを作成後の業務フロー編集画面の一例を示す図である。 画面検索画面の一例を示す図である。 画面一覧画面の一例を示す図である。 業務プロセス名入力画面の一例を示す図である。 業務プロセスの追加後の業務フロー編集画面の一例を示す図である。 図12に示した業務フロー図を表示するためのデータ構造を示すブロック図である。 図13に示したシステム支援プロセスオブジェクトの詳細を示す図である。 図13に示したシステムプロセスオブジェクトの詳細を示す図である。 業務プロセスを作成後の業務フロー編集画面の一例を示す図である。 ジョブ検索画面の一例を示す図である。 ジョブ一覧画面の一例を示す図である。 入出力データ選択画面の一例を示す図である。 業務プロセスの追加後の業務フロー編集画面の一例を示す図である。 図20に示した業務フロー図を表示するためのデータ構造を示すブロック図である。 図21に示したジョブシステムプロセスオブジェクトの詳細を示す図である。 完成した業務フロー図の一例を示す図である。 未使用資産出力部の処理手順を示すフローチャートである。 未使用ジョブ出力処理の処理手順を示すフローチャートである。 未使用バッチプログラム出力処理の処理手順を示すフローチャートである。 未使用画面プログラム出力処理の処理手順を示すフローチャートである。 未使用資産一覧の一例を示す図である。 変更対象資産出力部の処理手順を示すフローチャートである。 変更対象資産情報の一例を示す図である。 変更波及業務出力部の処理手順を示すフローチャートである。 変更対象選択画面の一例を示す図である。 変更波及業務出力部の出力の一例を示す図である。 変更波及業務出力部の出力の一例を示す図である。 業務フロー編集プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
符号の説明
11 業務データオブジェクト
12 画面オブジェクト
13 システム支援プロセスオブジェクト
14 システムプロセスオブジェクト
15 ジョブシステムプロセスオブジェクト
21、22 図形要素
23〜25 業務プロセス
31〜34 矢印
41〜44 フローオブジェクト
51〜53 入力項目
100 業務フロー編集装置
110 制御部
111 業務システム分析結果読込部
112 業務オブジェクト生成部
113 業務フロー編集部
114 未使用資産出力部
115 変更対象資産出力部
116 変更波及業務出力部
120 記憶部
121 分析結果データ
121a ジョブ分析結果
121b バッチプログラム分析結果
121c ジョブプログラム関連分析結果
121d 画面プログラム分析結果
122 業務モデルデータ
123 変更対象資産情報
130 表示部
140 入力部
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 業務フロー編集プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 業務フロー編集プログラム
1072 業務フロー編集用データ
1080 バス

Claims (5)

  1. 業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する業務フロー編集プログラムであって
    業務システムで実行される、画面プログラムを含む電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込手順と、
    前記画面プログラムを含めて前記業務フロー図に組み込む業務プロセスの指定を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順で画面プログラムの指定を受付けた場合、前記業務システム分析結果読込手順で読み込んだ前記仕様の分析した結果から、前記受付手順で受け付けた画面プログラムの図形要素と共に、当該画面プログラムにより支援される業務プロセスの名前を設定した業務オブジェクトと、画面プログラムによって処理される処理名を設定した業務オブジェクトを画面プログラムの図形要素に関連付けて生成する生成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする業務フロー編集プログラム。
  2. 前記業務システム分析結果読込手順によって読み込まれた情報のうち、いずれの業務オブジェクトにも埋め込まれていない情報を出力する未使用資産出力手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の業務フロー編集プログラム。
  3. 変更対象として指定された業務プロセスに対応する業務オブジェクトに含まれる情報のうち、電算処理に係る情報を出力する変更対象資産出力手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の業務フロー編集プログラム。
  4. 業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を編集する業務フロー編集装置であって
    業務システムで実行される、画面プログラムを含む電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込手段と、
    前記画面プログラムを含めて前記業務フロー図に組み込む業務プロセスの指定を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で画面プログラムの指定を受付けた場合、前記業務システム分析結果読込手段で読み込んだ前記仕様の分析した結果から、前記受付手段で受け付けた画面プログラムの図形要素と共に、当該画面プログラムにより支援される業務プロセスの名前を設定した業務オブジェクトと、画面プログラムによって処理される処理名を設定した業務オブジェクトを画面プログラムの図形要素に関連付けて生成する生成手段と、
    を備えたことを特徴とする業務フロー編集装置。
  5. 業務システムで実行される電算処理を含んだ業務の流れを表現する業務フロー図を電子的に編集する業務フロー編集方法であって
    コンピュータが、
    業務システムで実行される、画面プログラムを含む電算処理の仕様を分析した結果を読み込む業務システム分析結果読込工程と、
    前記画面プログラムを含めて前記業務フロー図に組み込む業務プロセスの指定を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で画面プログラムの指定を受付けた場合、前記業務システム分析結果読込工程で読み込んだ前記仕様の分析した結果から、前記受付工程で受け付けた画面プログラムの図形要素と共に、当該画面プログラムにより支援される業務プロセスの名前を設定した業務オブジェクトと、画面プログラムによって処理される処理名を設定した業務オブジェクトを画面プログラムの図形要素に関連付けて生成する生成工程と、
    を実行することを特徴とする業務フロー編集方法。
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