JP2002011237A - 遊技媒体貸出用台間機のロック機構 - Google Patents

遊技媒体貸出用台間機のロック機構

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JP2002011237A
JP2002011237A JP2000193708A JP2000193708A JP2002011237A JP 2002011237 A JP2002011237 A JP 2002011237A JP 2000193708 A JP2000193708 A JP 2000193708A JP 2000193708 A JP2000193708 A JP 2000193708A JP 2002011237 A JP2002011237 A JP 2002011237A
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憲次 福田
Nobuhiro Sakane
伸宏 坂根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台間機本体をフレーム枠から取り外す時の作
業を容易に行い得る遊技媒体貸出用台間機のロック機構
を提供する。 【解決手段】 遊技媒体貸出用台間機は、島内に取り付
けたフレーム枠1に対し台間機本体を前方より差し込ん
で脱着可能に装着してなる。この台間機のロック機構
は、台間機本体の背面側及びフレーム枠の垂直部1cの
いずれか一方に設けられた係合部材21と、他方にこの
係合部材が差し込み可能に設けられた係合孔22と、係
合部材が係合孔に差し込まれた状態で係合部材を抜け止
めにするためのロック部材23aと、このロック部材を
係合部材の抜け止め方向に弾性的に付勢する付勢部材3
2とを備え、更にこの付勢部材の付勢力に抗してロック
部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作した時その状
態を保持する保持手段36を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、島内に取り付けた
フレーム枠に台間機本体を脱着可能に装着してなる遊技
媒体貸出用台間機のロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコホール等の遊技場にお
いては、遊技者の便宜を図るために、パチンコ機やスロ
ットマシン等の各遊技機の側方に、カード又は現金の投
入によってパチンコ球やメダル等の遊技媒体を貸し出す
台間機が設置されている。この台間機は、通常、紙幣識
別機やカード処理装置等を有する台間機本体とフレーム
枠とに分離され、フレーム枠を遊技島内に固定し、この
フレーム枠に対し台間機本体を前後方向に差し込んで取
り付けたり、引き抜いて取り外したりすることができる
ようになっている一方、台間機本体の背面側とフレーム
枠の垂直部との間にロック機構を装備している。
【0003】そして、この種のロック機構としては、例
えば特開平9−94344号公報に開示されるように、
台間機本体の背面側に設けられた係合孔と、フレーム枠
の垂直部に台間機本体側に突出して設けられた上記係合
孔と係合可能な楔形状の係合部材と、この係合部材を上
下動させる操作部材と、この操作部材を上記係合部材が
係合孔に係合する方向に弾性的に付勢する付勢部材とか
らなるものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、台間機本体をフレーム枠から取り外す時に
は、付勢部材の付勢力に抗して操作部材を移動させて係
合部材と係合孔との係合状態を解除し、この解除状態を
保持しながら台間機本体を前方に引き出さなければなら
ず、その作業が容易でないという問題があった。尚、上
記例示の公報には、係合部材にテーパ状の摺接部を形成
し、台間機本体をフレーム枠から取り外す時に付勢部材
の付勢力に抗して操作部材を移動させると上記摺接部が
係合孔の縁部に当たって台間機本体を係合部材と係合孔
との係合状態を解除する程度にまで前方に押し出すよう
にすることが開示されているが、台間機本体は重量物で
あるので、この台間機本体を押し出すために操作部材の
移動操作力として非常に大きな力が必要であるという不
具合がある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、台間機本体をフレーム
枠から取り外す時の作業を容易に行い得る遊技媒体貸出
用台間機のロック機構を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、島内に取り付けたフレーム
枠に対し台間機本体を前方より差し込んで脱着可能に装
着してなる遊技媒体貸出用台間機のロック機構として、
上記台間機本体の背面側及びフレーム枠の垂直部のいず
れか一方に設けられた係合部材と、他方にこの係合部材
が差し込み可能に設けられた係合孔と、上記係合部材が
係合孔に差し込まれた状態で係合部材を抜け止めにする
ためのロック部材と、このロック部材を係合部材の抜け
止め方向に弾性的に付勢する付勢部材とを備え、更にこ
の付勢部材の付勢力に抗して上記ロック部材を係合部材
の抜け止め解除方向に操作した時その状態を保持する保
持手段を備える構成とする。この構成では、台間機本体
をフレーム枠から取り外す時付勢部材の付勢力に抗して
ロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作すると
保持手段によってその状態が保持されるため、作業者
は、従来の如くロック部材を操作状態に保持しながら台
間機本体を前方に引き出すという面倒な作業を行う必要
はなく、単に台間機本体の引き出しだけを行えばよく、
作業が容易なものになる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の遊
技媒体貸出用台間機のロック機構の好ましい形態を提供
するものである。すなわち、上記係合部材を台間機本体
の背面側の上下2個所に、上記係合孔をフレーム枠の垂
直部の上下2個所にそれぞれ設けるとともに、上記ロッ
ク部材を、この2個所での係合部材の抜け止めを共にす
るために、フレーム枠の垂直部に重ね合わされ2個所の
係合孔間に跨って延びるプレート状のもので構成し、か
つ垂直部に沿って上下動可能に設ける構成とする。
【0008】この構成では、台間機本体をフレーム枠に
差し込んで取り付ける時、台間機本体の背面側とフレー
ム枠の垂直部との間では上下2個所で各々台間機本体側
の係合部材がフレーム枠側の係合孔に差し込まれ、この
差し込み状態で各係合部材がロック部材により抜け止め
されるため、ロック機能を十分に発揮することができ
る。また、台間機本体をフレーム枠から取り外す時に
は、1つのロック部材のみを操作するだけで上下2個所
での係合部材の抜け止めを共に解除することができ、作
業が容易なものになる。その上、ロック部材はフレーム
枠の垂直部に重ね合わせて設けたプレート状のものであ
り、ロック機構の装備に伴う台間機の背面側への突出量
を少なくすることができる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2記載の遊
技媒体貸出用台間機のロック機構において、上記保持手
段の一つの具体的な形態を提供する。すなわち、保持手
段を、台間機本体の背面側に出没可能に設けられたロッ
クピンと、このロックピンを突出方向に付勢するばねと
によって構成し、かつ上記付勢部材の付勢力に抗してロ
ック部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作した時ロ
ックピンがばねの付勢力により突出し、ロック部材の端
面に当接して保持機能を発揮するように構成する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の一実施
形態に係るロック機構を装備した遊技媒体貸出用台間機
Aを示し、この台間機Aは、遊技機としてのパチンコ機
Bの左側方に隣接して配置され、このパチンコ機Bに対
し貸出データを送信して所定個数のパチンコ球を放出さ
せるとともにカード発行機能を有するものである。
【0011】すなわち、台間機Aは、遊技島内でパチン
コ機Bに隣接して取り付けられたフレーム枠1と、この
フレーム枠1に対し前方より差し込んで脱着可能に装着
される台間機本体2とからなる。台間機本体2は、本体
ケース3内に紙幣識別機6、カードユニット7及び制御
部(図示せず)等を有しており、この台間機本体2の本
体ケース3の正面側を構成する正面パネル3aには上側
より順に紙幣投入口11、カード挿入中ランプ12、稼
働中表示ランプ13、カード挿入・取込口14、カード
切れランプ15、カード満杯ランプ16及びカード挿入
ボタン17が設けられている。そして、紙幣投入口11
に紙幣を投入すると紙幣識別機6でその投入紙幣が真正
であることを確認した後カードユニット7がカード挿入
・取込口14よりカードを発行し、またカード挿入ボタ
ン17を押すとカードをカードユニット7に取り込み、
右隣りのパチンコ機Bに対し貸出データを送信して所定
個数のパチンコ球を放出させるようになっており、これ
らの制御及び各ランプ12,13,15,16の点灯又
は点滅の制御は制御部によって行われる。
【0012】上記フレーム枠1は、台間機本体2を前後
方向にガイドするガイド面をそれぞれ有する上下一対の
水平部1a,1bと、この両水平部1a,1b同士を連
結しかつ台間機本体2の装着状態でその本体ケース3の
背面部3bに当接する垂直部1cとからなり、この垂直
部1cの縦方向中央部には、図示していないが、外部機
器としての右隣りのパチンコ機B及び遊技場のホストコ
ンピュータや専用端末等の管理装置との間で信号を入出
力するための外部通信用制御基板などが設けられてい
る。
【0013】そして、上記台間機本体2の背面側とフレ
ーム枠1の垂直部1cとの間には、台間機本体2をフレ
ーム枠1に装着した時両者を結合ロックするロック機構
20が設けられている。このロック機構20は、台間機
本体2の背面側の上下2個所にそれぞれ設けられた係合
部材21,21と、フレーム枠1の垂直部2cの上下2
個所にそれぞれ上記各係合部材21が差し込み可能に設
けられた係合孔22,22(図6ないし図9参照)と、
上記両係合部材21,21がそれぞれ対応する係合孔2
2,22に差し込まれた状態でこの両係合部材21,2
1を共に抜け止めするためのロック部材23とを備えて
いる。
【0014】上記各係合部材21は、上側のものの場合
図4及び図5に詳示するように、台間機本体2の本体ケ
ース3の背面部3b及び左側面部3cに固定されたアン
グル状の固定部21aと、この固定部21aの一端から
本体ケース3の背面部3bより後方に突出するフック部
21bとからなり、フック部21bは、その下辺側に傾
斜辺部21cと顎部21dとを有している。
【0015】上記ロック部材23は、フレーム枠1の垂
直部1cの右側壁内面に重ね合わされかつ上記上下2個
所の係合孔22,22間に跨って延びる縦長のプレート
状のものであり、このロック部材23の上部、中央部及
び下部にはそれぞれガイドピン24が設けられ、この各
ガイドピン24はいずれもフレーム枠1の垂直部1cの
右側壁に形成した上下方向に長い長孔25に挿通されて
いて、この長孔25及びガイドピン24の案内の下にロ
ック部材23がフレーム枠1の垂直部1cに沿って所定
の範囲内で上下動可能に設けられている。
【0016】上記ロック部材23の上下両端部にはそれ
ぞれフレーム枠1の垂直部1cの背面側に延びる抜け止
め部23a,23bが形成されている。ロック部材23
上端の抜け止め部23aは、図6及び図7に示すよう
に、またロック部材23下端の抜け止め部23bは、図
8及び図9に示すように、共に係合孔22を貫通しかつ
フレーム枠1の垂直部1cの背面外側に沿うように略直
角に折り曲げられている。そして、台間機本体2をフレ
ーム枠1に前方より差し込んで取り付け、台間機本体2
側の各係合部材21がそれぞれフレーム枠1側の係合孔
22に差し込まれた状態のときにロック部材23を上限
位置にまで移動させるとロック部材23の各抜け止め部
23a,23bがそれぞれ係合部材21の顎部21dと
フレーム枠1の垂直部1cの背面との間に差し込まれて
各係合部材21の係合孔22からの抜け止めをするよう
になっている。
【0017】上記ロック部材23の各抜け止め部23
a,23bにはそれぞれ上下方向に長い長孔27を有す
るプレート28がネジ止めにより固定され、このプレー
ト28の長孔27を通してネジ29がフレーム枠1の垂
直部1cの背面にねじ込んで固定されており、ロック部
材23がフレーム枠1の垂直部1cに沿って所定の範囲
内で上下動する時このネジ29とプレート28の長孔2
7とによっても案内するようになっている。上記プレー
ト28の上縁には指先が引っ掛る程度の大きさを有する
フランジ部30が折り曲げて形成されている。また、ロ
ック部材23上端側のプレート28のフランジ部30と
フレーム枠1の垂直部1cの背面に形成したばね座部3
1との間には、ロック部材23を上限位置に位置付ける
ようにつまり係合部材21の抜け止め方向に弾性的に常
時付勢する付勢部材としてのコイルばね32が掛け渡し
て設けられている。
【0018】上記ロック機構20は、更に図4及び図5
に示すように、台間機本体2の背面側上部に設けた係合
部材21の下方近傍に、上記コイルばね32の付勢力に
抗してロック部材23を下限位置寄りにつまり係合部材
21の抜け止め解除方向に操作した時その状態を保持す
る保持手段35を備えており、この保持手段35は、台
間機本体2の本体ケース3の背面部3bより出没可能に
設けられたロックピン36と、台間機本体2の本体ケー
ス3の左側面部3cにネジ止めにより固定されロックピ
ン36を支持する支持部材37と、この支持部材37と
ロックピン36の鍔部36aとの間に縮装されロックピ
ン36を突出方向に常時付勢するコイルばね38とを有
している。
【0019】次に、上記実施形態の作動、特に修理や点
検等のために台間機本体2をフレーム枠1から取り外
し、またフレーム枠1に取り付けるときのロック機構2
0の作動について説明する。
【0020】台間機本体2がフレーム枠1に取り付けら
れているときには、台間機本体2背面側の上下2つの係
合部材21,21はそれぞれフレーム枠1の係合孔22
に差し込まれており、ロック部材23はコイルばね32
の付勢力により上限位置に位置付けられ、このロック部
材23の上下両端の抜け止め部23a,23bがそれぞ
れ上記各係合部材21の顎部21dとフレーム枠1の垂
直部1cの背面との間に差し込まれて各係合部材21の
係合孔22からの抜け止めをする状態になっている。ま
た、保持手段35のロックピン36は、図7に示すよう
にフレーム枠1の垂直部1cの背面に形成した挿入孔4
1を通してロック部材23上端側のプレート28に対面
し、フレーム枠1の垂直部1cの背面後方には突出して
いない。
【0021】そして、このような状態から台間機本体2
をフレーム枠1から取り外すときには、先ず、作業者は
ロック部材23の上端側又は下端側のプレート28のフ
ランジ部30を指先等で押し下げることにより、ロック
部材23をコイルばね32の付勢力に抗して下限位置に
まで下方に移動させ、ロック部材23の各抜け止め部2
3a,23bによる係合部材21の係合孔22からの抜
け止めを解除する。この際、保持手段35のロックピン
36は、ロック部材23と一体のプレート28の下方へ
の移動に伴い、図10に示すようにプレート28の上縁
に接した位置でコイルばね38の付勢力により突出し、
ロック部材23を下限位置につまり係合部材21の抜け
止めを解除した状態に保持する。また、上下2つの係合
部材21,21の抜け止め解除は、1つのロック部材2
3の上端側又は下端側のプレート28のフランジ部30
を指先等で押し下げるだけの操作で行うことができるの
で、その分作業を容易に行うことができる。特に、遊技
島内の台間機Aの上部後方はパチンコ球供給装置等が配
置され、スペース的に狭くなっているため、台間機Aの
下部後方に位置するロック部材23下端側のプレート2
8のフランジ部30を指先等で押し下げて上下2つの係
合部材21,21の抜け止めを解除できることは作業が
非常にし易くなる。
【0022】その後、台間機本体2を前方に引き出すこ
とにより、台間機本体2をフレーム枠1から取り外すこ
とができる。この際、作業者は、従来の如くロック部材
23を係合部材21の抜け止め解除状態に保持しながら
台間機本体2を前方に引き出すという面倒な作業を行う
必要はないので、その分作業を容易に行うことができ
る。尚、台間機本体2を前方に引き出した時には、保持
手段35のロックピン36等はフレーム枠1から離れる
ため、ロック部材23はコイルばね32の付勢力により
上限位置にまで上方に移動する。
【0023】一方、台間機本体2をフレーム枠1に前方
より差し込んで取り付けるときには、台間機本体2の差
し込み動作に伴って、台間機本体2背面側の各係合部材
21の傾斜辺部21cがそれぞれフレーム枠1側のロッ
ク部材23の抜け止め部23a,23bに当接し、この
ロック部材23をコイルばね32の付勢力に抗して押し
下げながら各係合部材21がフレーム枠1の係合孔22
に差し込まれ、その状態でロック部材23がコイルばね
32の付勢力により上方に移動し、その抜け止め部23
a,23bがそれぞれ上記各係合部材21の顎部21d
とフレーム枠1の垂直部1cの背面との間に差し込まれ
て各係合部材21の係合孔22からの抜け止めをする。
これにより、台間機本体2がフレーム枠1に対し上下2
個所で分離不能にロックされることになり、ロック機能
が十分に発揮される。
【0024】このように、本実施形態のロック機構20
においては、台間機本体2をフレーム枠1に取り付けた
ときのロック機能を十分に発揮することができる上、台
間機本体2をフレーム枠1から取り外す時の作業を容易
に行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
しかも、ロック部材23はフレーム枠1の垂直部1cの
右側壁内面に重ね合わせて設けたプレート状のものであ
り、ロック機構20の装備に伴う台間機Aの背面側への
突出量を少なくすることができるので、台間機Aの小型
化等に寄与することができる。
【0025】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、その他種々の形態を包含するものである。
例えば上記実施形態では、台間機本体2の背面側に係合
部材21を、フレーム枠1の垂直部1cに係合孔22を
それぞれ設けた場合について述べたが、本発明は、特開
平9−94344号公報の如く台間機本体の背面側に係
合孔を、フレーム枠の垂直部に係合部材をそれぞれ設け
てよい。また、係合部材が係合孔に差し込まれた状態で
係合部材を抜け止めにするためのロック部材としては、
実施形態の如くフレーム枠1の垂直部1cに沿って上下
動するものに限らず、フレーム枠1の垂直部1c等に揺
動可能に設けられたものでもよい。
【0026】さらに、上記実施形態では、遊技媒体貸出
用台間機として、隣接するパチンコ機Bに対し貸出デー
タを送信して所定個数のパチンコ球を放出させるととも
にカード発行機能を有するパチンコ球貸出用台間機Aに
ついて述べたが、本発明は、現金(紙幣又は硬貨)の投
入によりパチンコ球の貸出を行う現金機用台間機、磁気
カードやICカードの投入によりパチンコ球の貸出を行
うカード式台間機の他、スロットマシンの側方に配置さ
れそれに使用するメダルを貸し出し、あるいは貸出メダ
ルをクレジット記録できるスロットマシン用の台間機な
どにも同様に適用することができるのは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明における遊技媒体
貸出用台間機のロック機構によれば、台間機本体をフレ
ーム枠から取り外す時付勢部材の付勢力に抗してロック
部材を係合部材の抜け止め解除方向に操作するとその状
態が機構的に保持されるため、作業者はその後単に台間
機本体の引き出しを行うだけでよく、作業を容易に行う
ことができる。
【0028】特に、請求項2に係る発明では、台間機本
体をフレーム枠に取り付けた時上下2個所で各々台間機
本体側の係合部材がフレーム枠の係合孔に抜け止めされ
るため、ロック機能を十分に発揮することができる。ま
た、1つのロック部材のみを操作するだけで上下2個所
での係合部材の抜け止めを共に解除することができ、作
業の容易化を一層図ることができる。更に、台間機の背
面側への突出量を少なくすることができ、実用性に優れ
た効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る台間機及びパチンコ機
の斜視図である。
【図2】上記台間機の側面図である。
【図3】台間機を台間機本体とフレーム枠とに分離した
状態の側面図である。
【図4】図3のE付近の一部切開拡大図である。
【図5】図4のF方向から見た矢視図である。
【図6】図2のG付近の拡大図である。
【図7】図6のH方向から見た矢視図である。
【図8】図2のJ付近の拡大図である。
【図9】図8のK方向から見た矢視図である。
【図10】ロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に
操作した時の状態を示す図7相当図である。
【符号の説明】
A 遊技媒体貸出用台間機 1 フレーム枠 1c 垂直部 2 台間機本体 3 本体ケース 3b 背面部 20 ロック機構 21 係合部材 22 係合孔 32 コイルばね(付勢部材) 35 保持手段 36 ロックピン 38 コイルばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 島内に取り付けたフレーム枠に対し台間
    機本体を前方より差し込んで脱着可能に装着してなる遊
    技媒体貸出用台間機において、 上記台間機本体の背面側及びフレーム枠の垂直部のいず
    れか一方に設けられた係合部材と、 他方にこの係合部材が差し込み可能に設けられた係合孔
    と、 上記係合部材が係合孔に差し込まれた状態で係合部材を
    抜け止めにするためのロック部材と、 このロック部材を係合部材の抜け止め方向に弾性的に付
    勢する付勢部材と、 この付勢部材の付勢力に抗して上記ロック部材を係合部
    材の抜け止め解除方向に操作した時その状態を保持する
    保持手段とを備えたことを特徴とする遊技媒体貸出用台
    間機のロック機構。
  2. 【請求項2】 上記係合部材は台間機本体の背面側の上
    下2個所に、上記係合孔はフレーム枠の垂直部の上下2
    個所にそれぞれ設けられており、上記ロック部材は、こ
    の2個所での係合部材の抜け止めを共にするためのもの
    であって、フレーム枠の垂直部に重ね合わされ2個所の
    係合孔間に跨って延びるプレート状のものでかつ垂直部
    に沿って上下動可能に設けられている請求項1記載の遊
    技媒体貸出用台間機のロック機構。
  3. 【請求項3】 上記保持手段は、台間機本体の背面側に
    出没可能に設けられたロックピンと、このロックピンを
    突出方向に付勢するばねとを有し、上記付勢部材の付勢
    力に抗してロック部材を係合部材の抜け止め解除方向に
    操作した時ロックピンがばねの付勢力により突出し、ロ
    ック部材の端面に当接して保持機能を発揮するように構
    成されている請求項2記載の遊技媒体貸出用台間機のロ
    ック機構。
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