JP2008209489A - 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低温定着性に優れ、トナー像におけるトナー載り量変化に対して安定した定着性を得ることができる静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
【解決手段】非晶性ポリエステル樹脂、結晶性ポリエステル樹脂、離型剤及び着色剤を含んで構成され、前記結晶性ポリエステル樹脂の含有量がトナー全体の5〜15質量%の範囲であり、テトラヒドロフラン可溶分をメタノール中に滴下させたときの該メタノールへの溶解成分量が、トナー全体に対して1質量%以下である静電荷像現像用トナーである。
【選択図】なし
Description
すなわち本発明の請求項1に係る発明は、非晶性ポリエステル樹脂、結晶性ポリエステル樹脂、離型剤及び着色剤を含んで構成され、
前記結晶性ポリエステル樹脂の含有量がトナー全体の5〜15質量%の範囲であり、テトラヒドロフラン可溶分をメタノール中に滴下させたときの該メタノールへの溶解成分量が、トナー全体に対して1質量%以下である静電荷像現像用トナーである。
請求項2に係る発明によれば、ホットオフセットの発生温度を制御でき、定着可能温度領域の広い優れた定着性を持つトナーを得ることができる。
請求項3に係る発明によれば、乳化凝集法でトナーを製造する場合に乳化粒子の粒径を制御でき、トナーの粒度分布を安定に保つことができる。またホットオフセットの発生温度を制御でき、定着可能温度領域の広い優れた定着性を持つトナーを得ることができる。
請求項4に係る発明によれば、定着時においてより離型剤が染み出しやすく、耐オフセット性を向上させることができる。
請求項5に係る発明によれば、低温定着性に優れ、ホットオフセットの発生温度を制御でき、定着可能温度領域の広い優れた定着性を持つ静電荷像現像剤を提供することができる。
請求項6に係る発明によれば、低温定着性に優れ、ホットオフセットの発生温度を制御でき、定着可能温度領域の広い優れた定着性を持つ静電荷像現像用トナーの供給を容易にし、上記特性の維持性を高めることができる。
請求項7に係る発明によれば、低温定着性に優れ、ホットオフセットの発生温度を制御でき、定着可能温度領域の広い優れた定着性を持つ静電荷像現像剤の取り扱いを容易にし、種々の構成の画像形成装置への適応性を高めることができる。
請求項8に係る発明によれば、低温定着性に優れ、ホットオフセットの発生温度を制御でき、定着可能温度領域の広い優れた定着性を有する画像形成を維持することができる。
<静電荷像現像用トナー>
本発明の静電荷像現像用トナーは、非晶性ポリエステル樹脂、結晶性ポリエステル樹脂、離型剤及び着色剤を含んで構成され、前記結晶性ポリエステル樹脂の含有量がトナー全体の5〜15質量%の範囲であり、テトラヒドロフラン可溶分をメタノール中に滴下させたときの該メタノールへの溶解量が、トナー全体に対して1質量%以下であることを特徴とする。
これは、トナーをTHFに溶解した可溶分とすることにより、トナー溶融時の耐オフセット性に影響するトナー内部の低分子量成分量が求められ、さらに、メタノール中に滴下して溶解成分を抽出することにより、前記溶融時に対応するような樹脂を構成する分子鎖が広がった状態での低分子量成分量が得られるためと思われる。
上記溶解成分量は1.0質量%以下であることが望ましく、0.85質量%以下であることがより望ましい。理想的には0質量%である。なお、上記溶解成分量の測定方法については後述する。
前記含有量は5〜15質量%の範囲であることが望ましく、8〜13質量%の範囲であることがより望ましい。
(結晶性ポリエステル樹脂)
本発明において「結晶性ポリエステル樹脂」とは、前記のように示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱量変化ではなく、明確な吸熱ピークを有する樹脂を指し、該吸熱ピークを有する樹脂であればなんでもよく、結晶性ポリエステル主鎖に対して他成分を共重合したポリマーの場合、他成分が50構成モル%以下であれば、この共重合体も結晶性ポリエステル樹脂とする。即ち吸熱ピークを示すことより、結晶性ポリエステル樹脂とする。以下、結晶性ポリエステル樹脂の好ましい例を示すが、ここに示されるものに限定されない。
前記多価カルボン酸成分としては、例えば、シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、1,14−テトラデカンジカルボン酸、1,18−オクタデカンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、マロン酸、メサコニン酸等の二塩基酸等の芳香族ジカルボン酸;などが挙げられ、さらに、これらの無水物やこれらの低級アルキルエステルも挙げられるがこの限りではない。
また、3価以上のカルボン酸としては、例えば、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸等や、これらの無水物、低級アルキルエステルなどが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらスルホン酸基を有する2価以上のカルボン酸成分は、ポリエステルを構成する全カルボン酸成分に対して0〜20モル%の範囲で含有されることが望ましく、より好適には0〜10モル%の範囲である。含有量が20モル%より多いと、例えば結晶性ポリエステル樹脂の結晶性が低下するばかりではなく、造粒の際に、凝集後、粒子が融合する工程に悪影響を与え、トナー径の調整が難しくなるという不具合が生じる場合がある。
なお、必要に応じて、酸価や水酸基価の調整等の目的で、酢酸、安息香酸等の1価の酸や、シクロヘキサノールベンジルアルコール等の1価のアルコールも使用することができる。
結晶性ポリエステル樹脂の製造は、重合温度180〜230℃の間で行うことができ、必要に応じて反応系内を減圧にし、縮合時に発生する水やアルコールを除去しながら反応させる。モノマーが反応温度下で溶解又は相溶しない場合は、高沸点の溶剤を溶解補助剤として加え溶解させても良い。重縮合反応においては、溶解補助溶剤を留去しながら行う。共重合反応において相溶性の悪いモノマーが存在する場合は、あらかじめ相溶性の悪いモノマーと、そのモノマーと重縮合予定の酸又はアルコールとを縮合させておいてから主成分と共に重縮合させると良い。
具体的には、例えば、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、酢酸リチウム、炭酸リチウム、酢酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、酢酸マグネシウム、酢酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ナフテン酸亜鉛、塩化亜鉛、酢酸マンガン、ナフテン酸マンガン、チタンテトラエトキシド、チタンテトラプロポキシド、チタンテトライソプロキシド、チタンテトラブトキシド、三酸化アンチモン、トリフェニルアンチモン、トリブチルアンチモン、ギ酸スズ、シュウ酸スズ、テトラフェニルスズ、ジブチルスズジクロライド、ジブチルスズオキシド、ジフェニルスズオキシド、ジルコニウムテトラブトキシド、ナフテン酸ジルコニウム、炭酸ジルコニール、酢酸ジルコニール、ステアリン酸ジルコニール、オクチル酸ジルコニール、酸化ゲルマニウム、アルミニウム、トリフェニルホスファイト、トリス(2,4−t−ブチルフェニル)ホスファイト、エチルトリフェニルホスホニウムブロマイド、トリエチルアミン、トリフェニルアミン等の化合物が挙げられる。反応性の観点から、アンチモン系、スズ系、チタン系が望ましく。環境への影響や安全性の観点から、チタン系がさらに望ましい。
なお、上記結晶性ポリエステル樹脂の融点は、前記の示差走査熱量測定(DSC)により得られた吸熱ピークのピーク温度として求めた。
前記結晶性ポリエステル樹脂の溶解成分量は0.8質量%以下であることがより望ましい。
具体的には、まず結晶性ポリエステル樹脂をTHF中に濃度5〜50質量%程度で溶解した溶液とし、これを該溶液の2〜10倍の質量の攪拌されたメタノール中に滴下することにより行う。この場合滴下時間、攪拌時間は前記溶液の量により異なるが、例えば溶液量が100gの場合には滴下時間を5分間程度、攪拌時間を30分間程度とすることが望ましい。
本発明において用いられる「非晶性ポリエステル樹脂」とは、示差走査熱量測定(DSC)において明瞭な吸熱ピークでなく、階段状の吸熱変化が認められる樹脂である。非晶性ポリエステル樹脂を用いる場合には、樹脂の酸価の調整やイオン性界面活性剤などを用いて乳化分散することにより、後述する樹脂粒子分散液を容易に調製することができる点で有利である。
前記多価カルボン酸としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族カルボン酸類;無水マレイン酸、フマル酸、コハク酸、アルケニル無水コハク酸、アジピン酸などの脂肪族カルボン酸類;シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式カルボン酸類;等が挙げられ、これらの多価カルボン酸を1種又は2種以上用いることができる。
これら多価カルボン酸の中では、芳香族カルボン酸を使用することが好ましく、また良好な定着性の確保を目的として、架橋構造あるいは分岐構造を導入するためジカルボン酸とともに3価以上のカルボン酸(トリメリット酸やその酸無水物等)を併用することが好ましい。
これら多価アルコールの中では、芳香族ジオール類、脂環式ジオール類が好ましく、芳香族ジオールがより好ましい。また、良好な定着性の確保を目的として、架橋構造あるいは分岐構造を導入するためにジオールとともに3価以上の多価アルコール(グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール)を併用してもよい。
前記モノカルボン酸としては酢酸、無水酢酸、安息香酸、トリクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、無水プロピオン酸等を挙げることができる。また、前記モノアルコールとしてはメタノール、エタノール、プロパノール、オクタノール、2エチルヘキサノール、トリフルオロエタノール、トリクロロエタノール、ヘキサフルオロイソプロパノール、フェノールなどを挙げることができる。
重量平均分子量が5000より小さいと、低温定着性には効果的ではある一方で、耐ホットオフセット性が悪くなるばかりでなく、樹脂強度が低下する為、用紙に定着した画像強度が低下してしまう場合がある。一方、100000より分子量が大きいと、耐ホットオフセット性は充分付与できるものの、低温定着性は低下する他、トナー中に存在する結晶性ポリエステル相の染み出しを阻害するため、ドキュメント保存性に悪影響を及ぼす場合がある。したがって、上述の条件を満たすことによって低温定着性と、耐ホットオフセット性及びドキュメント保存性とを両立させることが容易となる。
前記非晶性ポリエステル樹脂の溶解成分量は5質量%以下であることがより望ましい。
精製を行った非晶性ポリエステル樹脂では、前記メタノールへの溶解成分量が前記所望の範囲となるが、この場合、精製後の非晶性ポリエステル樹脂の重量平均分子量(Mw)は8000〜80000の範囲であることが望ましく、12000〜60000の範囲であることがより望ましい。また、数平均分子量(Mn)との比である分子量分布(Mw/Mn)は2〜10の範囲であることが望ましく、2.5〜8の範囲であることがより好適である。
まず、トナーをメチルエチルケトン(MEK)に常温(20〜25℃)で溶解させる。これは、トナー中に結晶性樹脂と非晶性樹脂とが含まれる場合、常温ではMEK中にほとんど非晶性樹脂のみが溶解するからである。したがって、MEK可溶分中には非晶性ポリエステル樹脂が含まれることとなるため、前記溶解後、遠心分離により分離した上澄み液をから非晶性ポリエステル樹脂が得られる。一方、遠心分離後の固形分を加熱してTHFに溶解しこれをガラスろ過器で加熱ろ過することにより、結晶性ポリエステル樹脂が得られる。こうして得られた両樹脂について前記方法により溶解成分量、分子量等を測定する。
本実施形態において用いられる離型剤としては、公知の離型剤であれば特に限定されない。例えば、カルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等の天然ワックス;低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン、サゾールワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、パラフィンワックス、モンタンワックス等の合成或いは鉱物・石油系ワックス;ステアリン酸、パルチミン酸等の高級脂肪酸;エステルワックス;などが挙げられるが、これに限定されるものではない。また、これらの離型剤は、1種単独で用いても良く、2種以上併用しても良い。
これらの中では、パラフィンワックス、カルナウバワックス及びその変性ワックス、エステルワックスから選択される1種以上の使用が、前記溶融時の離型剤のトナー表面への染み出しの観点から好ましい。
本実施形態において用いられる着色剤としては、公知の着色剤であれば特に限定されない。例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック;ベンガラ、紺青、酸化チタン等の無機顔料;ファストイエロー、ジスアゾイエロー、ピラゾロンレッド、キレートレッド、ブリリアントカーミン、パラブラウン等のアゾ顔料;銅フタロシアニン、無金属フタロシアニン等のフタロシアニン顔料;フラバントロンイエロー、ジブロモアントロンオレンジ、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、ジオキサジンバイオレット等の縮合多環系顔料;等が挙げられる。
本実施形態では、上記の成分以外にも、更に必要に応じて内添剤、帯電制御剤、無機粉体(無機粒子)、有機粒子等の種々の成分を添加することができる。
内添剤としては、例えば、フェライト、マグネタイト、還元鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の金属、合金、またはこれら金属を含む化合物などの磁性体等、または、無機粉体を主にトナーの粘弾性調整を目的として添加され、例えば、シリカ、アルミナ、チタニア、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、燐酸カルシウム、酸化セリウム等の下記に詳細に列挙するような通常、トナー表面の外添剤として使用されるすべての無機粒子が挙げられる。帯電制御剤としては、例えば4級アンモニウム塩化合物、ニグロシン系化合物、アルミ、鉄、クロムなどの錯体からなる染料、トリフェニルメタン系顔料などが挙げられる。
前記有機粒子は、一般にクリーニング性や転写性を向上させる目的で使用され、具体的には例えば、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリフッ化ビニリデン等が挙げられる。
本実施形態のトナーを製造する方法としては、特に制限はないが、湿式造粒法によることが望ましい。前記湿式造粒法としては、公知の溶融懸濁法、乳化凝集法、溶解懸濁法等の方法が好適に挙げられる。以下、特に好適な乳化凝集法を例に説明する。
前記乳化工程において、例えば前記非晶性ポリエステル樹脂の乳化粒子(液滴)は、水系媒体と、ポリエステル樹脂及び必要に応じて着色剤を含む混合液(ポリマー液)と、を混合した溶液に、剪断力を与えることにより形成される。その際、非晶性ポリエステル樹脂のガラス転移温度以上の温度に加熱することで、ポリマー液の粘性を下げて乳化粒子を形成することができる。また、乳化粒子の安定化や水系媒体の増粘のため分散剤を使用することもできる。以下、かかる乳化粒子の分散液のことを、「樹脂粒子分散液」という場合がある。
また、塩または酸を加えることが望ましい。これにより、乳化粒子(樹脂粒子)の粒径をある程度大きく保つことができる。塩基類の添加量は、樹脂に対して、1〜10質量%の範囲とすることが望ましい。
前記乳化液から有機溶媒を除去する方法としては、乳化液を常温(20〜25℃)もしくは加熱下で有機溶剤を揮発させる方法、これに減圧を組み合わせる方法が好ましく用いられる。
着色剤分散液や離型剤分散駅に用いられる分散剤は、一般的には界面活性剤である。界面活性剤としては、例えば、硫酸エステル塩系、スルホン酸塩系、リン酸エステル系、せっけん系等のアニオン界面活性剤;アミン塩型、4級アンモニウム塩型等のカチオン界面活性剤;ポリエチレングリコール系、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物系、多価アルコール系等の非イオン系界面活性剤等が好適にあげられる。これらの中でもイオン性界面活性剤が好ましく、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤がより好ましい。前記非イオン系界面活性剤は、前記アニオン界面活性剤またはカチオン界面活性剤と併用されるのが好ましい。前記界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、離型剤分散液など、他の分散液に用いられる分散剤と同極性であることが好ましい。
前記外添剤は、サンプルミルやヘンシェルミキサーなどで機械的衝撃力を加えられてトナー表面に付着又は固着させられる。
本実施形態におけるトナーの体積平均粒径は4〜9μmの範囲であることが望ましく、より望ましくは4.5〜8.5μmの範囲であり、さらに望ましくは5〜8μmの範囲である。体積平均粒径が4μmより小さいと、トナー流動性が低下し、各粒子の帯電性が低下しやすく、また帯電分布が広がるため、背景へのかぶりや現像器からのトナーこぼれ等が生じやすくなる。また4μmより小さいと、格段にクリーニング性が困難となる場合がある。体積平均粒径が9μmより大きいと、解像度が低下するため、十分な画質が得られなくなり、近年の高画質要求を満たすことが困難となる場合がある。
上記形状係数SF1は110〜130の範囲であることがより好ましい。
SF1=(ML2/A)×(π/4)×100 ・・・ 式(1)
上記式(1)中、MLはトナー粒子の絶対最大長、Aはトナー粒子の投影面積を各々示す。
本発明の静電荷像現像用トナーは、そのまま一成分現像剤として、あるいはキャリアとから構成される二成分現像剤として用いられるが、帯電の維持性や安定性に優れる二成分現像剤が望ましい。以下、二成分現像剤の実施形態により説明する。
前記二成分現像剤におけるトナーと上記キャリアとの混合比(質量比)としては、トナー:キャリア=1:100〜30:100程度の範囲であり、3:100〜20:100程度の範囲がより望ましい。
次に、本発明の静電荷像現像用トナーを用いた本発明の画像形成装置について説明する。
本発明の画像形成装置は、像保持体と、該像保持体上に形成された静電荷像を現像剤によりトナー像として現像する現像手段と、像保持体上に形成されたトナー像を被転写体上に転写する転写手段と、被転写体上に転写されたトナー像を定着する定着手段と、を有し、前記現像剤として本発明の静電荷像現像剤を用いるものである。
以下、本発明の画像形成装置の一例を実施形態により示すが、これに限定されるわけではない。なお、図に示す主要部を説明し、その他はその説明を省略する。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収容されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーが供給可能である。
尚、1次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kには、1次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各1次転写ローラに印加する転写バイアスを可変する。
感光体1Yは、導電性(20℃における体積抵抗率:1×10−6Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂程度の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電潜像が感光体1Yの表面に形成される。
このようにして感光体1Y上に形成された静電潜像は、感光体1Yの走行に従って所定の現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電潜像が、現像装置4Yによって可視像(現像像)化される。
一方、感光体1Y上に残留したトナーはクリーニング装置6Yで除去されて回収される。
こうして、第1ユニット10Yにてイエロートナー像の転写された中間転写ベルト20は、第2〜第4ユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー像が重ねられて多重転写される。
なお、上記例示した画像形成装置は、中間転写ベルト20を介してトナー像を記録紙Pに転写する構成となっているが、この構成に限定されるものではなく、感光体から直接トナー像が記録紙に転写される構造であってもよい。
図2は、本発明の静電荷像現像剤を収容するプロセスカートリッジの好適な一例を示す概略構成図である。プロセスカートリッジ200は、感光体107とともに、帯電ローラ108、現像装置111、感光体クリーニング装置(クリーニング手段)113、露光のための開口部118、及び、除電露光のための開口部117を取り付けレール116を用いて組み合わせ、そして一体化したものである。
そして、このプロセスカートリッジ200は、転写装置112と、定着装置115と、図示しない他の構成部分とから構成される画像形成装置本体に対して着脱自在としたものであり、画像形成装置本体とともに画像形成装置を構成するものである。なお、300は記録紙である。
まず、実施例、比較例で用いたトナー等の物性測定方法について説明する。なお、上記において詳述したものは、全部またはその一部を省略する。
(樹脂の分子量、分子量分布測定方法)
本発明において、結晶性ポリエステル樹脂等の分子量、分子量分布は、GPCにより「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、前述の条件により測定した。
樹脂粒子、着色剤粒子等の体積平均粒子径は、ドップラー散乱型粒度分布測定装置(日機装社製、マイクロトラックUPA9340)で測定した。
結晶性樹脂の融点、非結晶性樹脂のガラス転移点(Tg)は、ASTMD3418−8に準拠して、示差走査熱量計(マックサイエンス社製:DSC3110、熱分析システム001)を用い、前述の条件により測定した。なお、融点は吸熱ピークのピーク温度とし、ガラス転移点は階段状の吸熱量変化における中間点の温度とした。
トナー(樹脂)20gにテトラヒドロフラン100gを加えて、40℃に加熱攪拌し、30分間保持した後、室温まで冷却後、ガラスろ過器で加熱ろ過した。メタノール300gの入った容器に、メタノールを攪拌しながら前記ろ液を10分間で滴下し、滴下後30分間攪拌を続けた。これをろ過し、ろ液を脱溶媒、乾燥して秤量し、その重量をもとのトナー(樹脂)の重量で除することにより、メタノール溶解成分量(%)を求めた。
(ポリエステル樹脂の合成)
−結晶性ポリエステル樹脂(1)−
三口フラスコに、セバシン酸100質量部、ヘキサンジオール58.4質量部及びジブチルすずオキサイド0.10質量部を入れ、窒素雰囲気下で、180℃にて6時間反応させた。反応中、生成された水は系外へ除去した。その後、徐々に減圧しながら、210℃まで温度を上げて4時間反応させた後、冷却し、結晶性ポリエステル樹脂(1)を得た。結晶性ポリエステル樹脂(1)の重量平均分子量(Mw)は18500、融点は75.8℃であった。
この精製品のメタノールへの溶解成分量は0.1質量%、Mw/Mnは2.9であった。
三口フラスコに、ドデカンジアシッド100質量部、ノナンジオール69.6質量部及びジブチルすずオキサイド0.10質量部を入れ、窒素雰囲気下、180℃で6時間反応させた。反応中、生成された水は系外へ除去した。その後、徐々に減圧しながら、220℃まで温度を上げて、2時間反応させた後、冷却し、結晶性ポリエステル樹脂(2)を得た。結晶性ポリエステル樹脂(2)の重量平均分子量は14600、融点は77.5℃であった。
この精製品のメタノールへの溶解成分量は0.1質量%、Mw/Mnは3.3であった。
三口フラスコに、セバシン酸ジメチル100質量部、エチレングリコール100質量部及びジブチルすずオキサイド0.08質量部を入れ、窒素雰囲気下で、180℃で6時間反応させた。反応中、生成された水は系外へ除去した。その後、徐々に減圧しながら、220℃まで温度を上げて、5時間反応させた後、冷却し、結晶性ポリエステル樹脂(3)を得た。結晶性ポリエステル樹脂(3)の重量平均分子量は25900、融点は70.6℃であった。
この精製品のメタノールへの溶解成分量は0.2質量%、Mw/Mnは4.5であった。
三口フラスコに、テレフタル酸50質量部、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物26質量部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物160質量部、フマル酸19質量部、ドデセニルコハク酸21質量部及びジブチルすずオキサイド0.23質量部を入れ、窒素雰囲気下、180℃で3時間反応させた。反応中、生成された水は系外へ除去した。その後、徐々に減圧しながら、240℃まで温度を上げて、2時間反応させた後、冷却し、非晶性ポリエステル樹脂(1)を得た。非晶性ポリエステル樹脂(1)の重量平均分子量は17200、ガラス転移点(Tg)は60.5℃であった。
この精製品のメタノールへの溶解成分量は0.5質量%、Mw/Mnは2.8であった。
三口フラスコに、テレフタル酸50質量部、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物81質量部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物72質量部、フマル酸3質量部、ドデセニルコハク酸30質量部、トリメリット酸5質量部及びジブチルすずオキサイド0.25質量部を入れ、窒素雰囲気下、180℃で3時間反応させた。反応中、生成された水は系外へ除去した。その後、徐々に減圧しながら、240℃まで温度を上げて、5時間反応させた後、冷却し、非晶性ポリエステル樹脂(2)を得た。非晶性ポリエステル樹脂(2)の重量平均分子量は47200、Tgは58.7℃であった。
この精製品のメタノールへの溶解成分量は0.6質量%、Mw/Mnは4.1であった。
−結晶性ポリエステル樹脂分散液(A1)−
三口フラスコに、結晶性ポリエステル樹脂(1)の精製品を100質量部、酢酸エチル50質量部及び2−プロピルアルコール30質量部を入れ、スリーワンモーターで攪拌させながら、60℃に加熱して樹脂を溶解させた後、10%アンモニア水溶液25質量部を加えた。さらに、イオン交換水400質量部を徐々に加えて転相乳化を行った後、脱溶媒を行った。その後、イオン交換水を加えて固形分濃度を20質量%に調整し、結晶性ポリエステル樹脂分散液(A1)を得た。分散液中の樹脂粒子の体積平均粒径は148nm、体積粒度分布指標(GSDv)は1.28であった。
結晶性ポリエステル樹脂(1)の代わりに結晶性ポリエステル樹脂(2)を用いた以外は、結晶性ポリエステル樹脂分散液(A1)の作製と同様の条件で結晶性ポリエステル樹脂分散液(A2)を作製した。
分散液中の樹脂粒子の体積平均粒径は162nm、体積粒度分布指標(GSDv)は1.25であった。
結晶性ポリエステル樹脂(1)の代わりに結晶性ポリエステル樹脂(3)を用いた以外は、結晶性ポリエステル樹脂分散液(A1)の作製と同様の条件で結晶性ポリエステル樹脂分散液(A3)を作製した。
分散液中の樹脂粒子の体積平均粒径は203nm、体積粒度分布指標(GSDv)は1.26であった。
結晶性ポリエステル樹脂分散液(A1)の脱溶媒を行わないものを用意し、これを結晶性ポリエステル樹脂分散液(A4)とした。
三口フラスコに、非晶性ポリエステル樹脂(1)の精製品を100質量部、メチルエチルケトン50質量部及び2−プロピルアルコール20質量部を入れ、スリーワンモーターで攪拌させながら、樹脂を溶解させた後、10%アンモニア水溶液を5質量部加えた。さらに、イオン交換水350質量部を徐々に加えて、転相乳化を行った後、脱溶媒を行った。その後、イオン交換水を加えて固形分濃度を30質量%に調整し、非晶性ポリエステル樹脂分散液(B1)を得た。分散液中の樹脂粒子の体積平均粒径は146nm、体積粒度分布指標(GSDv)は1.27であった。
三口フラスコに、非晶性ポリエステル樹脂(2)を100質量部、メチルエチルケトン50質量部、2−プロピルアルコール15質量部及びトリメリット酸0.05質量部を入れ、スリーワンモーターで攪拌させながら、樹脂を溶解させた後、10%アンモニア水溶液を22質量部加えた。さらに、イオン交換水350質量部を徐々に加えて、転相乳化を行った後、脱溶媒を行った。その後、イオン交換水を加えて固形分濃度を30質量%に調整し、非晶性ポリエステル樹脂分散液(B2)を得た。分散液中の樹脂粒子の体積平均粒径は152nm、体積粒度分布指標(GSDv)は1.22であった。
シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3、銅フタロシアニン、大日精化社製)100質量部、アニオン界面活性剤(ネオゲンRK、第一工業製薬社製)5質量部及びイオン交換水450質量部を混合し、高圧衝撃式分散機アルチマイザー(HJP30006、スギノマシン社製)を用いて、圧力250mPaで1時間分散させてシアン着色剤分散液(C)を得た。この着色剤分散液における着色剤の体積平均粒径は166nm、固形分濃度は24.3質量%であった。
マゼンタ顔料(C.I.ピグメントレッド122、大日精化社製)100質量部、アニオン界面活性剤(ネオゲンRK、第一工業製薬社製)10質量部及びイオン交換水550質量部を混合し、高圧衝撃式分散機アルチマイザー(HJP30006、スギノマシン社製)を用いて、圧力250mPaで1時間分散させて、マゼンタ着色剤分散液(M)を得た。この着色剤分散液における着色剤の体積平均粒径は211nm、固形分濃度は23.8質量%であった。
イエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー74、クラリアント社製)100質量部、アニオン界面活性剤(ネオゲンRK、第一工業製薬社製)12質量部及びイオン交換水600質量部を混合し、高圧衝撃式分散機アルチマイザー(HJP30006、スギノマシン社製)を用いて、圧力250mPaで1時間分散させて、イエロー分散液(Y)を得た。この着色剤分散液における着色剤の体積平均粒径は238nm、固形分濃度は21.9質量%であった。
黒顔料カーボンブラック(R660R、キャボット社製)100質量部、アニオン界面活性剤(ネオゲンRK、第一工業製薬社製)7質量部及びイオン交換水650質量部を混合し、高圧衝撃式分散機アルチマイザー(HJP30006、スギノマシン社製)を用いて、圧力250mPaで1時間分散させて、黒分散液(K)を得た。この着色剤分散液における着色剤の体積平均粒径は304nm、固形分濃度は21.2質量%であった。
パラフィンワックス(HNP−9、日本精鑞社製)60質量部、アニオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業社製)6質量部及びイオン交換水200質量部を110℃に加熱溶融させた後、マントンゴーリン高圧ホモジナイザー(ゴーリン社製)で分散処理を行い離型剤分散液(W1)を得た。この離型剤分散液における離型剤の体積平均粒径は235nm、固形分濃度は24.2質量%であった。
カルナウバワックス(理研ビタミン社製)を用いた以外は、離型剤分散液(W1)と同様の条件で分散を行い、離型剤分散液(W2)を得た。この離型剤分散液における離型剤の体積平均粒径は200nm、固形分濃度は24質量%であった。
合成エステルワックス、ステアリン酸ステアリル(日本油脂社製)を用いた以外は、離型剤分散液(W1)と同様の条件で分散を行い、離型剤分散液(W3)を得た。この離型剤分散液における離型剤の体積平均粒径は190nm、固形分濃度は24質量%であった。
ステアリン酸亜鉛(日本油脂社製) を用いた以外は、離型剤分散液(W1)と同様の条件で分散を行い、離型剤分散液(W4)を得た。この離型剤分散液における離型剤の体積平均粒径は195nm、固形分濃度は24質量%であった。
(トナーの作製)
結晶性ポリエステル樹脂分散液(A1)35質量部、非晶性ポリエステル樹脂分散液(B1)230質量部、シアン顔料分散液(C)45質量部及び離型剤分散液(W1)65質量部を、丸型ステンレス製容器に加えて混合した後、凝集剤としてポリ塩化アルミニウムの10%硝酸水溶液を2.5質量部加え、44℃まで昇温してコア粒子を形成させた。その後、シェルを形成させるために非晶性ポリエステル樹脂(B1)を130質量部加えて、コア粒子表面にシェル粒子を被覆させた後、さらに粒子を合一させるために95℃まで昇温行い、95℃に1時間保持した後、冷却、アルカリ、酸及び水で洗浄を行った。次いで、これを乾燥して、体積平均粒径が6.1μm、GSDvが1.28のシアントナー粒子を得た。
なお、このトナー粒子中の結晶性ポリエステル樹脂の含有量は10.0質量%である。また、前記の方法によりトナー中のメタノール溶解成分量を求めたところ、0.46%であった。
フェライト粒子(体積平均粒径:50μm)の表面をメチルメタクリレート樹脂(綜研化学社製、Mw:82000)で被覆してキャリアを作製した。このキャリア100質量部と前記外添トナー8質量部とを混合して、V型ブレンダーで20分間混合した後、目開き212μmの振動ふるいにより凝集体を除去して現像剤を得た。
−定着性−
DocuCentreColor500(富士ゼロックス社製)の改造機(定着器を外して未定着画像を出力できるように改造したもの)に、前記現像剤を入れて、トナー載り量が各々0.1g/m2及び2.5g/m2となるように調整した未定着画像(50mm×50mm)を作製した。次いで、オフライン定着ベンチを用いて、定着部材の表面温度を120℃から200℃まで5℃ごとに上昇させながら前記未定着画像を順次定着した。
なお、定着時の定着部材と紙上のトナー像とが接触する時間を0.02秒になるように調整し、紙は、富士ゼロックス社製ST紙を用いた。
前記現像剤を、高温高湿環境下(温度28℃、湿度85%RH)で24時間放置した後、前記2.5g/m2のトナー載り量を有する画像を現像、転写した時の未定着画像の背景部にトナーが確認されるかで判断した。25倍のルーペで確認できないものを◎、目視ではわからないが25倍のルーペで確認できるものを○、目視で確認できるものを×とした。
実施例1のトナーの作製において、結晶性ポリエステル樹脂分散液、非晶性樹脂分散液、着色剤分散液及び離型剤分散液の種類、量とを、各々表1に示すように変更した以外は、同様にしてトナーB〜トナーNを作製した。
これらのトナーを各々用いて、実施例1と同様にして評価を行なった。結果をまとめて表2に示す。
一方、比較例では、ホットオフセット、定着温度域及び現像時のかぶりのいずれかにおいて問題が発生した。
2Y、2M、2C、2K、108 帯電ローラ
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3 露光装置
4Y、4M、4C、4K、111 現像装置(現像手段)
5Y、5M、5C、5K 1次転写ローラ
6Y、6M、6C、6K、113 感光体クリーニング装置(クリーニング手段)
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K ユニット
20 中間転写ベルト
22 駆動ローラ
24 支持ローラ
26 2次転写ローラ(転写手段)
28、115 定着装置(定着手段)
30 中間転写体クリーニング装置
112 転写装置
116 取り付けレール
117 除電露光のための開口部
118 露光のための開口部
200 プロセスカートリッジ、
P、300 記録紙(被転写体)
Claims (8)
- 非晶性ポリエステル樹脂、結晶性ポリエステル樹脂、離型剤及び着色剤を含んで構成され、
前記結晶性ポリエステル樹脂の含有量がトナー全体の5〜15質量%の範囲であり、テトラヒドロフラン可溶分をメタノール中に滴下させたときの該メタノールへの溶解成分量が、トナー全体に対して1質量%以下であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 前記非晶性ポリエステル樹脂及び結晶性ポリエステル樹脂のテトラヒドロフラン可溶分をメタノール中に滴下させたときの該メタノールへの溶解成分量が、各々樹脂全体に対して1質量%以下であり、これらの樹脂を乳化凝集させて得られることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記乳化凝集に用いる非晶性ポリエステル樹脂及び結晶性ポリエステル樹脂の各乳化液が、酸または塩を含むことを特徴とする請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記離型剤が、パラフィンワックス、カルナウバワックス及びエステルワックスから選択される1種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- トナーを含み、該トナーが請求項1〜4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーであることを特徴とする静電荷像現像剤。
- トナーが少なくとも収められ、該トナーが請求項1〜4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーであることを特徴とするトナーカートリッジ。
- 現像剤保持体を少なくとも備え、請求項5に記載の静電荷像現像剤を収めることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 像保持体と、該像保持体上に形成された静電荷像を現像剤によりトナー像として現像する現像手段と、像保持体上に形成されたトナー像を被転写体上に転写する転写手段と、被転写体上に転写されたトナー像を定着する定着手段と、を有し、前記現像剤が請求項5に記載の静電荷像現像剤であることを特徴とする画像形成装置。
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