JP2008213420A - 化粧シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エチレン共重合体及び発泡剤を含む発泡樹脂層製造用組成物を樹脂架橋及び発泡させてなる発泡樹脂層を含む化粧シートであって、
(1)前記エチレン共重合体は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれる少なくとも1種であり、
(2)前記エチレン共重合体は、(メタ)アクリル酸単位含量が4〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステル単位含量が0〜25質量%であり、且つ、メルトフローレート(190℃)が10〜100g/10分である、
ことを特徴とする化粧シート。
【選択図】なし
Description
EVAは、可塑剤を用いなくても柔軟であり、しかも低温特性や耐光性に優れており、更に加工安定性も良好であるため、発泡樹脂層の樹脂成分として好ましい。また、人体に対して無害である点でも好ましい。さらに、EVAは他の樹脂との接着性が高いため、2層以上の樹脂層を含む化粧シートを作製し易い。
1. エチレン共重合体及び発泡剤を含む発泡樹脂層製造用組成物を樹脂架橋及び発泡させてなる発泡樹脂層を含む化粧シートであって、
(1)前記エチレン共重合体は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれた少なくとも1種であり、
(2)前記エチレン共重合体は、(メタ)アクリル酸単位含量が4〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステル単位含量が0〜25質量%であり、且つ、メルトフローレート(190℃)が10〜100g/10分である、
ことを特徴とする化粧シート。
2. 前記組成物がさらに架橋剤を含む、上記項1に記載の化粧シート。
3. 前記架橋剤を、前記エチレン共重合体100質量部に対して0.1〜2質量部含む、上記項2に記載の化粧シート。
4. 前記発泡剤を、前記エチレン共重合体100質量部に対して0.5〜10質量部含む、上記項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
5. 発泡樹脂層製造用組成物が、更に多価アルコール及びその多量体から選ばれた少なくとも1種を前記エチレン共重合体100質量部に対して0.1〜5質量部含む、上記項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
6. 発泡樹脂層製造用組成物が、更に無機化合物を前記エチレン共重合体100質量部に対して5〜200質量部含む、上記項1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
7. 前記無機化合物は、炭酸カルシウム及び酸化チタンの少なくとも1種である、上記項6に記載の化粧シート。
8. 前記樹脂架橋は、電子線架橋及び/又は前記架橋剤による架橋であり、該架橋により得られた架橋物のゲル分率が20〜90%である、上記項1〜7のいずれかに記載の化粧シート。
9. エチレン共重合体を含む組成物を樹脂架橋してなる架橋物の層を表面保護層とする化粧シートであって、
(1)前記エチレン共重合体は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれた少なくとも1種であり、
(2)前記エチレン共重合体は、(メタ)アクリル酸単位含量が4〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステル単位含量が0〜25質量%であり、且つ、メルトフローレート(190℃)が10〜100g/10分である、
ことを特徴とする上記項1〜8のいずれかに記載の化粧シート。
10. 前記組成物がさらに架橋剤を含む、上記項9に記載の化粧シート。
11. 前記架橋剤を、前記エチレン共重合体100質量部に対して0.1〜2質量部含む、上記項10に記載の化粧シート。
12. 前記樹脂架橋は、電子線架橋及び/又は前記架橋剤による架橋であり、前記架橋物のゲル分率が20〜90%である、上記項9〜11のいずれかに記載の化粧シート。
(1)前記エチレン共重合体は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれた少なくとも1種であり、
(2)前記エチレン共重合体は、(メタ)アクリル酸単位含量が4〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステル単位含量が0〜25質量%であり、且つ、メルトフローレート(190℃)が10〜100g/10分である、
ことを特徴とする。
発泡樹脂層製造用組成物としては、エチレン共重合体及び発泡剤を含む組成物であって、
(1)前記エチレン共重合体は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれた少なくとも1種であり、
(2)前記エチレン共重合体は、(メタ)アクリル酸単位含量が4〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステル単位含量が0〜25質量%であり、且つ、メルトフローレート(190℃)が10〜100g/10分である
ものを用いる。
上記エチレン共重合体としては、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体からなる群から選択される少なくとも1種の共重合体を用いる。
上記発泡樹脂層製造用組成物は、架橋剤を含有する組成物であってもよい。更に架橋助剤を含有してもよい。例えば、熱処理により架橋させる場合には、架橋剤及び架橋助剤を配合することが好ましい。電子線照射により架橋させる場合には、架橋剤はなくてもよいが、併用することもできる。
(発泡剤及び発泡助剤)
上記発泡樹脂層製造用組成物は発泡剤を含む。
上記発泡樹脂層製造用組成物は、無機化合物を更に含有してもよい。
上記発泡樹脂層製造用組成物は、多価アルコール及び/又はその多量体を更に含有しても良い。これらを含有することにより、発泡を促進することができる。また、発泡時の変色(黄変)を抑制することができる。
上記発泡樹脂層製造用組成物は、本発明の効果に影響を与えない範囲で上記以外の成分を含んでも良い。例えば、樹脂成分(水添石油樹脂など)、着色剤、抗酸化剤、安定化剤、UV吸収剤、難燃剤、加工助剤等が挙げられる。
本発明の化粧シートは、上記発泡樹脂層製造用組成物を樹脂架橋及び発泡させてなる発泡樹脂層を含む。
上記架橋物を発泡させる場合には、架橋物を熱処理する。熱処理条件は限定的ではなく、発泡剤の種類に応じて適宜設定できるが、通常は200〜240℃程度が好ましく、210〜230℃程度がより好ましい。熱処理時間は限定されず、熱処理温度に応じて適宜設定できるが、通常は20〜60秒間程度が好ましく、25〜40秒間程度がより好ましい。熱処理には、例えば、公知の発泡炉が利用できる。
発泡樹脂層の厚みは限定的ではないが、400〜1000μm程度が好ましく、500〜800μm程度がより好ましい。
本発明の化粧シートは、上記発泡樹脂層を含むものであればよい。本発明の化粧シートは、例えば、発泡壁紙、クッションフロアー床材、発泡レザー等として使用できる。特に、発泡壁紙又はクッションフロアー床材として使用することが好ましく、発泡壁紙として使用することがより好ましい。
以下、本発明の化粧シートについて、発泡壁紙及びクッションフロアー床材を代表例として具体的に説明する。
発泡壁紙としては、例えば、紙質基材上に、接着層、上記発泡樹脂層、装飾層及び表面保護層を順に有する発泡壁紙が挙げられる。
紙質基材は、壁紙基材として適した機械強度、耐熱性等を有する限り特に限定されず、繊維質シートが一般に使用できる。
紙質基材と発泡樹脂層との間に、さらに接着層を形成した場合、発泡樹脂層と紙質基材とをより強固に密着させることができる。
装飾層は、絵柄模様を有し、発泡壁紙に意匠性を付与する。絵柄模様としては、例えば、木目模様、石目模様、砂目模様、タイル貼模様、煉瓦積模様、布目模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、抽象模様等が挙げられる。絵柄模様は、発泡壁紙の種類に応じて選択できる。
表面保護層としては、上記エチレン共重合体又はそれに架橋剤を配合した組成物を樹脂架橋してなる架橋物の層が好ましい。特に、前記表面保護層は、上記二元共重合体を必須成分とすることが好ましく、上記三元共重合体を含有せず、上記二元共重合体のみを含有することがより好ましい。上記三元共重合体の配合量が多すぎる場合、発泡壁紙の耐スクラッチ性及び耐磨耗性が低下する原因となりやすい。二元共重合体と三元共重合体とを併用する場合の配合比は5:5〜9.5:0.5程度が好ましく、7:3〜9:1程度がより好ましい。
発泡壁紙のおもて面には、エンボス加工による凹凸模様を付してもよい。
発泡壁紙の製造方法は特に限定されない。例えば、前記発泡樹脂層製造用組成物及び接着層を形成するための組成物を各々別個のシリンダーに入れて、紙質基材上に同時に押出し積層した後、前記発泡樹脂層製造用組成物により形成された樹脂層(発泡剤含有樹脂層)上に装飾層を形成し、該発泡剤含有樹脂層を樹脂架橋させ、得られた架橋物を発泡させた後、表面保護層を装飾層上に押し出し成形することにより製造できる。
クッションフロアー床材としては、例えば、繊維質基材、非発泡樹脂層、上記発泡樹脂層、装飾層及び表面保護層を順に有する床材が挙げられる。
繊維質基材としては、上記繊維質シートと同様のものを用いることができる。
発泡樹脂層を支えるために非発泡樹脂層を設ける。
装飾層は、絵柄模様を有し、クッションフロアー床材に意匠性を付与する。絵柄模様としては、上記と同様である。
表面保護層としては、上記エチレン共重合体又はそれに架橋剤を配合した組成物を樹脂架橋してなる架橋物の層が好ましい。特に、前記表面保護層は、上記二元共重合体を必須成分とすることが好ましく、上記三元共重合体を含有せず、上記二元共重合体のみを含有することがより好ましい。上記三元共重合体の配合量が多すぎる場合、クッションフロアー床材の耐スクラッチ性及び耐磨耗性が低下する原因となりやすい。二元共重合体と三元共重合体とを併用する場合の配合比は5:5〜9.5:0.5程度が好ましく、7:3〜9:1程度がより好ましい。
クッションフロアー床材のおもて面には、エンボス加工による凹凸模様を付してもよい。
クッションフロアー床材の製造方法は特に限定されない。例えば、前記発泡樹脂層製造用組成物、非発泡樹脂層を製造するための組成物をそれぞれ、押し出し成型機のシリンダーに入れて、非発泡樹脂層と繊維質基材とが接するよう繊維質基材上に押出し積層した後、前記発泡樹脂層製造用組成物により形成された樹脂層(発泡剤含有樹脂層)上に装飾層を形成し、該発泡剤含有樹脂層を樹脂架橋させ、得られた架橋物を発泡させた後、表面保護層を装飾層上に押し出し成形することにより製造できる。
なお、シートの引張強度、伸び、ゲル分率の測定方法は、下記の通りとした。
実施例1(二元共重合体)
エチレン−メタクリル酸共重合体(メタクリル酸含量:10質量%、MFR:100g/10分、密度:940g/m3)80質量部と水添石油樹脂(「アルコンP100」、荒川化学工業製)20質量部との混合物に、該混合物100質量部に対して炭酸カルシウム粉(「ホワイトンH」、白石カルシウム(株)製)35質量部、酸化チタン粉(「タイピュアR108」、デュポン製)25質量部及びアゾジカルボンアミド(発泡剤)4質量部を配合した樹脂組成物を押出し成形することにより、裏打紙(65g/m2)上に発泡剤含有樹脂層を形成した。次に、発泡剤含有樹脂層に175kvの電子線を3Mrad照射して架橋させた後、220℃で熱処理を行って発泡樹脂層(100μm)を形成した。
エチレン−メタクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体(メタクリル酸含量:10質量%、MFR:35g/10分、密度:940kg/m3)100質量部に対して炭酸カルシウム粉(「ホワイトンH」、白石カルシウム(株)製)35質量部、酸化チタン粉(「タイピュアR108」、デュポン製)25質量部及びアゾジカルボンアミド(発泡剤)4質量部を配合した樹脂組成物を押出し成形することにより、裏打紙(65g/m2)上に発泡剤含有樹脂層を形成した。次に、発泡剤含有樹脂層に175kvの電子線を3Mrad照射して架橋させた後、220℃で熱処理を行って発泡樹脂層(500μm)を形成した。
エチレン−メタクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体(メタクリル酸含量:10質量%、MFR:35g/10分、密度:940kg/m3)80質量部とエチレン−メタクリル酸共重合体(メタクリル酸含量:10質量%、MFR:500g/10分、密度:930kg/m3)20質量部との混合物に、該混合物100質量部に対して炭酸カルシウム粉(「ホワイトンH」、白石カルシウム(株)製)35質量部、酸化チタン粉(「タイピュアR108」、デュポン製)25質量部、アゾジカルボンアミド(発泡剤)4質量部を配合した樹脂組成物を押出し成形することにより、裏打紙(65g/m2)上に発泡剤含有樹脂層を形成した。次に、発泡剤含有樹脂層に175kvの電子線を3Mrad照射して架橋させた後、220℃で熱処理を行って発泡樹脂層(500μm)を形成した。
エチレン−メタクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体(メタクリル酸含量:10質量%、MFR:35g/10分、密度:940kg/m3)70質量部とエチレン−メタクリル酸共重合体(メタクリル酸含量:10質量%、MFR:500g/10分、密度:930kg/m3)30質量部との混合物に、該混合物100質量部に対して炭酸カルシウム粉(「ホワイトンH」、白石カルシウム(株)製)35質量部、酸化チタン粉(「タイピュアR108」、デュポン製)25質量部、アゾジカルボンアミド(発泡剤)4質量部を配合した樹脂組成物を押出し成形することにより、裏打紙(65g/m2)上に発泡剤含有樹脂層を形成した。次に、発泡剤含有樹脂層に175kvの電子線を3Mrad照射して架橋させた後、220℃で熱処理を行って発泡樹脂層(500μm)を形成した。
実施例1〜4で作製した発泡壁紙の裏面にでん粉系接着剤(「ルーアマイルド」ヤヨイ化学工業(株)製)を固形分60g/m2となるように塗工後、5℃の環境下でi)石膏ボード面、ii)石膏ボードで作製された90°角の出隅部、iii)石膏ボードで作製された90°角の入隅部に貼り付け、24時間放置後の外観を観察した。なお、i)では、石膏ボード面に発泡壁紙を2枚(同一の発泡壁紙)突き付けて貼り付けた。
△:角部及び突き付け部に浮きが認められる
表1から明らかなように、二元共重合体のみを用いる場合よりも、三元共重合体単独や二元共重合体と三元共重合体との混合物を用いる場合の方が、シート(発泡壁紙)の柔軟性が高く、施工面の形状への追従性が良いことが分かる。
(表面強化性能)
実施例1〜4で作製した発泡壁紙の表面強化性能(耐磨耗性及び耐スクラッチ性)を壁紙製品規格協議会(SV協議会)制定の表面強化壁紙性能規定に記載の表面強度評価方法に基づき評価した。結果を下記表2に示す。
表2から明らかなように、作製した壁紙は表面強度が優れている。
エチレン−メタクリル酸共重合体(メタクリル酸含量:15質量%、MFR:25g/10分、密度:940kg/m3)を0.5mm×150mm×150mmのプレスシートに加工した。
エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量:10質量%、MFR:9g/10分、密度:930kg/m3)を0.5mm×150mm×150mmのプレスシートに加工した。
エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量:19質量%、MFR:2.5g/10分、密度:930kg/m3)を0.5mm×150mm×150mmのプレスシートに加工した。
エチレン−メタクリル酸共重合体(メタクリル酸含量:10質量%、MFR:100g/10分、密度:940kg/m3)80質量部、水添石油樹脂(「アルコンP100」、荒川化学工業製)20質量部、架橋剤(「パークミルD」、日本油脂(株)製、ジクミルパーオキサイド)0.5質量部、炭酸カルシウム粉(「ホワイトンH」、白石カルシウム(株)製)30質量部、酸化チタン粉(「タイピュアR108」、デュポン製)25質量部、発泡剤(「AC#3K−2」、永和化成工業製、アゾジカルボンアミド)5質量部を配合した。
更にジエチレングリコール1質量部を加えた以外は、参考例2と同様にして架橋発泡シートを作製した。
ジエチレングリコールをグリセリン1質量部に替えた以外は、参考例3と同様にして架橋発泡シートを作製した。
エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量:20質量%、MFR:20g/10分、密度:930kg/m3)90質量部、水添石油樹脂(「アルコンP100」、荒川化学工業製)10質量部、架橋剤(「パークミルD」、日本油脂(株)製、ジクミルパーオキサイド)0.5質量部、炭酸カルシウム粉(「ホワイトンH」、白石カルシウム(株)製)30質量部、酸化チタン粉(「タイピュアR108」、デュポン製)25質量部、発泡剤(「AC#3K−2」、永和化成工業製、アゾジカルボンアミド)4質量部及びステアリン酸亜鉛(発泡助剤)4質量部を配合した。
裏打紙(110μm)上に、内層(100μm)及び表層(10μm)を積層した。
裏打紙(110μm)上に、内層(100μm)及び表層(10μm)を積層した。
裏打紙(110μm)上に、内層(100μm)及び表層(10μm)を積層した。
裏打紙(110μm)上に、内層(100μm)及び表層(10μm)を積層した。
Claims (12)
- エチレン共重合体及び発泡剤を含む発泡樹脂層製造用組成物を樹脂架橋及び発泡させてなる発泡樹脂層を含む化粧シートであって、
(1)前記エチレン共重合体は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれた少なくとも1種であり、
(2)前記エチレン共重合体は、(メタ)アクリル酸単位含量が4〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステル単位含量が0〜25質量%であり、且つ、メルトフローレート(190℃)が10〜100g/10分である、
ことを特徴とする化粧シート。 - 前記組成物がさらに架橋剤を含む、請求項1に記載の化粧シート。
- 前記架橋剤を、前記エチレン共重合体100質量部に対して0.1〜2質量部含む、請求項2に記載の化粧シート。
- 前記発泡剤を、前記エチレン共重合体100質量部に対して0.5〜10質量部含む、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
- 発泡樹脂層製造用組成物が、更に多価アルコール及びその多量体から選ばれた少なくとも1種を前記エチレン共重合体100質量部に対して0.1〜5質量部含む、請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
- 発泡樹脂層製造用組成物が、更に無機化合物を前記エチレン共重合体100質量部に対して5〜200質量部含む、請求項1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
- 前記無機化合物は、炭酸カルシウム及び酸化チタンの少なくとも1種である、請求項6に記載の化粧シート。
- 前記樹脂架橋は、電子線架橋及び/又は前記架橋剤による架橋であり、該架橋により得られた架橋物のゲル分率が20〜90%である、請求項1〜7のいずれかに記載の化粧シート。
- エチレン共重合体を含む組成物を樹脂架橋してなる架橋物の層を表面保護層とする化粧シートであって、
(1)前記エチレン共重合体は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれた少なくとも1種であり、
(2)前記エチレン共重合体は、(メタ)アクリル酸単位含量が4〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステル単位含量が0〜25質量%であり、且つ、メルトフローレート(190℃)が10〜100g/10分である、
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の化粧シート。 - 前記組成物がさらに架橋剤を含む、請求項9に記載の化粧シート。
- 前記架橋剤を、前記エチレン共重合体100質量部に対して0.1〜2質量部含む、請求項10に記載の化粧シート。
- 前記樹脂架橋は、電子線架橋及び/又は前記架橋剤による架橋であり、前記架橋物のゲル分率が20〜90%である、請求項9〜11のいずれかに記載の化粧シート。
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