JP2008216665A - シート状光伝送体及びその製造方法、並びに照光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明な有機重合体からなる平面状のコア部1の上下両面を1層以上のクラッド部2で覆った柔軟可撓性シート状光伝送体であって、以下の式(1)〜(3)を満たし、コア部1の左右両側端面3はクラッド部に覆われておらず、シート状光伝送体の左右両側端面のJIS B0601の表面粗さRaが1μm以下であるシート状光伝送体。
5≦L/d≦40000、 0.05≦d≦1.0 (1)
b≦d/2−0.01 (2) 0.002≦b≦0.25 (3)
L(mm)はシート状光伝送体のシート幅、d(mm)はシート厚さ、b(mm)はクラッド部の厚さ。
【選択図】図1
Description
該シート状光伝送体のシート幅をL(mm)、シート厚さをd(mm)としたとき、下記式(1)
5≦L/d≦40000、 0.05≦d≦1.0 (1)
を満たし、該クラッド部の厚さをb(mm)としたとき、下記式(2)及び(3)
b≦d/2−0.01 (2)
0.002≦b≦0.25 (3)
を満たし、該コア部の左右両側端面はクラッド部に覆われておらず、且つ、シート状光伝送体の左右両側端面のJIS B0601に従って測定される表面粗さRaが1μm以下である事を特徴とするシート状光伝送体である。
5≦L/d≦40000、 0.05≦d≦1.0 (1)
を満たす。さらに、L/dの下限値は7(mm)が好ましく、10(mm)がより好ましい。L/dの上限値は10000(mm)が好ましく、1000(mm)がより好ましい。dの下限値は0.1(mm)が好ましく、0.2(mm)がより好ましい。dの上限値は0.8(mm)が好ましい。dの下限値はシート状光伝送体の強度などの点で意義があり、dの上限値は柔軟可撓性などの点で意義がある。L/dの下限値は、側端面での光漏れの抑制し、シート端面までの十分な光量の保持、漏光均一性などの点で意義があり、その結果として広範囲の照射を可能とする。L/dの上限値は、光の入射部近辺における光量の均一性、あるいは漏光均一性などの点で意義がある。
b≦d/2−0.01 (2)
を満たす。さらに上記式(2)を満たすと共に、図2に示すように下記式(6)を満たすことが好ましく、下記式(7)を満たすことがより好ましく、下記式(8)を満たすことが特に好ましい。
0.1≦d≦0.9 及び 0.005≦b≦0.1 (7)
0.2≦d≦0.8 及び 0.01≦b≦0.05 (8)
上記式(2)は、十分な光量を伝送する点で意義がある。上記式(6)〜(8)のdの下限値は、シート状光伝送体を製造する際の押出成形の安定性などの点で意義がある。dの上限値は、柔軟可撓性などの点で意義がある。bの下限値は、クラッドからの光漏れの抑制などの点で意義がある。bの上限値は、クラッド部からの漏光の減衰防止、側面での漏光の維持、製造コストなどの点で意義がある。
1.0< ηA/ηB ≦ 6.0 (4)
を満たすことが好ましい。さらに、ηA/ηBの下限値は1.1が好ましく、上限値は4.0が好ましい。ηA/ηBの下限値は、2層のクラッド層の内側に均一なコア層を形成し、シートの厚み斑を抑制する点などの点で意義がある。ここで成形温度とは、スリットダイの温度などを意味する。また、20/s以上10000/s以下に設定したせん断速度の範囲は、シート状光伝送体を賦形する際に用いるスリットダイにより形成される樹脂流路中に存在する樹脂材料のせん断速度に基づいて設定されたものである。
n1>n2>n3> ・・・ >nm>nm+1 (5)
(n1 2−nm+1 2)1/2≧0.40 (6)
を満たすことが好ましい。
CH2=CX−COO(CH2)m(CF2)nY (I)
(式中、Xは水素原子又はメチル基、Yは水素原子又はフッ素原子を示し、mは1又は2、nは1〜12の整数を示す。)
で表されるフルオロアルキル(メタ)アクリレートの単位(A)15〜90質量%と、他の共重合可能な単量体の単位(B)10〜85質量%からなる共重合体を挙げることができる。
CF2=CF−(OCF2CF(CF3))aO−Rf2 (II)
(式中、Rf2は炭素原子数が1〜8個のアルキル基若しくはフルオロアルキル基又はアルコキシルアルキル基若しくはフルオロアルコキシルアルキル基を示し、aは0〜3の整数である。)
で示されるものである。
CF2=CFO(CF2)n−OCF3 (III)
(式中、nは1〜3の整数)
CF2=CF(OCF2CF(CF3))nO(CF2)mCF3 (IV)
(式中、nは0〜3の整数、mは0〜3の整数)
CF2=CFO(CH2)n(CF2)mCF3 (V)
(式中、nは1〜3の整数、mは0〜3の整数)
CF2=CFO(CH2)nCH3 (VI)
(式中、nは0〜3の整数)
の何れかによって表わされる化合物の単位であることが好ましい。
D=(d2/d1)2 (9)
から算出される延伸率Dが、1.0〜3.0であることが好ましく、1.4〜2.5であることがより好ましい。延伸率Dの下限値は、シート状光伝送体の機械的強度、ボビンに巻いた状態での保存性、屈曲された時の耐破断性などの点で意義がある。延伸率Dの上限値は、100℃付近で使用されるときの熱収縮による光伝送性能の悪化防止などの点で意義がある。
NA=sin{tan-1(L1/L2)} 式(10)
で定義される光源の開口角NAが0.15以上の光源を用いることが好ましい。
測定には示差走査熱量計(DSC)(セイコーインスツルメンツ社製、装置名DSC−220)を使用した。サンプルを、昇温速度10℃/分で200℃まで昇温し、その状態で5分間保持して溶融させた後、降温速度10℃/分で0℃まで降温させた。この操作を再度繰り返して行い、この時の結晶融解熱を求めた。
溶融プレスにより厚さ200μmのフィルム状の試験片を形成し、アッベの屈折計を用い、25℃におけるナトリウムD線の屈折率(nD25)を測定した。
メルトフローレート(MFR)は、日本工業規格JIS K7210に準じて測定した。210℃、荷重5kgf(49N)の条件下で直径2mm、長さ8mmのノズルから10分間に吐出される重合体量(g/10分)を測定した。
ロザンド社製ツインキャピラリーレオメーター(装置名RH7−2)を用い、ダイ直径1mm、ダイ全長16mm、測定温度230℃の条件下で、せん断速度20〜10000(/s)の時のせん断粘度を測定した。
シート状光伝送体を150℃の恒温槽に20分放置した時に、熱処理前の糸直径をd1、熱処理後の糸直径をd2とした場合に、(延伸率)=(d2/d1)2から算出した。
シート状光伝送体の左右両側端面を表面粗さ測定機(小坂研究所製、装置名サーフコーダーSE−30H)を用い、JIS B0601に準じて、中心線平均粗さRa測定した。
平均シート厚は、1mのサンプルのうち15点シート厚を測定して平均値を求め、シート厚3sは標準偏差sを3倍したものである。
平均クラッド厚は、1mのサンプルを15分割してクラッド厚を測定して平均値を求め、クラッド厚3sは標準偏差sを3倍したものである。
断面形状は、サンプルを割断し表面を十分研磨した後断面形状を目視及び顕微鏡で観察した結果であり、より均一な形状である順に◎、○、△、×で表記した。
漏光均一性は、図4(a)のようにLED光源の光(開口角=0.17)を一端面から入射した際の漏光を目視で確認した結果である。より均一な漏光である順に◎、○、△、×で表記した。
シート柔軟性は、サンプルを折り曲げた際にどの程度の柔軟性があるかを確認した結果であり、破断が発生したり、折り曲げることが出来なかったものを×とし、屈曲の度合いに応じて◎、○、△、×と表記した。
図5に示す装置構成において、シート状物を製造した。ノズル12は、コア材とクラッド材を合流して2層構造を形成するノズルの下流にスリット状吐出口の幅40mm、厚さ0.5mmの拡幅部を有するノズルを用いた。ニップロール13(冷却ロール)にはポリッシングロールを使用し、ロール間隙は吐出口厚さより僅かに薄い0.4mmとし、冷却装置16にて冷却する構成とした。
実施例1で得られたシート状物原反の両側端部を48μmの厚みでカットし、粒度1μmのラッピングフィルムでシート状物の幅が40mmとなるように研磨した以外は、実施例1と同じ条件でシート状光伝送体を製造した。得られたシート状光伝送体における左右両側端面の表面粗さRaは1.10μmであった。
シート幅、シート厚、及びクラッド厚を表1に示すように変更したこと以外は実施例1と同じ条件でシート状物を製造した。
シート状光伝送体におけるクラッド厚bを195μmにした以外は実施例1と同じ条件でシート状物を作製した。各種数値及び断面形状、漏光均一性、シート柔軟性の表結果を表1に示す。得られたシートは、断面形状は良好であったものの、コア部の厚みが薄くなり、伝送することができなかった。
コア材にMFRの大きいPMMA(MFR=20)を用いた以外は、実施例1と同じ条件でシート状物を製造した。20/s〜10000/sの範囲でのせん断粘度比ηA/ηBは、0.58〜1.23であった。得られたシートの平均寸法は、幅30mm、厚さ0.24mm、クラッド材の厚みは60μmであった。このシート状物の延伸率を測定すると1.3であった。またシート状物の左右両側端面の表面粗さRaは0.06μmであった。
クラッド材にVP−100(商品名、ダイキン工業(株)製、VdF/TFE=80/20mol%、MFR=45、屈折率1.402、結晶融解熱59mJ/mg)を用いた以外は、実施例1と同じ条件でシート状物を製造した。20/s〜10000/sの範囲でのせん断粘度比ηA/ηBは、2.05〜4.85であった。得られたシートは、幅40mm、厚さ0.4mm、クラッド材の厚みは22μmであり、断面のどの部分でもシート厚、クラッド厚共に均一であった。このシート状物の延伸率を測定すると1.3であった。またシート状物の左右両側端面の表面粗さRaは、0.06μmであった。
クラッド材にVP−2000(商品名、ダイキン工業(株)製、VDF/TFE/HFP=48/439 (wt%)、MFR=45、屈折率1.374、結晶融解熱14mJ/mg)を用いた以外は、実施例1と同じ条件でシート状物を製造した。20/s〜10000/sの範囲でのせん断粘度比ηA/ηBは、1.43〜3.39であった。得られたシートは、幅26mm、厚さ0.3mm、クラッド材の厚みは32μmであり、断面のどの部分でもシート厚、クラッド厚共に均一であった。このシート状物の延伸率を測定すると1.3であった。また、シート状物の左右両側端面の表面粗さRaは、0.06μmであった。
クラッド材にLJ−202042(商品名、住友3M(株)製、VDF/TFE/HFP/FVEの共重合体、MFR=21、屈折率1.350、結晶融解熱8mJ/mg)を用いた以外は、実施例1と同じ条件でシート状物を製造した。20/s〜10000/sの範囲でのせん断粘度比ηA/ηBは、1.71〜4.04であった。得られたシートは、幅18mm、厚さ0.35mm、クラッド材の厚みは20μmであり、断面のどの部分でもシート厚、クラッド厚共に均一であった。このシート状物の延伸率を測定すると2.0であった。またシート状物の左右両側端面の表面粗さRaは、0.06μmであった。
クラッド材にTHV220G(商品名、ダイニオン社製、VDF/TFE/HFP=40/40/20(wt%)、MFR=12、屈折率1.364、結晶融解熱5mJ/mg以下)を用いた以外は、実施例1と同じ条件でシート状物を製造した。20/s〜10000/sの範囲でのせん断粘度比ηA/ηBは、1.81〜3.73であった。得られたシートは、幅40mm、厚さ0.39mm、クラッド材の厚みは41μmであり、断面のどの部分でもシート厚、クラッド厚共に均一であった。このシート状物の延伸率を測定すると1.3であった。またシート状物の左右両側端面の表面粗さRaは、0.06μmであった。
クラッド材にTHV610G(商品名、住友3M(株)製、VDF/TFE/HFP=20/60/20(wt%)、MFR=6、屈折率1.350、結晶融解熱85mJ/mg以上)を用いた以外は、実施例1と同じ条件でシート状物を製造した。20/s〜10000/sの範囲でのせん断粘度比ηA/ηBは、0.91〜1.87であった。得られたシートは、幅40mm、厚さ0.28mm、クラッド材の厚みは49μmであった。このシート状物の延伸率を測定すると1.3であった。またシート状物の左右両側端面の表面粗さRaは、0.06μmであった。
実施例1で製造したシート状光伝送体(シート長1m)において、左右両側端部に側面漏光防止層として屈折率1.5064の紫外線硬化樹脂をコーティングした。シート状光伝送体に実施1と同様の方法で図4(a)に示すように一端面からLED光源の光を入射した。このシート型光伝送体は、側面漏光防止層を設ける前には、側面及び側端面全体が均一に漏光するシート状光伝送体であったが、側面漏光防止層を設けることにより、側端面からの漏光が除去された、側面のみで漏光するシート型光伝送体であった。
実施例1で製造したシート状光伝送体(シート長1m)において、左右両側端部に黒色塗料を塗布して遮光層を設けた。このシート状光伝送体に実施1と同様の方法で図4(a)に示すように一端面からLED光源の光を入射した。このシート型光伝送体は、遮光層を設ける前には、側面及び側端面全体が均一に漏光するシート状光伝送体であったが、遮光層を設けることにより、側端面からの漏光が除去された、側面のみで漏光するシート型光伝送体であった。
実施例1で製造したシート状光伝送体(シート長1m)のシート中央部分の、長さ40mm程の範囲に、サンドブラスト法を用いて粗面化処理を行い、コア部を露出させた。このシート状光伝送体の両側端面の中心部分に図4(a)に示すようにそれぞれ1個のLED光源を設置して光を入射すると、粗面化処理を施した部分から集中的に外部に光が漏光する側面漏光型のシート状光伝送体であった。
実施例1で製造したシート状光伝送体(シート長1m)に、実施例7と同じ条件でサンドブラスト法を用いて粗面化処理を行い、コア部を露出させた。このシート状光伝送体の端部の両端部分に図4(b)に示すようにそれぞれ2個のLED光源を設置して光を入射すると、粗面化処理を施した部分から集中的に外部に光が出射する側面漏光型のシート状光伝送体であり、しかも漏光量は実施例7よりも大きかった。
「VP−50」:ダイキン工業(株)製、VdF/TFE=80/20mol%、MFR=15
「VP−100」:ダイキン工業(株)製、VdF/TFE=80/20mol%、MFR=30
「VP−2000」:ダイキン工業(株)製、VDF/TFE/HFP=48/43/9 (wt%)、MFR=45
「LJ202042」:住友3M(株)製、VDF/TFE/HFP/FVEの共重合体、MFR=21
「THV220G」:住友3M(株)製、VDF/TFE/HFP=40/40/20(wt%)、MFR=12
「THV610」:住友3M(株)製、VDF/TFE/HFP=20/60/20(wt%)、MFR=6
2 クラッド部
3 左右両側端面(左右両側端部)
a コア部の厚さ
b クラッド部の厚さ
L シートの幅
d シートの厚さ
10 シート状光伝送体
10' シート状光伝送体の原反
11 LED
12 ノズル(スリットダイ式)
13 ニップロール
14 溶融押し出し機
15 定量ギアポンプ
16 冷却装置
Claims (13)
- 透明な有機重合体からなる平面状のコア部の上下両面を、少なくとも1層以上のクラッド部で覆った、柔軟可撓性シート状光伝送体であって、
該シート状光伝送体のシート幅をL(mm)、シート厚さをd(mm)としたとき、下記式(1)
5≦L/d≦40000、 0.05≦d≦1.0 (1)
を満たし、該クラッド部の厚さをb(mm)としたとき、下記式(2)及び(3)
b≦d/2−0.01 (2)
0.002≦b≦0.25 (3)
を満たし、該コア部の左右両側端面はクラッド部に覆われておらず、且つ、シート状光伝送体の左右両側端面のJIS B0601に従って測定される表面粗さRaが1μm以下である事を特徴とするシート状光伝送体。 - シート状光伝送体の成形温度において、荷重5kgf(49N)の条件で直径2mm、長さ8mmのノズルから10分間に吐出される重合体の量(g)をメルトフローレート(MFR)としたとき、コア部の材料のMFR(M1)とクラッド部の材料のMFR(M2)が、M1<M2 の関係にある請求項1に記載のシート状光伝送体。
- シート状光伝送体の成形温度において、コア部の材料のせん断粘度をηA(Pa・s)、クラッド部の材料のせん断粘度をηB(Pa・s)としたとき、せん断速度が20/s以上10000/s以下の領域でのせん断粘度の比ηA/ηBが下記式(4)
1.0< ηA/ηB ≦ 6.0 (4)
を満たす請求項1又は2に記載のシート状光伝送体。 - ナトリウムD線により25℃で測定したコア部の屈折率をn1、クラッド部の層数をmとして、コア部から第1層目のクラッド部の屈折率をn2、コア部から第2層目のクラッド部の屈折率をn3、コア部から第m層目のクラッド部の屈折率をnm+1、としたとき、下記式(5)及び(6)
n1>n2>n3> ・・・ >nm>nm+1 (5)
(n1 2−nm+1 2)1/2≧0.40 (6)
を満たす請求項1〜3のいずれか一項に記載のシート状光伝送体。 - コア部が、メタクリル酸メチルの単独重合体又は共重合体、ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、若しくは、環状ポリオレフィン系樹脂から成る請求項1〜4のいずれか一項に記載のシート状光伝送体。
- クラッド部が、フッ素化メタクリレート系重合体又はフッ化ビニリデン系重合体から成る請求項1〜5のいずれか一項に記載のシート状光伝送体。
- クラッド部が、示差走査熱量測定(DSC)における結晶融解熱が10〜80mJ/mgの範囲内にあるフッ化ビニリデン系重合体から成る請求項6に記載のシート状光伝送体。
- シート状光伝送体の左右両側端面の外側に、コア部の屈折率以上の屈折率を有する側端面漏光防止層を有する請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート状光伝送体。
- シート状光伝送体の側端面に、無彩色の樹脂からなる遮光層、或いは金属又は金属酸化物からなる遮光層を有する請求項1〜8のいずれか一項に記載のシート状光伝送体。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のシート状光伝送体を製造する為の方法であって、スリット状吐出口を有するダイを用いた溶融押出成形により該シート状光伝送体の原反を成形し、該シート状光伝送体の両側端のクラッド部をシート成形後に割断する事を特徴とするシート状光伝送体の製造方法。
- シート状光伝送体の両側端のクラッド部をシート成形後に割断する際に、両側端面のJIS B 0601に従って測定される表面粗さRaが1μm以下に平滑化された状態を形成するように割断する請求項10に記載のシート状光伝送体の製造方法。
- シート状光伝送体の両側端のクラッド部をシート成形後に割断する為に、ダイヤモンド刃を使用した鏡面切削機を用いる請求項10又は11に記載のシート状光伝送体の製造方法。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のシート状光伝送体と、該シート状光伝送体の少なくとも一端に光学的に接続した光源装置とを有する照光装置であって、該シート状光伝送体の側面の一部の粗面化処理された部分、又はクラッド部が除去された部分から外部に漏光させることを特徴とする側面漏光型照光装置。
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