JP2012143783A - 鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置 - Google Patents

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康二 西岡
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Abstract

【課題】鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置を小型化し、設置スペースが小さくてすむようにする。
【解決手段】スプレーノズル9を支持するアーム10を鍛造プレスPのフレーム3の支柱3aの一つに取り付け、このアーム10にサーボモータ11により水平面内で回転駆動される3つの関節を設けて、スプレーノズル9を二次元の軌道で鍛造プレスPの上下金型2a、2b間へ進退可能に支持することにより、スプレーノズルを直線的に進退可能に支持した従来のものに比べて、装置全体を小型化し、その設置スペースを小さくできるようにしたのである。
【選択図】図2

Description

本発明は、鍛造プレスの上下の金型の表面に潤滑剤を噴射する潤滑剤スプレー装置に関する。
上下に対向する複数組の金型をワーク送り方向(左右方向)に配列した鍛造プレスには、通常、プレス動作間に各金型の表面に潤滑剤を噴射し、各金型の冷却と清掃を兼ねて潤滑を行う潤滑剤スプレー装置が付設されている。このような鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置には、スプレーノズルを鍛造プレスのワーク送り方向と直交する方向(前後方向)に直線的に進退可能に支持し、上金型が上昇するタイミングに合わせて上下金型間へ進入させたスプレーノズルから各金型の表面に潤滑剤を噴射するものが多い(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−61955号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたような鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置では、スプレーノズルが直線的に進退するように支持されているので、鍛造プレスの上金型の下降タイミングに合わせてスプレーノズルを各金型と干渉しない位置まで後退させるためには、スプレーノズルが後退する側(通常は、鍛造プレスの後面側)にその後退スペースを広くとる必要がある。そして、鍛造プレスの金型の前後方向寸法が大きくなるほど、スプレーノズルの進退ストロークが大きくなり、装置全体が長大化するとともに、広い設置スペースが必要になるという問題がある。
そこで、本発明は、鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置を小型化し、設置スペースが小さくてすむようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明では、鍛造プレスのワーク送り方向に配列された上金型と下金型の間へ進退可能に支持されたスプレーノズルを備え、このスプレーノズルを両金型間に進入させた状態で、スプレーノズルから各金型の表面に潤滑剤を噴射する鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置において、前記スプレーノズルを、サーボモータにより回転駆動される関節を有するアームで支持した構成を採用した。
すなわち、回転可能な関節を有するアームでスプレーノズルを支持して、スプレーノズルを二次元または三次元の軌道で進退可能とすることにより、鍛造プレスの金型の前後方向寸法が大きくなっても、装置全体が長大化せず、大きな設置スペースを必要としないようにしたのである。
上記の構成において、前記アームは、前記関節として水平面内で回転駆動されるものを少なくとも2つ有していることが望ましい。このようにすれば、上昇した上金型と下金型の間の一定の高さで、スプレーノズルを鍛造プレスの金型周辺構造と干渉しないように進退させることができ、また後退時にはコンパクトに折りたためるので、スプレー装置の設置位置の自由度が高まり、設置スペースをより小さくすることができる。
また、前記アームを前記鍛造プレスのフレームに取り付けるようにしても、設置スペースをより小さくすることができる。
本発明の鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置は、上述したように、回転可能な関節を有するアームでスプレーノズルを支持することにより、スプレーノズルを二次元または三次元の軌道で進退可能としたものであるから、スプレーノズルを直線的に進退可能に支持した従来のものに比べて、装置全体を小型化することができ、設置スペースが小さくてすむものとなる。
実施形態のスプレー装置を付設した鍛造プレスの横断平面図 図1のII−II線に沿った断面図 a、bは、図1のスプレー装置の動作の説明図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置1は、図1および図2に示すように、上下に対向する複数組の金型2a、2bをワーク送り方向に配列した鍛造プレスPに付設され、各金型2a、2bの表面に潤滑剤を噴射するものである。
前記鍛造プレスPは、上下のフレーム部材を4本の支柱3aで連結したフレーム3を有しており、フレーム3の上部に昇降可能に取り付けられたスライド4に、上金型2aを保持する上部ダイホルダー5が固定され、フレーム3の下部に取り付けられたボルスタプレート6に、下金型2bを保持する下部ダイホルダー7が固定されている。そのスライド4は2本のガイドポスト8に案内されて昇降するようになっている。そして、フレーム3の各支柱3aの内側に図示省略したトランスファ装置が設けられており、このトランスファ装置によってワークを金型2a、2bの配列に順送りする動作と、上金型2aを昇降させる動作を組み合わせて、ワークを順に加工していくようになっている。
また、このスプレー装置1は、スプレーノズル9を支持するアーム10が、鍛造プレスPのフレーム3の支柱3aの一つに取り付けられている。そのアーム10は、サーボモータ11により水平面内で回転駆動される関節を3つ有しており、各サーボモータ11で関節を駆動することにより、スプレーノズル9を二次元の軌道で進退させられるようになっている。特に、関節が3つあるので、関節が2つ以下のものよりも容易にガイドポスト8等の障害物を避けてスプレーノズル9を進退させることができる。
そして、このスプレー装置1の動作は、図3に示すように、鍛造プレスPの上金型2aが下降してプレス動作を行っている間は、スプレーノズル9を各金型2a、2bと干渉しない位置まで後退させた状態で待機し(図3(a))、上金型2aが上昇するタイミングでスプレーノズル9を上下金型2a、2b間へ進入させていき(図3(b))、図2に示した状態でスプレーノズル9を金型2a、2bの配列の方向に移動させながら、スプレーノズル9から各金型2a、2bの表面に潤滑剤を噴射する。その後、上金型2aが下降するまでに、図3(a)に示した待機位置までスプレーノズル9を後退させる。
ここで、スプレー装置1のアーム10は、水平面内で回転駆動される関節を3つ有しているので、上記のようにスプレーノズル9を進退させる際は、上昇した上金型2aと下金型2bの間の一定の高さで、スプレーノズル9を鍛造プレスPのガイドポスト8等の金型周辺構造と干渉しないように進退させることができ、また後退時にはコンパクトに折りたたむことができる。
このスプレー装置1は、上述したように、水平面内で回転駆動される関節を3つ有するアーム10でスプレーノズル9を支持して、スプレーノズル9を二次元の軌道で進退可能としたうえ、アーム10を鍛造プレスPのフレーム3に取り付けているので、鍛造プレスPの金型2a、2bの前後方向寸法が大きくなっても、装置全体が長大化せず、大きな設置スペースを必要としない。
また、潤滑剤の噴射は、スプレーノズル9を金型2a、2bの配列の方向に移動させながら行うようにしたので、1つのスプレーノズル9で複数組の金型2a、2bの潤滑を行うことができ、金型の組数と同数のスプレーノズルを有するものに比べて、構造が簡単でメンテナンスしやすい。
さらに、従来のスプレーノズルを直線的に進退させるものが、その直動機構にボールねじ、リニアガイド、ジャバラ等の消耗部品を多く使用しているのに比べると、消耗部品の点数が少なく、メンテナンスコストの点でも有利である。
なお、上述した実施形態では、スプレーノズル9を支持するアーム10に水平面内で回転駆動される関節を3つ設けたが、垂直面内で回転駆動される関節と水平面内で回転駆動される関節を少なくとも1つずつアームに設けて、スプレーノズルを三次元の軌道で進退可能とすることもできる。また、アームの関節の数は、1つもしくは2つとすることもできるが、スプレー装置の設置位置の自由度を考慮すれば、少なくとも2つとすることが望ましい。
1 スプレー装置
2a、2b 金型
3 フレーム
3a 支柱
9 スプレーノズル
10 アーム
11 サーボモータ
P 鍛造プレス

Claims (3)

  1. 鍛造プレスのワーク送り方向に配列された上金型と下金型の間へ進退可能に支持されたスプレーノズルを備え、このスプレーノズルを両金型間に進入させた状態で、スプレーノズルから各金型の表面に潤滑剤を噴射する鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置において、前記スプレーノズルを、サーボモータにより回転駆動される関節を有するアームで支持したことを特徴とする鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置。
  2. 前記アームが、前記関節として水平面内で回転駆動されるものを少なくとも2つ有していることを特徴とする請求項1に記載の鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置。
  3. 前記アームが、前記鍛造プレスのフレームに取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の鍛造プレス用潤滑剤スプレー装置。
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