JP2011056570A - 鍛造プレスの金型潤滑装置および鍛造プレス - Google Patents

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【課題】一部の上下の金型の間に潤滑剤を噴射するノズルと干渉するワークが存在しても、他の組の金型に潤滑剤を噴射することができる固定ベース式の金型潤滑装置と鍛造プレスを提供することである。
【解決手段】各ノズル4a、4b、4cのノズルヘッダ5を取り付けた各ロッド部材6を、個別のサーボモータ9で回転駆動されるボールねじのねじ軸8に螺合したナット部材10にねじ軸8と平行に取り付け、3組の各金型51a、51b、51cにそれぞれ潤滑剤を噴射する各ノズル4a、4b、4cを、個別に進退させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数組の上下の金型を配列した鍛造プレスの鍛造動作間に、上下の金型に潤滑剤を噴射する鍛造プレスの金型潤滑装置と鍛造プレスに関する。
鍛造プレスでは、鍛造動作間に離間する上下の金型の間にノズルを進退させ、このノズルから上下の金型の表面に潤滑剤を噴射する金型潤滑装置が用いられている。このような鍛造プレスの金型潤滑装置には、ノズルを進退させるノズル進退機構を、鍛造プレスの外側で進退方向を固定される台車等の固定ベースに配置し、ノズル進退機構のみでノズルを進退させるもの(例えば、特許文献1、2参照)と、ノズルを進退させるノズル進退機構を、鍛造プレスのラムの上下動によってリンク機構で揺動する揺動ベースに配置し、鍛造プレスのラムの上下動で揺動ベースを進退させるとともに、ノズル進退機構でもノズルを進退させるもの(例えば、特許文献3、4参照)とがある。
これらの金型潤滑装置のノズルは鍛造プレスの前後方向から進退され、通常は、鍛造プレスの後面側から進退されることが多い。また、金型のキャビティ等の潤滑を必要とする潤滑表面が前後方向に長い場合は、上下の金型の間でノズルを前進または後退させながら潤滑剤を噴射することもある。
特許文献3、4に記載されたように、揺動ベースにノズル進退機構を配置した揺動ベース式の金型潤滑装置は、揺動ベースの揺動でノズル進退機構自体が進退するので、ノズル進退機構のストロークを短くできるが、揺動ベースを揺動させるリンク機構が複雑で、大掛かりなものとなるとともに、鍛造プレスの振動が直接揺動ベースに伝播し、ノズル進退機構が故障しやすくなる問題がある。特許文献3に記載されたものは、ノズル進退機構として、油圧シリンダに歯車とラックを用いた直線増速機構を組み合わせたものを採用し、1組の金型に潤滑剤を噴射する複数のノズルを個別に進退可能としている。特許文献4に記載されたものは、ノズル進退機構として、ねじ軸を回転させてナットを直線駆動するボールねじ機構を採用している。
また、揺動ベース式の金型潤滑装置は、揺動ベースの揺動によって、進退するノズルの高さ位置が変化する。このため、左右方向に配列した複数組の金型の前後に、ワークを移送する一対のトランスファビームを設けたトランスファ式の鍛造プレスでは、このトランスファビームが、ワークをフィンガで把持する前後方向、把持したワークを離型する上下方向、および、離型したワークを移送する左右方向に複雑な三次元運動をするので、高さ位置が変化しながら前後方向から進退するノズルがトランスファビームと干渉する恐れがあり、揺動ベース式の金型潤滑装置は採用されていない。
特許文献1、2に記載されたように、固定ベースにノズル進退機構を配置した固定ベース式の金型潤滑装置は、ノズル進退機構のストロークは揺動ベース式のものよりも長くなるが、一定の高さ位置でノズルが進退するので、ノズルと三次元運動するトランスファビームとの干渉を容易に避けることができ、複数組の金型を配列したトランスファ式の鍛造プレスに多く採用されている。特許文献1、2に記載されたものは、複数組の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する各ノズルを、ボールねじ機構を採用した共通のノズル進退機構で一斉に進退させるようにしている。特許文献1に記載されたものは、上下の金型の離間間隔に応じて、固定ベースを昇降可能としている。また、特許文献2に記載されたものは、各金型に対応させて複数個ずつのノズルを設けている。
このような固定ベース式の金型潤滑装置を採用したトランスファ式の鍛造プレスでは、上金型が上昇し、フィンガでワークを把持した一対のトランスファビームが上昇したタイミングで、各ノズルを上下の金型間に前進させ、上昇したトランスファビームが移送方向に動き、上下の金型間からフィンガで把持されたワークが移動したタイミングで、各ノズルから対応する上下の金型に向けて、潤滑剤を噴射している。通常、各ノズルは、三次元運動するトランスファビームの運動領域から外れた、上昇位置のトランスファビームの上側に進退させるようにしている。
特開2003−48034号公報 特許第3749105号公報 実開平7−9538号公報 特開2005−14049号公報
特許文献1、2に記載されたトランスファ式の鍛造プレスに採用された固定ベース式の金型潤滑装置は、複数組の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する各ノズルを、共通のノズル進退機構で一斉に進退させるようにしているので、例えば、図7に示すように、ある組の金型51で鍛造され、フィンガ55で把持されて離型されたワークWが、上昇したトランスファビーム54の上側に前進するノズル4と干渉するように突出する場合のように、一部の上下の金型の間に潤滑剤を噴射するノズルと干渉するワークが存在する場合は、全部のノズルを進退させることができない問題がある。
そこで、本発明の課題は、一部の上下の金型の間に潤滑剤を噴射するノズルと干渉するワークが存在しても、他の組の金型に潤滑剤を噴射することができる固定ベース式の金型潤滑装置と鍛造プレスを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、左右方向に複数組の上下の金型を配列し、これらの配列された金型の前後に、ワークをフィンガで把持する前後方向、把持したワークを離型する上下方向、および、離型したワークを移送する左右方向に三次元運動する一対のトランスファビームを設けた鍛造プレスの前後方向の外側で、前後方向の移動を固定された固定ベースに、前記複数組の上下の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する複数の各ノズルを、前後方向から上下の各金型の間に進退させるノズル進退機構を配置した鍛造プレスの金型潤滑装置において、前記ノズル進退機構を、前記複数組の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する各ノズルを個別に進退させるものとした構成を採用した。
すなわち、ノズル進退機構を、複数組の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する各ノズルを個別に進退させるものとすることにより、一部の上下の金型の間に潤滑剤を噴射するノズルと干渉するワークが存在しても、他の組の金型に潤滑剤を噴射するノズルを進退させることができるようにした。また、この金型潤滑装置は、一部の上下の金型の間にノズルと干渉するワークが存在するときに、干渉するワークが上下の金型の間から移動した後に、この金型に潤滑剤を噴射するノズルだけタイミングを遅らせて進退させることもできる。
前記各ノズルを個別に進退させるノズル進退機構を、ボールねじのねじ軸をサーボモータで回転駆動し、前記ねじ軸に螺合して直線駆動されるナット部材に、前記ノズルを取り付けたロッド部材をねじ軸と平行に取り付けたものとすることにより、ノズルの停止位置の精度をより向上させることができる。また、金型の潤滑を必要とする潤滑表面が前後方向に長く、ノズルを上下の金型間で前進または後退させながら潤滑剤を噴射する場合は、例えば、一部の金型の潤滑表面の左右方向での幅が前後方向で変化するときに、この潤滑表面の幅が変化する一部の金型に対応するノズルの上下の金型間での前進または後退速度を変化させるようにサーボモータで制御することもできる。
前記ねじ軸と平行に、前記直線駆動されるナット部材を回り止めして、摺動自在に案内するガイド軸を設けることにより、ノズルを設けたロッド部材をスムーズに進退させることができる。
前記ねじ軸、前記ロッド部材および前記ガイド軸を、同一垂直断面内に配置することにより、個別のノズル進退機構をコンパクトに固定ベースに配置することができる。
また、本発明は、左右方向に複数組の上下の金型を配列し、これらの配列された金型の前後に、ワークをフィンガで把持する前後方向、把持したワークを離型する上下方向、および、離型したワークを移送する左右方向に三次元運動する一対のトランスファビームを設けた鍛造プレスにおいて、前記トランスファビームで前記配列された複数組の各金型に移送されるワークを、1個または複数個抜きとし、請求項1乃至4のいずれかに記載の金型潤滑装置を用いて、前記1個または複数個抜きでワークが存在しない金型に潤滑剤を噴射する構成を採用した。
すなわち、トランスファビームで配列された複数組の各金型に移送されるワークを、1個または複数個抜きとすることにより、ある組の上下の金型の間にノズルと干渉するワークが存在しても、この組の金型では次の鍛造が行なわれないようにして潤滑剤の噴射を不要とし、現時点ではワークが存在せず、次の鍛造が行なわれる金型に、上述した金型潤滑装置を用いて、必要な潤滑剤を噴射できるようにした。
本発明に係る鍛造プレスの金型潤滑装置は、ノズル進退機構を、複数組の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する各ノズルを個別に進退させるものとしたので、一部の上下の金型の間に潤滑剤を噴射するノズルと干渉するワークが存在しても、他の組の金型に潤滑剤を噴射するノズルを進退させることができる。
本発明に係る鍛造プレスは、トランスファビームで配列された複数組の各金型に移送されるワークを、1個または複数個抜きとすることにより、ある組の上下の金型の間にノズルと干渉するワークが存在しても、この組の金型では次の鍛造が行なわれないようにして、潤滑剤の噴射を不要としたので、次の鍛造が行なわれる金型に、上述した金型潤滑装置を用いて、必要な潤滑剤を噴射することができる。
鍛造プレスの金型潤滑装置の実施形態を示す切欠き側面図 図1の切欠き平面図 図2のIII−III線に沿った断面図 (a)は図1の金型潤滑装置で金型を潤滑する第1の実施例を説明する切欠き正面図、(b)は(a)の平面図 (a)は図1の金型潤滑装置で金型を潤滑する第1の実施例を説明する切欠き正面図、(b)は(a)の平面図 図1の金型潤滑装置で金型を潤滑する第2の実施例を説明する平面図 離型されたワークと前進するノズルが干渉する例を示す断面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この鍛造プレスの金型潤滑装置は、図1および図2に示すように、左右方向に3組の上下の金型51a、51b、51cを配列し、これらの配列された金型51a、51b、51cの前後に、ワークを左右方向に移送する一対のトランスファビーム54を設けた鍛造プレス50の後面側に、固定ベースとしての台車1を固定し、この台車1に、上下の各金型51a、51b、51cにそれぞれ潤滑剤を噴射するノズル4a、4b、4cを先端に有するノズルヘッド5を取り付けた各ロッド部材6を、個別に上下の金型51a、51b、51cの間に進退させるノズル進退機構7を配置したものである。上下の各金型51a、51b、51cは、それぞれ上ダイホルダ52と下ダイホルダ53とに、対向させて取り付けられている。また、レール2上を走行する台車1は、ストッパ3で前後方向を固定されている。
前記一対のトランスファビーム54は、ワークをフィンガ55で把持する前後方向、把持したワークを離型する上下方向、および、離型したワークを移送する左右方向に三次元運動をする。各ノズル4a、4b、4cは、上金型51a、51b、51cが上昇し、フィンガ55でワークを把持した一対のトランスファビーム54が上昇するタイミングで、図1に一点鎖線で示すように、それぞれトランスファビーム54の上側から上下の金型51a、51b、51c間に前進し、上昇したトランスファビーム54が移送方向に動き、上下の金型51a、51b、51c間からフィンガ55で把持されたワークが移動したタイミングで、対応する上下の金型51a、51b、51cに潤滑剤を噴射する。潤滑剤を噴射した各ノズル4a、4b、4cは、トランスファビーム54がワークを移送する間に、元の位置に後退する。
前記ノズル進退機構7は、台車1に前後方向に向けて取り付けられたボールねじのねじ軸8をサーボモータ9で回転駆動し、ねじ軸8に螺合されたナット部材10に、各ノズル4a、4b、4cのノズルヘッダ5を先端に取り付けたロッド部材6を、ねじ軸8と平行に上側で取り付けたものであり、直線駆動されるナット部材10は、ねじ軸8と平行に下側で台車1に取り付けられたガイド軸11に摺動自在に案内されるようになっている。
図2および図3に示すように、前記各ノズル進退機構7のロッド部材6、ねじ軸8およびガイド軸11は、台車1の前後方向と平行な同一垂直断面内に上下に配置され、縦長のナット部材10は、下部に設けられたガイド孔10aでガイド軸11に回り止めされて、摺動自在に案内される。したがって、各ノズル進退機構7を台車1にコンパクトに配置することができる。
また、上述した金型潤滑装置は、各金型51a、51b、51cに潤滑剤を噴射するノズル4a、4b、4cを個別に進退させることにより、各ノズル進退機構7で進退駆動される進退部の慣性重量が小さくなるので、小容量のサーボモータ9でノズル4a、4b、4cの停止位置の精度を良好に確保することができる。
図4および図5は、上述した金型潤滑装置を用いて、前記鍛造プレス50の各金型51a、51b、51cを潤滑する第1の実施例を示す。この実施例では、左右方向に配列された各金型51a、51b、51cに、ワークWが左方から1個抜きにトランスファビーム54で移送されるようになっており、右端の3番目の金型51cで最終鍛造され、フィンガ55で把持されて離型されたワークWが、上昇したトランスファビーム54の上側に、金型51cに潤滑剤を噴射するノズル4cと干渉するように突出している。
図4(a)、(b)は、1番目の金型51aと3番目の金型51cでワークWが鍛造された後の状態であり、次に鍛造を行う2番目の金型51bに潤滑剤を噴射するノズル4bのみが前進している。金型51bに潤滑剤を噴射したノズル4bは、1番目の金型51aで鍛造されたワークWが2番目の金型51bの間に移送されて来る前に後退する。
図5(a)、(b)は、こののち2番目の金型51bでワークWが鍛造された後の状態であり、次に鍛造を行う1番目と3番目の金型51a、51cにそれぞれ潤滑剤を噴射するノズル4a、4cが前進している。潤滑剤を噴射した各ノズル4a、4cは、次のワークWが移送されて来る前に後退する。このように、この実施例では、1番目と3番目の金型51a、51cに潤滑剤を噴射するノズル4a、4cと、2番目の金型51bに潤滑剤を噴射するノズル4bが交互に進退し、ワークWと干渉することなく、次に鍛造を行う各金型51a、51cまたは金型51bに潤滑剤を噴射する。
第1の実施例では、配列された3組の金型51a、51b、51cにワークWを1個抜きに移送し、1つおきでワークWを鍛造する金型に潤滑剤を噴射するようにしたが、配列される金型の組数は、2組または4組以上としてもよく、これらの金型にワークを複数個抜きで移送してもよい。また、全ての金型にワークを抜かすことなく移送することもでき、この場合に、いずれかの組の金型で鍛造されて離型されたワークがノズルと干渉するときは、このワークと干渉するノズルの前進タイミングを遅らして、対応する金型に潤滑剤を噴射することもできる。
図6は、第2の実施例を示す。この実施例では、配列された3組の金型51a、51b、51cの潤滑表面としてのキャビティ56が前後方向に長く延び、これらに対応する各ノズル4a、4b、4cを上下の金型51a、51b、51cの間で前進させながら潤滑剤を噴射するようになっている。3番目の金型51cのキャビティ56は、左右方向の幅が前後方向で変化しており、この金型51cに対応するノズル4cは、前記サーボモータ9の制御によって、キャビティ56の幅が狭い位置では速い速度で前進し、幅が広い位置ではこれよりも遅い速度で前進して潤滑剤を噴射する。他の金型51a、51bに対応するノズル4a、4bは、一定速度で前進しながら潤滑剤を噴射する。図示は省略するが、この実施例では、全ての金型51a、51b、51cにワークが抜かすことなく移送される。
上述した実施形態では、各ノズルを上昇したトランスファビームの上側から上下の金型の間に進退させるようにしたが、上昇したトランスファビームの下側にスペースがある場合は、ノズルをトランスファビームの下側から進退させることもできる。
1 台車
2 レール
3 ストッパ
4a、4b、4c ノズル
5 ノズルヘッダ
6 ロッド部材
7 ノズル進退機構
8 ねじ軸
9 サーボモータ
10 ナット部材
10a ガイド孔
11 ガイド軸
50 鍛造プレス
51a、51b、51c 金型
52、53 ダイホルダ
54 トランスファビーム
55 フィンガ
56 キャビティ

Claims (5)

  1. 左右方向に複数組の上下の金型を配列し、これらの配列された金型の前後に、ワークをフィンガで把持する前後方向、把持したワークを離型する上下方向、および、離型したワークを移送する左右方向に三次元運動する一対のトランスファビームを設けた鍛造プレスの前後方向の外側で、前後方向の移動を固定された固定ベースに、前記複数組の上下の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する複数の各ノズルを、前後方向から上下の各金型の間に進退させるノズル進退機構を配置した鍛造プレスの金型潤滑装置において、前記ノズル進退機構を、前記複数組の各金型にそれぞれ潤滑剤を噴射する各ノズルを個別に進退させるものとしたことを特徴とする鍛造プレスの金型潤滑装置。
  2. 前記各ノズルを個別に進退させるノズル進退機構を、ボールねじのねじ軸をサーボモータで回転駆動し、前記ねじ軸に螺合して直線駆動されるナット部材に、前記ノズルを取り付けたロッド部材をねじ軸と平行に取り付けたものとした請求項1に記載の鍛造プレスの金型潤滑装置。
  3. 前記ねじ軸と平行に、前記直線駆動されるナット部材を回り止めして、摺動自在に案内するガイド軸を設けた請求項2に記載の鍛造プレスの金型潤滑装置。
  4. 前記ねじ軸、前記ロッド部材および前記ガイド軸を、同一垂直断面内に配置した請求項3に記載の鍛造プレスの金型潤滑装置。
  5. 左右方向に複数組の上下の金型を配列し、これらの配列された金型の前後に、ワークをフィンガで把持する前後方向、把持したワークを離型する上下方向、および、離型したワークを移送する左右方向に三次元運動する一対のトランスファビームを設けた鍛造プレスにおいて、前記トランスファビームで前記配列された複数組の各金型に移送されるワークを、1個または複数個抜きとし、請求項1乃至4のいずれかに記載の金型潤滑装置を用いて、前記1個または複数個抜きでワークが存在しない金型に潤滑剤を噴射するようにしたことを特徴とする鍛造プレス。
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