JP2008209757A - 現像剤カートリッジ、現像ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

現像剤カートリッジ、現像ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤収容室とその外部との間での現像剤の円滑な循環を確保することができる、現像剤カートリッジ、現像ユニットおよび画像形成装置を提供すること。
【解決手段】第1攪拌翼125において、その回転時に内側戻し口99上を通過する部分は、アジテータ軸47から先端縁までの長さが、アジテータ軸47と内側戻し口99との間の直線距離よりも短くなっている。そのため、第1攪拌翼125は、内側戻し口99の近傍のトナーに触れず、そのトナーに対して内側戻し口99から外部に押し出す力を直接付与しない。第2攪拌翼126は、アジテータ軸47から先端縁までの長さが、アジテータ軸47と内側供給口98との間の直線距離よりも長く形成されている。そのため、第2攪拌翼126は、トナーを内側供給口98から外部に向けて良好に押し出すことができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、ならびにこれに備えられる現像剤カートリッジおよび現像ユニットに関する。
従来から、トナーカートリッジから現像装置にトナーを補給するトナー補給方式のレーザプリンタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このトナー補給方式のレーザプリンタでは、トナーカートリッジが現像装置に対して着脱可能に構成されている。トナーカートリッジが現像装置に装着された状態で、トナーカートリッジ内と現像装置の現像室内とは、幅方向中央に形成されたトナー供給口およびその両側に形成されたトナー吸入口により連通される。トナーカートリッジ内には、トナーを攪拌しつつトナー供給口から現像室内に供給するためのアジテータが設けられている。一方、現像室内には、現像ローラと、現像ローラにトナーを供給するための供給ローラと、トナーを搬送するためのオーガ部材とが配置されている。トナー供給口から現像室内に供給されるトナーは、オーガ部材によって、トナー供給口からその両側の各トナー吸入口に向かって搬送される。そして、トナーは、各トナー吸入口からトナーカートリッジ内に戻される。これにより、トナーカートリッジと現像室との間でトナーが循環し、現像室内の一部にトナーが滞留することを防止しつつ、供給ローラの全体にトナーを均一に被着させることができる。
特開平9−319202号公報
ところが、従来の構成では、トナー吸入口の近傍のトナーがアジテータからの力を受け、トナー吸入口からも現像室内にトナーが供給されることにより、トナーカートリッジと現像室との間でのトナーの円滑な循環が阻害されるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、現像剤収容室とその外部(現像室)との間での現像剤の円滑な循環を確保することができる、現像剤カートリッジ、現像ユニットおよび画像形成装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、現像剤カートリッジにおいて、現像剤を収容する現像剤収容室を提供し、前記現像剤収容室内から現像剤を外部に供給するための供給口および外部から前記現像剤収容室内に現像剤を戻すための戻し口が一壁面に形成されたカートリッジ筐体と、前記カートリッジ筐体に回転可能に支持され、前記一壁面と平行に延び、前記現像剤収容室内を貫通する回転軸と、前記戻し口と対向する位置に設けられて、前記回転軸に支持され、前記回転軸の回転に伴って回転する第1攪拌翼と、前記供給口と対向する位置に設けられて、前記回転軸に支持され、前記回転軸の回転に伴って回転する第2攪拌翼とを備え、前記第1攪拌翼は、回転時に前記戻し口上を通過する部分において、前記回転軸から先端縁までの長さが前記回転軸と前記戻し口との間の距離よりも短く、前記第2攪拌翼は、前記回転軸から先端縁までの長さが前記回転軸と前記供給口との間の距離よりも長いことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2攪拌翼は、前記回転軸に沿う幅方向の幅が前記供給口の前記幅方向の幅よりも長く、回転時に前記供給口上を通過する部分に、先端縁から前記回転軸に向けて延びる複数の切り込みが入れられており、前記幅方向の両端の前記切り込みの間の間隔は、前記供給口の前記幅方向の幅よりも短いことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記現像剤収容室の底面は、前記第1攪拌翼に対向する第1底面部分が前記第2攪拌翼に対向する第2底面部分よりも前記回転軸に近い位置に形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、税球口3に記載の発明において、前記第1攪拌翼は、前記第1底面部分に接触することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の発明において、前記第1底面部分は、前記第2底面部分に近づくにつれて下がるように傾斜する断面形状を有していることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記第1攪拌翼は、前記回転軸から先端縁までの長さが前記第2攪拌翼に近づくにつれて長くなる形状に形成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記第1攪拌翼の前記第2攪拌翼に近い側の端縁における前記回転軸から先端までの長さと、前記第2攪拌翼の前記第1攪拌翼に近い側の端縁における前記回転軸から先端までの長さとが同じであることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記第1攪拌翼は、前記回転軸と直交する方向に見て、前記回転軸に対して交差し、回転時に、前記供給口から遠い側の一端部が先行し、前記供給口に近い側の他端部が後続するように設けられていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の発明において、前記供給口は、前記一壁面における前記回転軸に沿う幅方向の中央部に形成され、前記戻し口は、前記供給口に対して前記幅方向の両側にそれぞれ形成されていることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、現像ユニットにおいて、請求項1ないし9のいずれかに記載の現像剤カートリッジと、前記現像剤カートリッジを着脱可能に構成され、現像室を提供し、前記現像カートリッジと対向する壁面に、前記供給口および前記戻し口に対向して前記現像室内と前記現像剤収容室内とを連通させるための開口が形成されたユニット筐体と、前記現像室内に設けられ、前記供給口および前記開口を介して前記現像室内に供給される現像剤を前記回転軸に沿う方向に搬送する現像剤搬送部材とを備えていることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、画像形成装置において、請求項10に記載の現像ユニットと、前記現像ユニットが収容される装置本体とを備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、現像剤収容室内を貫通する回転軸に、第1攪拌翼および第2攪拌翼が支持されている。第1攪拌翼は、現像剤収容室内に現像剤を戻すための戻し口に対向する位置に配置されている。また、第1攪拌翼において、その回転時に戻し口上を通過する部分は、回転軸から先端縁までの長さ(以下、この項において「第1攪拌翼における戻し口上を通過する部分の長さ」という。)が回転軸と戻し口との間の距離よりも短く形成されている。そのため、第1攪拌翼は、戻し口の近傍の現像剤に触れず、その現像剤に対して戻し口から外部に押し出す力を直接付与しない。一方、第2攪拌翼は、現像剤収容室内から外部に現像剤を供給するための供給口に対向する位置に配置されている。第2攪拌翼は、回転軸から先端縁までの長さ(以下、この項において「第2攪拌翼の長さ」という。)が回転軸と供給口との間の距離よりも長く形成されている。そのため、第2攪拌翼は、現像剤を供給口から外部に向けて良好に押し出すことができる。すなわち、戻し口から現像剤収容室内に戻される現像剤の流れが第1攪拌翼によって阻害されることなく、第2攪拌翼によって現像剤収容室内の現像剤を供給口から外部に向けて良好に押し出すことができる。その結果、現像剤収容室とその外部との間での現像剤の円滑な循環を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第2攪拌翼において、その回転時に供給口上を通過する部分には、先端縁から回転軸に向けて延びる複数の切り込みが入れられている。幅方向の一端の切り込みと他端の切り込みとは、供給口の幅方向の幅よりも短い間隔を空けて形成されている。そのため、第2攪拌翼が供給口上を通過する際に、幅方向両端の切り込みの間の部分が供給口から外部に飛び出る。このとき、現像剤収容室内の現像剤が供給口から弾き出される。その結果、現像剤収容室内から外部に現像剤を良好に供給することができる。
請求項3に記載の発明によれば、現像剤収容室の底面は、第1攪拌翼に対向する第1底面部分が第2攪拌翼に対向する第2底面部分よりも回転軸に近い位置に形成されている。そのため、第1攪拌翼における戻し口上を通過する部分の長さが第2攪拌翼の長さよりも短くても、第1底面部分上の現像剤を第1攪拌翼によって攪拌することができる。その結果、第1底面部分上に現像剤が滞留することを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1攪拌翼が第1底面部分に接触するので、第1攪拌翼によって第1底面部分上の現像剤をより効果的に攪拌することができる。。
請求項5に記載の発明によれば、第1底面部分は、第2底面部分に近づくにつれて下がるように傾斜している。そのため、第1底面部分の傾斜を利用して、第1底面部分上の現像剤を第2底面部分上に供給することができる。その結果、第1底面部分上での現像剤の滞留を確実に防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1攪拌翼は、回転軸から先端縁までの長さが第2攪拌翼に近づくにつれて長くなっている。そのため、第1攪拌翼の幅方向の全幅において、第1攪拌翼の先端縁が第1底面部分から大きく離間しない。したがって、第1底面部分上の現像剤を、その幅方向の全幅にわたって、第1攪拌翼によって攪拌することができる。その結果、第1底面部分上に現像剤が滞留することをより確実に防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1攪拌翼の第2攪拌翼に近い側の端縁における回転軸から先端までの長さが、第2攪拌翼の第1攪拌翼に近い側の端縁における回転軸から先端までの長さと同じである。そのため、第1底面部分と第2底面部分との境界部分に現像剤が滞留することを防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、第1攪拌翼は、回転軸と直交する方向に見て、回転軸に対して交差し、回転時に、供給口から遠い側の一端部が先行し、供給口に近い側の他端部が後続するように設けられている。そのため、第1攪拌翼の回転時に、第1攪拌翼から現像剤に対して供給口側に押す方向の力を付与することができ、その力により現像剤を供給口側に移動させることができる。これにより、現像剤収容室内に戻し口から供給口に向かう現像剤の流れを形成することができる。その結果、現像剤収容室とその外部との間での現像剤のより円滑な循環を確保することができる。
請求項9に記載の発明によれば、供給口は、カートリッジ筐体の一壁面における幅方向の中央部に形成されている。戻し口は、供給口に対して幅方向の両側にそれぞれ形成されている。そのため、現像剤は、現像剤収容室内から幅方向中央の供給口を通して外部に供給され、両側の戻し口から現像剤収容室内に戻される。これにより、現像剤収容室内および外部において、現像剤を幅方向に入れ替えることができ、幅方向における現像剤の滞留を防止することができる。
請求項10および11に記載の発明によれば、請求項1ないし9のいずれかに記載の現像剤カートリッジを備えている。そのため、戻し口から現像剤収容室内に戻される現像剤の流れが第1攪拌翼によって阻害されることなく、第2攪拌翼によって現像剤収容室内の現像剤を供給口から現像室内に向けて良好に押し出すことができる。そして、現像室内には、現像剤を回転軸に沿う方向に搬送する現像剤搬送部材が備えられているので、供給口から現像室内に供給される現像剤を回転軸に沿う方向に良好に搬送することができる。その結果、現像剤収容室と現像室との間での現像剤の円滑な循環を確保することができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
レーザプリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4と、用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、ボックス形状に形成されている。この本体ケーシング2の一方側の側壁には、開放口が形成されている。また、その一方側の側壁には、開放口を開閉するフロントカバー7が設けられている。
なお、以下の説明において、フロントカバー7が設けられる側(図1における右側)を前側(正面側)とし、その反対側(図1における左側)を後側(背面側)とする。また、このレーザプリンタ1を前側から見たときを上下左右の基準とする。また、後述するプロセスカートリッジ13およびトナーカートリッジ22に関しては、本体ケーシング2に対する装着状態での方向を基準として説明する。
(2)給紙部
給紙部4は、給紙トレイ8と、給紙ローラ9と、1対のレジストローラ10と、給紙パス11とを備えている。給紙ローラ9の回転により、給紙トレイ8内の最上の用紙3が給紙パス11に送り出される。送り出された用紙3は、給紙パス11を通して、レジストローラ10へ搬送される。レジストローラ10は、用紙3を、適当なタイミングで画像形成部5に向けて送り出す。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット12、現像ユニットの一例としてのプロセスカートリッジ13および定着部14を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット12は、本体ケーシング2内の上部に配置されている。このスキャナユニット12は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー15、レンズ16および反射鏡17を備えている。このスキャナユニット12から用紙3に形成すべき画像のデータに基づくレーザビームが出射され、そのレーザビームは、後述する感光ドラム26の表面に照射される。
(3−2)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ13は、スキャナユニット12の下方に、本体ケーシング2に対して着脱可能に配置されている。
プロセスカートリッジ13は、ユニット筐体の一例としてのプロセスフレーム21と、このプロセスフレーム21に離脱可能に装着されるトナーカートリッジ22とを備えている。
図2は、プロセスカートリッジ13の側断面図である。
プロセスフレーム21は、幅方向に長手の略ボックス形状に形成されている。プロセスフレーム21の下部には、用紙3を後述する感光ドラム26と転写ローラ28との間に導くための転写パス23が形成されている。
プロセスフレーム21には、前後方向途中部に、幅方向(左右方向)かつ上下方向に延びる隔壁24が形成されている。この隔壁24には、フレーム側開口25が形成されている。
プロセスフレーム21において、隔壁24よりも後側の部分は、感光ドラム26、帯電器27、転写ローラ28、現像剤搬送部材の一例としてのオーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31および層厚規制ブレード32を収容するプロセス部33である。
感光ドラム26および転写ローラ28は、プロセスフレーム21に回転自在に支持されている。帯電器27は、感光ドラム26の上方に配置されている。この帯電器27は、たとえば、正帯電用のスコロトロン型帯電器である。転写ローラ28は、感光ドラム26の下方に配置されている。
プロセス部33の前側半分程度の部分により、その内部に、現像室34が提供されている。オーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31および層厚規制ブレード32は、その現像室34内に配置されている。
オーガ29は、フレーム側開口25の後側において、フレーム側開口25と対向配置されている。供給ローラ30は、オーガ29の下方に配置されている。現像ローラ31は、供給ローラ30の後側に配置されている。オーガ29、供給ローラ30および現像ローラ31は、プロセスフレーム21に回転自在に支持されている。
層厚規制ブレード32は、薄板形状に形成される可撓性の板ばね部材41と、その板ばね部材41の下端部に設けられる圧接ゴム42とを備えている。板ばね部材41の上端部は、現像ローラ31の上側においてプロセスフレーム21に固定されている。圧接ゴム42は、板ばね部材41の弾性力によって、ゴムローラ40の表面を前側から押圧している。
プロセスフレーム21において、隔壁24よりも前側の部分は、トナーカートリッジ22が装着されるカートリッジ装着部42である。
トナーカートリッジ22は、両端が閉塞された二重円筒形状をなす内側筐体43および外側筐体44を備えている。
カートリッジ筐体の一例としての内側筐体43は、その内部に、トナーを収容するための現像剤収容室の一例としてのトナー収容室45を提供している。このレーザプリンタ1では、トナーとして、正帯電性の非磁性1成分トナーである懸濁重合トナーが採用されている。
また、トナー収容室45内には、アジテータ46が設けられている。このアジテータ46は、内側筐体43に回転自在に支持されている。アジテータ46については、後に詳述する。
内側筐体43および外側筐体44の周面には、図2に示すように、カートリッジ装着部42に装着された状態で、トナー収容室45内とその外部とを連通するカートリッジ側開口49が形成される。
トナー収容室45内のトナーは、アジテータ46の回転により攪拌される。また、トナー収容室45内のトナーは、アジテータ46の回転により、カートリッジ側開口49に運ばれ、カートリッジ側開口49から放出される。カートリッジ側開口49から放出されるトナーは、フレーム側開口25を通して、現像室34内に供給される。現像室34内に供給されたトナーは、オーガ29の回転により幅方向に搬送されながら、供給ローラ30に供給される。
供給ローラ30に供給されたトナーは、その供給ローラ30の回転により、現像ローラ31に供給される。このとき、このトナーは、供給ローラ30と現像ローラ31との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ31に供給されたトナーは、層厚規制ブレード32の圧接ゴム42によって、その層厚が規制される。これにより、現像ローラ31の表面にトナーの薄層が担持される。
一方、感光ドラム26の表面は、その感光ドラム26の回転に伴って、帯電器27により一様に正帯電される。そして、その正帯電した感光ドラム26の表面に、図1に示すように、スキャナユニット12からのレーザビームが照射されることにより、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
感光ドラム26の回転により、感光ドラム26の表面に形成されている静電潜像が現像ローラ31と対向すると、現像ローラ31の表面に担持されている正帯電トナーが、その静電潜像(つまり、一様に正帯電されている感光ドラム26の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている部分)に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光ドラム26の表面にトナー像が担持される。感光ドラム26の表面に担持されたトナー像は、レジストローラ10から搬送されてくる用紙3が感光ドラム26と転写ローラ28との間(転写位置)を通過する際に、その用紙3に転写される。
(3−3)定着部
定着部14は、図1に示すように、プロセスカートリッジ13の後側に設けられている。この定着部14は、加熱ローラ50と、加熱ローラ50に対して下側から圧接される加圧ローラ51と、それらの後方に配置される1対の搬送ローラ52とを備えている。
用紙3に転写されたトナー像は、用紙3が加熱ローラ50と加圧ローラ51との間を通過する間に、加熱ローラ50および加圧ローラ51からの加熱および加圧により、用紙3に定着する。トナー像が定着した用紙3は、1対の搬送ローラ52によって、排紙部6に搬送される。
(4)排紙部
排紙部6は、排紙パス53と、1対の排紙ローラ54と、排紙トレイ55とを備えている。定着部14から搬送されてくる用紙3は、排紙パス53を搬送され、排紙ローラ54によって排紙トレイ55上に排紙される。
2.プロセスカートリッジの詳細
図3は、プロセスカートリッジ13の右前側から見た斜視図であり、一部を切り欠いて示す。図4は、プロセスカートリッジ13の右前側から見た斜視図であり、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21から離脱した状態を示す。図5および図6は、トナーカートリッジ22の左後側から見た斜視図である。図7は、トナーカートリッジ22の内側筐体43の左後側から見た斜視図である。図8は、プロセスカートリッジ13の平断面図である。
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム21は、前述したように、隔壁24と、この隔壁24の後側のプロセス部33と、隔壁24の前側のカートリッジ装着部42とを一体的に備えている。
(1−1)隔壁24
隔壁24には、図2に示すように、上下方向途中おいて、トナーカートリッジ22の外周面に沿う湾曲部分が形成されている。
隔壁24の湾曲部分には、図4に示すように、3つの矩形状の開口の一例としてのフレーム側開口25が幅方向に間隔を隔てて形成されている。
中央のフレーム側開口25は、トナーカートリッジ22(トナー収容室45)内からプロセス部33(現像室34)内へのトナーの供給のためのフレーム側供給口61である。このフレーム側供給口61は、その両側のフレーム側開口25よりも幅方向に長い矩形状に形成されている。
フレーム側供給口61の両側のフレーム側開口25は、プロセス部33(現像室34)内からトナーカートリッジ22(トナー収容室45)内へのトナーの戻しのためのフレーム側戻し口62である。
(1−2)プロセス部
プロセス部33は、隔壁24の上端縁から後方に延びる上壁63と、隔壁24の下端縁から後方に延びる底壁64と、隔壁24の幅方向両端縁からそれぞれ後方に延びる側壁65とを一体的に備えている。
このプロセス部33に配置されたオーガ29は、オーガ軸35と、オーガ軸35の周りに設けられるスクリュー36とを備えている。オーガ軸35は、幅方向に延び、その両端が側壁65に回転自在に支持されている。スクリュー36は、図8に示すように、オーガ軸35において、幅方向中央に対して両側にそれぞれ設けられ、トナーを幅方向中央から幅方向両外側へ向けて搬送する螺旋状に形成されている。
(1−3)カートリッジ装着部
カートリッジ装着部42は、図4に示すように、隔壁24の下端縁から前方に延びる底板66と、隔壁24の幅方向両端縁からそれぞれ前方に延びる側板67とを一体的に備えている。
底板66は、プロセス部33の底壁64と連続して一体的に形成されている。
底板66には、図2および図4に示すように、前端縁の幅方向中央において、前側にわずかに突出する下側固定部68が形成されている。
各側板67は、プロセス部33の両側壁65と連続して一体的に形成されている。
各側板67の後端部の幅方向内側面には、図4に示すように、シャッタ支持部69が設けられている。各シャッタ支持部69は、上下方向に延び、両側板67の幅方向内側面から内側に膨出する略矩形状に形成されている。
各シャッタ支持部69の幅方向内側面には、シャッタガイド部70が設けられている。各シャッタガイド部70は、シャッタ支持部69の幅方向内側面から内側に膨出する凸条をなしている。また、各シャッタガイド部70は、隔壁24の湾曲部分とほぼ同じ曲率の湾曲形状に形成されている。各シャッタガイド部70と隔壁24の湾曲部分とは、前後方向にわずかな間隔を隔てて対向配置されている。
各シャッタ支持部69の上端面は、各側板67の上端縁よりやや下方に配置されている。各シャッタ支持部69の上端面は、上側固定部71とされている。
また、カートリッジ装着部42には、フレーム側開口25を開閉するためのシャッタ72が設けられている。
シャッタ72は、幅方向に延びる略矩形板状をなし、隔壁24の湾曲部分とほぼ同じ曲率の湾曲形状に形成されている。シャッタ72は、上下方向においてシャッタガイド部70よりやや短く形成されている。また、シャッタ72には、各フレーム側開口25に対応して、3つのシャッタ開口部69が形成されている。
シャッタ72は、隔壁24の湾曲部分に対向配置され、その幅方向両端部が、隔壁24と各シャッタガイド部70との間でスライド自在に挟持されている。これによって、シャッタ72は、各シャッタガイド部70に沿って、フレーム側開口25を開放する開放位置(図2参照)と、フレーム側開口25を閉鎖する閉鎖位置(図4参照)との間を、上下方向にスライドすることができる。シャッタ72が開放位置にあるとき、シャッタ開口部69がそれぞれ対応するフレーム側開口25と対向し、各フレーム側開口25が開放される。シャッタ72が閉鎖位置にあるとき、シャッタ72のシャッタ開口部69よりも下側の部分が各フレーム側開口25と対向し、各フレーム側開口25が閉鎖される。
また、カートリッジ装着部42には、図3および図4に示すように揺動アーム73が設けられている。揺動アーム73は、平面視略U字状に形成されている。揺動アーム73は、幅方向に延びる把持杆74と、その把持杆74の幅方向両端部から後側に延びるアーム側板75とを一体的に備えている。
各アーム側板75の後端部には、幅方向外方に突出するボス76が設けられている。各ボス76は、各側板67の中央部に形成されている丸穴77に回動自在に支持されている。
また、各アーム側板75の後端部の上側縁には、下側へ窪むように切り欠かれる受入凹部78が形成されている。
把持杆74の幅方向中央部には、上側へ窪む把持部79が形成されている。また、把持杆74の幅方向両端部には、後側へ膨出する背面視矩形状の押圧突部80が設けられている。
揺動アーム73は、各アーム側板75のボス76を支点として、各アーム側板75の下端縁が底板66の前端縁と接触する押圧解除位置(図4参照)と、トナーカートリッジ22がカートリッジ装着部42に収容されたときにトナーカートリッジ22を前側から押圧する押圧位置(図2および図3参照)との間を揺動する。
(2)トナーカートリッジ
トナーカートリッジ22は、前述したように、トナーを収容する内側筐体43と、内側筐体43を収容する外側筐体44とを備えている。
(2−1)内側筐体
内側筐体43は、図7に示すように、幅方向に延びる円筒形状の内側周壁91と、この内側周壁91の幅方向両端部を閉鎖する円板形状の内側側壁92とを一体的に備えている。
右側の内側側壁92には、図8に示すように、その中心部に、幅方向外側に膨出する厚板円板形状のボス部93が設けられている。
左側の内側側壁92には、その中心部に、後述するアジテータ軸47が貫通される軸貫通孔94が形成されている。
各内側側壁92には、その上側部分に、スライド突起95が設けられている。スライド突起95は、内側側壁92の外周面に沿う側面視円弧形状(中心角約45°の円弧形状)に形成されており、内側側壁92から幅方向外側へ突出するように設けられている。
また、各内側側壁92には、その後側部分において、周端面から径方向に突出する1対の挟持突起96が設けられている。1対の挟持突起96は、各内側側壁92の周端面において、互いに周方向に間隔(シャッタ72の周方向長さに相当する間隔)を隔てて、配置されている。
内側周壁91には、幅方向両側に配置される1対の挟持突起96(4つの挟持突起96)が角となる矩形に囲まれる囲繞部分において、3つの内側通過口97が幅方向に間隔を隔てて形成されている。
各内側通過口97は、幅方向に細長い略矩形状に形成されている。
中央の内側通過口97は、トナーカートリッジ22(トナー収容室45)内からプロセス部33(現像室34)内へのトナーの供給のための供給口の一例としての内側供給口98である。
内側供給口98の両側の内側通過口97が、プロセス部33(現像室34)内からトナーカートリッジ22(トナー収容室45)内へのトナーの戻しのための戻し口の一例としての内側戻し口99である。
(2−2)外側筐体
外側筐体44は、内側筐体43を回動自在に収容すべく、内側筐体43より幅方向および径方向においてやや大きく形成されている。外側筐体44は、図6に示すように、幅方向に延びる略円筒形状の外側周壁101と、外側周壁101の幅方向両端部を閉鎖する円板形状の外側側壁102とを一体的に備えている。
右側の外側側壁102には、図8に示すように、ボス部93を受け入れる円形のボス穴103が形成されている。
左側の外側側壁102には、左側の内側側壁92の軸貫通孔94から幅方向外側に突出するアジテータ軸47の端部を受け入れる円筒状の軸受入部112が形成されている。
また、各外側側壁102には、スライド突起95が挿通されるスライド穴104が形成されている。スライド穴104は、スライド突起95よりも周長が長い側面視円弧形状(中心角約90°の円弧形状)を有し、ボス穴103の後側上方と前側上方との間にわたって延びている。
また、各外側側壁102の周端面には、後方に突出する上側被固定部105が形成されている。各上側被固定部105の後端部には、幅方向外側に突出する位置決めボス106が設けられている。
また、各外側側壁102の周端面には、図4に示すように、前方に膨出する被押圧部107が設けられている。各被押圧部107は、正面視略矩形状かつ側面視略円弧形状に形成されている。
外側周壁101には、図6に示すように、幅方向両端部に、1対の挟持突起96(4つの挟持突起96)がそれぞれ挿通される4つの長孔108が形成されている。各長孔108は、背面視おいて上下方向に延びる略矩形状をなし、シャッタ72の開放位置と閉鎖位置との間の揺動範囲に相当する長さに形成されている。
また、外側周壁101には、4つの長孔108が角となる矩形に囲まれる囲繞部分において、3つの外側通過口109が幅方向に間隔を隔てて形成されている。
各外側通過口109は、幅方向に細長い略矩形状に形成されている。
中央の外側通過口109は、トナーカートリッジ22(トナー収容室45)内からプロセス部33(現像室34)内へのトナーの供給のための外側供給口110である。
外側供給口110の両側の外側通過口109は、プロセス部33(現像室34)内からトナーカートリッジ22(トナー収容室45)内へのトナーの戻しのための外側戻し口111である。
図2に示すように、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21に装着された状態において、外側供給口110がフレーム側供給口61と対向し、各外側戻し口111が各フレーム側戻し口62と対向する。
また、外側周壁101の前側には、図4に示すように、幅方向中央において、掴み部113が設けられている。
掴み部113は、外側周壁101から前側へ突出する略矩形状の上把持板114と、上把持板114から下側に延びる側面視略J字形状の係止アーム115とを備えている。係止アーム115の上端部は、上把持板114に設けられる支持軸116に揺動自在に支持されている。係止アーム115の下端部には、下側固定部68に係止する係止爪117が設けられている。係止アーム115の上端部近傍には、前側へ突出する略矩形状の下把持板118が設けられている。下把持板118は、上把持板114と間隔を隔てて平行して延びるように、配置されている。
上把持板114と下把持板118との間には、それらを離間する方向に付勢する圧縮ばね(図示せず)が介在されている。
(2−3)内側筐体と外側筐体との相対配置
内側筐体43は、外側筐体44内に回動自在に収容されている。
具体的には、内側周壁91の外周面は、外側周壁101の内周面に対して、周方向に摺動自在に内嵌されている。また、両内側側壁92の外周面は、両外側側壁102の内周面に対して、周方向に摺動自在に内嵌されている。図5および図6に示すように、ボス穴103には、ボス部93が回動自在に支持されている。軸受入部112には、アジテータ軸47の端部が回動自在に支持されている。スライド穴104には、スライド突起95が挿通されている。各長孔108には、各挟持突起96が挿通され、各挟持突起96は、各長孔108から径方向外側へ突出されている。
内側筐体43は、外側筐体44に対して、内側通過口97が外側通過口109と対向しない閉鎖位置(図6参照)と、内側通過口97が外側通過口109と対向する開放位置(図5参照)との間において、ボス部93およびアジテータ軸47の端部を支点する相対回動が許容されている。
内側筐体43が閉鎖位置にあるときには、図6に示すように、各スライド突起95は、各スライド穴104の前端部に配置されている。また、各挟持突起96は、各長孔108の上端部に配置されている。内側通過口97は、外側通過口109より上側に配置され、外側通過口109が内側筐体43の内側周壁91によって閉鎖されている。
ボス部93およびアジテータ軸47の端部を支点として、内側筐体43を、外側筐体44に対して、内側通過口97が外側通過口109に向かう方向(下側)に相対回動させる。すると、各スライド突起95は、各スライド穴104を前端部から後端部に向かってスライドする。また、各挟持突起96は、各長孔108を上端部から下端部に向かってスライドする。
各スライド突起95が各スライド穴104の後端縁に当接し、各挟持突起96が各長孔108の下端縁に当接すると、図5に示すように、内側筐体43が開放位置に配置される。
内側筐体43が開放位置にあるときには、各スライド突起95は、各スライド穴104の後端部に配置されている。また、各挟持突起96は、各長孔108の下端部に配置されている。そして、内側通過口97と外側通過口109とが対向し、これらが連通して開放されている。
なお、内側筐体43を閉鎖位置に戻すときには、ボス部93およびアジテータ軸47の端部を支点として、内側筐体43を、外側筐体44に対して、内側通過口97が外側通過口109から上昇する方向に相対回動させる。
(3)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの着脱
(3−1)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの装着
図4を参照して、トナーカートリッジ22をプロセスフレーム21へ装着するには、掴み部113の上把持板114および下把持板118を、それらが近接する方向に挟持する。そして、トナーカートリッジ22を、プロセスフレーム21のカートリッジ装着部42に装着する。このとき、トナーカートリッジ22の内側筐体43は、閉鎖位置に配置されている。また、カートリッジ装着部42のシャッタ72は、閉鎖位置に配置されている。揺動アーム73は、押圧解除位置に配置されている。
トナーカートリッジ22がカートリッジ装着部42に装着されると、各位置決めボス106が各上側固定部71上に載置され、かつ、幅方向両側の1対の挟持突起96(図5および図6参照)が、シャッタ72の幅方向両端部の上端縁および下端縁をそれぞれ挟持し、かつ、各スライド突起95が各受入凹部78に嵌合される。
その後、掴み部113の挟持を解除すると、図2に示すように、係止爪117が下側固定部68に係止される。
外側筐体44は、上側固定部71に対して位置決めボス106が載置され(図4参照)、かつ、下側固定部68に対して係止爪117が係止されていることから、カートリッジ装着部42に固定される。
そして、揺動アーム73を、押圧解除位置から押圧位置へ揺動させる。すると、図2および図3に示すように、各押圧突部80が各被押圧部107を後側に向けて押圧する。これによって、トナーカートリッジ22は、プロセス部33に向かって押圧される。
また、揺動アーム73を押圧解除位置から押圧位置へ揺動させると、各受入凹部78に嵌合されている各スライド突起95が、各アーム側板75の揺動に伴って、各スライド穴104を後側へスライドして、各スライド穴104の後端部に配置される。さらに、幅方向両側の1対の挟持突起96が、シャッタ72を挟持したまま、各長孔108を下側へスライドして、各長孔108の下端部に配置される(図5参照)。
これによって、図2に示すように、内側筐体43が開放位置に配置される。そして、内側通過口97が外側通過口109と対向し、これらが連通して開放されることにより、カートリッジ側開口49が形成される。
画像形成時には、アジテータ46の後述する攪拌翼48により、トナー収容室45(内側筐体43)内のトナーが、図8に矢印で示すように、内側供給口98および外側供給口110からなるカートリッジ側開口49に運ばれ、そのカートリッジ側開口49から放出される。カートリッジ側開口49から放出されるトナーは、フレーム側供給口61を通して、現像室34(プロセス部33)内に供給される。
フレーム側供給口61からプロセス部33内に供給されたトナーは、オーガ29によって幅方向中央から幅方向両側に搬送され、その途中で供給ローラ30に供給される。供給ローラ30に供給されたトナーは、前述したように、現像ローラ31へ供給される。供給ローラ30に供給されなかったトナーは、フレーム側戻し口62まで搬送され、内側戻し口99および外側戻し口111からなるカートリッジ側開口49を通過して、トナー収容室45内へ戻される。これによって、トナーは、現像室34とトナー収容室45との間で循環される。
(3−2)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの離脱
プロセスフレーム21からトナーカートリッジ22を離脱させるには、まず、揺動アーム73を、押圧位置から押圧解除位置へ揺動させる。すると、各押圧突部80が各被押圧部107から離間して、トナーカートリッジ22のプロセス部33に対する押圧が解除される。
また、揺動アーム73を押圧位置から押圧解除位置へ揺動させると、各受入凹部78に嵌合されている各スライド突起95が、各アーム側板75の揺動に伴って、図6に示すように、各スライド穴104を前側へスライドして、各スライド穴104の前端部に配置される。さらに、幅方向両側の1対の挟持突起96が、シャッタ72を挟持したまま、各長孔108を上側へスライドして、各長孔108の上端部に配置される。
これによって、内側筐体43が閉鎖位置に配置され、内側筐体43の内側周壁91が外側通過口109と対向して、外側通過口109が閉鎖される。また、シャッタ72が閉鎖位置に配置され、フレーム側開口25が、シャッタ72と対向して閉鎖される。
そして、掴み部113の上把持板114および下把持板118を、それらが近接する方向に挟持すると、係止爪117の下側固定部68に対する係止が解除されるので、そのままトナーカートリッジ22をカートリッジ装着部42から前側へ引き出せば、トナーカートリッジ22は、図4に示すように、プロセスフレーム21から離脱する。
(4)アジテータ
図9は、トナーカートリッジ22の正断面図(幅方向に沿う鉛直面で切断したときの断面図)である。
内側筐体43(トナー収容室45)内には、前述したように、アジテータ46が設けられている。アジテータ46は、回転軸の一例としてのアジテータ軸47と、そのアジテータ軸47に支持される攪拌翼48とを備えている。
アジテータ軸47の右側端部は、図8および図9に示すように、内側筐体43のボス部93に回転自在に保持されている。
また、アジテータ軸47は、内側筐体43の軸貫通孔94を貫通している。アジテータ軸47の左側端部には、モータ(図示せず)からの駆動力が入力されるアジテータカップリングギヤ121が結合されている。そして、アジテータカップリングギヤ121は、外側筐体44の軸受入部112に回転自在に保持されている。
アジテータ軸47には、トナー収容室45内において、複数の支持杆123の基端部が結合されている。これらの支持杆123は、同一平面上に、アジテータ軸47に沿う幅方向に等間隔を隔てて配置されている。アジテータ軸47の中央部に結合された支持杆123(この実施形態では、3つの支持杆123。以下「中央支持杆123」という。)は、アジテータ軸47と直交する方向において、同じ長さを有し、アジテータ軸47の両端部に結合された支持杆123よりも長く形成されている。アジテータ軸47の両端部に結合された支持杆123(この実施形態では、各側2つの支持杆123。以下「端支持杆123」という。)は、アジテータ軸47の端部に近いものほど、アジテータ軸47と直交する方向の長さが短くなっている。
幅方向に隣り合う支持杆123の先端部間には、連結杆124が架設されている。この連結杆124は、中央支持杆123の先端部間に架設された部分でアジテータ軸47と平行に延び、その両側において、端支持杆123の先端部間に架設された部分でアジテータ軸47に対して傾斜している。
攪拌翼48は、連結杆124のアジテータ軸47に対して傾斜する部分に支持される第1攪拌翼125と、連結杆124のアジテータ軸47と平行に延びる部分に支持される第2攪拌翼126とを含む。
第1攪拌翼125は、樹脂フィルムなどの可撓性フィルムからなる。この第1攪拌翼125は、図9に示すように、その先端縁(遊端側の端縁)が連結杆124と平行に延びる(アジテータ軸47に沿う方向に対して傾斜する)平行四辺形状に形成されている。これにより、アジテータ軸47から第1攪拌翼125の先端縁までの長さは、第2攪拌翼126に近づくにつれて長くなっている。そして、アジテータ軸47から第1攪拌翼125の第2攪拌翼126に近い側の端縁における先端までの長さは、アジテータ軸47から第2攪拌翼126の幅方向両端縁における先端までの長さと等しくされている。
第1攪拌翼125は、回転の途中で、内側戻し口99上を通過する。第1攪拌翼125が平行四辺形状に形成されることにより、第1攪拌翼125における内側戻し口99上を通過する部分は、アジテータ軸47から先端縁までの長さが、アジテータ軸47と内側戻し口99との間の直線距離よりも短くなっている。したがって、第1攪拌翼125の先端縁は、内側戻し口99の周囲において、内側筐体43の内側周壁91の内周面に接触しない。
第2攪拌翼126は、樹脂フィルムなどの可撓性フィルムからなる。この第2攪拌翼126は、その先端縁(遊端側の端縁)がアジテータ軸47と平行に延びる長方形状に形成されている。第2攪拌翼126は、アジテータ軸47に沿う幅方向の幅が、内側供給口98の幅方向の幅よりも長く形成されている。また、第2攪拌翼126は、アジテータ軸47から先端縁までの長さが、アジテータ軸47と内側供給口98との間の直線距離よりも長く形成されている。これにより、第2攪拌翼126は、内側筐体43の内側周壁91の内周面を摺擦しつつ回転し、その回転の途中で、内側供給口98上を通過する。
第2攪拌翼126には、図8に示すように、回転時に内側供給口98上を通過する部分に、2本の切り込み127が入れられている。これらの切り込み127は、互いに内側供給口98の幅方向の幅よりも短い間隔を隔てて、先端縁から連結杆124に向けて直線状に延びている。
(5)トナー収容室の底面
トナー収容室45の底面は、図8および図9に示すように、第1攪拌翼125に対向する第1底面部分131と、第2攪拌翼126に対向する第2底面部分132とを有している。
第1底面部分131は、アジテータ軸47に向けて膨出することにより、幅方向内側ほど低く、幅方向外側ほど高くなる傾斜状の断面形状を有している。これにより、第1底面部分131は、第2底面部分よりもアジテータ軸47に形成されており、第1攪拌翼125は、第1底面部分131を摺擦しつつ回転する。
第2底面部分132は、図9に示すように、アジテータ軸47と平行な断面形状を有している。
3.作用効果
以上のように、トナー収容室45内を貫通するアジテータ軸47に、第1攪拌翼125および第2攪拌翼126が支持されている。第1攪拌翼125は、トナー収容室45内にトナーを戻すための内側戻し口99に対向する位置に配置されている。また、第1攪拌翼125において、その回転時に内側戻し口99上を通過する部分は、アジテータ軸47から先端縁までの長さが、アジテータ軸47と内側戻し口99との間の直線距離よりも短くなっている。そのため、第1攪拌翼125は、内側戻し口99の近傍のトナーに触れず、そのトナーに対して内側戻し口99から外部に押し出す力を直接付与しない。一方、第2攪拌翼126は、トナー収容室45内から外部にトナーを供給するための内側供給口98に対向する位置に配置されている。第2攪拌翼126は、アジテータ軸47から先端縁までの長さが、アジテータ軸47と内側供給口98との間の直線距離よりも長く形成されている。そのため、第2攪拌翼126は、トナーを内側供給口98から外部に向けて良好に押し出すことができる。すなわち、内側戻し口99からトナー収容室45内に戻されるトナーの流れが第1攪拌翼125によって阻害されることなく、第2攪拌翼126によってトナー収容室45内のトナーを内側供給口98から外部に向けて良好に押し出すことができる。その結果、トナー収容室45とその外部との間でのトナーの円滑な循環を確保することができる。
そして、外部である現像室34内には、トナーをアジテータ軸47に沿う方向に搬送するオーガ29が備えられているので、内側供給口98から現像室34内に供給されるトナーを幅方向に良好に搬送することができる。その結果、トナー収容室45と現像室34との間でのトナーのさらに円滑な循環を確保することができる。
また、第2攪拌翼126において、その回転時に内側供給口98上を通過する部分には、2本の切り込み127が入れられている。これらの切り込み127は、互いに内側供給口98の幅方向の幅よりも短い間隔を隔てて、先端縁から連結杆124に向けて直線状に延びている。そのため、図2および図8に示すように、第2攪拌翼126が内側供給口98上を通過する際に、幅方向両端の切り込み127の間の部分が内側供給口98から外部に飛び出る。このとき、トナー収容室45内のトナーが内側供給口98から弾き出される。その結果、トナー収容室45内から外部にトナーを良好に供給することができる。
また、トナー収容室45の底面は、第1攪拌翼125に対向する第1底面部分131が第2攪拌翼126に対向する第2底面部分132よりもアジテータ軸47に近い位置に形成されている。そのため、第1攪拌翼125における内側戻し口99上を通過する部分の長さが第2攪拌翼126の長さよりも短くても、第1底面部分131上のトナーを第1攪拌翼125によって攪拌することができる。その結果、第1底面部分131上にトナーが滞留することを防止することができる。
さらに、第1攪拌翼125は、第1底面部分131に接触し、第1底面部分131を摺擦しつつ回転するので、第1底面部分131上のトナーをより効果的に攪拌することができる。
さらにまた、第1底面部分131は、第2底面部分132に近づくにつれて下がるように傾斜している。そのため、第1底面部分131の傾斜を利用して、第1底面部分131上のトナーを第2底面部分132上に供給することができる。その結果、第1底面部分131上でのトナーの滞留を確実に防止することができる。
また、第1攪拌翼125は、アジテータ軸47から先端縁までの長さが第2攪拌翼126に近づくにつれて長くなっている。そのため、第1攪拌翼125の幅方向の全幅において、第1攪拌翼125の先端縁が第1底面部分131から大きく離間しない。したがって、第1底面部分131上のトナーを、その幅方向の全幅にわたって、第1攪拌翼125によって攪拌することができる。その結果、第1底面部分131上にトナーが滞留することをより確実に防止することができる。
さらに、第1攪拌翼125の第2攪拌翼126に近い側の端縁におけるアジテータ軸47から先端までの長さが、第2攪拌翼126の第1攪拌翼125に近い側の端縁におけるアジテータ軸47から先端までの長さと同じである。そのため、第1底面部分131と第2底面部分132との境界部分にトナーが滞留することを防止することができる。
また、内側供給口98は、内側筐体43における幅方向の中央部に形成されている。内側戻し口99は、内側供給口98に対して幅方向の両側にそれぞれ形成されている。そのため、トナーは、トナー収容室45内から幅方向中央の内側供給口98を通して外部に供給され、両側の内側戻し口99からトナー収容室45内に戻される。これにより、トナー収容室45内および外部において、トナーを幅方向に入れ替えることができ、幅方向におけるトナーの滞留を防止することができる。
4.アジテータの他の構成
図10は、アジテータ46の他の構成を示す、トナーカートリッジ22の正断面図である。図10において、図9に示す各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、図9に示すアジテータ46との相違点を中心に説明する。
図10に示すアジテータ46では、すべての端支持杆123は、アジテータ軸47と直交する方向の長さが同じに形成され、その長さがアジテータ軸47と直交する方向における中央支持杆123の長さより短い。
第1攪拌翼125は、その先端縁がアジテータ軸47に沿う方向に対して傾斜する三角形状に形成されている。これにより、アジテータ軸47から第1攪拌翼125の先端縁までの長さは、第2攪拌翼126に近づくにつれて長くなっている。そして、アジテータ軸47から第1攪拌翼125の第2攪拌翼126に近い側の端縁における先端までの長さは、アジテータ軸47から第2攪拌翼126の幅方向両端縁における先端までの長さと等しくされている。
この図10に示すアジテータ46においても、図9に示すアジテータ46と同様な作用を奏する。
5.アジテータのさらに他の構成
図11は、アジテータ46の他の構成を示す、トナーカートリッジ22の正断面図である。図11において、図9に示す各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、図9に示すアジテータ46との相違点を中心に説明する。
図11に示すアジテータ46は、図9に示す第1攪拌翼125に代えて、4つの第1攪拌翼141を備えている。また、図9に示す端支持杆123が省略され、アジテータ軸47には、その両端部において、アジテータ軸47と直交する方向に延びる1対の支持杆142が固定されている。そして、1対の支持杆142の一端部間に、幅方向に延びる連結杆143が架設されている。また、各支持杆142の他端部と中央支持杆123との間に、幅方向に延びる連結杆144が架設されている。
第1攪拌翼141は、第2攪拌翼126の両側に2つずつ配置されている。各第1攪拌翼141は、連結杆143と連結杆144とに跨って、それらに対して固定されている。各第1攪拌翼141は、第1底面部分131と対向した状態で、幅方向外側端部が相対的に前側に位置し、幅方向内側端部が相対的に後側に位置するように、アジテータ軸47と直交する方向に見て、アジテータ軸47に対して交差して設けられている。また、各第1攪拌翼141は、幅方向内側に少し倒れた状態に設けられている。
この構成によれば、第1攪拌翼141は、アジテータ46の回転時に、内側供給口98から遠い側の一端部が先行し、内側供給口98に近い側の他端部が後続する。そのため、第1攪拌翼141の回転時に、第1攪拌翼141からトナーに対して内側供給口98側に押す方向の力を付与することができ、その力によりトナーを内側供給口98側に移動させることができる。これにより、トナー収容室45内に内側戻し口99から内側供給口98に向かうトナーの流れを形成することができる。その結果、トナー収容室45とその外部との間でのトナーのより円滑な循環を確保することができる。
6.変形例
前述の実施形態では、プロセスカートリッジ13に、感光ドラム26、帯電器27、転写ローラ28、オーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31および層厚規制ブレード32が一体的に保持されている。しかしながら、プロセスカートリッジ13は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、感光ドラム26、帯電器27および転写ローラ28を一体的に保持するドラムカートリッジと、このドラムカートリッジに対して着脱可能に構成され、オーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31および層厚規制ブレード32を一体的に保持する現像カートリッジとを備えていてもよい。
また、感光ドラム26、帯電器27および転写ローラ28は、ドラムカートリッジの形態ではなく、本体ケーシング2内に備えられていてもよい。
さらにまた、第1底面部分131は、断面形状が、第2底面部分132の断面形状と面一をなし、アジテータ軸47と平行に形成されてもよい。また、第1底面部分131は、第2底面部分132よりもアジテータ軸47に近い位置に配置され、その断面形状が、第2底面部分132の断面形状との間に段差を有し、アジテータ軸47と平行に形成されてもよい。
また、第1攪拌翼と第2攪拌翼とを、アジテータ軸47の周り(回転方向)に位相をずらして取り付けてもよい。また、第1攪拌翼と第2攪拌翼とを1つの組として、複数の組をアジテータ軸47の周り(回転方向)に位相をずらして設けてもよい。
また、本発明は、モノクロのレーザプリンタ1に限らず、カラーレーザプリンタ(タンデムタイプ、中間転写タイプを含む。)に適用することもできる。
本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 プロセスカートリッジの側断面図であり、トナーカートリッジがプロセスフレーム21に装着された状態を示す。 プロセスカートリッジの右前側から見た斜視図であり、一部を切り欠いて示す。 プロセスカートリッジの右前側から見た斜視図であり、トナーカートリッジがプロセスフレームから離脱した状態を示す。 トナーカートリッジ(内側筐体が開放位置にある状態)を左後側から見た斜視図である。 トナーカートリッジ(内側筐体が閉鎖位置にある状態)を左後側から見た斜視図である。 トナーカートリッジの内側筐体の左後側から見た斜視図である。 プロセスカートリッジの平断面図である。 トナーカートリッジの正断面図である。 アジテータの他の構成を示す、トナーカートリッジの正断面図である。 アジテータのさらに他の構成を示す、トナーカートリッジの正断面図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
2 本体ケーシング
13 プロセスカートリッジ
21 プロセスフレーム
22 トナーカートリッジ
25 フレーム側開口
29 オーガ
34 現像室
43 内側筐体
45 トナー収容室
47 アジテータ軸
48 攪拌翼
98 内側供給口
99 内側戻し口
125 第1攪拌翼
126 第2攪拌翼
127 切り込み
131 第1底面部分
132 第2底面部分
141 第1攪拌翼

Claims (11)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容室を提供し、前記現像剤収容室内から現像剤を外部に供給するための供給口および外部から前記現像剤収容室内に現像剤を戻すための戻し口が一壁面に形成されたカートリッジ筐体と、
    前記カートリッジ筐体に回転可能に支持され、前記一壁面と平行に延び、前記現像剤収容室内を貫通する回転軸と、
    前記戻し口と対向する位置に設けられて、前記回転軸に支持され、前記回転軸の回転に伴って回転する第1攪拌翼と、
    前記供給口と対向する位置に設けられて、前記回転軸に支持され、前記回転軸の回転に伴って回転する第2攪拌翼とを備え、
    前記第1攪拌翼は、回転時に前記戻し口上を通過する部分において、前記回転軸から先端縁までの長さが前記回転軸と前記戻し口との間の距離よりも短く、
    前記第2攪拌翼は、前記回転軸から先端縁までの長さが前記回転軸と前記供給口との間の距離よりも長いことを特徴とする、現像剤カートリッジ。
  2. 前記第2攪拌翼は、前記回転軸に沿う幅方向の幅が前記供給口の前記幅方向の幅よりも長く、回転時に前記供給口上を通過する部分に、先端縁から前記回転軸に向けて延びる複数の切り込みが入れられており、
    前記幅方向の両端の前記切り込みの間の間隔は、前記供給口の前記幅方向の幅よりも短いことを特徴とする、請求項1に記載の現像剤カートリッジ。
  3. 前記現像剤収容室の底面は、前記第1攪拌翼に対向する第1底面部分が前記第2攪拌翼に対向する第2底面部分よりも前記回転軸に近い位置に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の現像剤カートリッジ。
  4. 前記第1攪拌翼は、前記第1底面部分に接触することを特徴とする、請求項3に記載の現像剤カートリッジ。
  5. 前記第1底面部分は、前記第2底面部分に近づくにつれて下がるように傾斜する断面形状を有していることを特徴とする、請求項3または4に記載の現像剤カートリッジ。
  6. 前記第1攪拌翼は、前記回転軸から先端縁までの長さが前記第2攪拌翼に近づくにつれて長くなる形状に形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の現像剤カートリッジ。
  7. 前記第1攪拌翼の前記第2攪拌翼に近い側の端縁における前記回転軸から先端までの長さと、前記第2攪拌翼の前記第1攪拌翼に近い側の端縁における前記回転軸から先端までの長さとが同じであることを特徴とする、請求項6に記載の現像剤カートリッジ。
  8. 前記第1攪拌翼は、前記回転軸と直交する方向に見て、前記回転軸に対して交差し、回転時に、前記供給口から遠い側の一端部が先行し、前記供給口に近い側の他端部が後続するように設けられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤カートリッジ。
  9. 前記供給口は、前記一壁面における前記回転軸に沿う幅方向の中央部に形成され、
    前記戻し口は、前記供給口に対して前記幅方向の両側にそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の現像剤カートリッジ。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の現像剤カートリッジと、
    前記現像剤カートリッジを着脱可能に構成され、現像室を提供し、前記現像カートリッジと対向する壁面に、前記供給口および前記戻し口に対向して前記現像室内と前記現像剤収容室内とを連通させるための開口が形成されたユニット筐体と、
    前記現像室内に設けられ、前記供給口を介して前記現像室内に供給される現像剤を前記回転軸に沿う方向に搬送する現像剤搬送部材とを備えていることを特徴とする、現像ユニット。
  11. 請求項10に記載の現像ユニットと、
    前記現像ユニットが収容される装置本体とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
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