JPH04300042A - プレス成形用ダイへの離型剤供給方法 - Google Patents

プレス成形用ダイへの離型剤供給方法

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Publication number
JPH04300042A
JPH04300042A JP8599391A JP8599391A JPH04300042A JP H04300042 A JPH04300042 A JP H04300042A JP 8599391 A JP8599391 A JP 8599391A JP 8599391 A JP8599391 A JP 8599391A JP H04300042 A JPH04300042 A JP H04300042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
release agent
mold release
punch
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8599391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ijichi
伊地知 建次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc, Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP8599391A priority Critical patent/JPH04300042A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエンジンバルブ
をプレス装置により成形するに際し、並列状に設けた2
つのダイに、離型剤を供給する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンバルブをプレスにより成形する
際は、通常、図2における(A)〜(D)のプレス工程
を経て製造される。すなわち、まず(A)に示すように
、加熱装置(図示略)より赤熱状態として送られてきた
円柱状をなすワーク(スラブ)(1)を、中間品成形用
の第1ダイ(2)内に挿入する。
【0003】ついで、(B)に示すように、第1ダイ(
2)に対応する第1パンチ(3)と、完成品(バルブの
原形品)成形用の第2ダイ(4)に対応する第2パンチ
(5)とを下端に備えるラム(6)が下降する第1行程
において、第1パンチ(3)によりワーク(1)を強圧
し、上端部が拡径する中間品(7)を搾出成形する。
【0004】このとき、第2パンチ(5)は空打ち状態
となる。ついで、(C)に示すように、中間品(7)を
第1ダイ(2)より抜き取って、第2ダイ(4)内に挿
入するとともに、第1ダイ(2)に、加熱装置より送ら
れてきた新たなワーク(1’)を挿入する。最後に、(
D)に示すように、ラム(6)とともに第1パンチ(3
)と第2パンチ(5)とが下降する第2行程において、
第1パンチ(3)により、ワーク(1’)を次の中間品
(7’)に成形し、かつ同時に、第2パンチ(5)によ
り、前工程で成形した中間品(7)を、上端部が傘状に
拡径する完成品(8)に成形して、1サイクルが終了す
る。
【0005】上述の成形工程において、成形後の中間品
及び完成品(7)(7’)(8)を、第1及び第2ダイ
(2)(4)より抜き取る際の型離れを容易とするため
に、第1及び第2ダイ(4)(4)に比較的高粘度の黒
鉛を含む油性の離型剤を供給する必要がある。
【0006】従来は、ワーク(1)(1’)を第1ダイ
(2)に挿入する工程と中間品(7)及び新たなワーク
(1’)を第1、第2ダイ(2)(4)に挿入する工程
、すなわち(A)と(C)に示す工程において、第1ダ
イ(2)と第2ダイ(4)の中間部上面に設けたノズル
(9)より、離型剤(10)を、図示しない制御装置を
作動させて各ダイ(2)(4)に同時に注入していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、図
2(A)に示す第1回目の成形工程、すなわち第2ダイ
(4)にまだ中間品(7)が挿入されていないサイクル
スタート時において、離型剤(10)を第2ダイ(4)
に注入すると、(B)及び(C)に示すように、第2パ
ンチ(5)が空打ちして上昇する際、第2ダイ(4)の
上部付近に滞留している高粘度の離型剤(10)の一部
が、第2パンチ(5)の下端面に付着する。
【0008】この状態のまま第2パンチ(5)が下降し
て完成品(8)をプレス成形すると、第2パンチ(5)
の下端面と完成品(8)の上端面との間に閉じ込められ
た離型剤(10)が加圧されて剛体となり、完成品(8
)の上面に凹凸面を形成して不良品を発生させることが
ある。
【0009】また、第1回目の成形工程では、第2ダイ
(4)への離型剤(10)の注入は不要にも拘らず注入
しているので、離型剤(10)の消費量が増えて不経済
となる。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、離型剤の消費
量を節約するとともに、完成品成形用の第2パンチ下面
への離型剤の付着を防止して、品質の高い製品をプレス
成形しうるようにした、プレス成形用ダイへの離型剤供
給方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1行程に
おいて、第1ダイに挿入したワークを第1パンチにより
中間品にプレス成形したのち、第2行程において、前記
中間品を、前記第1ダイと並列をなす第2ダイに挿入す
るとともに、第1ダイに新たなワークを挿入して、第1
パンチと第2パンチとにより、それぞれ中間品と完成品
とを同時にプレス成形するようにしたプレス装置におけ
る各ダイに、離型剤を供給する方法であって、前記第1
行程においては、離型剤を第1ダイのみに供給し、かつ
第2行程以降においては、前記第2ダイと第1ダイとの
双方に離型剤を供給することにより、達成することがで
きる。
【0012】
【作用】第1ダイに挿入したワークを、中間品にプレス
成形するラムの第1行程下において、第1ダイのみに離
型剤を供給するため、完成品成形用の第2パンチが空打
ちする際、その下端面に離型剤が付着するのが防止され
る。従って、中間品を完成品にプレス成形するラムの第
2行程においては、第2パンチと中間品との間に離型剤
の層が形成されることがなく、互いに直に当接するよう
になるため、完成品の上面に凹凸面が形成されることは
ない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1の(A)〜
(D)に基づいて説明する。なお、前述した従来例と同
様の部材には同じ符号を付して、その詳細な説明を省略
する。
【0014】本発明においては、図1(A)に示すよう
に、ワーク(1)が第1ダイ(2)に挿入されて、ラム
(6)が第1行程に入る前のサイクルスタート時におい
て、制御装置(図示略)の作動により、離型剤(10)
を、ノズル(9)の一方から第1ダイ(2)のみに注入
する。
【0015】図1(C)に示すラム(6)の第2行程、
すなわち図1(B)に示す前工程で成形した中間品(7
)を第2ダイ(4)に挿入し、かつ同時に新たなワーク
(1’)を第1ダイ(2)に挿入したときには、従来と
同様、ノズル(9)の両方より双方のダイ(2)(4)
に離型剤(10)を同時に注入する。
【0016】このように、サイクルスタート時に第1ダ
イ(2)のみに離型剤(10)を注入すると、次の図1
(B)に示す工程において、第2パンチ(5)が下降し
て空打ちした際、第2パンチ(5)の下端面に離型剤(
10)が付着するのが防止される。
【0017】その結果、図1(C)に示す工程において
、中間品(7)と第2パンチ(5)との間に離型剤(1
0)の層が形成されるこがなく、互いに直に当接するよ
うになり、従って、完成品(8)の上面に従来のような
凹凸が形成されることがなくなる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、完成品成形用の第2パ
ンチ下面に離型剤が付着するのが防止されるため、中間
品を完成品にプレス成形する際、完成品の上面に離型剤
による凹凸面が形成されることがなく、従って高品質の
製品を得ることができる。また、離型剤の消費量が節約
されるので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を工程順に示す説明図である
【図2】従来の方法を工程順に示す説明図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1行程において、第1ダイに挿入し
    たワークを第1パンチにより中間品にプレス成形したの
    ち、第2行程において、前記中間品を、前記第1ダイと
    並列をなす第2ダイに挿入するとともに、第1ダイに新
    たなワークを挿入して、第1パンチと第2パンチとによ
    り、それぞれ中間品と完成品とを同時にプレス成形する
    ようにしたプレス装置における各ダイに、離型剤を供給
    する方法であって、前記第1行程においては、離型剤を
    第1ダイのみに供給し、かつ第2行程以降においては、
    前記第2ダイと第1ダイとの双方に離型剤を供給するこ
    とを特徴とするプレス成形用ダイへの離型剤供給方法。
JP8599391A 1991-03-27 1991-03-27 プレス成形用ダイへの離型剤供給方法 Pending JPH04300042A (ja)

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JP8599391A JPH04300042A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 プレス成形用ダイへの離型剤供給方法

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JPH04300042A true JPH04300042A (ja) 1992-10-23

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ID=13874189

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JP (1) JPH04300042A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015066572A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社神戸製鋼所 自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015066572A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社神戸製鋼所 自動車用サスペンションアームの製造装置および自動車用サスペンションアームの製造方法

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