JP2018138209A - 遊技媒体貸出機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の仕様に拘わらず顔認証を正確に行う。【解決手段】遊技媒体貸出機10の筐体正面14Aには、遊技者が遊技店の会員であるか否かを認証する顔認証を行うために遊技者の顔を撮像するカメラ36が配置されている。カメラ36はカメラケース38に収容されて制御部側正面板18Aの上部に配置され、詳細には、カメラ36はタッチパネル式モニタ1804の上方に設けられている。カメラケース38の内部でカメラケース正面3802にカメラ36の撮像光学系3602が配置され、撮像光学系3602の光軸は、遊技機側に傾斜している。カメラケース38は、互いに筐体正面14Aの幅方向に離れた第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2とに取り付け可能に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に併設される遊技媒体貸出機に関する。
従来、遊技店には、スロットマシンのような遊技機が複数並べて配置されている。
そして、各遊技機に隣接してメダル(遊技媒体)の払い出しを行なう遊技媒体貸出機が併設されている。
遊技媒体貸出機は、筐体を備え、遊技者が貨幣を貨幣投入口に投入することで、あるいは、所定のカード媒体をカード挿入口に挿入することで、筐体内部の払い出しホッパによりメダルの払い出しを行なう。
このような遊技媒体貸出機の筐体正面にカメラを設け、遊技者の顔認証を行うようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2014−23770号公報
ところで、遊技機の前後方向において、遊技媒体貸出機の筐体正面と遊技機の正面との位置関係は一定ではなく、遊技機の仕様によって異なっている。
遊技媒体貸出機の筐体正面に対して、遊技機の正面が大きく遊技者側にせり出している場合、遊技機のせり出し部分によって遊技媒体貸出機に設置されているカメラの撮像範囲が部分的に遮られてしまい、この遊技媒体貸出機に設置されているカメラでは遊技者の顔の一部しか撮像できず、顔認証を正確に行う上で不利となることが懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、遊技機の仕様に拘わらず顔認証を正確に行う上で有利な遊技媒体貸出機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、顔認証のために遊技者の顔を撮像するカメラを有し遊技機に併設される遊技媒体貸出機であって、前記カメラは、第1の取り付け位置と第2の取り付け位置とに取り付け可能に設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記遊技媒体貸出機は遊技者に向いた筐体正面を有する筐体を有し、前記第1の取り付け位置と前記第2の取り付け位置は、前記筐体正面の幅方向に離れた箇所であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記カメラはカメラケースに収容されて前記筐体正面に配置され、前記第1の取り付け位置は、前記筐体正面の前方から見て前記カメラケースが前記筐体正面の輪郭内に収納された位置であり、前記第2の取り付け位置は、前記筐体の幅方向で前記遊技機から離れる方向に前記カメラケースが前記筐体正面から突出した位置であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記カメラケースを前記第1の取り付け位置と前記第2の取り付け位置との間でスライド可能に支持する支持機構が設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記カメラケースは、上方から見て前記遊技機側よりも前記遊技機から離れた側が前記筐体正面から突出した傾斜のカメラケース正面を有し、前記カメラケースの内部で前記カメラケース正面に前記カメラの撮像光学系が配置され、前記撮像光学系の光軸は、前記遊技機側に傾斜していることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記筐体正面に遊技者の遊技状況を表示する遊技状況表示部が設けられ、前記カメラは前記遊技状況表示部の上方に設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、顔認証のために遊技者の顔を撮像するカメラが、第1の取り付け位置と第2の取り付け位置とに取り付け可能に設けられているので、遊技機の仕様に拘わらずカメラによって遊技者の顔の大部分を撮像でき、顔認証を正確に行う上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、遊技機によって遮られるカメラの撮像範囲を最小限にする上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、カメラケースが第1の取り付け位置にあるか、第2の取り付け位置にあるかが瞬時に判断でき、カメラケースの取り付け位置を間違うといった作業ミスを防止でき、カメラケースの取り付け作業の効率化を図る上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、カメラケースの取り付け位置の変更が容易となり、カメラケースの取り付け位置の変更作業の効率化を図る上で有利となる。
請求項5記載の発明によれば、カメラケースの大きさを最小限にしつつ遊技機によって遮られるカメラの撮像範囲を最小限にする上で有利となる。
請求項6記載の発明によれば、遊技者の顔が遊技状況表示部の方向を向くことで、遊技者の顔がカメラに対して正対する頻度が多くなり、カメラによって遊技者の顔をより正確に撮像する上で有利となり、顔認証を正確に行う上で有利となる。
(A)は実施の形態に係る遊技媒体貸出機の正面図、(B)は実施の形態に係る遊技媒体貸出機の側面図である。 カメラケースが第1の取り付け位置にある状態を示す遊技媒体貸出機の部分拡大斜視図である。 カメラケースが第2の取り付け位置にある状態を示す遊技媒体貸出機の部分拡大斜視図である。 (A)はカメラケースが第1の取り付け位置にありカメラの撮像範囲が遊技機の部分で遮られた状態を示す説明図、(B)はカメラケースが第2の取り付け位置にありカメラの撮像範囲が確保された状態を示す説明図である。 フレームを示す斜視図である。 (A)はカメラケースの斜視図、(B)はガイドブラケットの斜視図、(C)はガイドブラケットと正面板側スライド固定片とスライド片とカメラケース側スライド固定片とを組み付けた状態を示す斜視図、(D)は(C)にカメラケースが組み付けられた状態を示す斜視図である。 カメラケースが第1の取り付け位置にある状態を示す斜視図である。 カメラケースが第2の取り付け位置にある状態を示す斜視図である。 (A)はカメラケースが第1の取り付け位置にある状態を背面側から見た斜視図、(B)は(A)からフレームを省略した背面図である。 (A)はカメラケースが第2の取り付け位置にある状態を背面側から見た斜視図、(B)は(A)からフレームを省略した背面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1(A)、(B)に示すように、遊技媒体貸出機10は、遊技媒体を用いて遊技を行なう遊技機、例えば、スロットマシン等に併設される装置である。本実施の形態では、遊技媒体としてメダルを用いる場合について説明する。
遊技媒体貸出機10は、筐体12と、筐体本体14と、ビルバリユニット16と、制御部18と、払い出しホッパ20と、ノズルシュート22と、ノズル24と、計数遊技媒体受け皿26と、受け皿用蓋28と、計数ホッパ21とを含んで構成されている。
筐体本体14は、縦長直方体形状を呈し、底板1402と、底板1402の両側から起立する一対の側板1404と、側板1404の上端を接続する天板1406とを含んで中空状に構成されている。
筐体本体14の正面側の開口である正面開口部1410は複数の正面板で閉塞され、筐体正面14Aは、複数の正面板で構成されている。
背面側の開口である背面開口部は複数の背面板で閉塞され、これにより筐体12が構成される。
筐体12の内部には、上から順番にビルバリユニット16、制御部18、払い出しホッパ20、計数ホッパ21が収納されている。
筐体正面14Aを構成する複数の正面板は、ビルバリユニット用正面板16A、制御部側正面板18A、補給扉30、下部正面板32を含んで構成されている。
ビルバリユニット16は、遊技者が投入する貨幣を識別するものであり、正面開口部1410のうちビルバリユニット16の正面側はビルバリユニット用正面板16Aで閉塞され、ビルバリユニット用正面板16Aには、貨幣を投入する貨幣投入口1602が設けられている。
制御部18は、遊技媒体貸出機10の各種制御を行なうものである。
制御部18は、正面開口部1410のうち制御部18の正面側は制御部18と一体に形成された制御部側正面板18Aで閉塞され、制御部側正面板18Aには、カード挿入口1802、タッチパネル式モニタ1804が設けられている。
カード挿入口1802には、遊技者を識別する情報又はカード固有の識別情報が記録されたカードが挿入され、制御部18によってカードの情報の読み取り、書き込みがなされる。
タッチパネル式モニタ1804には、払い出したメダル数、獲得したメダル数などの遊技者の遊技状況が制御部18によって表示される。本実施の形態では、タッチパネル式モニタ1804が、遊技者の遊技状況を表示する遊技状況表示部を構成している。
ノズルシュート22は、払い出しホッパ20から払い出されたメダルを受け入れてノズル24に導く部分であり、ノズルシュート22は、下部正面板32に一体に形成されている。
ノズル24は、ノズルシュート22から導かれたメダルを遊技機の下皿(不図示)に導くものであり、ノズルシュート22に揺動可能に結合されたノズル本体2402と、ノズル本体2402の先端に設けられたノズルトップ2404とを含んで構成される。
正面開口部1410の下部には下部正面板32が着脱可能に取着されており、補給扉30で閉塞される正面開口部1410の部分の下方から正面開口部1410の下端までが下部正面板32で閉塞される。
計数ホッパ21は、計数遊技媒体受け皿26に投入されたメダルの枚数を計数するものであり、メダルの計数結果は制御部18に伝達される。
下部正面板32は、筐体12の内部と反対に位置する正面3202を有し、この正面3202は筐体12の正面を構成している。
計数遊技媒体受け皿26は、下部正面板32の正面3202でノズルシュート22の上に設けられている。
制御部18の下方には、メダル(円板状の遊技媒体)補給用の開口部34が設けられ、開口部34は、補給扉30で開閉される。
制御部側正面板18Aの下方の正面開口部1410には、縦長の矩形状を呈する開口部34が開設されている。開口部34は、払い出しホッパ20にメダルを補充する部分である。
図1、図2、図3に示すように、筐体正面14Aには、遊技者が遊技店の会員であるか否かを認証する顔認証を行うために遊技者の顔を撮像するカメラ36が配置されている。
本実施の形態では、カメラ36はカメラケース38に収容されて制御部側正面板18Aの上部に配置され、詳細には、カメラ36はタッチパネル式モニタ1804の上方に設けられている。
カメラケース38は、筐体正面14Aの幅方向に沿って延在する幅と、上下方向の高さとを有し、カメラケース38は、上方から見て遊技機側よりも遊技機から離れた側が筐体正面14Aから突出した傾斜のカメラケース正面3802を有している。
カメラケース38の内部でカメラケース正面3802にカメラ36の撮像光学系3602が配置され、撮像光学系3602の光軸は、遊技機側に傾斜している。
カメラケース38は、カメラ36による撮像が可能な光透過率を有する材料、例えば合成樹脂材料で形成されている。本実施の形態では、カメラケース38は、カメラ36が外部から視認しづらくなるようなスモーク色で構成され、遊技者がカメラ36の存在を煩わしく感じないように図られている。
カメラケース38は、互いに筐体正面14Aの幅方向に離れた第1の取り付け位置P1(図2)から第2の取り付け位置P2(図3)の間を移動可能に構成されている。
図4(A)に示すように、第1の取り付け位置P1は、筐体正面14Aの前方から見てカメラケース38が筐体正面14Aの輪郭内に収納された位置である。
図4(B)に示すように、第2の取り付け位置P2は、筐体12の幅方向で遊技機から離れる方向にカメラケース38が筐体正面14Aから突出した位置である。
本実施の形態では、図7、図8に示すように、カメラケース38を第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2との間でスライド可能に支持する支持機構40が設けられている。
支持機構40は、図5、図6(A)〜(D)に示すように、筐体本体14の内部に収容されるフレーム42と、フレーム42に取着されるガイドブラケット44と、制御部側正面板18Aに取着される正面板側スライド固定片46と、カメラケース38に取着されるスライド片47及びカメラケース側スライド固定片48とを含んで構成されている。
より詳細に説明すると、図5に示すように、フレーム42において筐体正面14A(図2参照)の前方に位置するフレーム正面4202の上部には、筐体12の幅方向に延在するケーブル挿通孔4204が形成されている。
ガイドブラケット44は、図9(A)に示すように、ねじ50A、50Bによりフレーム正面4202の上部に取着される。ガイドブラケット44は、図6(B)に示すように、フレーム正面4202と制御部側正面板18Aとの間に配置されるガイドブラケット正面4402を有し、ガイドブラケット正面4402にはスライドガイド4404が形成されている。
正面板側スライド固定片46は、図9(A)、(B)に示すように、筐体12の幅方向に沿った長さを有し、正面板側スライド固定片46の長手方向の中間部がねじ50Cを介して制御部側正面板18Aに取着されている。
図9(A)、(B)、図10(A)、(B)に示すように、正面板側スライド固定片46の長手方向の両端には、カメラケース38を第1の取り付け位置P1に固定する第1ねじ孔4602と、第2の取り付け位置P2に固定する第2ねじ孔4604とが形成されている。
カメラケース側スライド固定片48は、図6(C)、図9(A)、(B)に示すように、筐体12の幅方向に沿った長さを有し、カメラケース側スライド固定片48の長手方向の中間部がねじ50Dによりスライド片47に取着される。このスライド片47は、ねじ54を介してカメラケース38の背面に取着される。また、ねじ54はスライドカラー52を挿通した状態でスライドカラー52を支持している。
スライドカラー52は、ガイドブラケット44のスライドガイド4404に挿通されてスライドする。カメラケース38の裏面側とスライド片47とは、スライドカラー52を介して所定の隙間を形成して固定される。このスライドカラー52の存在により、ガイドブラケット44をスライド可能に挟む隙間が形成される。
カメラケース側スライド固定片48には、取り付けねじ50Eを用いることにより、第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2とに固定するための、ねじ挿通孔4802が開設されている。
より詳細には、図9(A)、(B)に示すように、カメラケース側スライド固定片48を横方向に移動させてゆき、ねじ挿通孔4802と、正面板側スライド固定片46の第1ねじ孔4602とを合致させた状態で取り付けねじ50Eを挿通させて螺合することで、カメラケース38は第1の取り付け位置P1にて固定される。
また、図10(A)、(B)に示すように、カメラケース側スライド固定片48を横方向に移動させてゆき、ねじ挿通孔4802と、正面板側スライド固定片46の第2ねじ孔4604とを合致させた状態で、取り付けねじ50Eを挿通させて螺合することで、カメラケース38は第2の取り付け位置P2にて固定される。
また、図6(A)、(B)に示すように、スライド片47には、前述したようにガイドブラケット44のスライドガイド4404に挿通して、スライドガイド4404内を移動する2本のスライドカラー52(図6(C)参照)が突設されている。それら2本のスライドカラー52は、カメラケース38を第1の取り付け位置P1から第2の取り付け位置P2に移動させる際、また、第2の取り付け位置P2から第1の取り付け位置P1に移動させる際に、ガイドブラケット44のスライドガイド4404に沿って移動することで、カメラケース38のスライドを案内するガイド部材として機能する。
なお、支持機構40は実施の形態の構造に限定されず、従来公知の様々な構造が採用可能である。
カメラ36を用いた顔認証は例えば以下のような手順でなされる。
カメラ36は予め定められたタイミングで遊技台の正面に着座した遊技者の顔を撮像し、顔の撮像データを生成する。
顔の撮像データは、カメラ36から制御部18および通信線を介して遊技店に設けられたサーバー(不図示)に送信される。
サーバーは、登録された会員の名前や性別などの種々の登録データと会員の顔の撮像データとを関連付けた会員データベースを備えており、サーバーは通信線を介して受信した顔の撮像データと会員データベースとに基いて顔認証を行い、会員であるか否かを判定する。
そして、サーバーは、会員であるか否かに基いて通信線および制御部18を介して制御部18に制御信号を送信しタッチパネル式モニタ1804に種々の情報を表示させるなどの動作を行う。
このような顔認証を正確に行う上で、遊技者の顔の撮像データはなるべく顔の全域を撮像したものであることが好ましい。
ところで、遊技機の前後方向において、遊技媒体貸出機10の筐体正面14Aと遊技機の正面との位置関係は一定ではなく、遊技機の仕様によって異なっている。
図4(A)に示すように、遊技媒体貸出機10の筐体正面14Aの位置に対して、遊技機60の正面60Aの位置が遊技者M側に大きくせり出している場合、カメラケース38が第1の取り付け位置P1に取り付けられた状態では、遊技機60の遊技媒体貸出機10側の側部60Bの存在によってカメラ36の撮像範囲が部分的に遮られてしまい、カメラ36では遊技者Mの顔の一部しか撮像することができない。したがって、顔認証を正確に行う上で不利となる。図中、破線で示した最も広い領域がカメラ36の撮像可能な範囲を示し、非ハッチング部分が遊技機60の側部60Bで遮られて撮像不能な範囲を示し、ハッチング部分が実際に撮像可能な残りの撮像範囲を示す。
このような場合には、図4(B)に示すように、カメラケース38を第2の取り付け位置P2に取り付けることで、カメラ36の撮像光学系3602の光軸が遊技機60の遊技媒体貸出機10側の側部60Bから離れる方向に移動する。このようにすると、遊技機60の遊技媒体貸出機10側の側部60Bによって遮られるカメラ36の撮像範囲が減少し、カメラ36によって実際に撮像可能な撮像範囲が拡大するので、カメラ36によって遊技者Mの顔の大部分を撮像することができる。したがって、顔認証を正確に行う上で有利となる。
以上説明したように本実施の形態によれば、顔認証のために遊技者Mの顔を撮像するカメラ36が、第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2との範囲内で移動可能に構成されているので、遊技機60の仕様に拘わらずカメラ36によって遊技者Mの顔の大部分を撮像でき、顔認証を正確に行う上で有利となる。また、カメラ36が、第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2とに取り付け可能に構成されているので、カメラ36の設定位置が変わってしまうことがない。
また、本実施の形態では、第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2は、筐体正面14Aの幅方向に離れた箇所であるので、遊技機60によって遮られるカメラ36の撮像範囲を最小限にする上で有利となる。
また、本実施の形態では、カメラ36はカメラケース38に収容されて筐体正面14Aに配置され、第1の取り付け位置P1は、筐体正面14Aの前方から見てカメラケース38が筐体正面14Aの輪郭内に収納された位置であり、第2の取り付け位置P2は、筐体12の幅方向で遊技機60から離れる方向にカメラケース38が筐体正面14Aから突出した位置である。
したがって、カメラケース38が第1の取り付け位置P1にあるか、第2の取り付け位置P2にあるかが瞬時に判断でき、カメラケース38の取り付け位置を間違うといった作業ミスを防止でき、カメラケース38の取り付け作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、カメラケース38を第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2との間でスライド可能に支持する支持機構40が設けられているので、カメラケース38の取り付け位置の変更が容易となり、カメラケース38の取り付け位置の変更作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、カメラケース38は、上方から見て遊技機60側よりも遊技機60から離れた側が筐体正面14Aから突出した傾斜のカメラケース正面3802を有し、カメラケース38の内部でカメラケース正面3802にカメラ36の撮像光学系3602が配置され、撮像光学系3602の光軸は、遊技機60側に傾斜しているので、カメラケース38の大きさを最小限にしつつ遊技機60によって遮られるカメラ36の撮像範囲を最小限にする上で有利となる。
なお、カメラケース正面3802を筐体正面14Aと平行としてもよいが、その場合は、カメラケース38の大きさが本実施の形態よりも大きくなり、遊技媒体貸出機10の意匠性を高める上で不利となるが、本実施の形態のようにすると、カメラケース38の大きさを抑制できるため、遊技媒体貸出機10の意匠性を高める上で有利となる。
また、本実施の形態では、筐体正面14Aに遊技者Mの遊技状況を表示するタッチパネル式モニタ1804が設けられ、カメラ36はタッチパネル式モニタ1804の上方に設けられているので、遊技者Mの顔はタッチパネル式モニタ1804の方向を向く頻度が多くなる。
したがって、遊技者Mの顔がタッチパネル式モニタ1804の方向を向くことで、遊技者Mの顔がカメラ36に対して正対する頻度が多くなり、カメラ36によって遊技者Mの顔をより正確に撮像する上で有利となり、顔認証を正確に行う上で有利となる。
なお、本実施の形態では、カメラ36が、第1の取り付け位置P1と第2の取り付け位置P2とに取り付け可能に設けられている場合について説明したが、カメラ36が3箇所以上の異なる位置に取付可能に設けられていても良いことは無論である。
10 遊技媒体貸出装置
12 筐体
14A 筐体正面
1804 タッチパネル式モニタ(遊技状況表示部)
36 カメラ
3602 撮像光学系
38 カメラケース
3802 カメラケース正面
40 支持機構
60 遊技機
P1 第1の取り付け位置
P2 第2の取り付け位置
M 遊技者
上記目的を達成するために、発明は、顔認証のために遊技者の顔を撮像するカメラを有し遊技機に併設される遊技媒体貸出機であって、前記遊技媒体貸出機は遊技者に向いた筐体正面を有する筐体を有し、前記カメラを前記筐体正面の幅方向に離れた第1の取り付け位置と第2の取り付け位置との間でスライド可能に支持する支持機構が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記カメラは、前記第1の取り付け位置と前記第2の取り付け位置に固定可能に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記カメラはカメラケースに収容されて前記筐体正面に配置され、前記第1の取り付け位置は、前記筐体正面の前方から見て前記カメラケースが前記筐体正面の輪郭内に収納された位置であり、前記第2の取り付け位置は、前記筐体の幅方向で前記遊技機から離れる方向に前記カメラケースが前記筐体正面から突出した位置であることを特徴とする
また、本発明は、前記カメラケースは、上方から見て前記遊技機側よりも前記遊技機から離れた側が前記筐体正面から突出した傾斜のカメラケース正面を有し、前記カメラケースの内部で前記カメラケース正面に前記カメラの撮像光学系が配置され、前記撮像光学系の光軸は、前記遊技機側に傾斜していることを特徴とする。
また、本発明は、前記筐体正面に遊技者の遊技状況を表示する遊技状況表示部が設けられ、前記カメラは前記遊技状況表示部の上方に設けられていることを特徴とする。
発明によれば、顔認証のために遊技者の顔を撮像するカメラが、第1の取り付け位置と第2の取り付け位置とに取り付け可能に設けられているので、遊技機の仕様に拘わらずカメラによって遊技者の顔の大部分を撮像でき、顔認証を正確に行う上で有利となる。
また、本発明によれば、遊技機によって遮られるカメラの撮像範囲を最小限にする上で有利となる。
また、本発明によれば、カメラの取り付け位置の変更が容易となり、カメラの取り付け位置の変更作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本発明によれば、カメラケースが第1の取り付け位置にあるか、第2の取り付け位置にあるかが瞬時に判断でき、カメラケースの取り付け位置を間違うといった作業ミスを防止でき、カメラケースの取り付け作業の効率化を図る上で有利となる
また、本発明によれば、カメラケースの大きさを最小限にしつつ遊技機によって遮られるカメラの撮像範囲を最小限にする上で有利となる。
また、本発明によれば、遊技者の顔が遊技状況表示部の方向を向くことで、遊技者の顔がカメラに対して正対する頻度が多くなり、カメラによって遊技者の顔をより正確に撮像する上で有利となり、顔認証を正確に行う上で有利となる。

Claims (6)

  1. 顔認証のために遊技者の顔を撮像するカメラを有し遊技機に併設される遊技媒体貸出機であって、
    前記カメラは、第1の取り付け位置と第2の取り付け位置とに取り付け可能に設けられている、
    ことを特徴とする遊技媒体貸出機。
  2. 前記遊技媒体貸出機は遊技者に向いた筐体正面を有する筐体を有し、
    前記第1の取り付け位置と前記第2の取り付け位置は、前記筐体正面の幅方向に離れた箇所である、
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出機。
  3. 前記カメラはカメラケースに収容されて前記筐体正面に配置され、
    前記第1の取り付け位置は、前記筐体正面の前方から見て前記カメラケースが前記筐体正面の輪郭内に収納された位置であり、
    前記第2の取り付け位置は、前記筐体の幅方向で前記遊技機から離れる方向に前記カメラケースが前記筐体正面から突出した位置である、
    ことを特徴とする請求項2記載の遊技媒体貸出機。
  4. 前記カメラケースを前記第1の取り付け位置と前記第2の取り付け位置との間でスライド可能に支持する支持機構が設けられている、
    ことを特徴とする請求項3記載の遊技媒体貸出機。
  5. 前記カメラケースは、上方から見て前記遊技機側よりも前記遊技機から離れた側が前記筐体正面から突出した傾斜のカメラケース正面を有し、
    前記カメラケースの内部で前記カメラケース正面に前記カメラの撮像光学系が配置され、
    前記撮像光学系の光軸は、前記遊技機側に傾斜している、
    ことを特徴とする請求項3または4記載の遊技媒体貸出機。
  6. 前記筐体正面に遊技者の遊技状況を表示する遊技状況表示部が設けられ、
    前記カメラは前記遊技状況表示部の上方に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の遊技媒体貸出機。
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