JP5813055B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は人体検知機能を備える画像形成装置に関する。
従来から、人体検知センサを備え、人体検知センサの検知結果に基づき、省電力モードからの復帰を行う画像処理装置がある。人体検知センサが誤検知してしまうと、画像処理装置を使用しないにも拘わらず省電力モードから復帰してしまい、無駄な電力を消費するといった問題があった。そのような問題を解決するための先行技術として、人体検知センサの指向性を可変に構成するものがある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平07−114308号公報
しかしながら、特許文献1では、センサの指向性を可変に構成するには、メカ的にセンサの方向を可変にできるような構成が追加で必要になるため、装置のコストアップ要因となる。また、ユーザがセンサの方向を調整しなければならないので、面倒であり、誤った調整を行ってしまう可能性もある。誤った調整を行った場合、適切に人体検知することが出来ず、これが原因で誤って省電力モードから復帰してしまうといった問題がある。
本発明は上述の課題を鑑みてなされたものであり、画像形成装置を使用しないユーザの誤検知を低減するような画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の画像形成装置は、第1電力状態および前記第1電力状態より省電力の第2電力状態で動作する画像形成装置であって、物体を検出する検出手段と、ユーザの操作を受け付ける操作手段と、前記検出手段が物体を検出した場合、または前記操作手段が操作された場合に、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる電源制御手段と、前記操作手段の操作履歴および前記検出手段の検出履歴に基づいて、前記検出手段の感度を決定する決定手段と、を備える。
本発明によれば、操作手段の操作履歴および検出手段の検出履歴に基づいて、検知手段の感度を決定することが出来るようになる。
MFPの外観の一例を示す図である。 MFP内部のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。 制御部303内のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。 操作部204のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。 本実施形態における静電容量方式の人体検知センサの動作原理を示した概略図である。 人体検知部510のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。 MFPを利用(操作)するために接近して来たユーザの移動の軌跡の一例を示す図である。 図7のケースにおける静電容量検知回路からの検知出力である検知強度と時間の関係、及びユーザによる操作部の操作の有無を示したグラフである。 MFP101の前を人が通過した際の移動の軌跡の一例を示す図である。 図9のケースにおける静電容量検知回路からの検知強度と時間の関係を示したグラフである。 MFPにおける人体検知の閾値を決定する処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるテーブルAの一例を示す図である。 本実施形態におけるテーブルBの一例を示す図である。
(実施例1)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<MFPの外観>
図1は画像処理装置の一例である多機能画像処理装置(MFP:Multi Function Peripheral)の外観の一例を示す図である。
MFP101はコピー、スキャナ、FAX、プリンタなどの機能を備えた複合画像形成装置である。
原稿読取部202は原稿を光学的に読み取って原稿の画像データを生成する。給紙部206は用紙を収納するユニットであり、ユーザは用紙を追加することができる。プリンタ部205は用紙に画像を印字するユニットであり、印字の際には給紙部206から搬送された紙にトナー像を載せて定着器を用いて定着させる。印字された紙は排紙部201に排紙される。操作部204はユーザが装置に指示を与えるためのボタンと、装置の状況や操作メニューを表示する液晶などの表示素子からなるユニットである。なお、タッチパネルによって操作部204を構成してもよい。操作部204はユーザからの操作指示を受け付ける。カードリーダ部203はユーザの所持するIDカード内に格納されている情報を読み出す装置である。カードリーダ部203は、カードに対してデータを書き込む機能を備えていてもよいものとする。
なお、本実施形態では、後述する人体検知センサを操作部204に供えているものとする。
<MFPのハードウェア構成>
図2はMFP内部のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。プラグ301は商用交流電源のコンセントに差し込むものであり、電源部302に交流電源を供給する。電源部302は装置内の各ユニットに電力を供給するものである。電源部302は、商用交流電源から得た交流電力の電圧を各ユニットに適した電圧に変換し、電力供給先のユニットによっては必要に応じて交流から直流に変換する。電源部302の内部には、ヒューズ210、リレー212が備えられている。ヒューズ210は、電源部302内に過電流や短絡電流が流れたときに、内部の可溶体が溶断あるいは遮断することで電源部302或いは電源部302が電力を供給するMFP101の各ユニットを保護する。リレー212は、電源部302からMFP101内部の各ユニットへの電力の供給を行ったり停止するためのスイッチングの役割を果たす。ヒューズ210、リレー212はともに電源が投入される回数に依存した寿命があるデバイスである。制御部303はMFP101内の各のユニットの制御を行ったり、電子データの加工や転送に関する制御を行うユニットである。電源制御信号線304は制御部303が電源部302の出力のOn/Offに関する制御を行うための信号である電源制御信号が伝達する信号線である。
MFP101は、MFP101を構成する各ユニットに電力を供給する通常の動作モード(通常モード)と、一部のユニットに対して電力を供給しないことで消費電力を低減する省エネモード(省エネルギーモード。省電力モードや、スリープモードなどとも言う)とがある。
本実施形態のMFP101は、省エネモードでは消費電力を低減させるために、原稿読取部202、排紙部201、プリンタ部205、給紙部206の電力を切断する。また、制御部303と操作部204については一部に対してのみ電力を供給し、他の部分の電力を切断する。省エネモードにおいて、制御部303内で電力が供給される箇所は、省エネモードから通常モードへ復帰するトリガを検知する回路である。トリガはIDカードの挿入の検出、FAX受信の検出、ネットワークを経由して受信した印刷ジョブの検出、操作部204のボタン操作の検出などである。
MFP101が省エネモードにある場合、MFP101を使用するためにIDカードを読み込ませるユーザや操作部204のボタンを操作するユーザにとっては、できるだけ早く操作部204が使用可能とするのが望ましい。しかしながら、操作部204を制御しているソフトウェアやハードウェアによっては操作部204が使用可能になるまで数秒から数十秒要する場合もある。また、たとえばリレーやヒューズやHDDなどには電源投入の回数に依存した寿命がある(少ない例では数万回)。たとえば、リレーの場合は接点の寿命であり、HDDの場合には記録媒体やヘッドに対する機械的なストレスの蓄積による寿命である。ヒューズの場合には電源が投入される毎に発生する突入電流によって劣化する可溶体の寿命である。したがって、省エネモードと通常モードとを移行する回数には制限がある。したがって、移行回数もできるだけ少ないことが望ましい。なお、リレーは電源部302の内部で使用されている。
<制御部のハードウェア構成>
図3は制御部303のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。
CPU402は制御部303における処理を実行する。CPU402はメモリ403にロードされたプログラムを実行する。
内部バス405はCPU402が制御部303内の各ブロックと通信するためのバスである。
ハードディスク(HDD)409は、CPU402が実行するプログラム(OSやアプリケーションプログラムなど)が格納されている。また、HDD409は、ジョブデータや画像データを格納する。ジョブデータとは、例えば、クライアントPC102、103からLAN I/F407を介して受信する印刷処理のためのPDLデータなど、MFPが機能を実行するためのデータのことを指す。なお、HDD409は電力を投入される回数に依存した寿命があるデバイスの一例である。
リーダI/F404は原稿読取部202と通信してコマンド/ステータスや画像データを授受するためのI/Fである。プリンタI/F410はプリンタ部205と通信してコマンド/ステータスや画像データを授受するI/Fである。FAX I/F408は公衆電話回線に接続され、FAX画像の通信を行うI/Fである。LAN I/F407はEthernet(登録商標)などのネットワークに接続され、ジョブデータやコマンド/ステータスの授受を行う。
操作部I/F406は操作部204との通信を行うI/Fであり、表示部504に表示するデータの送信と、ボタンやタッチパネルなどのユーザからの入力情報の受信を行う。電源制御部401はMFP101の通常モードと省エネモードとの移行を制御するブロックである。CPU402からのコマンドによって通常モードから省エネモードに移行するよう電源制御信号線304を介して電源部302に伝達される電源制御信号を送信或いは変化させる。また、省エネモード下では操作部I/F406、LAN I/F407、FAX I/F408から起動信号線(412、414、416)を介して伝達される起動信号を監視する。変化があった場合に省エネモードから通常モードに復帰するよう電源制御信号を送信或いは変化させる。電源部302は、電源制御信号に応じてMFP101を構成するユニットへの電力を供給/停止する。
<操作部のハードウェア構成>
MFPを使用するユーザにとっては、省エネモード中のMFPはできるだけ早く復帰することが望ましい。そこで、人体検知センサをMFPに備えることによって、ユーザがMFPに近づいたことを検知して通常モードに復帰させる。これにより、見かけ上、省エネモードからの復帰時間を短縮する効果を得ることができる。本実施形態では、MFPの操作部に人体検知センサを備えるような構成であるものとする。
図4は操作部204のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。CPU503はメモリ507をワーク領域として利用してプログラムを実行して操作部204全体を制御する。
メモリ507は不揮発のプログラムメモリと書き換え可能な一時メモリとを含む記憶部として構成される。プログラムメモリはCPU503が実行するプログラムを格納する。書き換え可能な一時メモリはCPU503のワーク領域として使用される。
表示部504はホストI/F508を経由して制御部303から受信したデータを表示部504内に備える液晶(LCD)に表示する。ボタン部506は押しボタン、或いは表示部504のLCDに重ねたタッチパネルシートなどからなる。CPU503はボタン部506の操作(押下)を検知すると、ボタンの押下を検知したこと、あるいはどのボタンが押下されたかを示す情報をホストI/F508を経由して制御部303に送信する。
カードリーダ部203はカードリーダI/F502と接続される。カードリーダ部203はCPU503が制御し、カード(IDカードなど)501とのデータの送受信を行う。
操作部204内の各ブロックは内部バス505に接続される。
省エネモードにおいては、CPU503は、電源部302から操作部204に供給された電力を、消費電力の低減のために表示部504へは供給しない。或いは、表示部504の液晶のバックライトを消灯するように制御する。また、本実施形態ではCPU503の処理能力やメモリ507のメモリ容量は消費電力の低減のために制限されたスペックとなっている。
人体検知部510とアンテナ512は静電容量方式の人体検知を行う機能を備える。人体検知部510はユーザの接近と離脱を検知して結果をホストI/F508を経由して制御部303に伝達する。なお省エネモード下では、人体検知部510には電力が供給される。
なお、本実施形態では、操作部201内に人体検知部510を備えるような構成としたが、人体の接近と離脱の検知を制御部303へ伝達できるように構成されておればMFP101の他の箇所に備えていても良いものとする。また、MFP101は、人体検知部を複数備えているようにしても良い。特に、MFP101が大型の複写機のような装置である場合、人体検知部を複数の箇所(例えば操作部と、給紙カセット部と、排紙ユニット部と)に配置することにより、ユーザがMFPのどの部分に接近してきた場合でも検知することが可能になる。
<人体検知センサ>
図5は本実施形態における静電容量方式の人体検知センサの動作原理を簡単に示した図である。静電容量方式の人体検知センサは、MFPに装着されたアンテナ512と人体520との間の静電容量Chm(522)を測定するものである。静電容量Chm(522)はアンテナ512と人体520との距離によって増減する。しかしながら、実際にアンテナ512で測定できる静電容量は、Chmのほかに、人体520とグランド間の静電容量Chg(503)、MFP101とグランド間のCmg(504)の合成容量Cとなる。合成容量Cは式1で定義される。
1/C=1/(Chm+Chg)+1/Cmg――――(式1)
ChgやCmgの値はMFP101が設置されている場所の環境によって異なるため、人体520がMFP101に接近しているか否かについてはベースのノイズレベルに対する相対値で評価を行う。静電方式の人体検知の特徴は、式1からもわかる通り人体520とMFP101の距離が相対的に把握できる点である。また、静電容量方式の人体検知センサは消費電力も低いので、省エネモード下で動作させるのに適している。
図6は本実施形態における人体検知部のハードウェア構成の一例を示した図である。人体検知部510は、上述の静電容量方式の人体検知センサの仕組みを備えている。静電容量検知回路601はCV変換607とA/D変換608と制御部609から構成される。アンテナ512が接続されたCV変換607はアンテナとグランド間の静電容量を電圧値に変換する。CV変換607の出力する電圧値はA/D変換608でデジタル値に変換される。CPU602から発行されるコマンドに従って制御部609はCV変換607とA/D変換608を制御する。CPU602は得られたデジタル値を読み出しノイズ除去やレベル変換などの動作を行う。これにより得られた値が人体検知部510による検知強度値(検知出力)となる。メモリ604は不揮発のプログラムメモリと書き換え可能な一時メモリから構成される。人体検知部510内の各ブロックは内部バス603で接続される。バッファ606は、人体検知部510の内部バス603と、操作部104の内部バス405とを接続するバッファである。
<人体検知センサの動作例>
図7はMFPを利用(操作)するために接近して来たユーザの移動の軌跡の一例を示す図である。Th1は人体検知部510で人体を検知する閾値となる判定基準である。閾値Th1は、後述の閾値算出処理によって設定することができるが、操作部204でユーザによって設定することも可能である。操作部204でユーザによって設定された場合は、その設定内容は制御部303から操作部204を介して人体検知部のCPU602へ伝達される。CPU602は伝達された内容に従って閾値Th1を設定する。静電容量検知回路601からの出力、即ち人体検知センサによる検知強度は、CPU602にて閾値Th1と比較される。Th1よりも強い検知強度である場合には、CPU602は人体を検知したと判定する。人体を検知した判定結果を示す情報は、人体検知部510内のバッファ606に格納され、操作部104の内部バス505に出力される。人間がTh1で示した円内にいれば判定基準を超えており、人体を検知したと判断される。静電容量方式の人体検知センサは指向性がないため、MFP101を構成する部品や他の装置や物体の影響を考慮しなければTh1で示される範囲は円形(或いは球形)である。ここで、アンテナ512を操作部104に配置した例を示した理由としては、ユーザが省エネモードから通常モードに切り替えるための復帰ボタンが操作部104にあるためである。また、通常、ユーザがMFP101を利用する場合には操作部104の前に立って操作することが多いからである。操作部104に接近するユーザを検知できる限り、人体検知センサは他の場所に設置されていても良い。
図8は図7のケースにおける静電容量検知回路からの検知出力である検知強度と時間の関係、及びユーザによる操作部の操作の有無の一例を示したグラフである。静電容量検知回路601の検知強度は、A/D変換608から出力されるデジタル値であり、グラフ中の原点からT801までの期間は、ユーザがMFPと充分に離れているため検知強度がノイズレベルにある。ユーザがMPFに近づくにつれ、T801から徐々に検知強度が上昇し、Th1を超えたところ(T802の時点)で人体を検知した、即ちMFP101を操作しに来たものと判断する。T803で実際にユーザによる操作部204の操作が行われ、T804で検知強度がTh1より小さくなった時点でMFP101は人体を検知しないと判断し、ユーザはMFPを離脱したと判定する。なお、操作部204の操作が行われたか否かは、操作部204のCPU503が検出することが可能である。また、CPU503は、操作部204の操作が行われたことを制御部303のCPU402へ伝える。操作部204の操作としては、操作部204が備えるボタンやタッチパネルへの押下や、カードリーダ部203がカード501を検知したこと、リーダ部202への原稿のセット、リーダ部(原稿圧板)の開閉操作などが含まれる。
以上が静電容量方式の人体検知手段を実装したMFP101の一般的な動作例である。T802の時点で人体を検知したことを示す情報が人体検知部510から操作部204へ伝達され、更に操作部204から操作部I/F406を介してCPU402及び電源制御部401へ伝達される。電源制御部401は操作部I/F406から伝達された通知に応答して、省エネモードから通常モードへ移行すべく、MFP101内の各ユニットに対して電力の供給を開始する。これにより、ユーザが省エネモードから通常モードに復帰させるためのボタンを押す(T803の時点)前のT802時点からMFPの復帰動作を開始することができ、ユーザへの利便性を向上することができる。
<閾値の決定方法>
次に、本実施形態における人体検知センサの検知強度における閾値の決定方法に関して説明する。
例えばMFP101を狭い通路に設置した場合等、設置環境によっては、MFP101を操作しない人が頻繁にMFPに接近する場合がある。
図9は、MFP101の前を人が通過した際の移動の軌跡の一例を示す図である。MFP101が省エネモード中である場合、人がMFP101の前を通過すると、人はTh1を超える領域を横切っている。この人はMFP101を使用するつもりがないにもかかわらず、MFP101の近傍を通過したことにより、MFP101は人体検知部510からの出力によって省エネモードから通常モードへ復帰してしまう。これにより、無駄な電力を消費してしまい、また、起動回数に上限があるデバイス(HDD、リレー、ヒューズ)の寿命を短くしてしまうことになる。
図10は図9に示すようにユーザがMFPの前を通り過ぎた場合おける静電容量検知回路601の検知強度と時間の関係を示したグラフである。ここで、人体を検知する閾値をTh1として設定している場合、T1001の時点で検知強度がTh1を超え、人体を検知した、即ちMFPを操作しに来たものと判断する。しかし、その後操作部204への操作が無く、T1002の時点で検知強度がTh1より小さくなり、人体を検知しないと判断し、ユーザはMFPを離脱したと判定する。すなわち、人体検知の閾値をTh1としている場合、通過するだけの人を誤検知してしまい、MFP101は省エネモードから通常モードに復帰してしまう。
このような場合に、MFP101は、人体を検知する閾値を、より強い強度であるTh1’へと変更する。これにより、MFP101の前を人が通過するだけでは検知強度がTh1’を超えないので、人体を検知せず、MFP101は省エネモードのままでいることができる。
図11はMFP101における、人体を検知する閾値を決定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1101において、CPU602は内部のタイマーにより、定期的に静電容量検知回路601のセンス値をメモリ604の不揮発領域に履歴として保存し、センス値のテーブルAを作成する。例えば、1秒毎に履歴を取り、センス値のテーブルを作成する。本実施形態ではメモリ604内に設けられた不揮発領域を履歴記録領域としているが、メモリ604以外の記憶デバイスを履歴記録用として設けるようにしてもよい。
図12はテーブルAの一例を示す図である。テーブルAは時刻とセンス値の項目を備え、1秒毎のセンス値を記録している。テーブルAは、検知出力の履歴の記録の一例である。
次に、ステップS1102において、CPU602は、操作部204を制御するCPU503とCPU間通信を行い、静電容量検知回路601のセンス値を保存した時刻における操作部204への操作の有無を示す情報を取得する。そして、取得した情報をテーブルAとマージすることによってテーブルBを作成する。
図13の(a)はテーブルBの一例を示す図である。テーブルAに加えて操作部204への操作の有無を示す項目である操作履歴情報が追加されている。また、図13の(b)はテーブルBの別の例を示している。(b)では、8:10:08から、8:10:12の間、操作部204への操作がなされていた場合の例である。
次に、ステップS1103で、CPU602はテーブルBを参照し、人体検知の閾値Thを算出する。算出方法としては、例えば、テーブルBに保存された値の平均値を求め、50%の値を閾値Thとする。或いは他の統計的手法を用いて閾値Thを算出しても良い。そして、算出した閾値をメモリ604に記憶する。
ステップS1104では、CPU602は人体検知の閾値Th以上のセンス値を検知したか否かを判定し、閾値Th以上のセンス値を検知した場合にはステップS1105へ進む。一方、閾値Th以上のセンス値を検知していない場合にはステップS1110へ進む。ステップS1105では、閾値Th以上のセンス値を検知した、即ち人体を検知したと判定し、その判定結果をバッファ606に出力する。この判定結果は、バッファ606から操作部204のバス505を解してCPU503に伝達される。
そして、ステップS1106において、CPU503は、人体検知部510から人体を検知したとの判定結果を受信してから所定時間(例えば10秒)以内にオペレータによる操作部204への操作が行われたか否かを判定する。所定時間以内に操作部204への操作があると判定した場合にはステップS1104へ戻る。この場合は、人体を検知すると判定するための閾値Thは適切に設定されていることになり、MFP101はここで設定された閾値Thを人体検知の閾値として稼動することになる。一方、ステップS1106において所定時間以内に操作部204への操作が無いと判定した場合にはステップS1107へ進む。
ステップS1107では、CPU602は人体検知の閾値Thを少し高いレベルに変更する即ち、より高い検知強度でないと人体を検知しないと判定するような閾値に変更する。本実施形態では、一例として、閾値Thを5%高くするものとするが、閾値の変更量はこれ以外の値でも構わない。
そして、ステップS1108では、ステップS1107の処理、即ち閾値Thの変更が所定回数以内(例えば5回以内)であるか否かを判定する。所定回数を超過した場合、ステップS1109へ進み、そうでない場合にはステップS1104へ戻る。
ステップS1109では、静電容量検知回路601の電源をオフにする。
ステップS1109において静電容量検知回路601の電源をオフにする理由は以下のとおりである。人体検知が誤検知であり、そして閾値Thを変更するという処理を何度も繰り返すということは、現在のMFPの設置環境では人体検知センサが有効に機能しない設置場所であるということになる。例えば、狭い通路にMFP101が設置されている場所などでは、人体検知センサでは、MFP101を使用する人と、MFP101の近傍を通り過ぎる人とを区別することができない。このような設置環境では、操作に関係ない人がMFP101の前を通過するたびに省エネモードから復帰してしまうことになり、無駄な電力を消費してしまうだけでなく、起動回数に上限のある部品の寿命の面でも好ましくない。そのため、操作に関係ない人を頻繁に検知してしまうような設置環境においては、静電容量検知回路601に供給する電力を停止することで、人体検知を行わないようにし、消費電力を少しでも抑えることが出来るようになる。
なお、ステップS1109では、静電容量検知回路601への電力供給を停止する代わりに、静電容量検知回路601の検知結果に基づいてMFP101が省エネモードから復帰しないように制御するようにしても良い。また、静電容量検知回路601からの検知出力を無効にするような他の手法でも良い。
また、ステップS1108では、閾値の変更回数に基づいてステップS1109へ遷移するようにしているが、閾値の変更回数の代わりに、閾値が所定値に達した場合にステップS1109へ進むようにしてもよい。
なお、ステップS1101乃至S1103の処理は、MFP101が新たに設置された後に行う処理であり、閾値がある値に収束してしまえば必ずしも実行する必要はない。しかし、MFP101を設置した後に周囲の環境が変更されたり、MFP101の設置位置に変更があることも考えられるので、定期的に(例えば、週に1回、或いは月に1回)ステップS1101からの処理を開始するようにしても良い。
また、ステップS1104で閾値Th以上のセンス値を検知されていないと判断されたにもかかわらず操作部204への操作があった場合には、閾値Thをより弱い検知強度に変更するようにしても良い。
〔他の実施形態〕
本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するための制御プログラムを、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム等に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータや上述の装置で実現するために、該コンピュータや上述の装置にインストールされる制御プログラムのプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するための制御プログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、記録媒体としては、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)、USBメモリなどもある。
また、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネット/イントラネットのウェブサイトやファイルサーバからダウンロードしてもよい。すなわち、該ウェブサイトから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードしてもよいのである。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるウェブサイトからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。この場合、所定条件をクリアしたユーザにのみ、インターネット/イントラネットを介してウェブサイトから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報で暗号化されたプログラムを復号して実行し、プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。なお、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ってもよい。もちろん、この場合も、前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ってもよい。このようにして、前述した実施形態の機能が実現されることもある。
以上説明したように、人体検知のセンス値の履歴及び画像形成装置の操作の履歴により学習し、適切に人体検知範囲を設定することで、誤検知により省エネモードから復帰する可能性を低減する。また本来の目的であるMFPを操作する人はなるべく早く検知し、ユーザの利便性を向上する。
101 MFP
510 人体検知部
512 アンテナ
601 静電容量検知回路

Claims (13)

  1. 第1電力状態および前記第1電力状態より省電力の第2電力状態で動作する画像形成装置であって、
    物体を検出する検出手段と、
    ユーザの操作を受け付ける操作手段と、
    前記検出手段が物体を検出した場合、または前記操作手段が操作された場合に、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる電源制御手段と、
    前記操作手段の操作履歴および前記検出手段の検出履歴に基づいて、前記検出手段の感度を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定手段は、前記検出手段が検出する検出強度と比較されるべき閾値を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記閾値は、前記検出手段が物体を検出したと判定するために使用される、ことを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出手段の検出履歴は、前記検出手段が検出する検出強度の履歴である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記操作手段の操作履歴は、前記操作手段の操作の有無の履歴である、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記電源制御手段は、前記第2電力状態において、前記操作手段が操作されたことを検出して、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    用紙に画像を形成する画像形成手段と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2電力状態では、前記読取手段および前記画像形成手段への電力供給が停止されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 第1電力状態および前記第1電力状態より省電力の第2電力状態で動作する画像形成装置であって、
    物体を検出する検出手段と、
    ユーザの操作を受け付ける操作手段と、
    前記検出手段が物体を検出した場合に、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる電源制御手段と、
    前記電源制御手段が前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させた後、所定時間が経過するまで前記操作手段が操作されない場合、前記検出手段が検出する感度を調整する調整手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記調整手段は、前記検出手段が検出する検出強度と比較されるべき閾値を調整する、ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記閾値は、前記検出手段が物体を検出したと判定するために使用される、ことを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    用紙に画像を形成する画像形成手段と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記第2電力状態では、前記読取手段および前記画像形成手段への電力供給が停止される、ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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