JP2008212353A - 電源切断制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動物を固定物から離脱する際に、電源切断予告操作を必要とすることなく、メモリなどの電子回路の破損やデータの破壊が確実に防止されるようにする。
【解決手段】ロック機構と電源切断予知機構と電源制御装置とからなる。ロック機構は、固定物にロック位置とロック解除位置の間を移動自在に設けられたロック部材を有し、ロック部材は可動物が固定物に装着されたときは可動物を固定物にロックする位置に保持され、ロック解除操作によりロック解除位置まで移動されたときはその位置に保持される。電源切断予知機構は、ロック部材がロック解除位置に移動されたことを直接又は間接に検知する離脱予知スイッチからなる。電源制御装置は、離脱予知スイッチの検知信号に基づいて、電源を供給する通常処理から、可動物のデータ処理装置のデータ保存処理又はデータのバックアップ処理に移行し、その後、電源切断処理を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、固定物に差し込み・引き抜きにより着脱可能に結合される可動物にデータ処理装置が備えられ、可動物が固定物に結合されている状態でその固定物側から分離可能なコネクタを介してデータ処理装置に電源が供給される場合に用いられる電源切断制御装置に関する。
例えば、パチンコホールなどの遊技場では、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機の側方に、現金投入やカード挿入によってパチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を貸し出す台間機が設置され、遊技機と台間機によって遊技島が構成されている。遊技機はホール床面に固着された固定物に相当するものであり、遊技島に設けてある主電源装置から直接に電源が供給される。台間機は、通常、台間機本体と遊技島に固定された固定物に相当する保持枠とに分離して構成され、台間機本体は保持枠に対して前後方向の差し込み・引き抜き(装着・離脱)により着脱可能に結合される可動物に相当するものであり、その台間機本体には紙幣鑑別機やカード処理機などのデータ処理装置が設けられている。
台間機をこのように台間機本体と保持枠に分離して構成し、台間機本体を保持枠に着脱可能に保持する理由は、紙幣鑑別機やカード処理機に、紙幣詰まり、カード詰まり、遊技媒体詰まり、その他の不具合が発生することがあり、その不具合解消作業、その他のメンテナンスを行うために、台間機本体を遊技島から引き抜くことが必要であるためである。
従って、台間機本体の紙幣鑑別機やカード処理機などに必要な電源は、遊技島に設けてある主電源から供給しているが、台間機本体を保持枠から分離可能にするため、台間機本体と保持枠に、台間機本体を保持枠に差し込んで結合(装着)するときは自動的に接続し、台間機本体を保持枠から引き抜く(離脱)ときは自動的に分離される分離・接続可能なコネクタを設けて、遊技島の主電源からそのコネクタを介して台間機本体に設けてある電源制御装置に電源を供給し、その電源制御装置により紙幣鑑別機やカード処理機などへの電源供給を制御するようになっている。
そして、台間機には、台間機本体を保持枠に装着したときは、メンテナンスを行うなどの必要時以外は、台間機本体が保持枠から、とくにコネクタが不用意に分離することを防ぐため、ロック機構が設けられている。
特開2002−11237号公報 特開2003−10529号公報
上記台間機においては、メンテナンスを行う際は、ロック機構を解除する作業と、ロックを解除された台間機本体を保持枠から引き抜く離脱作業とを必要とするが、コネクタは台間機本体が保持枠から離間すると同時に分離されるように取り付けられているため、ロック機構のロック解除作業に引き続き、台間機本体の離脱作業を行うと、紙幣鑑別機やカード処理機などのデータ処理装置への電源供給が突然切断される。そのため、データ処理装置それ自体の中で、又は遊技島の中央処理装置との間で、データ保存処理又はバックアップ処理ができない場合が生じ、台間機本体又は中央処理装置のメモリ等の電子回路あるいはデータが破壊されることが起こり得る。これを防止するためには、ロック機構のロック解除作業に先だって電源切断予告のためのスイッチなどを設け、その電源切断予告スイッチを操作した後に、ロック機構のロック解除作業及び台間機本体の離脱作業を行うことが必要となる。しかし、このような3重の作業を時系列的に行うことは非常に煩雑であり、とくに電源切断予告スイッチの操作は、忘れられる可能性が多いので、メモリなどの電子回路の破損やデータの破壊が確実に防止される保証はない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、解決しようとする課題は、固定物に差し込み・引き抜きにより着脱可能に結合される可動物にデータ処理装置が備えられ、可動物が固定物に結合されている状態でその固定物側から分離可能なコネクタを介してデータ処理装置に電源が供給される場合に用いられる電源切断制御装置において、可動物を固定物から離脱する際に、電源切断予告操作を必要とすることなく、メモリなどの電子回路の破損やデータの破壊が確実に防止されるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ロック機構のロック解除操作が行われたこと、すなわち、離脱準備行為を検知し、その検知に基づき可動物の離脱に先立って、電源制御装置により可動物のデータ処理装置のデータ保存処理又はデータバックアップ処理及び電源切断処理を確実に行った後、離脱作業が行われ、それに伴いコネクタが分離されるようにしたものである。
すなわち、本発明に係る電源切断制御装置は、(a)ロック機構と電源切断予知機構と電源制御装置とからなり、(b)ロック機構は、固定物にロック位置とロック解除位置の間を移動自在に設けられ、かつロック位置方向に付勢されたロック部材を有し、そのロック部材は、可動物が固定物に装着されたときは、その可動物を固定物にロックするとともにそのロック位置に保持され、ロック解除操作により前記付勢方向と逆方向にロック解除位置まで移動されたときは、そのロック解除位置に保持されるものであり、(c)電源切断予知機構は、可動物に設けられ、かつロック機構のロック部材がロック解除位置に移動されることを検知する離脱予知スイッチを有し、(d)電源制御装置は、可動物に設けられ、可動物が固定物に装着されている間は、前記コネクタを介してデータ処理装置に電源を供給する通常処理を行い、離脱予知スイッチからの検知信号に基づいて、データ処理装置のデータ保存処理又はデータのバックアップ処理及び電源切断処理を制御するものであることを特徴としている(請求項1)。
上記構成により、可動物を固定物に装着した状態では、ロック機構のロック部材は、ロック位置に保持される。そのロック部材をロック解除方向に移動すると、ロックが解除され、かつ、ロック部材はロック解除位置に保持され、可動物は離脱可能な状態で保持される。電源切断予知機構の離脱予知スイッチは、ロック部材がロック解除位置に移動されることを検知する。電源制御装置は、可動物が固定物に装着されている間は、コネクタを介してデータ処理装置に電源を供給する通常処理を行う。離脱予知スイッチからの検知信号に基づき、可動物のデータ処理装置のデータ保存処理又はデータのバックアップ処理及び電源切断処理を制御する。この制御は、可動物が離脱される前に、すなわち、コネクタが分離される前に終了する。可動物は離脱可能に保持されているので、固定物から安全・容易に離脱することができる。
上記電源切断制御装置において、ロック機構は、固定物に昇降自在に保持され、可動物の方向に突出するフックを有し、可動物方向に屈曲されたラッチを揺動自在に備えたロック部材と、そのロック部材を上方又は下方に付勢する第1付勢部材と、前記ラッチを可動物の方向に付勢する第2付勢部材と、可動物の固定物側の面に設けられ、その可動物が固定物に装着された状態でロック部材が第1付勢部材によりロック位置に復帰したときの前記フックを捕捉する部材と、ロック部材がロック解除位置に移動されたときに第2付勢部材により可動物の方向に移動されたラッチを捕捉する部材とからなることを特徴としている(請求項2)。
上記構成により、可動物を固定物に装着した状態では、ロック機構は、ロック部材のフックが第1付勢部材により可動物に捕捉されてロック状態を維持する。そのロック部材をロック解除方向に移動すると、フックが解放され、ロック解除位置においてラッチが第2付勢部材により揺動されて可動物に捕捉され、可動物は離脱可能な状態で保持される。
請求項3の発明は、上記電源切断制御装置において、固定物は遊技島に設けられる台間機の一構成要素である保持枠であり、可動物は前記台間機の他の構成要素である台間機本体であることを特徴としている(請求項3)。
上記電源切断制御装置において、ロック部材が第1付勢部材によりロック位置に復帰したときのフックを捕捉する部材及びロック部材がロック解除位置に移動されたときに第2付勢部材により揺動された前記ラッチを捕捉する部材は、いずれも、可動物の固定物側の背面壁とこれに設けられた孔であることが好ましい(請求項4)。
上記電源切断制御装置において、電源切断予知機構は、可動物に昇降自在に設けられ、かつその可動物が固定物に装着された状態でロック機構のロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動される作動部材と、前記可動物に設けられ、かつロック解除位置に移動される前記ロック部材と連動して移動される作動部材により動作される離脱予知スイッチとからなることが望ましい(請求項5)。
上記電源切断制御装置において、ロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動される作動部材は、上下方向中間位置に孔を有する板材であり、離脱予知スイッチは、アクチュエータが前記作動部材の孔の昇降位置に対応して設けられたマイクロスイッチであって、作動部材がロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動されたときに、アクチュエータが前記孔に入ってマイクロスイッチがOFFとなるものであることが望ましい(請求項6)。
前記離脱予知スイッチは、ロック部材のロック解除位置への移動を直接又は間接に検知するセンサであっても良い(請求項7)。
請求項1の発明によれば、ロック機構の解除操作、すなわち、可動物の離脱準備行為と連動してデータ処理装置のデータ保存処理又はデータバックアップ処理が電源切断前に自動的に行われる。また、ロック機構の解除操作を行うと、ロック解除状態が保持され、可動物を固定物から離脱することができるので、ロック機構の解除操作と可動物の離脱作業とを簡単かつ安全に行うことができる。
さらに詳しくは、ロック機構は、固定物にロック位置とロック解除位置の間を移動自在に設けられ、かつロック位置方向に付勢されたロック部材を有し、そのロック部材は、可動物が固定物に装着されたときは、その可動物を固定物にロックするとともにそのロック位置に保持され、ロック解除操作により前記付勢方向と逆方向にロック解除位置まで移動されたときは、そのロック解除位置に保持されるものであるので、解除操作をした後は、その解除操作を止めて可動物の離脱作業のみを行うことができるから、可動物の離脱を安全かつ簡単に行うことができる。また、電源切断予知機構は、可動物に設けられ、かつロック機構のロック部材がロック解除位置に移動されることを検知する離脱予知スイッチを有するので、ロック機構のロック解除操作に連動して離脱予知スイッチが作動する。すなわち、電源切断予告のための操作を必要としない。そして、離脱予知スイッチはロック部材の解除操作、すなわち、可動物の離脱準備動作を検知して、電源制御装置に離脱予知信号を与え、電源制御装置はその信号に基づいて可動物の離脱に先立ってデータ保存処理又データのバックアップ処理を行い、最後に電源切断処理を行うので、稼働中に突然に電源が切断されることによるメモリその他の電子回路など及びデータの破壊が確実に防止される。
請求項2の発明によれば、ロック機構は、固定物に昇降自在に保持され、可動物方向に突出するフックを有し、前記可動物方向に屈曲されたラッチを揺動自在に備えたロック部材と、そのロック部材を上方又は下方に付勢する第1付勢部材と、前記ラッチを可動物方向に付勢する第2付勢部材と、前記可動物の固定物側の面に設けられ、その可動物が前記固定物に装着される位置に移動された状態で前記ロック部材が第1付勢部材によりロック位置に復帰したときのフックを捕捉する部材と、前記ロック部材がロック解除位置に移動された状態で第2付勢部材により揺動された前記ラッチを捕捉する部材とからなるので、ロック部材の操作のみでロック機構のロック解除及びロック部材のロック解除位置への保持を簡単な構成で実現することができる。
請求項3の発明によれば、保持枠と台間機本体からなる台間機に適用することにより、安全かつ迅速に台間機本体の着脱ができるので、着脱作業が遊技客の遊技に及ぼす影響を最小限に止めることができる。
請求項4の発明によれば、請求項2の発明において、ロック部材が第1付勢部材によりロック位置に復帰したときのフックを捕捉する部材及び前記ロック部材がロック解除位置に移動されたときに第2付勢部材により揺動された前記ラッチを捕捉する部材は、いずれも、可動物の固定物側の背面壁とこれに設けられた孔であるので、可動物側には簡単な構成を付加するだけで済む。
請求項5の発明によれば、電源切断予知機構は、可動物に昇降自在に設けられ、かつその可動物が固定物に装着された状態でロック機構のロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動される作動部材と、可動物に設けられ、かつロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動される作動部材により動作される離脱予知スイッチとからなるので、ロック部材のロック解除位置への移動を検知する構成を容易に実現することがで
請求項6の発明によれば、ロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動される作動部材は上下方向中間位置に孔を有する板材であり、離脱予知スイッチはアクチュエータが前記作動部材の孔の昇降位置に対応して設けられたマイクロスイッチであって、前記作動部材がロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動されたときに、前記アクチュエータが前記孔に入って前記マイクロスイッチがOFFとなるものであるので、ロック機構のロック解除操作と連動して電源切断予知を自動的に行うことを簡単な構成で実現することができる。
請求項7の発明によれば、離脱予知スイッチに既知のセンサを用い、設置位置を任意に定めることができる。
次に、本発明をパチンコホールにおける台間機に適用した場合の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、台間機本体が保持枠に装着されている状態の側面図、図2はロック機構が台間機本体を保持枠にロックしている状態を示す、図1の楕円部分に対応する要部の側面図、図3はロック機構の構成を示す要部の断面図、図4はロック機構のロック部材がロック解除操作をされた状態を示す要部の側面図、図5は台間機本体が保持枠から離脱される状態を示す要部の側面図、図6はロック機構のロック部材と電源切断予知機構の離脱予知スイッチとの相互位置関係を示す要部の側面図であって、(a)はロック状態における相互位置関係を示す要部の側面図、(b)はロック解除状態における相互位置関係を示す要部の側面図、図7は電源系統を示す回路図である。
図1において、1は固定物に相当する、遊技島に固定されている保持枠であり、2は可動物に相当する、保持枠1に対して差し込み・引き抜きにより装着・離脱可能に装着されている台間機本体である。保持枠1は、平面形状がコ字形に形成されていて、台間機本体2を前後方向(図1においては左右方向)に移動して、台間機本体2の背面側に設けられた凸部2’を保持枠1の凹部に差し込むことにより台間機本体2が保持枠1に装着され、台間機本体2を引き抜くことにより保持枠1から離脱されるように構成されている。
保持枠1と台間機本体2には、台間機本体2を保持枠1に装着された位置にロックし、離脱する際にそのロックを解除されるロック機構3が設けられている。ロック機構3は、保持枠1に取り付けられたロック部材4と、台間機本体2に設けられ、ロック部材4をロック位置及びロック解除位置にそれぞれ捕捉する捕捉部材5,5a,5bとからなっている。
ロック部材4は、好ましくは台間機本体2の装着状態の保持安定性を高めるため、台間機本体2の高さの半分にほぼ等しい長さを有する金属板で形成され、図3に示すように、上下に開けられた縦長孔41に貫通した支軸42を保持枠1に固着することにより、昇降自在に支持されている。ロック部材4には、また、その上下に台間機本体2側に突出する係止部材としてフック43が設けられている。そして、保持枠1とロック部材4の間に第1の付勢部材に相当するコイルバネ44(図2参照)が張設されていて、ロック部材4は常に上方又は下方のロック位置方向に付勢されている。図示の例は、ロック部材4が上方に付勢されるようにコイルバネ44が取り付けられている。これに従い、上下のフック43は、上辺に保持枠1方向に上り傾斜するテーパー43aと、そのテーパーの上端部に切欠43bが設けられている。フック43の数と設置位置は図示の例に限定されない。
ロック部材4には、また、上下のフック43の間に、特許請求の範囲のラッチに相当するラッチレバー45が軸46により回動自在に支持され、そのラッチレバー45とロック部材4の間、図示の具体例では、ラッチレバー45の先端付近とロック部材4のラッチレバー45に関して軸46と反対側の位置との間に張設された第2の付勢部材に相当するコイルバネ47により、ラッチレバー45は、その先端のラッチ部45aがロック部材4から台間機本体2側に突出するように常に付勢されている。
台間機本体2に設けられた捕捉部材は、図示の例では、台間機本体2の背面の凸部2’の背面板5と、これに形成された、フック43及びラッチレバー45の先端が挿入可能な縦長孔5a,5bとで構成されている。ロック部材4は、コイルバネ44により上方に付勢されて縦長孔41の下端部が支軸42に当たって止められているときにロック位置に存在する。この状態で、台間機本体2が保持枠1に差し込まれると、第1捕捉部材である上下の縦長孔5aにフック43の先端が進入し、そのフックのテーパー43aが縦長孔5aの上辺に当接し、下向きの力を受けるため、ロック部材4はコイルバネ44に抗して下方に所定距離だけ押し下げられる。この所定距離とは、この時のロック部材の下方移動の際にラッチレバー45の先端が第2捕捉部材である上下の縦長孔5bに進入するに至らない距離である。
そして、台間機本体2がさらに差し込まれると、フック43のテーパー43aが、縦長孔5aの上辺から外れて切欠43bに入り込むため、ロック部材4はコイルバネ44の付勢力により、当初の位置、すなわち、ロック位置に復帰される。こうして、上下のフック43が所定の装着位置まで差し込まれた台間機本体2の上下の縦長孔5aに進入し、かつ、切欠43bに入り込んだ縦長孔5aの上辺により捕捉される。すなわち、ロック機構3が保持枠1に装着された台間機本体2をロックする。図3はそのロック状態を示す。
次に、図4に示すように、ロック状態にあるロック機構のロック部材4を、何らかの方法により、例えば、係員が手で押し下げ、又は遠隔操作される油圧シリンダなどの駆動手段により押し下げるなどして、ロック部材4をロック解除方向(図示の例では下方)に移動すると、縦長孔41の上端部が支軸42に当たって止められるまで移動されたときは、フック43は台間機本体の上下の縦長孔5aから抜脱可能な位置に存在する。すなわち、ロック機構による台間機本体のロックが解除される。また、ラッチレバー45の先端のラッチ部45aが台間機本体の中間の縦長孔5bに対向するため、コイルバネ47に付勢されているラッチレバーの先端が中間の縦長孔5bに進入し、その状態に維持される。従って、ロック部材4に対するロック解除操作を止めても、このラッチレバー45によりロック部材4はロック解除位置に保持され、ロック解除状態が維持される。
従って、係員は、ロック解除操作を行った後は、ロック解除状態を維持するための行為をする必要が無いので、台間機本体の正面側からその台間機本体を両手を用いて引き抜く作業を安全かつ簡単に行うことができる。
ところで、台間機本体2には、図7に示すように、紙幣鑑別器やカード処理機などのデータ処理装置6が搭載され、そのデータ処理装置を含む電気機器に対する電源供給を制御するための電源制御装置7が搭載されている。そして、保持枠1と台間機本体2の分離面には、遊技島に設けられている主電源10と台間機本体2の電源制御装置7とを接続する分離可能なコネクタ8a,8bが設けられていて、台間機本体2が案内手段(図示省略)により案内されて正確に保持枠1の所定位置に装着されるときは、そのコネクタ8a,8bが自動的に接続され、また、台間機本体2が保持枠1から離脱されるときは、そのコネクタ8a,8bが自動的に分離されるようになっている。
本発明においては、台間機の離脱準備行為であるロック部材のロック解除操作をすると、これを検知して、電源制御装置7に電源切断予告信号を与える電源切断予知機構9を備えてある。この電源切断予知機構9は、台間機本体2に昇降自在に設けられ、かつ台間機本体2が保持枠1に装着された状態でロック部材4がロック解除位置に移動されるとき、これに連動して移動される作動部材91と、台間機本体2に設けられ、ロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動される作動部材により動作される離脱予知スイッチ、例えばマイクロスイッチ92とからなっている。
図6に示す例では、作動部材91は検出レバーで構成され、その検出レバー91は付勢部材の一例としてのコイルバネ93により常に上方に、すなわち、ロック部材4のロック解除時の移動方向と逆方向(図示の例では、上方)に付勢されている。そして、上記ロック部材4には、台間機本体2が保持枠1に装着されたときに、その台間機本体2の背面壁5に検出レバー91の上側において形成された孔(図示せず)に進入する作動片94が設けてあり、台間機本体2が保持枠1にロックされている状態でロック部材4をロック解除方向(図示の例では下方)に移動したときは、その作動片94がコイルバネ93に抗して検出レバー91を押し下げるようになっている。
検出レバー91には、縦長孔91aが設けてある。そして、その検出レバーの昇降領域の側部に、離脱予知スイッチの一例としてのマイクロスイッチ92が設けられ、そのマイクロスイッチ92のアクチュエータ92aのOFF動作領域が、検出レバー91の縦長孔91aの昇降移動領域を横切るように設けられている。従って、ロック部材4がロック解除方向に移動されるときは、図6(b)に示すように、これに連動して検出レバー91が同方向に移動され、その縦長孔91aがアクチュエータ92aのON・OFF動作領域と合致するため、ON動作位置に保持されていたアクチュエータ92aがOFF動作位置に移動する。その結果、マイクロスイッチ92がOFFになる。
図7に示すように、マイクロスイッチ92は、電源制御装置7に接続されていて、OFF動作状態になったとき、すなわち、ロック機構のロック部材がロック解除操作をされたときに、離脱予知信号を電源制御装置7に与える。
電源制御装置7は、その離脱予知信号を受ける前は、主電源から供給される電源に基づいて電気機器に電源供給を行う通常処理を行っているが、マイクロスイッチ92から離脱予知信号を受けると、これに基づいてデータ処理装置6にデータ保存処理又はバックアップ処理をさせる制御信号を与え、その処理に必要な時間の経過後に、電源切断処理を行う。これらの各処理に必要な時間は、数ms程度の短時間であるので、係員がロック機構3のロック解除操作を行った後、台間機本体2の正面側に回って離脱作業を行うまでの間には、当然、処理が終了している。従って、離脱作業時にコネクタ8a,8bが自動的に分離されても、メモリや電子回路及びデータが破壊されることはない。すなわち、係員は、電源切断予告スイッチなどの操作を意識することなく、換言すると、メモリや電子回路及びデータの破壊を懸念することなく、ロック機構のロック解除作業と台間機本体離脱作業のみを円滑に行うことができる。
離脱予知スイッチには、マイクロスイッチ92に限らず、ロック部材4のロック解除位置への移動を直接的又は間接的に検知するいかなるスイッチもしくはセンサを用いても良い。センサには、電磁センサ、磁気センサ、赤外線センサなどを用いることが可能である。センサを用いる場合は、センサ用の電源生成及び供給が必要になるという難点があるが、マイクロスイッチは、そのような難点がないという利点がある。
台間機本体が保持枠に装着されている状態の側面図 ロック機構が台間機本体を保持枠にロックしている状態を示す、図1の楕円部分に対応する要部の側面図。 ロック機構の構成を示す要部の断面図。 ロック機構のロック部材がロック解除操作をされた状態を示す要部の側面図。 台間機本体が保持枠から離脱される状態を示す要部の側面図。 ロック機構のロック部材と電源切断予知機構の離脱予知スイッチとの相互位置関係を示す要部の側面図であり、(a)はロック状態における相互位置関係を示す要部の側面図、(b)はロック解除状態における相互位置関係を示す要部の側面図。 電源系統を示す回路図。
符号の説明
1 保持枠(固定物)
2 台間機本体(可動物)
3 ロック機構
4 ロック部材
43 フック
44 コイルバネ(第1付勢部材)
45 ラッチレバー(ラッチ)
47 コイルバネ(第2付勢部材)
6 データ処理装置
7 電源制御装置
8a,8b コネクタ
9 電源切断予知機構
91 検出レバー(作動部材)
92 マイクロスイッチ(離脱予知スイッチ)
92a アクチュエータ
94 作動片
10 主電源

Claims (7)

  1. 固定物に差し込み・引き抜きにより装着・離脱される可動物にデータ処理装置が備えられ、前記可動物が前記固定物に装着されている状態でその固定物側から分離可能なコネクタを介して前記データ処理装置に電源が供給される場合に用いられる電源切断制御装置であって、
    (a)ロック機構と電源切断予知機構と電源制御装置とからなり、
    (b)前記ロック機構は、前記固定物にロック位置とロック解除位置の間を移動自在に設けられ、かつロック位置方向に付勢されたロック部材を有し、そのロック部材は、前記可動物が前記固定物に装着されたときは、その可動物を前記固定物にロックするとともにそのロック位置に保持され、ロック解除操作により前記付勢方向と逆方向にロック解除位置まで移動されたときは、そのロック解除位置に保持されるものであり、
    (c)前記電源切断予知機構は、前記可動物に設けられ、かつ前記ロック機構のロック部材がロック解除位置に移動されたことを検知する離脱予知スイッチを有し、
    (d)前記電源制御装置は、前記可動物に設けられ、前記可動物が前記固定物に装着されている間は、前記コネクタを介して前記データ処理装置に電源を供給する通常処理を行い、前記離脱予知スイッチからの検知信号に基づいて、前記データ処理装置のデータ保存処理又はデータのバックアップ処理及び電源切断処理を制御するものである、
    ことを特徴とする電源切断制御装置。
  2. ロック機構は、固定物に昇降自在に保持され、かつ可動物の方向に突出するフックを有するとともに、前記可動物方向に屈曲されたラッチを揺動自在に備えたロック部材と、そのロック部材を上方又は下方に付勢する第1付勢部材と、前記ラッチを前記可動物方向に付勢する第2付勢部材と、前記可動物の固定物側の面に設けられ、その可動物が前記固定物に装着された状態で前記ロック部材が第1付勢部材によりロック位置に復帰したときの前記フックを捕捉する部材と、前記ロック部材がロック解除操作によりロック解除位置に移動されたときに第2付勢部材により前記可動物の方向に移動された前記ラッチを捕捉する部材とからなることを特徴とする請求項1記載の電源切断制御装置。
  3. 固定物は遊技島に設けられる台間機の一構成要素である保持枠であり、可動物は前記台間機の他の構成要素である台間機本体であることを特徴とする請求項1記載の電源切断制御装置。
  4. ロック部材が第1付勢部材によりロック位置に復帰したときのフックを捕捉する部材及び前記ロック部材がロック解除位置に移動されたときに第2付勢部材により揺動されたラッチを捕捉する部材は、いずれも、可動物の固定物側の背面壁とこれに設けられた孔であることを特徴とする請求項2又は3記載の電源切断制御装置。
  5. 電源切断予知機構は、可動物に昇降自在に設けられ、かつその可動物が固定物に装着された状態でロック機構のロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動される作動部材と、前記可動物に設けられ、かつロック解除位置に移動される前記ロック部材と連動して移動される作動部材により動作される離脱予知スイッチとからなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電源切断制御装置。
  6. ロック解除位置に移動されるロック部材と連動して離脱予知スイッチを動作させる作動部材は、上下方向の中間位置に孔を有する板材であり、前記離脱予知スイッチは、アクチュエータが前記作動部材の孔の昇降位置に対応して備えられたマイクロスイッチであって、前記作動部材がロック解除位置に移動されるロック部材と連動して移動されたときに、前記アクチュエータが前記孔に入って前記マイクロスイッチがOFFとなることを特徴とする請求項5記載の電源切断制御装置。
  7. 離脱予知スイッチは、ロック部材のロック解除位置への移動を直接又は間接に検知するセンサであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電源切断制御装置。
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