JPH0543506Y2 - - Google Patents

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JPH0543506Y2
JPH0543506Y2 JP1303088U JP1303088U JPH0543506Y2 JP H0543506 Y2 JPH0543506 Y2 JP H0543506Y2 JP 1303088 U JP1303088 U JP 1303088U JP 1303088 U JP1303088 U JP 1303088U JP H0543506 Y2 JPH0543506 Y2 JP H0543506Y2
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adapter
printed board
shelf
connectors
long screw
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【考案の詳細な説明】 〔概要〕 シエルフの前面より電子・通信機器を実装した
プリント板パツケージが挿入され、裏面より各パ
ツケージに対応して挿抜される外線ケーブル接続
用アダプタに関し、 アダプタを構成しているプリント板の反りを防
止して多ピン化した場合のシエルフへの挿抜を容
易にし、かつアースへの接続を確保することを目
的とし、 プリント板と、該プリント板の前縁に沿つて配
置した少なくとも2個のコネクタと、該プリント
板との間で該コネクタを挟みかつ該プリント板の
周縁に沿つて該プリント板に接合される補強フレ
ームと、該補強フレームの前縁の前記コネクタ間
の位置で該アダプタを前記シエルフに固定する手
段とからなる、シエルフの外線ケーブル接続用ア
ダプタを構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子・通信機器を収容するシエルフ
のケーブル接続用アタプタに関する。
例えば、19インチの架(ラツク)に実装される
マルチメデイア多重化装置用シエルフは、シエル
フの前面よりプリント板のパツケージを挿入し、
シエルフの裏面からこれらに対応する外線ケーブ
ル接続用アダプタを挿入している。このアダプタ
には各メデイアに対応するように外線の受けコネ
クタが実装されていて、これらに外線ケーブルが
接続されることにより装置が構成される。
〔従来の技術〕
従来の外線ケーブル接続用アダプタは、プリン
ト板により構成され、その一側にはシエルフのマ
ザーボード側に接続されるコネクタが、また他側
(裏面側)には外線ケーブルの受けコネクタがそ
れぞれ実装されている。これらの各アダプタはメ
デイアに応じてシエルフの裏側の所望位置に挿抜
される。
しかしながら、このアダプタ構造において、マ
ザーボード側との接続用コネクタが多ピン化する
と、アダプタを構成しているプリント板に反りが
生じやすくなり、マザーボード側のコネクタとア
ダプタ側のコネクタとの間にズレや傾きが生じ
て、アダプタの挿入が固くなり、良好な挿抜作業
性を確保することができなくなる。また、従来の
アダプタでは、外線ケーブルコネクタに接続時に
耐ノイズ用のアースをとるのに、プリント板にア
ースパターンを設けて別途アースを接続するとい
う方法をとつていたため、アース接続部の構造が
複雑である等の問題があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで、本考案では、アダプタを構成している
プリント板の反りを防止することにより、多ピン
化した場合においてもシエルフへの挿抜を容易に
するとともに、外線ケーブルコネクタに接続時の
アースをより簡単な構造で確保し、かつ製造性が
よく低コストの外線ケーブル接続用アダプタを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本考案によ
れば、プリント板と、該プリント板の前縁に沿つ
て配置した少なくとも2個のコネクタと、該プリ
ント板との間で該コネクタを挟みかつ該プリント
板の周縁に沿つて該プリント板に接合される補強
フレームと、該補強フレームの前縁の前記コネク
タ間の位置で該アダプタを前記シエルフに固定す
る手段とからなる、シエルフの外線ケーブル接続
用アダプタが提供される。
〔作用〕
本考案の外線ケーブル接続用アダプタは、プリ
ント板の周縁に沿つて補強フレームが接合され、
かつ2個のコネクタの中間の位置でシエルフに固
定される構造であるので、アダプタをシエルフに
挿入する際、プリント板が反ることはなく、従つ
てコネクタが位置ズレを生じたり、傾斜したりす
ることはなくなり、アダプタ挿抜が容易でコネク
タの多ピン化が可能となる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳
細に説明する。
第1図及び第2図は本考案実施例の外線ケーブ
ル接続用アダプタの前方及び後方よりそれぞれ見
た斜視図、第3図は同実施例の分割斜視図であ
る。これらの図において、本実施例のアダプタ
は、プリント板1と、補強フレーム2と、長ネジ
3と、パツケージ(図示せず)が嵌合される2個
のコネクタ4と、長ネジ係止用金具5と、コネク
タ付外線ケーブル(図示せず)が嵌合される受け
コネクタ6とからなる。
プリント板1にはこのアダプタ自体に必要とさ
れる種々の電子部品11が実装され、導体パター
ン(図示せず)が配線されている。補強フレーム
2はプリント板1の周縁に対応する矩形の枠で、
プレス加工された板金で形成される。2個のコネ
クタ4をプリント板1の前縁の上下に配置し、か
つ補強フレーム2の後部の穴21に受けコネクタ
6をネジ61及びナツト62により固定した後、
この補強フレーム2をリベツト71,72にてプ
リント板1に接合・固定する。このとき、コネク
タ6はプリント板1とフレーム2との間にリベツ
ト71を介して固定される。13はプリント板1
のリベツト穴、28はフレーム2のリベツト穴で
ある。
長ネジ3は補強フレーム2の後縁から前縁へ延
びており、後側に頭部31が前側の先端にネジ部
32があり、このネジ部32の近くに径の大きく
なつた係止部33がある。一方、フレーム2の後
縁中央のブラケツト部22(この部分もプリント
板1にリベツトで固定される)に長ネジ挿入用の
穴26が設けられ、前縁中央部の突起部23には
長ネジ3の係止部33が嵌まる切欠穴24が設け
られる。従つて、長ネジ3をブラケツト部22の
後部の穴27から、その頭部31が穴26の位置
に来るまで挿入し、その係止部33をフレーム2
の切欠穴24に嵌め、止め金具5をリベツト73
でフレーム2に固定する。この止め金具5にも長
ネジ3の係止部33が嵌まる切欠穴51があり、
フレーム2の切欠穴24と共同して係止部33が
嵌合され、更に頭部31が宛がわれているフレー
ム後部の穴26と共同して長ネジ3を回転可能に
保持し、脱落を防止する。フレーム2の突起部2
3の折れ曲がつた部分には長ネジ3を通過させる
ためのU溝25がある。また、長ネジ3には座金
34,35が挿入される。
以上のようにして組付けた外線ケーブル接続用
アダプタを第1図及び第2図に示す。第4図はこ
のようにして組立てたアダプタ10を装着するシ
エルフ80を示すものである。シエルフ80の後
部のアダプタ収容部には、タツプ穴82を有する
横フレーム81が固定されているとともに、ガイ
ド溝84を有する上下フレーム85がある。そし
て、アダプタ10のプリント板1の上下縁をガイ
ド溝84に挿入して、シエルフ後方よりアダプタ
10を挿入し、穴27を介して長ネジ3をドライ
バ90で回転する。長ネジ3は横フレーム81の
タツプ穴82に締めつけられ、同時に上下2つの
コネクタ6がマザーボードのコネクタ83に嵌合
され、アダプタ10の装着が完了する。このよう
なアダプタ10は多数平行に配列され装着され
る。
本考案によると、アダプタ10の挿抜を長ネジ
3のねじ力で行うので、多ピン化で挿入及び除去
が固くなるコネクタ6,83間の嵌合を助ける働
きをする。また、長ネジ3を2個のコネクタ6の
コネクタ6間に1本配することで、挿入時のマザ
ーボードの撓みによるコネクタの嵌合不足(不
良)を防止することが可能である。そのため、マ
ザーボードの中央部の反り止め機構は簡易的なも
ので済むのである。また、ねじ力をアダプタ10
の中央部の挿抜力に変換しているので、上下の均
衡がとれ安定してアダプタ10を挿抜することが
できる。
プリント板1を板金のフレーム2等と一体構造
にしたことにより、アダプタ10の装着時、フレ
ーム2のねじ締結部を介してマーザーボード部の
金具(FGアースに落ちている)に接触させて、
このフレーム2をFGアースに落とすことができ
る。これは、従来のようにアダプタ前面の表面板
部(シエルフ後面)に接続する外線コネクタのア
ースをとるためにプリント板にアースパターンを
設けて別途接続する必要もないため、プリント板
1の実装効率が上がり、また十分なアースも確保
できるので、電磁シールド特性的にも従来のもの
より優れている。その他にもフレーム2と一体化
したことで部品点数が減り、製造性の向上、低コ
ストの実現等の利点がある。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案のアダプタ構造
によれば、製造上、組立、管理の点で向上し、実
装設計においては、FGアースの容易な確保、パ
ターン及び部品実装効率の向上、また低コストで
市場に提供することが可能であること、更に、操
作上の点でも意識せずにコネクタの嵌合不良を回
避することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案実施例の外線ケーブ
ル接続用アダプタの前方及び後方よりそれぞれみ
た斜視図、第3図は同実施例の分解斜視図、第4
図はアダプタ10を装着するシエルフを示す斜視
図である。 1……プリント板、2……補強フレーム、3…
…長ネジ、4……止め金具、5……外線ケーブル
受けコネクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 シエルフ80の裏側に着脱可能に装着され
    る、外線ケーブル接続用アダプタにおいて、プ
    リント板1と、該プリント板の前縁に沿つて配
    置した少なくとも2個のコネクタ4と、該プリ
    ント板との間で該コネクタを挟みかつ該プリン
    ト板の周縁に沿つて該プリント板に接合される
    補強フレーム2と、該補強フレームの前縁の前
    記コネクタ間の位置で該アダプタ10を前記シ
    エルフ80に固定する手段3,5とからなる、
    シエルフの外線ケーブル接続用アダプタ。 2 前記固定手段は、補強フレーム2の後縁から
    前縁へ前記プリント板1の略中央部に沿つて延
    びる長ネジ3と、該長ネジを前記コネクタ間の
    補強フレームの前縁中央位置に係止する金具5
    とで構成され、該長ネジを後方の頭部31より
    回転することにより、該アダプタ10をシエル
    フ80に締付固定できるようにした請求項1記
    載のアダプタ。
JP1303088U 1988-02-04 1988-02-04 Expired - Lifetime JPH0543506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303088U JPH0543506Y2 (ja) 1988-02-04 1988-02-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303088U JPH0543506Y2 (ja) 1988-02-04 1988-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01118484U JPH01118484U (ja) 1989-08-10
JPH0543506Y2 true JPH0543506Y2 (ja) 1993-11-02

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