JP2008213349A - ヘッドの輸送・保管方法、画像形成装置の輸送・保管方法、画像形成装置におけるヘッド保存用液体の封入方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録ヘッドユニット200は、液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34と、フィルタ115を収容しているフィルタユニット113と、ヘッドタンク35とを一体化して構成され、記録ヘッドユニット200内に保存液220を充填して、ノズル211の開口にメニスカス221が形成され、フィルタ115のノズル211よりも開口断面積が小さい開口115aにメニスカス222が形成された状態にして、輸送、保管を行う。
【選択図】図8
Description
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、装置本体1の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図2で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
この記録ヘッドユニット200は、液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34と、フィルタ115を収容しているフィルタユニット113と、ヘッドタンク35とを一体化して構成され、単独で輸送、保管されるときにはこのユニットの状態で輸送、保管が行われ、また、画像形成装置に組み込まれて輸送、保管される。
まず、記録ヘッドユニット200内の保存用液体の残し量を、次の実施例1及び比較例1ないし4のようにしたものを作製した。
図9に示すように、ノズル211の開口及びノズル211より小さな開口面積のフィルタ115の開口115aにメニスカスが形成されている状態で内部に保存用液体220を封入した記録ヘッドユニット200を作製した。
図9に示すように、記録ヘッド34、フィルタ115、ヘッドタンク35のいずれにも保存用液体を封入しない記録ヘッドユニット200を作製した。
図9に示すように、記録ヘッド34とフィルタ115との間に保存用液体200を封入し、ヘッドタンク35には保存用液体を封入しない記録ヘッドユニット200を作製した。
図9に示すように、記録ヘッド34及びヘッドタンク35の途中までに保存用液体200を封入した記録ヘッドユニット200を作製した
図9に示すように、ヘッドタンク35が満タンになるまで保存用液体200を封入した記録ヘッドユニット200を作製した
(液漏れ評価試験)
図10に示すように、記録ヘッドユニット200の輸送、保管時の形態として、記録ヘッドユニット200を6面直方体とみたとき上面(ヘッドタンク35の上面)、下面(ノズル面)、左側面、右側面、前側面、後側面が、それぞれ、天面とされた形態について液漏れを確認した。天面が上面(ヘッドタンク35の上面)のとき底面は下面(ノズル面)となる形態が通常の輸送、保管形態である。
輸送後(保管後)を保存用液体からインクに置換する操作を実施し、インクに置換された後記録ヘッド34からの液滴吐出の状態をチェックシートで確認し、保存用液体からインクに置換される工程において保存用液体の残し量との相関関係を評価した。評価は、液滴が吐出され画像形成されたチェックシート状態を確認し採点を実施した。採点基準として、曲がり(着弾位置がずれているもの)1ノズルに対して「−1点」、抜け(不吐出)1ノズルに対して「−1点」の減点方式で点数化した。この結果を表2に示している。
先ず、記録ヘッドユニット200のフィルタ114にメニスカスを形成するときのフィルタ115のメニスカス保持力を予め別途測定実施する。そして、記録ヘッドユニット200内のフィルタ115よりも上の位置まで保存用液体を充填した後、維持回復機構81のキャップ82で記録ヘッド34のノズル面をキャッピングして、フィルタ115のメニスカス保持力よりも小さい吸引圧で吸引ノズル211からインクを吸引排出させる。
34…記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
35…ヘッドタンク(液体容器)
81…維持回復機構
113…フィルタユニット
115…フィルタ
115a…フィルタの開口
200…記録ヘッドユニット
211…ノズル
220…保存用液体
221…ノズルのメニスカス
222…フィルタの開口のメニスカス
Claims (6)
- 液滴を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、前記ノズルよりも上方に配置された前記ノズルの開口面積よりも小さな開口面積の開口を有する部材とを備える記録ヘッドユニットの輸送・保管を行うとき、前記記録ヘッドユニットは前記ノズルの開口及び前記部材の開口にメニスカスが形成されている状態で内部に保存用液体が封入されていることを特徴とするヘッドの輸送・保管方法。
- 請求項1に記載のヘッドの輸送・保管方法において、前記ノズルの開口に形成される前記保存用液体のメニスカス保持力をPb、前記部材の開口に形成される前記保存用液体のメニスカス保持力をPuとしたとき、Pb≦Pu、の関係にあることを特徴とするヘッドの輸送・保管方法。
- 請求項1又は2に記載のヘッドの輸送・保管方法において、前記記録ヘッドユニットが前記液体吐出ヘッドに液体を供給するヘッドタンクが一体的に設けられ、前記液体吐出ヘッドと前記ヘッドタンクとの間に液体をろ過する前記ノズルの開口面積よりも小さな開口を有するフィルタ部材が介在していることを特徴とするヘッドの輸送・保管方法。
- 液滴を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドを備える画像形成装置の輸送・保管方法であって、前記請求項1ないし3のヘッドの輸送・保管方法で画像形成装置を輸送・保管することを特徴とする画像形成装置の輸送・保管方法。
- 液滴を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、前記記録ヘッドよりも上方に配置された前記ノズルの開口面積よりも小さな開口面積の開口を有する部材とを備える記録ヘッドユニットと、
前記液体吐出ヘッドのノズルからヘッド内の液体を吸引する維持回復機構と、を備え、
前記記録ヘッドユニット内に保存用液体を充填した後、
前記ノズルの開口に形成される前記保存用液体のメニスカス保持力をPb、前記部材の開口に形成される前記保存用液体のメニスカス保持力をPu、前記維持回復機構による吸引力をPとしたとき、Pb≦P≦Pu、の関係を維持しながら前記維持回復機構によって前記記録ヘッドユニットに充填される保存用液体を前記ノズルから吸引して、前記ノズルの開口及び前記部材の開口には前記保存用液体のメニスカスが形成されている状態で前記保存用液体を封入する
ことを特徴とする画像形成装置におけるヘッド保存用液体の封入方法。 - 液滴を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドを備える画像形成装置の輸送・保管方法であって、前記請求項5に記載のヘッド保存用液体の封入方法で保存溶液体を封入して画像形成装置を輸送・保管することを特徴とする画像形成装置の輸送・保管方法。
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