JP2008206114A - 画像処理システム、画像処理装置およびその制御方法、ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置およびその制御方法、ならびにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】管理者の管理工数を増やすことなく、かつ、画像処理装置のセキュリティを維持しつつ、ユーザにとっての画像処理装置の利便性を向上させる。
【解決手段】画像処理装置2に、他の画像処理装置から画像関連処理を実行すべき旨の要求を受信し、要求を指示したユーザの、機能の使用の権限に関する使用権限情報DT1を、他の画像処理装置から取得する依頼情報等受信部251と、取得された使用権限情報DT1に基づいて、要求に係る画像関連処理を実行するために必要な機能の使用の権限がそのユーザにあるか否かを判別する代行許否判別部253と、要求に係る画像関連処理を実行するために必要な機能の使用の権限がそのユーザにあると判別された場合は、その画像関連処理を実行するようにその画像処理装置2自身の各部を制御し、権限がないと判別された場合は、その画像関連処理を実行させない代行処理指令部254と、を設ける。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像に関連する処理である画像関連処理を実行するMFPなどの画像処理装置などに関する。
コピー、スキャナ、およびファックスなどの様々な機能が備えられた、MFP(Multi Function Peripherals)または複合機などと呼ばれる画像処理装置がオフィスなどに普及している。
近年、画像処理装置にネットワーク機能が備えられるようになった。それに伴い、同一のネットワークの中に設けられている画像処理装置間で、各々の画像処理装置に備えられている機能を相互に使用することができるようになった。
通常、ユーザは、自分がユーザ登録されている画像処理装置を操作し、その画像処理装置に備えられている機能を使用する。しかし、その画像処理装置に何らかの不具合が生じると、ユーザは所望する機能を使用することができなくなることがある。そのような場合に、ユーザは自分がユーザ登録されていない画像処理装置に備えられている機能を使用することがある。
各々の画像処理装置には、セキュリティの管理のために、それ自身にユーザ登録されているユーザごとに機能の使用に係る制限が設定されている。また、各々の画像処理装置には、ユーザ登録されていないユーザのためにゲストアカウントが登録されていることがある。そのゲストアカウントには、機能の使用に係る制限が設定されている。しかし、ゲストアカウントに対する制限は、セキュリティの観点から、ユーザ登録されているユーザに対する制限よりも厳しいのが、通常である。
そして、ユーザが、自分がユーザ登録されていない画像処理装置に備えられている機能を使用する場合は、その画像処理装置に登録されているゲストアカウントについての機能の使用に係る制限が、そのユーザに適用される。
画像処理装置に備えられている機能の使用に係る制限を設定する方法として、特許文献1、2に記載されるような方法が提案されている。
特許文献1に記載される方法によると、出力側の画像形成装置に提供可能機能情報および接続許可機器情報を設け、接続を要求する画像形成装置が接続許可機器情報に登録され、処理を要求する機能が提供可能機能情報に登録されているか、を調べることによって、出力側の画像形成装置が接続を許可した入力側の画像形成装置に出力側の画像形成装置が許可した自機の機能のみを使用させる。
特許文献2に記載される方法によると、宛先直接入力禁止設定手段に宛先直接入力手段の使用を禁止する旨が登録されている場合には、宛先直接入力手段の入力操作を禁止するとともに電話帳手段を参照した宛先入力操作を許可する。
特開2004−112715号公報 特開2005−268922号公報
ところが、その画像処理装置にユーザ登録されていないユーザに対して、その画像処理装置に設定されている、ゲストアカウントについての機能の使用に係る制限を適用すると、次のような不便がそのユーザに対して生じることがある。ユーザは、自分がユーザ登録されている画像処理装置では使用できた機能が、自分がユーザ登録されていない画像処理装置では使用することができない、という不便が生じることがある。
そこで、同一のネットワークの中の全ての画像処理装置1台1台に対して、全てのユーザ1人1人のユーザ登録を行い、1人1人に機能の使用に係る制限を設定することが、考えられる。
しかし、このようにすると、新たにユーザが増える度にその新たなユーザについてのユーザ登録および機能の使用に係る制限の設定を画像処理装置1台1台に行わなければならない。そのため、画像処理装置の管理者の管理工数が増えてしまう。
また、1人のユーザが全ての画像処理装置を使用することは稀である。特にネットワークが大きくなり、画像処理装置の台数が増えれば尚更である。したがって、同一のネットワークの中の全ての画像処理装置1台1台に対して、全てのユーザ1人1人のユーザ登録を行い、機能の使用に係る制限を設定することは、効率が悪い。
ところが、特許文献1、2に記載されるいずれの方法でも、このような問題点を解決することはできない。
本発明は、このような問題点に鑑み、管理者の管理工数を増やすことなく、かつ、画像処理装置のセキュリティを維持しつつ、ユーザにとっての画像処理装置の利便性を向上させることを、目的とする。
本発明に係る画像処理システムは、画像に関連する画像関連処理を実行するための機能を有する第一の画像処理装置および第二の画像処理装置によって構成され、前記第一の画像処理装置には、ユーザごとに、当該第一の画像処理装置における前記機能の使用の権限に関する使用権限情報を記憶する、使用権限情報記憶手段と、前記第二の画像処理装置に対して、前記使用権限情報記憶手段に前記使用権限情報が記憶されたユーザが指定した前記画像関連処理を実行すべき旨の要求を行う、実行要求手段と、が設けられ、前記第二の画像処理装置には、前記要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段によって受信された前記要求に係るユーザの前記使用権限情報を、要求元である前記第一の画像処理装置から取得する、使用権限情報取得手段と、取得した前記使用権限情報に基づいて、前記要求に係るユーザに当該要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の、使用の権限があるか否かを判別する、権限有無判別手段と、前記権限有無判別手段によって前記要求に係るユーザに当該要求に係る前記画像関連処理を実行するのに必要な前記機能の使用の権限があると判別された場合は、当該画像関連処理を実行するように当該第二の画像処理装置の各部を制御し、当該権限がないと判別された場合は、当該画像関連処理を実行させない、画像関連処理制御手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記第二の画像処理装置の前記画像関連処理制御手段は、前記要求受信手段によって受信された前記要求が前記第一の画像処理装置と当該第二の画像処理装置とによって構成されるネットワークの外部の装置へのデータの送信に関する処理を実行すべき旨の要求であった場合は、当該第二の画像処理装置の、外部へのデータの送信に関する取決めに従って、当該処理を実行させるか否かを制御する。
または、前記第二の画像処理装置の前記画像関連処理制御手段は、前記要求受信手段によって受信された前記要求に係るユーザに対して当該要求に係る前記画像関連処理についての使用料を課金することができない場合は、当該第二の画像処理装置の、課金に関する取決めに従って当該要求に係る前記画像関連処理を実行させるか否かを制御する。
本発明によると、管理者の管理工数を増やすことなく、かつ、画像処理装置のセキュリティを維持しつつ、ユーザにとっての画像処理装置の利便性を向上させることができる。
図1はネットワークシステム1の全体的な構成の例を示す図、図2は画像処理装置2の外観の例を示す図、図3は画像処理装置2のハードウェア構成の例を示す図、図4は画像処理装置2の機能的構成の例を示す図、図5はユーザアカウント情報記憶部206の例を示す図である。
ネットワークシステム1は、図1に示すように、複数台の画像処理装置2A、2B、2C、…、ルータ3、および通信回線4によって構成される。このネットワークシステム1は、例えば、役所、会社、または学校などの組織に構築される。ネットワークシステム1は、LANのようなの狭い区域のネットワークシステムである場合もあれば、互いに離れた場所にある複数のLAN(例えば、東京の事業所、ニューヨークの事業所、およびロンドンの事業所それぞれのLAN)を組み合わせたVPN(Virtual Private Network)のような大きなネットワークシステムである場合もある。
画像処理装置2A、2B、2C、…、およびルータ3には、ユニークなIPアドレスおよびMACアドレスが与えられている。
画像処理装置2A、2B、2C、…は、通信回線4を介して互いに接続し、FTP(File Transfer Protocol)またはSMB(Server message Block)などのプロトコルに基づいてデータのやり取りを行うことができる。さらに、ルータ3を介して外部のネットワークの装置に接続しデータのやり取りを行うことができる。以下、画像処理装置2A、2B、2C、…を「画像処理装置2」と総称する。
画像処理装置2は、本発明に係る画像処理装置であって、コピー、スキャナ、FAX、SCAN−TO−SMB、SCAN−TO−FTP、およびボックスなどの様々な機能を集約した処理装置である。一般に、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
「SCAN−TO−FTP機能」とは、原稿の用紙の印刷面を走査して読み取った画像を画像データ化し、その画像データをユーザが指定する装置にFTPで転送する機能である。
「SCAN−TO−SMB機能」とは、原稿の用紙の印刷面を走査して読み取った画像を画像データ化し、その画像データをユーザが指定する装置にSMBで転送する機能である。
「ボックス機能」とは、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域であるパーソナルボックスをユーザごとに与えておき、ユーザが自分のパーソナルボックスに画像ファイルなどのドキュメントデータを保存しておくことができるようにする機能である。
この画像処理装置2は、図2および図3に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、ハードディスク20d、スキャナ20e、印刷装置20f、操作ボタン群20g、ディスプレイ20hおよび20i、ドキュメントフィーダ20j、給紙装置20k、トレイ20m、モデム20n、およびネットワークカード20pなどによって構成される。
操作ボタン群20gは、数字、文字、および記号などを入力するための複数のボタン(キー)および押下されたボタンを認識しCPU20aに伝達するセンサなどによって構成される。
ディスプレイ20h、20iは、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが設定内容および処理内容を入力するための画面、およびスキャナ20eによって形成された画像およびCPU20aによる処理の結果を示す画面などを表示する。本実施形態では、ディスプレイ20h、20iとして、タッチパネルが用いられる。したがって、ディスプレイ20h、20iは、ユーザが指で触れたタッチパネル上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU20aに送信する機能を備えている。
このように、操作ボタン群20gおよびディスプレイ20h、20iは、ユーザが画像処理装置2を直接操作するためのユーザインタフェースの役割を果たしている。
スキャナ20eは、原稿に描かれている写真、文字、絵、図表などの画像を光学的に読み取って、デジタルの画像データを生成する。このようにして得られた画像データは、印刷装置20fにおいて印刷のために用いられる。または、TIFF(Tagged Image File Format)やPDF(Portable Document Format)などのフォーマットのファイルに変換されてハードディスク20dに記憶されまたは他の装置に送信される。ドキュメントフィーダ20jは、1枚または複数枚の原稿の用紙をスキャナ20eに順次送るために用いられる。
印刷装置20fは、スキャナ20eによって読み取られた画像などを、用紙またはフィルムなどの記録シートに印刷する。給紙装置20kは、印刷対象の画像に適した記録シートを印刷装置20fに供給するために用いられる。印刷装置20fによって画像が印刷された記録シートつまり印刷物は、トレイ20mに排出される。
ネットワークカード20pは、他の画像形成装置2またはネットワークシステム1の外部の装置を相手に、TCP/IPなどによっていわゆるIP通信を行うためのNIC(Network Interface Card)である。
モデム20nは、公衆回線を介してFAX端末とFAXプロトコルで画像データの通信を行うためのインタフェースである。
ROM20cまたはハードディスク20dには、図4に示すような制限機能情報記憶部201、共有機能情報記憶部202、実行代行要否判別部203、ジョブ代行依頼部204、およびジョブ代行制御部205などを実現するためのプログラムおよびデータが格納されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM20bに読み出され、CPU20aによってプログラムが実行される。
さらに、ハードディスク20dには、ユーザごとのパーソナルボックスのための領域が設けられている。パーソナルボックスには、上述の通り、画像ファイルなどのドキュメントデータが保存される。
ところで、ユーザは、自分がログインしている画像処理装置2に備えられている機能だけでなく、他の画像処理装置2の機能を使用することができる。
例えば、ユーザがログインしている画像処理装置2Aにおいて、A3サイズの用紙がなくなったために、A3サイズの用紙へのコピーの機能が使用できなくなったとする。この場合は、画像処理装置2Bなど他の画像処理装置2に備えられているA3サイズの用紙へのコピーの機能を使用することができる。または、画像処理装置2AにFAX送信の機能が備えられていない場合に、他の画像処理装置2に備えられているFAX送信の機能を使用することができる。
このように、画像処理装置2に備えられている機能は、その画像処理装置2自身にログインしているユーザおよび他の画像処理装置2にログインしているユーザによって共有される。
また、ユーザは、ネットワークシステム1の中の少なくとも1台の画像処理装置2にユーザ登録されている。画像処理装置2のハードディスク20dにはユーザアカウント情報記憶部206が設けられており、ユーザアカウント情報記憶部206には、図5のように、その画像処理装置2にユーザ登録されているユーザごとの、ユーザIDおよびパスワードを示すユーザアカウント情報DTUが登録されている。
通常、ユーザは、自分が主として使用する画像処理装置2にユーザ登録されている。以下、ユーザから見て、自分がユーザ登録されている画像処理装置2を「ホームMFP」と記載する。また、画像処理装置2から見て、その画像処理装置2をホームMFPとしているユーザを、「ホームユーザ」と記載する。1人のユーザが複数台の画像処理装置2をホームMFPとすることもできる。この場合は、ホームMFPごとにそのユーザのユーザアカウント情報DTUが登録されている。
図4に示す画像処理装置2の各部は、その画像処理装置2自身に備えられている機能を他の画像処理装置2にログインしているユーザに使用させるための処理または他の画像処理装置2に備えられている機能をその画像処理装置2自身にログインしているユーザに使用させるための処理を行う。以下、図4に示す画像処理装置2の各部の機能について詳細に説明する。
図6は制限機能情報記憶部201の例を示す図、図7は共有機能情報記憶部202の例を示す図、図8はジョブ代行依頼部204の構成の例を示す図、図9は依頼先選択画面HG1の例を示す図、図10はジョブ代行制御部205の構成の例を示す図である。
図4において、画像処理装置2の制限機能情報記憶部201には、図6に示すように、その画像処理装置2にユーザ登録されているユーザ(つまり、ホームユーザ)ごとの制限機能情報DT1が記憶されている。制限機能情報DT1には、それぞれのユーザのユーザIDと機能の使用の許否とが示されている。
さらに、制限機能情報記憶部201には、その画像処理装置2をホームMFPとしないユーザがゲストユーザ(「パブリックユーザ」などと呼ばれることもある。)としてその画像処理装置2にログインした際に、そのユーザに対する機能の使用の制限を行うためのゲスト制限機能情報DTGが記憶されている。
制限機能情報DT1の内容は、各ホームユーザの役職、職務、または知識などに応じて、その画像処理装置2の管理者によって設定される。ゲスト制限機能情報DTGの内容は、その画像処理装置2のセキュリティのポリシまたは運用のための予算などに応じて、その画像処理装置2の管理者によって設定される。通常、ゲストユーザに対してはホームユーザよりも厳しい制限を課す。このことは、本実施形態においても、同様である。したがって、ゲスト制限機能情報DTGには、ホームユーザよりも厳しい制限が設定される。
共有機能情報記憶部202は、図7に示すように、その画像処理装置2自身および他の画像処理装置2ごとの共有機能情報DT2が記憶されている。共有機能情報DT2は、その共有機能情報DT2に係る画像処理装置2に備えられている機能のうち共有することを認めかつ現在使用可能である機能を示している。
共有機能情報記憶部202に記憶されている共有機能情報DT2のうち、その画像処理装置2自身の共有機能情報DT2の内容は、共有することを認めるように管理者によって既に設定されている機能のうちの現在使用可能であるものを、自らのオペレーティングシステムなどに問い合わせれば、得ることができる。
また、ネットワークシステム1の中の画像処理装置2同士で、各自の共有機能情報DT2を配付し合う。これにより、すべての画像処理装置2の共有機能情報記憶部202に、すべての画像処理装置2の共有機能情報DT2が記憶される。配付するタイミングは、自らの共有機能情報DT2の内容が更新されたときであってもよいし、他の画像処理装置2から要求されたときであってもよい。
実行代行要否判別部203は、その画像処理装置2にログインしているユーザが指示したジョブを、他の画像処理装置2に代行してもらう必要があるか否かを判別する。
具体的には、ユーザが指示したジョブを実行するために必要な機能がその画像処理装置2自身に備わっていない場合または備わっているが現在使用できない場合に、代行してもらう必要があると判別する。
例えば、ユーザが原稿の画像をA3サイズの用紙にコピーするように指示したが、その画像処理装置2にA3サイズの用紙に印刷する機能が備えられていなければ、代行してもらう必要があると判別する。または、この機能は備わっているが、A3サイズの用紙が空っぽである場合に、代行してもらう必要があると判別する。
または、ユーザが原稿の画像をFAX送信するように指示したが、その画像処理装置2にFAX送信の機能が備えられていなければ、代行してもらう必要があると判別する。または、FAX送信の機能は備わっているが、回線が不通でありまたはモデム20nが使用中であるためにFAX送信の機能が使用できない場合に、代行してもらう必要があると判別する。
以下、ユーザが指示したジョブを実行するために必要であるにも関わらずその画像処理装置2に備わっておらずまたは備わっているが現在使用できない機能を「不足機能」と記載する。
ジョブ代行依頼部204は、図8に示すように依頼先候補検索部241、依頼先候補表示部242、および依頼情報送信部243などによって構成される。このような構成によって、ジョブ代行依頼部204は、ユーザが指示したジョブを他の画像処理装置2に代行してもらう必要があると実行代行要否判別部203によって判別された場合に、そのジョブを代行するように他のいずれかの画像処理装置2に対して依頼するための処理を行う。
依頼先候補検索部241は、不足機能が共有されかつ現在使用可能である他の画像処理装置2を、共有機能情報記憶部202に記憶されている各共有機能情報DT2(図7参照)に基づいて検索する。
例えば、ユーザが指示したジョブが、原稿の画像をA3サイズの用紙にカラーでコピーする、というジョブである場合は、A3サイズの用紙への印刷の機能(A3サイズ印刷)およびカラー印刷の機能の両方を示す共有機能情報DT2を有している画像処理装置2を検索する。その結果、図7の例では、画像処理装置2Bが検索される。または、ユーザが指示したジョブが、G3のプロトコルによるFAX送信である場合は、G3−FAXの機能を示す共有機能情報DT2を有している画像処理装置2を検索する。その結果、図7の例では、画像処理装置2Cが検索される。
依頼先候補表示部242は、図9のような、ユーザが指示したジョブを実行できない旨を通知するメッセージおよびそのジョブの代行の依頼先の候補つまり依頼先候補検索部241によって検索された他の画像処理装置2の一覧を示す依頼先選択画面HG1を、ディスプレイ20hまたはディスプレイ20iに表示させる。
ここで、ユーザは、一覧の中から、自分が指示したジョブを代行させたい画像処理装置2を1台選択し、「OK」ボタンを押す。
すると、依頼情報送信部243は、ユーザが指示したジョブを実行するために必要なデータを依頼情報RTとして、依頼先選択画面HG1で選択された画像処理装置2に宛てて送信する。
例えば、そのジョブがコピーである場合は、スキャナ20eによって読み取った原稿の画像の画像データおよびコピーの条件(用紙のサイズ、コピーの枚数、カラーコピーであるかモノクロコピーであるか、または片面コピーであるか両面コピーであるかなど)を示すデータを、依頼情報RTとして送信する。または、そのジョブがFAX送信である場合は、スキャナ20eによって読み取った原稿の画像の画像データおよび送信先などを示すデータを、依頼情報RTとして送信する。
さらに、依頼情報送信部243は、そのユーザの制限機能情報DT1を制限機能情報記憶部201(図6参照)から呼び出し、依頼情報RTとともにその制限機能情報DT1を送信する。
以上の処理によって、他の画像処理装置2に対する、ユーザが指示したジョブの代行の依頼が完了する。
図4のジョブ代行制御部205は、図10に示すように、依頼情報等受信部251、依頼元装置判別部252、代行許否判別部253、および代行処理指令部254などによって構成される。このような構成により、他の画像処理装置2が依頼したジョブを代行するための制御を行う。
依頼情報等受信部251は、他の画像処理装置2から依頼情報RTおよび制限機能情報DT1を受信する。
依頼元装置判別部252は、依頼情報等受信部251によって受信された依頼情報RTの送信元つまり依頼者であるユーザの装置がネットワークシステム1に所属するか否かを判別する。所属するか否かは、依頼情報RTまたは制限機能情報DT1のパケットの送信元アドレス(送信元のIPアドレスまたはMACアドレス)を確認すれば、分かる。
代行許否判別部253は、依頼情報RTに示されるジョブつまり代行するように依頼されたジョブを実行してもよいか否かを、依頼元装置判別部252による判別の結果、その依頼情報RTとともに受信された制限機能情報DT1の内容、および次の(規則A)〜(規則C)に基づいて判別する。
(規則A) 原則として、その依頼情報RTに示されるジョブを実行するのに必要な機能が「許可」であることがその制限機能情報DT1に示されている場合は、そのジョブを実行してもよいと判別する。複数の機能が必要な場合は、これらのすべてについて「許可」が示されていなければならない。
(規則B) 依頼したユーザの装置がネットワークシステム1に所属しないと依頼元装置判別部252によって判別された場合は、(規則A)を満たすか否かに関わらず、そのジョブを実行してはならないと判別する。
(規則C) そのジョブがネットワークシステム1の外部の装置へのデータの送信のジョブである場合は、(規則A)を満たしていても、さらに、その画像処理装置2自身の、外部へのデータの送信に関する取決めに基づく。例えば、その画像処理装置2自身のアドレス帳または電話帳に登録されている宛先に対してのみにデータを送信することを許可するという取決めがある場合は、それに従う。つまり、アドレス帳または電話帳に登録されていないアドレスまたはFAX番号が宛先である場合(いわゆる、ダイレクト入力である場合)は、(規則A)を満たすか否かに関わらず、そのジョブを実行してはならないと判別する。
代行処理指令部254は、依頼情報RTに示されるジョブを実行してもよいと代行許否判別部253によって判別された場合は、そのジョブが実行されるように、その画像処理装置2自身の各部を制御する。すると、各部によってジョブが実行される。
このようにして、他の画像処理装置2から依頼されたジョブが代行される。つまり、画像処理装置2は、このようにして、不足機能が存在する他の画像処理装置2のために、自らの機能を提供する。
なお、画像処理装置2が依頼されたジョブが、ネットワークシステム1の外部の装置へのデータの送信のジョブである場合は、依頼元から取得した制限機能情報DT1の代わりに、その画像処理装置2自身で管理しているそのユーザの制限機能情報DT1またはゲスト制限機能情報DTGに基づいて、そのジョブを代行してもよいか否かを判別するようにしてもよい。
図11はジョブの代行の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、ユーザからジョブを実行するように指示を与えられた画像処理装置2が他の画像処理装置2にそのジョブを代行してもらう場合の全体的な処理の流れを説明する。ここでは、画像処理装置2AのみをホームMFPとしているユーザXがA3サイズの用紙にカラーコピーのジョブを実行するように画像処理装置2Aに対して指示を与えたが、用紙不足のために係る処理が実行できず、画像処理装置2Bにそのジョブを代行させる場合を例に、図11を参照しながら説明する。
ユーザXは、画像処理装置2AにユーザIDおよびパスワードを入力する。画像処理装置2Aは、ユーザIDおよびパスワードを受け付けると(図11の#501)、そのユーザIDおよびパスワードとユーザアカウント情報記憶部206に記憶されているユーザアカウント情報DTUとを照合することによってユーザ認証を行う(#502)。具体的には、ユーザアカウント情報記憶部206に記憶されている各ユーザアカウント情報DTUのユーザIDおよびパスワードの中に、受け付けたユーザIDおよびパスワードと一致するものがあるか否かを判定する。そして、一致するものがある場合は、そのユーザXを画像処理装置2Aにログインさせる(#503)。
画像処理装置2Aは、A3サイズの用紙に原稿の画像をカラーでコピーするジョブをユーザXから受け付けると(#504)、それを実行する機能が自機において現在使用可能であるか否かをチェックする(#505)。
その結果、A3サイズの用紙が不足していること、すなわち、A3サイズの用紙への印刷の機能が現在使用できないことを検知すると(#506)、この機能を共有させかつこの機能を現在提供することができる他の画像処理装置2を検索する(#507)。そして、用紙が不足している旨のメッセージおよび検索した画像処理装置2の一覧を有する依頼先選択画面HG1(図9参照)を表示する(#508)。
ここで、ユーザXは、そのジョブを代行させる画像処理装置2として画像処理装置2Bを選択したものとする。
すると、画像処理装置2Aは、画像処理装置2Bに対して、原稿をスキャンして取得した画像データおよびコピー条件を示すデータを依頼情報RTとして送信することによって、ジョブの代行を依頼する(#509、#510)。つまり、画像処理装置2Aは画像処理装置2Bに対して、いわゆるプッシュプリントを依頼する。また、画像処理装置2Aは、依頼情報RTとともに、ユーザXの制限機能情報DT1(図6参照)を画像処理装置2Bに送信する。
画像処理装置2Bは、依頼情報RTおよび制限機能情報DT1を受信すると(#551)、その送信元がネットワークシステム1に所属していることを確認し、さらに、その制限機能情報DT1の内容および前に説明した(規則A)〜(規則C)に基づいて、ユーザXのためにジョブを実行(代行)してもよいか否かを判別する(#552)。
ただし、そのジョブがネットワークシステム1の外部の装置へのデータの送信のジョブでない場合は、(規則C)を満たすか否かをチェックする必要はない。また、ネットワークシステム1の所属しない装置(外部の装置)からの依頼を認める場合または画像処理装置2Bが外部の装置からの依頼をファイアウォールなどによって受け付け得ない構成になっている場合は、(規則B)を満たすか否かをチェックする必要はない。
代行してよいと判別できた場合は、そのジョブを実行する(#553)。そして、実行結果(ジョブの実行が成功したか失敗したか)を画像処理装置2Aに送信する(#554)。
画像処理装置2Aは、画像処理装置2Bからジョブの実行結果を受信すると(#511)、それをユーザXに対して表示する(#512)。
なお、画像処理装置2Aは、ステップ#505において不足機能を何も検知しなかった場合(つまり、必要な機能がすべて揃っておりかつ使用可能である場合)は、自らジョブを実行する。また、ステップ#507において代行可能な他の画像処理装置2が1台も見つからなかった場合は、ジョブを実行できない旨を表示し、ジョブをキャンセルする。
また、画像処理装置2Bは、ステップ#552においてジョブを実行してはならないと判別した場合は、代行の依頼を拒否し、その旨のメッセージを画像処理装置2Aに返信する。画像処理装置2Aは、それを表示する。
また、ジョブの代行の可否を画像処理装置2Bがステップ#552において判別したが、依頼元である画像処理装置2Aが判別するようにしてもよい。
または、画像処理装置2Aが、依頼前に、必要な機能の使用権限をユーザXが有しているか否かを確認し、有していれば、画像処理装置2Bに対して依頼を行うようにしてもよい。そして、画像処理装置2Bは、それ以外の条件(依頼元がネットワークシステム1に所属していること、画像処理装置2B独自の取決めに示される条件)を満たしているか否かを判別し、満たしていればジョブを代行するようにしてもよい。
本実施形態によると、ユーザは、ログインした画像処理装置2の代わりに、他の画像処理装置2にジョブを実行させる場合であっても、当該画像処理装置2における機能の使用に係る制限の設定の内容に基づいて、当該他の画像処理装置2に備えられている機能を使用することができる。これにより、ユーザにとっての画像処理装置の利便性を向上させることができる。つまり、ユーザは、ホームMFPでない画像処理装置2に対しても、ホームMFPである画像処理装置2に設定されている制限の範囲内で、ジョブを実行させることができる。
しかも、この制限の設定の内容を示す制限機能情報DT1は、依頼元の画像処理装置2から依頼先の画像処理装置2に提供される。よって、管理者は、自分が管理している画像処理装置2にホームユーザでないユーザの分までわざわざ制限機能情報DT1を登録しておく必要がない。これにより、ユーザにとっての画像処理装置の利便性の向上を図るという効果を、管理者の管理工数を増大させることなく、かつ、ホームユーザでないユーザの存在を管理者に考慮させることなく、奏することができる。
図12はジョブの代行の処理の流れの変形例を説明するフローチャート、図13は宛先選択画面HG2の例を示す図である。
FAX送信のジョブのように、データの送信先(宛先)がネットワークシステム1の外部の装置になり得るジョブを代行させる場合は、代行の依頼がなされる前に、(規則C)つまり代行先の取決めが反映されるように、処理を行ってもよい。ここで、宛先のダイレクト入力(アドレス帳または電話帳に登録されていないアドレスまたはFAX番号を宛先として入力すること)を禁止する取決めがなされている画像処理装置2Cに対してユーザXがFAX送信の代行を依頼する場合を例に、図12を参照しながら、代行の処理の手順を説明する。
画像処理装置2Aは、図11のステップ#501〜#503と同様に、ユーザXが入力したユーザIDおよびパスワードなどに基づいて、ユーザ認証のための処理を行う(#521〜#523)。
画像処理装置2Aは、原稿の画像をFAX送信するジョブをユーザXから受け付けると(#524)、それを実行する機能(つまり、FAX送信の機能)が自機に備えられているか否かおよび現在使用可能であるか否かをチェックする(#525)。
その結果、FAX送信の機能が備えられていないことまたは使用することができないことを検知すると(#526)、この機能を共有させかつこの機能を現在提供することができる他の画像処理装置2を検索する(#527)。
検索の結果、FAX送信の機能を共有させかつこの機能を現在提供することができる画像処理装置2として画像処理装置2Cが検索されると、画像処理装置2Aは、画像処理装置2Cに対して機能制限の取決めの情報を要求する(#528)。
画像処理装置2Cは、画像処理装置2Aから要求を受け付けると(#561)、画像処理装置2Aに機能制限の取決めについて回答する(#562)。ここでは、画像処理装置2Aに対して、宛先のダイレクト入力を禁止している旨を回答するとともに、画像処理装置2Cのアドレス帳または電話帳に登録されているFAX番号の一覧データDTFを送信する。
そして、画像処理装置2Aは、画像処理装置2Cから宛先のダイレクト入力を禁止している旨の回答および一覧データDTFを受け付けると(#529)、図13のような、FAX送信の機能が備えられていない旨または現在使用できない旨のメッセージ、画像処理装置2CにFAX送信のジョブを代行させることができる旨のメッセージ、および一覧データDTFに示されるFAX番号の一覧を有する宛先選択画面HG2を表示する(#530)。この宛先選択画面HG2には、宛先をダイレクトに入力するためのテキストボックスは設けられない。ここで、ユーザXは、FAX送信する送信先のFAX番号を選択する。
画像処理装置2Aは、FAX番号の選択を受け付けると(#531)、原稿をスキャンすることによって画像データを取得し、画像処理装置2Cに対して、その画像データおよびユーザXが選択したFAX番号などを示すデータを依頼情報RTとして送信することによって、FAX送信のジョブの代行を依頼する(#532)。また、画像処理装置2Aは、依頼情報RTとともに、ユーザXの制限機能情報DT1(図4参照)を画像処理装置2Cに送信する。
画像処理装置2Cは、図11のステップ#551〜#554と基本的に同様に、依頼されたジョブの実行の可否を判別し、実行可能な場合はそのジョブを代行し、実行結果を画像処理装置2Aに送信する(#563〜#566)。ただし、宛先選択画面HG2によって宛先が選択されているので、既に(規則C)が適用されていることは明らかである。よって、(規則C)を満たすか否かの判別は行わなくてもよい。(規則B)についても、適用が不要である場合は、これを満たすか否かの判別は行わなくてもよい。
そして、画像処理装置2Aは、図11のステップ#511、#512と同様に、画像処理装置2Cからジョブの実行結果を受信すると、それをユーザXに対して表示する(#533、#534)。
ユーザからジョブを代行するように依頼された画像処理装置2は、そのユーザまたはそのユーザの所属する部門に対してそのジョブを実行した際に生じた使用料金を課金してもよい。
課金を行うことができない場合または課金管理がなされていない場合は、代行先に対して、ホームユーザでないユーザの使用分のコストの負担を掛けてしまい、不公平が生じる。
そこで、何らかの不具合によりまたはそもそも課金管理がなされていないことにより課金を行うことができない場合は、依頼先である画像処理装置2における取決めに基づいて、そのジョブ代行してもよいか否かを判別する。
例えば、代行の依頼者をゲストユーザとして取り扱うという取決めがある場合は、依頼先の画像処理装置2におけるゲスト制限機能情報DTGに基づいて、そのジョブを実行してもよいか否かを判別する。または、代行の際に使用可能な機能を制限する取決めがある場合は、その範囲内で実行可能なジョブのみ代行してもよいと判別する。
課金を行うことができる場合は、前述の通り、ジョブを代行してもよいか否かを(規則A)〜(規則C)に基づいて判別する。
なお、依頼情報RTに示されるジョブが、ネットワークシステム1の外部の装置へのデータの送信のジョブである場合は、課金を行うことができる場合であっても、本実施形態で説明したように、依頼先である画像処理装置2における、外部へのデータの送信に関する取決めに従う。
本実施形態では、画像処理装置2を直接操作するユーザから指示されたジョブを取り扱う場合を例に説明したが、パーソナルコンピュータを操作するユーザから遠隔的に指示されたジョブを取り扱う場合にも、本発明を適用することができる。
なお、上記の実施形態では、本発明に係る画像処理装置としてMFPを例示したが、本発明は、複写機、プリンタ、ファックス等の他の画像処理装置にも適用し得る。
その他、ネットワークシステム1、画像処理装置2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、制限機能情報DT1などのデータの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
ネットワークシステムの全体的な構成の例を示す図である。 画像処理装置の外観の例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 ユーザアカウント情報記憶部の例を示す図である。 制限機能情報記憶部の例を示す図である。 共有機能情報記憶部の例を示す図である。 ジョブ代行依頼部の構成の例を示す図である。 依頼先選択画面の例を示す図である。 ジョブ代行制御部の構成の例を示す図である。 ジョブの代行の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ジョブの代行の処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。 宛先選択画面の例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワークシステム(画像処理システム)
2 画像処理装置
2A 画像処理装置(第一の画像処理装置)
2B 画像処理装置(第二の画像処理装置)
2C 画像処理装置(第二の画像処理装置)
201 制限機能情報記憶部(使用権限情報記憶手段、第二の使用権限情報記憶手段)
204 ジョブ代行依頼部(実行要求手段)
251 依頼情報等受信部(要求受信手段)
253 代行許否判別部(権限有無判別手段)
254 代行処理指令部(画像関連処理制御手段)
DT1 制限機能情報
DT2 共有機能情報
DTG ゲスト制限機能情報
RT 依頼情報

Claims (8)

  1. 画像に関連する画像関連処理を実行するための機能を有する第一の画像処理装置および第二の画像処理装置によって構成され、
    前記第一の画像処理装置には、
    ユーザごとに、当該第一の画像処理装置における前記機能の使用の権限に関する使用権限情報を記憶する、使用権限情報記憶手段と、
    前記第二の画像処理装置に対して、前記使用権限情報記憶手段に前記使用権限情報が記憶されたユーザが指定した前記画像関連処理を実行すべき旨の要求を行う、実行要求手段と、が設けられ、
    前記第二の画像処理装置には、
    前記要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段によって受信された前記要求に係るユーザの前記使用権限情報を、要求元である前記第一の画像処理装置から取得する、使用権限情報取得手段と、
    取得した前記使用権限情報に基づいて、前記要求に係るユーザに当該要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の、使用の権限があるか否かを判別する、権限有無判別手段と、
    前記権限有無判別手段によって前記要求に係るユーザに当該要求に係る前記画像関連処理を実行するのに必要な前記機能の使用の権限があると判別された場合は、当該画像関連処理を実行するように当該第二の画像処理装置の各部を制御し、当該権限がないと判別された場合は、当該画像関連処理を実行させない、画像関連処理制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記第二の画像処理装置の前記画像関連処理制御手段は、前記要求受信手段によって受信された前記要求が前記第一の画像処理装置と当該第二の画像処理装置とによって構成されるネットワークの外部の装置へのデータの送信に関する処理を実行すべき旨の要求であった場合は、当該第二の画像処理装置の、外部へのデータの送信に関する取決めに従って、当該処理を実行させるか否かを制御する、
    請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記第二の画像処理装置の前記画像関連処理制御手段は、前記要求受信手段によって受信された前記要求に係るユーザに対して当該要求に係る前記画像関連処理についての使用料を課金することができない場合は、当該第二の画像処理装置における取決めに従って当該要求に係る前記画像関連処理を実行させるか否かを制御する、
    請求項1記載の画像処理システム。
  4. 画像に関連する画像関連処理を実行するための機能を有する画像処理装置であって、
    他の画像処理装置から前記画像関連処理を実行すべき旨の要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求を指示したユーザの、前記機能の使用の権限に関する使用権限情報を、前記他の画像処理装置から取得する、使用権限情報記取得手段と、
    前記使用権限情報取得手段によって取得された前記使用権限情報に基づいて、前記要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の使用の権限が前記ユーザにあるか否かを判別する、権限有無判別手段と、
    前記権限有無判別手段によって前記要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の使用の権限が前記ユーザにあると判別された場合は、当該画像関連処理を実行するように当該画像処理装置の各部を制御し、当該権限がないと判別された場合は、当該画像関連処理を実行させない、画像関連処理制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記画像関連処理制御手段は、前記要求受信手段によって受信された前記要求が当該画像処理装置の所属する所定のネットワークの外部の装置へのデータの送信に関する処理を実行すべき旨の要求であった場合は、当該画像処理装置の、外部へのデータの送信に関する取決めに従って、当該処理を実行させるか否かを制御する、
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記画像関連処理制御手段は、前記要求受信手段によって受信された前記要求に係るユーザに対して当該要求に係る前記画像関連処理についての使用料を課金することができない場合は、当該画像処理装置における取決めに従って、当該要求に係る前記画像関連処理を実行させるか否かを制御する、
    請求項4記載の画像処理装置。
  7. 画像に関連する画像関連処理を実行するための機能を有する画像処理装置の制御方法であって、
    他の画像処理装置から前記画像関連処理を実行すべき旨の要求があった場合に、
    当該画像処理装置に、
    前記要求を指示したユーザの、前記機能の使用の権限に関する使用権限情報を、前記他の画像処理装置から取得させ、
    取得した前記使用権限情報に基づいて、前記要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の使用の権限が前記ユーザにあるか否かを判別させ、
    前記要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の使用の権限が前記ユーザにあると判別した場合は、当該画像関連処理を実行させ、当該権限がないと判別した場合は、当該画像関連処理を実行させない、
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 画像に関連する画像関連処理を実行するための機能を有する画像処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該画像処理装置に、
    他の画像処理装置から前記画像関連処理を実行すべき旨の要求を受け付ける処理を実行させ、
    前記要求を指示したユーザの、前記機能の使用の権限に関する使用権限情報を、前記他の画像処理装置から取得する処理を実行させ、
    取得した前記使用権限情報に基づいて、前記要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の使用の権限が前記ユーザにあるか否かを判別する処理を実行させ、
    前記要求に係る前記画像関連処理を実行するために必要な前記機能の使用の権限が前記ユーザにあると判別した場合に、当該画像関連処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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