JP2005110958A - 遊技台用台間機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 上下方向の寸法が小さい、小型でコンパクトな遊技台用台間機のロック機構を提案すること。
【解決手段】 台間機13のロック機構20は上下方向にスライド自在に取り付けたロック部材32と、ピン39を中心として左右方向に旋回自在に取り付けたロック解除保持部材33と、ロック部材32とロック解除保持部材33の間に架け渡したコイルばね34を備えている。ロック部材32が台間機本体15の係合穴41に係合してロック状態が形成され、ロック部材32をロック解除位置32Bに向けて引き上げてロック状態を解除すると、ロック解除保持部材33がばね力によりロック部材32の下側に横から入り込み、ロック部材32がロック解除位置32Bに保持される。ロック部材32のスライド範囲内にロック機構20の構成部品を配置できるので上下方向の寸法の小さなロック機構を構成できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技台ホルダに抜き差し自在に遊技台本体が装着された構成の遊技台用台間機に関し、さらに詳しくは、遊技台本体を遊技台ホルダにロックするためのロック機構の改良に関するものである。
パチンコ店などの遊技店では、遊技者が遊技台を離れることなく遊技媒体の貸し出しを受けられるように、遊技媒体の貸し出しを行う遊技台用台間機が各遊技台に隣接配置されている。遊技台用台間機は遊技島に固定された台間機ホルダに台間機本体を抜き差し自在に装着した構成のものが一般的であり、台間機本体を手前に引き出すことにより、メンテナンスなどの作業が簡単にできるようになっている。この構成の遊技台用台間機では、必要時以外に台間機本体が台間機ホルダから引き抜かれることの無い様に、台間機本体を台間機ホルダにロックしているロック機構が備わっている。
ロック機構としては下記の特許文献1に記載されているように、台間機本体を台間機ホルダに差し込むとロック状態が自動的に形成され、ロック解除操作を、操作し易い位置まで引き出されているロック解除操作ワイヤを引くことにより簡単に行うことができ、一旦ロック解除操作ワイヤを引けばロック解除状態が保持され、台間機本体の引き抜きが簡単にできる機構のものが提案されている。
特開2003−10529号公報
上記特許文献1に開示されているロック機構では、その構成部品であるロック部材が上下方向にスライド可能な状態で台間機ホルダの背面に取り付けられ、このロック部材の下端部にロック解除保持部材が前後方向に回動自在に取り付けられ、このロック解除保持部材の下端と、これよりも下側の台間機ホルダの背面部分との間にばねが上下方向に架け渡された構成とされている。従って、ロック機構は上下方向の寸法が大きくなってしまう。
本発明の課題は、この点に鑑みて、台間機上下方向の寸法を小さくすることのできる小型でコンパクトなロック機構を備えた遊技台用台間機を提案することにある。
本発明の遊技台用台間機は、
台間機ホルダと、
前記台間機ホルダに対して抜き差し自在に装着されている台間機本体と、
前記台間機本体を前記台間機本体に装着された状態にロックするためのロック機構とを有し、
前記ロック機構は、
台間機上下方向に沿って前記台間機本体に係合したロック位置および当該ロック位置から退避したロック解除位置にスライド可能な状態で前記台間機ホルダに取り付けられているロック部材と、
台間機左右方向に沿って前記ロック部材を前記ロック解除位置に保持する保持位置および当該保持位置から退避した退避位置に移動可能な状態で、前記台間機ホルダにおける前記ロック部材のスライド範囲内の位置に取り付けられており、前記ロック部材が前記ロック解除位置に至ると前記保持位置に移動可能なロック解除保持部材と、
前記ロック部材と前記ロック解除保持部材の間に架け渡され、前記ロック部材を前記ロック位置に付勢し、前記ロック解除保持部材を前記保持位置に付勢しているばね部材と、
前記ロック部材に形成されたロック部材側当接部と、前記台間機ホルダに前記台間機本体を差し込むときに、前記ロック部材側当接部に当接して前記ロック部材を一旦前記ロック解除位置の側にスライド可能な前記台間機本体に形成した第1の台間機本体側当接部と、
前記ロック解除保持部材に形成された保持部材側当接部と、前記台間機ホルダに前記台間機本体を抜き差しするときに、前記保持部材側当接部に当接して前記ロック解除保持部材を前記退避位置の側に移動可能な前記台間機本体に形成した第2の台間機本体側当接部とを備えていることを特徴としている。
本発明のロック機構では、台間機ホルダに台間機本体を差し込むと、その差込動作に連動して、台間機本体の第1の台間機本体側当接部がロック部材側当接部に当たり、ロック部材を一旦ロック解除位置に退避させる。よって、ロック部材に邪魔されることなく台間機本体を台間機ホルダに差し込むことができ、完全に差し込まれるとロック部材がばね部材のばね力によってロック位置に戻り、ロック状態が自動的に形成される。
ロックを解除して台間機本体を引き出す場合には、ロック部材を手動操作によりロック解除位置までスライドさせる。ロック部材がロック解除位置までスライドすると、ロック解除保持部材がばね部材のばね力によって保持位置に移動して、ロック部材をロック解除位置に保持する。よって、ロック部材がばね力によりロック位置に戻ることがないので、台間機本体を引き抜く際に、手動操作によりロック部材をロック解除位置に保持する必要がない。台間機本体を引き抜くときにはその第2の台間機本体側当接部がロック解除保持部材の保持部材側当接部に当たりロック解除保持部材を退避位置の側に移動させる。よって、ロック解除保持部材によるロック解除保持状態が解除され、ロック部材はばね力によってロック位置にスライドする。
再び、台間機本体を差し込むときには、ロック位置にあるロック部材が台間機本体により押されてロック解除位置にスライドするが、ロック解除保持部材も台間機本体に押されてその退避位置に移動するので、ロック部材がロック解除位置に保持され、ロックが掛からなくなる事態を回避できる。
本発明では、ロック部材を上下方向にスライド可能に取り付け、そのスライド範囲内の位置にロック解除保持部材を左右方向に移動可能に取り付け、これらロック部材とロック解除保持部材の間にばね部材を架け渡してある。従って、ロック機構の上下方向の寸法を、ロック部材のスライド範囲の寸法とすることができるので、上下方向の寸法が小さい小型でコンパクトなロック機構を構成できる。
ここで、前記ロック解除保持部材を、前記ロック部材における前記ロック位置の側の端部の隣接位置において、台間機左右方向に旋回可能な状態で前記台間機ホルダに取り付けた場合には、前記ばね部材を、前記ロック部材における前記ロック解除位置の側の部位と、前記ロック解除保持部材における旋回中心の後側の部位との間に架け渡せばよい。この配置関係を採用すれば、前記ロック部材が前記ロック解除位置にスライドすると、当該ロック部材の前記端部が、前記保持位置に旋回した前記ロック解除保持部材の後端部に乗り上げて、前記ロック解除位置に保持される。よって、ロック部材とロック解除保持部材の間に、これらの係合状態を形成するための特殊な係合部を形成する必要がないので、これらの部品を単純な形状とすることができる。
また、前記ロック部材、前記ロック解除保持部材および前記ばね部材を保護するためのカバー部材を有していることが望ましい。この場合には、前記カバー部材を前記台間機ホルダに取り付け、当該前記カバー部材に、前記ロック部材をスライド可能に取り付けると共に前記ロック解除保持部材を移動可能に取り付ければよい。
さらに、ロック部材をロック解除位置にスライドさせる操作を簡単に行うためには、前記ロック部材に、当該ロック部材を前記ばね力に逆らって前記ロック解除位置にスライドさせるために用いる手動操作部を形成しておけばよい。この代わりに、前記ロック部材を前記ばね部材のばね力に逆らって前記ロック解除位置にスライド操作可能なロック解除操作ワイヤを配置してもよい。
以上説明したように、本発明の遊技台用台間機のロック機構は、上下方向にスライド可能なロック部材のスライド範囲内の位置に左右方向に移動可能なロック解除保持部材を配置し、これらロック部材とロック解除保持部材の間にばね部材を架け渡した構成を採用している。従って、ロック機構の構成部品をロック部材のスライド範囲内の領域に配置することができるので、上下方向の寸法が短い小型でコンパクトなロック機構を実現できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したロック機構を備えた遊技台用台間機を説明する。
(全体構成)
図1は、遊技店、例えばパチンコ店に設置されたパチンコ島の一部を示す部分正面図である。この図に示されるように、パチンコ島10には、所定間隔で複数のパチンコ台11が配列されている。各パチンコ台11は、パチンコ島10に対して開閉自在に取り付けられており、パチンコ台11を所定の操作で開くことにより、パチンコ台11のメンテナンスや、パチンコ島10の内部下方に配置されているパチンコ玉排出流路のメンテナンスが可能である。また、パチンコ台11の上方には、開閉自在な扉12が設けられており、この扉12を所定の操作で開けることにより、パチンコ島10の内部上部に配置されているパチンコ玉供給流路のメンテナンスが可能になる。
パチンコ台11の間には、それぞれ台間機13が配置されている。台間機13は、右側に隣接するパチンコ台11に対して玉貸処理を行うためのものであり、現金やプリペイドカードの投入に応じて玉貸しを行う。台間機13の玉貸し方式には、パチンコ玉を台間機13から直接に貸し出す方式と、台間機13から出力される玉貸し指令に応じてパチンコ台11からパチンコ玉を貸し出す方式とがある。台間機13は、図2に示すように、パチンコ島10に取り付けられている台間機ホルダと、この台間機ホルダに対して前方から抜き差し自在の状態で装着されている台間機本体から構成されている。
図2は台間機13の側面図および裏面図であり、台間機ホルダに台間機本体を差し込む途中の状態を示してある。これらの図に示されるように、台間機13は、パチンコ台11の間に固定配置されている台間機ホルダ14と、この台間機ホルダ14に対して前後方向に抜き差し自在の状態で装着されている台間機本体15とを備えている。台間機本体15は、上下に細長い扁平な直方体形状のケース16に、ビルバリ、通信機器等を組み込み、予めユニット化されたものである。台間機ホルダ14は、上下方向に延びる縦枠17と、縦枠17の上下の端から前方に水平に延びている上側ガイド枠18および下側ガイド枠19とを備えており、これら上下のガイド枠18、19によって台間機本体15の抜き差しがガイドされる。台間機ホルダ14と台間機本体15の間にはロック機構20が設けられている。台間機本体15が台間機ホルダ14に差し込まれると、ロック機構20によって、台間機ホルダ14に台間機本体15が自動的に係合して当該台間機本体15が差込状態にロックされる。
(ロック機構)
図3はロック機構20を示す部分斜視図であり、図4(a)〜(c)はロック機構の縦断面図、横断面図および矢印cの方向から見た場合の矢視図である。ロック機構20は、台間機ホルダ14の縦枠17の背面板部分17aに設けられたホルダ側機構30と、台間機本体15のケース16の背面板部分16aに形成した本体側機構40から構成される。ホルダ側機構30は、背面板部分17aに形成した上下に長い長方形の開口部17bと、背面板部分17aの背面側からねじ止めされたカバーボックス31と、このカバーボックス31に取り付けたロック部材32と、同じくカバーボックス31に取り付けたロック解除保持部材33と、ロック部材32およびロック解除保持部材33の間に架け渡されたコイルばね34とを有している。
カバーボックス31は前方が開口部17bとほぼ同一形状の矩形開口となっている上下に長いボックスであり、その上端縁および下端縁から上下に直角に折れ曲がって延びているフランジ31a、31bに形成したネジ穴31c、31dに取り付けた固定ねじ35、36によって、背面板部分17aに固定されている。このカバーボックス31の一方の側面板部分31eの内側表面に、ロック部材32が台間機上下方向にスライド自在の状態で取り付けられている。
ロック部材32は、側面板部分31eの内側表面に沿って上下方向に延びるL形断面のスライド板部分32aと、このスライド板部分32aの前端縁における上下方向の中程の位置から前方に突出している係合板部分32bと、スライド板部分32aの上端から横方に直角に折り曲げられた折り曲げ水平板部分32cとを備えている。折り曲げ水平板部分32cの後端部分はカバーボックス31の背面板部分31fに形成した開口部31gから背面側に水平に突出している。この突出部分が、ロック部材32をスライドさせるための手動操作部32dである。
スライド板部分32aには、上下方向に長い一対のガイド穴32e、32fが形成されており、これらのガイド穴には、カバーボックス31の側面板部分31eに固定したガイドピン37、38がそれぞれ摺動自在の状態で差し込まれている。したがって、本例では、ロック部材32は、図4(a)において実線で示す下側のロック位置32Aと、想像線で示す上側のロック解除位置32Bとの間をスライド可能である。
ロック部材32の係合板部分32bはカバーボックス31から開口部17bを通って前方に突出しており、その垂直な先端面32gの下端には、背面側に向けて下方に僅かな曲率で傾斜している傾斜端面32h(ロック部材側当接部)が連続しており、この傾斜端面32hの後端には、上方に向けて大きな角度で傾斜した係合端面32iが連続している。
次に、ロック解除保持部材33は、ロック部材32をそのロック解除位置32Bに保持するための部材であり、カバーボックス31の下側水平板部分31hに取り付けられている。このロック解除保持部材33は下側水平板部分31hの表面に沿って前後方向に延びている水平板部分33aと、この水平板部分33aにおけるロック部材32の側の縁から垂直に立ち上がっている垂直側板部分33bとを備えている。水平板部分33aは、その後端部分がロック部材32のスライド板部分32aの下端部側方に位置しており、その先端部分が開口部17bから前方に突出している。また、開口部17bよりも前側の位置において、カバーボックス31の下側水平板部分31hに垂直に固定したピン39を中心として、左右方向に水平に旋回可能な状態で当該下側水平板部分31hに取り付けられている。
この構成のロック解除保持部材33は、ロック部材32がロック位置32Aに位置している状態では、図4(b)において実線で示すように、その後端部分の垂直板部分33bがロック部材32のスライド板部分32aの下端部側端面32jに当たる。ロック部材32が想像線で示すロック解除位置32Bまでスライドすると、図4(b)において想像線で示すように、その下端とカバーボックスの下側水平板部分31hの間に横方から入り込むことが可能である。この状態ではロック部材32がロック解除保持部材33に乗り上げた状態になり、ロック解除位置に保持される。本例においては、図4(b)において実線で示す位置33Aが退避位置であり、想像線で示す位置33Bがロック解除状態を保持するための保持位置である。なお、ロック解除保持部材33の水平板部分33aの後端部分には、当該部分から垂直に起立している規制板部分33eが形成されている。この規制板部分33eは、垂直板部分33bよりも立ち上がり幅が大きく、退避位置33Aに向けて旋回したときに、ロック部材32の側端面32jに当たることにより、当該退避位置33Aでロック解除保持部材33の旋回が止まるようになっている。
ここで、ロック解除保持部材33の先端部分にはその水平板部分33aにおけるロック部材とは反対側の縁から垂直に立ち上げた垂直側板部分33fが形成されている。この垂直側板部分33fの外側側面には、先端から後方に向けて外側に傾斜した傾斜側面部分33g(保持部材側当接部)と、この後端に連続して内側に傾斜した傾斜側面部分33h(保持部材側当接部)とが形成されている。
次に、コイルばね34は、その上端が、ロック部材32のスライド板部分32aにおける上端部分の前縁から横方向に折れ曲がって延びるばね掛け32kに取り付けられている。コイルばね34の下端は、ロック解除保持部材33の水平板部分33aの後端部分におけるロック部材32とは反対側の側縁から垂直に立ち上げたばね掛け33iに取り付けられている。このばね掛け33iは、ロック解除保持部材33の旋回中心を規定しているピン39より後側の位置にある。コイルばね34は引っ張り状態で架け渡されているので、ロック部材32には下向きの力、すなわち、ロック部材32をロック位置32Aに付勢するばね力が常に作用している。また、ロック解除保持部材33には、保持位置33Bに向けて当該ロック解除保持部材33を旋回させるばね力が常に作用している。
一方、台間機本体15の背面板部分16aに形成したロック機構20の本体側機構40は、矩形の係合穴41と、この係合穴41の下側に形成されたほぼ矩形の係合穴42とを備えている。上側の係合穴41の下縁部分41a(第1の台間機本体側当接部)は、図4(a)に示すように、ロック部材32の係合板部分32bの傾斜端面32hに当接可能な高さ位置となるように設定されている。したがって、台間機本体15を台間機ホルダ14の側に押し込むと、係合穴41の下縁部分41aによってロック部材32がばね力に逆らってロック位置32Aから上方に押し上げられる。下縁部分41aが傾斜端面32hを越えると、これに連続している係合端面32iが上方に括れているので、ロック部材32がばね力によって下側に押し戻されてロック位置32Aに戻り、ロック部材32と係合穴41が係合状態になり、台間機本体15がロックされる。
下側の係合穴42における側縁42a(第2の台間機本体側当接部)はロック解除保持部材33の傾斜側面部分33gに当接可能な位置にある。台間機本体15を押し込むと、側縁42aによってロック解除保持部材33の先端側が横方に押されて、その後端部分がロック部材32から離れる方向に旋回するようになっている。側縁42aが先端側の傾斜側面部分33gを乗り越えると、係合状態が開放されて、ロック解除保持部材33はばね力によってその保持位置33Bの側に戻ることになる。
(ロック機構の動作説明)
図4〜図10を参照して、台間機13のロック機構20の動作を説明する。図4に示すように、台間機ホルダ14に対して台間機本体15を位置決めして台間機ホルダ14に差し込むと、図5に示すように、ロック部材32の係合板部分32bが台間機本体15の側の係合穴41に差し込まれ、係合板部分32bの傾斜端面32hが係合穴41の下縁41aに当たる。また、ロック解除保持部材33の先端部分が係合穴42に差し込まれて、その傾斜側面部分33gが係合穴42の側縁42aに当たる。台間機本体15を差し込むと、コイルばね34のばね力に逆らって、ロック部材32が押し上げられ、ロック解除保持部材33がロック部材32から離れる方向に旋回させられる。
台間機本体15が完全に差し込まれる直前の状態では、図6に示すように、ロック部材32の傾斜端面32hの後端に係合穴41の下縁41aが位置し、ロック部材32はそのロック解除位置32Bに向けて押し上げられた状態になる。一方、ロック解除保持部材33の傾斜側面部分33gを乗り越えた位置に係合穴42の側縁42aが進んでいるので、ロック解除保持部材33はばね力によってロック部材32の側に戻り、その後端部分がロック部材32の側端面32jに押し付けられた状態に戻る。
台間機本体15が完全に台間機ホルダ14に差し込まれると、図7に示すように、ロック部材の傾斜端面32hを係合穴41の下縁41aが乗り越えるので、当該下縁41aが後側からロック部材32の係合板部分32bにおける係合端面32iに係合した状態になる。この結果、台間機本体15が台間機ホルダ14にロックされた状態が形成される。
次に、ロックを解除して台間機本体15を引き抜く場合は、図8に示すように、ロック部材32の手動操作部32dをばね力に逆らって上方に引き上げて、ロック部材32をロック解除位置32Bまでスライドさせる。この結果、ロック部材32の係合板部分32bが台間機本体14の係合穴41の下縁41aから外れてロックが解除される。また、ロック部材32がロック解除位置32Bまで持ち上げられると、ロック部材32のスライド板部分32aの下端部がロック解除保持部材33の後端部分から外れて、ロック解除保持部材33がばね力によってその保持位置33Bまで旋回する。従って、この後にロック部材32を引き上げている操作力を解除しても、保持位置33Bまで旋回したロック解除保持部材33にロック部材32が乗り上げた状態が形成され、ロック部材32がロック解除位置に保持される。図9にはこのロック解除保持状態を示してある。
この状態では、ロック部材32から手を離してもロック部材32がロック解除位置に保持されているので、台間機本体15を手前に引き出す作業を簡単に行うことができる。台間機本体15を引き抜く過程では、図10に示すように、ロック解除保持部材33の傾斜側面部分33hが引き抜かれる台間機本体15の係合穴42の側縁42aに当たる。この後は、台間機本体15の引き抜きに伴って、ロック解除保持部材33が強制的に保持位置33Bから退避位置33Aの側に旋回させられる。この結果、ロック解除保持部材33の後端部分がロック部材32の下端部分から横方向に外れ、ロック部材32がばね力によってそのロック位置32Aに戻る。強制的に旋回させられたロック解除保持部材33は、その傾斜側面部分33hが係合穴42の側縁42aから外れると、ばね力によって保持位置33Bの側に旋回する。この時点では、ロック部材32がロック位置32Aに復帰しているので、ロック解除保持部材33は、その後端部分がロック部材32の側端32jに横方から当たった位置(退避位置)で止まる。このようにして、図4の状態になる。
以上説明したように、本例の台間機13のロック機構20では、ロック部材32を上下方向にスライド可能とし、このロック部材32のスライド範囲内の位置に左右方向に旋回可能な状態でロック解除保持部材33を配置し、これらロック部材32とロック解除保持部材33の間にコイルばね34を架け渡した構成を採用している。従って、これらの部材を上下方向に配列したレイアウトに比べて、ロック部材32のスライド範囲内にロック機構20の構成部品を配置することができる。よって、上下方向の寸法が小さな小型でコンパクトなロック機構を構成できる。
また、ロック部材32、ロック解除保持部材33およびコイルばね34は、カバーボックス31によって保護された状態にある。従って、台間機のメンテナンス時やパチンコ島の内部に配置されているパチンコ玉供給流路や排出流路のメンテナンス時に、他の部品がロック機構20の構成部品に当たってこれらに損傷が発生することがない。
なお、本例では、ロック部材32に形成した手動操作部32dを手で直接操作してロックを解除している。この代わりに、ロック解除操作ワイヤを操作し易い位置まで引き出して、ロック部材32を操作できるようにしてもよい。例えば、図11に示すように、上記構成のロック機構20におけるホルダ側機構30のカバーボックス31の背面にガイド部材51を取り付ける。このガイド部材51によって上下方向にスライド自在の状態でスライダ52を保持する。このスライダ52にロック解除操作ワイヤ53の一端53aを連結する。ロック解除操作ワイヤ53の他端53bは、パチンコ島の前側から簡単に手の届く場所まで引き出しておく。また、スライダ52には、ロック部材32の手動操作部32dに下側から係合可能な係合部52aを形成しておく。
この構成のロック機構20Aによれば、ロック解除時には、ロック解除操作ワイヤ53を引くと、スライダ52が上方に引き上げられる。スライダ52が引き上げられると、そこに形成されている係合部52aが下側からロック部材32の手動操作部32dに係合し、ロック部材32を上方に引き上げる。これにより、ロック部材32がロック解除位置まで持ち上がり、ロック解除状態が形成される。
パチンコ島の部分正面図である。 台間機ホルダから台間機本体を所定量だけ引き出した状態の台間機を示す側面図および背面図である。 図1の台間機に設けられているロック機構を示す斜視図である。 図3のロック機構を示す縦断面図、横断面図および矢印cの方向から見た場合の矢視図である。 台間機ホルダに対して台間機本体が所定量だけ差し込まれた状態におけるロック機構の各部分の状態を示す縦断面図および横断面図である。 台間機本体を台間機ホルダに完全に差し込む直前におけるロック機構の各部分の状態を示す縦断面図および横断面図である。 台間機本体が台間機ホルダにロックされた状態を示す縦断面図および横断面図である。 ロックが解除された直後のロック機構の各部分の状態を示す縦断面図および横断面図である。 ロック解除保持状態のロック機構の各部分の状態を示す縦断面図および横断面図である。 ロック解除保持状態から台間機本体を所定量だけ引き抜いたときのロック機構の各部分の状態を示す縦断面図および横断面図である。 ロック機構の変形例を示す縦断面図および横断面図である。
符号の説明
13 台間機
14 台間機ホルダ
15 台間機本体
20、20A ロック機構
31 カバーボックス
32 ロック部材
32A ロック位置
32B ロック解除位置
32a スライド板部分
32b 係合板部分
32c 水平板部分
32d 手動操作部
32e、32f ガイド穴
32h 傾斜端面
32i 係合端面
33 ロック解除保持部材
33A 退避位置
33B 保持位置
33a 水平板部分
33b 垂直側板部分
33g、33h 傾斜側板部分
34 コイルばね
41、42 係合穴
41a 下縁
42a 側縁
53 ロック解除操作ワイヤ

Claims (5)

  1. 台間機ホルダと、
    前記台間機ホルダに対して抜き差し自在に装着されている台間機本体と、
    前記台間機本体を前記台間機ホルダに装着された状態にロックするためのロック機構とを有し、
    前記ロック機構は、
    台間機上下方向に沿って前記台間機本体に係合したロック位置および当該ロック位置から退避したロック解除位置にスライド可能な状態で前記台間機ホルダに取り付けられているロック部材と、
    台間機左右方向に沿って前記ロック部材を前記ロック解除位置に保持する保持位置および当該保持位置から退避した退避位置に移動可能な状態で、前記台間機ホルダにおける前記ロック部材のスライド範囲内の位置に取り付けられているロック解除保持部材と、
    前記ロック部材と前記ロック解除保持部材の間に架け渡され、前記ロック部材を前記ロック位置に付勢し、前記ロック解除保持部材を前記保持位置に付勢しているばね部材と、
    前記ロック部材に形成されたロック部材側当接部と、前記台間機ホルダに前記台間機本体を差し込むときに、前記ロック部材側当接部に当接して前記ロック部材を一旦前記ロック解除位置の側にスライド可能な前記台間機本体に形成した第1の台間機本体側当接部と、
    前記ロック解除保持部材に形成された保持部材側当接部と、前記台間機ホルダに前記台間機本体を抜き差しするときに、前記保持部材側当接部に当接して前記ロック解除保持部材を前記退避位置の側に移動可能な前記台間機本体に形成した第2の台間機本体側当接部とを備えている遊技台用台間機。
  2. 請求項1において、
    前記ロック解除保持部材は、前記ロック部材における前記ロック位置の側の端部の隣接位置において、台間機左右方向に旋回可能な状態で前記台間機ホルダに取り付けられており、
    前記ばね部材は、前記ロック部材における前記ロック解除位置の側の部位と、前記ロック解除保持部材における旋回中心の後側の部位との間に架け渡されており、
    前記ロック部材が前記ロック解除位置にスライドすると、当該ロック部材の前記端部が、前記保持位置に旋回した前記ロック解除保持部材の後端部に乗り上げて、前記ロック解除位置に保持される遊技台用台間機。
  3. 請求項2において、
    前記ロック部材、前記ロック解除保持部材および前記ばね部材を保護するためのカバー部材を有し、
    前記カバー部材は前記台間機ホルダに取り付けられており、
    当該前記カバー部材に、前記ロック部材がスライド可能に取り付けられていると共に前記ロック解除保持部材が移動可能に取り付けられている遊技台用台間機。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記ロック部材には、当該ロック部材を前記ばね力に逆らって前記ロック解除位置にスライドさせるために用いる手動操作部が形成されている遊技台用台間機。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記ロック部材を前記ばね部材のばね力に逆らって前記ロック解除位置にスライド操作可能なロック解除操作ワイヤを有している遊技台用台間機。
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