JP4048130B2 - 差込モジュールの差込みおよび引抜をする装置 - Google Patents

差込モジュールの差込みおよび引抜をする装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つの前側のモジュールレールを有するモジュール支持体の中に、もしくはモジュール支持体の中から、差込モジュールの差込みおよび引抜きをする装置であって、差込モジュールのフロント領域に揺動可能に支持されたレバー引降し握りを備えており、このレバー引降し握りの短いレバーアームは少なくとも1つのレバー突起と押離しノーズとを有している、差込モジュールの差込みおよび引抜きをする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明は、電子機器や電気機器を組み立てるためにモジュール支持体の差込場所へ挿入可能な差込モジュールに適用することができる。差込可能な電子モジュールを収容するためのモジュール支持体は、産業用エレクトロニクスの分野で以前から知られている。このようなモジュール支持体は、もっとも単純な実施形態では、2つの側壁と、両側の端面でこの両方の側壁に接する4つの平行なモジュールレールとで構成されている。カバー板および底板、ならびに後壁を付け加えることで、モジュール支持体をケーシングにすることができ、このケーシングの開いている前面のほうから、挿入された案内部の上に差込モジュールが押し込まれる。モジュールレールは、カバー板もしくは底板の一体化された構成要素であってもよい。一体化されたモジュールレールを備えるこのようなモジュール支持体は、たとえば特許文献1に記載されている。
【0003】
差込モジュールは、差込モジュールの部分フロントパネルが互いに接するように、モジュール支持体へ前側のほうから案内部の上に差し込まれる。それぞれの差込モジュールは、モジュール支持体の裏側にある多極コネクタによって、裏面配線板、いわゆるバックプレーンと接続される。個々の差込モジュールへの実装密度が高くなる一方であることや、電子デバイスの小型化が進んでいることによって、ますます極数の多いコネクタが使用されるようになっている。この場合、個々の接点は複数の列に並ぶように配置される。多重プラグにコネクタを差し込んだり引き抜いたりするには、コネクタの極数に比例して増える大きな力が必要である。適切な補助装置がなければ、差込モジュールをモジュール支持体から外すことができず、差込モジュールとバックプレーンを確実に差込接続することもできない。
【0004】
差込モジュールのための差込み・引抜き補助具として、操作グリップを備えるレバーシステムが種々の実施形態で公知となっている。このような差込み・引抜き補助具は、差込モジュールの上側および/または下側のフロント領域に配置されている。
【0005】
特許文献2は、モジュールレールを備えるモジュール支持体から差込モジュールを引き抜く装置を開示している。差込モジュールは、ベルクランクと、フロントパネルおよび配線板のための保持台とを有している。保持台の揺動軸を中心として回転可能なベルクランクは、グリップとして構成された長いレバーアームと、揺動軸から異なる距離をおいている2つの押離し肩部を有する短いレバーアームとで構成されている。モジュールレールは、フロント側に一体成形された薄い条片を有しており、この条片がモジュールレールを前方に向かって延び、それによって突出部、いわゆる屋根ができている。差込モジュールをモジュール支持体から引き抜くとき、両方の押離し肩部が、一体成形された条片から順次押し離される。
【0006】
【特許文献1】
ドイツ特許明細書19817089C1
【特許文献2】
ドイツ特許明細書4428529C1
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術で公知となっている差込み・引抜き補助具には、いくつかの欠点がある。
【0008】
モジュールレールのフロント側の突出部(屋根)の寸法は、規格で定められている。この屋根は、角の鋭い長方形の切欠きを有する細いウェブとして構成されている。フロント側の当接面は数ミリの高さしかない。すなわち、レバーの押離し肩部は狭い当接面に作用することしかできないので、レバーの力がモジュールレールに伝わるときに非常に高い圧着力が生じる。
【0009】
モジュールレールおよびその突出する屋根は、金属で製作されるのが普通である。好ましくない金属の磨耗を防ぐために、ベルクランクと押離し肩部はしばしばプラスチックで製作される。押離し肩部が高い圧着力のもとでモジュールレールの鋭いエッジの上を摺動すると、新たな問題として、プラスチックが弾性変形によって鋭い金属エッジに適合するという事態が生じる。この種の好ましくない嵌合は、それまでの摩擦力をいっそう高めてしまう。
【0010】
差込みや引抜きをしている間に発生するレバーの力は、押込み方向ないし引抜き方向の成分と、この方向に対して垂直な成分とを有している。レバーの力の垂直方向成分は、モジュールレールのフロント面と平行に、モジュールレールの屋根の鋭いエッジに作用する。非常に大きなレバーの力が伝達されると、モジュールレールが曲がり、そのためにレバーがモジュールレールのところで滑って、ついには係合が外れてしまう。レバーの滑りは、狭い受け部しかレバーに提供しない、突出する屋根の非常に狭い当接面によって促進されてしまう。
【0011】
前方に突出する屋根をもたないモジュールレールの場合、差込モジュールを引き抜くときに、押離し肩部はモジュールレールのフロント面に直接的に作用することしかできない。しかしモジュールレールのフロント面は、通常のT溝によって中断されている。押離し肩部が当って押し離される、フロント面に残された当接面は、突出する屋根の当接面に比べてわずかに広いだけである。作用するレバーによって、同じく非常に大きい押圧力が生じる。
【0012】
差込モジュールをモジュール支持体にてこの作用で入れることは、従来、屋根付きのモジュールレールでしか可能でなかった。押離し肩部がモジュールレールの屋根条片の切欠きに係合し、この切欠きの、モジュールレールと反対を向いている内面に当って押し離されるからである。通常のモジュールレール、すなわちこのような屋根のないモジュールレールには、てこの作用をさせるための受け部がない。
【0013】
本発明の目的は、非常に大きな差込み力や引抜き力でも伝達することができ、その際にモジュール支持体や差込モジュールの損傷が確実に防止される、差込モジュールの差込みおよび引抜きをする装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、冒頭に述べた種類の装置が前提とされる。本発明によれば、モジュールレールに取り付けられ、レバー引降し握りから伝達される力を受けとめる押圧片によって、前述の目的が達成される。この押圧片は、少なくとも1つの切欠きと、少なくとも1つの押離し肩部とを有している。また、押圧片をモジュールレールのフロント面に取外し可能に取り付けられている。押圧片はさらに、取付ネジを通すための少なくとも1つの穴を有し、取付ネジは該穴を通過してモジュールレールのT溝内へ延びている。
【0015】
差込モジュールを差し込むと、レバー引降し握りのレバー突起が、押圧片の切欠きに係合する。レバー引降し握りを回転運動させると、レバー突起が押離し肩部に沿って切欠きに滑り込み、それと同時に、差込モジュールにおけるレバー引降し握りの中心点、およびこれに伴って差込モジュールが、押込み方向にモジュール支持体の中に押し込まれる。押圧片に深い切欠きを形成し、これに応じてレバー突起を構成することによって、レバー引降し握りの回転角を大きくし、それによって差込モジュールの引込距離を長くすることができる。押圧片の押離し肩部における作用面は、モジュールレールの突出する屋根よりも広い面積をレバー突起に提供する。したがって、レバー突起の押圧力が小さくなる。それにより、損傷の恐れなく、レバー引降し握りによって非常に大きな力をモジュールレールに伝えることも可能となる。
【0016】
押圧片は、突出する屋根のないモジュールレールに取り付けることもできる。突出する縁部のないモジュールレールが、本発明の押圧片を備えていれば、もしくは後から装着されれば、レバー引降し握りを備える差込モジュールを、屋根のない通常のモジュールレールを備えるモジュール支持体で使用することもできる。その意味で、本発明で提案される押圧片は、屋根のないモジュールレールを備えるモジュール支持体に、レバー引降し握りを利用のために後から備え付けることを可能にするアダプタの機能も有している。モジュール支持体の屋根板または底板に一体化されたモジュールレールにも、押圧片を取り付けることができることは言うまでもない。
【0017】
差込モジュールを引き抜くときには、レバー引降し握りの押離しノーズが、押圧片の押離し肩部に押し当たる。このような押離し肩部は、規格によって構成が定められているモジュールレールには設けられていない。それに対して押圧片は、いかなる規格によっても定められていない。というのも押圧片は、追加された別個の部品だからである。このように自由な押圧片の構成は、特に、押離し肩部を広く平滑な面として構成することを可能にする。それにより、押離し肩部はモジュールレールより広い当接面をもっているので、レバーの押離しノーズの圧着力が減り、レバー引降し握りによって印加される、はるかに大きな力を伝達することができる。したがって、多極コネクタを備える差込モジュールでも、モジュール支持体から簡単、確実、かつ快適に外すことができ、耐用期間が長くなる。押圧片をモジュールレールのフロント面に取外し可能に取り付けることは、一方では、損傷した場合に押圧片が交換可能であり、他方では、差込モジュールが押し込まれるべき位置へ正確に押圧片を取り付けることができ、それによってフレキシブルさが向上するという大きな利点がある。取付ネジは、ネジ穴条片の対応するネジ穴に係合し、それによって押圧片をモジュールレールに固定する。
【0018】
有利な実施態様では、押圧片は追加の押離し面を有しており、差込モジュールを引き抜くときにレバー突起がこの押離し面に対して押圧される。それにより、差込モジュールを引き抜くときの押離しの過程が、レバー引降し握りのレバー突起と、押離しノーズとに分割されることになる。レバー突起が押離しノーズと平行に向くのではなく、押離しノーズに対して鋭角の方向を向いていると特に好ましい。差込モジュールを引き抜くときには、まず最初にレバー突起が押圧片と係合するのに対して、押離しノーズはもっと後の時点で押圧片に対して押圧される。レバー突起と押離しノーズの作用が相前後して行われることで、レバー引降し握りがつくりだす引出し経路をほぼ2倍にすることができる。
【0019】
押圧片の押離し肩部および/または押離し面は、モジュールレールのフロント面と平行に向いているのが好ましい。押離し肩部ないし押離し面のこうした配置は、最良の係合可能性と、高い効率をレバー引降し握りに提供する。
【0022】
押圧片は、断面がT型の脚部を有していてよい。このT型脚部は、モジュールレールの対応するT溝に押し込む役目を果たす。T型脚部は、モジュールレールにおける押圧片の安定性を高め、このことは、レバーの力が大きいときに押圧片が変形したり曲がるのを防止する。モジュールレールのT溝全体が、T型の脚部をもつ押圧片で充填されると、両者は要求される位置で相互に保持される。
【0023】
本発明の有利な発展例では、差込モジュールに、摺動案内部をもつ保持部分が取り付けられる。それと同時に、押圧片には滑り軸受が構成される。滑り軸受は、保持部分の対応する摺動案内部に係合し、それによって、レバー引降し握りから伝えられる、押込み方向に対して垂直に作用する力を受けとめる。レバー引降し握りと保持部分は、いずれも差込モジュールに取り付けられているので、押込み方向と垂直に作用する力が補償される。
【0024】
レバー引降し握りから伝えられる力は、押圧片の押離し肩部ないし押離し面にも、押圧片の滑り軸受にも作用する。力の作用が広い全体面に分散されるので、圧着力が減り、レバー引降し握りの大きな力を伝えることができる。摺動案内部と滑り軸受の共働作用は、レバーの力の垂直方向成分が補償されるので、押圧片ないしモジュールレールの変形や曲がりを防止する。滑り軸受に係合した摺動案内部は、レバー引降し握りと押圧片の係合が外れることも確実に防止する。
【0025】
保持部分は、レバー引降し握りのためのラジアル軸受を有しているのが好ましい。ラジアル軸受は、保持部分にある穴に挿通され、レバー引降し握りが揺動可能に支持されたピンまたは揺動ボルトとして構成されていてよい。保持部分にレバー引降し握りが直接作用することは力の伝達をいっそう改善し、それにより、レバーのいっそう大きい力を受けとめることができるようになる。
【0026】
保持部分の摺動案内部は、押込み方向と平行に延びるガイドレールとして構成されるのが好ましい。この場合、押圧片の滑り軸受は、ガイドレールに対応する溝として構成される。案内溝とガイドレールは、差込モジュールを自動的にセンタリングする。差込モジュールは、押込み方向と垂直に所望の位置で固定されるが、それと同時に、押込み方向に往復運動可能である。このようにガイドレールと案内溝は、普通ならば従来技術から公知のセンタリングピンが担うセンタリング機能を引き受ける。
【0027】
ガイドレールはL字型の断面を有していてよく、短いL字脚部がモジュール支持体のモジュールレールと平行に延びる。この場合、案内溝は対応する長方形の断面を有しており、それにより、ガイドレールが案内溝に確実に係合することが保証され、滑って外れることが確実に防止される。それと同時にセンタリング作用が改善され、押込み方向に対して垂直方向に発生する力の良好な伝達が可能である。ガイドレールのL字断面は、技術的に簡単に製作することができ、さらには、強い力にも耐えられるように、ガイドレールのL字脚部を比較的頑丈に構成することができるという利点ももたらす。同様に、案内溝の側面部分もこれに応じて頑丈に構成されていてよい。L字型のガイドレールに合った案内溝の長方形断面は、切断やフライス加工によって、同じく簡単に製作することができる。
【0028】
レバー引降し握りの短いレバーアームは、互いに間隔をおいて配置された2つのレバー突起と、相並んで配置された2つの押離しノーズとを有していてよい。この場合、押圧片は、両側にそれぞれ1つの押離し肩部とそれぞれ1つの切欠きがある中央部分を有しているのが目的に適っており、この中央部分に案内溝が形成される。この場合、押圧片は、中央部分に対して左右対称な構造を有している。レバー引降し握りの短いレバーアームに、レバー突起と押離しノーズを二重に構成することは、押圧片の2つの切欠きおよび押離し肩部に対応するものである。それによって、レバー引降し握りのための全当接面が2倍になる。このようにして、差込モジュールの差込み、引抜きをするときに圧着力が半分になる。このような力の分散により、非常に大きな力でも押圧片に伝達することができる。
【0029】
レバー引降し握りの2つのレバー突起は、案内溝の両側の両方の切欠きに係合し、それにより、両方のレバー突起もモジュールレールと平行な方向でセンタリング機能をもつことになる。それと同時に、案内溝とガイドレールによってセンタリング機能が補われる。このような構成は、隣接する差込モジュールから及ぼされる横方向力を受けとめる。力が側方に作用しているときにも、差込モジュールが正しい位置にとどまる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
図1には、レバー引降し握り2と、保持部分3と、(一部を破断して図示している)配線板4と、(同じ一部を破断して図示している)フロントパネル5とを有する差込モジュール1の一部が示されている。差込モジュール1は、押込みレール7に挿入されている。押込みレール6は、モジュール支持体の一部である前側下方のモジュールレール7によって支持されている。モジュールレール7のフロント面8には、突出する細い条片、いわゆる屋根9が一体成形されている。屋根9は、等間隔に配置された切欠きを有している。モジュールレール7のフロント面8にはT溝10が構成されている。
【0032】
押圧片11は、モジュールレール7のフロント面8に取り付けられている。押圧片11は屋根9によって支持されている。2つの取付ネジ12が、モジュール7のT溝10に係合し、押圧片11とモジュールレール7の間の連結を成立させている。
【0033】
図2(a)は、本装置の個々のコンポーネントをそれぞれ上から見た図で示している。モジュールレール7には、押圧片11がネジ止めされている。押圧片11はその下面で、平坦な屋根9の上に載っている。さらに、押圧片11はモジュールレール7のフロント面8に当接し、そのようにして、モジュールレール7を押込み方向に延長している。押圧片11は、屋根9と同一平面上で終わっている。
【0034】
保持部分3は、2つの保持穴14がある腕木13を有している。(ここには図示しない)配線板4は、ネジによって、保持部分3の腕木13に取り付けられ、このネジは保持穴14に係合する。横方向溝15が、(ここには図示しない)フロントパネルを収容する役目をする。軸受台16が横方向溝15に続いている。軸受台16には、押込み方向に対して横向きの穴として形成されたラジアル軸受17が構成されている。ラジアル軸受17は揺動軸18を収容する。それと同時に揺動軸18は、レバー引降し握り2の保持穴19に係合する。
【0035】
レバー引降し握り2は、短いレバーアーム20と、長いレバーアーム21とを有している。長いレバーアーム21はフォーク状に構成されており、両方のフォーク側部が上側端部で横方向ウェブによって連結されている。
【0036】
図2(b)は、本装置のコンポーネントを反対側の視点から見た図である。レバー引降し握り2は、短いレバーアーム20に、互いに間隔をおいて平行に配置された2つの側方のレバー突起22を有している。レバー突起22と平行に、同じく相並んで配置された2つの押離しノーズ23が構成されている。
【0037】
保持部分3は、軸受台16の下面に、腕木13の方向に延びるガイドレール24を有している。腕木13には、対応する長手溝25が形成されている。
【0038】
押圧片11は、図2(b)では下面のほうから見ることができる。間隔をおきながら相並んで配置された2つの係止ブロック26が、押圧片11の下面に、外側の付近へ一体成形されている。押圧片11がモジュールレール7に当接する当接面は、平坦な面として形成されている。
【0039】
図3は、本装置の個別部品の詳細な図面を示している。
【0040】
軸受台16に設けられたガイドレール24は断面がL字形に形成されており、押込み方向に延びている。ガイドレール24の短いL字脚部27は、押込み方向に対して垂直方向を向いている。腕木13から離れて位置しているガイドレール24の端部は、先細になって楔をなしている。したがって、細い楔の側から押し込まれるエンドサポートを、最初は遊びをもって容易にガイドレール24の上で摺動させ、ガイドレール24と係合させることができる。
【0041】
レバー引降し握り2の両方のレバー突起22は直方体に形成されており、端部は上方に向かって先細になっているので、円錐台が生じている。押離しノーズ23は、両方のレバー突起22から間隔をおいており、互いに平行に位置し、レバー突起22と一直線上に並んでいる。
【0042】
押圧片11は、実質的に左右対称に形成されている。押込み方向に延びる中央部分28が対称軸をなしている。中央部分28の両側には、それぞれ1つの押離し肩部29と、それぞれ1つの押離し面30とが配置されている。押離し肩部29および押離し面30は、中央部分28を、中央部分28と平行に延びる外側部分31とつないでいる。それぞれの外側部分31には、押込み方向に延び、取付ネジ12を入れる役目をする穴32が設けられている。中央部分28と外側部分31は、押離し肩部29および押離し面30とともに、長方形の断面をもつ切欠き33を形成している。押圧片11が左右対称の構造になっているので、中央部分28の両側に配置された2つの切欠き33が生じており、これらの切欠きに、レバー引降し握り2のレバー突起22が係合する。
【0043】
さらに、中央部分28は、案内溝34として構成された滑り軸受を有している。案内溝34は中央部分に沿って押込み方向に延びており、案内溝34の開口部は、外側部分31の一方の方向に向いており、すなわち、押込み方向に対して横向きに向いている。この案内溝34は、保持部分3のガイドレール24を収容する役目をする。
【0044】
外側部分31を中央部分28とつないでいる押離し肩部29は、その上側領域が面取りされているので、上面の鋭いエッジが除かれている。押離し面30は、中央部分28と外側部分31の間にある連結ウェブ35の一部である。連結ウェブ35はその上側端部で面取りされている。連結ウェブ35は、寸法に関して、外側部分31を上回っているが中央部分28よりも低い。
【0045】
押圧片11の下面に形成された係止ブロック26は、外側部分31の領域に配置されている。係止ブロック26の上面における鋭いエッジを回避するために、係止ブロックは軽く面取りされている。
【0046】
図4、図5は、モジュール支持体から差込モジュール1を引き抜くときの、本発明による装置の機能を示している。
【0047】
図4(a)は、モジュール支持体に完全に差し込まれた状態で差込モジュール1を示している。保持部分3には、配線板4がネジで取り付けられている。フロントパネル5は、配線板4とレバー引降し握り2の間に配置されている。レバー引降し握り2は垂直方向の初期位置(0°)にあり、短いレバーアーム20は下方に向かって垂直方向を向いている。この位置のとき、レバー突起22は押圧片11の切欠き33に係合しているが、押圧片11の押離し肩部29にも押離し面30にも当接はしていない。
【0048】
差込モジュール1をモジュール支持体から引き抜きはじめると(図4(b))、レバー引降し握り2の長いレバーアーム21がラジアル軸受17を中心として時計回りに回転する。するとレバー突起22の外面が、押離し面30に当る。レバー引降し握り2の押離しノーズ23は、押圧片11の押離し肩部29に接触していない。
【0049】
レバー引降し握り2の回転運動が進むにつれて、図5(a)に示すように、レバー突起22と押離し面30の間の押圧点が、押離し面30の下側領域から上に向かって移動する。レバー突起22と押離し面30との係合が外れる前に、短いレバーアーム20の押離しノーズ23が押離し肩部29に当接する。このとき、レバー引降し握り2と押圧片11との間の力の伝達は、レバー突起22と押離しノーズ23の両方によって行われる。
【0050】
モジュール支持体からの差込モジュール1の引抜きがさらに進行すると、レバー引降し握り2はほぼ80°傾いた位置に達するまで、引き続き回転する(図5(b))。このとき押離しノーズ23は、押離し肩部29から押し離されている間に上方に向かって動いており、押離し肩部29の外面の上側領域に当接している。差込モジュール1は、(図示しない)多極コネクタが多重プラグから引き抜かれる程度まで、モジュール支持体から引き出されている。コネクタが外れている、レバー引降し握り2のこの位置のとき、ガイドレール24は押圧片11の(図示しない)案内溝34から離れている。
【0051】
差込モジュール1をモジュール支持体に差し込む逆の運動が、図6と図7に示されている。
【0052】
レバー引降し握り2がほぼ水平になる、約80°のレバー位置が開始点である(図6(a))。差込モジュール1は、まず、保持部分3のガイドレール24が押圧片11の案内溝34(図2(b)参照)と係合し、押離しノーズ23が押圧片11の押離し肩部29に触れる程度まで、モジュール支持体の押込みレール6の中に押し込まれる。配線板4の端部にあるコネクタは、バックプレーンの多重プラグにまだ触れていない。ガイドレール24と案内溝34の相互の係合が、コネクタの接触よりも先行する。
【0053】
レバー引降し握り2の長いレバーアーム21が時計と反対回りにさらに揺動すると、押離しノーズ23はもはや押離し肩部29に当接しなくなる(図6(b))。しかし、このときにはレバー突起22が押圧片11の切欠き33に係合しはじめている。レバー突起22は、押離し肩部29に上側領域で押しつけられる。レバー引降し握り2から伝えられる力は、押離し肩部29に対して斜め上方から作用する。この力の垂直方向成分は、保持部分3のガイドレール24と、押圧片11の案内溝34との噛み合いによって補償される。力の水平方向成分は、差込モジュール1がモジュール支持体の中へ水平方向に運動するように働く。
【0054】
レバー引降し握り2の回転運動が時計と反対回りにさらに進むにつれて、レバー突起22は押離し肩部29に沿って下方に向かって摺動する。このとき、レバー突起22は押離し肩部29に引き続き押しつけられており、したがって、レバー引降し握り2のてこの力を押圧片11に伝えており、このことは、差込モジュール1がモジュール支持体の中へさらに押し込まれる結果につながる(図7(a))。レバー引降し握り2がその最終位置(0°)に達したとき、モジュール支持体への差込モジュール1の押込みが完了する。レバー突起22は完全に切欠き33に係合しているが、押離し肩部29にも押離し面30にも触れてはいない(図7(b))。
【0055】
レバー突起22および押離しノーズ23を備えるレバー引降し握り2と、押離し肩部29および押離し面30を備える押圧片11とが、いずれもダイカストなどで金属から製作されていると、金属磨耗が起こる可能性がある。しかしながら、レバー突起22と押離しノーズ23を相応に大きく構成することによって、過度に磨耗することは少なくなる。あるいは、レバー引降し握り2全体がプラスチックでできているか、または少なくともレバー突起22と押離しノーズ23が摩擦係数の小さい材料で被覆されていれば、金属磨耗を完全に防ぐことができる。このような被覆の材料としては、たとえばプラスチックやテフロンなどが適している。
【0056】
図8は、本発明による装置の断面図である。断面の切断は、モジュールレールと平行に、その屋根9を通るように行われている。したがって、モジュールレール7のうち、屋根9にある切欠きと、これらの切欠きの間にあるウェブだけが図示されている。
【0057】
押圧片11のうち、図8には、押込み方向に延びる穴32を備える両方の外側部分31を見ることができる。押圧片11の下面に配置されている係止ブロック26は、モジュールレール7の屋根9の切欠きの中に突入している。両方の外側部分31の間には、側方に開いた案内溝34をもつ中央部分28がある。外側部分31と中央部分28の間の切欠きには、レバー引降し握り2の両方のレバー突起22が上方から係合している。レバー引降し握り2は、保持部分3に回転可能に支持されている。保持部分3にはL字型のガイドレール24が形成されており、短いL字脚部27はモジュールレール7と平行に延び、側方に向かって開いた案内溝34に係合している。
【0058】
モジュール支持体に差込モジュール1を入れはじめたとき、レバー突起22は上方から約40°の角度で、押圧片11の(図示しない)押離し肩部29を押す。このとき、垂直方向の力がレバー突起22から押圧片11に及ぼされる。このときレバー突起22とレバー引降し握り2は、上方に向かって押圧片11に支持される。レバー引降し握り2と同時に、揺動ボルト18(図2(a)参照)によってレバー引降し握り2と連結された保持部分3も、上方に向かって支持されている。押圧片11の案内溝34と係合している保持部分3のガイドレール24も、同じく上方に向かって動く。ガイドレール24と、押圧片11の案内溝34との協働によって、および、保持部分3と、押圧片11に当って押し離されるレバー引降し握り2との間の摩擦力による結合によって、発生する力は垂直方向に大部分が補償される。
【0059】
図8には、本装置のセンタリング作用も見ることができる。隣接する差込モジュールから及ぼされる、差込モジュール1に作用する側方の横方向力は、本装置によって受けとめられる。案内溝34に係合するガイドレール24は、ガイドレール24の短いL字脚部27の方向に働く横方向力に対して、差込モジュール1を固定する。これと反対方向に作用する力は、ガイドレール24との協働で、レバー突起22によって受けとめられる。差込モジュール1のセンタリングは、レバー突起22が切欠き33に係合し、そのようにして中央部分28ないし外側部分31によって適切な位置に保持されることによっても実現される。モジュールレール7の屋根9の切欠きに係合する係止ブロック26も、同じく差込モジュール1の位置決めに貢献する。
【0060】
図9(a)は、押圧片11と、ネジ穴37を備えるネジ穴条片36とを示している。ネジ穴条片36にあるネジ穴37は、押圧片11の穴32と対応するように形成されている。ネジ穴条片36は、モジュールレール7のT溝10に押し込まれる。そして取付ネジ12がネジ穴条片36のネジ穴37に係合し、それによって押圧片11をモジュールレール7のフロント面8に取り付ける。
【0061】
ネジ穴条片36のネジ穴37によって押圧片11の位置が決まるので、押圧片11は、差込モジュール1の差込位置の手前で中央に配置される。
【0062】
図9(b)は、図9(a)のI−I線に沿った断面で押圧片11を示している。肩部29は上側領域が面取りされているので、差込モジュール1をモジュール支持体に差し込むときやモジュール支持体から引き出すとき、押離し肩部29に沿ったレバー突起22の係合が容易になる。押離し面30は連結ウェブ35の内面であり、押離し肩部29の内面および外面と同じく、広くて平坦な面として形成されている。連結ウェブ35、押離し面30、および押離し肩部29の間には切欠き33がある。
【0063】
図10は、押圧片11の特別な実施形態を示している。モジュールレール7のフロント面8に対する押圧片11の当接面に、T型の脚部38が一体成形されている。このT型脚部38はモジュールレール7のT溝10に対応しており、側方からT溝10に押し込むことができる。押圧片11の穴32は、T型脚部38を貫いて延びている。取付ネジ12が穴32に挿通され、それにより、T溝10と押圧片11の間のネジ結合を成立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】差込モジュールが中に差し込まれたモジュール支持体の前側部分を示す斜視図である。
【図2】図1の差込モジュールの差込みと引抜きをする装置を示す分解図である。
【図3】図2(a)の装置の個々の部品を示す拡大図である。
【図4】差込モジュールを引き抜いている途中の図2(a)の装置をそれぞれ示す断面図である。
【図5】差込モジュールを引き抜いている途中の図2(a)の装置をそれぞれ示す断面図である。
【図6】差込モジュールを差し込んでいる途中の図2(a)の装置をそれぞれ示す断面図である。
【図7】差込モジュールを差し込んでいる途中の図2(a)の装置をそれぞれ示す断面図である。
【図8】図2(a)の装置を示す拡大した垂直断面図である。
【図9】図2(a)の装置の押圧片を示す詳細図である。
【図10】T字脚部を備える押圧片を示す図である。
【符号の説明】
1 差込モジュール
2 レバー引降し握り
3 保持部分
4 印刷配線板
5 フロントパネル
6 押込みレール
7 モジュールレール
8 フロント面
9 屋根
10 T溝
11 押圧片
12 取付ネジ
13 腕木
14 保持穴
15 横方向溝
16 軸受台
17 ラジアル軸受
18 揺動軸
19 保持穴
20 短いレバーアーム
21 長いレバーアーム
22 レバー突起
23 押離しノーズ
24 ガイドレール
25 長手溝
26 係止ブロック
27 L字脚部
28 中央部分
29 押離し肩部
30 押離し面
31 外側部分
32 穴
33 切欠き
34 案内溝
35 連結ウェブ
36 ネジ穴条片
37 ネジ穴

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの前側のモジュールレールを有するモジュール支持体の中へ、もしくはモジュール支持体の中から、差込モジュールの差込みおよび引抜きをする装置であって、前記差込モジュールのフロント領域に揺動可能に支持されたレバー引降し握りを備えており、このレバー引降し握りの短いレバーアームは少なくとも1つのレバー突起と押離しノーズとを有している、差込モジュールの差込みおよび引抜きをする装置において、
    前記レバー引降し握り(2)から伝達される力を受けとめる、前記モジュールレール(7)に取り付けられた押圧片(11)を備えており、
    前記押圧片(11)は、前記差込モジュール(1)を差し込むときに前記レバー引降し握り(2)の前記レバー突起(22)が係合する少なくとも1つの切欠き(33)と、前記差込モジュール(1)を引き抜くときに前記レバー引降し握り(2)の前記押離しノーズ(23)が当って押し離される少なくとも1つの押離し肩部(29)とを有しており、
    前記押圧片(11)は前記モジュールレール(7)のフロント面(8)に取外し可能に取り付けられており、
    前記押圧片(11)は、取付ネジ(12)を通すための少なくとも1つの穴(32)を有し、前記取付ネジ(12)は前記穴(32)を通過して前記モジュールレール(7)のT溝(10)内へ延びている
    ことを特徴とする、差込モジュールの差込みおよび引抜きをする装置。
  2. 前記押圧片(11)が、前記差込モジュール(1)を引き抜くときに前記レバー突起(22)が押し当る押離し面(30)を有している、請求項1に記載の装置。
  3. 前記押離し肩部(29)および/または前記押離し面(30)が前記モジュールレール(7)のフロント面と平行な方向を向いている、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記押圧片(11)が、前記モジュールレール(7)のT溝(10)に押し込むための、断面がT型の脚部(38)を有している、請求項1からまでのいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記差込モジュール(1)に保持部分(3)が取り付けられており、
    前記保持部分(3)は摺動案内部を有しており、
    前記押圧片(11)は滑り軸受を有しており、押込み方向と垂直に作用する、前記レバー引降し握り(2)から伝達される力を受けとめるために、前記保持部分(3)の摺動案内部が前記滑り軸受に係合する、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記保持部分(3)が前記レバー引降し握り(2)のためのラジアル軸受(17)を有している、請求項に記載の装置。
  7. 前記保持部分(3)の前記摺動案内部が、押込み方向と平行に延びるガイドレール(24)として形成されており、前記押圧片(11)の滑り軸受は案内溝(34)として形成されている、請求項またはに記載の装置。
  8. 前記ガイドレール(24)がL字型の断面を有しており、短いL字脚部(27)は前記モジュール支持体の前記モジュールレール(7)と平行に延びており、前記案内溝(34)は長方形の断面を有している、請求項に記載の装置。
  9. 前記レバー引降し握り(2)の短いレバーアーム(20)が、互いに間隔をおいて配置された2つのレバー突起(22)と、相並んで配置された2つの押離しノーズ(23)とを有しており、
    前記押圧片(11)は中央部分(28)を有しており、この中央部分の両側にそれぞれ1つの押離し肩部(29)とそれぞれ1つの切欠き(33)が配置されており、
    前記中央部分(28)には前記案内溝(34)が形成されている、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の装置。
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