JP2004305576A - 遊技台用台間機 - Google Patents

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一隆 染野
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Abstract

【課題】台間機本体をホルダにロックするためのロック機構を小型でコンパクトに構成すること。
【解決手段】遊技台用台間機1のロック機構4では、スライド板13に、ロック部材であるフック11と、ばね覆い部分13bとが形成され、ばね覆い部分13bにより、スライド板13を下側に付勢しているコイルばね18の背面側が覆われている。スライド板13のスライド範囲内にコイルばね18が配置され、スライド板13およびコイルばね18の設置スペースを共用化してある。コイルばね18がばね覆い部分13bにより覆われているので、ホルダ背面側に配置されている配線群や取り付け枠にコイルばねが当たって変形や脱落が起きることを防止できる。また、部品点数が少なく、小型でコンパクトにロック機構を構成できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、隣接配置されている遊技台に対して遊技媒体の貸し出し処理を行う遊技台用台間機に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、遊技台に隣接配置されたホルダと、ホルダに対して前側から抜き差し可能に装着されている台間機本体とを備えた遊技台用台間機において、台間機本体をホルダにロックするロック機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技台用台間機は、一般に、遊技島を構成している取り付け枠の側に固定したホルダに対して、制御ユニット、紙幣識別ユニットなどの各構成部品が内蔵された台間機本体が前側から抜き差し可能な状態で装着されている。また、台間機本体がホルダから引き抜かれることが無いように、ロック機構によって台間機本体がホルダにロックされている。メンテナンス時等においてロック機構を解除して、台間機本体をホルダから引き抜くようにしている。
【0003】
ロック機構としては、台間機本体をホルダに差し込む動作に連動して台間機本体をホルダに自動的にロック可能なものが知られており、例えば、下記の特許文献1、2、3に開示されている。このような自動ロック機構では、ロック位置(係止位置)およびアンロック位置(係止解除位置)に移動可能なロック部材をばねによりロック位置に付勢しておき、台間機本体をホルダに差し込む動作に連動させて、ロック部材を一旦アンロック位置に移動させた後にロック位置に戻すことによりロック状態が自動形成されるようになっている。
【0004】
ロック状態の台間機本体を引き抜くためには、ロック部材をばね力に逆らって手動によりアンロック位置に移動させることによりロックを解除し、この状態を保持したままで台間機本体を手前に引き出せばよい。下記の特許文献3においては、ロック部材に連結されたワイヤを引くことにより、ロック部材をアンロック位置に移動させる操作を簡単に行い得るようにしている。
【0005】
また、下記の特許文献2、3に開示のロック機構は、ロック部材をアンロック位置に移動した後は、台間機本体が引き抜かれるまで、ロック部材を自動的にアンロック状態に保持するための機構も設けられている。かかる機構により、台間機本体の引き抜き作業を簡単に行うことができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−94344号公報
【特許文献2】
特開2002−11237号公報
【特許文献3】
特開2003−10529号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、従来のロック機構では、一般に、ロック部材を付勢しているばね部材がホルダの背面に露出状態で取り付けられている。このために、ホルダ取り付け作業時や、ロックを解除する操作時などにおいて、ばね部材がホルダ背面側に配置されている配線や遊技島の取り付け枠などに当たり、変形したり、あるいはホルダから外れる惧れがある。また、ばね部材に配線などが絡まり、充分なばね力が発揮されず、ロック状態が確実に形成されず、あるいはロック解除ができないなどの弊害が発生する惧れがある。
【0008】
一方、ロック機構の構成部品であるロック部材などを台間機本体の側に取り付けておくと、台間機本体を取り外した場合に、他の機器や床などにロック部材が当たり変形するなどの惧れがある。よって、ロック機構の構成部品は可能な限りホルダ側に取り付けておくことが望ましい。このようにするためには、ロック機構の部品点数を低減してロック機構の小型化を図り、ホルダ側におけるロック機構の設置スペースを可能な限り小さくすることが必要である。
【0009】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ロック機構のばね部材の変形、脱落を防止でき、しかも、少ない部品点数でコンパクトに構成可能なロック機構を備えた遊技台用台間機を提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、遊技台に隣接配置されたホルダと、このホルダに前方から抜き差し可能に装着されている台間機本体と、前記台間機本体を前記ホルダにロックしているロック機構とを有する遊技台用台間機において、
前記ロック機構は、
前記ホルダに差し込まれた台間機本体に対して係止可能なロック部材と、
前記ロック部材を係止方向および係止解除方向にスライドさせるスライド板と、
前記スライド板を前記係止方向に付勢しているばね部材と、
前記ばね部材の背面側の部分を覆うために、前記スライド板に一体形成されているばね覆いとを有していることを特徴としている。
【0011】
本発明では、ロック機構のばね部材がロック部材をスライドさせるスライド板に一体形成されたばね覆いによって覆われている。よって、ばね部材がホルダ背面に取り付けられている場合に、ばね部材がホルダ背面側に配置されている配線類や取り付け枠などに当たって変形あるいは脱落することがない。また、ばね覆いはスライド板に一体形成されているので、ばね部材を保護するために別部材を配置する必要がないので部品点数が増加せず、ロック機構をコンパクトに構成できる。
【0012】
ここで、前記ばね覆いを備えたスライド板と前記ロック部材とが単一部品として形成されていれば、ロック機構の部品点数を低減できるので好ましい。
【0013】
また、本発明の遊技台用台間機では、前記ばね部材を前記スライド板のスライド範囲内に位置させて、スライド板の設置スペースとばね部材の設置スペースを共用化している。この構成によれば、ロック機構を小型でコンパクトに構成できる。
【0014】
次に、前記ロック部材の係止が解除される位置までスライドした前記スライド板を、当該位置に保持可能なスライドロック部材を有していることが望ましい。
【0015】
また、前記スライド板を前記係止解除方向にスライドさせるための操作部材を有していることが望ましい。
【0016】
さらに、遊技台用台間機は一般に縦長の扁平な直方体形状をしているので、ロック機構によるロック位置を複数箇所にすれば、ロック状態におけるがたつきを無くすことができるので好ましい。
【0017】
この場合には、連結板によって各ロック機構のスライド板を連結しておけば、連結板を操作することにより、各スライド板を係止解除位置にスライドさせることができるので便利である。また、この場合、連結板にワイヤなどの操作部材を連結しておけばよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したロック機構を備えた遊技台用台間機の実施の形態を説明する。
【0019】
図1(a)は本実施の形態に係る遊技台用台間機を示す側面図であり、図1(b)は遊技台用台間機のホルダの正面図であり、図1(c)はホルダの背面図である。遊技台用台間機1は、遊技台(図示せず)の隣接位置において遊技島を構成している取り付け枠(図示せず)等に固定されているホルダ2と、このホルダ2に対して前方から抜き差し可能な状態で装着されている台間機本体3と、台間機本体3をホルダ2から外れないようにロックしているロック機構4とを有している。ホルダ2および台間機本体3は、一般的に知られている構成のもの、例えば、前述の特許文献に開示のものを採用できるので、本明細書においてはそれらの説明は省略するものとする。
【0020】
図2はホルダ2と台間機本体3の間に構成されているロック機構4を示す図であり、(a)はホルダ2に台間機本体3が差し込まれる前の状態のロック機構を示す断面図であり、(b)はロック機構の分解斜視図である。これらの図を参照して本例のロック機構4を説明する。
【0021】
ロック機構4は、ホルダ2の背面板部分2aに形成した上下に長い矩形開口部2bから前方に突出しているロック部材としてのフック11と、台間機本体3の背面板部分3aに形成され、フック11を係止可能な縦長の細い係止孔12とを有している。フック11は、ホルダ2の背面板部分2aの背面に上下方向にスライド可能に取り付けられたスライド板13に一体形成されている。
【0022】
スライド板13は、前後方向に向いている垂直板部分13aと、この垂直板部分13aの上端部分を前方に延長させることにより形成されているフック11と、垂直板部分13aの後端から横方に直角に折れ曲がって延びている一定幅のばね覆い部分13bとを備えている。ばね覆い部分13bの下端は背面側に直角に折り曲げられて、指掛かり部分13cが形成されている。
【0023】
垂直板部分13aの上端部分におけるフック11の根元側のくびれ部分11aよりも後側の位置に、ねじ孔13dが形成されている。このねじ孔13dには、段付きねじ14によってストッパ15(スライドロック部材)が上下方向に旋回可能な状態で取り付けられている。ストッパ15は、前後に向いている垂直板部分15aと、垂直板部分15の上端から横方に直角に折れ曲がっている水平板部分15bとを備えている。垂直板部分15aは、旋回中心15cよりも前側の部分が斜め下方に延びた係合爪15dとされており、この係合爪15dの先端面15eは前後方向に延びる水平面とされている。また、側方から見た場合に、当該係合爪15dはフック11のくびれ部分11aを覆い隠しており、その先端面15eがフック11よりも下方に突出した位置にある。さらに、ストッパ15の後端部分はスライド板13のばね覆い部分13bに当接しており、従って、ストッパ15は図に示す初期状態から旋回中心15cの回りを前方にのみ旋回可能となっている。
【0024】
次に、スライド板13の垂直板部分13aには上下方向に延びる長孔13fが形成されており、この長孔13fにスライド自在に通した上下2本の段付きねじ16a、16bによって、スライド板13は、ホルダ背面板部分2aの背面に固定したブラケット17に対して、上下方向にスライド可能な状態で取り付けられている。従って、スライド板13の上下のスライド限界が、それぞれ、下側の段付きねじ16bおよび上側の段付きねじ16aによって規定されている。
【0025】
ブラケット17は、スライド板13が上下方向にスライド可能に取り付けられている一定幅の垂直板部分17aと、この垂直板部分17aの上端および下端から横方に直角に折れ曲がっている上板部分17bおよび下板部分17cと、上板部分17bおよび下板部分17cの前側の縁からそれぞれ上方および下方に直角に折れ曲がって延びている上取り付け板部分17dおよび下取り付け板部分17eとを備えている。これら上下の取り付け板部分17dおよび17eが、ホルダ背面板部分2aの前側から取り付けた上下一対の取り付けねじ18a、18bによって、ホルダ背面板部分2aの背面に固定されている。
【0026】
ここで、ブラケット17の下板部分17cにはばね掛け溝17fが形成され、スライド板13に取り付けたストッパ15の水平板部分15bには、ストッパ旋回中心15cの後方側の位置に、ばね掛け孔15eが形成されている。これらの間に、引張り状態でコイルばね18が架け渡されている。従って、コイルばね18のばね力によって、スライド板13は常にスライド範囲の下限位置(係止位置)に保持されている。ストッパ15には、コイルばね18によって、旋回中心15cの回りを後側に旋回させる力が作用しているが、その後端がスライド板13のばね覆い部分13bに当たっているので、後方へ旋回することがない。また、前方への旋回もコイルばね18のかかるばね力によって拘束されている。
【0027】
一方、台間機本体3の背面板部分3aに形成されている係止孔12は、その下端縁12aが、スライド範囲の下限位置(係止位置)にあるフック11の垂直な先端面11bよりも下側に位置している。フック11は垂直な先端面11bの下端に滑らかに連続して下方および後方に向けて傾斜している傾斜端面11cを備えている。従って、後述するフック11が係止孔12に差し込まれる動作が円滑に行われる。
【0028】
次に、図3を参照して、このように構成したロック機構4の動作を説明する。図3(a)に示すように、ホルダ2に対して台間機本体3を位置合わせして、ホルダ2に対して台間機本体3を前側から差し込む。この結果、図3(b)に示すように、台間機本体3の背面板部分3aに形成されている係止孔12に、ホルダ2の背面板2aの開口部2bから前方に突出しているフック11の先端が当たる。すなわち、フック11の傾斜端面11cが係止孔12の下端縁12aに当たる。台間機本体3をさらに差し込むと、係止孔12の下端縁12aによってフック11が上方に押される。フック11は上下にスライド可能なスライド板13に形成されている。よって、台間機本体3が差し込まれると、スライド板13がばね力に逆らって上方にスライドしながら、フック11が係止孔12に差し込まれる。
【0029】
ここで、フック11の傾斜端面11cの後側の部分においては、ストッパ15の係合爪15dが傾斜端面11cより下方に突出している。従って、台間機本体3が完全に差し込まれる直前において、台間機本体側の係止孔12の下端縁12aがストッパ15の係合爪15dに当たり、係合爪15dを後方に押し込む。図3(c)はこの状態を示してある。ストッパ15は旋回中心15cの回りに前方に旋回可能であるので、係合爪15dが押されると全体として前方に旋回する。
【0030】
台間機本体3がストッパ15の係合爪15dを押しながら完全に差し込まれると、その係止孔12の下端縁12aがフック11の傾斜端面11cを乗り越えてくびれ部分11aに到る。この結果、コイルばね18によって下方に引張られているスライド板13が下方にスライドする。これにより、図3(d)に示すように、フック11が係止孔12に係止された状態、すなわち、ロック機構4のロック状態が形成される。
【0031】
次に、台間機本体3をホルダ2から引き出す場合におけるロック機構4のロック解除動作を説明する。ロックを解除するためには、スライド板13の下端に形成されている指掛かり部分13cに指を掛けて、ばね力に逆らってスライド板13をスライド範囲の上限位置(係止解除位置)まで引き上げる。スライド板13を上限位置まで引き上げると、台間機本体の背面板部分3aの背面に押し付けられた状態にあったストッパ15の係合爪15dの先端が、係止孔12の下端縁12aよりも上に移動する。この結果、コイルばね18によって、常に、上方に旋回する方向に付勢されているストッパ15が旋回して、その係合爪15dが係止孔12に入り込み、係合爪15dの水平な先端面15eが係止孔12の下端縁12aに乗り上げた状態が形成される。図3(e)はこの状態を示してある。ストッパ15は後方には旋回しないように保持されているので、この状態が形成されると、スライド板13が当該係止解除位置に保持される。換言すると、ロック機構4によるロックが解除された状態が保持される。
【0032】
このように、スライド板13を上限位置まで引き上げることによりロック機構4によるロックが解除され、その解除状態が保持される。この後は、台間機本体3を手前側に引き出すことができる。台間機本体3を引き出すと、ストッパ15の係合爪15dが引き出された台間機本体3の係止孔12の下端縁12aから外れる。この結果、スライド板13がばね力によって下方にスライドして、図3(a)に示す状態に戻る。従って、台間機本体3をホルダ2に差し込むと、再び、自動的にロック状態が形成される。
【0033】
このように構成した本例の遊技台用台間機1のロック機構4においては、フック11が形成されているスライド板13を係止位置に付勢しているコイルばね18の背面側が、スライド板13に形成されたばね覆い部分13bによって覆われている。従って、コイルばね18がホルダ2の背面側に配置されている配線群や取り付け枠などに当たって変形や脱落が発生することを防止できる。
【0034】
また、ロック部材としてのフック11と、スライド板13と、ばね覆い部分13bとが単一部品により形成されている。従って、ロック機構4の部品点数を低減することができ、ロック機構4をコンパクトに構成できる。
【0035】
さらには、コイルばね18は、スライド板13のスライド範囲内の位置に配置されている。すなわち、ブラケット17の上板部分17bおよび下板部分17cによって規定されている範囲内をスライド板13が上下し、スライド板13の上端に取り付けたストッパ15とブラケット17の下板部分17cとの間にコイルばね18を架け渡してある。このように、スライド板13のスライド範囲と、コイルばね18の設置スペースとが共用化されているので、ロック機構4を小型でコンパクトに構成できる。特に、ロック機構4の上下方向の長さを短くできる。
【0036】
なお、本例において、スライド板13に形成した指掛かり部分13cに、ワイヤなどの操作部材を連結しておいてもよい。このようにすれば、スライド板13を直接触れることなく、スライド板13を操作できるので、ロック解除作業が簡単になる。
【0037】
また、遊技島に多数の遊技台を設置するために、遊技台用台間機1は縦長の扁平な直方体形状であることが一般的である。縦長の台間機本体3をがたつきなくロックするためには、ロック機構4によるロック位置を複数箇所とすることが望ましい。例えば、上下の2箇所をロックすることが望ましい。
【0038】
図4には、ロック位置が上下の2箇所に形成されるロック機構の例を示してある。この図に示すロック機構40は、基本的には、上記のロック機構4を上下に2箇所配置した構造となっている。従って、対応する部位には同一の符号を付し、それらの説明は省略するものとする。本例のロック機構40では、上下に長い連結板41を備えている。連結板41の上端部分が取り付けねじ42によって上側のロック機構4Aのスライド板13のばね覆い部分13bに連結され、連結板41の下端部分が取り付けねじ43によって下側のロック機構4Bのスライド板13のばね覆い部分13bに連結されている。また、上側のロック機構4Aにおけるブラケット17の上板部分17bにワイヤ通し孔17Aを形成し、ここを通して上側から引き込んだワイヤ44の下端を、連結板41の上板部分41aに連結してある。
【0039】
この構成のロック機構40では、台間機本体3をホルダ2に差し込む場合には、上記のロック機構4と同様に上下のロック機構4A、4Bが動作して、自動的にロック状態が形成される。ロックを解除する場合には、ワイヤ44を引き上げると、連結板41に連結されている上下のロック機構4A、4Bのスライド板13、13が同時に上方に引き上げられて、ロック解除状態が形成される。よって、ロック解除操作も簡単に行うことができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遊技台用台間機のロック機構では、ホルダ背面側に配置されているロック部材を係止位置に付勢しているばね部材の背面側をばね覆いによって覆うようにしている。従って、ばね部材が台間機ホルダの背面側に配置されている配線群や取り付け枠などに当たって変形あるいは脱落するという弊害を回避できる。
【0041】
また、本発明では、かかるばね覆いと、ロック部材をスライドさせるためのスライド板とを単一部品として形成してある。好適な実施の形態では、ロック部材と、スライド板と、ばね覆いとを単一部品として形成してある。従って、部品点数を増加させることなくばね部材を保護できる。また、ロック機構を小型でコンパクトに構成できる。
【0042】
さらに、本発明では、スライド板のスライド範囲内に、ロック機構を係止位置に付勢しているばね部材を配置してある。このように、スライド板の設置スペースとばね部材の設置スペースとの共用化を図ることにより、小型でコンパクトなロック機構を構成できる。
【0043】
次に、本発明では、複数のロック機構を用いて縦長の台間機本体をホルダにロックしているので、がたつきなく台間機本体をロックすることができる。また、各ロック機構のスライド板を連結板によって連結してあるので、各ロック機構を係止解除位置にスライドさせる操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を適用した遊技台用台間機を示す側面図であり、(b)はそのホルダの正面図、(c)はホルダの背面図である。
【図2】図1のロック機構を示す図であり、(a)はその断面図、(b)はその分解斜視図である。
【図3】図1のロック機構の動作を示すための動作説明図である。
【図4】本発明を適用したロック機構の別の例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技台用台間機
2 ホルダ
2a ホルダ背面板部分
2b 開口部
3 台間機本体
3a 台間機本体の背面板部分
4、4A、4B、40 ロック機構
11 フック(ロック部材)
11a くびれ部分
11c 傾斜端面部分
12 係止孔
12a 下端縁
13 スライド板
13b ばね覆い部分
13c 指掛かり
13f 長孔
15 ストッパ(スライドロック部材)
15a 係合爪
15e 係合爪の先端面
17 ブラケット
18 コイルばね(ばね部材)
41 連結板
44 ワイヤ

Claims (8)

  1. 遊技台に隣接配置されたホルダと、このホルダに前方から抜き差し可能に装着されている台間機本体と、前記台間機本体を前記ホルダにロックしているロック機構とを有する遊技台用台間機において、
    前記ロック機構は、
    前記ホルダに差し込まれた台間機本体に対して係止可能なロック部材と、
    前記ロック部材を係止方向および係止解除方向にスライドさせるスライド板と、
    前記スライド板を前記係止方向に付勢しているばね部材と、
    前記ばね部材の背面側の部分を覆うために、前記スライド板に一体形成されているばね覆いと、
    を有していることを特徴とする遊技台用台間機。
  2. 請求項1において、
    前記ばね覆いを備えたスライド板と前記ロック部材とが単一部品として形成されていることを特徴とする遊技台用台間機。
  3. 請求項1または2において、
    前記ばね部材は、前記スライド板のスライド範囲内に位置していることを特徴とする遊技台用台間機。
  4. 遊技台に隣接配置されたホルダと、このホルダに前方から抜き差し可能に装着されている台間機本体と、前記台間機本体を前記ホルダにロックしているロック機構とを有する遊技台用台間機において、
    前記ロック機構は、
    前記ホルダに差し込まれた台間機本体に対して係止可能なロック部材と、
    前記ロック部材を係止方向および係止解除方向にスライドさせるスライド板と、
    前記スライド板を前記係止方向に付勢しているばね部材とを有し、
    前記ばね部材は、前記スライド板のスライド範囲内に位置していることを特徴とする遊技台用台間機。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記ロック部材の係止が解除される位置までスライドした前記スライド板を、当該位置に保持可能なスライドロック部材を有していることを特徴とする遊技台用台間機。
  6. 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
    前記スライド板を前記係止解除方向にスライドさせるための操作部材を有していることを特徴とする遊技台用台間機。
  7. 遊技台に隣接配置されたホルダと、このホルダに前方から抜き差し可能に装着されている台間機本体と、前記台間機本体を前記ホルダにロックしているロック機構とを有する遊技台用台間機において、
    前記ロック機構は、少なくとも第1および第2のロック機構を含み、
    前記第1および第2のロック機構は、請求項1ないし6のうちのいずれかの項に記載のロック機構であり、
    前記第1および第2のロック機構における各スライド板が、連結板によって相互に連結されていることを特徴とする遊技台用台間機。
  8. 請求項7において、
    前記連結板には操作部材が連結されていることを特徴とする遊技台用台間機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009189672A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Jcm Systems Kk 遊技台用台間機のロック機構
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