JP2008073100A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源オフ時にハーネスの交換を防止する。
【解決手段】ソケット46及びプラグ48にはソケット46にプラグ48が差し込まれた際に対峙するロック孔54、56が形成されている。移動制御機構60は、バネ68の付勢によりロックピン58をロック孔54、56に挿通するロック位置へ移動させるとともに、ソレノイドコイル66に通電されると、バネ68の付勢に抗してロックピン58をロック孔54、56から引き抜いたロック解除位置へ移動させる。電源部74は、パチンコ機10の電源がオンされている間ソレノイドコイル66に通電する。これにより、パチンコ機10の電源がオンされている間はソケット46からプラグ48を引き抜くことができる。また、パチンコ機10の電源がオフされている間はソケット46からプラグ48を引き抜くことができない。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機に関するものである。
パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機は、その内部に、遊技の進行を管理するための制御基板が設けられている。制御基板は、封印処理された保護ケースに収納するなどして不正な改造ができないようになっている。しかし、最近では、制御基板と遊技機各部を接続するハーネスを、特殊なICチップが埋め込まれた変造ハーネスと交換し、電気信号の書き換え等を行う不正行為が問題になっている。
変造ハーネスに交換する際には、正規のハーネスを取り外す必要がある。このとき遊技機の電源がオンされていれば、遊技機がハーネスの取り外しをエラーとして検知するので、不正を迅速に発見でき、被害を最小限に抑えることが可能である。しかし、閉店後や休業日は遊技機の電源がオフされているので、この間に遊技店に侵入した者に変造ハーネスに交換されると、遊技機はこれをエラーとして検出できず、不正の発見が遅れ、被害が大きくなってしまう。
変造ハーネスへの交換を防止する工夫として、特許文献1に記載された従来技術が知られている。この従来技術では、回路基板を収納するケースにハーネスを通す開口部が設けられ、ケースに収納された回路基板にはハーネスの先端部に設けられたコネクタが接続されている。回路基板に接続されたコネクタは、基板ケースの開口部から押し込まれるストッパ部材により固定される。このストッパ部材には、基板ケースの開口部に進入する時に弾性変形し、基板ケースの開口部を通過すると開口部よりも大きく広がる弾性片が形成されている。ハーネスを引き抜こうとする力が働くと、ハーネスのコネクタがストッパ部材により押さえられ、コネクタに押されたストッパ部材は基板ケースの内壁面に弾性片を押し付ける。ストッパ部材を基板ケースの開口部から引き抜くことはできないため、コネクタを引く抜くことも不可能であり、変造ハーネスへの交換を防止できる。
特開2005−323728号公報
しかしながら、上記従来技術では、変造ハーネスへの交換を防止するためにハーネスの着脱が全く行えなくなるため、遊技店の従業員が遊技機の清掃やメンテナンスを行う時にハーネスが邪魔になる場合でもこれを退けることができないという欠点がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、ハーネスの着脱を可能にしながらもハーネスが不正に交換されてしまうことを防止した遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の遊技機は、基板に固定されたソケットと、このソケットに差し込まれるプラグとからなるコネクタを備え、前記コネクタを介して前記基板に遊技機の各部を接続した遊技機において、前記プラグが前記ソケットから抜けないように前記プラグの移動を規制するロック位置と、前記規制を解除するロック解除位置との間で移動自在に設けられたロック部材と、遊技機の電源がオフされた際に前記ロック部材を前記ロック位置に移動させ、遊技機の電源がオンされた際に前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動させる移動制御機構とを備えたことを特徴としている。
前記ソケットと前記プラグのそれぞれに、前記ソケットに前記プラグが差し込まれた際に、前記プラグの差し込み方向に略垂直な方向で対峙するロック孔を設けるとともに、前記ロック部材をロッド状に形成し、このロック部材を前記ロック孔に挿通することによって前記プラグの移動を規制してもよい。
また、前記移動制御機構は、前記ロック部材を前記ロック孔に挿通する方向に付勢する付勢部材と、遊技機の電源オンに伴って通電されて磁界を形成し、前記付勢部材の付勢に抗して前記ロック部材を前記ロック孔から引き抜く方向に移動させるソレノイドとを備えており、遊技機の電源がオフされた際に前記付勢部材の付勢により前記ロック部材を前記ロック位置に移動させ、遊技機の電源がオンされた際に前記ソレノイドの形成する磁界により前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動してもよい。
さらに、前記ロック孔は、鉛直方向で対峙するように設けられており、前記ロック部材は、鉛直方向に移動自在に設けられるとともに、前記移動制御機構は、遊技機の電源オンに伴って通電されて磁界を形成し、前記ロック部材を前記ロック孔から引き抜く方向に移動させるソレノイドを備えており、遊技機の電源がオフされた際に前記ロック部材をこのロック部材の自重より前記ロック位置に移動させ、遊技機の電源がオンされた際に前記ソレノイドの形成する磁界により前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動させてもよい。
本発明によれば、遊技機の電源がオンされているときはソケットからプラグを抜くことができるので、清掃やメンテナンスなどの際に便利である。また、遊技機の電源がオフされているときはソケットからプラグを抜くことができないので閉店後や休業日に変造ハーネスに交換されてしまうといったこともない。
さらに、ソケットとプラグのそれぞれに、ソケットにプラグが差し込まれた際に、プラグの差し込み方向とは垂直な方向で対峙するロック孔が設け、このロック孔にロッド状のロック部材を挿通させてプラグの移動を規制するようにすれば、プラグの移動を確実に規制できる。
また、ロック部材をロック位置に向けて付勢する付勢手段と、遊技機の電源オンに伴い通電され、ロック部材をロック解除位置へ移動させるソレノイドとにより、ロック部材を移動させるようにすれば構成が簡単でありコストを抑えることができる。
さらに、遊技機の電源のオフ時にロック部材を自重によりロック位置へ移動させ、電源オン時にソレノイドによりロック部材をロック解除位置へ移動させるようにすれば、ロック部材をロック位置へ移動させるためのバネやモータなどが必要ないのでより構成が簡単でありコストを抑えることができる。
図1において、パチンコ機10は、その前面に透明なガラス窓11を有する前面扉12を備えている。ガラス窓11の後側には、遊技球が一球ずつ打ち出される遊技領域13が設けられている。遊技領域13にはアウト口と複数の入賞口が設けられている。遊技球が入賞口に入賞すると、決められた個数の遊技球が賞球として払い出される。
遊技領域13の中央部には液晶表示装置14が設けられている。液晶表示装置14の下方には始動入賞口15が設けられている。始動入賞口15に遊技球が入賞すると、賞球の払い出しが行われ、乱数を用いた大当たり抽選が行われる。液晶表示装置14は、例えば複数の同じ図柄が一列に揃うか否かによって大当たり抽選の結果を表示する。大当たりに当選すると、遊技球が入賞しやすい大入賞口に遊技球を入賞させることができ、多数の遊技球を獲得できる遊技を行うことができる。前面扉12の上部には、スピーカ16が設けられている。遊技が行われている間は、大当たりへの期待度を高める演出として、液晶表示装置14には期待度に応じた演出画像が表示され、スピーカ16から期待度を高める効果音が発せられる。
ガラス窓11の下方には、遊技領域13に打ち出される遊技球を発射装置に供給する供給皿18が設けられている。供給皿18の左側には、賞球が払い出される賞球払い出し口19が設けられている。供給皿18の右下方には、遊技球を打ち出す際に操作され、遊技球を打ち出す強さを調節するためのハンドル20が設けられている。
図2において、パチンコ機10の背面側には、賞球として払い出される遊技球を貯留する貯留皿24が設けられている。貯留皿24に貯留された遊技球は、賞球通路25から賞球払い出し装置26に送られる。賞球通路25の下方には、液晶表示装置14を保護するための保護カバー27が設けられている。保護カバー27の下方には、メイン基板収納ケース30とサブ基板収納ケース31が設けられている。
メイン基板収納ケース30には、電子抽選や賞球の払い出し等を管理し、遊技の流れを制御するCPU32(図3、4参照)が設けられたメイン制御基板(基板)34が収納されている。サブ基板収納ケース31には、液晶表示装置14に表示する演出用のグラフィック画像を記憶したメモリや、画像再生用の回路等を有するサブ制御基板36が収納されている。
図3に示すように、メイン制御基板34には、コネクタ40を介して、始動入賞口15とその他の入賞口に遊技球が入賞した際に入賞検知信号を入力するためのハーネス42が接続されている。また、メイン制御基板34には、コネクタ40の側方に、ハーネス42の不正な取り外しを防止するためのロック機構44が設けられている。
図4(A)、並びに同図(B)において、コネクタ40は、メイン制御基板34に取り付けられたソケット46と、ハーネス42の先端に取り付けられ、ソケット46に差し込まれるプラグ48とからなる。ソケット46には、CPU32に接続された複数の雌端子50が設けられている。他方、プラグ48には、ハーネス42の各ケーブル42aに接続された複数の雄端子52が設けられている。ソケット46にプラグ48が差し込まれると、雌端子50と雄端子52とが接続される。これにより、ハーネス42とCPU32とが電気的に接続される。
また、コネクタ40には、ソケット46及びプラグ48の側部にそれぞれロック孔54、56が設けられている。ロック孔54は、雌端子50を囲むように設けられたソケット46の外壁を貫通するように設けられ、ロック孔56は、雄端子52を囲むように設けられたプラグ56の外壁を貫通するように設けられている。これら、ロック孔54、56は、ソケット46にプラグ48が差し込まれた際に対峙するように設けられている。
ロック機構44は、ロックピン(ロック部材)58と、このロックピン58を、図4(A)に示すロック位置と、同図(B)に示すロック解除位置との間で移動させる移動制御機構60とから構成される。ロック位置は、ロックピン58をロック孔54、56に挿通する位置であり、ロックピン58がロック位置へ移動されると、ソケット46からプラグ48を抜くことができなくなる。また、ロック解除位置は、ロックピン58をロック孔54、56から引き抜いた位置であり、ロックピン58がロック解除位置へ移動されると、ソケット46からプラグ48を抜くことができる。
移動制御機構60は、メイン制御基板34に固定されたケース62と、このケース62に収められたプランジャ64と、ソレノイドコイル(ソレノイド)66と、バネ(付勢部材)68とから構成される。プランジャ64は、円柱形状の磁性体(例えば、磁石)から構成され、一端にロックピン58が取り付けられている。バネ68は、プランジャ64の他端部に配置され、プランジャ64をコネクタ40側へ向けて付勢している。このバネ68の付勢によりプランジャ64が移動することで、ロックピン58がロック位置へ移動する。
ソレノイドコイル66は、プランジャ64を取り巻くように配置され、端子70、72間に通電されることで磁界を形成し、バネ68の付勢に抗してプランジャ64をコネクタ40から遠ざける方向へ移動させる。このプランジャ64の移動に伴ってロックピン58がロック解除位置へ移動する。ソレノイドコイル66の端子70、72は、パチンコ機10の各部に電力を供給する電源部74に接続されている。電源部74は、パチンコ機10の電源がオンされると端子70、72間への通電を開始し、パチンコ機10の電源がオフされると端子70、72間への通電を停止する。これにより、パチンコ機10の電源がオンされているときは、ソレノイドコイル66の形成する磁界によりロックピン58がロック解除位置に保持される。また、パチンコ機10の電源がオフされているときは、バネ68の付勢によりロックピン58がロック位置に保持される。
以下、上記構成による本発明の作用について、図5に示すフローチャートをもとに説明する。パチンコ店では、開店時にパチンコ機10の電源がオンされる。これにより、ロックピン58がロック解除位置に移動し、ソケット46からプラグ48を抜くことができるようになるので、パチンコ機10のメンテナンスや清掃時に便利である。また、パチンコ店では閉店時にパチンコ機10の電源がオフされる。これにより、ロックピン58がロック位置に移動し、ソケット46からプラグ48を抜くことができなくなるので、閉店後にパチンコ店に侵入した者に変造ハーネスに交換されてしまうといったこともない。
なお、本発明は、パチンコ機の電源がオフされている間にハーネスが交換されることを防止できればよいので、細部の構成は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図6、図7に示すようなロック機構80により、プラグが抜けないようにしてもよい。なお、図6移行の図面については、上記実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略している。
図6、並びに、図7(A)、同図(B)において、ロック機構80は、コネクタ82の上方に設けられている。コネクタ82には、ソケット84及びプラグ86の上部にそれぞれロック孔88、90が設けられている。ロック孔88は、雌端子50を囲むように設けられたソケット84の外壁を貫通するように設けられ、ロック孔88は、雄端子52を囲むように設けられたプラグ86の外壁を貫通するように設けられている。これら、ロック孔88、90は、ソケット84にプラグ86が差し込まれた際に鉛直方向で対峙する。ロック機構80は、その軸が鉛直方向と平行になるように配置されたロックピン58と、移動制御機構92とから構成される。移動制御機構92は、メイン制御基板34に固定されたケース94に、プランジャ64と、ソレノイドコイル66とが収められたものである。
このロック機構80では、ソレノイドコイル66の端子70、72間に通電されていないとき、すなわち、パチンコ機の電源がオフされている間、ロックピン58は、自重により図7(A)に示すロック位置にあり、ソレノイドコイル66の端子70、72間に通電されると、すなわち、パチンコ機の電源がオンされると、ロックピン58は、ソレノイドコイル66の形成する磁界の作用で同図(B)に示すロック解除位置に移動する。ロック位置は、ロックピン58がロック孔88、90に挿通された位置であり、ロック解除位置は、ロックピン58がロック孔88、90から引き抜かれた位置である。
これにより、パチンコ機の電源がオフされている間は、プラグを抜くことができない。また、パチンコ機の電源がオンされている間は、プラグを抜くことができる。このように、ロック機構80によっても上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ロック機構80では、ロックピンが自重によりロック位置へ移動するようにしたので、上述した実施形態よりも構成が簡単でありコストを削減できる。
また、例えば、図8に示すようなロック機構100により、コネクタ102のソケット104からプラグ106が抜けないようにしてもよい。図8において、ロック機構100は、プラグ106を上方から押さえるロック位置(図8で実線で示す位置)と、プラグ106の上方から退避したロック解除位置(図8で破線で示す位置)との間で回動自在のロックアーム(ロック部材)108と、このロックアーム108を変位させる移動制御機構110とから構成される。移動制御機構110は、モータ112と、このモータ112に直結され、円柱の表面に螺旋状のギア溝が形成されたギア114とを備えている。モータ112の回転は、パチンコ機の各部を駆動制御するCPU116により制御される。他方、ロックアーム108には、ギア114と歯合する歯車部118が設けられている。
図9に示すように、CPU116は、パチンコ機の電源がオンされるとこれを検知し、モータ112を正転させてロックアーム108をロック解除位置へ移動させる。また、CPU116は、パチンコ機の電源をオフする操作がなされるとこれを検知し、電源をオフする前にモータを逆転させてロックアーム108をロック位置へ移動させる。このような構成にしても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本構成によれば、ロックアームを移動するときにのみ電力を消費し、ロックアームを移動先で保持するために電力を消費することがない。このため、上位実施形態のように、ソレノイドコイルへの通電を継続することによりロックピンをロック解除位置に保持する場合と比較して消費電力を軽減できる。
なお、上記実施形態では、電源オン時にハーネスを取り外せるようにすることでパチンコ店側の利便性を向上させる例で説明をしたが、パチンコ店側がこれを悪用してパチンコ機を不正に改造してしまうといったことも考えられる。このため、電源オン時であり、かつ、所定条件を満たした場合にのみハーネスを取り外せるようにしてもよい。また、電源オンオフに関わらず所定条件を満たした場合にのみハーネスを取り外せるようにしてもよい。
この場合、パチンコ機に、上記実施形態で説明したロック部材を設けるとともに、モータやソレノイドなどを制御することでロック部材をロック位置とロック解除位置との間で移動させる移動制御機構と、暗証番号の入力や所定の操作など前述した所定条件が満たされたか否かを判定する判定手段を設ける。そして、所定条件が満たされた場合に、移動制御機構によりロック部材をロック解除位置へ移動させればよい。このような構成にすることによって、パチンコ機の製造メーカは、疑わしいパチンコ店には所定条件を報知しないといったことが可能であり、パチンコ店側が行う不正改造を防止できる。
さらに、上記構成に加え、ロック部材がロック解除位置へ移動される毎、すなわち、ハーネスが取り外される毎に所定条件(例えば、暗証番号)を変更する条件変更手段を設けてもよい。この場合、パチンコ機の製造メーカが変更後の所定条件を把握するために、予め設定した法則に従って所定条件を変更する。もしくは、インターネットなど周知の電気通信回線を介し、変更後の所定条件をパチンコ機の製造メーカのサーバに送信する通信手段をさらに設ける。
このような構成にすることで、パチンコ店はハーネスを取り外す際に毎回パチンコ機の製造メーカに所定条件を報知してもらう必要がある。このため、パチンコ機の製造メーカは、パチンコ店から所定の条件の報知を求められた際に、このパチンコ店の信用状況に応じて所定条件を報知するか否かを選択できる。さらに、パチンコ店から所定条件の報知を求められた回数に基づいて、ハーネスの取り外し回数を把握できるので、ハーネスの取り外し回数が不自然なパチンコ店を調査するなどして、疑わしいパチンコ店には所定条件を報知しないといったことが可能であり、パチンコ店側が行う不正改造を防止できる。
また、パチンコ店側の不正改造を防止する構成としては、上記実施形態で説明したロック部材と移動制御機構とに加え、ソケットからプラグが抜かれた際、すなわち、ハーネスが取り外された際にこれを検知する検知手段と、ソケットからプラグが抜かれた際にこの旨を例えばパチンコ機の製造メーカのサーバに通知する通信手段とを設けてもよい。このような構成にすることにより、サーバに送られた蓄積された前記通知に基づいて、ハーネスの取り外し回数やハーネスの取り外し時期や時間が不自然なパチンコ店を調査するなどが可能であり、パチンコ店側が行う不正改造を防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態のようにパチンコ機に適用することに限定されず、スロットマシン等の他の遊技機に適用することが可能である。
パチンコ機の正面側斜視図である。 パチンコ機の背面側斜視図である。 コネクタの側方にロック機構が設けられている様子を示す説明図である。 ロックピンがロック位置とロック解除位置との間で移動する様子を示す説明図である。 パチンコ機の電源のオンオフによりロック状態とロック解除状態とが切り替えられる様子を示すフローチャートである。 コネクタの上方にロック機構が設けられている様子を示す説明図である。 ロックピンが自重によりロック位置へ移動するようにしたロック機構を示す説明図ある。 ロックアームによりプラグの移動が規制される様子を示す説明図である。 パチンコ機の電源のオンオフによりロック状態とロック解除状態とが切り替えられる様子を示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
30 メイン基板収納ケース
32、92 CPU
34 メイン制御基板(基板)
40、82、102 コネクタ
42 ハーネス
44、80、100 ロック機構
46、84 ソケット
48、86 プラグ
54、56、88、90 ロック孔
58 ロックピン(ロック部材)
60、92、110 移動制御機構
64 プランジャ
66 ソレノイドコイル(ソレノイド)
68 バネ(付勢部材)
74 電源部
108 ロックアーム(ロック部材)

Claims (4)

  1. 基板に固定されたソケットと、このソケットに差し込まれるプラグとからなるコネクタを備え、前記コネクタを介して前記基板に遊技機の各部を接続した遊技機において、
    前記プラグが前記ソケットから抜けないように前記プラグの移動を規制するロック位置と、前記規制を解除するロック解除位置との間で移動自在に設けられたロック部材と、
    遊技機の電源がオフされた際に前記ロック部材を前記ロック位置に移動させ、遊技機の電源がオンされた際に前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動させる移動制御機構とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記ソケットと前記プラグのそれぞれに、前記ソケットに前記プラグが差し込まれた際に、前記プラグの差し込み方向に略垂直な方向で対峙するロック孔を設けるとともに、
    前記ロック部材をロッド状に形成し、このロック部材を前記ロック孔に挿通することによって前記プラグの移動を規制することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記移動制御機構は、前記ロック部材を前記ロック孔に挿通する方向に付勢する付勢部材と、遊技機の電源オンに伴って通電されて磁界を形成し、前記付勢部材の付勢に抗して前記ロック部材を前記ロック孔から引き抜く方向に移動させるソレノイドとを備えており、遊技機の電源がオフされた際に前記付勢部材の付勢により前記ロック部材を前記ロック位置に移動させ、遊技機の電源がオンされた際に前記ソレノイドの形成する磁界により前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動させることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記ロック孔は、鉛直方向で対峙するように設けられており、
    前記ロック部材は、鉛直方向に移動自在に設けられるとともに、
    前記移動制御機構は、遊技機の電源オンに伴って通電されて磁界を形成し、前記ロック部材を前記ロック孔から引き抜く方向に移動させるソレノイドを備えており、遊技機の電源がオフされた際に前記ロック部材をこのロック部材の自重より前記ロック位置に移動させ、遊技機の電源がオンされた際に前記ソレノイドの形成する磁界により前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動させることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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