JP2015066572A - 自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法 - Google Patents

自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた品質を有する自動車用サスペンションアームを生産性の低下なく製造できる自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法を提供する。【解決手段】製造装置10は、曲げ加工材を作製する曲げ加工装置11Aと、ツブシ鍛造材を作製するツブシ鍛造用金型12および仕上鍛造用金型14が並設される鍛造装置11Bと、トリミング装置15と、加熱された丸棒状素材20を搬入する第1移動手段16Aと、曲げ加工材21を移動させる第2移動手段16Bと、ツブシ鍛造材22を移動させる第3移動手段17Aと、仕上鍛造材24を搬出する第4移動手段17Bと、ツブシ鍛造用金型12および仕上鍛造用金型14に潤滑剤を塗布する第1塗布手段18Aと、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、鍛造加工して製造される自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法に関するものである。
従来、自動車用サスペンションアームの製造装置としては、例えば、特許文献1に記載されているような製造装置が用いられている。この製造装置は、丸棒状素材を曲げ加工して曲げ加工材を作製する曲げ加工用金型、曲げ加工材をツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材を作製するツブシ鍛造用金型、ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して荒鍛造材を作製する荒鍛造用金型、および、荒鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製する仕上鍛造用金型が並設される鍛造装置と、鍛造装置で作製された仕上鍛造材のバリ部をトリミングするトリミング装置と、丸棒状素材を曲げ加工用金型に搬入すると共に、曲げ加工材をツブシ鍛造用金型に移動させ、ツブシ鍛造材を荒鍛造用金型に移動させ、荒鍛造材を仕上鍛造用金型に移動させ、かつ、仕上鍛造材をトリミング装置に搬出する移動手段とを備えている。
特開2011−255404号公報
自動車用サスペンションアームの製造においては、鍛造加工を行う際に、各鍛造用金型にあらかじめ潤滑剤を塗布することが行われる。そして、特許文献1に記載された製造装置においては、移動手段にスプレーノズルを設け、そのスプレーノズルから潤滑剤を塗布することによって行われる。したがって、潤滑剤の塗布が、移動手段でワーク(鍛造材)を把持した状態で行われるため、鍛造用金型の表面に対する塗布角度を調整することが難しい場合も状況によって発生する。その結果、鍛造用金型の表面への潤滑剤の塗布が不均一となる場合もあり、鍛造加工が円滑に行われず、鍛造加工によって製造される自動車用サスペンションアームの品質が低下する可能性もある。また、移動手段は、ワークの移動作業と、鍛造用金型の表面への潤滑剤の塗布作業とに併用されるため、作業効率が低く、生産性が低下する可能性もある。
そこで、本発明は、このような問題を解決すべく創案されたもので、その課題は、優れた品質を有する自動車用サスペンションアームを生産性の低下なく製造できる自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第1実施形態の製造装置は、加熱された丸棒状素材を曲げ加工用金型で曲げ加工して曲げ加工材を作製する曲げ加工装置と、前記曲げ加工装置によって作製された前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材を作製するツブシ鍛造用金型、および、前記ツブシ鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製する仕上鍛造用金型が並設される鍛造装置と、前記仕上鍛造材のバリ部をトリミングするトリミング装置と、加熱された前記丸棒状素材を前記曲げ加工用金型に搬入する第1移動手段と、前記曲げ加工材を前記ツブシ鍛造用金型に移動させる第2移動手段と、前記ツブシ鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させる第3移動手段と、前記仕上鍛造材を前記トリミング装置に搬出する第4移動手段と、前記ツブシ鍛造用金型および前記仕上鍛造用金型に潤滑剤を塗布する第1塗布手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第1の製造装置は、前記鍛造装置には、前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して荒鍛造材を作製する荒鍛造用金型がさらに並設され、前記仕上鍛造用金型では前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製し、前記第3移動手段で前記ツブシ鍛造材を前記荒鍛造用金型に移動させると共に、前記荒鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させる第5移動手段をさらに備え、前記ツブシ鍛造用金型および前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第1塗布手段で行い、前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第5移動手段に設けた第2塗布手段で行うことを特徴とする。
また、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第2の製造装置は、前記鍛造装置には、前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して荒鍛造材を作製する荒鍛造用金型がさらに並設され、前記仕上鍛造用金型では前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製し、前記第3移動手段で前記ツブシ鍛造材を前記荒鍛造用金型に移動させると共に、前記荒鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させる第5移動手段をさらに備え、前記ツブシ鍛造用金型、前記荒鍛造用金型および前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第1塗布手段で行うことを特徴とする。
また、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第3の製造装置は、前記鍛造装置には、前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して荒鍛造材を作製する荒鍛造用金型がさらに並設され、前記仕上鍛造用金型では前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製し、前記第3移動手段で前記ツブシ鍛造材を前記荒鍛造用金型に移動させると共に、前記第3移動手段で前記荒鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させ、前記ツブシ鍛造用金型および前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第1塗布手段で行い、前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布を行う第2塗布手段をさらに備えることを特徴とする。
前記構成によれば、本発明に係る自動車用サスペンションアームの製造装置は、鍛造材を移動させる移動手段とは別に、鍛造用金型に潤滑剤を塗布する第1塗布手段を備えるため、第1塗布手段は、潤滑剤を塗布する際に、従来のように鍛造材を把持する必要がない。そのため、第1塗布手段は、潤滑剤を塗布する際に鍛造用金型の表面に応じて塗布角度を自由に調整できるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、鍛造加工を円滑に行うことができ、品質が安定する。また、第1塗布手段は、鍛造材を移動させる作業を行う必要がなく、潤滑剤の塗布作業のみを行うため、作業効率が高く、生産性が向上する。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第1実施形態の製造方法は、前記第1実施形態の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、前記第1塗布手段で前記仕上鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第3工程と、前記第3工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第4工程と、を含み、前記第3工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、前記第4工程における自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする。
また、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第1の製造方法は、前記第2実施形態の第1の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、前記第5移動手段に設けた前記第2塗布手段による前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布と第1塗布手段による前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布とを行い、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記荒鍛造用金型に移動させ、その後、前記荒鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して前記荒鍛造材を作製する第3工程と、前記第3工程で作製された前記荒鍛造材を前記第5移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第4工程と、前記第4工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第5工程と、を含み、前記第4工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、前記第5工程における前記自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする。
また、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第2の製造方法は、前記第2実施形態の第2の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、第1塗布手段による前記荒鍛造用金型および前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布とを行い、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記荒鍛造用金型に移動させ、その後、前記荒鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して前記荒鍛造材を作製する第3工程と、前記第3工程で作製された前記荒鍛造材を前記第5移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第4工程と、前記第4工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第5工程と、を含み、前記第4工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、前記第5工程における前記自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする。
また、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第3の製造方法は、前記第2実施形態の第3の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、前記第2塗布手段による前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布と第1塗布手段による前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布とを行い、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記荒鍛造用金型に移動させ、その後、前記荒鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して前記荒鍛造材を作製する第3工程と、前記第3工程で作製された前記荒鍛造材を前記第3移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第4工程と、前記第4工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第5工程と、を含み、前記第4工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、前記第5工程における前記自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする。
前記手順によれば、本発明に係る自動車用サスペンションアームの製造方法は、移動手段とは別に第1塗布手段を備える前記製造装置を用いて前記手順を行うため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、鍛造加工を円滑に行うことができ、品質が安定する。また、第1塗布手段が潤滑剤の塗布作業のみを行うため、作業効率が高く、生産性が向上する。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法によれば、従来以上の優れた品質を有する自動車用サスペンションアームを、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
本発明に係る製造装置の第1実施形態の構成を模式的に示す図である。 本発明に係る製造装置の第2実施形態の構成を模式的に示す図である。 (a)曲げ加工用金型の構成を示す斜視図、(b)は曲げ加工時の断面図である。 (a)曲げ加工用金型の構成を示す斜視図、(b)は曲げ加工時の断面図である。 (a)〜(f)は本発明に係る製造装置の各段階で得られる部材の形状を模式的に示す図である。 (a)はツブシ鍛造用金型の平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図、(d)はツブシ鍛造用金型で作製されるツブシ鍛造材のB−B線での断面図である。 荒鍛造用金型の平面図である。 仕上鍛造用金型の平面図である。 (a)、(b)は第1または第2移動手段(ロボットアーム)の正面図である。 (a)、(b)は第3ないし第5移動手段(ロボットアーム)の正面図である。 塗布手段の構成を模式的に示し、(a)は第1塗布手段の平面図、(b)は第1塗布手段の側面図、(c)は第1塗布手段の他の構成の平面図、(d)は第2塗布手段の側面図である。 本発明に係る製造方法の第1実施形態のフローチャートである。 (a)、(b)は図12に示す製造方法の第1工程を説明する図である。 (a)、(b)は図12に示す製造方法の第2工程を説明する図である。 (a)、(b)は図12に示す製造方法の第3工程を説明する図である。 (a)、(b)は図12に示す製造方法の第4工程を説明する図である。 (a)、(b)は図12に示す製造方法の第3工程を説明する図である。 (a)、(b)は図12に示す製造方法の第4工程を説明する図である。 本発明に係る製造方法の第2実施形態のフローチャートである。 (a)、(b)は図19に示す製造方法の第1工程を説明する図である。 (a)、(b)は図19に示す製造方法の第2工程を説明する図である。 (a)、(b)は図19に示す製造方法の第3工程を説明する図である。 (a)、(b)は図19に示す製造方法の第4工程を説明する図である。 (a)、(b)は図19に示す製造方法の第5工程を説明する図である。 (a)、(b)は図19に示す製造方法の第4工程を説明する図である。 (a)、(b)は図19に示す製造方法の第5工程を説明する図である。 (a)、(b)は、本発明に係る製造装置の第2実施形態の他の構成を示す模式的に示す図である。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。
<製造装置>
自動車用サスペンションアームの製造装置の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、製造装置10は、曲げ加工装置11Aと、鍛造装置11Bと、トリミング装置15と、第1移動手段16Aと、第2移動手段16Bと、第3移動手段17Aと、第4移動手段17Bと、第1塗布手段18Aと、を備える。
(曲げ加工装置)
曲げ加工装置11Aは、加熱された丸棒状素材20を曲げ加工用金型1で曲げ加工して曲げ加工材21を作製するものである。なお、丸棒状素材20の加熱は、従来公知の加熱装置31等で行う。
自動車用サスペンションアームは、非軸対称で複雑な形状を有することが多く、鉄鋼材料並みの高強度や疲労強度が要求される反面、高い衝撃性も必要とされる。したがって、丸棒状素材には、JIS規定の6061合金やその改善材等の6000系のアルミニウム合金からなるものが使用される。また、自動車用サスペンションアームの形状によっては、円形や楕円形等の断面形状を有する丸棒状素材だけでなく、四角形、六角形等の角形の断面形状を有する角棒状素材を曲げ加工材の作製に用いてもよい。
図3(a)、(b)および図4(a)、(b)に示すように、曲げ加工用金型1は、曲げ下金型2と、曲げ上金型4とからなる。図3(a)、(b)には、右輪用サスペンションアームの製造装置に用いられる右輪用曲げ加工用金型を示し、図4(a)、(b)には左輪用サスペンションアームの製造装置に用いられる左輪用曲げ加工用金型を示す。また、曲げ下金型2の上に丸棒状素材20が載置され、曲げ上金型4の垂直方向からの押圧によって、曲げ加工材21が作製される。そして、曲げ上金型4を降下させて曲げ下金型2を押圧するプレス装置は、従来公知のプレス装置を用いる。
曲げ下金型2は、丸棒状素材20を載置する載置部3を備え、載置部3には載置された丸棒状素材20を支持する支持溝3aを備える。ここで、載置部3は、曲げ加工の際に、曲げ上金型4の押圧部5と対面する面であって、押圧部5と凹凸関係にあり、その大きさは丸棒状素材20より大きく形成する。また、支持溝3aは、丸棒状素材20の軸方向に沿って形成され、溝形状は丸棒状素材20を支持しやすい丸溝または角溝であることが好ましい。
そして、載置部3は、作製された曲げ加工材21の曲げ形状に沿った形状に形成され、曲げ加工材21と接触する下金型接触部6を備える。ここで、曲げ加工材21の曲げ形状は、最終製品である自動車用サスペンションアームの形状によって適宜決定され、例えば、軸方向に沿って湾曲した形状である。
具体的には、下金型接触部6は、図3(a)、(b)に示すように右輪用曲げ加工用金型1では、曲げ加工材21の曲げ形状に沿って下方に湾曲した形状(凹形状)に形成され、図4(a)、(b)に示すように左輪用曲げ加工用金型1では、曲げ加工材21の曲げ形状に沿って上方に湾曲した形状(凸形状)に形成されている。
また、下金型接触部6は、その中央部に曲げ加工材21の軸方向に直交するように形成された溝部8を備える。この溝部8は、曲げ加工材21を曲げ加工用金型1から移動する際に、移動手段、例えば、第2移動手段16Bの把持部16c(図9参照)が挿入される空間部となる。したがって、この溝部8は、曲げ加工材21が押圧されるときでも非接触となるような大きさであって、第2移動手段16Bの把持部16cが曲げ加工材21を把持できる大きさに形成される。そして、溝部8の形状は、断面からみて図3(b)、図4(b)で示すように、ほぼ四角形となるように形成されているが、把持部16cが入り込んで曲げ加工材21を把持できる形状であれば、半円や三角形等であってもよく、限定されるものではない。
曲げ上金型4は、曲げ下金型2に載置された丸棒状素材20を垂直方向に押圧する押圧部5を備え、押圧部5には支持溝5aを備える。ここで、押圧部5は、曲げ加工の際に、曲げ下金型2の載置部3と対面する面であって、載置部3と凹凸関係にある。また、支持溝5aは、丸棒状素材20(曲げ加工材21)の軸方向に沿って形成され、溝形状は丸棒状素材20を押圧するために丸溝である。
そして、押圧部5は、曲げ加工によって作製された曲げ加工材21の曲げ形状に沿った形状に形成され、曲げ加工材21と接触する上金型接触部7を備える。ここで、曲げ加工材21の曲げ形状は、最終製品である自動車用サスペンションアームの形状によって適宜決定され、例えば、軸方向に沿って湾曲した形状である。
具体的には、上金型接触部7は、図3(a)、(b)に示すように右輪用曲げ加工用金型1では、曲げ加工材21の曲げ形状に沿って下方に湾曲した形状(凸形状)に形成され、図4(a)、(b)に示すように左輪用曲げ加工用金型1では、曲げ加工材21の曲げ形状に沿って上方に湾曲した形状(凹形状)に形成されている。
曲げ上金型4は、上金型接触部7の中央部に曲げ加工材21と接触しない非接触部9を備えることが好ましい。この非接触部9は、上金型接触部7と曲げ加工材21との間に空間部を形成するように、上金型接触部7の頂部または底部を上方にへこませて形成したものである。具体的には、非接触部9は、図3(a)、(b)に示すように右輪用曲げ加工用金型1では、上金型接触部7の頂部を上方にへこませて形成した面であって、図4(a)、(b)に示すように左輪用曲げ加工用金型1では、上金型接触部7の底部を上方にへこませて形成した丸棒状素材20の軸方向に直交する溝部である。
この非接触部9を曲げ上金型4に形成することによって、曲げ加工材21と上金型接触部7との間に空間部が形成され、この空間部で曲げ加工材21の加工歪が吸収されるため、右輪用曲げ加工用金型1で曲げ加工された曲げ加工材21の形状と、左輪用曲げ加工用金型1で曲げ加工された曲げ加工材21の形状との差異を小さくできる。なお、非接触部9の形状は、特に限定されるものではない。
(鍛造装置)
鍛造装置11Bは、ツブシ鍛造用金型12および仕上鍛造用金型14が、この順序で並設されたものである。
ツブシ鍛造用金型12は、曲げ加工用金型1によって作製された曲げ加工材21をツブシ鍛造加工して、図5(c)に示すような平板状のツブシ鍛造材22を作製するものである。
図6(a)、(c)に示すように、ツブシ鍛造用金型12は、ツブシ鍛造材22を作製するための凹部12aが形成されたツブシ下金型12Aと、凹部12aに対応した凸部が形成されたツブシ上金型12Bとからなる。そして、ツブシ下金型12Aの上に曲げ加工材21が載置され、ツブシ上金型12Bの押圧によってツブシ鍛造材22が作製される。
ツブシ下金型12Aの凹部12aには、ノックアウトピン12dが設置されている。図6(b)に示すように、ノックアウトピン12dは、鍛造加工終了後、凹部12a内に突出して、作製されたツブシ鍛造材22の裏面を押圧して、凹部12aからツブシ鍛造材22を浮き上がらせる。その結果、ツブシ鍛造材22を仕上鍛造用金型14に移動する際に、ツブシ鍛造材22を第3移動手段17Aで把持しやすくなる。
図6(a)、(c)に示すように、ツブシ下金型12Aの凹部12aには、円形凹状に形成された丸ピン部12b、および、矩形凹状に形成された平面部12cが所定位置に形成されている。丸ピン部12bと平面部12cは、ツブシ下金型12Aにツブシ上金型12Bを押圧するツブシ鍛造加工によって、図6(d)に示すように、ツブシ鍛造材22の端部に、丸ピン部12bおよび平面部12cに対応した凹部22b、22cを形成させる。ここで、ツブシ鍛造材22の端部とは、ツブシ鍛造材22において、製造終了時に自動車用サスペンションアーム25(図5(f)参照)となる本体部22hの外周部に形成されたバリ部22aを意味する。したがって、丸ピン部12bおよび平面部12cは、バリ部22aが形成される凹部12aの端部に形成する。
また、ツブシ鍛造材22の凹部22b、22cは、ツブシ鍛造材22を仕上鍛造用金型14に移動する際に、第3移動手段17Aで把持される。したがって、丸ピン部12bおよび平面部12cは、丸ピン部12bおよび平面部12cに対応して形成される凹部22bおよび凹部22cが、第3移動手段17Aの上把持部17dおよび下把持部17f(図10参照)と整合するように、その形状を決定する。
なお、丸ピン部12bおよび平面部12c(凹部22bおよび凹部22c)は、ツブシ鍛造材22を仕上鍛造用金型14に載置する際の位置調整にも使用される。
仕上鍛造用金型14は、ツブシ鍛造用金型12によって作製されたツブシ鍛造材22を仕上鍛造加工して、図5(e)に示すような平板状の仕上鍛造材24を作製するものである。
図8に示すように、仕上鍛造用金型14は、仕上鍛造材24を作製するための凹部14aが形成された仕上下金型14Aと、凹部14aに対応した凸部が形成された仕上上金型(図示せず)とからなる。そして、仕上下金型14Aの上にツブシ鍛造材22が載置され、仕上上金型の押圧によって仕上鍛造材24が作製される。
仕上下金型14Aの凹部14aには、ノックアウトピン14dが設置されている。ノックアウトピン14dは、鍛造加工終了後、凹部14a内に突出して、作製された仕上鍛造材24(図5(e)参照)の裏面を押圧して、凹部14aから仕上鍛造材24を浮き上がらせる。その結果、仕上鍛造材24をトリミング装置15(図1参照)に移動する際に、仕上鍛造材24を第4移動手段17B(図10参照)で把持しやすくなる。
仕上下金型14Aには、円形凹状に形成された丸ピン部14b、および、矩形凹状に形成された平面部14cが所定位置に形成されている。この丸ピン部14bおよび平面部14cは、ツブシ下金型12A(図6(a)参照)の丸ピン部12bおよび平面部12cと同一位置に同一形状で形成する。そして、この丸ピン部14bおよび平面部14cは、ツブシ鍛造材22(図5(c)参照)を仕上下金型14Aに載置した際に、ツブシ鍛造材22の凹部22bおよび凹部22cと整合する。なお、丸ピン部14bおよび平面部14cの形成によって、仕上鍛造材24(図5(e)参照)には凹部24bおよび凹部24cが形成される。
仕上下金型14Aには、載置されるツブシ鍛造材22のバリ部22a(図5(c)参照)の外周部(壁部)と接触してツブシ鍛造材22を拘束するために、複数の凸部14eが形成されている。これらの凸部14eの形成によって、載置されるツブシ鍛造材22の載置位置が調整される。
仕上下金型14Aには、円形凹状に形成された丸ピン部14f、および、矩形凹状に形成された平面部14gが所定位置に形成されている。この丸ピン部14fおよび平面部14gは、前記した丸ピン部14bおよび平面部14cと異なる位置に同一形状で形成する。そして、この丸ピン部14fおよび平面部14gを形成することによって、仕上鍛造材24の端部に凹部24dおよび凹部24eが形成される(図5(e)参照)。この凹部24dおよび凹部24eは、仕上鍛造材24をトリミング装置15(図1参照)に搬出する際に、第4移動手段17Bで把持され、第4移動手段17Bの上把持部17dおよび下把持部17f(図10参照)と整合する。これによって、仕上鍛造材24を第4移動手段17Bで把持しやすくなる。
鍛造装置11Bにおいて、前記以外の構成として、例えば、ツブシ上金型12Bおよび仕上上金型を降下させてツブシ下金型12Aおよび仕上下金型14Aを押圧するプレス装置は、従来公知のプレス装置を用いる。また、1台のプレス装置で前記した全ての上金型を昇降させてもよいし、2台のプレス装置で各上金型を昇降させてもよい。
(トリミング装置)
図1に示すように、トリミング装置15は、仕上鍛造材24のバリ部24a(図5(e)参照)をトリミングして自動車用サスペンションアーム25(図5(f)参照)を作製できれば、構成は特に限定されず、従来公知のトリミング金型を備えたトリミング装置(図示せず)を用いる。また、トリミング金型を前記鍛造装置の複数の金型と並設させて、鍛造装置をトリミング装置として用いてもよい。
(第1、2移動手段)
図1に示すように、第1移動手段16Aは、加熱装置31またはロール成形機32から加熱された丸棒状素材20(図5(a)参照)を曲げ加工用金型1に搬入する手段である。第2移動手段16Bは、曲げ加工用金型1で作製された曲げ加工材21(図5(b)参照)、または、再加熱装置33で再加熱された曲げ加工材21をツブシ鍛造用金型12に移動させる手段である。第1、2移動手段16A、16Bは、その構成は特に限定されず、ロボットアームが好ましく、例えば、以下に示すような第1、2移動手段16A、16Bものを用いる。なお、加熱装置31、ロール成形機32および再加熱装置33については、後記で説明する。
図9(a)、(b)に示すように、第1、2移動手段16A、16Bは、一対の把持部16cをシリンダー等で開閉させて丸棒状素材20または曲げ加工材21を把持する本体部16bと、本体部16bをシリンダー等で水平移動させるアーム部16aと、把持部16cをアーム部16aの前後方向に回転させる回転駆動部16dとを備える。
(第3、4移動手段)
図1に示すように、第3移動手段17Aは、ツブシ鍛造用金型12で作製されたツブシ鍛造材22(図5(c)参照)を仕上鍛造用金型14に移動させる手段である。第4移動手段17Bは、仕上鍛造用金型14で作製された仕上鍛造材24(図5(d)参照)をトリミング装置15に移動させる手段である。第3、4移動手段17A、17Bは、その構成は特に限定されず、ロボットアームが好ましく、例えば、以下に示すような第3、4移動手段17A、17Bを用いる。
図10(a)、(b)に示すように、第3、4移動手段17A、17Bは、1つの上爪部17cを2つの下爪部17eに対してシリンダー等で昇降させてツブシ鍛造材22または仕上鍛造材24を把持する本体部17bと、本体部17bをシリンダー等で水平移動させるアーム部17aとを備える。
第3、4移動手段17A、17Bは、ツブシ鍛造材22または仕上鍛造材24を把持する際に、ツブシ鍛造材22の凹部22c(図5(c)、図6(d)参照)または仕上鍛造材24の凹部24e(図5(d)参照)の上面と当接する上把持部17dを上爪部17cの先端部に備え、ツブシ鍛造材22の凹部22b(図5(c)、図6(d)参照)または仕上鍛造材24の凹部24d(図5(d)参照)の下面と当接する溝状の下把持部17fを下爪部17eの先端部に備えることが好ましい。そして、上把持部17dは、上爪部17cの前後方向に回転することによって、ツブシ鍛造材22の凹部22cまたは仕上鍛造材24の凹部24eと当接することが好ましい。第3、4移動手段17A、17Bがこのような上把持部17dおよび下把持部17fを備えることによって、ツブシ鍛造材22または仕上鍛造材24を把持した際に、ツブシ鍛造材22または仕上鍛造材24が前後方向にぶれることがなく、安定して把持することが可能となる。
第3、4移動手段17A、17Bは、本体部17bのシリンダーストローク量を調整して、上爪部17cと下爪部17eが交差できるようにすることがさらに好ましい。これによって、ツブシ鍛造材22または仕上鍛造材24が把持できずに上爪部17cと下爪部17eが交差した場合を、シリンダーストローク量によって判定することが可能となり、オートスイッチによって製造装置を自動停止させることが可能となる。
(第1塗布手段)
図1に示すように、第1塗布手段18Aは、ツブシ鍛造用金型12および仕上鍛造用金型14に潤滑剤を塗布する手段である。塗布方法は、従来公知の方法が用いられ、スプレー法が好ましい。塗布手段18Aは、その構成は特に限定されないが、図11(a)、(b)に示すように、鍛造用金型に潤滑剤を塗布するスプレーノズル18cと、スプレーノズル18cが取り付けられた取付部18bと、取付部18bをシリンダー等で水平移動させるアーム部18aとを備える。また、第1塗布手段18Aは、上金型および下金型の両金型の鍛造面に潤滑剤が効率よく塗布されるように、取付部18bの上面側および下面側の両側に1対のスプレーノズル18c、18cが取り付けられている。また、図11(c)に示すように、第1塗布手段18Aは、ツブシ鍛造用金型、仕上鍛造用金型等の複数の鍛造用金型への潤滑剤の塗布を同時に、または、スムーズに行うために、複数個所に1対のスプレーノズル18c、18cが取り付けられた取付部18dを取付部18bに取り付けたものであってもよい。
自動車用サスペンションアームの第1実施形態の製造装置10では、第1塗布手段18Aは、従来のように鍛造材(曲げ加工材21およびツブシ鍛造材22)の移動作業を行う必要がなく、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12および仕上鍛造金型14)への潤滑剤の塗布作業のみを行うため、潤滑剤を塗布する際に、従来のように鍛造材を把持する必要がない。そのため、第1塗布手段18Aでは、潤滑剤を塗布する際に鍛造用金型の表面に応じて塗布角度を自由に調整できるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、製造装置10では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、製造装置10では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、製造装置10では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
次に、自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第1の製造装置について説明する。
図2に示すように、製造装置10は、鍛造装置11Bと、トリミング装置15と、第1、2移動手段16A、16Bと、第3〜5移動手段17A〜17Cと、第1塗布手段18Aと、を備える。
(鍛造装置)
図2に示すように、鍛造装置11Bは、ツブシ鍛造用金型12と仕上鍛造用金型14との間に荒鍛造用金型13をさらに並設したものである。そして、ツブシ鍛造用金型12、仕上鍛造用金型14は、前記と同様であるので、説明を省略する。ただし、仕上鍛造用金型14では荒鍛造材23を仕上鍛造加工して仕上鍛造材24(図5(e)参照)を作製する。
荒鍛造用金型13は、ツブシ鍛造材22(図5(c)参照)を鍛造加工して荒鍛造材23(図5(d)参照)を作製するものである。
図7に示すように、荒鍛造用金型13は、荒鍛造材23を作製するための凹部13aが形成された荒下金型13Aと、凹部13aに対応した凸部が形成された荒上金型(図示せず)とからなる。そして、荒下金型13Aの上にツブシ鍛造材22が載置され、荒上金型の押圧によって荒鍛造材23が作製される。
荒下金型13Aの凹部13aには、ノックアウトピン13dが埋め込まれている。ノックアウトピン13dは、鍛造加工終了後、凹部13a内に突出して、作製された荒鍛造材23(図5(d)参照)の裏面を押圧して、凹部13aから荒鍛造材23を浮き上がらせる。その結果、荒鍛造材23を仕上鍛造用金型14(図1参照)に移動する際に、荒鍛造材23を第5移動手段17Cで把持しやすくなる。
荒下金型13Aの凹部13aには、円形凹状に形成された丸ピン部13b、および、矩形凹状に形成された平面部13cが所定位置に形成されている。この丸ピン部13bおよび平面部13cは、ツブシ下金型12A(図6(a)参照)の丸ピン部12bおよび平面部12cと同一位置に同一形状で形成する。そして、この丸ピン部13bおよび平面部13cは、ツブシ鍛造材22(図5(c)参照)を荒下金型13Aに載置した際に、ツブシ鍛造材22の凹部22bおよび凹部22cと整合する。これによって、ツブシ鍛造材22の載置位置が調整される。
荒下金型13Aには、凹部13aによって壁部13eが形成され、この壁部13eが載置されるツブシ鍛造材22のバリ部22aの外周部と接触してツブシ鍛造材22を拘束する。このため、載置されるツブシ鍛造材22の載置位置がさらに調整される。
また、丸ピン部13bおよび平面部13cの形成によって、荒鍛造材23には凹部23bおよび凹部23cが形成される(図5(d)参照)。そして、荒鍛造材23を仕上鍛造用金型14に載置した際に、仕上鍛造用金型14の凸部14eと荒鍛造材23のバリ部23aの外周部(壁部)とが一致し、載置位置が決まる。これによって、荒鍛造材23の載置位置が調整される。
(トリミング装置、第1〜4移動手段、第1塗布手段)
トリミング装置15、第1、2移動手段16A、16B、第3、4移動手段17A、17B、第1塗布手段18Aは、前記と同様であるので、説明を省略する。ただし、第3移動手段17Aは、ツブシ鍛造材22(図5(c)参照)をツブシ鍛造用金型12から荒鍛造用金型13に移動させる。また、第1塗布手段18Aは、ツブシ鍛造用金型12と荒鍛造用金型13とに潤滑剤を塗布する。
(第5移動手段)
第5移動手段17Cは、荒鍛造用金型13で作製された荒鍛造材23(図5(d)参照)を仕上鍛造用金型14に移動させる手段である。図10(a)、(b)に示すように、第5移動手段17Cは、1つの上爪部17cと2つの下爪部17eを備えた第3、4移動手段17A、17Bと同一構成の第5移動手段を用いる。
第5移動手段17Cは、荒鍛造材23を仕上鍛造用金型14(図1参照)に移動する際に、その上把持部17dおよび下把持部17fが、荒鍛造材23(図5(d)参照)の凹部23bおよび凹部23cと整合する。これによって、荒鍛造材23を第5移動手段17Cで把持しやすくなる。
図11(d)に示すように、第5移動手段17Cには、仕上鍛造用金型14(図1参照)に潤滑剤を塗布するために、第2塗布手段18Bが設けられている。第2塗布手段18Bは、その構成は特に限定されないが、第1塗布手段18Aと同様に、鍛造用金型に潤滑剤を塗布するスプレーノズル18cと、スプレーノズル18cが取り付けられた取付部18bと、取付部18bをシリンダー等で水平移動させるアーム部18aとを備える。そして、第2塗布手段18Bは、荒鍛造材23の移動に用いるロボットアーム(17a〜17f)に並設されるように第5移動手段17Cに取り付けられている。また、後記するように第5移動手段17Cを仕上鍛造用金型14への潤滑剤の塗布のみに用いる際には(図27(b)参照)、第5移動手段17Cのアーム部17aからハンド部(17b〜17f)を取り外し、ハンド部の代わりに第2塗布手段18Bの塗布部(18b、18c)をアーム部17aに取り付けてもよい。
自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第1の製造装置10では、第1塗布手段18Aは、従来のように鍛造材(曲げ加工材21およびツブシ鍛造材22)の移動作業を行う必要がなく、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12および荒鍛造金型13)への潤滑剤の塗布作業のみを行うため、潤滑剤を塗布する際に、従来のように鍛造材を把持する必要がない。そのため、第1塗布手段18Aでは、潤滑剤を塗布する際に鍛造用金型の表面に応じて塗布角度を自由に調整できるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、製造装置10では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、製造装置10では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、製造装置10では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第2の製造装置10は、前記第2実施形態の第1の製造装置10(図2参照)と同様な構成(曲げ加工装置11A、鍛造装置11B、トリミング装置15、第1移動手段16A、第2移動手段16B、第3移動手段17A、第4移動手段17B、第5移動手段17C、第1塗布手段18A、第2塗布手段18B)を備える。しかしながら、図27(a)に示すように、第1塗布手段18Aは、ツブシ鍛造用金型12と荒鍛造用金型13への潤滑剤の塗布に用いることに加えて、仕上鍛造用金型14への潤滑剤の塗布にも用いる。そして、第5移動手段17Cは、荒鍛造用金型13から仕上鍛造用金型14への荒鍛造材23の移動のみに用い、仕上鍛造用金型14への潤滑剤の塗布には用いない。したがって、第5移動手段17Cは、第2塗布手段18Bを備えていなくてもよい。
自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第2の製造装置10では、第1塗布手段18Aは、従来のように鍛造材(曲げ加工材21、ツブシ鍛造材22および荒鍛造材23)の移動作業を行う必要がなく、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12、荒鍛造用金型13および仕上鍛造用金型14)への潤滑剤の塗布作業のみを行うため、潤滑剤を塗布する際に、従来のように鍛造材を把持する必要がない。そのため、第1塗布手段18Aでは、潤滑剤を塗布する際に鍛造用金型の表面に応じて塗布角度を自由に調整できるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、製造装置10では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、製造装置10では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、製造装置10では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第3の製造装置10は、前記第2実施形態の第1の製造装置10(図2参照)と同様な構成(曲げ加工装置11A、鍛造装置11B、トリミング装置15、第1移動手段16A、第2移動手段16B、第3移動手段17A、第4移動手段17B、第1塗布手段18A、第2塗布手段18B)を備える。しかしながら、図27(b)に示すように、第3移動手段17Aは、ツブシ鍛造用金型12から荒鍛造用金型13へのツブシ鍛造材22の移動に用いることに加えて、荒鍛造用金型13から仕上鍛造用金型14への荒鍛造材23の移動にも用いる。そして、仕上鍛造用金型14に潤滑剤を塗布する第2塗布手段18Bは、第1の製造装置10(図2参照)の第5移動手段17Cに備えられているものであることが好ましい。
自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第3の製造装置10では、第1塗布手段18Aは、従来のように鍛造材(曲げ加工材21およびツブシ鍛造材22)の移動作業を行う必要がなく、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12および荒鍛造金型13)への潤滑剤の塗布作業のみを行うため、潤滑剤を塗布する際に、従来のように鍛造材を把持する必要がない。そのため、第1塗布手段18Aでは、潤滑剤を塗布する際に鍛造用金型の表面に応じて塗布角度を自由に調整できるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、製造装置10では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、製造装置10では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、製造装置10では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
前記した本発明の製造装置10においては、図1に示す第3移動手段17Aと第1塗布手段18Aとの配置、図2、図27(a)、(b)に示す第3移動手段17A、第5移動手段17C(第2塗布手段18B)と第1塗布手段18Aとの配置は、図示した配置に限定されず、例えば、鍛造装置11Bに対して上下逆の配置(鍛造材の移動方向に対して左右逆の配置)でもよい。
また、本発明の製造装置10は、曲げ加工装置11Aを備えていなくてもよい。そのような製造装置10では、ツブシ鍛造用金型12に第2移動手段16Bを介して加熱された丸棒状素材が搬入される。
図1、図2に示すように、本発明の製造装置10は、前記構成以外に、鍛造装置11Bにおける鍛造加工で発生するバリを少なくするために、また、自動車用サスペンションアームの性能を高めるために加熱装置31、ロール成形機32、再加熱装置33を備えることが好ましい。加熱装置31は、ロール成形機32または曲げ加工装置11Aに搬入される加熱された丸棒状素材を予め用意するためのもので、従来公知の加熱炉等が用いられる。ロール成形機32は、加熱された丸棒状素材の外径を軸方向に沿って段階的に変化させた段差付き素材を予め用意するためのもので、従来公知のロール成形機が用いられる。再加熱装置33は、曲げ加工装置11Aで作製された曲げ加工材をツブシ鍛造加工する前に、再度加熱された曲げ加工材を予め用意するためのもので、従来公知の加熱炉等が用いられる。また、製造装置10は、曲げ加工装置11Aおよび鍛造装置11Bにおける押圧、各移動手段の移動等を制御する従来公知の制御装置(図示せず)を備えることが好ましい。
<製造方法>
次に、自動車用サスペンションアームの製造方法について、図面を参照して説明する。本発明に係る製造方法は、前記製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法である。
まず、本発明に係る自動車用サスペンションアームの製造方法の第1実施形態について説明する。
図12に示すように、本発明の製造方法は、前記第1実施形態の製造装置を用いて行うもので、第1〜4工程を含むものである。以下、各工程について説明する、なお、製造装置の構成については、適宜、図面を参照して説明する。
(第1工程)
第1工程S101は、図13(a)、(b)に示すように、加熱装置31等から曲げ加工用金型1に搬入された丸棒状素材20を曲げ加工して曲げ加工材21を作製する工程である。
第1工程S101は、図1、図13(a)に示すように、加熱装置31等に予め用意された丸棒状素材20を第1移動手段16Aで曲げ加工用金型1に搬入すると共に、第1塗布手段18Aでツブシ鍛造用金型12に潤滑剤を塗布(スプレー)する。その後、図13(b)に示すように、曲げ加工用金型1に搬入した丸棒状素材を曲げ加工して曲げ加工材21を作製する。
なお、本発明においては、「(A作業)すると共に、(B作業)する」とは、A作業とB作業とを同時に行うこと、または、A作業とB作業とを時間差をつけて行うことを意味する。そして、以下に説明する工程においても同様である。
図3、図4に示すように、曲げ加工は、以下の手順で行われる。まず、押出し加工、または、鋳造により作製して所定長さに切断された丸棒状素材20を、第1移動手段16Aを用いて曲げ下金型2に載置する。載置された丸棒状素材20を、曲げ上金型4を用いて垂直方向から押圧することによって曲げ加工材21を作製する。なお、押圧条件(曲げ加工条件)については、丸棒状素材20の材質、曲げ形状等を考慮して適宜設定する。なお、曲げ上金型4の押圧方向が垂直方向であるため、曲げ加工用金型1の横幅(水平方向の幅)を小さくできる。
(第2工程)
第2工程S102は、図14(a)、(b)に示すように、前記第1工程S101で作製された曲げ加工材21をツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材22を作製する工程である。
第2工程S102は、図14(a)に示すように、第1工程S101で作製された曲げ加工材21を第2移動手段16Bでツブシ鍛造用金型12に移動させると共に、第1塗布手段18Aで仕上鍛造用金型14に潤滑剤を塗布(スプレー)する。その後、図14(b)に示すように、ツブシ鍛造用金型12に移動した曲げ加工材21をツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材22を作製する。
曲げ加工材21の移動は、図3、図4、図6、図9に示すように、曲げ下金型2の溝部8に第2移動手段16Bを挿入して、第2移動手段16Bで曲げ加工材21を把持する。そして、第2移動手段16Bの回転駆動部16dの駆動により曲げ加工材21を軸回りに90度回転させ、その状態で曲げ加工材21をツブシ鍛造用金型12(ツブシ下金型12A)に載置する。
ツブシ鍛造加工は、ツブシ下金型12Aに載置された曲げ加工材21を、ツブシ上金型で押圧することによってツブシ鍛造材22を作製する。なお、押圧条件(鍛造加工条件)については、丸棒状素材20の材質、ツブシ鍛造形状等を考慮して適宜設定する。
(第3工程)
第3工程S103は、図15(a)、(b)に示すように、前記第2工程S102で作製されたツブシ鍛造材22を仕上鍛造用金型14で仕上鍛造加工して仕上鍛造材24を作製する工程である。
第3工程S103は、図15(a)に示すように、第2工程S102で作製されたツブシ鍛造材22を第3移動手段17Aで仕上鍛造用金型14に移動する。その後、図15(b)に示すように、移動したツブシ鍛造材22を仕上鍛造用金型14で仕上鍛造して仕上鍛造材24を作製する。
ツブシ鍛造材22の移動は、図6、図15(a)に示すように、ツブシ上金型の押圧を解除した後(ツブシ上金型を上昇させた後)、ツブシ下金型12A上のツブシ鍛造材22をノックアウトピン12dの凹部12aへの突出によってツブシ下金型12Aから浮かせ、浮いたツブシ鍛造材22(凹部22bおよび凹部22c)を第3移動手段17Aで把持する。そして、第3移動手段17Aを用いてツブシ鍛造材22を仕上鍛造用金型14(仕上下金型14A)に載置する。
仕上鍛造加工は、図8に示すように、仕上下金型14Aに載置されたツブシ鍛造材22を、仕上上金型で押圧することによって仕上鍛造材24を作製する。なお、押圧条件(鍛造加工条件)については、丸棒状素材20の材質、仕上鍛造形状等を考慮して適宜設定する。
(第4工程)
第4工程S106は、図16(a)、(b)に示すように、第3工程S103で作製された仕上鍛造材24をトリミング装置15でトリミングして自動車用サスペンションアーム25を作製する工程である。
第4工程S104は、図16(a)に示すように、第3工程S103で作製された仕上鍛造材24を第4移動手段17Bでトリミング装置15に移動する。その後、図16(b)に示すように、移動した仕上鍛造材24をトリミング装置15でトリミングして自動車用サスペンションアーム25を作製する。
仕上鍛造材24の移動は、図8に示すように、仕上上金型の押圧を解除した後(仕上上金型を上昇させた後)、仕上下金型14A上の仕上鍛造材24をノックアウトピン14dの凹部14aへの突出によって仕上下金型14Aから浮かせ、浮いた仕上鍛造材24(凹部24dおよび凹部24e)を第4移動手段17Bで把持する。そして、第4移動手段17Bを用いて仕上鍛造材24をトリミング装置15に搬出する。
トリミングには、例えば、一対のトリミング上金型とトリミング下金型とからなるトリミング装置15が用いられる。そして、トリミング下金型に載置された仕上鍛造材24を、トリミング上金型で押圧することによってバリ部24aをトリミングして自動車用サスペンションアーム25を作製する(図5(e)、(f)参照)。なお、押圧条件(トリミング条件)については、丸棒状素材20の材質、自動車用サスペンションアーム形状等を考慮して適宜設定する。なお、トリミング終了後、必要に応じて、ボス孔の穿孔や、ボス孔にブッシュを取り付ける等の付加工程を行ってもよい。また、ツブシ鍛造加工は、第2工程S102と同様なので、説明を省略する。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第1実施形態の製造方法では、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12および仕上鍛造用金型14)への潤滑剤の塗布が、鍛造材(曲げ加工材21およびツブシ鍛造材22)を把持しながら塗布を行う従来の塗布手段ではなく、鍛造材を把持せずに塗布を行う第1塗布手段18Aによって行われるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、第1実施形態の製造方法では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、第1実施形態の製造方法では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、第1実施形態の製造方法では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
本発明に係る自動車用サスペンションアーム第1実施形態の製造方法は、1番目の自動車用サスペンションアーム(1番目素材)の製造工程が終了する前に、次の(2番目の)自動車用サスペンションアーム(2番目素材)の製造工程を開始する。具体的には、図17に示すように、1番目素材の第3工程(S103)における仕上鍛造材24の作製と共に、次の丸棒状素材20の搬入および曲げ加工を第1工程(S101)と同様にして行い、次の曲げ加工材21を作製する。そして、図18に示すように、1番目素材の第4工程(S104)における自動車用サスペンションアーム25の作製と共に、次の曲げ加工材21の移動およびツブシ鍛造加工を第2工程(S102)と同様にして行う。これにより、製造時間の短縮化が図れる。
なお、本発明の製造方法は、1番目素材の製造終了後、2番目素材の製造を開始するようにしてもよい。
次に、本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第1の製造方法について説明する。
図19に示すように、本発明の製造方法は、前記第2実施形態の第1の製造装置(図2参照)を用いて行うもので、第1〜5工程を含むものである。以下、各工程について説明する。なお、製造装置の構成については、適宜、図面を参照して説明する。
(第1工程)
第1工程S201は、図20(a)、(b)に示すように、加熱装置31等から曲げ加工用金型1に搬入された丸棒状素材20を曲げ加工して曲げ加工材21を作製する工程である。
第1工程S201は、図20(a)に示すように、加熱装置31等に予め用意された丸棒状素材20を第1移動手段16Aで曲げ加工用金型1に搬入すると共に、第1塗布手段18Aでツブシ鍛造用金型12に潤滑剤を塗布(スプレー)する。その後、図20(b)に示すように、曲げ加工用金型1に搬入された丸棒状素材20を曲げ加工して曲げ加工材21を作製する。そして、曲げ加工については、前記第1実施形態(第1工程S101)と同様であるので、説明を省略する。
なお、本発明においては、「(A作業)すると共に、(B作業)する」は、A作業とB作業とを同時に行うこと、または、A作業とB作業とを時間差をつけて行うことを意味する。そして、以下に説明する工程においても同様である。
(第2工程)
第2工程S202は、図21(a)、(b)に示すように、前記第1工程S201で作製された曲げ加工材21をツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材22を作製する工程である。
第2工程S202は、図21(a)に示すように、第1工程S201で作製された曲げ加工材21を第2移動手段16Bでツブシ鍛造用金型12に移動させると共に、第5移動手段17Cに設けられた第2塗布手段18Bによる仕上鍛造用金型14への潤滑剤の塗布(スプレー)と第1塗布手段18Aによる荒鍛造用金型13への潤滑剤の塗布(スプレー)とを行う。その後、図21(b)に示すように、ツブシ鍛造用金型12に移動した曲げ加工材21をツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材22を作製する。また、第2塗布手段18Bによる塗布と第1塗布手段18Aによる塗布は、同時に行ってもよいし、どちら一方を先行して行ってもよい。なお、曲げ加工材21の移動、および、ツブシ鍛造加工については、前記第1実施形態(第2工程S102)と同様であるので、説明を省略する。
(第3工程)
第3工程S203は、図22(a)、(b)に示すように、前記第2工程S202で作製されたツブシ鍛造材22を荒鍛造加工して荒鍛造材23を作製する工程である。
第3工程S203は、図22(a)に示すように、第2工程S202で作製されたツブシ鍛造材22を第3移動手段17Aで荒鍛造用金型13に移動させる。その後、図22(b)に示すように、荒鍛造用金型13に移動したツブシ鍛造材22を荒鍛造加工して荒鍛造材23を作製する。
荒鍛造加工は、図7に示すように、荒下金型13Aに載置されたツブシ鍛造材22を、荒上金型で押圧することによって荒鍛造材23を作製する。なお、押圧条件(鍛造加工条件)については、丸棒状素材20の材質、荒鍛造形状等を考慮して適宜設定する。なお、ツブシ鍛造材22の移動は、前記第1実施形態(第3工程S103)と同様であるので、説明を省略する。
(第4工程)
第4工程S204は、図23(a)、(b)に示すように、前記第3工程S203で作製された荒鍛造材23を仕上鍛造用金型14で仕上鍛造加工して仕上鍛造材24を作製する工程である。
第4工程S204は、図23(a)に示すように、第3工程S203で作製された荒鍛造材23を第5移動手段17Cで仕上鍛造用金型14に移動させる。その後、図23(b)に示すように、仕上鍛造用金型14に移動した荒鍛造材23を仕上鍛造加工して仕上鍛造材24を作製する。
荒鍛造材23の移動は、図7に示すように、荒上金型の押圧を解除した後(荒上金型を上昇させた後)、荒下金型13Aのノックアウトピン13dの突出によって荒鍛造材23を荒下金型13Aから浮かせ、浮いた荒鍛造材23(凹部23bおよび凹部23c)を第5移動手段17Cで把持する。そして、第5移動手段17Cを用いて荒鍛造材23を仕上鍛造用金型14(仕上下金型14A)に載置する。なお、仕上鍛造加工は、荒鍛造材23を仕上鍛造加工すること以外は前記第1実施形態(第3工程S103)と同様であるので、説明を省略する。
(第5工程)
第5工程S205は、図24(a)、(b)に示すように、第4工程S204で作製された仕上鍛造材24をトリミング装置15でトリミングして自動車用サスペンションアーム25を作製する工程である。
第5工程S205は、図24(a)に示すように、第4工程S204で作製された仕上鍛造材24を第4移動手段17Bでトリミング装置15に移動させる。その後、図24(b)に示すように、移動した仕上鍛造材24をトリミング装置15でトリミングして自動車用サスペンションアーム25を作製する。なお、仕上鍛造材24の移動およびトリミングは、前記第1実施形態(第4工程S104)と同様であるので、説明を省略する。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第1の製造方法では、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12および荒鍛造用金型13)への潤滑剤の塗布が、従来のように鍛造材(曲げ加工材21およびツブシ鍛造材22)を把持しながら塗布を行う従来の塗布手段ではなく、鍛造材を把持せずに塗布を行う第1塗布手段18Aによって行われるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、第2実施形態の第1の製造方法では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、第2実施形態の第1の製造方法では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、第2実施形態の第1の製造方法では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第1の製造方法は、1番目の自動車用サスペンションアーム(1番目素材)の製造工程が終了する前に、次の(2番目の)自動車用サスペンションアーム(2番目素材)素材の製造工程を開始する。具体的には、図25に示すように、1番目素材の第4工程(S204)における仕上鍛造材24の作製と共に、次の丸棒状素材20の搬入および曲げ加工を第1工程(S201)と同様にして行い、次の曲げ加工材を作製する。そして、図26に示すように、1番目素材の第5工程(S205)における自動車用サスペンションアーム25の作製と共に、次の曲げ加工材21の移動およびツブシ鍛造加工を第2工程(S202)と同様にして行う。これにより、製造時間の短縮化が図れる。
なお、本発明の製造方法は、1番目素材の製造終了後、2番目素材の製造を開始するようにしてもよい。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第2の製造方法は、前記第2実施形態の第1の製造方法と同様な工程(第1工程S201〜第5工程S205、図19参照)を含むものである。しかしながら、図26(a)に示すように、ツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材23を作製する第2工程S202では、荒鍛造用金型13および仕上鍛造用金型14への潤滑剤の塗布は、第1塗布手段18Aで行う。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第2の製造方法では、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12、荒鍛造用金型13および仕上鍛造用金型14)への潤滑剤の塗布が、従来のように鍛造材(曲げ加工材21、ツブシ鍛造材22および荒鍛造材23)を把持しながら塗布を行う従来の塗布手段ではなく、鍛造材を把持せずに塗布を行う第1塗布手段18Aによって行われるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、第2実施形態の第2の製造方法では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、第2実施形態の第2の製造方法では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、第2実施形態の第2の製造方法では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第3の製造方法は、前記第2実施形態の第1の製造方法と同様な工程(第1工程S201〜第5工程S205、図19参照)を含むものである。しかしながら、図27(b)に示すように、仕上鍛造加工して仕上鍛造材24を作製する第4工程S204では、荒鍛造材23の荒鍛造用金型13から仕上鍛造用金型14への移動は、第3移動手段17Aで行う。
本発明に係る自動車用サスペンションアームの第2実施形態の第3の製造方法では、鍛造用金型(ツブシ鍛造用金型12および荒鍛造用金型13)への潤滑剤の塗布が、従来のように鍛造材(曲げ加工材21およびツブシ鍛造材22)を把持しながら塗布を行う従来の塗布手段ではなく、鍛造材を把持せずに塗布を行う第1塗布手段18Aによって行われるため、鍛造用金型の表面に潤滑剤を均一に塗布することができる。その結果、第2実施形態の第3の製造方法では、鍛造加工を円滑に行うことができ、製造される自動車用サスペンションアーム25の品質が安定する。また、第2実施形態の第3の製造方法では、鍛造加工の作業効率が高く、製造される自動車用サスペンションアーム25の生産性が向上する。よって、第2実施形態の第3の製造方法では、従来以上に優れた品質を有する自動車用サスペンションアーム25を、従来以上に生産性を向上させて製造できる。
本発明の製造方法は、鍛造加工時のバリの発生を少なくするために、また、自動車用サスペンションアームの性能を高めるために図示しないが、加熱工程、ロール成形工程、再加熱工程を含んでもよい。
加熱工程は、第1実施形態では第1工程S101、第2実施形態では第1工程S201において、ロール成形機32または曲げ加工装置11A(曲げ加工用金型1)に搬入される丸棒状素材20を加熱装置31で加熱処理する工程である(図1、図12、または、図2、図19参照)。
ロール成形工程は、第1実施形態では第1工程S101、第2実施形態では第1工程S201において、曲げ加工装置11A(曲げ加工用金型1)に搬入される加熱された丸棒状素材20として外径段差付き素材を供給するために、加熱装置31で加熱処理された丸棒状素材20にロール成形を施す工程である(図1、図12、または、図2、図19参照)。
再加熱工程は、第1実施形態では第2工程S102、第2実施形態では第2工程S202において、ツブシ鍛造用金型12に移動させる曲げ加工材21を再加熱装置33で再加熱処理する工程である(図1、図12、または、図2、図19参照)。
本発明の製造方法は、曲げ加工して曲げ加工材21を作製する第1工程S101、S201を省略して、ツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材22を作製する第2工程S102、S202から開始してもよい。第2工程S101、S202では、加熱された丸棒状素材20をツブシ鍛造用金型12に第2移動手段16Bで搬入する。また、第2工程S102、S202では、丸棒状素材20の搬入に先立ち、第1塗布手段18Aでツブシ鍛造用金型12に潤滑剤を塗布する。
1 曲げ加工用金型
10 製造装置
11A 曲げ加工装置
11B 鍛造装置
12 ツブシ鍛造用金型
13 荒鍛造用金型
14 仕上鍛造用金型
15 トリミング装置
16A 第1移動手段
16B 第2移動手段
17A 第3移動手段
17B 第4移動手段
17C 第5移動手段
18A 第1塗布手段
18B 第2塗布手段
20 丸棒状素材
21 曲げ加工材
22 ツブシ鍛造材
23 荒鍛造材
24 仕上鍛造材
25 自動車用サスペンションアーム
31 加熱装置
32 ロール成形機
33 再加熱装置
S101 第1工程
S102 第2工程
S103 第3工程
S104 第4工程
S201 第1工程
S202 第2工程
S203 第3工程
S204 第4工程
S205 第5工程

Claims (8)

  1. 加熱された丸棒状素材を曲げ加工用金型で曲げ加工して曲げ加工材を作製する曲げ加工装置と、
    前記曲げ加工装置によって作製された前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工してツブシ鍛造材を作製するツブシ鍛造用金型、および、前記ツブシ鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製する仕上鍛造用金型が並設される鍛造装置と、
    前記仕上鍛造材のバリ部をトリミングするトリミング装置と、
    加熱された前記丸棒状素材を前記曲げ加工用金型に搬入する第1移動手段と、
    前記曲げ加工材を前記ツブシ鍛造用金型に移動させる第2移動手段と、
    前記ツブシ鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させる第3移動手段と、
    前記仕上鍛造材を前記トリミング装置に搬出する第4移動手段と、
    前記ツブシ鍛造用金型および前記仕上鍛造用金型に潤滑剤を塗布する第1塗布手段と、を備えることを特徴とする自動車用サスペンションアームの製造装置。
  2. 前記鍛造装置には、前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して荒鍛造材を作製する荒鍛造用金型がさらに並設され、
    前記仕上鍛造用金型では前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製し、
    前記第3移動手段で前記ツブシ鍛造材を前記荒鍛造用金型に移動させると共に、前記荒鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させる第5移動手段をさらに備え、
    前記ツブシ鍛造用金型および前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第1塗布手段で行い、前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第5移動手段に設けた第2塗布手段で行うことを特徴とする請求項1に記載の自動車用サスペンションアームの製造装置。
  3. 前記鍛造装置には、前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して荒鍛造材を作製する荒鍛造用金型がさらに並設され、
    前記仕上鍛造用金型では前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製し、
    前記第3移動手段で前記ツブシ鍛造材を前記荒鍛造用金型に移動させると共に、前記荒鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させる第5移動手段をさらに備え、
    前記ツブシ鍛造用金型、前記荒鍛造用金型および前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第1塗布手段で行うことを特徴とする請求項1に記載の自動車用サスペンションアームの製造装置。
  4. 前記鍛造装置には、前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して荒鍛造材を作製する荒鍛造用金型がさらに並設され、
    前記仕上鍛造用金型では前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して仕上鍛造材を作製し、
    前記第3移動手段で前記ツブシ鍛造材を前記荒鍛造用金型に移動させると共に、前記第3移動手段で前記荒鍛造材を前記仕上鍛造用金型に移動させ、
    前記ツブシ鍛造用金型および前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布は前記第1塗布手段で行い、前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布を行う第2塗布手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の自動車用サスペンションアームの製造装置。
  5. 請求項1に記載の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、
    前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、
    前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、前記第1塗布手段で前記仕上鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、
    前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第3工程と、
    前記第3工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第4工程と、を含み、
    前記第3工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、
    前記第4工程における自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする自動車用サスペンションアームの製造方法。
  6. 請求項2に記載の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、
    前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、
    前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、前記第5移動手段に設けた前記第2塗布手段による前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布と第1塗布手段による前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布とを行い、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、
    前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記荒鍛造用金型に移動させ、その後、前記荒鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して前記荒鍛造材を作製する第3工程と、
    前記第3工程で作製された前記荒鍛造材を前記第5移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第4工程と、
    前記第4工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第5工程と、を含み、
    前記第4工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、
    前記第5工程における前記自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする自動車用サスペンションアームの製造方法。
  7. 請求項3に記載の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、
    前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、
    前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、第1塗布手段による前記荒鍛造用金型および前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布とを行い、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、
    前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記荒鍛造用金型に移動させ、その後、前記荒鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して前記荒鍛造材を作製する第3工程と、
    前記第3工程で作製された前記荒鍛造材を前記第5移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第4工程と、
    前記第4工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第5工程と、を含み、
    前記第4工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、
    前記第5工程における前記自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする自動車用サスペンションアームの製造方法。
  8. 請求項4に記載の製造装置を用いた自動車用サスペンションアームの製造方法であって、
    前記丸棒状素材を前記第1移動手段で前記曲げ加工用金型に搬入すると共に、前記第1塗布手段で前記ツブシ鍛造用金型に潤滑剤を塗布し、その後、前記曲げ加工用金型に搬入した前記丸棒状素材を曲げ加工して前記曲げ加工材を作製する第1工程と、
    前記第1工程で作製された前記曲げ加工材を前記第2移動手段で前記ツブシ鍛造用金型に移動させると共に、前記第2塗布手段による前記仕上鍛造用金型への潤滑剤の塗布と第1塗布手段による前記荒鍛造用金型への潤滑剤の塗布とを行い、その後、前記ツブシ鍛造用金型に移動した前記曲げ加工材をツブシ鍛造加工して前記ツブシ鍛造材を作製する第2工程と、
    前記第2工程で作製された前記ツブシ鍛造材を前記第3移動手段で前記荒鍛造用金型に移動させ、その後、前記荒鍛造用金型に移動した前記ツブシ鍛造材を荒鍛造加工して前記荒鍛造材を作製する第3工程と、
    前記第3工程で作製された前記荒鍛造材を前記第3移動手段で前記仕上鍛造用金型に移動させ、その後、前記仕上鍛造用金型に移動した前記荒鍛造材を仕上鍛造加工して前記仕上鍛造材を作製する第4工程と、
    前記第4工程で作製された前記仕上鍛造材を前記第4移動手段で前記トリミング装置に移動させ、その後、前記トリミング装置に移動した前記仕上鍛造材をトリミングして自動車用サスペンションアームを作製する第5工程と、を含み、
    前記第4工程における前記仕上鍛造材の作製と共に、次の丸棒状素材の搬入および曲げ加工を前記第1工程と同様にして行い次の曲げ加工材を作製し、
    前記第5工程における前記自動車用サスペンションアームの作製と共に、次の曲げ加工材の移動およびツブシ鍛造加工を前記第2工程と同様にして行うことを特徴とする自動車用サスペンションアームの製造方法。
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