JP2015060351A - 情報処理装置及び情報処理装置の電源オフ制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の電源オフ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フラッシュメモリへのデータ書き込み回数の増加を抑制しつつ、電源オフによるキャッシュ領域に保持したデータの損失を未然に回避する。【解決手段】不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに書き込むデータをキャッシュするキャッシュメモリと、装置への電源供給を停止する電源スイッチと、前記電源スイッチの周囲の空間の状況の変化を検出する空間変化検出部と、情報を通知する通知部と、前記空間変化検出部の検出信号に基づいて、前記電源スイッチをオフにしようとする動作を判別し、前記動作を認識したら、前記通知部に、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われていることを通知させ、その後、前記キャッシュメモリに格納されているデータを前記不揮発性メモリに書き込む制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理装置の電源オフ制御方法に関し、特に、フラッシュメモリを搭載する情報処理装置及び当該情報処理装置の電源オフにおけるフラッシュメモリへのデータ書き込みを制御する電源オフ制御方法に関する。
主記憶装置としてSSD(Solid State Drive)やeMMC(embedded Multi Media Card)等のフラッシュメモリを搭載する電子機器が増えてきている。一方、近年の半導体製造プロセス・ルールの微細化に伴い、フラッシュメモリの最大書き込み回数やデータ保持時間は減少傾向にあり、フラッシュメモリの信頼性・耐久性に対する関心が高まっている。このデータ保持時間は、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数が多くなるほど短くなる。そのため、信頼性を確保するためには、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数を抑えることが非常に重要な課題となる。
フラッシュメモリへのデータ書き込み回数を減らす方法として、通常、データアクセスが高速なRAM(Random Access Memory)などの記憶装置内にキャッシュ領域を用意し、キャッシュ領域にある程度まとまったサイズのデータをバッファしてからフラッシュメモリへのデータ書き込みを行うことで、データ書き込み回数を減らす方法が用いられる。しかしながら、フラッシュメモリへのデータ書き込みを行う前に、電源スイッチのオフなどによってデバイスへの電源供給が停止してしまった場合、RAM内に保持されていたデータは破棄されてしまうため、次回のデバイス起動時に継続利用したいデータが失われてしまうといった問題が生じる。
このような問題に対して、下記特許文献1には、対象装置の電気回路に接続する電気リード、該電気リードの電位をデジタルデータに変換する手段、該デジタルデータを蓄積記憶するためのメモリ手段および第2メモリ手段、前記デジタルデータを繰返しサンプリングして前記メモリ手段に蓄積する手段、周囲環境を検出する手段、および、前記周囲環境検出手段が検出する環境の特定のものに特定の変化があると前記メモリ手段の蓄積データを第2メモリ手段に蓄積書込みする手段、を備える、装置の状態情報収集器が開示されている。
特開2001−036978号公報
上記特許文献1の技術は、周囲環境検出手段(人体近接センサ)が周囲環境の変化(人なし/人あり)を検出すると、不揮発性の外部記憶装置(MOディスク)にデータの書き出しを行うものであり、使用者が電源スイッチをオフにする意図を持たずに単に装置に近づいただけでもデータの書き出しが実行されてしまう。そのため、この技術をフラッシュメモリへのデータ書き込みに適用すると、データ書き込み回数が増えてしまい、フラッシュメモリの寿命が短くなってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数の増加を抑制しつつ、電源オフによるキャッシュ領域に保持したデータの損失を未然に回避することができる情報処理装置及び情報処理装置の電源オフ制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに書き込むデータをキャッシュするキャッシュメモリと、装置への電源供給を停止する電源スイッチと、前記電源スイッチの周囲の空間の状況の変化を検出する空間変化検出部と、情報を通知する通知部と、前記空間変化検出部の検出信号に基づいて、前記電源スイッチをオフにしようとする動作を判別し、前記動作を認識したら、前記通知部に、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われていることを通知させ、その後、前記キャッシュメモリに格納されているデータを前記不揮発性メモリに書き込む制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに書き込むデータをキャッシュするキャッシュメモリと、装置への電源供給を停止する電源スイッチと、前記電源スイッチの周囲の空間の状況の変化を検出する空間変化検出部と、情報を通知する通知部と、を少なくとも備える情報処理装置の電源オフ制御方法であって、前記空間変化検出部の検出信号に基づいて、前記電源スイッチをオフにしようとする動作を判別する第1処理と、前記動作を認識したら、前記通知部を制御して、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われていることを通知する第2処理と、前記通知後、前記キャッシュメモリに格納されているデータを前記不揮発性メモリに書き込む第3処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の情報処理装置及び情報処理装置の電源オフ制御方法によれば、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数の増加を抑制しつつ、電源オフによるキャッシュ領域に保持したデータの損失を未然に回避することができる。
その理由は、不揮発性メモリとキャッシュメモリとを備える情報処理装置において、電源スイッチの近傍に、電源スイッチ周囲の空間の状況の変化を検出する空間変化検出部(人感センサ)を設けると共に、光や音で使用者に通知を行う通知部を設け、制御部では、空間変化検出部からの検出信号に基づいて、電源スイッチをオフにしようとする動作を判別し、当該動作を認識したら、電源スイッチが実際にオフにされる前に、通知部を制御して電源スイッチをオフにしようとする動作が行われていることを使用者に通知すると共に、キャッシュメモリに保持したデータを不揮発性メモリに書き込む制御を行うからである。
本発明の一実施例に係る情報処理装置(画像形成装置)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置(画像形成装置)の外観構成を示す斜視図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置(画像形成装置)における電源スイッチ近傍の外観構成を示す斜視図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置(画像形成装置)における電源スイッチ近傍の外観構成の他の例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A’線に沿った断面図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置(画像形成装置)の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置(画像形成装置)の動作モードの遷移関係を示す図である。
フラッシュメモリは、一般に、ゲート電極が2層構造となったMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ(セル)からなり、1バイト単位で読み出し/書き込み、消去、書き換えが可能な(すなわち、ソース線とビット線が個々のセルに繋がっている)NOR型と、複数ビットでの読み出し/書き込み、消去、書き換えが可能な(すなわち、複数のセルがソース線とビット線の間に直列に接続された)NAND型と、がある。いずれの場合も、浮遊ゲートとシリコン基板の間に高電界を加えることによって、電子がゲート絶縁膜をトンネリングして浮遊ゲートに注入され、これによってMOSトランジスタがオフ状態からオン状態に変わるゲート電圧(しきい電圧)が変化することを利用して情報を記憶する。
そのため、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数が多くなると、電子のトンネリングによってゲート絶縁膜が劣化し、浮遊ゲートに注入した電子がシリコン基板に逃げやすくなり、データ保持期間が短くなる。特に、NAND型のフラッシュメモリでは、ブロック内の一部のセルに対する書き込みでもブロック単位で書き込みを行うため、書き込み回数が実質的に増加してゲート絶縁膜の劣化が進行し、データ保持期間が短くなる。更に、近年の半導体製造プロセス・ルールの微細化により、フラッシュメモリの最大書き込み回数やデータ保持時間が更に減少する傾向にある。
このような背景から、フラッシュメモリを搭載する機器を制御する上で、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数を極力抑えることが重要であり、データ書き込み回数を抑えるため、通常はRAM内のキャッシュ領域にデータをバッファしてからフラッシュメモリへのデータ書き込みを行うキャッシュ制御などが行われている。しかしながら、キャッシュ制御では、フラッシュメモリへのデータ書き込みを行う前に、電源スイッチのオフなどによってデバイスへの電源供給が停止してしまった場合、RAM内に保持されていたデータは破棄されてしまうため、保持しておきたいデータが失われてしまうといった問題が生じる。
この問題に対して、装置に周囲環境検出手段(人体近接センサ)などを設け、周囲環境の変化に応じてデータの書き出しを行う方法が提案されているが、この方法では、電源スイッチをオフにする意図がなくても装置に近づくだけでデータの書き出しが実行されてしまうため、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数が増えてしまい、フラッシュメモリの寿命が短くなってしまう。
従って、電源スイッチをオフにする動作を的確に判断してフラッシュメモリへのデータ書き込みを制御する必要がある。また、誤って電源スイッチをオフにしてしまう場合もあることから、電源スイッチの誤操作を未然に防止する施策が必要である。
そこで、本発明の一実施の形態では、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリとRAMなどのキャッシュメモリとを備える情報処理装置において、電源スイッチの近傍に、電源スイッチ周囲の空間の状況の変化を検出する空間変化検出部(人感センサなど)を設け、制御部では、空間変化検出部から出力される検出信号に基づいて、電源スイッチをオフにしようとする(電源スイッチをオフにする蓋然性の高い)動作を判別し、当該動作を認識したら、実際に電源がオフになる前に、キャッシュメモリに保持したデータをフラッシュメモリに書き込むことで、フラッシュメモリへのデータ書き込み回数を抑えつつ、キャッシュメモリに保持したデータの損失に未然に防止できるようにする。
また、情報処理装置に、光や音で使用者に通知を行う通知部を設け、制御部が、空間変化検出部から出力される検出信号に基づいて電源スイッチをオフにしようとする動作を認識したら、通知部を制御して、電源スイッチをオフにしようとする動作が行われていることを使用者に通知したり、電源スイッチを情報処理装置の筐体の凹形状部分に配置したりすることで、電源スイッチの誤操作を未然に防止して、フラッシュメモリへの無駄なデータ書き込みを抑制する。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る情報処理装置及び情報処理装置の電源オフ制御方法について、図1乃至図6を参照して説明する。図1は、本実施例の情報処理装置の構成を示すブロック図であり、図2は、情報処理装置の外観構成を示す斜視図である。また、図3は、情報処理装置における電源スイッチ近傍の外観構成を示す斜視図であり、図4は、電源スイッチ近傍の外観構成の他の例を示す斜視図及び断面図である。また、図5は、本実施例の情報処理装置の動作を示すフローチャート図であり、図6は、情報処理装置の動作モードの遷移関係を示す図である。
本実施例の情報処理装置は、例えば、MFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置であり、この画像形成装置は、図1に示すように、メインコントローラ100、フラッシュメモリ110、人感センサ120、電源スイッチ130、電源装置140、画像読取部150、画像処理部160、画像形成部170、操作表示部180、通知部190等で構成される。
メインコントローラ(制御部)100は、RAM101、ROM(Read Only Memory)102、CPU(Central Processing Unit)103等によって構成され、操作表示部180からの使用者の操作を受け付け、接続されているデバイスに対して所定の制御を実行する。また、メインコントローラ100は、装置の使用状況を示す情報、例えば総印刷枚数やトナー消費量などの情報を、フラッシュメモリ110に格納し、次回起動時にも継続利用できるように保持する。
その際、保持すべき情報が更新される度にフラッシュメモリ110に書き込みを行うのではなく、RAM101内に、フラッシュメモリのデータアクセスに対するキャッシュ領域を確保し、ある程度のデータをキャッシュ領域にバッファしてから、フラッシュメモリ110へのデータ書き込みを行うことで、データ書き込み回数を抑える制御を行う。
また、メインコントローラ100は、人感センサ120から、電源スイッチ130周囲の空間の状況の変化を示す検出信号を受け取り、その検出信号に基づいて、電源スイッチ130をオフにしようとする動作(電源オフ動作と呼ぶ。)を判別し、電源オフ動作を認識したら、通知部190を制御して、光の点灯/点滅、警告音の発音などで、電源スイッチ130をオフにしようとする動作が行われていることを周囲にいる使用者に通知して注意を喚起し、その後直ちに、若しくは一定時間経過後に、RAM101内のキャッシュ領域に保持したデータをフラッシュメモリ110に書き込む制御を行う。なお、本実施例における電源オフ動作とは、実際に電源スイッチ130をオフ側に動かす動作(電源オフの操作)ではなく、電源スイッチ130をオフにするために電源スイッチ130に近づく動作であり、実際に電源スイッチ130をオフ側に動かすか否かは問わない。
また、メインコントローラ100は、フラッシュメモリ110にデータ書き込みを行った後、フラッシュメモリ110に対するアクセスを行わないようにし、その後に、実際に電源スイッチ130がオフにされても、フラッシュメモリ110やフラッシュメモリ110に書き込んだデータの破損を防止する。また、メインコントローラ100は、フラッシュメモリ110にデータ書き込みを行った後、使用者の操作の検出や時間経過を監視し、使用者が操作を行うか、予め定めた一定時間を経過した場合に、画像形成装置を、電源オフ動作を認識する前の動作モードに復帰させる制御を行う。
フラッシュメモリ110は、データの読み出し/書き込み、消去、書き換えが可能なNOR型若しくはNAND型の不揮発性メモリであり、上述した総印刷枚数やトナー消費量などの情報を、画像形成装置の電源がオフになっても保持する。
人感センサ(空間変化検出部)120は、赤外線センサや超音波センサ、小型カメラなどであり、人体表面から放射される赤外線や人体表面で反射した超音波を受信したり、撮像した画像を画像認識したりすることによって、電源スイッチ130周囲の空間の状況の変化(人体の接近)を検出し、検出信号をメインコントローラ100に出力する。
電源スイッチ130は、画像形成装置の筐体の所定の場所に設けられた物理スイッチであり、使用者による電源オン/オフの操作(実際に電源スイッチ130をオン側に動かしたりオフ側に動かしたりする操作)を受け付け、電源装置140への電源供給開始/停止を管理する。
電源装置140は、電源スイッチ130に対して電源オンの操作が行われたら、商用電源を画像形成装置の各構成要素を動作させるために必要な電源に変換し、各構成要素に供給する。
画像読取部150は、原稿台上に載置された原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。
画像処理部160は、画像読取部150によって読み取られた原稿の画像データに対し、エッジ強調処理や、スムージング処理、色変換処理等の画像処理を行う。また、必要に応じて、画像処理部160は、他の装置から、PostScriptやPCL(Printer Control Language)に代表されるPDL(Page Description Language)で記述された印刷データを取得した場合は、印刷データに含まれる各ページをラスタライズしてページ毎の画像データを生成し、生成した画像データに対して上記画像処理を行う。
画像形成部170は、画像処理部160で画像処理を行った画像データに基づき、用紙への印刷処理を行う。具体的には、電子写真方式の場合は、帯電装置により帯電された感光体ドラムに、露光装置から画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ベルトに1次転写し、転写ベルトから用紙に2次転写し、更に定着装置で用紙上のトナー像を定着させる処理を行う。
操作表示部180は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部上に、格子状の透明電極からなるタッチセンサなどの操作部が配置されたタッチパネル、ハードキーなどであり、使用者に対して画像形成装置の操作画面を提示し、また、使用者からの操作を受け付け、操作に応じた信号をメインコントローラ100に出力する。
通知部190は、画像形成装置の任意の場所(例えば、電源スイッチ130や操作表示部180の近傍など)に配置されたLED(Light Emitting Diode)などの発光手段やスピーカーなどの発音手段であり、人感センサ120の検知信号に基づいて、メインコントローラ100が電源オフ動作を認識した場合に、メインコントローラ100の指示に従って発光手段を点灯/点滅させたり、発音手段から警告音を出力させたりする。
なお、本実施例では、情報処理装置をMFPなどの画像形成装置とし、画像読取部150や画像処理部160、画像形成部170などを備える構成としたが、これらの構成要素は必須ではなく、画像読取部150を持たない単機能プリンタや、画像読取部150や画像形成部170を持たないプリンタコントローラやRIP(Raster Image Processor)コントローラなどとしてもよいし、電話回線との通信機能を備えたファクシミリ装置などとしてもよい。
図2は、本実施例の画像形成装置の外観構成を示す斜視図である。画像形成装置は、一般に、上面に画像読取部150、前面に操作表示部180などが配置され、側面に電源スイッチ130と人感センサ120と必要に応じて通知部190からなる電源操作部200が配置される。なお、図2では電源操作部200を画像形成装置の側面に配置しているが、電源操作部200の位置は図2の構成に限定されず、使用者が操作可能な位置であればよい。
図3は、電源操作部200の構成例を示している。電源スイッチ130は、画像形成装置の筐体外面に配置されており、装置の使用者が自由に電源オン/オフ操作ができるようになっている。人感センサ120は、電源スイッチ130の近傍(ここでは電源スイッチ130の上部)の筐体外面に埋め込まれるようにして設置されており、電源スイッチ130に接近する人体を検出し、その検出信号をメインコントローラ100に出力する。また、通知部190は、電源スイッチ130の近傍の筐体外面に設置されており、人感センサ120の検知信号に基づいて、メインコントローラ100が電源スイッチ130の電源オフ動作を認識したら、メインコントローラ100の指示に従って光や音で、電源をオフにしようとする動作が行われていることを使用者に通知し、電源オフに対する注意を喚起する。
なお、図3では、人感センサ120を電源スイッチ130の上部の筐体外面に設置したが、人感センサ120は電源スイッチ130に接近する人体を検出可能な位置に配置されていればよく、電源スイッチ130から多少離れた位置に設置したり、電源スイッチ130に直接設置したりしてもよい。この人感センサ120の検出範囲は特に限定されないが、メインコントローラ100が電源スイッチ130をオフにしようとする動作を認識してから実際に電源がオフになるまでの間に、使用者への通知及びフラッシュメモリ110へのデータ書き込みが可能な時間を確保できる範囲、例えば、数cmから十数cm程度とすることができる。
また、図3では、通知部190を電源スイッチ130の上部の筐体外面に設置したが、通知部190は使用者が光の点滅/点灯を目視又は警告音を聞き取ることができる場所に設置されていればよく、電源スイッチ130又は画像形成装置本体から離れた位置に設置したり、電源スイッチ130に直接設置したりしてもよい。
このように、電源スイッチ130の近傍に人感センサ120を配置し、人感センサ120の検出信号に基づいて電源をオフにしようとする動作を認識することにより、RAM101内のキャッシュ領域に保持したデータを確実にフラッシュメモリ110に書き込むことができ、必要なデータが失われてしまう危険を未然に回避することができる。また、人感センサ120の検出範囲を電源スイッチ130の近傍の空間に限定することにより、画像形成装置の近くにいる使用者が電源オフ以外の目的で動いてもフラッシュメモリ110へのデータ書き込みは行わないため、従来技術に比べてデータ書き込み回数を削減することができ、フラッシュメモリ110の寿命低下を抑制することができる。
また、電源スイッチ130の近傍に通知部190を配置し、電源をオフにしようとする動作が行われていることを使用者に通知して警告することにより、使用者が誤って電源スイッチ130を操作する不具合を未然に防止することができる。また、メインコントローラ100が、上記通知を行った後も電源をオフにしようとする動作が継続している時にフラッシュメモリ110へのデータ書き込みを実行する(すなわち、上記通知を受けた使用者が電源スイッチ130から遠ざかった時にはフラッシュメモリ110へのデータ書き込みを実行しない)制御を行う場合には、不必要なフラッシュメモリ110へのデータ書き込みを抑制することができ、これによっても、従来技術に比べてデータ書き込み回数を削減することができ、フラッシュメモリ110の寿命低下を抑制することができる。
上記通知部190を設けることにより、電源スイッチ130の誤操作を抑制することができるが、例えば、電源スイッチ130が画像形成装置の上面や前面などに配置されている場合、使用者が画像形成装置の上に手を置いたり、画像形成装置にもたれかかったりした場合に、電源スイッチ130が意図せずにオフになってしまうことも考えられる。そこで、そのような状況でも、使用者の意図に反して電源スイッチ130がオフにならないように、電源スイッチ130を筐体の凹部に配置することもできる。
図4は、電源操作部200の他の配置例を示しており、電源スイッチ130を、画像形成装置の筐体外面に対してへこんだ凹形状部分に配置し、電源スイッチ130が筐体外面から突出しないようにする。これにより、電源オン/オフの操作性を損なうことなく、電源スイッチ130の誤操作を未然に防止することができる。
この構成の場合も、人感センサ120の配置場所は特に限定されず、図4(b)に示すように凹形状部分の開放部の縁に設置したり、凹形状部分の底部に設置したり、電源スイッチ130に直接設置したりすることができる。特に、人感センサ120を凹形状部分の開放部の縁に設置し、凹部の内部空間への人体(特に指)の侵入を検出することによって、電源をオフにしようとする動作を適切に認識することができる。また、通知部190の配置場所も特に限定されず、図4に示すように凹形状部分の周囲の筐体外面に設置したり、凹形状部分の底部に設置したりすることができる。特に、通知部190を凹形状部分の周囲の筐体外面に設置することにより、電源をオフにしようとする動作が行われていることを使用者に適切に通知することができる。
なお、実際に電源がオフになる前にフラッシュメモリ110へのデータ書き込みを行う別の方法として、例えば、電源スイッチ130や電源装置140の内部に、フラッシュメモリ110へのデータ書き込みを行った後に電源をオフにするように制御する制御回路を組み込む方法も考えられるが、この方法では、使用者の誤操作を未然に防止することができない。これに対して、本実施例では、使用者に、電源をオフにしようとする動作が行われていることを通知したり、電源スイッチ130を凹形状部分に配置したりすることにより、使用者の誤操作を未然に防止することができる。従って、本実施例の方法は上記制御回路を組み込む方法よりも優れていると言える。
次に、本実施例の画像形成装置の動作について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図6は、画像形成装置の動作モードの遷移関係を示す図である。
電源オフ状態(図6のM100)である画像形成装置に対して、使用者が電源操作部200にある電源スイッチ130をオンにして電源を投入すると(S100)、メインコントローラ100は、装置起動処理を実行する(S101)。そして、装置起動処理が完了したら、メインコントローラ100は、操作表示部180にユーザインターフェース画面を表示させ、使用者が画像形成装置を操作可能な状態にする。このとき、画像形成装置は待機モード(図6のM103)に遷移する(図6のS201参照)。
その後、メインコントローラ100は、使用者による操作表示部180の操作に応じて、画像読取部150や画像処理部160、画像形成部170を制御して、コピー機能やスキャン機能、文書データのプリント機能などを実行させ、画像形成装置の動作を開始する(S102)。このとき、画像形成装置は稼動モード(図6のM104)に遷移する(図6のS202参照)。
そして、コピー機能やスキャン機能、プリント機能などを実行した後、画像形成装置は再び待機モード(M103)に遷移する(図6のS203参照)。また、一定時間待機モード(M103)で動作し続けた場合は、消費電力が待機モードに比べて少ない動作モードである省電力モード(図6のM102)に遷移し(図6のS204参照)、使用者の操作を検知するまで省電力モードでの動作を継続する。省電力モードにおいて使用者の操作を受け付けると、再び待機モード(M103)に遷移する(図6のS205参照)。
上記稼動モード(M104)、待機モード(M103)又は省電力モード(M102)において、人感センサ120は、電源スイッチ130周囲の状況の変化を監視する。そして、メインコントローラ100は、人感センサ120から出力される検出信号を取得し(S103)、その検出信号に基づいて、電源スイッチ130の電源をオフにしようとする動作が行われているかを判断し(S104)、電源オフ動作を認識するまで、S102、S103の処理を繰り返し実行する。
S104において、使用者による電源スイッチ130の電源オフ動作を認識した場合、メインコントローラ100は、通知部190を制御して、電源をオフにしようとする動作が行われていることを光や音で使用者に通知し(S105)、その後、RAM101内のキャッシュ領域に保持したデータをフラッシュメモリ110に書き込む処理を含む準終了シーケンスを実行する(S106)。
なお、メインコントローラ100は、電源をオフにしようとする動作が行われている旨の通知を行った後、直ちに準終了シーケンスを実行してもよいが、通知を受けた使用者が電源をオフにする動作を中止する場合も考えられるため、上記通知を行った後も、人感センサ120が予め定めた一定時間、人の接近を検出した場合に準終了シーケンスを実行することにより、フラッシュメモリ110へのデータ書き込み回数を削減することができ、フラッシュメモリ110の寿命低下を抑制することができる。
また、上記準終了シーケンスにおいて、フラッシュメモリ110に書き込むデータは、キャッシュ領域内の全てのデータでなくてもよく、メインコントローラ100が、フラッシュメモリ110内のデータとキャッシュ領域のデータとを比較して、整合性のないデータ(キャッシュ領域に保持され、フラッシュメモリ110に書き込まれていないデータや、フラッシュメモリ110に書き込まれた後に更新されたデータなど)のみを選択してフラッシュメモリ110に書き込むように制御してもよい。
そして、準終了シーケンスの完了後、画像形成装置は、準終了モード(図6のM101)に遷移する(図6のS206参照)。この準終了モード(M101)は、メインコントローラ100が、フラッシュメモリ110へのアクセスを一切行わないモードである。この準終了モード(M101)に遷移することによって、その後、電源スイッチ130が実際にオフされて電源オフ状態に遷移し(図6のS207参照)、電源供給が急激に停止したとしても、フラッシュメモリ110やフラッシュメモリ110に書き込んだデータの破損を防止することができる。
準終了モード(M101)において、電源スイッチ130が実際にオフされなかった場合は、メインコントローラ100は、操作表示部180からの出力信号に基づいて、使用者の操作を監視し(S107)、使用者の操作を検出しなかった場合は、準終了モード(M101)に遷移してから予め定めた一定時間が経過したかを判断する(S108)。使用者の操作を検出した場合、及び、使用者の操作を検出せずに一定時間が経過した場合は、準終了復帰シーケンスを実行し(S109)、画像形成装置は、準終了モード(M101)から他の動作モードに復帰する(図6のS208参照)。
この準終了復帰シーケンスでは、例えば、S107において、使用者がコピー機能やスキャン機能、プリント機能などを実行する操作を行った場合は、準終了モード(M101)から稼動モード(M104)に遷移する。また、S108において、一定時間、使用者の操作を検出しなかった場合は、S106の準終了シーケンスを実行する直前の動作モード(稼動モード(M104)、待機モード(M103)又は省電力モード(M102))に遷移する。
このように、画像形成装置に、通常の動作モード(稼動モード(M104)、待機モード(M103)又は省電力モード(M102))に加えて、準終了モード(M101)を設け、RAM101内のキャッシュ領域に保持したデータをフラッシュメモリ110に書き込む準終了シーケンスの完了後に準終了モード(M101)に遷移し、準終了モード(M101)では、フラッシュメモリ110へのアクセスを行わないことにより、その後、電源スイッチ130が実際にオフされて電源供給が急激に停止した場合でも、瞬電などによるデバイスの破壊やデバイスに保持したデータの破損を防止することができる。
また、準終了モード(M101)に遷移してから、一定時間、使用者の操作が行われなかった場合に、準終了モード(M101)に遷移する直前の動作モードに復帰するように制御することによって、使用者の利便性を向上させることができる。例えば、画像形成装置が、稼動モード(M104)や待機モード(M103)で動作している時に、人感センサ120が人の接近を検知した場合に、元の稼動モード(M104)や待機モード(M103)に復帰することによって、速やかに処理を開始することができる。また、画像形成装置が、省電力モード(M102)で動作している時に、人感センサ120が人の接近を検知した場合に、待機モード(M103)や稼動モード(M104)ではなく、元の省電力モード(M102)に復帰することにより、無駄な電力の消費を防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御方法は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、情報処理装置として画像形成装置を例示したが、情報処理装置は画像形成装置に限らず、電源をオフする際に、キャッシュ領域に保持したデータを不揮発性メモリに書き込む任意の装置に対して、本発明の電源オフ制御を同様に適用することができる。
本発明は、フラッシュメモリを搭載する情報処理装置及び当該情報処理装置の電源オフにおけるフラッシュメモリへのデータ書き込みを制御する電源オフ制御方法に利用可能である。
100 メインコントローラ
101 RAM
102 ROM
103 CPU
110 フラッシュメモリ
120 人感センサ
130 電源スイッチ
140 電源装置
150 画像読取部
160 画像処理部
170 画像形成部
180 操作表示部
190 通知部
200 電源操作部

Claims (14)

  1. 不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリに書き込むデータをキャッシュするキャッシュメモリと、
    装置への電源供給を停止する電源スイッチと、
    前記電源スイッチの周囲の空間の状況の変化を検出する空間変化検出部と、
    情報を通知する通知部と、
    前記空間変化検出部の検出信号に基づいて、前記電源スイッチをオフにしようとする動作を判別し、前記動作を認識したら、前記通知部に、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われていることを通知させ、その後、前記キャッシュメモリに格納されているデータを前記不揮発性メモリに書き込む制御部と、を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記通知後、所定時間継続して前記動作を認識した場合に、前記データを前記不揮発性メモリに書き込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記データを前記不揮発性メモリに書き込む際に、前記キャッシュメモリに格納されているデータと前記不揮発性メモリに予め書き込まれているデータとを比較し、前記キャッシュメモリに格納され、かつ、前記不揮発性メモリに書き込まれていないデータのみを前記不揮発性メモリに書き込む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記データを前記不揮発性メモリに書き込んだ後、前記情報処理装置の動作モードを、前記不揮発性メモリに対するアクセスを行わない特定の動作モードに遷移させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、前記特定の動作モードを除く複数の動作モードで動作可能であり、
    前記制御部は、前記情報処理装置を前記特定の動作モードで動作させた後、使用者による操作が所定時間行われなかった場合、前記情報処理装置の動作モードを、前記複数の動作モードの内の、前記特定の動作モードに遷移させる直前の動作モードに復帰させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記空間変化検出部は、前記電源スイッチの近傍に配置されており、
    前記制御部は、前記空間変化検出部が前記電源スイッチに接近する人体を検出した場合に、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の情報処理装置。
  7. 前記電源スイッチは、前記情報処理装置の筐体に設けた凹形状部分に配置されており、
    前記制御部は、前記空間変化検出部が前記凹形状部分の空間内に侵入する人体を検出した場合に、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリに書き込むデータをキャッシュするキャッシュメモリと、
    装置への電源供給を停止する電源スイッチと、
    前記電源スイッチの周囲の空間の状況の変化を検出する空間変化検出部と、
    情報を通知する通知部と、を少なくとも備える情報処理装置の電源オフ制御方法であって、
    前記空間変化検出部の検出信号に基づいて、前記電源スイッチをオフにしようとする動作を判別する第1処理と、
    前記動作を認識したら、前記通知部を制御して、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われていることを通知する第2処理と、
    前記通知後、前記キャッシュメモリに格納されているデータを前記不揮発性メモリに書き込む第3処理と、を実行する、
    ことを特徴とする情報処理装置の電源オフ制御方法。
  9. 前記第3処理では、前記通知後、所定時間継続して前記動作を認識した場合に、前記データを前記不揮発性メモリに書き込む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置の電源オフ制御方法。
  10. 前記第3処理では、前記データを前記不揮発性メモリに書き込む際に、前記キャッシュメモリに格納されているデータと前記不揮発性メモリに予め書き込まれているデータとを比較し、前記キャッシュメモリに格納され、かつ、前記不揮発性メモリに書き込まれていないデータのみを前記不揮発性メモリに書き込む、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置の電源オフ制御方法。
  11. 前記第3処理で、前記データを前記不揮発性メモリに書き込んだ後、前記情報処理装置の動作モードを、前記不揮発性メモリに対するアクセスを行わない特定の動作モードに遷移させる第4処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載の情報処理装置の電源オフ制御方法。
  12. 前記情報処理装置は、前記特定の動作モードを除く複数の動作モードで動作可能であり、
    前記第4処理で、前記情報処理装置を前記特定の動作モードで動作させた後、使用者による操作が所定時間行われなかった場合、前記情報処理装置の動作モードを、前記複数の動作モードの内の、前記特定の動作モードに遷移する直前の動作モードに復帰させる第5処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の電源オフ制御方法。
  13. 前記空間変化検出部を、前記電源スイッチの近傍に配置し、
    前記第1処理では、前記空間変化検出部が前記電源スイッチに接近する人体を検出した場合に、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一に記載の情報処理装置の電源オフ制御方法。
  14. 前記電源スイッチを、前記情報処理装置の筐体に設けた凹形状部分に配置し、
    前記第1処理では、前記空間変化検出部が前記凹形状部分の空間内に侵入する人体を検出した場合に、前記電源スイッチをオフにしようとする動作が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置の電源オフ制御方法。
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