JP2012171348A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録ヘッド10に充填液を充填するステップと、充填液が充填された記録ヘッド10と充填液が充填されていないディストリビュータ11及び流路部材31を介して充填液が充填されていないサブタンク30のサブタンク袋33を接続するステップと、サブタンク30のサブタンク袋33内に、サブタンク30から記録ヘッド10に至る供給流路内に封入されたエアーの体積変化に追従してサブタンク袋33が変形可能な量のエアーを封入するステップと、メインタンク20とサブタンク30とを流路が遮断された状態で接続するステップとを行う。
【選択図】図3
Description
液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに供給する液体を収容するメインタンクと、
前記メインタンクと前記記録ヘッドとの間に介在して、前記液体を一時貯留するサブタンクと、
前記サブタンクと前記記録ヘッドとをつなぐ流路を形成する流路部材と、を備え、
前記サブタンクは可撓性部材で形成されたパック状の袋部材を有する画像形成装置に充填液を充填して出荷する出荷方法であって、
前記記録ヘッドに前記充填液を充填するステップと、
前記充填液が充填された前記記録ヘッドと前記充填液が充填されていない前記流路部材を介して前記充填液が充填されていない前記サブタンクを接続するステップと、
前記サブタンクの前記袋部材内に、前記サブタンクから前記記録ヘッドに至る供給流路内に封入されたエアーの体積変化に追従して前記袋部材が変形可能な量のエアーを封入するステップと、
前記メインタンクと前記サブタンクとを流路が遮断された状態で接続するステップと、を行う
構成とした。
液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに供給する液体を収容するメインタンクと、
前記メインタンクと前記記録ヘッドとの間に介在して、前記液体を一時貯留するサブタンクと、
前記サブタンクと前記記録ヘッドとをつなぐ流路を形成する流路部材と、を備え、
前記サブタンクは可撓性部材で形成されたパック状の袋部材と、前記袋部材内の液体残量の上限値及び下限値を検出する手段とを有する画像形成装置に充填液を充填して出荷する出荷方法であって、
前記記録ヘッドに前記充填液を充填するステップと、
前記充填液が充填された前記記録ヘッドと前記充填液が充填されていない前記流路部材を介して前記充填液が充填されていない前記サブタンクを接続するステップと、
前記サブタンクの前記袋部材内に、前記袋部材が前記上限値と下限値との間の容積になる量のエアーを封入するステップと、
前記メインタンクと前記サブタンクとを流路が遮断された状態で接続するステップと、を行う
構成とした。
この画像形成装置は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の液体であるインクを吐出する複数の記録ヘッド10y、10m、10c、10k(以下、色の区別をしないときは、y、m、c、kのサブ符号を添えない符号を用いる。他の部材等についても同様である。)を図示しないヘッド保持部材に一体的に保持したヘッドアレイユニット1を備えている。このヘッドアレイユニット1は、用紙送り方向に沿って移動可能に配置されている
前述したようにインク供給系は、主にメインタンクであるインクカートリッジ20、サブタンク30、ディストリビュータ11、記録ヘッド10の各ヘッド101及びヘッドタンク103から構成される。
この所定の容量範囲は、サブタンク30から記録ヘッド10に至る供給流路内に封入されたエアーの体積変化に追従して袋部材33が変形可能な量であり、例えば、予め定めた装置の動作保証温度範囲内で環境温度が変化することで供給流路内のエアーが膨張、収縮するときにサブタンク袋33が変形して変化分を吸収できる量である。
この状態で出荷した場合、輸送や保管時の温度変化において、特に低温環境下で内部のエアーが収縮した時にはサブタンク袋33が出荷時の状態より収縮することができない(萎まない)ために、供給流路内部が減圧した状態となる。供給流路内が減圧状態になるとヘッド101とゴムシート130の密着面からエアー400が入り込んでヘッド101のノズルから内部に気泡が侵入し、インク置換時に排出できずに吐出不良を生じるという不具合が発生する。
この状態で出荷した場合、輸送や保管時の温度変化において、特に高温環境下で内部のエアーが膨張した時にはサブタンク袋33が出荷時の状態より膨らむことができないために、供給流路内部が加圧状態となる。供給流路内部が加圧状態になると、ヘッド101とヘッドタンク103内に充填されている充填液500がヘッド101のノズル面とゴムシート130の密着面の間から漏れ出すという不具合が発生する。
まず、記録ヘッド10(上記の例ではヘッド101及びヘッドタンク103を含む)内に充填液を充填する。
本実施形態では、サブタンク30は、サブタンク袋33の外側を密閉された樹脂材料などで形成されたタンクケース93で覆われ、タンクケース93内部をエアーによって加圧する加圧ポンプ91と減圧する減圧ポンプ92と、タンクケース93内を大気に開放する大気開放弁94を備えている。また、ディストリビュータ11の上部に大気に開放可能な大気開放弁90を備えている。
まず、図6に示すように、サブタンク袋33内のエアーを抜く作業を行う。この作業では、ディストリビュータ11上部の大気開放弁90を開く。そして、サブタンク30のタンクケース93内を加圧するために大気開放弁94を閉じてタンクケース93内を密閉状態にする。そして、加圧ポンプ91を駆動してサブタンク30のタンクケース93内にエアーを供給することにより、サブタンク袋33をエアーによって押し潰す。このとき、サブタンク袋33内のエアーはディストリビュータ11上部の大気開放弁90を通じて排出される。そして、所定時間後、加圧ポンプ91を停止すると同時にハードケース93の大気開放弁94を開いてタンクケース93内部を大気圧に開放する。
本実施形態のサブタンク30は、可撓性袋部材ではなく、成型樹脂などのタンクケース60を有している。このタンクケース60の上部には大気連通路61が設けられている。
本実施形態は、シリアル型画像形成装置のインク供給系に適用したものである。シリアル型画像形成装置にも、本発明前記第1実施形態などと同様に適用することができ、サブタンク袋33内のエアー量を所定量にすることで、輸送や保管時の温度変化で充填液が漏れだしたり、内部にエアーが引き込まれたりすることを防止できる。
2 メインタンクユニット
3 サブタンクユニット
4 給紙機構
5 用紙
6 用紙搬送機構
7 搬送ガイド板
10、10k、10c、10m、10y 記録ヘッド
11 分配部材
20 インクカートリッジ(メインタンク)
21 供給チューブ
30 サブタンク
31 供給チューブ
33 サブタンク袋(袋部材)
35 下限センサ
36 上限センサ
60 タンクケース
63 圧力吸収パック(袋部材)
93 タンクケース
101 ヘッド
Claims (3)
- 液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに供給する液体を収容するメインタンクと、
前記メインタンクと前記記録ヘッドとの間に介在して、前記液体を一時貯留するサブタンクと、
前記サブタンクと前記記録ヘッドとをつなぐ流路を形成する流路部材と、を備え、
前記サブタンクは可撓性部材で形成されたパック状の袋部材を有する画像形成装置に充填液を充填して出荷する出荷方法であって、
前記記録ヘッドに前記充填液を充填するステップと、
前記充填液が充填された前記記録ヘッドと前記充填液が充填されていない前記流路部材を介して前記充填液が充填されていない前記サブタンクを接続するステップと、
前記サブタンクの前記袋部材内に、前記サブタンクから前記記録ヘッドに至る供給流路内に封入されたエアーの体積変化に追従して前記袋部材が変形可能な量のエアーを封入するステップと、
前記メインタンクと前記サブタンクとを流路が遮断された状態で接続するステップと、を行う
ことを特徴とする画像形成装置の出荷方法。 - 前記サブタンクに封入するエアー量は、装置の動作保証温度内における温度変化による前記供給流路内に封入されたエアーの体積変化に追従して前記袋部材が変形可能な量であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の出荷方法。
- 液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに供給する液体を収容するメインタンクと、
前記メインタンクと前記記録ヘッドとの間に介在して、前記液体を一時貯留するサブタンクと、
前記サブタンクと前記記録ヘッドとをつなぐ流路を形成する流路部材と、を備え、
前記サブタンクは可撓性部材で形成されたパック状の袋部材と、前記袋部材内の液体残量の上限値及び下限値を検出する手段とを有する画像形成装置に充填液を充填して出荷する出荷方法であって、
前記記録ヘッドに前記充填液を充填するステップと、
前記充填液が充填された前記記録ヘッドと前記充填液が充填されていない前記流路部材を介して前記充填液が充填されていない前記サブタンクを接続するステップと、
前記サブタンクの前記袋部材内に、前記袋部材が前記上限値と下限値との間の容積になる量のエアーを封入するステップと、
前記メインタンクと前記サブタンクとを流路が遮断された状態で接続するステップと、を行う
ことを特徴とする画像形成装置の出荷方法。
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