JP3302461B2 - パッケージ取外し機構 - Google Patents

パッケージ取外し機構

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JP3302461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等の筐体に収
納されたパッケージ搭載マザーボード(以下、単に「マ
ザーボード」という。)に搭載され、前面に表示板を有
したパッケージを着脱自在に、マザーボードから取り外
すために、表示板をカードイジェクタとして兼用するパ
ッケージ取外し機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器等の筐体に収納されたマ
ザーボード、パッケージ等は、図6に示すように、筐体
に挿入されている。挿入際はガイドに導かれ、コネク
タを介して、筐体背面のバックボードのコネクタに接続
される。抜取りの際は、カードレバーを回転することに
より行う。しかし、近年、部品等の集積化により、電子
機器が小型化となり、しかも、伝送機器は、デジタル多
重化が進み、ひとつの装置で多種、多様な通信サービス
に適合させることが必要になった。そのため、装置を構
成するパッケージはサービスに応じて容易に増減、及び
収容変更ができる構造であることが不可欠となってき
た。つまり、筐体に収納されたマザーボードに更に複数
の通信回線単位のパッケージを搭載し、そのパッケー
ジを必要に応じ容易に着脱可能であると同時に、運用中
は振動等で抜け出すことがない構造が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、図7に示す
ように、パッケージに穴を設け、その穴に引っ掛けて、
パッケージを引き抜くための、突起を持った工具が必要
となる。一方、屋外設置等の現地調整では、パッケージ
挿入の際、工具を使用しない手段が望まれていた。ま
た、電子部品の小型化により、パッケージ高さも低くな
り、パッケージに引抜用穴を設けることが困難な場合が
ある。また、LED表示のみでなく、回線番号等を表示
する表示板を設けた場合、表示板がパッケージ高さ一杯
(コネクタに対 向した前縁部の全面)となり、突起を持
った工具が使用できなくなる。本発明は、このような事
情に鑑みてなされたものであり、パッケージの表示板を
カードイジェクタとして兼用するようにしたパッケージ
取外し機構を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のパッケージを着脱自在にマザーボードから取
り外すためのパッケージ取外し機構は、表示板をカード
イジェクタとして兼用するようにするため以下から
の構成とした。 以下のからを有したパッケージと、 第1のコネクタと、 第1のコネクタに対した前縁部の全面に設けられた
表示板と、 表示板を回転自在に取り付ける取付具と、 表示板の回転を阻止する回転阻止機構と、 表示板に取り付けられ、パッケージがマザーボードか
ら抜けるのを防止する抜止機構と、
【0005】以下のからを有したマザーボードとで
構成した。 パッケージを導き搭載するためのガイドレールと、 第1のコネクタを接続するための第2のコネクタと、 表示板が回転したとき、取付具を点とした場合の
点となる接触部と、 表示板に取り付けられた抜止機構を係止する係止機
構。
【0006】
【作用】このように構成されたパッケージ取外し機構
よれば、パッケージを搭載したマザーボードの前縁部を
作用点とし、パッケージの表示板を回転することにより
表示板の取付具を点として機能させ、パッケージを引
き出すことができる。さらに、抜止機構と係止機構で、
表示板が回転しない限り、振動等でパッケージがマザー
ボードから抜けない。さらに、回転阻止機構は、表示板
が回転するのを阻止する。
【0007】
〔第1の実施例〕
図1(a)はパッケージを抜き出し方向からみた正面
図、(b)は表示板の動きを示すための側面図である。
(c)の全図はパッケージ1を示すパッケージの側面
図、(d)はマザーボードの構成を示すための斜視図で
ある。図2は本発明の動作を説明するための斜視図であ
る。図3は本発明を用いたマザーボードを筐体に実装し
た状態を示す外観図である。 (構成) パッケージ1は、第1のコネクタ1aと、パッケージ1
に実装されている通信回線の状態を表示する発光ダイオ
ード(LED)1bと、表示板1dが備えられている。
また、表示板1dは、取付具1cにより、パッケージ1
に回転自在となるよう取り付けられる。また、表示板1
dの回転を阻止するための回転阻止機構として、パッケ
ージ1に備えた板バネ1eと、板バネ1eを固定する固
定部1fと、かつ板バネ1eを挿入するため、表示板1
dに備えた穴1gとから成る。さらに、表示板1dに、
抜止機構としてフック1h−Aを備えた。マザーボード
2は、第1のコネクタ1aと接続される第2のコネクタ
2aと、上下に複数枚のパッケージ1をガイドするため
ガイドレール2bと、取付具1cが入るための切かき
部2cとを有する。さらに、表示板1dが回転したと
き、スライド状に接触する接触部2d−B、及び表示板
に取りつけられた抜止機構1h−Aを係止する係止機構
2d−Aとなる切起部2dで構成される。
【0008】(動作説明) パッケージ1を引き抜くために、板バネ1eを下に押
し、取手1iを指で引っ掛けて、手前に引く。表示板1
dは回転し、取手1iと反対側(B)がマザーボード2
の接触部2d−Bに接触する。さらに表示板1dを回転
することにより、接触部2d−Bが作用点となり、パッ
ケージ1が手前に移動する。つまり、表示板1dがカー
イジェクタとなり、取付具1cが点として機能し、
パッケージ1を引き抜くことができる。
【0009】次に、振動等でパッケージがマザーボード
から抜けを防止する機構の説明をする。表示板1dが回
転していない場合、フック1h−Aは、マザーボード2
に設けた切部2dのA側(係止機構2d−A)に引っ
掛かる。また、パッケージ1の表面に固定された板バネ
1eを表示板1dに設けた穴1gに挿入することによ
り、表示板1dが回転するのを阻止している。そのた
め、パッケージ1はマザーボード2から抜けることがな
い。
【0010】〔第2の実施例〕 回転阻止機構の第2の実施例を説明する。図4(a)は
パッケージを抜き出し方向からみた正面図、(b)は
(a)の回転阻止機構の部分の作用を示すための透視
図、(c)は表示板の動きを示すための側面図、
(d)、(e)は表示板の動きを示すための斜視図であ
る。パッケージ1の表示板に近い側面に穴1jをあけ
る。また、表示板1dの裏面(引出側と反対側)には、
パッケージ1を挟み、穴1jに挿入し固定するための挟
込部1kを備えた。この挟込部1kの一方側は、穴1j
に挿入する突起を有する。
【0011】〔第3の実施例〕 回転阻止機構の第3の実施例を説明する。図5(a)は
パッケージを抜き出し方向からみた正面図、(b)は表
示板の動きを示すための側面図、(c)は斜視図であ
る。パッケージ1の表示板に近い側面にレバー1mを設
け、そのレバー1mの取手を、表示板1dの穴に通す。
一方、レバー1mのフックは、マザーボード2に設けた
突起2eを引っ掛け、表示板1dの回転を阻止する。な
お、レバー1mの取手は、第1の実施例に示した取手1
iを兼ねることもできる。また、回転阻止と、抜け防止
を兼ねることができる。そのため、第1の実施例で説明
した、フック1h−Aが不要となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したようにパッケージ取外し機
においては、パッケージを搭載したマザーボードの前
縁部を作用点とし、パッケージの表示板を回転すること
により表示板の取付具を点として機能させ、パッケー
ジを引き出すことができる。また、抜止機構を有したた
め、振動等でパッケージがマザーボードから抜けること
がない。つまり、特別な工具を必要とせず、電柱等の高
い場所で作業をした場合、工具を落下させる等のおそれ
がない。また、設計面では、表示板の大きさを前縁部の
全面(パッケージ高さ一杯まで)に設けられる。そのた
め、表示スペースが増え、例えば回線番号等の表示がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
斜視図である。
【図3】本発明に用いる筐体を示す外観図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図6】従来例のカードイジェクタを示す外観図であ
る。
【図7】従来の抜出し工具を示す外観図である。
【符号の説明】
1…パッケージ、1a…第1のコネクタ、1c…取付
具、1d…表示板、1e…回転阻止機構、1f…回転阻
止機構、1g…回転阻止機構、1h−A…抜止機構、2
…パッケージ搭載マザーボード、2a…第2のコネク
タ、2b…ガイドレール、2d−A…係止機構、2d−
B…接触部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器等の筐体に収納されたパッケージ
    搭載マザーボード(2)の上下に複数枚搭載され、前面
    に表示板を有したパッケージを、着脱自在に前記パッケ
    ージ搭載マザーボードから取り外すためのパッケージ取
    外し機構であって、 前記パッケージは、第1のコネクタ(1a)と、第1の
    コネクタに対向した前縁部の全面に設けられた表示板
    (1d)と、該表示板を該パッケージに回転自在に取り
    付ける取付具(1c)と、前記表示板の回転を阻止する
    回転阻止機構(1e、1f、1g)と、表示板に取り付
    けられパッケージがパッケージ搭載マザーボードから抜
    けるのを防止する抜止機構(1h−A)とを備え、 前記パッケージ搭載マザーボードは、前記パッケージを
    導き搭載するためのガイドレール(2b)と、前記第1
    のコネクタを接続するための第2のコネクタ(2a)
    と、前記表示板が回転したとき前記取付具を支点とした
    場合の作用点となる接触部(2d−B)と、前記表示板
    に取り付けられた前記抜止機構を係止する係止機構(2
    d)とを備え、前記表示板をカードイジェクタとして兼
    用することを特徴とするパッケージ取外し機構。
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