JP4542236B2 - 遊技媒体貸出用台間機及びそのロック機構 - Google Patents

遊技媒体貸出用台間機及びそのロック機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、島内に取り付けたフレーム枠に台間機本体を脱着可能に装着してなる遊技媒体貸出用台間機及びそのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコホール等の遊技場においては、遊技者の便宜を図るために、パチンコ機やスロットマシン等の各遊技機の側方に、カード又は現金の投入によってパチンコ球やメダル等の遊技媒体を貸し出す台間機が設置されている。この台間機は、通常、紙幣識別機やカード処理装置等を有する台間機本体とフレーム枠とに分離され、フレーム枠を遊技島内に固定し、このフレーム枠に対し台間機本体を前後方向に差し込んで取り付けたり、引き抜いて取り外したりすることができるようになっている一方、台間機本体の背面側とフレーム枠の垂直部との間にロック機構を装備している。
【0003】
そして、この種のロック機構としては、例えば特開平9−94344号公報に開示されるように、台間機本体の背面側に設けられた係合孔と、フレーム枠の垂直部に台間機本体側に突出して設けられた上記係合孔と係合可能な楔形状の係合部材と、この係合部材を上下動させる操作部材と、この操作部材を上記係合部材が係合孔に係合する方向に弾性的に付勢する付勢部材とからなるものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、台間機本体をフレーム枠から取り外す時には、付勢部材の付勢力に抗して操作部材を移動させて係合部材と係合孔との係合状態を解除し、この解除状態を保持しながら台間機本体を前方に引き出さなければならず、その作業が容易でないという問題があった。尚、上記例示の公報には、係合部材にテーパ状の摺接部を形成し、台間機本体をフレーム枠から取り外す時に付勢部材の付勢力に抗して操作部材を移動させると上記摺接部が係合孔の縁部に当たって台間機本体を係合部材と係合孔との係合状態を解除する程度にまで前方に押し出すようにすることが開示されているが、台間機本体は重量物であるので、この台間機本体を押し出すために操作部材の移動操作力として非常に大きな力が必要であるという不具合がある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、台間機本体をフレーム枠から取り外す時の作業を容易に行い得る遊技媒体貸出用台間機及びそのロック機構を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、島内に取り付けたフレーム枠に対し台間機本体を前方より差し込んで脱着可能に装着してなる遊技媒体貸出用台間機のロック機構として、上記台間機本体の背面側に互いに上下方向に所定距離隔てて設けられた複数の係合部材と、上記フレーム枠の垂直部の上記各係合部材に対応する部位にそれぞれ係合部材が差し込み可能に設けられた複数の係合孔と、上記係合部材が対応する係合孔に差し込まれた状態で係合部材を抜け止めにするためのロック部材と、このロック部材を係合部材の抜け止め方向に弾性的に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付勢力に抗して上記ロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作した時その状態を保持する保持手段とを備える。そして、上記ロック部材は、フレーム枠の垂直部の一方の側壁内面に重ね合わされかつ最上位置の係合孔と最下位置の係合孔との間に跨って上下方向に延びる縦長のプレート状部と、このプレート状部の各係合孔に対応する部位から対応する係合孔を貫通しかつフレーム枠の垂直部の背面外側に沿うように形成された複数の抜け止め部とを有する構成にし、上記ロック部材のプレート状部とフレーム枠の垂直部の一方の側壁との間に、一方に設けた上下方向に長い長孔と、他方にこの長孔に挿入するように設けたガイドピンとからなるガイド機構を設け、このガイド機構の案内の下でロック部材の各抜け止め部が対応する係合部材の嵌合孔からの抜け止めをする抜け止め位置と抜け止めを解除する抜け止め解除位置との間でロック部材がフレーム枠の垂直部に沿って上下動可能に設ける。上記ロック部材の各抜け止め部に、それぞれ上下方向に長い長孔を有するプレートを固定するとともに、このプレートの長孔を通してネジ部材をフレーム枠の垂直部の背面にねじ込んで固定し、上記ロック部材が抜け止め位置と抜き止め解除位置との間でフレーム枠の垂直部に沿って上下動する時このネジ部材とプレートの長孔とによっても案内するように構成する。また、上記プレートにフランジ部を形成する。さらに、上記保持手段は、台間機本体の背面側でかつ上記複数の係合部材のうちの1つの係合部材の近傍に出没可能に設けられたロックピンと、このロックピンを突出方向に付勢するばねとを有し、上記ロック部材が抜け止め位置に位置するとき上記ロックピンがプレートに対面して非突出状態にあり、上記ロック部材が抜け止め解除位置に移動操作されたとき上記ロックピンがばねの付勢力により突出し、プレートのフランジ部に当接して保持機能を発揮するように構成する。
【0007】
この構成では、台間機本体をフレーム枠から取り外す時付勢部材の付勢力に抗してロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作すると保持手段によってその状態が保持されるため、作業者は、従来の如くロック部材を操作状態に保持しながら台間機本体を前方に引き出すという面倒な作業を行う必要はなく、単に台間機本体の引き出しだけを行えばよく、作業が容易なものになる。
【0008】
しかも、台間機本体をフレーム枠に差し込んで取り付ける時、台間機本体の背面側とフレーム枠の垂直部との間では台間機本体側の複数の係合部材がそれぞれフレーム枠側の対応する係合孔に差し込まれ、この差し込み状態で各係合部材がロック部材により抜け止めされるため、ロック機能を十分に発揮することができる。また、台間機本体をフレーム枠から取り外す時には、1つのロック部材のみを操作するだけで複数の係合部材の抜け止めを共に解除することができ、作業が容易なものになる。その上、ロック部材は、フレーム枠の垂直部の一方の側壁内面に重ね合わされかつ最上位置の係合孔と最下位置の係合孔との間に跨って上下方向に延びる縦長のプレート状部と、このプレート状部の各嵌合孔に対応する部位から対応する嵌合孔を貫通しかつフレーム枠の垂直部の背面外側に沿うように形成された複数の抜け止め部とを有するものであり、ロック機構の装備に伴う台間機の背面側への突出量を少なくすることができる。
【0009】
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明を、遊技媒体貸出用台間機として把握したものである。すなわち、遊技媒体貸出用台間機は、請求項1記載のロック機構を備える構成にする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は本発明の一実施形態に係るロック機構を装備した遊技媒体貸出用台間機Aを示し、この台間機Aは、遊技機としてのパチンコ機Bの左側方に隣接して配置され、このパチンコ機Bに対し貸出データを送信して所定個数のパチンコ球を放出させるとともにカード発行機能を有するものである。
【0011】
すなわち、台間機Aは、遊技島内でパチンコ機Bに隣接して取り付けられたフレーム枠1と、このフレーム枠1に対し前方より差し込んで脱着可能に装着される台間機本体2とからなる。台間機本体2は、本体ケース3内に紙幣識別機6、カードユニット7及び制御部(図示せず)等を有しており、この台間機本体2の本体ケース3の正面側を構成する正面パネル3aには上側より順に紙幣投入口11、カード挿入中ランプ12、稼働中表示ランプ13、カード挿入・取込口14、カード切れランプ15、カード満杯ランプ16及びカード挿入ボタン17が設けられている。そして、紙幣投入口11に紙幣を投入すると紙幣識別機6でその投入紙幣が真正であることを確認した後カードユニット7がカード挿入・取込口14よりカードを発行し、またカード挿入ボタン17を押すとカードをカードユニット7に取り込み、右隣りのパチンコ機Bに対し貸出データを送信して所定個数のパチンコ球を放出させるようになっており、これらの制御及び各ランプ12,13,15,16の点灯又は点滅の制御は制御部によって行われる。
【0012】
上記フレーム枠1は、台間機本体2を前後方向にガイドするガイド面をそれぞれ有する上下一対の水平部1a,1bと、この両水平部1a,1b同士を連結しかつ台間機本体2の装着状態でその本体ケース3の背面部3bに当接する垂直部1cとからなり、この垂直部1cの縦方向中央部には、図示していないが、外部機器としての右隣りのパチンコ機B及び遊技場のホストコンピュータや専用端末等の管理装置との間で信号を入出力するための外部通信用制御基板などが設けられている。
【0013】
そして、上記台間機本体2の背面側とフレーム枠1の垂直部1cとの間には、台間機本体2をフレーム枠1に装着した時両者を結合ロックするロック機構20が設けられている。このロック機構20は、台間機本体2の背面側の上下2個所にそれぞれ設けられた係合部材21,21と、フレーム枠1の垂直部2cの上下2個所にそれぞれ上記各係合部材21が差し込み可能に設けられた係合孔22,22(図6ないし図9参照)と、上記両係合部材21,21がそれぞれ対応する係合孔22,22に差し込まれた状態でこの両係合部材21,21を共に抜け止めするためのロック部材23とを備えている。
【0014】
上記各係合部材21は、上側のものの場合図4及び図5に詳示するように、台間機本体2の本体ケース3の背面部3b及び左側面部3cに固定されたアングル状の固定部21aと、この固定部21aの一端から本体ケース3の背面部3bより後方に突出するフック部21bとからなり、フック部21bは、その下辺側に傾斜辺部21cと顎部21dとを有している。
【0015】
上記ロック部材23は、フレーム枠1の垂直部1cの右側壁内面に重ね合わされかつ上記上下2個所の係合孔22,22間に跨って延びる縦長のプレート状の部分つまりプレート状部23cを有し、このロック部材23のプレート状部23cの上部、中央部及び下部にはそれぞれガイドピン24が設けられ、この各ガイドピン24はいずれもフレーム枠1の垂直部1cの右側壁に形成した上下方向に長い長孔25に挿通されていて、この長孔25及びガイドピン24からなるガイド機構26の案内の下にロック部材23がフレーム枠1の垂直部1cに沿って所定の範囲内で上下動可能に設けられている。
【0016】
また、上記ロック部材23は、そのプレート状部23cの上下両端部にそれぞれフレーム枠1の垂直部1cの背面側に延びる抜け止め部23a,23bを有している。このロック部材23のプレート状部23c上端の抜け止め部23aは、図6及び図7に示すように、またロック部材23のプレート状部23c下端の抜け止め部23bは、図8及び図9に示すように、共に係合孔22を貫通しかつフレーム枠1の垂直部1cの背面外側に沿うように略直角に折り曲げられている。そして、台間機本体2をフレーム枠1に前方より差し込んで取り付け、台間機本体2側の各係合部材21がそれぞれフレーム枠1側の係合孔22に差し込まれた状態のときにロック部材23を上限位置にまで移動させるとロック部材23の各抜け止め部23a,23bがそれぞれ係合部材21の顎部21dとフレーム枠1の垂直部1cの背面との間に差し込まれて各係合部材21の係合孔22からの抜け止めをするようになっている。
【0017】
上記ロック部材23の各抜け止め部23a,23bにはそれぞれ上下方向に長い長孔27を有するプレート28がネジ止めにより固定され、このプレート28の長孔27を通してネジ部材29がフレーム枠1の垂直部1cの背面にねじ込んで固定されており、ロック部材23がフレーム枠1の垂直部1cに沿って所定の範囲内で上下動する時このネジ部材29とプレート28の長孔27とによっても案内するようになっている。上記プレート28の上縁には指先が引っ掛る程度の大きさを有するフランジ部30が折り曲げて形成されている。また、ロック部材23上端側のプレート28のフランジ部30とフレーム枠1の垂直部1cの背面に形成したばね座部31との間には、ロック部材23を上限位置に位置付けるようにつまり係合部材21の抜け止め方向に弾性的に常時付勢する付勢部材としてのコイルばね32が掛け渡して設けられている。
【0018】
上記ロック機構20は、更に図4及び図5に示すように、台間機本体2の背面側上部に設けた係合部材21の下方近傍に、上記コイルばね32の付勢力に抗してロック部材23を下限位置寄りにつまり係合部材21の抜け止め解除方向に操作した時その状態を保持する保持手段35を備えており、この保持手段35は、台間機本体2の本体ケース3の背面部3bより出没可能に設けられたロックピン36と、台間機本体2の本体ケース3の左側面部3cにネジ止めにより固定されロックピン36を支持する支持部材37と、この支持部材37とロックピン36の鍔部36aとの間に縮装されロックピン36を突出方向に常時付勢するコイルばね38とを有している。
【0019】
次に、上記実施形態の作動、特に修理や点検等のために台間機本体2をフレーム枠1から取り外し、またフレーム枠1に取り付けるときのロック機構20の作動について説明する。
【0020】
台間機本体2がフレーム枠1に取り付けられているときには、台間機本体2背面側の上下2つの係合部材21,21はそれぞれフレーム枠1の係合孔22に差し込まれており、ロック部材23はコイルばね32の付勢力により上限位置に位置付けられ、このロック部材23の上下両端の抜け止め部23a,23bがそれぞれ上記各係合部材21の顎部21dとフレーム枠1の垂直部1cの背面との間に差し込まれて各係合部材21の係合孔22からの抜け止めをする状態になっている。また、保持手段35のロックピン36は、図7に示すようにフレーム枠1の垂直部1cの背面に形成した挿入孔41を通してロック部材23上端側のプレート28に対面し、フレーム枠1の垂直部1cの背面後方には突出していない。
【0021】
そして、このような状態から台間機本体2をフレーム枠1から取り外すときには、先ず、作業者はロック部材23の上端側又は下端側のプレート28のフランジ部30を指先等で押し下げることにより、ロック部材23をコイルばね32の付勢力に抗して下限位置にまで下方に移動させ、ロック部材23の各抜け止め部23a,23bによる係合部材21の係合孔22からの抜け止めを解除する。この際、保持手段35のロックピン36は、ロック部材23と一体のプレート28の下方への移動に伴い、図10に示すようにプレート28の上縁に接した位置でコイルばね38の付勢力により突出し、ロック部材23を下限位置につまり係合部材21の抜け止めを解除した状態に保持する。また、上下2つの係合部材21,21の抜け止め解除は、1つのロック部材23の上端側又は下端側のプレート28のフランジ部30を指先等で押し下げるだけの操作で行うことができるので、その分作業を容易に行うことができる。特に、遊技島内の台間機Aの上部後方はパチンコ球供給装置等が配置され、スペース的に狭くなっているため、台間機Aの下部後方に位置するロック部材23下端側のプレート28のフランジ部30を指先等で押し下げて上下2つの係合部材21,21の抜け止めを解除できることは作業が非常にし易くなる。
【0022】
その後、台間機本体2を前方に引き出すことにより、台間機本体2をフレーム枠1から取り外すことができる。この際、作業者は、従来の如くロック部材23を係合部材21の抜け止め解除状態に保持しながら台間機本体2を前方に引き出すという面倒な作業を行う必要はないので、その分作業を容易に行うことができる。尚、台間機本体2を前方に引き出した時には、保持手段35のロックピン36等はフレーム枠1から離れるため、ロック部材23はコイルばね32の付勢力により上限位置にまで上方に移動する。
【0023】
一方、台間機本体2をフレーム枠1に前方より差し込んで取り付けるときには、台間機本体2の差し込み動作に伴って、台間機本体2背面側の各係合部材21の傾斜辺部21cがそれぞれフレーム枠1側のロック部材23の抜け止め部23a,23bに当接し、このロック部材23をコイルばね32の付勢力に抗して押し下げながら各係合部材21がフレーム枠1の係合孔22に差し込まれ、その状態でロック部材23がコイルばね32の付勢力により上方に移動し、その抜け止め部23a,23bがそれぞれ上記各係合部材21の顎部21dとフレーム枠1の垂直部1cの背面との間に差し込まれて各係合部材21の係合孔22からの抜け止めをする。これにより、台間機本体2がフレーム枠1に対し上下2個所で分離不能にロックされることになり、ロック機能が十分に発揮される。
【0024】
このように、本実施形態のロック機構20においては、台間機本体2をフレーム枠1に取り付けたときのロック機能を十分に発揮することができる上、台間機本体2をフレーム枠1から取り外す時の作業を容易に行うことができ、作業性の向上を図ることができる。しかも、ロック部材23はフレーム枠1の垂直部1cの右側壁内面に重ね合わせて設けたプレート状のものであり、ロック機構20の装備に伴う台間機Aの背面側への突出量を少なくすることができるので、台間機Aの小型化等に寄与することができる。
【0025】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、台間機本体2の背面側に係合部材21を、フレーム枠1の垂直部1cに係合孔22をそれぞれ設けた場合について述べたが、本発明は、特開平9−94344号公報の如く台間機本体の背面側に係合孔を、フレーム枠の垂直部に係合部材をそれぞれ設けてよい。また、係合部材が係合孔に差し込まれた状態で係合部材を抜け止めにするためのロック部材としては、実施形態の如くフレーム枠1の垂直部1cに沿って上下動するものに限らず、フレーム枠1の垂直部1c等に揺動可能に設けられたものでもよい。
【0026】
さらに、上記実施形態では、遊技媒体貸出用台間機として、隣接するパチンコ機Bに対し貸出データを送信して所定個数のパチンコ球を放出させるとともにカード発行機能を有するパチンコ球貸出用台間機Aについて述べたが、本発明は、現金(紙幣又は硬貨)の投入によりパチンコ球の貸出を行う現金機用台間機、磁気カードやICカードの投入によりパチンコ球の貸出を行うカード式台間機の他、スロットマシンの側方に配置されそれに使用するメダルを貸し出し、あるいは貸出メダルをクレジット記録できるスロットマシン用の台間機などにも同様に適用することができるのは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明における遊技媒体貸出用台間機及びそのロック機構によれば、台間機本体をフレーム枠から取り外す時付勢部材の付勢力に抗してロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作するとその状態が機構的に保持されるため、作業者はその後単に台間機本体の引き出しを行うだけでよく、作業を容易に行うことができる。
【0028】
しかも、台間機本体をフレーム枠に取り付けた時台間機本体側の複数の係合部材がそれぞれフレーム枠の対応する係合孔に抜け止めされるため、ロック機能を十分に発揮することができる。また、1つのロック部材のみを操作するだけで複数の係合部材の抜け止めを共に解除することができ、作業の容易化を一層図ることができる。更に、台間機の背面側への突出量を少なくすることができ、実用性に優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る台間機及びパチンコ機の斜視図である。
【図2】 上記台間機の側面図である。
【図3】 台間機を台間機本体とフレーム枠とに分離した状態の側面図である。
【図4】 図3のE付近の一部切開拡大図である。
【図5】 図4のF方向から見た矢視図である。
【図6】 図2のG付近の拡大図である。
【図7】 図6のH方向から見た矢視図である。
【図8】 図2のJ付近の拡大図である。
【図9】 図8のK方向から見た矢視図である。
【図10】 ロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作した時の状態を示す図7相当図である。
【符号の説明】
A 遊技媒体貸出用台間機
1 フレーム枠
1c 垂直部
2 台間機本体
3 本体ケース
3b 背面部
20 ロック機構
21 係合部材
22 係合孔
23 ロック部材
23a,23b 抜け止め部
23c プレート状部
24 ガイドピン
25 長孔
26 ガイド機構
27 長孔
28 プレート
29 ネジ部材
30 フランジ部
32 コイルばね(付勢部材)
35 保持手段
36 ロックピン
38 コイルばね

Claims (2)

  1. 島内に取り付けたフレーム枠に対し台間機本体を前方より差し込んで脱着可能に装着してなる遊技媒体貸出用台間機において、
    上記台間機本体の背面側に互いに上下方向に所定距離隔てて設けられた複数の係合部材と、
    上記フレーム枠の垂直部の上記各係合部材に対応する部位にそれぞれ係合部材が差し込み可能に設けられた複数の係合孔と、
    上記係合部材が対応する係合孔に差し込まれた状態で係合部材を抜け止めにするためのロック部材と、
    このロック部材を係合部材の抜け止め方向に弾性的に付勢する付勢部材と、
    この付勢部材の付勢力に抗して上記ロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作した時その状態を保持する保持手段とを備えており、
    上記ロック部材は、フレーム枠の垂直部の一方の側壁内面に重ね合わされかつ最上位置の係合孔と最下位置の係合孔との間に跨って上下方向に延びる縦長のプレート状部と、このプレート状部の各係合孔に対応する部位から対応する係合孔を貫通しかつフレーム枠の垂直部の背面外側に沿うように形成された複数の抜け止め部とを有してなり、
    上記ロック部材のプレート状部とフレーム枠の垂直部の一方の側壁との間には、一方に設けた上下方向に長い長孔と、他方にこの長孔に挿入するように設けたガイドピンとからなるガイド機構が設けられ、このガイド機構の案内の下でロック部材の各抜け止め部が対応する係合部材の嵌合孔からの抜け止めをする抜け止め位置と抜け止めを解除する抜け止め解除位置との間でロック部材がフレーム枠の垂直部に沿って上下動可能に設けられており、
    上記ロック部材の各抜け止め部にはそれぞれ上下方向に長い長孔を有するプレートが固定され、このプレートの長孔を通してネジ部材がフレーム枠の垂直部の背面にねじ込んで固定されており、上記ロック部材が抜け止め位置と抜き止め解除位置との間でフレーム枠の垂直部に沿って上下動する時このネジ部材とプレートの長孔とによっても案内するようになっており、また、上記プレートにはフランジ部が形成されており、
    上記保持手段は、台間機本体の背面側でかつ上記複数の係合部材のうちの1つの係合部材の近傍に出没可能に設けられたロックピンと、このロックピンを突出方向に付勢するばねとを有し、上記ロック部材が抜け止め位置に位置するとき上記ロックピンがプレートに対面して非突出状態にあり、上記ロック部材が抜け止め解除位置に移動操作されたとき上記ロックピンがばねの付勢力により突出し、プレートのフランジ部に当接して保持機能を発揮するように構成されていることを特徴とする遊技媒体貸出用台間機のロック機構。
  2. 請求項1記載のロック機構を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出用台間機。
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