JP2008207206A - 鍛造プレスの金型潤滑装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランスファー装置のビームの上方で鍛造プレスの前面側や後面側からノズル管を侵入させても、上下の各金型の鍛造面に均等に無駄なく潤滑剤を塗布できるようにすることである。
【解決手段】上下の各金型55a、55bの鍛造面に潤滑剤を噴射する3組の各ノズル管3を、トランスファー装置56のビーム56bの上方で鍛造プレス51内に侵入させ、ビーム56bの位置を通過したときに下方へ回動させて、そのノズル3aの上下位置を各組の上下の金型55a、55b間の中間位置に近づけることにより、トランスファー装置56のビーム56bの上方で鍛造プレス51の後面側からノズル管3を侵入させても、各ノズル管3のノズル3aから噴射される潤滑剤を、上下の金型55a、55bの鍛造面に均等に無駄なく塗布できるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、鍛造プレスの鍛造動作間に、各金型の鍛造面に潤滑剤を噴射する鍛造プレスの金型潤滑装置に関する。
上下に対向する複数組の金型が左右方向に配列された鍛造プレスでは、鍛造動作間に各金型の鍛造面に潤滑剤を噴射し、冷却と清掃を兼ねて、各金型の鍛造面を潤滑している。このように鍛造プレスの金型の鍛造面を潤滑する金型潤滑装置には、複数組のノズル管を備えた潤滑剤噴射機構を鍛造プレスの前後方向から進退させ、上金型が上昇して上下金型間にスペースが開けられたタイミングに合わせて、各組のノズル管を複数の金型が配列された鍛造プレス内に侵入させて、各組のノズル管のノズルから左右方向に配列された所定の各金型の鍛造面に潤滑剤を噴射するものがある(例えば、特許文献1参照)。通常は、潤滑剤噴射機構を鍛造プレスの後面側から進退させる場合が多い。
特開2006−61955号公報
左右方向に複数組の上下金型が配列された鍛造プレスは、開閉、進退、昇降運動する前後一対のビームに設けたフィンガでワークを把持して搬送するトランスファー装置を備えたものが多い。このようなトランスファー装置を備えた鍛造プレスでは、特許文献1に記載されたような金型潤滑装置は、鍛造プレスの左右方向に延びるトランスファー装置のビームと衝突しないように、複数組のノズル管を鍛造プレス内に侵入させる必要がある。そのとき、トランスファー装置のビームは、上下の金型間の中間高さ位置近くまで上昇していることが多いので、このビームの上方で各組のノズル管を鍛造プレス内に侵入させると、ノズル管のノズルの上下位置が各組の上下の金型間の中間位置から外れる。このため、下金型ではノズルとの距離が遠くなるので鍛造面に潤滑剤が十分に塗布されず、上金型ではノズルとの距離が近くなりすぎて鍛造面への均一な潤滑剤の塗布が困難となる問題がある。
そこで、本発明の課題は、トランスファー装置のビームの上方で鍛造プレスの前面側や後面側からノズル管を侵入させても、上下の各金型の鍛造面に均等に無駄なく潤滑剤を塗布できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、複数組のノズル管を備えた潤滑剤噴射機構を、前後一対のビームによりワークを搬送するトランスファー装置を備えた鍛造プレスの前後方向から進退させ、前記複数組のノズル管を、上下に対向する複数組の上下の金型が左右方向に配列された鍛造プレス内に侵入させて、これらの各組のノズル管のノズルから左右方向に配列された所定の各金型の鍛造面に潤滑剤を噴射する鍛造プレスの金型潤滑装置において、前記複数組のノズル管を、前記トランスファー装置のビームの上方で前記鍛造プレス内に侵入させ、その先端が前記ビームの位置を通過後に下方向へ移動させて、そのノズルの上下位置を前記各組の上下の金型間の中間位置に近づける構成を採用した。
すなわち、複数組のノズル管を、トランスファー装置のビームの上方で鍛造プレス内に侵入させ、その先端がビームの位置を通過後に下方向へ移動させて、そのノズルの上下位置を各組の上下の金型間の中間位置に近づけることにより、上下の各金型の鍛造面に均等に無駄なく潤滑剤を塗布できるようにした。
前記各組のノズル管の基端側を前記鍛造プレスの左右方向に向けた水平な回動軸で軸支し、各組のノズル管を上下方向への回動によって下方向へ移動させることにより、各組のノズル管を簡単な支持機構で迅速に下方向へ移動させることができる。
本発明の鍛造プレスの金型潤滑装置は、複数組のノズル管を、トランスファー装置のビームの上方で鍛造プレス内に侵入させ、その先端がビームの位置を通過後に下方向へ移動させて、そのノズルの上下位置を各組の上下の金型間の中間位置に近づけるようにしたので、上下の各金型の鍛造面に均等に無駄なく潤滑剤を塗布することができる。
前記各組のノズル管の基端側を鍛造プレスの左右方向に向けた水平な回動軸で軸支し、各組のノズル管を上下方向への回動によって下方向へ移動させることにより、各組のノズル管を簡単な支持機構で迅速に下方向へ移動させることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この鍛造プレスの金型潤滑装置は、図1および図2に示すように、鍛造プレス51の後面側へ移動可能な台車20に、3組で各組1本ずつの3本のノズル管3を備えた潤滑剤噴射機構1と、この潤滑剤噴射機構1を鍛造プレス51の後面側から前後方向に進退させる進退機構21を搭載したものである。鍛造プレス51は、昇降する上部ダイホルダ52とボルスタプレート53に固定された下部ダイホルダ54とに、上下に対向する3組の上下の金型55a、55bが左右方向に配列されており、前面側と後面側で、トランスファー装置56のワーク搬送用のフィンガ56aが設けられた左右方向に延びるビーム56bが、図1中に一点鎖線で示すように、上昇するようになっている。
前記進退機構21は、台車20の後面側に取り付けられたモータ22で、前後方向に向けたボールねじ23を回転駆動し、そのナット23aに取り付けられた基台24を、左右のガイドレール25で案内しながら進退させるものであり、基台24から前方に延びる2本の軸部材26の先端に、潤滑剤噴射機構1の支持台2が取り付けられている。基台24と一緒に進退する2本の軸部材26は、台車20の前面側に設けられた案内筒27で案内されるようになっている。
図3および図4に示すように、前記潤滑剤噴射機構1の支持台2の先端側には、後面側のビーム56bの上方へL字状に張り出す一対のアーム部材4が取り付けられ、この一対のアーム部材4の先端部で左右方向へ水平に差し渡された回動軸5に、3本のノズル管3の基端側が固定され、これらの各ノズル管3の先端部に、潤滑剤を上下両方向へ噴射するノズル3aが設けられている。回動軸5は、回動軸5に固定され連結棒6と、両端の連結点が回動自在なリンク7を介して、支持台2に取り付けられたシリンダ8の前向きのロッド8aに連結され、シリンダ8の往復動によって回動するようになっている。
図3に二点鎖線で示すように、前記各ノズル管3を鍛造プレス51内に侵入させる前は、シリンダ8のロッド8aを縮めて、各ノズル管3が、上昇した後面側のビーム56bと衝突しないように上方へ回動されている。この各ノズル管3が上方へ回動された状態では、その先端部のノズル3aは斜めの上下方向に向けられている。
図3に実線で示すように、前記各ノズル管3がビーム56bの位置を通過すると、シリンダ8のロッド8aが伸ばされ、各ノズル管3が下方へ回動されて、これらの先端部のノズル3aが、上下の金型55a、55b間の中間位置に近づけられるとともに上下方向に向けられる。したがって、各ノズル管3のノズル3aから噴射される潤滑剤を、上下の金型55a、55bの鍛造面に均等に無駄なく塗布することができる。なお、潤滑剤を噴射し終わった各ノズル管3は、前進時と逆方向の上方へ回動され、上昇した後面側のビーム56bを回避するように後退する。
上述した実施形態では、各組のノズル管の本数を1本ずつとし、各ノズル管のノズルの個数も1個ずつとしたが、各組のノズル管の本数と各ノズル管のノズルの個数は、金型の鍛造面の大きさに応じて複数としてもよい。ノズル管の組数も実施形態の3組に限定されることはなく、金型の組数に応じて任意の組数とすることができる。
また、上述した実施形態では、ノズル管の回動軸を、シリンダとリンクを用いて回動させるようにしたが、サーボモータの回動を歯車やタイミングベルトを介して回動軸に伝達する等の公知の回動手段を採用することもできる。
鍛造プレスの金型潤滑装置の実施形態を示す切欠き正面図 図1の切欠き平面図 図1の潤滑剤噴射機構を拡大して示す正面図 図3の平面図
符号の説明
1 潤滑剤噴射機構
2 支持台
3 ノズル管
3a ノズル
4 アーム部材
5 回動軸
6 連結棒
7 リンク
8 シリンダ
8a ロッド
20 台車
21 進退機構
22 モータ
23 ボールねじ
23a ナット
24 基台
25 ガイドレール
26 軸部材
27 案内筒
51 鍛造プレス
52 上部ダイホルダ
53 ボルスタプレート
54 下部ダイホルダ
55a、55b 金型
56 トランスファー装置
56a フィンガ
56b ビーム

Claims (2)

  1. 複数組のノズル管を備えた潤滑剤噴射機構を、前後一対のビームによりワークを搬送するトランスファー装置を備えた鍛造プレスの前後方向から進退させ、前記複数組のノズル管を、上下に対向する複数組の上下の金型が左右方向に配列された鍛造プレス内に侵入させて、これらの各組のノズル管のノズルから左右方向に配列された所定の各金型の鍛造面に潤滑剤を噴射する鍛造プレスの金型潤滑装置において、前記複数組のノズル管を、前記トランスファー装置のビームの上方で前記鍛造プレス内に侵入させ、その先端が前記ビームの位置を通過後に下方向へ移動させて、そのノズルの上下位置を前記各組の上下の金型間の中間位置に近づけるようにしたことを特徴とする鍛造プレスの金型潤滑装置。
  2. 前記各組のノズル管の基端側を前記鍛造プレスの左右方向に向けた水平な回動軸で軸支し、各組のノズル管を上下方向への回動によって下方向へ移動させるようにした請求項1に記載の鍛造プレスの金型潤滑装置。
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